2007年07月
2007年07月31日
【★Index★】2007年7月
・200707道中道楽 - livedoor Blog(ブログ)(2007/09/25現在)
【イベント】 (5)
1.大銀座落語祭り2007
・070712a【食】なか卯は久々
・070712b【芸】落語「真景累ヶ淵」が映画「怪談」になった
・070712c【食】怪談の精進落としに美酒美肴
・070714【芸】講談で「真景累ヶ淵」、落語で「牡丹燈籠」
・070716a【芸】大銀座落語祭2007千秋楽(昼席)
・070716b【食】真夏に牡蠣しゃぶ
・070716c【茶】十一房珈琲店(銀座)
2.酒田飛島・新潟粟島への旅
・070722a【旅】酒田港から飛島へ
・070722b【宿】沢口旅館(飛島)
・070723a【旅】飛島(山形県酒田市)
・070723b【食】地魚専門寿司しばらく(酒田)
・070723c【旅】日和山公園と海向寺など(酒田)
・070723d【宿】湯野浜温泉ホテル海山
・070724a【食】岩船鮮魚センター「番屋」
・070724b【旅】村上から粟島へ
・070724c【湯】漁り火温泉 おと姫の湯(粟島)
・070724d【宿】民宿みなとや(粟島)
・070725a【観】粟島(新潟)
・070725b【食】粟島名物わっぱ煮
・070725c【見】村上堆朱
・070725d【食】旅の帰路の駅弁
・070725e【食】飛島ごどいも
3.ウルフェス2007
・070726a【楽】ウルフェスSpecial_Night(ウルトラセブン誕生40周年記念)
・070726b【調】ウルトラセブンがいっぱい
4.羊&カレー
・070721a【食】子羊の丸焼きチャレンジ
・070721b【食】業務用レトルトカレー食べ比べ
5.ライブ
・070707b【楽】花園神社七夕ライブ
【食べ歩き・飲み歩き】 (15)
<麺類>(5)
・070702b【食】今日は「うどんの日」だそうで
・070707a【食】今週は「冷やし担々麺」
・070709【食】中華そば青葉のつけ麺(池袋)
・070712a【食】なか卯は久々
・070728a【食】支那そば「たなか」(阿佐ヶ谷)
<御飯物>(3)
・070707a【食】今週は「冷やし担々麺」
・070712a【食】なか卯は久々
・070717【食】もうやんカレー池のランチバイキング
<外食アレコレ>(4)
・070704【食】三原のミックスフライ
・070723b【食】地魚専門寿司しばらく(酒田)
・070724a【食】岩船鮮魚センター「番屋」
・070716b【食】真夏に牡蠣しゃぶ
<喫茶>(3)
・070702a【茶】シアトルベストのアイスコーヒー
・070702c【茶】渋谷の黒酢バーに
・070716c【茶】十一房珈琲店(銀座)
<お酒>(1)
・070712c【食】怪談の精進落としに美酒美肴
【買い食い・テイクアウト】 (1)
・070711【酒】販促品に釣られてKIRIN_ニッポンプレミアム
【料理】 (1)
・070725e【食】飛島ごどいも
【映画・ビデオ・テレビ】 (1)
・070712b【芸】落語「真景累ヶ淵」が映画「怪談」になった
【雑感・メッセージ】(1)
・070728b【思】期日前投票も楽になったね
▼【記事一覧】&【五十音順索引】▼続きを読む
【イベント】 (5)
1.大銀座落語祭り2007
・070712a【食】なか卯は久々
・070712b【芸】落語「真景累ヶ淵」が映画「怪談」になった
・070712c【食】怪談の精進落としに美酒美肴
・070714【芸】講談で「真景累ヶ淵」、落語で「牡丹燈籠」
・070716a【芸】大銀座落語祭2007千秋楽(昼席)
・070716b【食】真夏に牡蠣しゃぶ
・070716c【茶】十一房珈琲店(銀座)
2.酒田飛島・新潟粟島への旅
・070722a【旅】酒田港から飛島へ
・070722b【宿】沢口旅館(飛島)
・070723a【旅】飛島(山形県酒田市)
・070723b【食】地魚専門寿司しばらく(酒田)
・070723c【旅】日和山公園と海向寺など(酒田)
・070723d【宿】湯野浜温泉ホテル海山
・070724a【食】岩船鮮魚センター「番屋」
・070724b【旅】村上から粟島へ
・070724c【湯】漁り火温泉 おと姫の湯(粟島)
・070724d【宿】民宿みなとや(粟島)
・070725a【観】粟島(新潟)
・070725b【食】粟島名物わっぱ煮
・070725c【見】村上堆朱
・070725d【食】旅の帰路の駅弁
・070725e【食】飛島ごどいも
3.ウルフェス2007
・070726a【楽】ウルフェスSpecial_Night(ウルトラセブン誕生40周年記念)
・070726b【調】ウルトラセブンがいっぱい
4.羊&カレー
・070721a【食】子羊の丸焼きチャレンジ
・070721b【食】業務用レトルトカレー食べ比べ
5.ライブ
・070707b【楽】花園神社七夕ライブ
【食べ歩き・飲み歩き】 (15)
<麺類>(5)
・070702b【食】今日は「うどんの日」だそうで
・070707a【食】今週は「冷やし担々麺」
・070709【食】中華そば青葉のつけ麺(池袋)
・070712a【食】なか卯は久々
・070728a【食】支那そば「たなか」(阿佐ヶ谷)
<御飯物>(3)
・070707a【食】今週は「冷やし担々麺」
・070712a【食】なか卯は久々
・070717【食】もうやんカレー池のランチバイキング
<外食アレコレ>(4)
・070704【食】三原のミックスフライ
・070723b【食】地魚専門寿司しばらく(酒田)
・070724a【食】岩船鮮魚センター「番屋」
・070716b【食】真夏に牡蠣しゃぶ
<喫茶>(3)
・070702a【茶】シアトルベストのアイスコーヒー
・070702c【茶】渋谷の黒酢バーに
・070716c【茶】十一房珈琲店(銀座)
<お酒>(1)
・070712c【食】怪談の精進落としに美酒美肴
【買い食い・テイクアウト】 (1)
・070711【酒】販促品に釣られてKIRIN_ニッポンプレミアム
【料理】 (1)
・070725e【食】飛島ごどいも
【映画・ビデオ・テレビ】 (1)
・070712b【芸】落語「真景累ヶ淵」が映画「怪談」になった
【雑感・メッセージ】(1)
・070728b【思】期日前投票も楽になったね
▼【記事一覧】&【五十音順索引】▼続きを読む
2007年07月28日
【思】期日前投票も楽になったね
(この記事はとっくに選挙が終わった後、8月11日に書いてます)
この日は期日前投票に行こうと事務所のある早稲田から石神井へ移動。
ルートもいろいろ有るのだけど、何となく阿佐ヶ谷に出てラーメンでも食ってからバスで石神井に帰ろうと思った。
そしたらまぁ阿佐ヶ谷駅周辺はやたらと人が多い。
商店街の端っこまでアチコチに私服の警備関係者っぽい連中が立ってる。
(あまり動かないで周囲に注意してる人って人混みで浮いた存在だよね)
ラーメン屋を決めかねて悩んで歩き疲れた頃に
人々の立ち話だったか
遠くの街宣車だったか
「阿倍首相が・・」とか聞こえた。
ああ、それで混んでるのね。。。
その人混みを抜けてさらに感性の合うラーメン屋探しをする気力が出なかったので至近距離にあった有名店に入った、のだけど、それは別記事。
ラーメン食って駅前のバス停からバスに乗ったらちょうど始まる直前ぐらいだったようです。



車中から写真だけノーファインダーで撮影。
(こうして後日に見てみると、「落ちる」と思ってた人が頑張って通り、「通る」と思ってた人が落ちて、「あわよくば2人」と思ってた人も居て、表面上は仲間なんだろうけど、心の奥底じゃ呉越同舟だったのかもね。マルタマって別に好きな女子アナじゃないけど「女の子」に薄情だったオジサン〜組織票回せますか、みたいな質問にケンモホロロに答えてたニュースがあった〜が嫌われたんじゃなかろうかね。他の選挙区でもそんな結果が出てた気がする。浮動票、という言い方って正確じゃないと思うけど、まぁ感情票ね、それは薄情そうに見えると良くないんだろうなぁ、とか思ったよ)
その後、バスの到着した先の石神井で期日前投票。


一昔前はずいぶんと厳格だったけど今は楽に期日前投票できて有りがたいですな。
昔はなんだか時間も場所も限られてたし、理由も厳格だったし、方式も投票用紙を封筒に入れて密封して、なんて大変だったものね。
たしかに投票してしまったらその後に変えられない、って問題こそ有るけど、有権者の選択ってそこに至る過去、あるいはそこからの未来を考慮しての選択という側面も大きい訳で、選挙運動期間に握手しようが手を振ろうがそれが影響する確率ってそんなに高い気もしない。まぁ自分は都市部出身で何のしがらみも無い立場だから決して多数者に属するとまでは言えないけど、投票を難しくしたりなんて無駄なハードルを設けたのはどんな無駄なセンスだったんだろうな、と思います。
支持政党と投票行動って別であるべきと思うしね。
だって「がんばれよ」って相手と、その時点での政策判断は冷静に考えれば別であっても何の論理矛盾も無い訳だから。
選挙って単純に合理的でさえあればいいんじゃないのかねぇ。
なんてマジメなコトはともかく、
区によっては期日前投票するとウチワくれたりするところもあったようだけど、練馬区は何もくれなかったのが少々不満です(笑)。
この日は期日前投票に行こうと事務所のある早稲田から石神井へ移動。
ルートもいろいろ有るのだけど、何となく阿佐ヶ谷に出てラーメンでも食ってからバスで石神井に帰ろうと思った。
そしたらまぁ阿佐ヶ谷駅周辺はやたらと人が多い。
商店街の端っこまでアチコチに私服の警備関係者っぽい連中が立ってる。
(あまり動かないで周囲に注意してる人って人混みで浮いた存在だよね)
ラーメン屋を決めかねて悩んで歩き疲れた頃に
人々の立ち話だったか
遠くの街宣車だったか
「阿倍首相が・・」とか聞こえた。
ああ、それで混んでるのね。。。
その人混みを抜けてさらに感性の合うラーメン屋探しをする気力が出なかったので至近距離にあった有名店に入った、のだけど、それは別記事。
ラーメン食って駅前のバス停からバスに乗ったらちょうど始まる直前ぐらいだったようです。



車中から写真だけノーファインダーで撮影。
(こうして後日に見てみると、「落ちる」と思ってた人が頑張って通り、「通る」と思ってた人が落ちて、「あわよくば2人」と思ってた人も居て、表面上は仲間なんだろうけど、心の奥底じゃ呉越同舟だったのかもね。マルタマって別に好きな女子アナじゃないけど「女の子」に薄情だったオジサン〜組織票回せますか、みたいな質問にケンモホロロに答えてたニュースがあった〜が嫌われたんじゃなかろうかね。他の選挙区でもそんな結果が出てた気がする。浮動票、という言い方って正確じゃないと思うけど、まぁ感情票ね、それは薄情そうに見えると良くないんだろうなぁ、とか思ったよ)
その後、バスの到着した先の石神井で期日前投票。


一昔前はずいぶんと厳格だったけど今は楽に期日前投票できて有りがたいですな。
昔はなんだか時間も場所も限られてたし、理由も厳格だったし、方式も投票用紙を封筒に入れて密封して、なんて大変だったものね。
たしかに投票してしまったらその後に変えられない、って問題こそ有るけど、有権者の選択ってそこに至る過去、あるいはそこからの未来を考慮しての選択という側面も大きい訳で、選挙運動期間に握手しようが手を振ろうがそれが影響する確率ってそんなに高い気もしない。まぁ自分は都市部出身で何のしがらみも無い立場だから決して多数者に属するとまでは言えないけど、投票を難しくしたりなんて無駄なハードルを設けたのはどんな無駄なセンスだったんだろうな、と思います。
支持政党と投票行動って別であるべきと思うしね。
だって「がんばれよ」って相手と、その時点での政策判断は冷静に考えれば別であっても何の論理矛盾も無い訳だから。
選挙って単純に合理的でさえあればいいんじゃないのかねぇ。
なんてマジメなコトはともかく、
区によっては期日前投票するとウチワくれたりするところもあったようだけど、練馬区は何もくれなかったのが少々不満です(笑)。
【食】支那そば「たなか」(阿佐ヶ谷)
阿佐ヶ谷まで出て来て店選びで散々迷った挙げ句入ったお店。
そういえばここ美味いって評判だよなぁ、で。
支那そば たなか
・Livedoor東京グルメ
・ラーメン自由区
・ラーメンデータベース
・食べログ

Jazzの流れる小綺麗な店内はパブでもできそう。
注文したのは
チャーシュー海老ワンタンメン(1100円)の大盛。

結構豪華。

チャーシューが独特ですな。

海老ワンタンは海老がプリプリ、皮はプルプル。
スープが上品で具材と見事なバランスで美味い。
こういう澄んだスープに合う細麺も良好。
これは結構指折り気に入った個性のラーメンでした。
そういえばここ美味いって評判だよなぁ、で。
支那そば たなか
・Livedoor東京グルメ
・ラーメン自由区
・ラーメンデータベース
・食べログ

Jazzの流れる小綺麗な店内はパブでもできそう。
注文したのは
チャーシュー海老ワンタンメン(1100円)の大盛。

結構豪華。

チャーシューが独特ですな。

海老ワンタンは海老がプリプリ、皮はプルプル。
スープが上品で具材と見事なバランスで美味い。
こういう澄んだスープに合う細麺も良好。
これは結構指折り気に入った個性のラーメンでした。
2007年07月26日
【調】ウルトラセブンがいっぱい
ウルフェスの記事を書いて参考文献のつもりでAmazon検索掛けたら何だか知らないタイトルのDVDとか一杯出て来た。
いわゆる平成ウルトラセブンが作られてるからだけど。。。
ビデオ版ウルトラセブン超全集
そういえば先日TSUTAYAに行ったときも少々困惑した。ビデオ時代に「平成ウルトラセブン」も一通り見たつもりだったのに、また知らないタイトルが増えていた、というかTSUTAYAの品揃えは少々偏ってるので「大鉄塊はどこだ?」になった。
どうやらさらにウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作ってのが増えたらしい。
いい機会なのでここで整理。
0.ウルトラセブン(オリジナル)
まずは基本。
DVD ウルトラセブン Vol.1
DVD ウルトラセブン Vol.2
DVD ウルトラセブン Vol.3
DVD ウルトラセブン Vol.4
DVD ウルトラセブン Vol.5
DVD ウルトラセブン Vol.6
DVD ウルトラセブン Vol.7
DVD ウルトラセブン Vol.8
DVD ウルトラセブン Vol.9
DVD ウルトラセブン Vol.10
DVD ウルトラセブン Vol.11
DVD ウルトラセブン Vol.12
DVDウルトラセブン 全12巻セット
これを知らなきゃ始まらない!って思うけど、今は今の楽しみ方も有るんだろうね。
特撮とかもCGが高度になってるから画面的には平成セブンの方が派手だし。
1.日本テレビ系単発TVスペシャル(平成セブン)
・・ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦
・・ウルトラセブン 地球星人の大地
ウルトラセブン「太陽エネルギー作戦」
ウルトラセブン「地球星人の大地」
これは見た記憶。
クリーンエネルギーとゴミ問題。
この頃から環境問題志向だったんだねぇ。
フルハシ隊員が隊長に昇格するのもここから。
アンヌ隊員も登場で他にも懐かしい人が一杯出てくる。
2.ウルトラセブン誕生30周年記念3部作 (平成セブン)
・ウルトラセブン誕生30周年記念3部作
・・1.失われた記憶
・・2.地球より永遠に
・・3.太陽の背信
ウルトラセブン「失われた記憶」
ウルトラセブン「地球より永遠に」
ウルトラセブン「太陽の背信」
Amazonでも商品画像無しってのはよっぽど「古い」って扱いなのかねぇ。
これも見た記憶有り。
今度はフルハシ「参謀」に昇格。
モロボシダンも前面に登場だけど、辻褄合わせも有って今後の中心キャラとなるカザモリ・マサキ隊員がデビュー。
この三部作では2本目のダンとガッツ星人との絡みがいいね。
3.ウルトラセブン1999最終章6部作(平成セブン)
・ウルトラセブン1999最終章6部作
・・1.栄光と伝説
・・2.空飛ぶ大鉄塊
・・3.果実が熟す日
・・4.約束の果て
・・5.模造された男
・・6.わたしは地球人
ウルトラセブン「栄光と伝説」
ウルトラセブン「空飛ぶ大鉄魂」
ウルトラセブン「果実が熟す日」
ウルトラセブン「約束の果て」
ウルトラセブン「模造された男」
ウルトラセブン「わたしは地球人」
これも見た記憶。
モロボシダンこそときどき出て来ますが、キャラは既に新しい隊員にファンも付いたりして世代交代も感じさせます。
鵜川薫inウルトラセブン―サトミへのエチュード
2作目に出てた宮内知美は好きでした(笑)。
ストーリーはこの辺りから少々ディープな方向に突き進んでますな。
後年の“EVOLUTION”5部作に繋ぐ関係でダイジェスト・ノヴェライズ版も出てます。
ウルトラセブン―EPISODE:0
4.ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作(平成セブン)
・ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作
・・1.イノセント (EPISODE:4)
・・2.ダーク・サイド (EPISODE:1)
・・3.パーフェクト・ワールド (EPISODE:2)
・・4.ネバーランド (EPISODE:3)
・・5.アカシックレコード (EPISODE:5)
ウルトラセブン~イノセント~
ウルトラセブン~ダーク・サイド~
ウルトラセブン~パーフェクト・ワールド~
ウルトラセブン~ネバーランド~
ウルトラセブン~アカシックレコード~
これが見てないんだよね。
このシリーズはスターウォーズと似た作りで、キャッチーなエピソード4を最初に出して、それからその由来を遡ってるらしい。その後で結末と。
まぁ素直に今度イチから見てみます。
5.ウルトラセブンX(新作)
どうやらここに来てウルトラセブンがリメイクされるらしい。
う〜ん。。。
また視聴率取りに「イケメン」使ったラブストーリーが前面に出てくるのかな。
オリジナルのダン&アンヌの恋愛はシリアスな正義感や使命感の陰に見え隠れするからこその「味」だったんだけどね。
今の時代は仮面ライダーも「地球の平和」を守る「正義の味方」っていうより「愛する人を守る」ために命を賭ける「カッコイイ」人ってキャラ設定だものなぁ。鬼太郎でさえ彼女が居たり(笑)時代は変わったね。
でも個人的理由で戦うんじゃただの暴力とあんまし違わないと思うけど。。。
どうもアナクロ人種にゃ気色の悪いストーリーが懸念されて新作には不安です。
あとアイスラッガーの名前を変える理由は無いと思うが。。。
続きを読む
いわゆる平成ウルトラセブンが作られてるからだけど。。。

そういえば先日TSUTAYAに行ったときも少々困惑した。ビデオ時代に「平成ウルトラセブン」も一通り見たつもりだったのに、また知らないタイトルが増えていた、というかTSUTAYAの品揃えは少々偏ってるので「大鉄塊はどこだ?」になった。
どうやらさらにウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作ってのが増えたらしい。
いい機会なのでここで整理。
0.ウルトラセブン(オリジナル)
まずは基本。













これを知らなきゃ始まらない!って思うけど、今は今の楽しみ方も有るんだろうね。
特撮とかもCGが高度になってるから画面的には平成セブンの方が派手だし。
1.日本テレビ系単発TVスペシャル(平成セブン)
・・ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦
・・ウルトラセブン 地球星人の大地


これは見た記憶。
クリーンエネルギーとゴミ問題。
この頃から環境問題志向だったんだねぇ。
フルハシ隊員が隊長に昇格するのもここから。
アンヌ隊員も登場で他にも懐かしい人が一杯出てくる。
2.ウルトラセブン誕生30周年記念3部作 (平成セブン)
・ウルトラセブン誕生30周年記念3部作
・・1.失われた記憶
・・2.地球より永遠に
・・3.太陽の背信
ウルトラセブン「失われた記憶」
ウルトラセブン「地球より永遠に」
ウルトラセブン「太陽の背信」
Amazonでも商品画像無しってのはよっぽど「古い」って扱いなのかねぇ。
これも見た記憶有り。
今度はフルハシ「参謀」に昇格。
モロボシダンも前面に登場だけど、辻褄合わせも有って今後の中心キャラとなるカザモリ・マサキ隊員がデビュー。
この三部作では2本目のダンとガッツ星人との絡みがいいね。
3.ウルトラセブン1999最終章6部作(平成セブン)
・ウルトラセブン1999最終章6部作
・・1.栄光と伝説
・・2.空飛ぶ大鉄塊
・・3.果実が熟す日
・・4.約束の果て
・・5.模造された男
・・6.わたしは地球人

ウルトラセブン「空飛ぶ大鉄魂」
ウルトラセブン「果実が熟す日」



これも見た記憶。
モロボシダンこそときどき出て来ますが、キャラは既に新しい隊員にファンも付いたりして世代交代も感じさせます。
鵜川薫inウルトラセブン―サトミへのエチュード
2作目に出てた宮内知美は好きでした(笑)。
ストーリーはこの辺りから少々ディープな方向に突き進んでますな。
後年の“EVOLUTION”5部作に繋ぐ関係でダイジェスト・ノヴェライズ版も出てます。
ウルトラセブン―EPISODE:0
4.ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作(平成セブン)
・ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作
・・1.イノセント (EPISODE:4)
・・2.ダーク・サイド (EPISODE:1)
・・3.パーフェクト・ワールド (EPISODE:2)
・・4.ネバーランド (EPISODE:3)
・・5.アカシックレコード (EPISODE:5)





これが見てないんだよね。
このシリーズはスターウォーズと似た作りで、キャッチーなエピソード4を最初に出して、それからその由来を遡ってるらしい。その後で結末と。
まぁ素直に今度イチから見てみます。
5.ウルトラセブンX(新作)
どうやらここに来てウルトラセブンがリメイクされるらしい。
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ウルトラセブン 40年ぶり復活
40年ぶりに復活する「ウルトラセブンX」
今年で生誕40周年を迎えた特撮ヒーローの「ウルトラセブン」が今秋、TBS系「ウルトラセブンX」として復活することになった。腹筋が割れスリムになったが、外見は40年前とほぼ同じ。変身方法や必殺技も大きく変わっておらず、往年のファンも楽しめる内容になっている。
単なる特撮ものではなく、大人の観賞にも堪え得る傑作とされる「ウルトラセブン」が世紀をまたいでよみがえる。
セブンは1968年10月から1年間にわたりTBS系で放送された。94年3月に日本テレビ系でスペシャルとして放送されたことはあるが、テレビシリーズでの復活は初めてとなる。
外見は、腹筋が割れ多少スリムになった程度で40年前とほぼ同じ。円谷プロダクションの表有希子プロデューサーは「40年前のシンプルで格好いいウルトラセブンにこだわり、オリジナルを生かしつつも、現代風にアレンジさせた」と説明。赤いゴーグル状のアイテム「ウルトラアイ」を使った変身方法も変わっていない。必殺技も、頭部のブーメランを使う点は同じ。旧作では「アイスラッガー」と呼ばれたが、新作での名称は未定という。
旧作は、「地球防衛軍」の隊員モロボシ・ダンと友里アンヌの恋模様や、倒される怪獣の内面も描いたとして評価が高い。今回もドラマ性に強くこだわっており、表さんは「女性も楽しめるドラマ要素をちりばめた」としている。
一方で、特撮シーンは大きく進化。コンピューター・グラフィックス(CG)など最新技術をふんだんに使い、迫力ある映像になった。
物語は、人類滅亡をたくらむエイリアンがある世界に侵入。この世界を防衛するため組織された「DEUS(デウス)」の一員で、ジンと呼ばれる男がウルトラセブンに変身し侵略者と戦う内容。ジンを演じるのは、沖縄出身のイケメン俳優として人気上昇中の与座重理久(よざ・えりく)=25=。ヒロインのエレアを加賀美早紀(22)が演じる。
[ 2007年07月26日付 紙面記事 ]
すべての著作権はスポーツニッポン新聞社と情報提供者に帰属します。
Copyright(C)2005 SPORTS NIPPON NEWSPAPERS.All rights reserved.
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/07/26/01.htmlより
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う〜ん。。。
また視聴率取りに「イケメン」使ったラブストーリーが前面に出てくるのかな。
オリジナルのダン&アンヌの恋愛はシリアスな正義感や使命感の陰に見え隠れするからこその「味」だったんだけどね。
今の時代は仮面ライダーも「地球の平和」を守る「正義の味方」っていうより「愛する人を守る」ために命を賭ける「カッコイイ」人ってキャラ設定だものなぁ。鬼太郎でさえ彼女が居たり(笑)時代は変わったね。
でも個人的理由で戦うんじゃただの暴力とあんまし違わないと思うけど。。。
どうもアナクロ人種にゃ気色の悪いストーリーが懸念されて新作には不安です。
あとアイスラッガーの名前を変える理由は無いと思うが。。。
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【楽】ウルフェスSpecial_Night(ウルトラセブン誕生40周年記念)
今年はウルトラセブン誕生40周年、つまり最初に放映されてから40年目だとか。
で、
毎年やってるらしい「本来は」子供向けの
ウルトラマンフェスティバル、
その内覧会を兼ねた前夜祭として特別に当時のウルトラセブン出演者のトークショーが有るというので池袋サンシャインシティ文化会館まで。



・(参考)ウルトラシリーズ俳優人名録
会場に入るとまずはユートム(地底GO!GO!GO!)がお出迎え。

まずはウルトラセブン誕生40周年記念のエリア。
ウルトラセブンに登場する怪獣達が居並ぶエリアから始まって、
ウルトラ警備隊の作戦司令室の再現エリア

実際に撮影に用いられた小道具や衣装が展示されてるエリア


(下の方のユニホームはアンヌ隊員が実際に着ていたものだとか。想像以上に小さいです。そりゃピチピチのセクシーに見えますわな)
特撮に用いられたマスクや模型が展示されてるエリア



最後にウルトラセブン最終回の等身大ジオラマ

かなり盛り沢山で細かく見てると一日潰れそうだけど本日は「内覧会」なのでメインステージ開演前のたった30分だけしか時間が無い。
だから駆け足で眺めただけです。
惜しかったけど。
(足を留めた人が多すぎたのかメインの開演が10分遅れ)
当時に発売された書籍類の展示エリアを抜けると
ようやく子供向けらしいエリア。
入り口には俺の知らないウルトラ○○が一杯お出迎えしてました。


(子供の遊ぶモンも一杯あったけど、そっちは自分には全く関係も関心も無いのでよく見てません)
そのエリアの奥にライブステージ会場が有りました。
(仕切られてるので外からは見えないです)
本来500席、追加発売もして語呂合わせの777席ってことになってた会場は、種々のマスコミや過去の出演者らしき人物などで満杯でした。


(イベントが始まるともちろん撮影禁止なので写真はここまで)
6時40分に始まって9時20分ぐらいまであったかな。
生ホーン6人程でテーマが演奏されて開催。
TBSのアナウンサー向井政生アナと新井麻希アナが2人で司会進行。
(この女子アナさんは世代的にも何の思い入れも無いので(笑)コメントやら進行やらかなりトンチンカンでありました(笑)。まぁしょうがないけどさ)
01.ライブショー「ウルトラセブン07」
まぁいわゆる遊園地の屋上でやってるような怪獣ショーなんですが、音楽や出演者があの「ウルトラセブン」。
テーマは「もし今ウルトラセブンが地球にやってきたら」。内容は・・・つまりエコです。環境破壊などを見て宇宙人にとって「魅力の無い星」になった地球。なんだかんだ宇宙人が画策するけど、それでもウルトラセブンは地球を守る。地球人を信じてる、っていうハナシ。
まぁ・・・こうなるだろうね、セブンのシリアスさを現代に持ち込んだシナリオって。現代の若者に合わせちゃった昨今のウルトラマンも仮面ライダーも「地球の平和」じゃなくて「愛するひとのために」だからねぇ、むしろ。。。
昨今じゃ「正義の味方」って共感も信頼もされないのかもと思います。今の子供にも若者にもウルトラ○○が受け入れられる余地は「カッコイイから」、それ自体は昔から変わってる訳では無いけど、「それだけ」というか、「正義の味方」とか「エコ」とか「重たいハナシ」はどちらかというと「カッコワルイ」扱いじゃないのかな。長年大学生と接してて思うけど、昔は新入生に居た「正義漢」な議論をする奴(おかしな宗教とか思想とかに嵌ってる御仁じゃなくて)がだんだん居なくなって絶滅したように思ってます。
そんな風潮だから、案の定小さい子供やそれを連れてきてる若い親に興味を持たれる部分はショー全体を通して少なく、会場内のガキが異常にウルサイ(笑)。子供は正直だから興味のない部分だと勝手に騒いだり泣いたりするものね。
自分は幸いに「古いウルトラセブンファン」というか特撮マニアオヤジみたいなのに挟まれたので比較的集中できましたが、隣の隣が「騒ぐガキ」(笑)だったものですから隣人はときどき舌打ちしておりました。イベントの趣旨をもっと明確にして少なくとも未就学児童の入場・同伴禁止でも良かったんじゃないかというのが最後まで見た結果の感想ではありました。
世間的には「子供禁止のウルフェス」って方がよっぽど「オカシイ」けどね(笑)。
それはともかく
何より自分自身で自分に驚いたのは本物のモロボシダンとアンヌ隊員が出て来た瞬間に感動しちゃったことです(笑)。身体の底というか背中の方からゾワゾワ〜ッって感情の波がアタマのてっぺんまで昇ってきたよ。
あんまり誰かに憧れたりしない方だと自分では思ってたのに、そんな感情が残ってたんだ〜って思って自分でビックリ。この気持ち、大昔に阪神のバースを生で見た以来です(笑)。
02.ウルトラセブン最終回放映
先日再放送で見たばかりでしたが大画面であらためてみると感動的ですな。やっぱりちょっと泣きそうになれます。
03.満田かずほ監督トーク
最終回に向けてドラマを収束させ盛り上げ感動させるように作り込んでいった張本人というべきか。子供と大人を両方持った感じの「いいキャラ」です(笑)。
04.森次晃嗣、ひし美ゆり子、毒蝮三太夫でトークショー
今回のメインイベントでしょうか。
モロボシダンとアンヌ隊員、フルハシ隊員の撮影秘話トーク。
森嗣さんはかなり不思議な雰囲気の人でした。後で出て来た黒部進さんも不思議な感じだったので、ヒーロー、主役をやる人ってそんなオーラなのかもしれません。でも森嗣さんって今でももちろん役者さんですがいろいろされてるようだし、表の顔は喫茶店のマスターなんだよね。どんな店なのか一度行ってみたくなりました。
トークの進行はアナウンサーなんか放っておいてさすがベテランの毒蝮三太夫の独壇場っていうか、まぁどっちかというと強引ですが(笑)、有ること無いこと綯い交ぜで無茶に面白かったです。
ひし美ゆり子さんサバサバして気持ちよく可愛い人ですねぇ。
(還暦過ぎてるそうだから2回り近く上の女性に失礼かな?まぁ自分は、ああいった感じの〜鉄火肌、姉御肌なのに愛嬌は有る「酒飲みの」(笑)〜女性に惹かれるようです。某上々颱風の白崎映美嬢然り(笑)。)
相変わらずお美しいし。(9列目で丁度頃合いの距離だったのでしょうか?(笑))
だいたい今回のイベントもひし美さんのブログを読んでるウチに是非一度生で見たくなったんよね。
05.+福田沙紀、柳家喬太郎(ファン代表としてトークに参加)
06.ビデオメッセージ(タレントや横浜の選手)
07.+メビウス組(五十嵐隼士、平田弥里)
08.ビデオメッセージ(市川森一)
09.+初代マン組(黒部進、桜井浩子)&満田監督
10.3人トークその2
ここまでずっと色んな関係者や業界内ファンを交えての座談会というかトークショー。色んな裏話や思い出話が盛り沢山でした。
最後にキリヤマ隊長の想い出で〆。
11.お楽しみ抽選会
外れました。。。サイン入りTシャツとかポスター、ウルトラアイとかちょっと欲しかった(笑)。
12.〆トーク、出演者全員登場
13.会場全員でウルトラセブン主題歌大合唱
客席も出演者も混ざって全員で主題歌を3番まで大合唱して終わりました。歌詞テロップが出てましたが、そんなもんなくてもフルコーラス、前奏・間奏コミで当然のように歌えます(笑)。
いやぁ結構満足。
ライブステージの会場から出て来たところが見事なまでにキャッチーな(笑)大グッズショップ。
パンフ、アイスラッガーのキーホルダー、ウルトラセブンの限定ソフビに指人形まで買っちゃいました。

勢いです(笑)。
でもまぁ久々に単純明快に面白かったな、このイベント。
--
僕たちの好きなウルトラセブン
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ウルトラセブンアルバム―空想特撮シリーズ
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DVDウルトラセブン 全12巻セット
NHKドラマ 私が愛したウルトラセブン(DVD2枚組)
-ウルトラヒロイン伝説-アンヌからセブンへ
ウルトラセブン1967
わが愛しのウルトラセブン モロボシ・ダンの名をかりて…森次晃嗣
DVDウルトラセブン コレクターズBOX (初回限定生産)
で、
毎年やってるらしい「本来は」子供向けの
ウルトラマンフェスティバル、
その内覧会を兼ねた前夜祭として特別に当時のウルトラセブン出演者のトークショーが有るというので池袋サンシャインシティ文化会館まで。



------------------
ウルトラマンフェスティバル2007
会 期
7/27(金)– 9/2(日)
場 所
池袋・サンシャインシティ
文化会館4F展示ホールB
時 間
10:00–17:30
最終入場17:00
〜ウルトラセブン誕生40周年記念〜
ウルフェス Special Night
スペシャルナイト開催情報
会場
サンシャインシティ文化会館4階
ウルトラマンフェスティバル2007 スペシャルステージ(500席)
日程
2007年7月26日(木)18:30〜21:00(18:00開場)
※プレオープニング(内覧会併用)にて開催
出演
森次晃嗣(モロボシ・ダン)、ひし美ゆり子(友里アンヌ)、毒蝮三太夫、満田かずほ監督、五十嵐隼士、平田弥里、ほか
※出演者は予告なく変更することがございます。予めご了承下さい。
入場料
4500円(全席指定席)7/7(土)よりチケットぴあ、ローソンチケットにて追加席販売
●主催:TBS ●企画制作: TBSテレビ/円谷プロダクション ●監修: 円谷プロダクション ●後援: TBSラジオ ●特別協賛: バンダイナムコグループ ●協賛: 信用金庫
●特別協力: パナソニックネットワークサービシズ(株) ●協力: 講談社/小学館/サンシャインシティ/アサヒ飲料
©2004, 2005, 2006 円谷プロ・CBC
http://www.ulfes.com/specialnight.html
-------------------------
・(参考)ウルトラシリーズ俳優人名録
会場に入るとまずはユートム(地底GO!GO!GO!)がお出迎え。

まずはウルトラセブン誕生40周年記念のエリア。
ウルトラセブンに登場する怪獣達が居並ぶエリアから始まって、
ウルトラ警備隊の作戦司令室の再現エリア

実際に撮影に用いられた小道具や衣装が展示されてるエリア


(下の方のユニホームはアンヌ隊員が実際に着ていたものだとか。想像以上に小さいです。そりゃピチピチのセクシーに見えますわな)
特撮に用いられたマスクや模型が展示されてるエリア



最後にウルトラセブン最終回の等身大ジオラマ

かなり盛り沢山で細かく見てると一日潰れそうだけど本日は「内覧会」なのでメインステージ開演前のたった30分だけしか時間が無い。
だから駆け足で眺めただけです。
惜しかったけど。
(足を留めた人が多すぎたのかメインの開演が10分遅れ)
当時に発売された書籍類の展示エリアを抜けると
ようやく子供向けらしいエリア。
入り口には俺の知らないウルトラ○○が一杯お出迎えしてました。


(子供の遊ぶモンも一杯あったけど、そっちは自分には全く関係も関心も無いのでよく見てません)
そのエリアの奥にライブステージ会場が有りました。
(仕切られてるので外からは見えないです)
本来500席、追加発売もして語呂合わせの777席ってことになってた会場は、種々のマスコミや過去の出演者らしき人物などで満杯でした。


(イベントが始まるともちろん撮影禁止なので写真はここまで)
6時40分に始まって9時20分ぐらいまであったかな。
生ホーン6人程でテーマが演奏されて開催。
TBSのアナウンサー向井政生アナと新井麻希アナが2人で司会進行。
(この女子アナさんは世代的にも何の思い入れも無いので(笑)コメントやら進行やらかなりトンチンカンでありました(笑)。まぁしょうがないけどさ)
01.ライブショー「ウルトラセブン07」
まぁいわゆる遊園地の屋上でやってるような怪獣ショーなんですが、音楽や出演者があの「ウルトラセブン」。
テーマは「もし今ウルトラセブンが地球にやってきたら」。内容は・・・つまりエコです。環境破壊などを見て宇宙人にとって「魅力の無い星」になった地球。なんだかんだ宇宙人が画策するけど、それでもウルトラセブンは地球を守る。地球人を信じてる、っていうハナシ。
まぁ・・・こうなるだろうね、セブンのシリアスさを現代に持ち込んだシナリオって。現代の若者に合わせちゃった昨今のウルトラマンも仮面ライダーも「地球の平和」じゃなくて「愛するひとのために」だからねぇ、むしろ。。。
昨今じゃ「正義の味方」って共感も信頼もされないのかもと思います。今の子供にも若者にもウルトラ○○が受け入れられる余地は「カッコイイから」、それ自体は昔から変わってる訳では無いけど、「それだけ」というか、「正義の味方」とか「エコ」とか「重たいハナシ」はどちらかというと「カッコワルイ」扱いじゃないのかな。長年大学生と接してて思うけど、昔は新入生に居た「正義漢」な議論をする奴(おかしな宗教とか思想とかに嵌ってる御仁じゃなくて)がだんだん居なくなって絶滅したように思ってます。
そんな風潮だから、案の定小さい子供やそれを連れてきてる若い親に興味を持たれる部分はショー全体を通して少なく、会場内のガキが異常にウルサイ(笑)。子供は正直だから興味のない部分だと勝手に騒いだり泣いたりするものね。
自分は幸いに「古いウルトラセブンファン」というか特撮マニアオヤジみたいなのに挟まれたので比較的集中できましたが、隣の隣が「騒ぐガキ」(笑)だったものですから隣人はときどき舌打ちしておりました。イベントの趣旨をもっと明確にして少なくとも未就学児童の入場・同伴禁止でも良かったんじゃないかというのが最後まで見た結果の感想ではありました。
世間的には「子供禁止のウルフェス」って方がよっぽど「オカシイ」けどね(笑)。
それはともかく
何より自分自身で自分に驚いたのは本物のモロボシダンとアンヌ隊員が出て来た瞬間に感動しちゃったことです(笑)。身体の底というか背中の方からゾワゾワ〜ッって感情の波がアタマのてっぺんまで昇ってきたよ。
あんまり誰かに憧れたりしない方だと自分では思ってたのに、そんな感情が残ってたんだ〜って思って自分でビックリ。この気持ち、大昔に阪神のバースを生で見た以来です(笑)。
02.ウルトラセブン最終回放映
先日再放送で見たばかりでしたが大画面であらためてみると感動的ですな。やっぱりちょっと泣きそうになれます。
03.満田かずほ監督トーク
最終回に向けてドラマを収束させ盛り上げ感動させるように作り込んでいった張本人というべきか。子供と大人を両方持った感じの「いいキャラ」です(笑)。
04.森次晃嗣、ひし美ゆり子、毒蝮三太夫でトークショー
今回のメインイベントでしょうか。
モロボシダンとアンヌ隊員、フルハシ隊員の撮影秘話トーク。
森嗣さんはかなり不思議な雰囲気の人でした。後で出て来た黒部進さんも不思議な感じだったので、ヒーロー、主役をやる人ってそんなオーラなのかもしれません。でも森嗣さんって今でももちろん役者さんですがいろいろされてるようだし、表の顔は喫茶店のマスターなんだよね。どんな店なのか一度行ってみたくなりました。
トークの進行はアナウンサーなんか放っておいてさすがベテランの毒蝮三太夫の独壇場っていうか、まぁどっちかというと強引ですが(笑)、有ること無いこと綯い交ぜで無茶に面白かったです。
ひし美ゆり子さんサバサバして気持ちよく可愛い人ですねぇ。
(還暦過ぎてるそうだから2回り近く上の女性に失礼かな?まぁ自分は、ああいった感じの〜鉄火肌、姉御肌なのに愛嬌は有る「酒飲みの」(笑)〜女性に惹かれるようです。某上々颱風の白崎映美嬢然り(笑)。)
相変わらずお美しいし。(9列目で丁度頃合いの距離だったのでしょうか?(笑))
だいたい今回のイベントもひし美さんのブログを読んでるウチに是非一度生で見たくなったんよね。
05.+福田沙紀、柳家喬太郎(ファン代表としてトークに参加)
06.ビデオメッセージ(タレントや横浜の選手)
07.+メビウス組(五十嵐隼士、平田弥里)
08.ビデオメッセージ(市川森一)
09.+初代マン組(黒部進、桜井浩子)&満田監督
10.3人トークその2
ここまでずっと色んな関係者や業界内ファンを交えての座談会というかトークショー。色んな裏話や思い出話が盛り沢山でした。
最後にキリヤマ隊長の想い出で〆。
11.お楽しみ抽選会
外れました。。。サイン入りTシャツとかポスター、ウルトラアイとかちょっと欲しかった(笑)。
12.〆トーク、出演者全員登場
13.会場全員でウルトラセブン主題歌大合唱
客席も出演者も混ざって全員で主題歌を3番まで大合唱して終わりました。歌詞テロップが出てましたが、そんなもんなくてもフルコーラス、前奏・間奏コミで当然のように歌えます(笑)。
いやぁ結構満足。
ライブステージの会場から出て来たところが見事なまでにキャッチーな(笑)大グッズショップ。
パンフ、アイスラッガーのキーホルダー、ウルトラセブンの限定ソフビに指人形まで買っちゃいました。

勢いです(笑)。
でもまぁ久々に単純明快に面白かったな、このイベント。
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私が愛したウルトラセブン
ウルトラ警備隊 キリヤマ隊長に学ぶリーダーシップ
ウルトラセブン―完全版

ウルトラセブン 怪獣事典

ダン―モロボシダンの名をかりて







ruminn_master at 2007年07月26日 21:44 【楽】ウルフェスSpecial_Night(ウルトラセブン誕生40周年記念)│コメント(0)│トラックバック(0)
芸能・音楽のハナシ | 単なる「趣味」

芸能・音楽のハナシ | 単なる「趣味」
2007年07月25日
【食】飛島ごどいも
要は「じゃがいも」である。
でもとっても美味いらしい。
飛島を見て回ってるときに島の人からそんなハナシを聞いた。
内地の馬鈴薯を植えたら美味しくなった。
土壌の性質によるらしい。
砂地じゃなくて粘度地だから、とか言ってた。
飛島の特産の「ごどいも」。
入手困難で、内地ではまず手に入らないから料亭の人なんかも結構シーズンには買い付けに来るとか。
でも宿の食事にはそんなの出なかったし、飲食店らしきものも見あたらない。
もうすぐ船の時間だった。
港の売店には
「ごどいもまんじゅう」とか
「ごどいも焼酎」しか無い。
(ちなみにジャガイモ焼酎は北海道で飲んだが美味しくないと思う)

アチコチ聞いて回ったら
「海水浴場の売店に有ったような」って何人かが教えてくれた。
港から発電所の横手の路地を抜けて入り江を閉ざした人口の砂浜に出た。
広くはない砂浜だが、そこにポツンと一軒、いわゆる「海の家」っぽい売店がひとつ。


あった!
ふかした「ごどいも」が2個300円。
ところが今日はまだ時間も早いしお客も居ないので準備してないってお答え。。。
ううむ。
次いつ来れるかわからんし是非食べたい!
で、頼み込んで生芋を分けて貰いました(笑)。
(調理代の分、少し安くしてくれました)

まずは教わった調理法通りに
芽を取り、ぐるっと一筋「はちまき」のように皮を剥いて蒸し器で10分。
といっても道具が他になかったので圧力鍋で5分、
やってみてまだまだ固かったからもう5分。
1個だけで調理したし蒸気が強く当たったのか皮が分離しちゃった。


なるほどなぁ。
圧力鍋で10分やっても芯の部分はまだ少々固い感じ。
それはとっても密度が濃いから。
歯応えは結構重たい感じ。
味は基本はもちろんジャガイモなんだけど奥の方にミルクのような旨味というか軽い甘味がある。
たしかに美味い!
もう1個、今度は型崩れを避けて電子レンジで6分ほど。


カッコはいいしこれでも美味しいけど
これだと「美味しい馬鈴薯」の域を超えないね。
蒸し器でジックリ蒸した方が澱粉が糖化するからだろうね、蒸し器でやった方が遥かに美味いと思う。
あと1個残ってるのでこれは蒸しましょう。
でもとっても美味いらしい。
飛島を見て回ってるときに島の人からそんなハナシを聞いた。
内地の馬鈴薯を植えたら美味しくなった。
土壌の性質によるらしい。
砂地じゃなくて粘度地だから、とか言ってた。
飛島の特産の「ごどいも」。
入手困難で、内地ではまず手に入らないから料亭の人なんかも結構シーズンには買い付けに来るとか。
でも宿の食事にはそんなの出なかったし、飲食店らしきものも見あたらない。
もうすぐ船の時間だった。
港の売店には
「ごどいもまんじゅう」とか
「ごどいも焼酎」しか無い。
(ちなみにジャガイモ焼酎は北海道で飲んだが美味しくないと思う)

アチコチ聞いて回ったら
「海水浴場の売店に有ったような」って何人かが教えてくれた。
港から発電所の横手の路地を抜けて入り江を閉ざした人口の砂浜に出た。
広くはない砂浜だが、そこにポツンと一軒、いわゆる「海の家」っぽい売店がひとつ。


あった!
ふかした「ごどいも」が2個300円。
ところが今日はまだ時間も早いしお客も居ないので準備してないってお答え。。。
ううむ。
次いつ来れるかわからんし是非食べたい!
で、頼み込んで生芋を分けて貰いました(笑)。
(調理代の分、少し安くしてくれました)

まずは教わった調理法通りに
芽を取り、ぐるっと一筋「はちまき」のように皮を剥いて蒸し器で10分。
といっても道具が他になかったので圧力鍋で5分、
やってみてまだまだ固かったからもう5分。
1個だけで調理したし蒸気が強く当たったのか皮が分離しちゃった。


なるほどなぁ。
圧力鍋で10分やっても芯の部分はまだ少々固い感じ。
それはとっても密度が濃いから。
歯応えは結構重たい感じ。
味は基本はもちろんジャガイモなんだけど奥の方にミルクのような旨味というか軽い甘味がある。
たしかに美味い!
もう1個、今度は型崩れを避けて電子レンジで6分ほど。


カッコはいいしこれでも美味しいけど
これだと「美味しい馬鈴薯」の域を超えないね。
蒸し器でジックリ蒸した方が澱粉が糖化するからだろうね、蒸し器でやった方が遥かに美味いと思う。
あと1個残ってるのでこれは蒸しましょう。
【食】旅の帰路の駅弁
旅の帰路は村上駅から特急いなほ。



新潟から上越新幹線。
乗り換えが10分程度しかなかったのでダッシュで駅弁を幾つか買って夕食に。
一つはビールの肴に「ぶりのすし」。




新潟駅で富山の名店のだけどね(笑)。
でも「ますのすし」より旨味が強いし蕪との組み合わせで味が多層的なのでビールの肴としては秀逸です。
もう一つ。
これはチャンと新潟の駅弁。
「焼きたらこトロ鮭弁当」
・発売元の商品HP
・駅弁マニアのHP(親頁はご当地/地域限定 ローカルな目玉おやじワールド)




これは予想以上に美味かったです。
鮭も鱈子もイイ感じ。
満足して寝てる間に東京に到着しました。



新潟から上越新幹線。
乗り換えが10分程度しかなかったのでダッシュで駅弁を幾つか買って夕食に。
一つはビールの肴に「ぶりのすし」。




新潟駅で富山の名店のだけどね(笑)。
でも「ますのすし」より旨味が強いし蕪との組み合わせで味が多層的なのでビールの肴としては秀逸です。
もう一つ。
これはチャンと新潟の駅弁。
「焼きたらこトロ鮭弁当」
・発売元の商品HP
・駅弁マニアのHP(親頁はご当地/地域限定 ローカルな目玉おやじワールド)




これは予想以上に美味かったです。
鮭も鱈子もイイ感じ。
満足して寝てる間に東京に到着しました。
【見】村上堆朱
【食】粟島名物わっぱ煮
昼食は宿に戻って粟島名物。
普通は粟島の民宿では朝食メニューらしいが、今回は旅程の関係で独立の昼食メニューとなった。
わっぱ煮

大きめの「曲げわっぱ」(木薄板製の円柱形弁当箱)に焼いて身を締めた雑魚を入れて味噌汁を注いだところに焼き石を数個。
本来は浜の焚き火でやるのだろうけど数時間も掛かるし煤だらけにもなるので今じゃ台所のガス火の上で焼き石を作る。
一斗缶程度の大きさの円筒缶に煙突の付いた蓋で封をして30分ぐらいだとか。

結構煮え立つモノですな。
(焼き石で風呂を作った記憶はありますが水ってそう簡単に温まらない)


雑魚なので名称不明ですが、カワハギは入ってたな。あとカナガシラの名前は出てた。
ちょっと味噌が薄いのじゃないかな。
でもあまり濃いとこの分量は飲めないか。

モズクはやっぱり甘いね。
漬け物も嫌いなのでオカズが無いから
(魚は魚で食っちゃったので)

御飯に味噌汁掛けて食っちゃいました(笑)。
行儀悪いけど、この方が野趣有って美味いです。

個人的には八丁味噌でもうチョット濃いめに作って欲しいかな。
普通は粟島の民宿では朝食メニューらしいが、今回は旅程の関係で独立の昼食メニューとなった。
わっぱ煮

大きめの「曲げわっぱ」(木薄板製の円柱形弁当箱)に焼いて身を締めた雑魚を入れて味噌汁を注いだところに焼き石を数個。
本来は浜の焚き火でやるのだろうけど数時間も掛かるし煤だらけにもなるので今じゃ台所のガス火の上で焼き石を作る。
一斗缶程度の大きさの円筒缶に煙突の付いた蓋で封をして30分ぐらいだとか。

結構煮え立つモノですな。
(焼き石で風呂を作った記憶はありますが水ってそう簡単に温まらない)


雑魚なので名称不明ですが、カワハギは入ってたな。あとカナガシラの名前は出てた。
ちょっと味噌が薄いのじゃないかな。
でもあまり濃いとこの分量は飲めないか。

モズクはやっぱり甘いね。
漬け物も嫌いなのでオカズが無いから
(魚は魚で食っちゃったので)

御飯に味噌汁掛けて食っちゃいました(笑)。
行儀悪いけど、この方が野趣有って美味いです。

個人的には八丁味噌でもうチョット濃いめに作って欲しいかな。
【観】粟島(新潟)
粟島は先に行った酒田の飛島よりは大きく起伏もある。
昭和30年代の新潟地震で1mも島自体が平均的に隆起したそうで、街並みが等高線に沿うような形で平行に並んでいるのが特徴的に感じる。各家は海に対して垂直に細長い。これはどうやら高潮から逃げる工夫じゃなかろうか。
1泊2日この島に逗留して、初日の夕方に観光船で島の周囲を一周、2日目の午前中に宿の人の案内・運転する車で島内周回道路を一周した。



飛島と違って奇岩景勝地という訳ではないが、相変わらずの快晴で心地よかったです。

粟島の海岸線は23kmしかないが、結構な起伏があるために観光道路としては面白く景色を楽しめる。
地図で言うと右岸の中央ぐらいの内浦が村の中心地で自分たちの宿泊していた宿もその集落の中。もう一つの集落は左岸下方の釜谷で上記観光船もその2ヶ所で停泊する。
島内観光は車で時計回りに回った。
粟島の最南端ということになるのだろうか、八幡鼻展望台に。

名前の通り八幡さんの神域らしい。
鳥居の先に車止めが有って、そこから石段や木道で数百段のアップダウン、その先が展望台とのこと。

暑いのでやめようかと思ったけどツアーのお年寄り連中が皆元気に歩き出したので負けてる場合ではないから(笑)行ってきた。



どうやらこの海の向こうはロシアらしい。

快晴だけど午前中なので少しガスが掛かってて向こう岸が見える訳でもないけど(まぁロシアは見えないでしょうが)見晴らしはいい。まぁ途中の自然を楽しむってものですな。
階段を上ったり下りたりという不合理な(2山あるのでせっかく登ったのに一度下りてまた登ることになってる)構造だから帰りもそれなりに疲れました(笑)。

でもまぁツアー客の中には大正生まれも数人居たけど結構元気に往復してた。
疲れるのはここだけで、あとはほとんど車道から展望台はすぐ近く。
仏崎、八ツ鉢鼻、鳥崎と3つの展望台を巡りました。





案内板の海の中の3ヶ所に網の図柄が有りますが、大規模な仕掛け網の大謀網って奴です。

快晴だったし展望台からは3つともよく見えたけど、このサイズの写真じゃよく判らないね。
ここ粟島は美味い魚を食ってノンビリと自然を楽しむ感じですな。
昭和30年代の新潟地震で1mも島自体が平均的に隆起したそうで、街並みが等高線に沿うような形で平行に並んでいるのが特徴的に感じる。各家は海に対して垂直に細長い。これはどうやら高潮から逃げる工夫じゃなかろうか。
1泊2日この島に逗留して、初日の夕方に観光船で島の周囲を一周、2日目の午前中に宿の人の案内・運転する車で島内周回道路を一周した。



飛島と違って奇岩景勝地という訳ではないが、相変わらずの快晴で心地よかったです。

粟島の海岸線は23kmしかないが、結構な起伏があるために観光道路としては面白く景色を楽しめる。
地図で言うと右岸の中央ぐらいの内浦が村の中心地で自分たちの宿泊していた宿もその集落の中。もう一つの集落は左岸下方の釜谷で上記観光船もその2ヶ所で停泊する。
島内観光は車で時計回りに回った。
粟島の最南端ということになるのだろうか、八幡鼻展望台に。

名前の通り八幡さんの神域らしい。
鳥居の先に車止めが有って、そこから石段や木道で数百段のアップダウン、その先が展望台とのこと。

暑いのでやめようかと思ったけどツアーのお年寄り連中が皆元気に歩き出したので負けてる場合ではないから(笑)行ってきた。



どうやらこの海の向こうはロシアらしい。

快晴だけど午前中なので少しガスが掛かってて向こう岸が見える訳でもないけど(まぁロシアは見えないでしょうが)見晴らしはいい。まぁ途中の自然を楽しむってものですな。
階段を上ったり下りたりという不合理な(2山あるのでせっかく登ったのに一度下りてまた登ることになってる)構造だから帰りもそれなりに疲れました(笑)。

でもまぁツアー客の中には大正生まれも数人居たけど結構元気に往復してた。
疲れるのはここだけで、あとはほとんど車道から展望台はすぐ近く。
仏崎、八ツ鉢鼻、鳥崎と3つの展望台を巡りました。





案内板の海の中の3ヶ所に網の図柄が有りますが、大規模な仕掛け網の大謀網って奴です。

快晴だったし展望台からは3つともよく見えたけど、このサイズの写真じゃよく判らないね。
ここ粟島は美味い魚を食ってノンビリと自然を楽しむ感じですな。
2007年07月24日
【宿】民宿みなとや(粟島)
【宿】民宿みなとや(粟島)
この粟島の宿は観光船乗り場の前辺りにある民宿。
民宿 みなとや

この島の特徴のようで細長い建物が海に面して間口を開けて並んで立て込んでいる。
前通りと奥の通りの二重になっているのは昭和30年代の新潟地震で島自体が1mも隆起したという歴史故なんだろうか。
この島は先に行った飛島と異なって湧き水が豊富なんだとか。
トイレも水洗だった(飛島は簡易水洗)。
でもさすがに民宿だから風呂は大きくなかったので先に書いた立ち寄り湯に通った訳です。
テレビはコイン式になってたけど機能して無くて普通に見れた。
でもクーラーは200円で1時間。。。これは厳しい(笑)。
酔っぱらって暑かったのもあって夜中何度か目を覚ましました。
さて
夕食


モズクはやっぱり甘いなぁ。寒い国だからかな?

この島は竹が特産物で竹炭が名産。だから筍も名物って訳です。
大きいのに固くなくて美味い。味付けはやっぱりちょっと甘め。

サザエも美味い。

刺身は甘海老とカンパチかな?
角が立ってるのに旨味が乗ってるいい魚です。

煮付け。ブリ?

アジフライ。
この数日で揚げ物って初めてかも。

焼き魚は鯛ですね。
イイ感じに締まってて美味い。

味噌汁もアラというより腹身か。

デザートはメロン。

酒は瓶ビールと〆張鶴。
やっぱ魚が美味いね。
カラオケ※おまけ※
宿とは関係ないけど実はこの後ツアーのみんなとカラオケに行きました。
宿の並びにも一軒、そちらは狭い店で通信では無いけど島の料理を食べながらカラオケを、って店があったのですが、さすがに散々食ってたので、港の待合室の上に有る食堂が夜は10時までカラオケスナックになるということで出掛けました。



酒の肴はナッツぐらいで「何も」といっていい程出なかったけど、広々とした通信カラオケで目一杯遊べました。
少々時間オーバーしちゃったけど嫌な顔せずに遊ばせてくれて有りがたかったです。
さて翌朝
朝食


何と言ってもこのイカの瑞々しくて美味いことが素晴らしい。

モロヘイヤのお浸し。ちょっと変わり種ですな。
奥に海苔が見えてます。

めかぶ。生卵。小茄子の漬け物。

塩鮭。やっぱ新潟は鮭文化なんですな。

朝から結構食いました。
やっぱり魚が美味いなぁ、この島。
この粟島の宿は観光船乗り場の前辺りにある民宿。
民宿 みなとや

この島の特徴のようで細長い建物が海に面して間口を開けて並んで立て込んでいる。
前通りと奥の通りの二重になっているのは昭和30年代の新潟地震で島自体が1mも隆起したという歴史故なんだろうか。
この島は先に行った飛島と異なって湧き水が豊富なんだとか。
トイレも水洗だった(飛島は簡易水洗)。
でもさすがに民宿だから風呂は大きくなかったので先に書いた立ち寄り湯に通った訳です。
テレビはコイン式になってたけど機能して無くて普通に見れた。
でもクーラーは200円で1時間。。。これは厳しい(笑)。
酔っぱらって暑かったのもあって夜中何度か目を覚ましました。
さて
夕食


モズクはやっぱり甘いなぁ。寒い国だからかな?

この島は竹が特産物で竹炭が名産。だから筍も名物って訳です。
大きいのに固くなくて美味い。味付けはやっぱりちょっと甘め。

サザエも美味い。

刺身は甘海老とカンパチかな?
角が立ってるのに旨味が乗ってるいい魚です。

煮付け。ブリ?

アジフライ。
この数日で揚げ物って初めてかも。

焼き魚は鯛ですね。
イイ感じに締まってて美味い。

味噌汁もアラというより腹身か。

デザートはメロン。

酒は瓶ビールと〆張鶴。
やっぱ魚が美味いね。
カラオケ※おまけ※
宿とは関係ないけど実はこの後ツアーのみんなとカラオケに行きました。
宿の並びにも一軒、そちらは狭い店で通信では無いけど島の料理を食べながらカラオケを、って店があったのですが、さすがに散々食ってたので、港の待合室の上に有る食堂が夜は10時までカラオケスナックになるということで出掛けました。



酒の肴はナッツぐらいで「何も」といっていい程出なかったけど、広々とした通信カラオケで目一杯遊べました。
少々時間オーバーしちゃったけど嫌な顔せずに遊ばせてくれて有りがたかったです。
さて翌朝
朝食


何と言ってもこのイカの瑞々しくて美味いことが素晴らしい。

モロヘイヤのお浸し。ちょっと変わり種ですな。
奥に海苔が見えてます。

めかぶ。生卵。小茄子の漬け物。

塩鮭。やっぱ新潟は鮭文化なんですな。

朝から結構食いました。
やっぱり魚が美味いなぁ、この島。
【湯】漁り火温泉 おと姫の湯(粟島)
島に着いて宿に荷物を置いたところで島巡りの遊覧船の出発時刻まで余裕があったので近くにあった立ち寄り湯へ。
漁り火温泉 おと姫の湯

入館料が500円(風呂に入らなくても)、中に食堂は無くて「出入り自由」では無いのでこの旅行中で3回ぐらい入館料払ったけど、まぁ元値が安いので許せます。
まず空いてるし、中の休憩室は広くて冷房も効いてるからかなりゆっくりできる。

誰も居ないので浴場の写真を撮ってみました。
右半分が写ってましてこの倍、洗い場は6人分ということになりますか。
男湯のハナシですがまぁ似たり寄ったりでしょう。
お湯は別にしょっぱくも無いのでかなり深い源泉なんでしょうか。
連絡港から5分も掛からない場所だし結構いい温泉です。
漁り火温泉 おと姫の湯

入館料が500円(風呂に入らなくても)、中に食堂は無くて「出入り自由」では無いのでこの旅行中で3回ぐらい入館料払ったけど、まぁ元値が安いので許せます。
まず空いてるし、中の休憩室は広くて冷房も効いてるからかなりゆっくりできる。

誰も居ないので浴場の写真を撮ってみました。
右半分が写ってましてこの倍、洗い場は6人分ということになりますか。
男湯のハナシですがまぁ似たり寄ったりでしょう。
お湯は別にしょっぱくも無いのでかなり深い源泉なんでしょうか。
連絡港から5分も掛からない場所だし結構いい温泉です。
【食】岩船鮮魚センター「番屋」
湯野浜温泉を出て村上市岩船へ。
昼食は岩船港鮮魚センターの中の食事処。


海鮮処 番屋
・鮮魚センター施設案内
・新潟グルメガイド
・Yahoo!グルメ
メニューは一番人気の番屋定食(1500円)






ここの名産の「鮭の味噌漬け」は美味かったので帰りにも立ち寄って買いました。
刺身も鮮度が良いのに旨味もシッカリ。
さすが土地柄。リーズナブル。
昼食は岩船港鮮魚センターの中の食事処。


海鮮処 番屋
・鮮魚センター施設案内
・新潟グルメガイド
・Yahoo!グルメ
メニューは一番人気の番屋定食(1500円)






ここの名産の「鮭の味噌漬け」は美味かったので帰りにも立ち寄って買いました。
刺身も鮮度が良いのに旨味もシッカリ。
さすが土地柄。リーズナブル。
2007年07月23日
【宿】湯野浜温泉ホテル海山
酒田と鶴岡の間にある湯野浜温泉郷。
今夜の宿はその中の
ホテル海山
・公式HP

玄関は山側だが、宴会場は海側に当たって水平線の日没が拝めた。

風呂は7階と1階に有り泉質が異なる。
海辺だと普通は塩化ナトリウム泉だけどそれは1階の古い方だけ。
こちらは多分ここが「湯本館」と名乗ってた頃からのじゃなかろうか。
源泉表示も湯野浜1号〜5号+αだった。
大きな湯船のある一つの浴室を厚手の防水布で仕切って男女別にしてあるところを見ると昔は混浴だったのかな?
7階のはチャンと男女別で海の見える展望大浴場、たしか弱アルカリ泉だったかな。
源泉表示は湯野浜6号だったか。
いずれも激しすぎず緩すぎずの温泉。
考えようによっては個性が弱いかもね。
でも24時間入れるのは有りがたかった。
<夕食>

まぁ盛り沢山です。
ツアーで取ったから料金やコースは不明。

ミカンとオクラとモズクの酢の物。
ミカンって。。。

ツナと高菜の和え物かな。

前菜盛り合わせ。
茹で海老、ミニ海産物グラタン、帆立の紐の辣油和え、アスパラの生ハム巻、厚焼き玉子ってところか。

刺身盛り合わせ。
ゴメンネ。
昼間に旨い寿司食いすぎたせいでしょう、きっと。
生魚の評価は激烈に低下しちゃいます。。。

だだちゃ豆豆腐。
今年の「だだちゃ」はまだ出てないので冷凍物か早生モノの類似品種でしょう。
でもこれは美味しかった。

酔ってきてますな、ちょっとピンボケですが
海老とトリ貝の酢の物です。
酢は優しくて良いけどチョット水っぽいかな。
まぁ酔ってきてたせいでしょう。

藻塩鍋。
これはそこそこ楽しめました。

豚しゃぶ。
この界隈には銘柄豚で有名になってる平田牧場が有って、そこのではないけどそれなりに美味しい豚を仕入れてきてるのだとか。
うん。
これは感心できるぐらい美味しかったです。

梅干し粥。
酒ばかり飲んでて自分は断ったのだけどこれ以外にも御飯と味噌汁は有ったので、なんでお粥が、ってのは少々謎ですが、まぁ盛り沢山で御飯は入らない、って人でもこれぐらいなら入るって心配りかも知れません。
たしかに酔っ払いの自分もこれは美味しく頂きました。

デザート。
う〜ん。
盛り沢山すぎてピントが呆けてる気もします。
でも大きな旅館なので色んな趣味嗜好に一気に対応しようとするとこうなるかも知れません。
個人的には豚しゃぶをメインに据えてコースらしく組み立ててくれた方が有りがたかったけど。
<朝食>
バイキングだし、「ここならでは」も無かったので写真すら撮ってません。
和室大広間の和食バイキング。
ジュースはオレンジのみ。
トマトジュースや牛乳は無し。
御飯とお粥。
スープは味噌汁一種類。
パンは無し。
朝定食向けの一般的なのが数種と、他にはソーセージやミートボールなどは子供向けでしょうか、数点。
これも夕食同様に「ここならでは」の1品が有れば、と思います。
珈琲も無かったので1階のラウンジ(有料)にて頂きました。
--
トータルでは料理や施設などについて、老舗大型旅館にありがちな(コストとの兼ね合いで)「これでいいだろう」みたいなラインに落ち着いている感じが少々気になりました。
まぁ今回はツアーですから料理はしょうがないかもと思います。
品数が多い=人手を越えた大量の調理処理となれば冷凍・保存・解凍が料理を水っぽくさせますしね、そんなことも感じました。
総じて素材に近い料理の方が美味しかった。
客が少なかったせいでしょうか、館内のラウンジは営業されませんでした。
カラオケスナックやラーメン屋も兼ねている場所で要望は有ったのですけど。
同じく客が少なかったせいなのでしょう。「恒例」となってた朝市も開催されませんでした。
館内の自動販売機などは少ないですね。
風呂を出たところにさえ無かった。もしかしたら皆無かも。
「夕日の見える宴会場」や「展望露天風呂」がウリなのだと思います。
しかし汚れたままのガラス窓、しかもコーキングしてあったりしてベランダに出たりも出来ませんでした。
最初の方の日没の写真は目張りの甘い廊下の窓をパワーで開けて写したものです。
経費節減なのでしょう。
難しいところなんでしょうけど。
それでも県民性も有ってか人当たりは良く、全体的に接客は親切で良かったのでトータルで悪い印象ではありません。
たしか以前にも何かのツアーで泊まった記憶。
また立ち寄るかも知れませんな。
是非とも頑張って欲しいです。
今夜の宿はその中の
ホテル海山
・公式HP

玄関は山側だが、宴会場は海側に当たって水平線の日没が拝めた。

風呂は7階と1階に有り泉質が異なる。
海辺だと普通は塩化ナトリウム泉だけどそれは1階の古い方だけ。
こちらは多分ここが「湯本館」と名乗ってた頃からのじゃなかろうか。
源泉表示も湯野浜1号〜5号+αだった。
大きな湯船のある一つの浴室を厚手の防水布で仕切って男女別にしてあるところを見ると昔は混浴だったのかな?
7階のはチャンと男女別で海の見える展望大浴場、たしか弱アルカリ泉だったかな。
源泉表示は湯野浜6号だったか。
いずれも激しすぎず緩すぎずの温泉。
考えようによっては個性が弱いかもね。
でも24時間入れるのは有りがたかった。
<夕食>

まぁ盛り沢山です。
ツアーで取ったから料金やコースは不明。

ミカンとオクラとモズクの酢の物。
ミカンって。。。

ツナと高菜の和え物かな。

前菜盛り合わせ。
茹で海老、ミニ海産物グラタン、帆立の紐の辣油和え、アスパラの生ハム巻、厚焼き玉子ってところか。

刺身盛り合わせ。
ゴメンネ。
昼間に旨い寿司食いすぎたせいでしょう、きっと。
生魚の評価は激烈に低下しちゃいます。。。

だだちゃ豆豆腐。
今年の「だだちゃ」はまだ出てないので冷凍物か早生モノの類似品種でしょう。
でもこれは美味しかった。

酔ってきてますな、ちょっとピンボケですが
海老とトリ貝の酢の物です。
酢は優しくて良いけどチョット水っぽいかな。
まぁ酔ってきてたせいでしょう。

藻塩鍋。
これはそこそこ楽しめました。

豚しゃぶ。
この界隈には銘柄豚で有名になってる平田牧場が有って、そこのではないけどそれなりに美味しい豚を仕入れてきてるのだとか。
うん。
これは感心できるぐらい美味しかったです。

梅干し粥。
酒ばかり飲んでて自分は断ったのだけどこれ以外にも御飯と味噌汁は有ったので、なんでお粥が、ってのは少々謎ですが、まぁ盛り沢山で御飯は入らない、って人でもこれぐらいなら入るって心配りかも知れません。
たしかに酔っ払いの自分もこれは美味しく頂きました。

デザート。
う〜ん。
盛り沢山すぎてピントが呆けてる気もします。
でも大きな旅館なので色んな趣味嗜好に一気に対応しようとするとこうなるかも知れません。
個人的には豚しゃぶをメインに据えてコースらしく組み立ててくれた方が有りがたかったけど。
<朝食>
バイキングだし、「ここならでは」も無かったので写真すら撮ってません。
和室大広間の和食バイキング。
ジュースはオレンジのみ。
トマトジュースや牛乳は無し。
御飯とお粥。
スープは味噌汁一種類。
パンは無し。
朝定食向けの一般的なのが数種と、他にはソーセージやミートボールなどは子供向けでしょうか、数点。
これも夕食同様に「ここならでは」の1品が有れば、と思います。
珈琲も無かったので1階のラウンジ(有料)にて頂きました。
--
トータルでは料理や施設などについて、老舗大型旅館にありがちな(コストとの兼ね合いで)「これでいいだろう」みたいなラインに落ち着いている感じが少々気になりました。
まぁ今回はツアーですから料理はしょうがないかもと思います。
品数が多い=人手を越えた大量の調理処理となれば冷凍・保存・解凍が料理を水っぽくさせますしね、そんなことも感じました。
総じて素材に近い料理の方が美味しかった。
客が少なかったせいでしょうか、館内のラウンジは営業されませんでした。
カラオケスナックやラーメン屋も兼ねている場所で要望は有ったのですけど。
同じく客が少なかったせいなのでしょう。「恒例」となってた朝市も開催されませんでした。
館内の自動販売機などは少ないですね。
風呂を出たところにさえ無かった。もしかしたら皆無かも。
「夕日の見える宴会場」や「展望露天風呂」がウリなのだと思います。
しかし汚れたままのガラス窓、しかもコーキングしてあったりしてベランダに出たりも出来ませんでした。
最初の方の日没の写真は目張りの甘い廊下の窓をパワーで開けて写したものです。
経費節減なのでしょう。
難しいところなんでしょうけど。
それでも県民性も有ってか人当たりは良く、全体的に接客は親切で良かったのでトータルで悪い印象ではありません。
たしか以前にも何かのツアーで泊まった記憶。
また立ち寄るかも知れませんな。
是非とも頑張って欲しいです。
【旅】日和山公園と海向寺など(酒田)
寿司屋の大将に勧められてタクシーで日和山公園に。

といってもかなり広い公園、
全部見て回る時間もないので、しばらくの大将に「これだけは見て帰って」って言われたポイントのみとなりました。
まずは日本最古の常夜灯。

そして日本最古「級」らしい木製燈台。

ほとんど酒田観光のシンボルと化してますな。よく写真で見かける奴です。
方角石。

この辺りは酒田が古くから港湾都市として栄えた証拠だろうね。
ホントに古そうな色んな建造物も残ってる。

何だか「昔はこんなに素朴でした」って主張してるような金比羅さんです。
ちょっと離れた場所には日枝神社。

ここの山門の天井には「鳴き龍」が居ると教わった。


要は音カラクリだけど、位置を探って柏手を打つと「ビビビィィン」ってな感じの共鳴音。
近くで犬の散歩をしてた人に話しかけられて「あの鳴き龍は天気によって泣き方が違うんですよ」なんて教わりました。この町の人って昔から「気さく」な印象ですがやっぱりです。
さらにちょっと離れた場所に出羽、庄内文化の特色をなす即身仏信仰で有名な海向寺。

忠海上人と円明海上人という2体もの即身仏が安置されているある意味庄内を代表するようなお寺ですが決して大きいお寺ではありません。


ウチは真言宗ですし、お参りさせて貰いました。
即身仏というのは「生きてる」ことになってるんですが、ホント生きてるみたいにリアルです。ガラスケース越しでは有りますが、これほど近くで「会える」のも珍しいと思います。
定期的に着せ替える法衣の切れ端を入れたお守りを頂いて帰りました。
ここはそもそも湯殿山にある注連寺の末寺とのこと。


そして明日行くことになる新潟の粟島とも縁のあるお寺だそうで、ツアーの案内には何も書いてないし言われもしなかったけれど、なるほど今回のコース設定の筋書きの要はこのお寺だったんですな。
ツアー自体は海向寺に立ち寄りませんでしたが自分勝手にコースを離れて正解でした(笑)。
信心深い人だったら「お導き」とか言うんだろうね。自分は寿司屋の大将の勧めに従っただけですけど(笑)。
ツアーを離れた自由行動は寿司屋からここまでで、タクシーで山居倉庫に戻ってそこの土産屋辺りでツアーに復流しました。

毎度ここに立ち寄るたびに食ってる気がします。
お米の入ったソフトクリーム。

たいていここに来る時は「飲んだ後」なので(笑)ここのソフトクリームが丁度いいデザートなんですな。
で、ツアーは土門拳記念館に。

何回目だか忘れたけどワリと好きな場所。
建物や庭の造りも見事。
写真自体は見慣れた感じだけどその時の自分のコンディションによって印象が変わります。
これで今回の酒田観光は終了しました。
今宵の宿は湯野浜温泉です。

といってもかなり広い公園、
全部見て回る時間もないので、しばらくの大将に「これだけは見て帰って」って言われたポイントのみとなりました。
まずは日本最古の常夜灯。

そして日本最古「級」らしい木製燈台。

ほとんど酒田観光のシンボルと化してますな。よく写真で見かける奴です。
方角石。

この辺りは酒田が古くから港湾都市として栄えた証拠だろうね。
ホントに古そうな色んな建造物も残ってる。

何だか「昔はこんなに素朴でした」って主張してるような金比羅さんです。
ちょっと離れた場所には日枝神社。

ここの山門の天井には「鳴き龍」が居ると教わった。


要は音カラクリだけど、位置を探って柏手を打つと「ビビビィィン」ってな感じの共鳴音。
近くで犬の散歩をしてた人に話しかけられて「あの鳴き龍は天気によって泣き方が違うんですよ」なんて教わりました。この町の人って昔から「気さく」な印象ですがやっぱりです。
さらにちょっと離れた場所に出羽、庄内文化の特色をなす即身仏信仰で有名な海向寺。

忠海上人と円明海上人という2体もの即身仏が安置されているある意味庄内を代表するようなお寺ですが決して大きいお寺ではありません。


ウチは真言宗ですし、お参りさせて貰いました。
即身仏というのは「生きてる」ことになってるんですが、ホント生きてるみたいにリアルです。ガラスケース越しでは有りますが、これほど近くで「会える」のも珍しいと思います。
定期的に着せ替える法衣の切れ端を入れたお守りを頂いて帰りました。
ここはそもそも湯殿山にある注連寺の末寺とのこと。


そして明日行くことになる新潟の粟島とも縁のあるお寺だそうで、ツアーの案内には何も書いてないし言われもしなかったけれど、なるほど今回のコース設定の筋書きの要はこのお寺だったんですな。
ツアー自体は海向寺に立ち寄りませんでしたが自分勝手にコースを離れて正解でした(笑)。
信心深い人だったら「お導き」とか言うんだろうね。自分は寿司屋の大将の勧めに従っただけですけど(笑)。
ツアーを離れた自由行動は寿司屋からここまでで、タクシーで山居倉庫に戻ってそこの土産屋辺りでツアーに復流しました。

毎度ここに立ち寄るたびに食ってる気がします。
お米の入ったソフトクリーム。

たいていここに来る時は「飲んだ後」なので(笑)ここのソフトクリームが丁度いいデザートなんですな。
で、ツアーは土門拳記念館に。

何回目だか忘れたけどワリと好きな場所。
建物や庭の造りも見事。
写真自体は見慣れた感じだけどその時の自分のコンディションによって印象が変わります。
これで今回の酒田観光は終了しました。
今宵の宿は湯野浜温泉です。
【食】地魚専門寿司しばらく(酒田)
酒田の街はかれこれ10回ぐらい来てると思う。
もちろん上々颱風のライブで訪れたのも勘定に入るけど、それ以外にも天童(出羽桜)や東根(十四代)の蔵元を訪ねた帰りに最上川を下って仕上げて帰ったり、新潟や秋田に旅行した時に足を伸ばして立ち寄ったりと結構好きな街のひとつ。
この寿司屋は1年ぶりかと思ってたら2年ぶりだったらしい。
前に来たのはここ酒田で上々颱風のコンサートがあったとき。2005年8月28日のこと。
ここで食った「生の蝦蛄」が印象深かったからね。再訪を狙ってた。
参加したツアーは今日は酒田観光で、旧本間亭とか見たところばっかりだったし、ツアーを一時的に抜けて再訪。
前日に電話予約しておいて港からタクシーで。
寿司 しばらく

・公式HP
・ALLNECT
・Yahoo!グルメ
・庄内グルメマップ
・酒田観光物産協会
・Livedoor東北グルメ
・じゃらんnet
・庄内グルメ小僧
・Blogトーキョーワッショイ
暑かったのでもちろん入りは生ビール。
ここはその日に入った魚が基本の店なのでアラカルトでなくてコースで。
というか
この店のオヤジがいわゆる「がんこ」「へんこ」なのは前回来た時に判ってたからね(笑)。そういう店は腹具合と懐具合を告げて「おまかせ」に限るって訳です。その方が勝手なワガママ言うよりは旨いモノに有り付けます。
まぁ、あくまでもその店の頑固オヤジと相性が合えば、だけどね(笑)。合わない人は耐えられないでしょう。
でもね、総じてマトモな飲食店は「がんこ」「へんこ」オヤジがやってることが多いです(笑)。ついでに言えばフロアとか女将さんとかが横柄な店はロクでもない。職人が頑固なのは裏付けさえあれば問題ないと思います。
そしてこの店はオヤジが講釈打つだけのモノをリーズナブルに食わせてくれる店。
今回も最上級お徳用の「じゃらんコース」(3000円)+αにしました。
お通しは焼茄子。
夏の酒田に来たのだから、と、別注で岩牡蠣。

臭みは皆無で旨味が有る。
コースの最初はもーよから。

ハタの一種らしい。
次にアラが出て3つ目がフグ。

白身の魚って寿司にすると見た目は似たり寄ったりなんだけど(それもあって全部を写真には撮ってません。ピントも合いにくいし、何より食うのに忙しい(笑))、食べると歯応え、香り、旨味の所在がそれぞれに異なって面白いです。
ここで口を変える意味なのか味噌汁。
海老の出汁に白身のツミレか。落ち着きます。
続いて酒焼きしたアワビ、
固有種のオキニシ貝、
肝をネタ下に隠したアンコウ。
そしてガサ海老。

甘海老や牡丹海老なんかよりずっと旨味が強いです。
この海老、酒田東急インのル・ポットフーのスープが今や全国的に(季節限定で通信販売もしてるので)有名ですが、もともと同店にガサ海老を推したのはここの大将らしい。
続いてサワラ、ワラサ。
そしてノドグロ。

上に乗っているのは生の肝。
ノドグロ自体は北陸に旅するとよく食うけど、さすがにこれは珍しい。全ての肝が食える訳ではないそうで鮮度はモチロンのこと大きさなどの個体差にもよるために、この形で食えるかどうかは運次第らしい。ラッキー。
続いて本来のコースなら鮪の赤身のところを予約したサービスと言うことで大トロ。そしてコブ鯛、鮪の赤身は即席のヅケで。
ここで別注の月山竹(根曲がり竹)の焼筍

身体の中が綺麗になる気分のする清冽さです。いい香り。
そしてこの店が忘れられなくなるという名物、
生の岩シャコ

普通のシャコは生で食うと当たるそうで、これは生で食える種類なんだとか。
そういえば牡蠣なんかでも全国的には昔は夏に食えなかったものね。それでも東北では岩牡蠣を食ってたんだから海が違えば、潮が変わればエサも変わるから見た目が同じようでも色々あるのでしょう。
ここからコースはラストスパート、味の濃いので仕上げに入ります。
まずは目の前で殻を割って握りにしたウニ

普通の寿司屋で食うウニは明礬で洗ってるから少々薬臭かったりする訳で、さすがにこの握りは鮮度抜群、旨いです。
続いてアナゴ。

穴子とは思えない身の厚さ、
でも固くなくてサクサクに焼き上げてるし、
ツメも甘クドくなくていいバランス。
ここで一応コースは終わり。
ということで追加に入ります。
追加と言ってもアレだコレだと勝手に指名せず「おまかせ」にしました。
「もうちょっと食べたい」って感じで。
口変えに鮪の赤身を切り身で。
続いて鯛(胡麻味噌)。

仕事が変わるとまた味の感じ方が変わるもんです。
さらにマツカサ鯛、
たまたま入った石鯛、
コブ鯛のヅケ。
昨夜も飲んで今夜もきっと大酒飲むので(笑)ずっと生ビールでガマンしてたけど、さすがに1合ぐらいは飲みたくなって来ました。そういえばここは「その酒にはこのネタ」ってのが有る店。

メニューを眺めてたら次のネタに合う酒と言うことで栄光富士の出品酒を1合出されました。
そこで出されたネタは大きな車海老

旨いねこれも。
大きいけど大味でなくプリプリしてる。
ここで一度仕上げに山葵巻を貰ったけど、
まだ少々未練が残ったので(笑)
「あと3つ4つちょうだい」ってことで
最後にはじめ、おーよ、スズキ、アイナメと貰いました。

さすがに満腹の酔っ払いとなりました(笑)。
生ビールは2人で7杯、日本酒1合だけど昼間だものね。
予約特典、HPのクーポン利用、その他気分も有って色々サービスされたのもあって比較的安く上がりました。
これだけ飲み食いして2人で1万7千円だったかな。
寿司屋の相場は、「お好み」は「1人前」の4倍、酒は料理と等額と言われますから安かった方ですね。
だいたい旅先の寿司屋で食いたいだけ食うと1人で1万越えるもんね。
久々に寿司屋で寿司屋の仕事を堪能させて貰いました。
美味かった〜
もちろん上々颱風のライブで訪れたのも勘定に入るけど、それ以外にも天童(出羽桜)や東根(十四代)の蔵元を訪ねた帰りに最上川を下って仕上げて帰ったり、新潟や秋田に旅行した時に足を伸ばして立ち寄ったりと結構好きな街のひとつ。
この寿司屋は1年ぶりかと思ってたら2年ぶりだったらしい。
前に来たのはここ酒田で上々颱風のコンサートがあったとき。2005年8月28日のこと。
ここで食った「生の蝦蛄」が印象深かったからね。再訪を狙ってた。
参加したツアーは今日は酒田観光で、旧本間亭とか見たところばっかりだったし、ツアーを一時的に抜けて再訪。
前日に電話予約しておいて港からタクシーで。
寿司 しばらく

・公式HP
・ALLNECT
・Yahoo!グルメ
・庄内グルメマップ
・酒田観光物産協会
・Livedoor東北グルメ
・じゃらんnet
・庄内グルメ小僧
・Blogトーキョーワッショイ
暑かったのでもちろん入りは生ビール。
ここはその日に入った魚が基本の店なのでアラカルトでなくてコースで。
というか
この店のオヤジがいわゆる「がんこ」「へんこ」なのは前回来た時に判ってたからね(笑)。そういう店は腹具合と懐具合を告げて「おまかせ」に限るって訳です。その方が勝手なワガママ言うよりは旨いモノに有り付けます。
まぁ、あくまでもその店の頑固オヤジと相性が合えば、だけどね(笑)。合わない人は耐えられないでしょう。
でもね、総じてマトモな飲食店は「がんこ」「へんこ」オヤジがやってることが多いです(笑)。ついでに言えばフロアとか女将さんとかが横柄な店はロクでもない。職人が頑固なのは裏付けさえあれば問題ないと思います。
そしてこの店はオヤジが講釈打つだけのモノをリーズナブルに食わせてくれる店。
今回も最上級お徳用の「じゃらんコース」(3000円)+αにしました。
お通しは焼茄子。
夏の酒田に来たのだから、と、別注で岩牡蠣。

臭みは皆無で旨味が有る。
コースの最初はもーよから。

ハタの一種らしい。
次にアラが出て3つ目がフグ。

白身の魚って寿司にすると見た目は似たり寄ったりなんだけど(それもあって全部を写真には撮ってません。ピントも合いにくいし、何より食うのに忙しい(笑))、食べると歯応え、香り、旨味の所在がそれぞれに異なって面白いです。
ここで口を変える意味なのか味噌汁。
海老の出汁に白身のツミレか。落ち着きます。
続いて酒焼きしたアワビ、
固有種のオキニシ貝、
肝をネタ下に隠したアンコウ。
そしてガサ海老。

甘海老や牡丹海老なんかよりずっと旨味が強いです。
この海老、酒田東急インのル・ポットフーのスープが今や全国的に(季節限定で通信販売もしてるので)有名ですが、もともと同店にガサ海老を推したのはここの大将らしい。
続いてサワラ、ワラサ。
そしてノドグロ。

上に乗っているのは生の肝。
ノドグロ自体は北陸に旅するとよく食うけど、さすがにこれは珍しい。全ての肝が食える訳ではないそうで鮮度はモチロンのこと大きさなどの個体差にもよるために、この形で食えるかどうかは運次第らしい。ラッキー。
続いて本来のコースなら鮪の赤身のところを予約したサービスと言うことで大トロ。そしてコブ鯛、鮪の赤身は即席のヅケで。
ここで別注の月山竹(根曲がり竹)の焼筍

身体の中が綺麗になる気分のする清冽さです。いい香り。
そしてこの店が忘れられなくなるという名物、
生の岩シャコ

普通のシャコは生で食うと当たるそうで、これは生で食える種類なんだとか。
そういえば牡蠣なんかでも全国的には昔は夏に食えなかったものね。それでも東北では岩牡蠣を食ってたんだから海が違えば、潮が変わればエサも変わるから見た目が同じようでも色々あるのでしょう。
ここからコースはラストスパート、味の濃いので仕上げに入ります。
まずは目の前で殻を割って握りにしたウニ

普通の寿司屋で食うウニは明礬で洗ってるから少々薬臭かったりする訳で、さすがにこの握りは鮮度抜群、旨いです。
続いてアナゴ。

穴子とは思えない身の厚さ、
でも固くなくてサクサクに焼き上げてるし、
ツメも甘クドくなくていいバランス。
ここで一応コースは終わり。
ということで追加に入ります。
追加と言ってもアレだコレだと勝手に指名せず「おまかせ」にしました。
「もうちょっと食べたい」って感じで。
口変えに鮪の赤身を切り身で。
続いて鯛(胡麻味噌)。

仕事が変わるとまた味の感じ方が変わるもんです。
さらにマツカサ鯛、
たまたま入った石鯛、
コブ鯛のヅケ。
昨夜も飲んで今夜もきっと大酒飲むので(笑)ずっと生ビールでガマンしてたけど、さすがに1合ぐらいは飲みたくなって来ました。そういえばここは「その酒にはこのネタ」ってのが有る店。

メニューを眺めてたら次のネタに合う酒と言うことで栄光富士の出品酒を1合出されました。
そこで出されたネタは大きな車海老

旨いねこれも。
大きいけど大味でなくプリプリしてる。
ここで一度仕上げに山葵巻を貰ったけど、
まだ少々未練が残ったので(笑)
「あと3つ4つちょうだい」ってことで
最後にはじめ、おーよ、スズキ、アイナメと貰いました。

さすがに満腹の酔っ払いとなりました(笑)。
生ビールは2人で7杯、日本酒1合だけど昼間だものね。
予約特典、HPのクーポン利用、その他気分も有って色々サービスされたのもあって比較的安く上がりました。
これだけ飲み食いして2人で1万7千円だったかな。
寿司屋の相場は、「お好み」は「1人前」の4倍、酒は料理と等額と言われますから安かった方ですね。
だいたい旅先の寿司屋で食いたいだけ食うと1人で1万越えるもんね。
久々に寿司屋で寿司屋の仕事を堪能させて貰いました。
美味かった〜
【旅】飛島(山形県酒田市)
山形県酒田市、酒田港から連絡船で1時間半ほど。
ここ飛島は起伏の少ない「平べったい」島だ。酒田市の観光ガイド頁の航空写真を見ると山と呼べる程のものは無いのがよく判る。
平坦故に森林が貯水することができないので水に苦労した島だったが今では9つの貯水ダムを持ち日常生活水は何とかなってるらしい。(トイレは簡易水洗だけど)
それゆえ「見晴らしのイイ場所」というのも限られているのだが、対馬暖流の影響で自然には恵まれ、また縄文時代の史跡や落人伝説などもあって狭いながらも見どころ・遊びどころはそれなりにある様子。
国定公園に指定され、国指定天然記念物ウミネコの繁殖地として保護する島。

案内図で言うと下の海岸線の真ん中当たりが港や店の並ぶ町であり、農道が島の真ん中を水平に横切る形になってる。上の方の海岸線には道路はないが日本の渚百選に指定されている荒崎がある。
案内図右下の鼻戸崎地区は本土と港を望む展望台と原生混交林からなる自然保護地区があるエリア。



展望台への回遊路は植生が多様でよく見ると面白い散策路になってます。
案内図右上の八幡崎展望台の外れからは荒崎が望め(荒崎自体への道は繋がってないらしい)、この辺りは飛島甘草やスカシ百合が咲く森です。




この写真の突端の岬が「荒崎」で、厳密に言うと「日本の渚百選」に指定されたのはその裏側の砂浜みたい。
まぁ道が繋がってないためもあるのか「日本の渚百選、荒崎」の観光案内板はこの場所に有りました。
おそらく岬と海岸の全景が綺麗に見渡せる場所がココなのでしょう。砂浜は続いてるしね。
それにしてもあまり意識せずに「日本の渚百選」には出会ってきたような気がするなぁ。
(参考・日本の渚・百選 Navigate_Site)
今度チェックしてみよ。

この展望台の後は島を水平の横切って左側から港に。
案内図の左半分は宿の大将の操る漁船での岩礁巡りで外側から眺めました。

宿の前の漁港から出港してウミネコ繁殖地や岩礁地帯の烏帽子群島を海から。

島内観光は2日目の午前、海上観光は初日の夕方でしたがいずれも快晴。









景色は抜群でした。
ただまぁ「ウミネコの島」と言われてもねぇ。。。
ウミネコは要は大型のカモメだし何万羽も居ると正直「可愛い」ものではないです(笑)。だから写真はあまり載せてないけど右にも左にも上にも足元にもヒチコックの『鳥』並みに居ます。漁港でイカの一夜干しを作る場所は全て漁網で覆われて鳥除けをしてました。ある意味ウミネコと共存する方法なのでしょう。
そういえばネコは一匹も見かけませんでした。
なかなか独特の島でした。
ここ飛島は起伏の少ない「平べったい」島だ。酒田市の観光ガイド頁の航空写真を見ると山と呼べる程のものは無いのがよく判る。
平坦故に森林が貯水することができないので水に苦労した島だったが今では9つの貯水ダムを持ち日常生活水は何とかなってるらしい。(トイレは簡易水洗だけど)
それゆえ「見晴らしのイイ場所」というのも限られているのだが、対馬暖流の影響で自然には恵まれ、また縄文時代の史跡や落人伝説などもあって狭いながらも見どころ・遊びどころはそれなりにある様子。
国定公園に指定され、国指定天然記念物ウミネコの繁殖地として保護する島。

案内図で言うと下の海岸線の真ん中当たりが港や店の並ぶ町であり、農道が島の真ん中を水平に横切る形になってる。上の方の海岸線には道路はないが日本の渚百選に指定されている荒崎がある。
案内図右下の鼻戸崎地区は本土と港を望む展望台と原生混交林からなる自然保護地区があるエリア。



展望台への回遊路は植生が多様でよく見ると面白い散策路になってます。
案内図右上の八幡崎展望台の外れからは荒崎が望め(荒崎自体への道は繋がってないらしい)、この辺りは飛島甘草やスカシ百合が咲く森です。




この写真の突端の岬が「荒崎」で、厳密に言うと「日本の渚百選」に指定されたのはその裏側の砂浜みたい。
まぁ道が繋がってないためもあるのか「日本の渚百選、荒崎」の観光案内板はこの場所に有りました。
おそらく岬と海岸の全景が綺麗に見渡せる場所がココなのでしょう。砂浜は続いてるしね。
それにしてもあまり意識せずに「日本の渚百選」には出会ってきたような気がするなぁ。
(参考・日本の渚・百選 Navigate_Site)
今度チェックしてみよ。

この展望台の後は島を水平の横切って左側から港に。
案内図の左半分は宿の大将の操る漁船での岩礁巡りで外側から眺めました。

宿の前の漁港から出港してウミネコ繁殖地や岩礁地帯の烏帽子群島を海から。

島内観光は2日目の午前、海上観光は初日の夕方でしたがいずれも快晴。









景色は抜群でした。
ただまぁ「ウミネコの島」と言われてもねぇ。。。
ウミネコは要は大型のカモメだし何万羽も居ると正直「可愛い」ものではないです(笑)。だから写真はあまり載せてないけど右にも左にも上にも足元にもヒチコックの『鳥』並みに居ます。漁港でイカの一夜干しを作る場所は全て漁網で覆われて鳥除けをしてました。ある意味ウミネコと共存する方法なのでしょう。
そういえばネコは一匹も見かけませんでした。
なかなか独特の島でした。
2007年07月22日
【宿】沢口旅館(飛島)
飛島に渡って港沿いに5分少々ぐらい歩いたところが飛島の今夜の宿。
港から歩く道すがら、遠くからでもその白い建物が目立つ比較的大きな旅館。
沢口旅館
・旅館HP

水事情は貯水ダムなどの建設で改善されたとはいえまだまだ不自由らしく、トイレは共同でしかも簡易水洗。そんなところに島旅らしいなぁ、と感じさせられる。
宿に着くなり宿の大将の操縦する漁船で岩礁巡りに出掛けたが、それはまた別記事。
旅の一番の楽しみはご当地ならではの食事です。
さて
夕食


雌株だけど味付けが甘いです。

山菜の小鉢。

トビウオの腹子煮。
この島のトビウオの漁期は初夏1ヶ月程でちょうど終わったばかり。
これは「ご当地ならでは」ですな。
ネットリとした食感が面白くて美味しい。

飛島甘草とキュウリの酢の物。
食べた時は「もってのほか」、新潟でよく出る菊のお浸しかと思いましたが固有種の飛島甘草だとか。

翌日に島内観光した折の山の中のアチコチに自生していました。

棒鱈かと思ったらホッケの干物の煮付け。
なかなか意外性で面白いです。

イカの一夜干し。
飛島と言えばイカってぐらい有名だし、港からの道すがらも道路で鳥除けの網の中に天日干しされてました。
小振りだけど美味いです。

焼き魚。何だっけな?名前忘れた。

サザエの壺焼き。

イカの細造り。
やっぱり海産物が旨いね、この島。

タコの刺身と鯛の刺身。
鯛は地物で小振りだったためか少々水っぽかったけど松笠造りで仕事してあります。
タコの刺身は甘くて旨くて抜群。

デザートはメロン。
一夜明けて・・・
窓の外を眺めると飛島名物の海猫がアチコチ。

さて
朝食


枝豆とモズクの酢の物。
これも甘いです。

烏賊の塩辛。
飛島名物ですな。

海草と水母の和え物。
なんて海草だっけ?東北で良くある奴です。

どうやらモロヘイヤの和え物。

魚と野菜の唐揚げ盛り合わせ。
朝食にしては珍しい気もするけど軽めでイイ感じ。



どうやら自家製の漬け物に味噌汁で御飯。
デザートはスイカです。
海産物がさすがの島です。
港から歩く道すがら、遠くからでもその白い建物が目立つ比較的大きな旅館。
沢口旅館
・旅館HP

水事情は貯水ダムなどの建設で改善されたとはいえまだまだ不自由らしく、トイレは共同でしかも簡易水洗。そんなところに島旅らしいなぁ、と感じさせられる。
宿に着くなり宿の大将の操縦する漁船で岩礁巡りに出掛けたが、それはまた別記事。
旅の一番の楽しみはご当地ならではの食事です。
さて
夕食


雌株だけど味付けが甘いです。

山菜の小鉢。

トビウオの腹子煮。
この島のトビウオの漁期は初夏1ヶ月程でちょうど終わったばかり。
これは「ご当地ならでは」ですな。
ネットリとした食感が面白くて美味しい。

飛島甘草とキュウリの酢の物。
食べた時は「もってのほか」、新潟でよく出る菊のお浸しかと思いましたが固有種の飛島甘草だとか。

翌日に島内観光した折の山の中のアチコチに自生していました。

棒鱈かと思ったらホッケの干物の煮付け。
なかなか意外性で面白いです。

イカの一夜干し。
飛島と言えばイカってぐらい有名だし、港からの道すがらも道路で鳥除けの網の中に天日干しされてました。
小振りだけど美味いです。

焼き魚。何だっけな?名前忘れた。

サザエの壺焼き。

イカの細造り。
やっぱり海産物が旨いね、この島。

タコの刺身と鯛の刺身。
鯛は地物で小振りだったためか少々水っぽかったけど松笠造りで仕事してあります。
タコの刺身は甘くて旨くて抜群。

デザートはメロン。
一夜明けて・・・
窓の外を眺めると飛島名物の海猫がアチコチ。

さて
朝食


枝豆とモズクの酢の物。
これも甘いです。

烏賊の塩辛。
飛島名物ですな。

海草と水母の和え物。
なんて海草だっけ?東北で良くある奴です。

どうやらモロヘイヤの和え物。

魚と野菜の唐揚げ盛り合わせ。
朝食にしては珍しい気もするけど軽めでイイ感じ。



どうやら自家製の漬け物に味噌汁で御飯。
デザートはスイカです。
海産物がさすがの島です。
【旅】酒田港から飛島へ
今日から3泊4日で島旅2つ。
まずは山形は酒田の飛島。
新幹線と特急いなほで酒田入り。

酒田に入って突き当たりの港から船に。

鳥海山と風車に見送られて晴天の海路。


快適に1時間半ほどで飛島に到着です。

さて何食わせてくれるかな。
まずは山形は酒田の飛島。
新幹線と特急いなほで酒田入り。

酒田に入って突き当たりの港から船に。

鳥海山と風車に見送られて晴天の海路。


快適に1時間半ほどで飛島に到着です。

さて何食わせてくれるかな。
2007年07月21日
【食】業務用レトルトカレー食べ比べ
子羊の丸焼きと同時平行でやった野外活動企画。

300円しない程度、包装なんかもシンプルな「業務用」レトルトカレーを大勢で多種類にわたって味見してみよう、というイベント。

独りじゃ何種類も食えないものね。(普通)
(世の中には凄いマニアが居るモンだ、と今回調べて思いましたが(笑))。
今回のカレー部主催者が集めてくれて現場に持ち込んだカレーは8社42種類。

カレーどつぼ posted by (C)ぴろり、
だったけど、羊に思いの外に手間取ったのもあり、また、大勢居たワリには働かないで早々に飲み会モードに入った人が多くてイマイチ盛り上がりに欠けた結果、16種類の味見の会となりました。
でも同時に何種類も食うコトって無いから結構面白かったし、一つのイイ経験にはなったね。一応「次回に制覇」ってことになっとります(笑)。
ということで今回試食できたのは次の16種類。
(リスト末尾の<No.○○>は自分たちの採点のための通し番号です)
8種類ずつ2ラウンド。
カレーの試食会というのも初めてなので、採点基準は自由でしたが、項目は「辛さ」「コク」「具」「コスト」「満足度」の5つと自由項目の「感想」。
自分は+5〜0〜−5の11段階で考えて臨みました。
<第1ラウンド>
1.ディナーほぐし肉のビーフカレー(エスビー)No.17

[辛さ]−3
[コク]−1
[具] +1
[コスト](\198) −2
[満足度]+1
[感想]具材が他にない独特なもので面白い。ソースは食べやすいレベルで纏まってる優等生タイプだが面白みのないもの。コストはこの回の5番「ハナマサ」の88円の出来が良かった為、他のが全体的に厳しくなるのはやむを得ない傾向だろう。もう少しスパイシーなら買いか。
2.ビーフとシャンピニオンの欧風カレー(ハウス)No.18

[辛さ]−2
[コク]−1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\178)−2
[満足度]−1
[感想]オニオン臭が強めに感じる。角肉・マッシュルームといった具材に当たらなかったのでその分の評価はできない。ただソースが1番同様、あるいはそれ以上に大人しく平凡な印象が残る。
3.ビーフとオニオンの欧風カレー(ハウス)No.19

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\178)−1
[満足度]−1
[感想]オニオンの甘味が立ってるが後口は綺麗な方。今回の欧風スタイルではいい方の纏まり方だが、食べ比べると平凡すぎるのはマイナス要因。
4.ビーフカレー シェフブレンド(ハウス)No.20

[辛さ]+1
[コク]−1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\88)0
[満足度]0
[感想]酸味(おそらくトマト)が特徴だが、それがスパイスを目立たなくしてしまってる印象。そういう好みの人には向くが食べ比べでは印象が劣後する。
5.プロ仕様 ビーフカレー(肉のハナマサ)No.26

[辛さ]+3
[コク]+1
[具] +1
[コスト](\88)+3
[満足度]+3
[感想]正統派の「業務用」という感じで、今回の最優秀賞かと思われる。何より価格が安いにも関わらず、スパイス感も旨味もそれなりにしっかりしてること、それゆえに業務用として何か具材を足すなど「一工夫」したときでも個性が死なないであろう点もいい。
6.ポークカレー(ニチレイ)No.27

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\98)+1
[満足度]−1
[感想]給食のカレーっぽいのは、おそらく本当にそういう用途なんでしょう。学校給食のカレーが「美味しかった」という人はあまり居ないでしょうが、特に大嫌いとまで言う人も居ないであろう、ホントにそんなレベルです。
7.チキンカレー(ニチレイ)No.28

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] +2
[コスト](\98)+2
[満足度]0
[感想]具材のチキンが上出来で面白い。ソース的には上2つのニチレイ製品と変わりませんが具材を活かすバランスを感じました。チキンは牛豚より素材としてアッサリしてるのでソースの弱さが露呈しなかっただけかも知れません。
8.ビーフカレー(ニチレイ)No.29

[辛さ]−2
[コク]−1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\98)−1
[満足度]−2
[感想]これも給食系のカレー。ですが具材が牛肉の場合は他の具材より一層強めのソースが合うと思われます。おそらくスープが牛ブイヨンで円やかな分、ソースの弱さが露呈してしまったのだと思われます。
<第2ラウンド>
1.欧風ビーフカレー(ニチレイ)No.30

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\138)+1
[満足度]0
[感想]甘酸っぱいのはやはりトマト系でしょうか。他のニチレイ製品と較べると味のバランスはそれなりに取れている方で、値段から見ても普段遣いにいいかも知れません。
2.ディナービーフカレー(エスビー)No.34

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] +1
[コスト](\198)−1
[満足度]−2
[感想]スジ肉系の具材。後口の甘さが気になるレベルです。具材もこのソースではもたつく感じ。ただ今回は加熱が一律大雑把ですから、もう少し煮込んで「アツアツ」で食えば少しは印象が上がりそう。
3.ペッパー風味のブラックカリー(エスビー)No.35

[辛さ]+4
[コク]+2
[具] +2
[コスト](\158)+2
[満足度]+2
[感想]これも牛スジ具材の主張が強いが、カレーの風味はスパイシーで良好なため全体のバランスが取れたと感じました。第2ラウンドでは最上位に推薦します。
4.チリ風味のレッドカリー(エスビー)No.36

[辛さ]+4
[コク]+1
[具] +2
[コスト](\158)+1
[満足度]+1
[感想]具材の角肉が少々固かったですが、前述の如く調理の具合かも知れません。スパイシーですが受け止める程のコクは無し。まぁ変化球としてはアリかな、という程度です。
5.ジンジャー風味のイエローカリー(エスビー)No.37

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] +2
[コスト](\158)+1
[満足度]+1
[感想]具材がチキンハムみたいな食感になっててなかなか面白いです。これもそれなりにバランスが取れてて変化球としてアリのレベルです。
6.マサラ赤カレー(MCC)No.38

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\200)−2
[満足度]−1
[感想]それなりのイイ味ですが後口が甘ったるいのが気になる、そして高いので評価を下げました。
7.マサラ黒カレー(MCC)No.39

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\200)−3
[満足度]−2
[感想]これも上記「赤カレー」同様で結局後口が甘ったるいのが気になってマイナス。個性は赤カレーより強く旨味が赤カレーより少ない。
8.ホットドライカレー(MCC)No.40

[辛さ]+5
[コク]+2
[具] +1
[コスト](\200)−1
[満足度]+1
[感想]これだけドライカレーのレトルトという異質なものでしたが挽肉具材として見れば結構面白い個性です。本来はフライパン上で御飯と混ぜて仕上げるモノかと思いますので、まるでキーマカレーみたいにライスに掛けて食べた今回は少々辛さが立ち過ぎになってしまいました。でも辛さに強い人ならこのレベルも面白く食べられそうです。
---------------------------------------------
結局、総合点で
「プロ仕様 ビーフカレー(肉のハナマサ)No.26」
がイチオシでしょうか。

まぁ今回、レトルトパック1つを開け、スプーン1杯ずつ程度を各自が白飯の上に取って味見する形式で10人以上居たから、場合によっては具材に当たらないのが難点。
だから今回の試食で具材を審査基準にするのは難しいけれど、具材の出来が良いと印象点が上がるのもたしか。脂身の少ない肉だと固く、スジ肉に近いと柔らかいという関係も加熱時間を変えればそれなりの個性を発揮する可能性もある。それほど厳密な審査は出来ていないと思います。



まぁ「自由研究」ですからね(笑)。細かいコトはともかく面白かったです。
以下は今回の全エントリーリスト。
次回あるいは「お取り寄せ」のために記録。
続きを読む

300円しない程度、包装なんかもシンプルな「業務用」レトルトカレーを大勢で多種類にわたって味見してみよう、というイベント。

独りじゃ何種類も食えないものね。(普通)
(世の中には凄いマニアが居るモンだ、と今回調べて思いましたが(笑))。
今回のカレー部主催者が集めてくれて現場に持ち込んだカレーは8社42種類。

カレーどつぼ posted by (C)ぴろり、
だったけど、羊に思いの外に手間取ったのもあり、また、大勢居たワリには働かないで早々に飲み会モードに入った人が多くてイマイチ盛り上がりに欠けた結果、16種類の味見の会となりました。
でも同時に何種類も食うコトって無いから結構面白かったし、一つのイイ経験にはなったね。一応「次回に制覇」ってことになっとります(笑)。
ということで今回試食できたのは次の16種類。
(リスト末尾の<No.○○>は自分たちの採点のための通し番号です)
- ディナーほぐし肉のビーフカレー(エスビー)No.17
- ビーフとシャンピニオンの欧風カレー(ハウス)No.18
- ビーフとオニオンの欧風カレー(ハウス)No.19
- ビーフカレー シェフブレンド(ハウス)No.20
- プロ仕様 ビーフカレー(肉のハナマサ)No.26
- ポークカレー(ニチレイ)No.27
- チキンカレー(ニチレイ)No.28
- ビーフカレー(ニチレイ)No.29
- 欧風ビーフカレー(ニチレイ)No.30
- ディナービーフカレー(エスビー)No.34
- ペッパー風味のブラックカリー(エスビー)No.35
- チリ風味のレッドカリー(エスビー)No.36
- ジンジャー風味のイエローカリー(エスビー)No.37
- マサラ赤カレー(MCC)No.38
- マサラ黒カレー(MCC)No.39
- ホットドライカレー(MCC)No.40
8種類ずつ2ラウンド。
カレーの試食会というのも初めてなので、採点基準は自由でしたが、項目は「辛さ」「コク」「具」「コスト」「満足度」の5つと自由項目の「感想」。
自分は+5〜0〜−5の11段階で考えて臨みました。
<第1ラウンド>
1.ディナーほぐし肉のビーフカレー(エスビー)No.17

[辛さ]−3
[コク]−1
[具] +1
[コスト](\198) −2
[満足度]+1
[感想]具材が他にない独特なもので面白い。ソースは食べやすいレベルで纏まってる優等生タイプだが面白みのないもの。コストはこの回の5番「ハナマサ」の88円の出来が良かった為、他のが全体的に厳しくなるのはやむを得ない傾向だろう。もう少しスパイシーなら買いか。
2.ビーフとシャンピニオンの欧風カレー(ハウス)No.18

[辛さ]−2
[コク]−1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\178)−2
[満足度]−1
[感想]オニオン臭が強めに感じる。角肉・マッシュルームといった具材に当たらなかったのでその分の評価はできない。ただソースが1番同様、あるいはそれ以上に大人しく平凡な印象が残る。
3.ビーフとオニオンの欧風カレー(ハウス)No.19

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\178)−1
[満足度]−1
[感想]オニオンの甘味が立ってるが後口は綺麗な方。今回の欧風スタイルではいい方の纏まり方だが、食べ比べると平凡すぎるのはマイナス要因。
4.ビーフカレー シェフブレンド(ハウス)No.20

[辛さ]+1
[コク]−1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\88)0
[満足度]0
[感想]酸味(おそらくトマト)が特徴だが、それがスパイスを目立たなくしてしまってる印象。そういう好みの人には向くが食べ比べでは印象が劣後する。
5.プロ仕様 ビーフカレー(肉のハナマサ)No.26

[辛さ]+3
[コク]+1
[具] +1
[コスト](\88)+3
[満足度]+3
[感想]正統派の「業務用」という感じで、今回の最優秀賞かと思われる。何より価格が安いにも関わらず、スパイス感も旨味もそれなりにしっかりしてること、それゆえに業務用として何か具材を足すなど「一工夫」したときでも個性が死なないであろう点もいい。
6.ポークカレー(ニチレイ)No.27

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\98)+1
[満足度]−1
[感想]給食のカレーっぽいのは、おそらく本当にそういう用途なんでしょう。学校給食のカレーが「美味しかった」という人はあまり居ないでしょうが、特に大嫌いとまで言う人も居ないであろう、ホントにそんなレベルです。
7.チキンカレー(ニチレイ)No.28

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] +2
[コスト](\98)+2
[満足度]0
[感想]具材のチキンが上出来で面白い。ソース的には上2つのニチレイ製品と変わりませんが具材を活かすバランスを感じました。チキンは牛豚より素材としてアッサリしてるのでソースの弱さが露呈しなかっただけかも知れません。
8.ビーフカレー(ニチレイ)No.29

[辛さ]−2
[コク]−1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\98)−1
[満足度]−2
[感想]これも給食系のカレー。ですが具材が牛肉の場合は他の具材より一層強めのソースが合うと思われます。おそらくスープが牛ブイヨンで円やかな分、ソースの弱さが露呈してしまったのだと思われます。
<第2ラウンド>
1.欧風ビーフカレー(ニチレイ)No.30

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\138)+1
[満足度]0
[感想]甘酸っぱいのはやはりトマト系でしょうか。他のニチレイ製品と較べると味のバランスはそれなりに取れている方で、値段から見ても普段遣いにいいかも知れません。
2.ディナービーフカレー(エスビー)No.34

[辛さ]+1
[コク]+1
[具] +1
[コスト](\198)−1
[満足度]−2
[感想]スジ肉系の具材。後口の甘さが気になるレベルです。具材もこのソースではもたつく感じ。ただ今回は加熱が一律大雑把ですから、もう少し煮込んで「アツアツ」で食えば少しは印象が上がりそう。
3.ペッパー風味のブラックカリー(エスビー)No.35

[辛さ]+4
[コク]+2
[具] +2
[コスト](\158)+2
[満足度]+2
[感想]これも牛スジ具材の主張が強いが、カレーの風味はスパイシーで良好なため全体のバランスが取れたと感じました。第2ラウンドでは最上位に推薦します。
4.チリ風味のレッドカリー(エスビー)No.36

[辛さ]+4
[コク]+1
[具] +2
[コスト](\158)+1
[満足度]+1
[感想]具材の角肉が少々固かったですが、前述の如く調理の具合かも知れません。スパイシーですが受け止める程のコクは無し。まぁ変化球としてはアリかな、という程度です。
5.ジンジャー風味のイエローカリー(エスビー)No.37

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] +2
[コスト](\158)+1
[満足度]+1
[感想]具材がチキンハムみたいな食感になっててなかなか面白いです。これもそれなりにバランスが取れてて変化球としてアリのレベルです。
6.マサラ赤カレー(MCC)No.38

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\200)−2
[満足度]−1
[感想]それなりのイイ味ですが後口が甘ったるいのが気になる、そして高いので評価を下げました。
7.マサラ黒カレー(MCC)No.39

[辛さ]+2
[コク]+1
[具] 0・・・取り分けで具材に当たらなかった為
[コスト](\200)−3
[満足度]−2
[感想]これも上記「赤カレー」同様で結局後口が甘ったるいのが気になってマイナス。個性は赤カレーより強く旨味が赤カレーより少ない。
8.ホットドライカレー(MCC)No.40

[辛さ]+5
[コク]+2
[具] +1
[コスト](\200)−1
[満足度]+1
[感想]これだけドライカレーのレトルトという異質なものでしたが挽肉具材として見れば結構面白い個性です。本来はフライパン上で御飯と混ぜて仕上げるモノかと思いますので、まるでキーマカレーみたいにライスに掛けて食べた今回は少々辛さが立ち過ぎになってしまいました。でも辛さに強い人ならこのレベルも面白く食べられそうです。
---------------------------------------------
結局、総合点で
「プロ仕様 ビーフカレー(肉のハナマサ)No.26」
がイチオシでしょうか。

まぁ今回、レトルトパック1つを開け、スプーン1杯ずつ程度を各自が白飯の上に取って味見する形式で10人以上居たから、場合によっては具材に当たらないのが難点。
だから今回の試食で具材を審査基準にするのは難しいけれど、具材の出来が良いと印象点が上がるのもたしか。脂身の少ない肉だと固く、スジ肉に近いと柔らかいという関係も加熱時間を変えればそれなりの個性を発揮する可能性もある。それほど厳密な審査は出来ていないと思います。



まぁ「自由研究」ですからね(笑)。細かいコトはともかく面白かったです。
★2007年夏の自由研究 業務用カレー食べ比べ&羊丸焼き★
1.【食】子羊の丸焼きチャレンジ
2.【食】業務用レトルトカレー食べ比べ
以下は今回の全エントリーリスト。
次回あるいは「お取り寄せ」のために記録。
続きを読む
【食】子羊の丸焼きチャレンジ
誰が思いついたか言い出したか、って仲間内で盛り上がって実現したイベント。
2007年夏の自由研究 業務用カレー食べ比べ&羊丸焼き
カレーの方は別に纏めるとしてまずは羊の方。
場所は光が丘公園のBBQサイト。
これも公共施設を借りる以上は「立つ鳥跡を濁さず」が基本、やれ「直火がダメ」だの「カマドを作っちゃダメだの」という難題から場所探しに右往左往した挙げ句に何とか決まった場所でした。
折り合いとしてチャンと耐火煉瓦を敷き詰めて地面に焼けこげを残さず、終了後は綺麗に片付くというダンドリを踏むということでようやく実現。

基本的なダンドリはほとんどヒツジ部主催者が中心的かつ精力的にやってくれまして、計画&準備からヒツジ肉の手配まで彼無しには実現しなかったですね。想像より難しかったけど、ある意味想像以上に上手くいきましたから。
初めは「豚の丸焼き」を考えていたのですが、豚一頭って高いのね。。。
それに生焼けでも食えるとなると、ってことで子羊、ラム肉となりました。
羊となるとジンギスカン、ジンギスカンといえば北海道!
って訳で調べると、さすが北海道はジンギスカンが盛んで、肉の通信販売も切り身ならばアチラやコチラに有るし、出張丸焼き屋を買って出てる肉屋さんまであります。
でもさすがに「子羊丸々一頭」ってのはなかなかね。。。
って思ってたらさすがヒツジ部主催者(言い出しっぺ?(笑))で、ジンギスカンwebって肉屋さんで子羊丸々一頭の通販をやってると見つけてきておりました。
たしか2万3千円とかだっけかな?今回カレー部と合わせて20人ぐらい居ましたから、カレー部の諸経費と合わせてワリカンすると大した額にはなりませんでした。
前日から焼き台の組み立て、子羊の解凍、下処理などに有志数人が参加しておりましたが、自分は今回、「焼き」が始まってからの参加になっちゃいましたので、その分も含めて詳しいレポートは前夜の下拵えから参加してたカレー部主催者の記録blogに委ねることにします。
自分が到着した時点は既にヒツジ君はこんな感じ。

下には耐火煉瓦を敷き、鉄の皿数枚の上に熾した炭を盛り上げて下から炙る方法。
日曜大工で本棚なんかを作るアングルを巧く組み合わせ、ステンレスの物干し竿にアルミ箔を巻き、針金でX字にしたものがヒツジ君の固定具で、子羊が「開き」になって針金で縛られています。
背骨の周囲や骨盤の内側、肩胛骨の裏側など肉厚の部分に火が通りにくいので途中で裏返しながら焼き上げます。

表面を焦がさぬようにハーブソルトを入れたオリーブオイルを刷毛で塗りつつの焼き作業ですが、なかなか芯まで焼き上がる気配は無し。
そのうち「試食」だの「味見」だのが止まらなくなり、また一方で「時間内に焼き上がらないかもな」って危惧感も頭をもたげてきて(夕方5時には撤収しなきゃいけないので)、少しずつ削られていきました。



ここから先は自分も軍手にナイフで焼き作業と切り分け作業に専念してたので、手も羊脂でドロドロ、木炭で真っ黒、って感じで写真は有りません。
ほとんどシュラスコ状態で、肩胛骨の付け根や股関節の付け根は切開・切断するのにもかなり苦労しましたし、都合6〜7時間は火炙りにしていましたが、一番の芯の部分(そこが美味しいのだと思いますが)までは火が通りませんでした。
でも丸焼きにした子羊の肉は今までどのジンギスカンで食った肉よりも芳醇で旨く、それこそ「生き物」を「いただいてる」って感じで、まさしく「ごちそうさま」、とても貴重な体験となりました。
美味かった〜
んでもってヒツジ君ありがとう。
合掌。
2007年夏の自由研究 業務用カレー食べ比べ&羊丸焼き
カレーの方は別に纏めるとしてまずは羊の方。
場所は光が丘公園のBBQサイト。
これも公共施設を借りる以上は「立つ鳥跡を濁さず」が基本、やれ「直火がダメ」だの「カマドを作っちゃダメだの」という難題から場所探しに右往左往した挙げ句に何とか決まった場所でした。
折り合いとしてチャンと耐火煉瓦を敷き詰めて地面に焼けこげを残さず、終了後は綺麗に片付くというダンドリを踏むということでようやく実現。

基本的なダンドリはほとんどヒツジ部主催者が中心的かつ精力的にやってくれまして、計画&準備からヒツジ肉の手配まで彼無しには実現しなかったですね。想像より難しかったけど、ある意味想像以上に上手くいきましたから。
初めは「豚の丸焼き」を考えていたのですが、豚一頭って高いのね。。。
それに生焼けでも食えるとなると、ってことで子羊、ラム肉となりました。
羊となるとジンギスカン、ジンギスカンといえば北海道!
って訳で調べると、さすが北海道はジンギスカンが盛んで、肉の通信販売も切り身ならばアチラやコチラに有るし、出張丸焼き屋を買って出てる肉屋さんまであります。
でもさすがに「子羊丸々一頭」ってのはなかなかね。。。
って思ってたらさすがヒツジ部主催者(言い出しっぺ?(笑))で、ジンギスカンwebって肉屋さんで子羊丸々一頭の通販をやってると見つけてきておりました。
たしか2万3千円とかだっけかな?今回カレー部と合わせて20人ぐらい居ましたから、カレー部の諸経費と合わせてワリカンすると大した額にはなりませんでした。
前日から焼き台の組み立て、子羊の解凍、下処理などに有志数人が参加しておりましたが、自分は今回、「焼き」が始まってからの参加になっちゃいましたので、その分も含めて詳しいレポートは前夜の下拵えから参加してたカレー部主催者の記録blogに委ねることにします。
自分が到着した時点は既にヒツジ君はこんな感じ。

下には耐火煉瓦を敷き、鉄の皿数枚の上に熾した炭を盛り上げて下から炙る方法。
日曜大工で本棚なんかを作るアングルを巧く組み合わせ、ステンレスの物干し竿にアルミ箔を巻き、針金でX字にしたものがヒツジ君の固定具で、子羊が「開き」になって針金で縛られています。
背骨の周囲や骨盤の内側、肩胛骨の裏側など肉厚の部分に火が通りにくいので途中で裏返しながら焼き上げます。

表面を焦がさぬようにハーブソルトを入れたオリーブオイルを刷毛で塗りつつの焼き作業ですが、なかなか芯まで焼き上がる気配は無し。
そのうち「試食」だの「味見」だのが止まらなくなり、また一方で「時間内に焼き上がらないかもな」って危惧感も頭をもたげてきて(夕方5時には撤収しなきゃいけないので)、少しずつ削られていきました。



ここから先は自分も軍手にナイフで焼き作業と切り分け作業に専念してたので、手も羊脂でドロドロ、木炭で真っ黒、って感じで写真は有りません。
ほとんどシュラスコ状態で、肩胛骨の付け根や股関節の付け根は切開・切断するのにもかなり苦労しましたし、都合6〜7時間は火炙りにしていましたが、一番の芯の部分(そこが美味しいのだと思いますが)までは火が通りませんでした。
でも丸焼きにした子羊の肉は今までどのジンギスカンで食った肉よりも芳醇で旨く、それこそ「生き物」を「いただいてる」って感じで、まさしく「ごちそうさま」、とても貴重な体験となりました。
美味かった〜
んでもってヒツジ君ありがとう。
合掌。
★2007年夏の自由研究 業務用カレー食べ比べ&羊丸焼き★
1.【食】子羊の丸焼きチャレンジ
2.【食】業務用レトルトカレー食べ比べ
2007年07月18日
【食】大阪うどんって・・・
先に見切り発車で食べたカレーが「まぁまぁ」だったのでモノ足りず、すぐ近くに有ったお店に「ランチのハシゴ」。
店頭に並んだメニューが安かったからね。さっき通った時は店先に行列が出来てたから入らなかったんだけど、今は昼時も過ぎたので並ばずに入れた。
それに「大阪うどん」って珍しいキャッチが気になった。
創作居酒屋 大阪うどん つくし
・九段下の美味しい和食のお店
・めんきょーOBの店

天丼とミニうどんのセット(たしか800円ぐらい)

あれ?ウドンツユが黒いぞ。。。
いいや。とりあえず天丼から。天麩羅が豪快ですな。

ふむ。東京の天丼ですな。天麩羅は家庭料理みたいな感じです。
さて、うどん。

コシの有る麺を黒いツユで、ってこれ讃岐うどんじゃないかな?
まぁ「大阪うどん」ってところは疑問だけど(笑)、この値段でこの味のレベルなら行列になるのもあるでしょう。
壁には夜の居酒屋メニューらいいのも貼ってある。「もんじゃ」が色々、ってこの辺りからして「大阪うどん」ではないよな(笑)。まぁ仕事帰りの居酒屋使いとしては近所なら「イイ店」なんじゃないかと思う。
帰ってから調べるとかなり異色な店らしい。
先に上げたリンク先に「店主は元教師で、店員は教え子だった知的障害者の人々、使っているお米は山形の農業高校で獲れたもの」って書いてある。
なるほどね。接客の女の子、結構可愛かったけど何となく間遠な感じがしたのはそういう訳ね。中国人留学生のバイトかなとも思ったけど、それにしては何か違うなとか思ったよ。
接客をトータルで評価して特に悪くもないけど、知らなきゃ文句を言う客とかも居るんじゃないかな?居酒屋とかで店員を虐めて喜ぶような情けないオヤジってのはまだまだアチコチで見かけるから。まぁ「軽度発達障害児だから」を看板にすると意味無い面もあるだろうけどね。まだまだ偏見根強いし。それを乗り越えようと言う面も有るだろうから。
つまり軽度発達障害児の就労支援という取り組みでもあるのでしょう。店の主は今は次の活動に向けて上越に住んでるみたいで(参考:blogヤッちゃんパパ奮戦記「大阪うどん」)、ということはそれなりにこの店は軌道に乗っているってことかも知れない。
単なる「ビジネス」ではないんだろうからね。
でもまぁお金を払って飲食を楽しみに来る客の立場から見れば、味やらの説得力の有無でしか評価できないのも冷徹な事実。
で、料理のレベルについては、大阪のうどん屋で5年間修行した上で大阪の(株)めんきょーって会社の「手打うどん・そば研修センターめんきょー」を卒業したってことらしい。めんきょーOBの店ってところにも紹介されてる。
ただ、ネット上での味の評価となると決して高いとは言えない。
・Livedoor東京グルメでは登録者のコメントしか無い状態(つまり1人)なのでblogなんかと同じく個人の評価だが3/5、つまり「まぁまぁ」。
・つくし @九段下 いいもの捜索隊Blogでは御飯・ウドンはプラス評価、但し「関西風」かどうかについてはマイナス、カツもマイナス。
・nao3blog(初回・夏)、nao3blog(2度目・冬)でも厳しいですね。
それでも開店してずいぶん経ってるのに未だに行列店であることは、少なくとも近隣のサラリーマンに一応の高評価をコストパフォーマンスで得ているということでしょう。
逆にグルメ系のblogなどを書いている自分のような人種からすると「ウリ」が弱いとどうしてもマイナスに評価せざるを得ない。
この店の看板、「ウリ」=「大阪うどん」なのに、出されるモノは明らかに「関東風の讃岐うどん」という微妙なライン。おそらく東京でこの讃岐うどんブームの最中にうどん屋をやっていく中での店サイドの味の選択だと思いますが。
たとえそれ自体が美味くても看板との齟齬は印象が悪いものです。
元来「大阪うどん」というモノが何を指すのか難しいけど、自分は次の3要素だと思います。
1.昆布ダシが引き立ってることが一番重要
(醤油も砂糖も調味料は決して目立たない)
2.麺は柔らかい
(これも薄味のダシと馴染むため)
3.その基本線を守った上での創意工夫の有ること
(飲食店の競争の激しい大阪の味は各店の「工夫」が勝負)
2は昨今ブームの讃岐うどんとは対極をなす訳ですが、歯応えの強い、まるで餅のような讃岐うどんの場合はツユもそれなりの「強さ」が求められるので、讃岐うどんでは醤油の香りが重要な要素であると共に、ダシも炒り子など魚臭さを前面に押し出したようなものの方が麺とのバランスからも「美味い」訳です。アレはアレで美味いうどんです。でも大阪のうどんとは違う食べ物だと思う。
1は結局のところ麺の選択にも左右されるので難しく、「醤油は薄口醤油を使い色はあくまでも透けるように薄く、それでいて味は昆布の旨味がシッカリ利いていて、それに鰹節の味と香りが彩りを添え」という大阪のうどんダシは讃岐のシコシコした麺線だと頼りなく感じるのもたしか。
そして、関東は醤油文化、その中で正統な「大阪うどん」は好まれないと思います。だから、3の創意工夫として頑張ったのでしょうが、1&2の「基本線」を守ることは出来なかったということではと思います。で、それが悪いかというとそういうもんではないと思いますが、少なくとも一般的な「大阪うどん」のイメージからは外れているんじゃないかと。
<参考>
・「大阪おうどんの会」日記(ブログ)
・eoショップ|うどん特集:大阪うどんって何だ?
・讃岐うどんの国の人による大阪うどんレポ
・上記記事の元「うどんグルメの旅」
・きつねうどん発祥の店 大阪うどんの名店を行く松葉家 - [うどん]All About
・関西うどんの魅力にはまる - [うどん]All About
・吾妻(あづま) : 成瀬國晴の関西オイシイとこどり : 人 遊 食 : 関西発 : yomiuri online(読売新聞)
・吾妻/うどん、饂飩/ のレストラン情報 [食べログ.com]
・手打ちうどん 大阪 関西グルメガイド
・大阪 うどん お店・レストラン 【グルメぴあ】
・大阪うどん 虎の穴-粉もんの掟III 「粉もん天国」[グルメウォーカー関西]
・大阪うどん 明日喜
・知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
・池田の老舗うどん「吾妻」|C級呑兵衛の「絶好調な千鳥足」|ブログdeバーチャル駅長
お店サイドとしては「コレが美味しいだろう」として出してる訳でしょうけどね。
いっそ「大阪うどん」の看板を下ろした方が店の評判も上がると思うのだけどなぁ。
結局先に見たネット上のマイナス評価にしても、客が看板から得る印象と提供されるうどんとのギャップに大きく起因しているように思うし。
たしかに「大阪○○」って食いモンは「美味そう」で、「京風○○」は「洗練されてそう」で、というイメージは関東人に根強いので利用する価値は認めますが。
まぁ看板を維持するなら、少なくとも「本物の大阪うどん」(関東では実はウケないであろう商品)をメニュー上に一品置いた上で、「讃岐うどん」なり店名を冠した「つくしうどん」なりを並べて、実際上はそちらを主力商品にする、ってのがいいんじゃないかな。
そのうち夜に使ってみてアレコレ他のメニューを食べてみたいなとは思います。「大阪うどん」の店というポイントは忘れて、もう一枚の看板、「創作居酒屋」を期待して。
少なくとも安そうだしある程度のレベルは有るのでリーズナブルとは言えるのですから。
店頭に並んだメニューが安かったからね。さっき通った時は店先に行列が出来てたから入らなかったんだけど、今は昼時も過ぎたので並ばずに入れた。
それに「大阪うどん」って珍しいキャッチが気になった。
創作居酒屋 大阪うどん つくし
・九段下の美味しい和食のお店
・めんきょーOBの店

天丼とミニうどんのセット(たしか800円ぐらい)

あれ?ウドンツユが黒いぞ。。。
いいや。とりあえず天丼から。天麩羅が豪快ですな。

ふむ。東京の天丼ですな。天麩羅は家庭料理みたいな感じです。
さて、うどん。

コシの有る麺を黒いツユで、ってこれ讃岐うどんじゃないかな?
まぁ「大阪うどん」ってところは疑問だけど(笑)、この値段でこの味のレベルなら行列になるのもあるでしょう。
壁には夜の居酒屋メニューらいいのも貼ってある。「もんじゃ」が色々、ってこの辺りからして「大阪うどん」ではないよな(笑)。まぁ仕事帰りの居酒屋使いとしては近所なら「イイ店」なんじゃないかと思う。
帰ってから調べるとかなり異色な店らしい。
先に上げたリンク先に「店主は元教師で、店員は教え子だった知的障害者の人々、使っているお米は山形の農業高校で獲れたもの」って書いてある。
なるほどね。接客の女の子、結構可愛かったけど何となく間遠な感じがしたのはそういう訳ね。中国人留学生のバイトかなとも思ったけど、それにしては何か違うなとか思ったよ。
接客をトータルで評価して特に悪くもないけど、知らなきゃ文句を言う客とかも居るんじゃないかな?居酒屋とかで店員を虐めて喜ぶような情けないオヤジってのはまだまだアチコチで見かけるから。まぁ「軽度発達障害児だから」を看板にすると意味無い面もあるだろうけどね。まだまだ偏見根強いし。それを乗り越えようと言う面も有るだろうから。
つまり軽度発達障害児の就労支援という取り組みでもあるのでしょう。店の主は今は次の活動に向けて上越に住んでるみたいで(参考:blogヤッちゃんパパ奮戦記「大阪うどん」)、ということはそれなりにこの店は軌道に乗っているってことかも知れない。
単なる「ビジネス」ではないんだろうからね。
でもまぁお金を払って飲食を楽しみに来る客の立場から見れば、味やらの説得力の有無でしか評価できないのも冷徹な事実。
で、料理のレベルについては、大阪のうどん屋で5年間修行した上で大阪の(株)めんきょーって会社の「手打うどん・そば研修センターめんきょー」を卒業したってことらしい。めんきょーOBの店ってところにも紹介されてる。
ただ、ネット上での味の評価となると決して高いとは言えない。
・Livedoor東京グルメでは登録者のコメントしか無い状態(つまり1人)なのでblogなんかと同じく個人の評価だが3/5、つまり「まぁまぁ」。
・つくし @九段下 いいもの捜索隊Blogでは御飯・ウドンはプラス評価、但し「関西風」かどうかについてはマイナス、カツもマイナス。
・nao3blog(初回・夏)、nao3blog(2度目・冬)でも厳しいですね。
それでも開店してずいぶん経ってるのに未だに行列店であることは、少なくとも近隣のサラリーマンに一応の高評価をコストパフォーマンスで得ているということでしょう。
逆にグルメ系のblogなどを書いている自分のような人種からすると「ウリ」が弱いとどうしてもマイナスに評価せざるを得ない。
この店の看板、「ウリ」=「大阪うどん」なのに、出されるモノは明らかに「関東風の讃岐うどん」という微妙なライン。おそらく東京でこの讃岐うどんブームの最中にうどん屋をやっていく中での店サイドの味の選択だと思いますが。
たとえそれ自体が美味くても看板との齟齬は印象が悪いものです。
元来「大阪うどん」というモノが何を指すのか難しいけど、自分は次の3要素だと思います。
1.昆布ダシが引き立ってることが一番重要
(醤油も砂糖も調味料は決して目立たない)
2.麺は柔らかい
(これも薄味のダシと馴染むため)
3.その基本線を守った上での創意工夫の有ること
(飲食店の競争の激しい大阪の味は各店の「工夫」が勝負)
2は昨今ブームの讃岐うどんとは対極をなす訳ですが、歯応えの強い、まるで餅のような讃岐うどんの場合はツユもそれなりの「強さ」が求められるので、讃岐うどんでは醤油の香りが重要な要素であると共に、ダシも炒り子など魚臭さを前面に押し出したようなものの方が麺とのバランスからも「美味い」訳です。アレはアレで美味いうどんです。でも大阪のうどんとは違う食べ物だと思う。
1は結局のところ麺の選択にも左右されるので難しく、「醤油は薄口醤油を使い色はあくまでも透けるように薄く、それでいて味は昆布の旨味がシッカリ利いていて、それに鰹節の味と香りが彩りを添え」という大阪のうどんダシは讃岐のシコシコした麺線だと頼りなく感じるのもたしか。
そして、関東は醤油文化、その中で正統な「大阪うどん」は好まれないと思います。だから、3の創意工夫として頑張ったのでしょうが、1&2の「基本線」を守ることは出来なかったということではと思います。で、それが悪いかというとそういうもんではないと思いますが、少なくとも一般的な「大阪うどん」のイメージからは外れているんじゃないかと。
<参考>
・「大阪おうどんの会」日記(ブログ)
・eoショップ|うどん特集:大阪うどんって何だ?
・讃岐うどんの国の人による大阪うどんレポ
・上記記事の元「うどんグルメの旅」
・きつねうどん発祥の店 大阪うどんの名店を行く松葉家 - [うどん]All About
・関西うどんの魅力にはまる - [うどん]All About
・吾妻(あづま) : 成瀬國晴の関西オイシイとこどり : 人 遊 食 : 関西発 : yomiuri online(読売新聞)
・吾妻/うどん、饂飩/ のレストラン情報 [食べログ.com]
・手打ちうどん 大阪 関西グルメガイド
・大阪 うどん お店・レストラン 【グルメぴあ】
・大阪うどん 虎の穴-粉もんの掟III 「粉もん天国」[グルメウォーカー関西]
・大阪うどん 明日喜
・知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
・池田の老舗うどん「吾妻」|C級呑兵衛の「絶好調な千鳥足」|ブログdeバーチャル駅長
お店サイドとしては「コレが美味しいだろう」として出してる訳でしょうけどね。
いっそ「大阪うどん」の看板を下ろした方が店の評判も上がると思うのだけどなぁ。
結局先に見たネット上のマイナス評価にしても、客が看板から得る印象と提供されるうどんとのギャップに大きく起因しているように思うし。
たしかに「大阪○○」って食いモンは「美味そう」で、「京風○○」は「洗練されてそう」で、というイメージは関東人に根強いので利用する価値は認めますが。
まぁ看板を維持するなら、少なくとも「本物の大阪うどん」(関東では実はウケないであろう商品)をメニュー上に一品置いた上で、「讃岐うどん」なり店名を冠した「つくしうどん」なりを並べて、実際上はそちらを主力商品にする、ってのがいいんじゃないかな。
そのうち夜に使ってみてアレコレ他のメニューを食べてみたいなとは思います。「大阪うどん」の店というポイントは忘れて、もう一枚の看板、「創作居酒屋」を期待して。
少なくとも安そうだしある程度のレベルは有るのでリーズナブルとは言えるのですから。
【食】バルチックカレー(九段下)
早稲田界隈で遅めの昼食に悩んで店を探して歩いてるウチに、江戸川橋から飯田橋も越えて九段下に着いちゃった(笑)。
まぁ長距離歩くの平気だってのもあるし、ところどころに気になってた店もあったので下見がてら、なんて思ってたらホントに着いちゃっただけですが。
神保町まで歩いたけどイマイチ決め手に欠ける店ばっかりで決め損ねて昼飯抜きのままに九段下まで戻ってきた。
まぁね、行列が並んでる店嫌いだし、かといってガラ空きでも不気味だしね。
あまりの空腹にヤケ起こして安全パイのつもりでチェーン(FC)のカレー屋に。
バルチックカレー(九段北店)
・FC元締バルチックシステム
・FCオーナー募集の投資についてのP
・Livedoor東京グルメ

頼んだのは・・・辛口のポークカレーが食いたかったんだけど、バルチックって具材と辛さのベースが固定されてるのね。。。しょうがないから
炭火ビーフカレー(大盛)

具だくさんの大半は野菜が担ってるので「何処がビーフ?」って感じですが、まぁそれなりに美味しい。
甘いカレーが嫌で避けたつもりだけど、(このバルチックは古手だけど)、多いよね、野菜や果物を多種多様大量に溶かし込んで「深いコク」をウリにしてるカレーって最近。
でもそういうのって「コク」以上に甘さが気になるんで、スパイシーなカレーをイメージしてるとどうにも「当たり」が無いことになります。ちょっとやそっとのスパイスを増量したところで炒めタマネギの甘味や煮込みトマトの酸味は負けないから。
まぁFCなんで、ここもトッピングなどアレコレ別注品の多様性は工夫はしてたようですが、基本メニューがねぇ。。。数種のメニューを抱える場合、多様性を持たせると無駄が多いという問題もあります。
また、ここに限らず「どうだ美味しいだろう」って方向で究極を求めると作り手としては「これしかない」になるので多様性に意識が行かない、目先・手先だけ変える方向になりがちに思います。最近いろいろと増えたカレー専業店のどこも基本線が同じ方向に向いてるように思います。店が力説する程に「特別」ではない状況が散見される。味がそれほどは違わないと思うんだよねぇ。
このバルチックも多くを望むからヤヤコシイ訳で、カレースタンドとしては悪くないのだから近所に有ればたまに行くでしょう。
早稲田界隈だったらもうチョット安くないと厳しいかもだけど。
まぁ長距離歩くの平気だってのもあるし、ところどころに気になってた店もあったので下見がてら、なんて思ってたらホントに着いちゃっただけですが。
神保町まで歩いたけどイマイチ決め手に欠ける店ばっかりで決め損ねて昼飯抜きのままに九段下まで戻ってきた。
まぁね、行列が並んでる店嫌いだし、かといってガラ空きでも不気味だしね。
あまりの空腹にヤケ起こして安全パイのつもりでチェーン(FC)のカレー屋に。
バルチックカレー(九段北店)
・FC元締バルチックシステム
・FCオーナー募集の投資についてのP
・Livedoor東京グルメ

頼んだのは・・・辛口のポークカレーが食いたかったんだけど、バルチックって具材と辛さのベースが固定されてるのね。。。しょうがないから
炭火ビーフカレー(大盛)

具だくさんの大半は野菜が担ってるので「何処がビーフ?」って感じですが、まぁそれなりに美味しい。
甘いカレーが嫌で避けたつもりだけど、(このバルチックは古手だけど)、多いよね、野菜や果物を多種多様大量に溶かし込んで「深いコク」をウリにしてるカレーって最近。
でもそういうのって「コク」以上に甘さが気になるんで、スパイシーなカレーをイメージしてるとどうにも「当たり」が無いことになります。ちょっとやそっとのスパイスを増量したところで炒めタマネギの甘味や煮込みトマトの酸味は負けないから。
まぁFCなんで、ここもトッピングなどアレコレ別注品の多様性は工夫はしてたようですが、基本メニューがねぇ。。。数種のメニューを抱える場合、多様性を持たせると無駄が多いという問題もあります。
また、ここに限らず「どうだ美味しいだろう」って方向で究極を求めると作り手としては「これしかない」になるので多様性に意識が行かない、目先・手先だけ変える方向になりがちに思います。最近いろいろと増えたカレー専業店のどこも基本線が同じ方向に向いてるように思います。店が力説する程に「特別」ではない状況が散見される。味がそれほどは違わないと思うんだよねぇ。
このバルチックも多くを望むからヤヤコシイ訳で、カレースタンドとしては悪くないのだから近所に有ればたまに行くでしょう。
早稲田界隈だったらもうチョット安くないと厳しいかもだけど。
2007年07月17日
【食】もうやんカレー池のランチバイキング
今日の昼間も池袋でちょっと気になってた店へ。
アルパから地下を抜けてハンズの下からサンシャイン60通りへ出てすぐ。
脇道を左に回り込んだところ。
時々行く飲み屋の如月桃花の地下。
もうやんカレー 池
・チェーンHP
・ぐるなび
・あっとまーく@池袋
・レッツエンジョイ東京
・食べログ

「巨大盛り」の店と言うことで記憶に残ってた。
通常メニューでさえ350g、
その倍盛り(メガトン盛り)が+200円でで700g、
3倍?、1kg以上盛り(ミレニアム盛り)が+300円。
たしか新宿に本店(池袋は3軒目らしい)。
正午ぐらいに入ったのでまだあんまり混んでなかった。
ランチバイキング
これだけのメニューが1000円、プレート一枚オカワリ自由。
ランチバイキング以外の時間のメニューではカレー一杯が1000円ぐらいの店だからかなり安いと思う。
とはいえ
カレーも
山芋粥も
焼きうどんも
デザートも
「その一枚のお皿」という掟なので
アレコレ食う気なら計画的にやらなきゃならない。。。
(かなり腹が減ってていきなりカレーを入れて食い始めてしまったので後で後悔。。。)
ともかくまずは・ポークバラ肉煮込みカレーを盛りつけた。


ほぅ。膨らみのあるいいカレーソースですな。
肉も大きな塊がスプーンで崩せる程に柔らかく煮込まれている。
でもこれホントにバターライスなのかな?
あんまし油脂分はもちろん香りも感じないけど。
2杯目は・ビーフホホ肉煮込みカレーで。


ふむ。これも基本的に同じカレーソースね。
激辛ソースを足してみたら少し味にコクが出たけど。
肉の塊はもちろんビーフ。
鶏の味噌炒めを気分転換に乗せてみたけど味の系統は大差無し。
このカレーも美味い。
でも同じ傾向のカレーソースが2種類だと2杯食うと飽きてきた。
山芋粥を少し入れて食べてみたけど皿が既にカレーまみれなので味が変わらない。。。
茹でジャガイモとルイボスティでしばらく休憩してみたが、
やっぱりそれ以上食えそうにないので、
バイキングでたった2杯とは負けた気分だったけど(笑)出て来ました。
けっこう美味しいんだけどなぁ。。。
クチを変えられるような別タイプのカレーとか、ライスじゃなくてナンやパンとか、何かもう少し変化球を入れておいて欲しいな。
スープが無いのも痛いな。
せっかくカレー以外の料理も並べてるのだから、別取りの小皿ぐらいは使わせて欲しい。
まぁ1000円だからなぁ。。。
でもなぁ。。。
池袋はランチバイキング激戦区。
1000円程度出せばピザ、しゃぶしゃぶ、カレーも数件有る。
ホテルバイキングで和洋中、
中華バイキングで有名な大福來も近所だ。
もう一押しが。。。
また行くとは思うけど、チョット惜しい店。
アルパから地下を抜けてハンズの下からサンシャイン60通りへ出てすぐ。
脇道を左に回り込んだところ。
時々行く飲み屋の如月桃花の地下。
もうやんカレー 池
・チェーンHP
・ぐるなび
・あっとまーく@池袋
・レッツエンジョイ東京
・食べログ

「巨大盛り」の店と言うことで記憶に残ってた。
通常メニューでさえ350g、
その倍盛り(メガトン盛り)が+200円でで700g、
3倍?、1kg以上盛り(ミレニアム盛り)が+300円。
たしか新宿に本店(池袋は3軒目らしい)。
正午ぐらいに入ったのでまだあんまり混んでなかった。
ランチバイキング
・ビーフホホ肉煮込みカレー
・ポークバラ肉煮込みカレー
・激辛ソース
・とりみそいため
・もうやん式おうどん
・キャベツトマトのサラダ
・メークイン
・牛スジ煮込み
・バターライス
・もやしとキクラゲのナムル
・やくみ
・もうやん式春雨
・おかゆ(日替わり)←今日は山芋粥
・ルイボスティー
・コーヒー
(女子供はソフトドリンクバーも料金内←→成人男子は+200円)
これだけのメニューが1000円、プレート一枚オカワリ自由。
ランチバイキング以外の時間のメニューではカレー一杯が1000円ぐらいの店だからかなり安いと思う。
とはいえ
カレーも
山芋粥も
焼きうどんも
デザートも
「その一枚のお皿」という掟なので
アレコレ食う気なら計画的にやらなきゃならない。。。
(かなり腹が減ってていきなりカレーを入れて食い始めてしまったので後で後悔。。。)
ともかくまずは・ポークバラ肉煮込みカレーを盛りつけた。


ほぅ。膨らみのあるいいカレーソースですな。
肉も大きな塊がスプーンで崩せる程に柔らかく煮込まれている。
でもこれホントにバターライスなのかな?
あんまし油脂分はもちろん香りも感じないけど。
2杯目は・ビーフホホ肉煮込みカレーで。


ふむ。これも基本的に同じカレーソースね。
激辛ソースを足してみたら少し味にコクが出たけど。
肉の塊はもちろんビーフ。
鶏の味噌炒めを気分転換に乗せてみたけど味の系統は大差無し。
このカレーも美味い。
でも同じ傾向のカレーソースが2種類だと2杯食うと飽きてきた。
山芋粥を少し入れて食べてみたけど皿が既にカレーまみれなので味が変わらない。。。
茹でジャガイモとルイボスティでしばらく休憩してみたが、
やっぱりそれ以上食えそうにないので、
バイキングでたった2杯とは負けた気分だったけど(笑)出て来ました。
けっこう美味しいんだけどなぁ。。。
クチを変えられるような別タイプのカレーとか、ライスじゃなくてナンやパンとか、何かもう少し変化球を入れておいて欲しいな。
スープが無いのも痛いな。
せっかくカレー以外の料理も並べてるのだから、別取りの小皿ぐらいは使わせて欲しい。
まぁ1000円だからなぁ。。。
でもなぁ。。。
池袋はランチバイキング激戦区。
1000円程度出せばピザ、しゃぶしゃぶ、カレーも数件有る。
ホテルバイキングで和洋中、
中華バイキングで有名な大福來も近所だ。
もう一押しが。。。
また行くとは思うけど、チョット惜しい店。
2007年07月16日
【茶】十一房珈琲店(銀座)
落語聴いて、
美味いモノ食って酒も飲んで、
なんだけどまだ時間も早いので「美味しい珈琲」で〆ることにした。
結構酔ってるしなぁ、で珈琲の個性を強烈に感じられる店に。
十一房珈琲店 カフェ・ベシェ
・Yahoo!グルメ
・Livedoorグルメ
・グルメウォーカー
・自家焙煎珈琲店めぐり
・まっぷるネット
・ホットペッパーjp
・食べログ

自分の珈琲の基本、エチオピアをストレートで。

ここは系列店が何軒か有るらしい。
自家焙煎だし銅のポットで湯を沸かし、
抽出した珈琲を銅の小鍋で沸かし治すのも独特。
ただ話しかけてもあんまり答えてくれないね。
東京じゃこういうのがいいのかねぇ。
まぁ真空管アンプ使ったりして名曲喫茶を気取ってるのかな。
自分はコテコテの関西人だしウチも喫茶店やってたこともあるので、こういうのは無愛想な喫茶店にしか思えないんだよなぁ。
大阪人にとって「エエカッコシィ」は人間的にワンランク下がります。
そう言う意味では居心地あんまり良くない。
ガヤガヤしてるのは嫌だけど客と店員とが普通に会話できなきゃ客商売じゃないと思う。
まぁ味はいいんだけど。
美味いモノ食って酒も飲んで、
なんだけどまだ時間も早いので「美味しい珈琲」で〆ることにした。
結構酔ってるしなぁ、で珈琲の個性を強烈に感じられる店に。
十一房珈琲店 カフェ・ベシェ
・Yahoo!グルメ
・Livedoorグルメ
・グルメウォーカー
・自家焙煎珈琲店めぐり
・まっぷるネット
・ホットペッパーjp
・食べログ

自分の珈琲の基本、エチオピアをストレートで。

ここは系列店が何軒か有るらしい。
自家焙煎だし銅のポットで湯を沸かし、
抽出した珈琲を銅の小鍋で沸かし治すのも独特。
ただ話しかけてもあんまり答えてくれないね。
東京じゃこういうのがいいのかねぇ。
まぁ真空管アンプ使ったりして名曲喫茶を気取ってるのかな。
自分はコテコテの関西人だしウチも喫茶店やってたこともあるので、こういうのは無愛想な喫茶店にしか思えないんだよなぁ。
大阪人にとって「エエカッコシィ」は人間的にワンランク下がります。
そう言う意味では居心地あんまり良くない。
ガヤガヤしてるのは嫌だけど客と店員とが普通に会話できなきゃ客商売じゃないと思う。
まぁ味はいいんだけど。
【食】真夏に牡蠣しゃぶ
なんて少し前には考えられなかったよね。
落語会から出て来たら今にも大雨が降りそうだったので、さっさと地下に入って地下道伝いに入れる店の中から。
銀座 和楽( 2007/9/17 閉店 )

・安芸路 酔心(親会社)HP
・blog東京のむのむ
牡蠣しゃぶコース (8品)(6,300円)

先付・前菜・ふぐさし・かきフライ・季節もの・牡蠣しゃぶ・お食事・デザート
1.先付


2.前菜





3.お造り


このときは真夏だったので鱧と紅白でした。
この辺りで生ビールだけじゃなくて日本酒も。

片口で出てくるのも風情有るね。
加茂鶴純米吟醸酒 1,050円。
4a.牡蠣のたたき


「たたき」と「フライ」が選べたので、2人で行ってたから両方1つずつ。
4b.牡蠣フライ

牡蠣フライは問題なく美味いけど、たたきが面白いな、やっぱり。
そろそろ次の酒に。

八海山本醸造 945円。
5.和牛石焼

6.牡蠣しゃぶ





美味かった〜。生でも食える牡蠣だからね。
最後は竹酒に。

竹酒 1,260円。
7.雑炊



これも至福。
8.デザート


この店は初めて入ったけど値段も手頃で内容充実のイイ店でした。
---------------------------------------------
【2007/09/25 追記】
イイ店だったのに銀座コアから撤退しちゃったようです。
でも親会社はシッカリしてるので、また他で再開するかなと期待しています。
落語会から出て来たら今にも大雨が降りそうだったので、さっさと地下に入って地下道伝いに入れる店の中から。
銀座 和楽( 2007/9/17 閉店 )

・安芸路 酔心(親会社)HP
・blog東京のむのむ
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銀座和楽-Oyster&JapaneseDining-
住所 東京都中央区銀座5-8-20 銀座コア地下2階
TEL:03-******* FAX:03-*******
座席数 ・ 全席テーブル個室 全36席 最大18名様
営業時間 11:00〜22:30(ラストオーダーは21:30)
定休日 無休
交通機関 営団地下鉄銀座線 銀座駅A3出口 徒歩1分
http://www.akiji.co.jp/tenpo/ginzakoa.html
---
9/17をもちまして閉店させていただきました
銀座和楽では広島県指定清浄海域である大黒神島(無人島)深浦で育成された安全な牡蠣のみ仕様しておりますので、一年中安心しておいしい牡蠣を召し上がることができます。他にも四季折々の懐石料理や酔心伝統の釜飯などもお楽しみいただけます。日本酒は「酔心」を中心としたよりすぐりの地酒を多数ご用意いたしておりますので、ぜひ飲み比べてくださいませ。お客様のご予約、ご来店をお待ち申し上げております。
コアビル店舗ガイドより
http://www.ginza-core.co.jp/shops/gourmet/01.html#12
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ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/a230301/
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牡蠣しゃぶコース (8品)(6,300円)

先付・前菜・ふぐさし・かきフライ・季節もの・牡蠣しゃぶ・お食事・デザート
1.先付


2.前菜





3.お造り


このときは真夏だったので鱧と紅白でした。
この辺りで生ビールだけじゃなくて日本酒も。

片口で出てくるのも風情有るね。
加茂鶴純米吟醸酒 1,050円。
4a.牡蠣のたたき


「たたき」と「フライ」が選べたので、2人で行ってたから両方1つずつ。
4b.牡蠣フライ

牡蠣フライは問題なく美味いけど、たたきが面白いな、やっぱり。
そろそろ次の酒に。

八海山本醸造 945円。
5.和牛石焼

6.牡蠣しゃぶ





美味かった〜。生でも食える牡蠣だからね。
最後は竹酒に。

竹酒 1,260円。
7.雑炊



これも至福。
8.デザート


この店は初めて入ったけど値段も手頃で内容充実のイイ店でした。
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【2007/09/25 追記】
イイ店だったのに銀座コアから撤退しちゃったようです。
でも親会社はシッカリしてるので、また他で再開するかなと期待しています。
【芸】大銀座落語祭2007千秋楽(昼席)
さて今年の大銀座落語祭の最終日、夜席の華は鶴瓶、昼席は米朝師匠が華、一般発売で取り損ねて売り切れてたのでヤフオクで、結構プレミア付きでしたが米朝師匠のだけ何とか取って見に行きました。

米朝さん久々なので「元気かなぁ」ってノリです。

【第1部】小沢昭一・加藤 武 名優二人会
加藤 武:朗読「宮本武蔵」(吉川英治)より「宍戸梅軒」より
さすが名優って感じで、なるほど聴かせる朗読ですな。
小沢昭一:口演「榎物語」(永井荷風)
この「榎物語」は劇団1980の公演で古澤さんがやったので3回程見てるし、そのときに小沢昭一さんのCDも買って聴いてた馴染みの作品。
どうやら小沢昭一さんの持ちネタっていうか十八番らしい。
唸る、語る、小沢昭一の世界「節談説教板敷山/榎物語」
文語調で滔々と語るかと思えば木魚や鉦がリズムを刻んでアホダラ教みたいな崩し方をしたりなど、小沢昭一の幅広い芸能経験が巧く溶け込んでさすがです。
本物が生で聴けてなかなか面白かった。
【第2部】待ってました! 桂 米朝(インタビュアー:小沢昭一)
もしかして落語を少しでもやるかと楽しみにしてたら米朝さんの体調が優れないのか椅子に座っての対談、それもあまり長い時間ではありませんでした。
内容は加藤武さんと小沢昭一さんが早稲田で学生演劇やってた頃の武勇伝なんかや、共に師事していた作家で落語・寄席研究家の正岡 容(まさおか いるる)さんの思い出話など。
ただ、関東の小沢昭一さんと関西の米朝さんでは「間」が違うので、関西の自分が見てると次の拍子で米朝さんが喋り出す、ってタイミングで小沢昭一さんが待ちきれずにハナシを取ってしまって、結構聞いてる方はイライラさせられました。
まぁ米朝さんの体調を考えて「あまり喋らせないでおこう」「早く切り上げよう」となった感じがしました。
【第3部】柳家小三治の会
その煽りを食って早めに高座に上げられてしまった感じの小三治さん。
「ほんとにトシヨリはワガママで・・」みたいなことをブツクサ言いながらの登場。
演目は「天災」。
・落語のあらすじ、千字寄席
・東西落語特選
・落語「天災」の舞台を歩く
・根多データベース
・上方落語メモ「天災」
こういう惚けた味の落語は似合う人ですな。
でもなぁ。。。
今日はそこまでの時間に本格的な落語が皆無だった訳で、最後ぐらいは大きなネタを聴きたかったと思います。
---------------------------------------------
それぞれがそれなりに面白かったけど、やっぱり米朝さんを「ちょっとだけでも」聴きたかったなぁってのが正直なトコロでした。

さて大銀座落語祭の総括としては・・・
今回の自分は変化球ばかり選んだ感じでして、このイベント「どの高座を見に行ったか」で印象がかなり違うと思いますので、「爆笑」とか「色物」って感じのは以下の記事が羨ましい。
・大銀座落語祭2007ぶった切り-[落語]Allabout(14日の様子)
・大銀座落語祭2007ぶった切り・その2-[落語]Allabout(15日の様子)
でも一つの怪談を数日の間に講談・映画・落語で味わうなんてなかなかできないし、名優の朗読もなかなか足を運ぶ機会は無いので、これはこれでいい経験だったな、と。
不愉快だった経験としてはイベントが立て込んでるのでやむをえない面もあるんだけど、遅刻や途中退出者が多くてねぇ。しかも足音が現代人デカイし。
そんでもって会場の案内係がどこぞのコンサートの警備会社の影響なんだろうかと思うけどみんなスーツ着て革靴履き、それだから遅刻者の案内で出入りする度に「そいつら」の足音が一番耳障りだったんだよね。歌舞伎とか古い芝居のように黒子姿に雪駄履きとか足音のしないような、もっと「実質的に」目立たない工夫をして欲しいと切に願います。これは「改善しようと思えば簡単に出来る」ような気がします。イベント会社に任さなくても前座さんとか一杯居るんだろうし。
そういえば初日初回の怪談のとき、映画館との移動があった折の案内に、小朝さんとこの前座さん(それ以前?)に可愛い女の子が居ました。女性落語家ってまだまだ少ないけど(特に可愛いのとなると(笑))、この時代だからビジュアル的に魅力的な女性落語家もいずれ出てくるのでしょう。
「ブーム」というレベルは一過性にしても、まだまだ「落語」の世界は面白くなりそうだと期待します。

米朝さん久々なので「元気かなぁ」ってノリです。
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■究極の東西寄席
会場:銀座ブロッサム中央会館
銀座2-15-6 03-3542-8585
有楽町線 新富町駅 1番出口 徒歩1分
日比谷線/浅草線 東銀座駅 3・5番出口 徒歩8分
■客席、ホワイエ:飲食不可/自動販売機:なし/喫煙:2階席ホワイエ、1階出入口外に灰皿あり
■料金(各ブロック) 全席指定 S席 5,000円/A席 4,500円
■開場はそれぞれのブロックの30分前です
7月16日(月・祝) [Gブロック] 12:00開演
第1部 小沢昭一・加藤 武 名優二人会
第2部 待ってました! 桂 米朝(インタビュアー:小沢昭一)
第3部 柳家小三治の会
http://www.ginza.jp/select/event/rakugo/01.html
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【第1部】小沢昭一・加藤 武 名優二人会
加藤 武:朗読「宮本武蔵」(吉川英治)より「宍戸梅軒」より
さすが名優って感じで、なるほど聴かせる朗読ですな。
小沢昭一:口演「榎物語」(永井荷風)
この「榎物語」は劇団1980の公演で古澤さんがやったので3回程見てるし、そのときに小沢昭一さんのCDも買って聴いてた馴染みの作品。
どうやら小沢昭一さんの持ちネタっていうか十八番らしい。
唸る、語る、小沢昭一の世界「節談説教板敷山/榎物語」
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市外荏原郡世田ヶ谷町に満行寺という小さな寺がある。その寺に、今から三四代前とやらの住職が寂滅の際に、わしが死んでも五十年たった後でなくては、この文庫はあけてはならない、と遺言したとか言い伝えられた堅固な姫路革の篋があった。
大正某年の某月がちょうどその五十年になったので、その時の住持は錠前を打ち破して篋をあけて見た。すると中には何やら細字でしたためた文書が一通収められてあって、次のようなことがかいてあったそうである。
愚僧儀一生涯の行状、懺悔のためその大略をここに認めおき候もの也。
愚僧儀はもと西国□□藩の御家臣深沢重右衛門と申し候者の次男にてこれあり候。不束ながら行末は儒者とも相成り家名を揚げたき心願にてこれあり候ところ、十五歳の春、父上は殿様御帰国のみぎり御供廻り仰せつけられそのまま御国詰になされ侯により、愚僧は芝山内青樹院と申す学寮の住職雲石殿、年来父上とは眤懇の間柄にてこれあり候まま、右の学寮に寄宿仕り、従前通り江戸御屋敷お抱えの儒者松下先生に就きて朱子学出精罷りあり候ところ、月日たつにつれ自然出家の念願起り来り、十七歳の春剃髪致し、宗学修業専念に心がけ候間、寮主雲石殿も末頼もしき者に思し召され、・・・
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文語調で滔々と語るかと思えば木魚や鉦がリズムを刻んでアホダラ教みたいな崩し方をしたりなど、小沢昭一の幅広い芸能経験が巧く溶け込んでさすがです。
本物が生で聴けてなかなか面白かった。
【第2部】待ってました! 桂 米朝(インタビュアー:小沢昭一)
もしかして落語を少しでもやるかと楽しみにしてたら米朝さんの体調が優れないのか椅子に座っての対談、それもあまり長い時間ではありませんでした。
内容は加藤武さんと小沢昭一さんが早稲田で学生演劇やってた頃の武勇伝なんかや、共に師事していた作家で落語・寄席研究家の正岡 容(まさおか いるる)さんの思い出話など。
ただ、関東の小沢昭一さんと関西の米朝さんでは「間」が違うので、関西の自分が見てると次の拍子で米朝さんが喋り出す、ってタイミングで小沢昭一さんが待ちきれずにハナシを取ってしまって、結構聞いてる方はイライラさせられました。
まぁ米朝さんの体調を考えて「あまり喋らせないでおこう」「早く切り上げよう」となった感じがしました。
【第3部】柳家小三治の会
その煽りを食って早めに高座に上げられてしまった感じの小三治さん。
「ほんとにトシヨリはワガママで・・」みたいなことをブツクサ言いながらの登場。
演目は「天災」。
・落語のあらすじ、千字寄席
・東西落語特選
・落語「天災」の舞台を歩く
・根多データベース
・上方落語メモ「天災」
こういう惚けた味の落語は似合う人ですな。
でもなぁ。。。
今日はそこまでの時間に本格的な落語が皆無だった訳で、最後ぐらいは大きなネタを聴きたかったと思います。
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それぞれがそれなりに面白かったけど、やっぱり米朝さんを「ちょっとだけでも」聴きたかったなぁってのが正直なトコロでした。

さて大銀座落語祭の総括としては・・・
今回の自分は変化球ばかり選んだ感じでして、このイベント「どの高座を見に行ったか」で印象がかなり違うと思いますので、「爆笑」とか「色物」って感じのは以下の記事が羨ましい。
・大銀座落語祭2007ぶった切り-[落語]Allabout(14日の様子)
・大銀座落語祭2007ぶった切り・その2-[落語]Allabout(15日の様子)
でも一つの怪談を数日の間に講談・映画・落語で味わうなんてなかなかできないし、名優の朗読もなかなか足を運ぶ機会は無いので、これはこれでいい経験だったな、と。
不愉快だった経験としてはイベントが立て込んでるのでやむをえない面もあるんだけど、遅刻や途中退出者が多くてねぇ。しかも足音が現代人デカイし。
そんでもって会場の案内係がどこぞのコンサートの警備会社の影響なんだろうかと思うけどみんなスーツ着て革靴履き、それだから遅刻者の案内で出入りする度に「そいつら」の足音が一番耳障りだったんだよね。歌舞伎とか古い芝居のように黒子姿に雪駄履きとか足音のしないような、もっと「実質的に」目立たない工夫をして欲しいと切に願います。これは「改善しようと思えば簡単に出来る」ような気がします。イベント会社に任さなくても前座さんとか一杯居るんだろうし。
そういえば初日初回の怪談のとき、映画館との移動があった折の案内に、小朝さんとこの前座さん(それ以前?)に可愛い女の子が居ました。女性落語家ってまだまだ少ないけど(特に可愛いのとなると(笑))、この時代だからビジュアル的に魅力的な女性落語家もいずれ出てくるのでしょう。
「ブーム」というレベルは一過性にしても、まだまだ「落語」の世界は面白くなりそうだと期待します。
2007年07月14日
【芸】講談で「真景累ヶ淵」、落語で「牡丹燈籠」
台風接近の大雨の中、大銀座落語祭の夜席の一つへ。

一昨日の続きみたいな企画で、会場も同じく浜離宮朝日ホール、
怪談「真景累ヶ淵」を今度は講談で、
それも人間国宝になった講釈師一龍斎貞水の語りで、という趣向が第一部。
そして同じく三遊亭圓朝の創作した怪談「牡丹燈籠」を落語家師弟がリレーでという趣向が第二部。
最初の講談「真景累ヶ淵」、
ハナシの中身は一昨日の記事に長々と書いたから置くとして、
演じたのは長編の冒頭に当たる「宗悦殺し」、
さすが一龍斎貞水、って感じで迫力は有るね。
映画「怪談」でも冒頭の「宗悦殺し」の部分は一龍斎貞水の語りという形の演出で、映画は映画の、講談は講談の迫力が有りました。
しかしある意味講談は落語より卑怯だね(笑)。
だって効果音やストロボライトまで使う照明効果、何でもアリなんだもの。
怪談 雪の夜話し 宗悦殺し [江戸怪奇夜話し 第5話]
仲入りを挟んで後半は落語。
人間国宝の後はやりにくいだろうね(笑)。
だから露払いってとこで
いきなり怪談「牡丹燈籠」に入らず、
今日の3人の入船亭の中で一番の若手、
入船亭扇辰さんが
一応怪異譚だけど短編の艶話「茄子娘」、
扇遊さんもよくやるネタらしい。
で、そこからが「牡丹燈籠」から
怪談の中心部分2つを入船亭の師弟がリレー落語。
「牡丹燈籠」そのものはこれもまた長いハナシで
「カランコロン」ってので有名な怪談部分以外に
悪人の因果応報みたいな部分が前後に長い。
それはそれで興味深いのだけど、
本日の趣向は怪談、
惚れて惚れられの因縁と
焦がれ死にしたお露が化けて新三郎に取り憑く部分、
それが幽霊だと気付いて御札を貼って護身するまで、
いわば愛情を描く部分が前半「お露新三郎」、
その幽霊にとっては障害となる御札を欲に負けた下男下女夫婦が剥がしてしまう、いわば人間の業、欲望を描く部分が後半「お札はがし」。
前半を演じた入船亭扇遊さんは、今が旬って感じで緩急自在でいいですな。
後半を演じた入船亭扇橋さんは扇遊さんの師匠でかれこれ喜寿の枯れた高座、淡々とハナシを進めながら緩急や抑揚で自然に惹き込まれます。
江戸の落語家さんにはこういう師匠って居るなぁ、
と自分は思うからそれなりに楽しめたのだけど、
昨今の落語ブームは
もっと一般的な元気の良い落語の面白さ、判りやすさに誘われた客層だからなのか、結構最後まで聞かずに退席してしまうお客さんが多かったです。
まぁいわゆる「怪談」を期待して「怖がろう」って思って来た人にはこの番組は物足りなかったかもなぁ。
第一部と第二部が逆で一龍斎貞水さんが後半だったら良かったかも。
でも怖いままで帰ると夢見が悪いからねぇ。
今回の順序にも理は有ると思う。
それに一口に「怪談」と言っても色々な切り口が有るということで、初日と合わせてなかなかに興味深かったです。
今度は歌舞伎で「怪談」を味わいたくなりました。
--
圓生百席(46)牡丹燈籠1?お霧と新三郎/牡丹灯篭2?御札はがし(芸談付き)
林家正蔵 名演集 7 怪談牡丹燈籠「お札はがし」/ちきり伊勢屋/ガマの油/天狗の鼻
桂歌丸 牡丹燈籠完全セット
小朝の夢高座 Op.1「牡丹燈籠 ― 御札はがし」
怪談傑作集(1)怪談牡丹燈籠

一昨日の続きみたいな企画で、会場も同じく浜離宮朝日ホール、
怪談「真景累ヶ淵」を今度は講談で、
それも人間国宝になった講釈師一龍斎貞水の語りで、という趣向が第一部。
そして同じく三遊亭圓朝の創作した怪談「牡丹燈籠」を落語家師弟がリレーでという趣向が第二部。
--
第1部 「怪談 人間国宝 一龍斎貞水の世界」
一龍斎貞水「宗悦殺し」
第2部 「怪談 牡丹燈籠親子リレー」
入船亭扇辰「茄子娘」
入船亭扇遊「お露新三郎」
入船亭扇橋「お札はがし」
http://www.ginza.jp/select/event/rakugo/06.html
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最初の講談「真景累ヶ淵」、
ハナシの中身は一昨日の記事に長々と書いたから置くとして、
演じたのは長編の冒頭に当たる「宗悦殺し」、
さすが一龍斎貞水、って感じで迫力は有るね。
映画「怪談」でも冒頭の「宗悦殺し」の部分は一龍斎貞水の語りという形の演出で、映画は映画の、講談は講談の迫力が有りました。
しかしある意味講談は落語より卑怯だね(笑)。
だって効果音やストロボライトまで使う照明効果、何でもアリなんだもの。

仲入りを挟んで後半は落語。
人間国宝の後はやりにくいだろうね(笑)。
だから露払いってとこで
いきなり怪談「牡丹燈籠」に入らず、
今日の3人の入船亭の中で一番の若手、
入船亭扇辰さんが
一応怪異譚だけど短編の艶話「茄子娘」、
扇遊さんもよくやるネタらしい。
で、そこからが「牡丹燈籠」から
怪談の中心部分2つを入船亭の師弟がリレー落語。
「牡丹燈籠」そのものはこれもまた長いハナシで
「カランコロン」ってので有名な怪談部分以外に
悪人の因果応報みたいな部分が前後に長い。
それはそれで興味深いのだけど、
本日の趣向は怪談、
惚れて惚れられの因縁と
焦がれ死にしたお露が化けて新三郎に取り憑く部分、
それが幽霊だと気付いて御札を貼って護身するまで、
いわば愛情を描く部分が前半「お露新三郎」、
その幽霊にとっては障害となる御札を欲に負けた下男下女夫婦が剥がしてしまう、いわば人間の業、欲望を描く部分が後半「お札はがし」。
前半を演じた入船亭扇遊さんは、今が旬って感じで緩急自在でいいですな。
後半を演じた入船亭扇橋さんは扇遊さんの師匠でかれこれ喜寿の枯れた高座、淡々とハナシを進めながら緩急や抑揚で自然に惹き込まれます。
江戸の落語家さんにはこういう師匠って居るなぁ、
と自分は思うからそれなりに楽しめたのだけど、
昨今の落語ブームは
もっと一般的な元気の良い落語の面白さ、判りやすさに誘われた客層だからなのか、結構最後まで聞かずに退席してしまうお客さんが多かったです。
まぁいわゆる「怪談」を期待して「怖がろう」って思って来た人にはこの番組は物足りなかったかもなぁ。
第一部と第二部が逆で一龍斎貞水さんが後半だったら良かったかも。
でも怖いままで帰ると夢見が悪いからねぇ。
今回の順序にも理は有ると思う。
それに一口に「怪談」と言っても色々な切り口が有るということで、初日と合わせてなかなかに興味深かったです。
今度は歌舞伎で「怪談」を味わいたくなりました。
--


桂歌丸 牡丹燈籠完全セット


2007年07月12日
【食】怪談の精進落としに美酒美肴
怪談の後でそのまま帰ると家まで何か付いて来そうなので(笑)駅前で精進落とし。
天地旬鮮 八吉(やきち)
・親会社HP
・ぐるなび
・サントリーグルメガイド
・Yahoo!グルメ
・グルメGyao
・レッツエンジョイ東京
・食べログ

店に入ったところには
ネタの鮮魚がオープンな冷蔵設備で値札付けて陳列されてて
「やる気」を感じさせます。

といっても時間も遅いし初めての店なので
生ビールはともかくとして
・もずく酢
・ざる豆腐
なんて基本的なの頼んでみる。

ざる豆腐の中には山芋の小さな角切りが入ってて食感が面白い。
もずく酢も甘過ぎず角も無くでなかなかイイ腕だと予感。
・京芋の揚げ出し
・焼鴨の胡麻味噌
なんてのを追加してこれもなかなかいいバランス。
で、本気のぼうぼうの塩焼き



フックラとサックリでいい焼き加減。
肩口の身から尻尾の先までチャンと美味しかった。
それであんまし高くなかったのも見事。
また使お。
天地旬鮮 八吉(やきち)
・親会社HP
・ぐるなび
・サントリーグルメガイド
・Yahoo!グルメ
・グルメGyao
・レッツエンジョイ東京
・食べログ

店に入ったところには
ネタの鮮魚がオープンな冷蔵設備で値札付けて陳列されてて
「やる気」を感じさせます。

といっても時間も遅いし初めての店なので
生ビールはともかくとして
・もずく酢
・ざる豆腐
なんて基本的なの頼んでみる。

ざる豆腐の中には山芋の小さな角切りが入ってて食感が面白い。
もずく酢も甘過ぎず角も無くでなかなかイイ腕だと予感。
・京芋の揚げ出し
・焼鴨の胡麻味噌
なんてのを追加してこれもなかなかいいバランス。
で、本気のぼうぼうの塩焼き



フックラとサックリでいい焼き加減。
肩口の身から尻尾の先までチャンと美味しかった。
それであんまし高くなかったのも見事。
また使お。