2005年09月25日

【考】愛知万博最終日に思うこと 2

愛知万博もとうとう最終日。
バタバタと見に行ったあの日も早一ヶ月も前なんだなぁ、なんて思う。
最終日16時発表の総入場者数は22,005,777人。
最終日
今日の10時までだが、まぁ2200万人ほど。
70年の大阪万博が史上最多の6422万人だからその3分の1程度だけど
昨今の名古屋ブームの象徴というか情報操作の引き金みたいな愛知万博、
お祭り騒ぎの夏も終わった訳である。

今日は万博最終日のニュースを見ながら
ちょっと万博の胡散臭さ、
自分なりに会場でも感じた不思議な屈折について考えていた。

その前にまずは楽しかった。
いや楽しんだんだから後に揚げる批判サイトを語る資格も多少怪しい。
それは先に白状しておきます。

たった6時間しか居なかったけど自分なりに結構楽しめた。
相変わらずヒキが強い方で運が味方してくれた面もあるけれど
ネット上のHP、掲示板、Blogの情報にかなり助けられた。
会期も終わってリンクの意味も薄いけど・・・

公式HPと合わせて各種情報・イメージ収集に
0から愛知万博(愛・地球博)-交通手段や観覧予約情報
愛知万博特集 - All About
Enjoy愛知万博(愛・地球博口コミ情報)
ダンドリのイメージにるぽ!愛・地球博[愛知万博体験レポート]
見通しに『斬(ざん)』:愛知万博(愛・地球博)レポート
事前予約(キャンセル採り)の状況把握に
D.D.のたわごと:愛知万博・事前予約必勝法?!
企業パビリオンに諦めをつけるのに
暇リーマン通信: 愛知万博(愛・地球博)報告:トヨタ・日立観覧成功!!
パビリオンを選ぶのに
可もナシズム、不可もナシズム:愛知万博レビュー (最終版)

ここで改めて感謝したい。
今考えても充実した6時間だった。

男の子としてロボットだのハイテクだのが大好きだから
万博は全部回りたい、特に先端技術は、、、、なんて方だが
今回はその辺りを全部捨てて万博の意味合いとか考えて絞った成果だと思う。

根本的に愛知万博は瀬戸会場となった山を自然破壊して
そこで自然との共存と地球温暖化防止を訴えるという
悪い冗談みたいな計画だった訳で
それをまぁ環境保護団体だとか色んな切り口の反対運動が頑張った事情もあり
愛知万博を問う
愛知万博の失敗を静かに見守るサイト・天下り官僚を追放しよう!
NAZ・愛知万博(1998年1月〜3月)
ばんぱっくん資料庫
など他検索愛知万博 環境破壊
被害を少なくして長久手に本会場、瀬戸に小さく、となったらしいが
根本的に矛盾してることは否めない訳である。
(理屈はいろいろ有るだろうけど個人的にはどうも末広真樹子の行動が引っ掛かってた)

農業は自然破壊の始まりだし建築はもちろん自然を人間の都合に合わせる行為。
人間の文化は多かれ少なかれ自然との緊張を孕む。

万博のテーマは何度やっても(タテマエはともかく)
「人類の進歩と調和」バンザイでしか無いと思う。
スローガンのウェイトはもちろん「進歩」(出展企業の私益的技術の)だ。

人間が便利を捨てるとも思えないけれど少なくとも「バンザイ」してる場合じゃなさそうだ。

イベントとして矛盾だらけでも人が環境との関わりを考える契機になるのなら
それがせめてもの免罪符だ。観客としてもね。

地球温暖化で氷河や永久凍土が永久凍土が急速に溶けてるからこそ
マンモスやアイスマンが発掘されてる訳で
今回の万博は言ってることとやってることの矛盾がかなり根深く
まるでクラインの壺みたいなイベントだった気がする。

モノを考える契機としては面白かったし、
万博の「世界の国からこんにちは」という側面が楽しかったことは否定しない。

そう、ワニのサンドイッチもチェコの生ビールも美味だった。
それは正直に告白しておきたい。ここの基本はグルメBlogだしね。

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1.日本万国博覧会
(1) 会 期 : 昭和45年(1970年)3月15日〜9月13日(183日間)
(2) 場 所 : 大阪千里丘陵(約350ha)
(3) テーマ  : 人類の進歩と調和
(4) 参加国  : 77カ国(日本を含む) 4国際機関
(5) 総入場者数 : 6,422万人

2.沖縄国際海洋博覧会
(1) 会 期 : 昭和50年(1975年)7月20日
 〜昭和51年(1976年)1月18日(183日間)
(2) 場 所 : 沖縄(約100ha)
(3) テーマ  : 海−その望ましい未来
(4) 参加国  : 36カ国(日本を含む) 3国際機関
(5) 総入場者数 : 349万人

3.国際科学技術博覧会
(1) 会 期 : 昭和60年(1985年)3月17日〜9月16日(184日間)
(2) 場 所 : 筑波研究学園都市(約100ha)
(3) テーマ  : 人間・住居・環境と科学技術
(4) 参加国  : 48カ国(日本を含む) 37国際機関
(5) 総入場者数 : 2,033万人

4.国際花と緑の博覧会
(1) 会 期 : 平成2年(1990年)4月1日〜9月30日(183日間)
(2) 場 所 : 大阪鶴見緑地(約105ha)
(3) テーマ  : 花と緑と生活の係わりを捉え 21世紀へ向けて潤いのある社会の創造を目指す
(4) 参加国  : 83カ国(日本を含む) 37国際機関、18園芸関係等の国際団体
(5) 総入場者数 : 2,312万人

5.2005年日本国際博覧会
(1) 会 期 : 平成17年(2005年)3月25日〜9月25日(185日間)
(2) 場 所 : 愛知県瀬戸市南東部、豊田市、長久手町(約173ha)
(3) テーマ  : 自然の叡智
(4) 参加国  : ???
(5) 総入場者数 : ???
外務省外交政策のページより)



「万博」発明発見50の物語


国際博覧会を考える―メガ・イベントの政策学


虚飾の愛知万博―土建国家「最後の祭典」アンオフィシャルガイド


暴走を続ける公共事業


市民参加型社会とは―愛知万博計画過程と公共圏の再創造


ruminn_master at 2005年09月25日 22:00 【考】愛知万博最終日に思うことコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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