2005年11月23日

【酒】ボジョレ・ヌーボー2005 4

まぁ「美味いモンではない」とは言われ続けてるけど
お祭りみたいなモン。値段なりの味は有るし了見の狭いのもねぇ。

たまに
「ボジョレ・ヌーボー」って銘柄があるような気で居る人も見るけど
モチロン何種類もあって、要は特定産地の特定製法の、ってこと。
フランスの郊外にあるボジョレー地方で作られたワインで、
その中で「ボジョレー」「ボジョレー・ヴィラージュ」という銘柄の新酒だけが、
「ボジョレー・ヌーボ」と呼ばれるワインになれる。
ガメイ種を使って仕込み、わずか2ヶ月足らずで発売されるシーズンもの。
毎年11月の第3木曜日に解禁で、この日以前に入荷しても販売しちゃいけないし、飲むことも禁止。
日付変更線の関係で日本の解禁が一番早いらしい。

今年は、はとバスのイベントで。
日の出ふ頭から出るレストラン船シンフォニーの船上で
飲み放題とフレンチ、そしてJazzの生演奏の3時間半。
Symphny 2005 Beaujolais neuveau & jazz night cruise

舟外観レインボーブリッジ


舟の中







提供されるワインはハウスワインの赤白と
アサヒビールが輸入販売してるブシャール・エイネのボージョレ・ヌーヴォ。

アサヒビールのワインサイトより
1750年創業のブシャール・エイネ社の醸造責任者ローラン・メレ氏のレポート
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美しいボージョレの畑で、 ぶどうはここ2ヶ月、2005年ヴィンテージに向かって順調に生育しています。永遠に続く自然の営みの中での新たなヴィンテージのスタートは、雪と厳寒の冬の後にやってきました。4月、5月を通して、晴天の期間、雨の期間ともに、概して気温は低いものでした。現在のところ、今年の収穫量はボージョレ地方の例年並である1ヘクタール当り5〜6.5KLになるのではないかと言われています。

2週間程前、ボージョレの北の地域、ジュリエナやシルーブルなどのクリュの村周辺で降雹があり、一部のぶどうの葉に被害が出ましたが、将来に深刻な影響を及ぼすものはありませんでした。幸いにも、ブシャール・エイネのヌーヴォになる、南部の畑全域は全く影響を受けていません。また、北部から南部まで、遅霜の被害の報告はありません。これは今年のヴィンテージが期待できるという、大変良い兆候です。

今週中に開花が始まるだろうと予想されていますので、異常気象でも起きない限り、2005年の収穫は9月1日から10日頃になるでしょう。しかし、現時点で予想するのは少し早すぎますね。
今のところ、天候は非常に順調。まるで夏のような5月の最終週を過ごしています。(2005/06/01)
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「今のところ順調!」この言葉はいつ聞いてもいいものですが、ワインメーカーから聞くのは、更に嬉しいものです。6月末は気温が高く、ミルディユ(ベト病)が発生する危険性はありますが、ボージョレの信頼のおけるパートナーたちが、一日中畑を注意深く見守ってくれているおかげで、ぶどうは順調に生育しています。6月の最終週にブルイィに局地的な降雹がありましたが、大きな被害は報告されていません。ぶどうのなり方は例年並(1ha当り4.5〜6.0 KL)、早ければ9月10日頃収穫開始となるでしょう。ただし、ここ10日間のような気温の高い日が続けば、1週間くらい早まる可能性もあります。

ボージョレには、明るい予感がみなぎっていますが、気まぐれな大自然では、何が起こるかわかりません。皆、天候を注意深く見守っています。いよいよ、ぶどうにとって最も大切な時期である、収穫の10週間前に入ってきます。皆様、素晴らしい収穫を迎えられるよう一緒に祈っていてください。(2005/07/01)
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2004年のボージョレが際立った品質の年でなかったとしたら、2005年は既に非常に期待のできるヴィンテージだと言うことができるでしょう。
6月から気温が高く乾燥しており、8月は暑過ぎることもなく、雨が多過ぎることもありません。
そのため、ぶどうの熟成は大変順調に進んでおり、収穫は9月5日から12日頃になるでしょう。
2005ヴィンテージは、量よりも質を追求するものとなるでしょう。収量は当初予測には達しない見込みですが、ぶどうの品質はすばらしく、病気も腐敗も生じていません。

この2〜3週間のうちに、ボージョレにある2,500のエステートと28の協同組合が所有する2,800haの畑では、40,000人がぶどうの収穫にあたることになります。
ブシャール・エイネのボージョレ2005年が偉大なヴィンテージに匹敵する品質であることを期待してください。(2005/08/22)
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ボージョレの収穫は9月5日に始まり、今日現在全ての畑の収穫が終了しています。延べ4万人が手摘みで丁寧に収穫しましたが、これはベストな品質のワインをつくるためには欠かせないことです。思っていた通り、腐敗も病気も見られず、果粒は大変小さくて完璧な状態でした。
収穫量は昨年より30%程度少ないようですが、それを補って余りある、高品質のワインになることでしょう。
法律の改正により、ボージョレでは1ヘクタール当たり5.3KL、ボージョレ・ヴィラージュでは5.2KLの収率が義務付けられましたが、これもボージョレの収穫量を大幅に減少させました。

ぶどうを圧搾して果汁の状態を見たところ、色づきも良く、素晴らしい品質を予感させました。10月に行うワインのテイスティングが待ち遠しくて仕方ありません。
11月17日の解禁日にブシャール・エイネのボージョレ・ヌーヴォでパーティをする姿が世界中で見られることでしょう。さあ、パーティに遅れずに!(2005/09/21)
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飲み易くって綺麗な感覚。
「今年は最高の出来」ってのは毎年の謳い文句だけど、けっこう良かったです。

料理はフレンチ風の軽コース。
「ワインデュエット」と名付けられたコース。

前菜&サラダ:「ぶどう園」
 蝦夷鹿肉とイチジクのパテ+有機野菜サラダ
スープ&魚料理:「復活祭」
 ホウボウのスープ仕立て、フェンネルの香り
メイン(肉):「修道士」
 特選牛バラ肉の赤ワイン煮込み、きのこソース、フォアグラのフラン添え
デザート:「星に願いを」
 ボンブ グラス

前菜スープ








メインデザート




ruminn_master at 2005年11月23日 23:16 【酒】ボジョレ・ヌーボー2005コメント(0)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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1. 江川卓のワイン解説  [ 我楽侘箱の世界 ]   2005年12月01日 15:47
夢 ワイン 今日はボジョレ・ヌーボー解禁だったそうですね。 私はワインとかあまり飲まないのですが、何故だかこんな本を持っています。 この本では江川卓氏が野球解説者のキャリアを活かしてワインを解説しています。 ブルゴーニュの「ロマネ・コンティ」。これ...

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