2005年11月20日

【武】至言「やりやすさを求めず、やりにくさを求めよ」 4

杖心会の第15回つくば杖道大会&友好演武会の見学。
筑波エクスプレスが出来て行きやすくなった。
会場は、つくば市洞峰公園体育館で朝から晩まで(夜は直会)。

水鴎流の体験教授では水鴎流小具足(10本)、
主として脇差を使った立ち技の体系の中から最初の4本
・柄打
・鳥兎
・柄返
・後捕
の4本をやっていた。

武術の中身については「やらなきゃだめ」だと思うし
字面だけで勉強したり議論したりするモノではないと考えるので
インターネットの上で何か具体的に書いたりはしない。
あくまでもここは
武術を機縁として考えたことや
精神的インスピレーションのみを記すだけですが。。。

さて特別友好演武会。
杖心会の方から神道夢想流杖術が一通り演じられた後にお客様。
水鴎流は、十五代宗家勝瀬義光景弘先生御一門。
天神明神流柔術は、五十六代 小野寺夢楽斎先生御一門。
鹿島神流は、十九代師範家 關文威先生御一門。

神流は筑波大学の学生だけの演武。
社会人の団体に比べるとさすがに練習量は多そうで
初心者っぽい学生もそこそこ出来てるレベルなんだけど。
やっぱり今の学生ってことかなぁ、
と思ったのは
昔の神流の演武に出てた学生諸君の方が
武術・流派・技術に対するピリッとした真摯さを感じた。
単純に言って動きが正確というか
「何遍同じ動作をしても同じ軌道を身体が描く」ような
そういうギリギリの感覚こそ古武術の命って気がする。
まぁ
「自分を変える(変えられる)ことを怖がる」
のは現代の若者の時代病みたいな面もあるから無理もないが。
創部は1975年で早稲田のウチの団体と一緒だけど
どこも同じく教える方は難しい時代だろうな、
と他人事ながら心配になった。

天神明神流は明治期に纏まった総合武術で
農民の間で柔術のみが残ったのを伝承してるらしい。
飾り気の無い実用的な投げ技、逆技、固め技で面白い。
寝首を掻きに来たのを寝たまま手首を取って崩し
背負い投げのように投げ転がして肩越しに固めてたのが
「いいなぁアレ」だった(笑)。

水鴎流は歴とした実在の古武道だが
一般的には
「子連れ狼」(小池一夫)の主人公「拝一刀」の使う剣術として有名。
たしかに劇画や映画に相応しく明確な実用的理合と鮮やかな鋭さを兼ね備えた名流だと思う。

その現宗家の勝瀬先生が杖心会の稽古生に向かって仰った言葉がタイトル。

「やりやすさを求めるのではなく、やりにくさを求めて下さい」

そう、やりやすいようにやるのはゴマカシであろう。
現代人は身体からして昔日の武術家と異なるし衣食住全てベースが違う。
やりにくくても目の前で習った「そのとおり」に「何とかする」
「やりにくい」ことに取り組んでる時こそ本物に直面してる時。
そんな風に僕も習った覚えがある。
 ここが頑張り処なんだけど、現代の若者には難しいのかな、と自分も未熟ながら20
年間教えてきて、有る意味、若者の定点観測をしてる身として思います。
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出演:島津兼治

Story
「柳生心眼流」は、勇壮活発にして剛胆、猛烈な勢いで相手を打ち倒す実戦武術である。今作では、鋭い気合と共に打ち下ろす拳の当て身を特徴とする破壊的な柳生心眼流の技の数々を、島津兼治師範を始めとする竹翁舎の...(詳細こちら


ruminn_master at 2005年11月20日 21:11 【武】至言「やりやすさを求めず、やりにくさを求めよ」コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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