2006年08月13日

【茶】西船珈琲研究所 4

名前は大げさだけど要はエキナカのコーヒースタンド。

西船珈琲研究所

帰ってから調べたところだと
これはJR東日本の関連会社、
JR東日本フードビジネスが西船橋駅の駅ビルだけで2005年1月に始めた業態らしい。

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サイフォンで一杯ずつ淹れたコーヒーとこだわりの自家製ワッフルを提供する「時間消費型カフェ」
朝から昼は挽きたて淹れたてコーヒーと手作りサンドイッチ、夜はアルコールとおつまみが楽しめる駅のカフェ&ダイニング
2005年1月営業開始。
(JR東日本フードサービスの営業開始広報より)
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調べてみて感心したのはこの会社、結構多面的にやって成功してるのね。
よく見かける回転寿司のうず潮パン屋のリトルマーメイドまでこの会社傘下だ。
そして
ファーストフードのBecker'sとコーヒーショップのBeck's Coffee Shopも展開している。
そのノウハウがあって少し変わった店舗を出したと言うことなのだろう。

時間消費型カフェ」ねぇ。

いかにもコピーライターとか空間デザイナーとかのカタカナ商売人が言いそうなセリフだけど(笑)。

つまりはファーストフードの逆、
早さをウリにするのではなくて、
「ゆっくりと手間ヒマを掛ける」
そのプロセスを客に見せることで
「サービスされている」気分を与えようという考えなのでしょう。

商品が出てくるまでが遅いのは通常ならマイナスのところが、時代が変わってそういうニーズが出て来たと。

オープンキッチンが流行り始めた頃から有る手法でしょうが、
喫茶店というのは元々が面談や同伴用に出来たモノだから
喫茶店が個人に対するサービスとしての有り様を求められ、
そういう使われ方をするまでには
スタバなど都市型喫茶店がより求められる時代、
独りで入って「独りの時間を楽しむ」なんてニーズが生まれるまで待たなきゃならなかったのだと思います。

「喫茶店は何のためにあるのか?」は結構時代によって変遷していますよね。

同じく客が長居するタイプの喫茶店だった名曲喫茶は廃れましたが、
それは個人主義の発達したこの時代、
同じ音楽を共有する空間というのは既に不自然・不自由に感じられるからでしょう。

今や喫茶店ではBGMすら個々人がウォークマンなんかで切り離されてます。

切り離された個人は保護(母性)を求めて幼児化・幼稚化するといいます。

「サービスされている」という実感を求めるというのは消費者が幼稚化している証拠かもしれませんねぇ。

まぁしかし時代のニーズである「時間消費型カフェ」ってどうしても客の回転が落ちます。

店の回転は落ちる分は、客単価を高く設定できるように付加価値の高い商品を並べて提供すると。

でも常連の固定客ばかりになったら固定メニューでは飽きてしまう。
けれどメニューばっかり増やしてはロスが多くなってしまいます。
上手いことコストを抑えて目先を変えるような工夫をしないとね。

スタバなどの当世珈琲屋が
次から次へと大きくは代わり映えしないような季節限定の新作メニューやサブメニューを出して来るにはそれだけの事情がある訳です。

結構難しい形態でしょうね。

開店当初から長年通ってて先日潰れた早稲田のBaobab Cafeなんかもそんな失敗だったと思います。

まぁ駅ビルの中なら電車の時間があるのが通常でしょうから、あまり長居する人も居ないと思いますが。
(でもヒマな学生とか居ますからね(笑))

それと実はサイフォンで珈琲を煎れるのはペーパーやネルドリップなんかよりよっぽど勝負が早いんですよね、実は。
見た目は何だか理科の実験みたいでカッコイイけど(笑)。
西船珈琲研究所


名前もおそらくそんなイメージを狙ったんでしょうね。
内装自体がそんな感じですし。

さて中身。

ホンの10分程しか居ませんでしたが
珈琲は水出しアイスコーヒーなども有りますが
メインは6種類ぐらいのオリジナル・ブレンドのみの提供。
ストレートは無し。
酸味か甘みか苦みか香りか、など自分の重視する要素のブレンドを選ぶスタイルです。

「香り」を選んだけどスッキリして香り高くて看板に偽りはありません。

ワッフルかぁ。

また行って試したいと思ってます。



ruminn_master at 2006年08月13日 13:45 【茶】西船珈琲研究所コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


食べ歩き(東京都内) | お茶と珈琲&スィーツあれこれ

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