2006年09月24日

【旅】まずは下見に熊野古道へ 4

今日から3泊4日で御彼岸の高野山詣りを兼ねて熊野古道のポイントを絞ってザッと回る旅。
まぁ下見と言うところです。

世間的には
「熊野古道」っていう特定の
どこかに明確に存在して
保存されているかのように思われがちですが
熊野古道とは突き詰めて言うと有形物なのではなく状態や行為を指しているように思われます。

」(いにしえ)の人が「熊野」詣のために歩いた「

その全体が熊野古道

1本の道ではありません

熊野神社は全国に3000社以上も散在していますが、
ここで言う「熊野」とは和歌山の南方に位置する熊野三山を意味します。
これは熊野本宮大社熊野速玉大社熊野那智大社の三つの神社の総称。
この3社を巡る旅がここでの熊野詣です。

そもそも熊野信仰は
日本古来の自然崇拝に修験道と仏教が加味された大きな体系で、
平安時代以降長期にわたり日本人の参詣の旅の中心を占めていました。

江戸中期以降、より参詣に至る旅が楽な伊勢詣りに主役を奪われます。
そして
明治期に国家神道が別格となって伊勢神宮参拝に完全に取って代わられました。

昭和58年に文化庁が「歴史の道」という視点で見直し、
国民に再び注目されるまで、
熊野古道は明治・大正・昭和の末まで忘れ去られた存在だったようです。

そして2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)登録を受けて突然のブーム、あるいは騒動となったと。

今回その全体像を俯瞰したくて拙速な旅に出たものです。


熊野古道の概念に含まれるルートは
大きく分けて5本、

1.中辺路

(なかへじ)
元々は法皇や上皇らの御幸ルートで、
京都から大坂・和歌山を抜け、
海沿いに南下して田辺を経由する紀伊路の分岐のひとつ。
田辺より山中に分け入り本宮大社に至る。
本宮より川を下って新宮へ入り最後に那智社へ。

2.大辺路

(おおへじ)
田辺までは中辺路と同じ紀伊路の分岐のひとつ。
田辺からそのまま海沿いを南下、
紀伊半島を大回りして新宮から山へ分け入る。

3.小辺路

(こへじ)
中辺路・大辺路と異なり庶民が高野山詣りから熊野詣でに足を伸ばした時代に主役となったルート。
高野山詣りと熊野詣でを結ぶ参詣道。
高野山詣りまでの経路は不問。
その後に高野山から熊野本宮へ山中を進む比較的険しいルート。

4.大峯奥駈道

(おおみねおくがけみち)
奈良県の吉野と熊野三山を結ぶ本来は道なき道。
修験道の修行者が修行をしつつ進んだ過酷なルート。
一般の参詣道とは少し意味合いが異なる。

5.伊勢路

(いせじ)
中辺路・大辺路と異なり庶民が伊勢詣りと熊野詣でを併せて行う時代に主役となったルート。
三重県の伊勢神宮と熊野三山を結ぶ。
平安時代中期から開かれたルートだが
江戸中期以降に、お伊勢参りを終えた旅人や西国三十三カ所めぐりの巡礼者たちが多数往来した路。



そんな大きなテーマなのに今回は新幹線で名古屋往復の上、観光バスに乗り継いでの急ぎ旅。

最初に高野山に入り、
小辺路沿いに南下して熊野本宮に。
熊野三山を中辺路沿いに巡りつつ
その辺りのいわゆる「熊野古道」を観光。
その後、伊勢路を辿って伊勢神宮に参拝。

それを3泊4日で回るのだから
熊野古道を「歩く」なんてことは恥ずかしくて言えません(笑)。

あくまでも下見のつもり。

しかも私の旅行ですから合間合間でグルメ旅です(笑)。

さて

朝に東京駅を出て昼食は名古屋の駅弁。

(株)木の葉寿司の三色弁当「舞御膳」(1050円)
01弁当箱
02三色弁当

ちらし寿司の酢加減、薄焼きも厚焼きも卵焼きが甘くないことで関東圏を出て来た気がします。
03ちらし寿司
04煮焼揚

小さいながらもエビフライの自己主張で中部圏だと感じさせられます(笑)。
05御飯とデザート

自分で運転してる訳ではないので、
名阪国道のサービスエリアで缶ビールを飲みながらの昼食でしたww。

旅の始まり〜♪♪♪
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ruminn_master at 2006年09月24日 12:47 【旅】まずは下見に熊野古道へコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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