2006年09月24日

【詣】高野山 奥の院 5

金剛峯寺の後は奥の院へ。

奥の院は
深い木立に包まれて広大な供養塔の林立するエリアの最奥に
即身成仏したまま座して居られる弘法大師をお祀りしている場所。
とっても広いけど子供の頃から何度も来てる場所で、
供養塔の幾つかは懐かしい感じまでする。
奥の院門柱
秀吉供養塔
森
前田利長供養塔

(お骨が入ってない〜だから「お墓」じゃなくて「供養塔」〜とは言え、「面白い形だ」とかで写真を撮るのも気が退けるので最低限のみに)

高野山の供養塔には生花が無い。
それは
夏には蒸し暑く
冬には日中でも零下15度になる高野山の
過酷な自然に生花では耐えられないから。

そこで針葉樹の枝。
だけど葉先の尖った針葉樹の攻撃性は仏の世界では許され難い。

ところが高野槇は松の仲間の針葉樹なのに葉先は丸い。

そうしてここでは高野槇を供えることで許される。

今話題の高野槇とはそういう存在の植物だ。


さて奥の院

(もちろん奥の院は撮影禁止なので写真はありません)

本当の意味での奥の院とは
弘法大師が入定されているその場所で、
大勢の観光客がお参りして帰ってしまう燈籠堂の裏の建物の地下。
燈籠堂を時計回りに裏に回ってお堂にお参り、
さらに燈籠堂の地下に入って御簾の向こうの御真影にお参り。

この御真影の目の高さは、
ここに向かう途中の川に架かる橋の
たもとに立つ人の目の高さと同じにされているそうだ。

だから奥の院に詣る本当の意味を知る者のみが橋の手前で合掌礼をしてお参りする。

そしてそのようにお参りをして帰ってきました。

もともと自分自身は大した信仰心を持ってるとも思えません。
でも多くの人々が長年大事にしている価値観で
悪意や誤謬が無いと思われる真っ当な価値観を
安易に踏みにじることは誰にも許されないと思います。

こういう場所で作法に則って行動することというのは日常のダレた気分が引き締まる心地がして、とても好きな時間です。


(参考・弘法大師空海と高野山の旅
---

高野山 弘法大師空海の聖山
院政期高野山と空海入定伝説
高野山超人・空海の謎―真言密教と末法思想の源流とは
高野山密教曼荼羅―空海の世界
空海伝説の形成と高野山―入定伝説の形成と高野山納骨の発生
比叡山と高野山
高野山民俗誌〈奥の院編〉
高野山のすべて―弘法大師御入定千百五十年記念


ruminn_master at 2006年09月24日 16:26 【詣】高野山 奥の院コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


旅行・観光のハナシ | 旅(近畿)

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Archives
記事検索
Recent Comments
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
QRコード
QRコード
livedoor Profile

るみん