2006年09月26日

【宿】南紀勝浦「ホテル浦島」 4

南紀勝浦の街中を抜けて
勝浦港に出ると向こう岸に
巨大なホテル群に埋められた岬が目に入る。
ホテル浦島遠景

それが全て1軒のホテルだというのだからスゴイ。

ホテル浦島
ホテル浦島入り口


そして
たかが10分弱だが
向こう岸まで連絡船に乗らないと
ホテルには入れないというのだから
(実は物資搬入などのために岬の裏から道路でホテルに入れるらしい)
浮き世を忘れて温泉で遊ぶには格好のロケーションなのかも知れない。
連絡船乗り場
連絡船


連絡船は本館のロビー前に着く。
全貌を説明するのも難しいが
ホテルがHPのTopバナーに使ってる全景写真、
ホテル浦島バナー

これで見ると右下の海上に連絡船が見えて
その向こう岸にテントを張った部分が有る。
そこに到着する。

そして今回自分が宿泊する部屋は・・・

写真の左側に視線を移していくと
いったん建物の高さが低くなって
また本館ほどの高さの建物が有る。
これがなぎさ館で、その上の方の階。

このなぎさ館の裏側、
岬の反対側まで10分弱ほど歩くと日昇館が有る。
そして
本館の裏から山上に館内エスカレーターで10分ほど昇ると山上館

まるで巨大な立体迷路であるが
一応は廊下には各館に誘導するカラーラインが引かれている。

しかし・・・入り口から部屋まで5分じゃ着かない。

年寄りの客も多い温泉旅館なんだから、動く歩道かキャディカートでも走らせて欲しい。。。

さて

このホテルは温泉が自慢。
大きく6つの浴場を持ち
中でも忘帰洞という海岸洞穴を利用した露天風呂が、NTVズームイン朝で紹介されたりした人気の温泉。

でまぁこの広いホテルの中で6つの温泉巡りが「楽しめる」。
スタンプを集めると記念品が貰える。



やりました(笑)。
湯巡りスタンプ


あまりに広いエリアに散在してるので結構大変。
ほとんどオリエンテーションのノリです(笑)。

まず到着するなりなぎさ館に有る露天風呂、
なぎさ元湯に。
でも肌寒い夕刻の海岸の吹き曝しの露天風呂
誰も5分と入っていないのでガラ空きでした。
誰も居ない時間が有ったので
なぎさ元湯01
なぎさ元湯02


そのまんまじゃ湯冷めするから
一番近い他の風呂に入り直そう、
って言うと・・・
日昇館の内湯磯の湯へ。

しかしなぎさ元湯から磯の湯がこれまた遠い(笑)。

なぎさ館より海岸縁を回り込んだ裏側
写真で言うとホントに左端になぎさ元湯は有ります。
ホテル浦島バナー

で、館内に展示されてあった全館模型で
全景模型
画面左の裏の方の建物が日昇館ですから
岬の付け根を横断する訳で、そりゃまぁ遠いです。

とりあえずここで2/6。

初日はこの後飲みに出たのでこれだけでした。



で翌朝。


洞穴風呂は5時から他は6時過ぎからと言うので早起きして行きました。

まずはその有名な忘帰洞へ。
廊下
この写真のような長い廊下を2回ほど進んでようやく本館ロビー。
そこから裏の忘帰洞までが、また遠い(笑)。
全景模型
写真の中央下端のなぎさ館に居る訳ですが、写真中央上部の黒い洞穴部分が忘帰洞
忘帰洞入り口

中に入ると本当に海岸洞穴を利用した露天風呂で、
この日はあんまり天気が良くなかったけれど、
好天なら気持ちよさそうでした。

それから本館の内湯滝之湯に入って
これで4/6。

次は山上館狼煙の湯です。
エスカレーターで10分との看板が出てますが
それ以外に歩く時間とか迷う時間が10分ぐらい有りました。
エスカレータ

こんなエスカレーターを3本乗り継いでようやく山上です。
(このエスカレーター前日の夜、酔っぱらって転んで3回転して救急船で運ばれたお客さんを見ました。マジで要注意です。)

あまりいい天気じゃない日だったけれど山上はやっぱり気持ちいい。
山頂風景

ここでも少し歩くとようやく板塀で囲われた露天風呂が見えます。
女風呂が天女の湯、男風呂が狼煙の湯
山頂の湯風景

男なので狼煙の湯
狼煙の湯入り口

これで5/6。

最後は少しは部屋に近いところにしないと湯冷めしかねないってことで
日昇館玄武洞にしました。
全景模型
写真中央の左側に巻き込むように細長い小さな岬が出てますがその下です。
山上からまた本館経由で20分弱ほど掛けて戻ります。
玄武洞入り口

これも海岸洞穴を利用してましたが
忘帰洞が女性的な広がりだとすれば
こちらは勇壮で男性的な露天風呂。

岬の岸壁に開いた洞穴、
それもすぐそこに波が打ち寄せている場所で
露天風呂の突端まで行くとモロに波を被ります。

風呂としてはどうかと思いますが(笑)個人的には一番好きです。

これで6/6。コンプリート!
湯巡りスタンプ

湯巡り完遂の記念品はホテル浦島のウエットティッシュ1つでした。。。

館内スリッパが小さかったのでおかげで靴擦れ(鼻緒擦れ)をしました。。。


まぁ多少歩く根性は要りますけど、
一つのホテルの中にこれだけ様々な温泉があるのは面白いです。

老舗の巨大ホテルとなってしまってるが故に
食事はバイキングですし
館内案内は大雑把でと何かと不満も有りますが
トータルで言えばこういう遊び方も有るなと思います。

温泉で色んな人と話していると結構リピーターも多い。

温泉の魅力って強いのですね。

ruminn_master at 2006年09月26日 08:30 【宿】南紀勝浦「ホテル浦島」コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


旅(近畿) | 宿について

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Archives
記事検索
Recent Comments
QRコード
QRコード
livedoor Profile

るみん