2007年06月16日
【食】うかい鳥山で地鶏料理
今日の夕食は前々から気になってたお店。
かなり美味かったよ〜。
ずっと来たかったんだけど遠いし機会が無くて・・・
なんて思ってたところに「ほたる狩り」とセットのバスコースが有ったので参加した訳です。
最近は近所のラーメンやカレーばっかりだからね(笑)。
美味いモノ食うのにA級もB級も無いとは思ってるけど、タマには立派に美味いモノ食いたいと思うもの。
料理自体は6000円ぐらいの地鶏炭火焼きコース。
それに送迎のバスと、先に書いた寄り道付きで1万ちょっと。
まぁコストパフォーマンス、とても満足でした。
うかい鳥山
・うかい鳥山HP
・うかいグループHP
・ぐるなび
・立川onlineグルメ
・アスクユー
・グルメウォーカー
・Yahoo!グルメ
・レッツエンジョイ東京
・Livedoorグルメ
・関心空間
・ホタルウォッチNAVI
・食べログ
高尾の駅を越えた結構山の中にバスは進み、到着したのは夕方5時過ぎくらい。
6500坪の敷地内に越中五筒山より移築した合掌造りや数奇屋造りの宴会場や個室が散在し、日本庭園もあるようでチョットした「村」です。
少々予約時間より早かったようですが、すぐに合掌造りの宴会場の方に案内されました。






宴会場は床こそ畳ですがテーブル席でした。
格好はともかくこの方が楽で良いですね。
4人掛けの椅子席の真ん中に炭火を置く囲炉裏枠の付いたテーブルです。

石段を上がった小高い丘の上に大きな合掌造りの宴会場。
一部渡り廊下もあるらしいけど、炭火を運ぶ若衆はもとより、和服姿の給仕の女性陣も、これを昇り降りして厨房から料理や炭火を運んでくるとのこと。
土日ともなると万歩計が2万数千歩に及ぶそうです。
チョット早く着き過ぎたのもあって、最初の4品程はスムーズに出て来ませんでしたが、こうした事情を聞くと ( こっちから尋ねたので、決して仲居さん達が言い訳をしたのではないです。念のため )、「ノンビリすること自体も贅沢と思わなきゃなぁ」とかなります(笑)。
さてコースはメニューの中で地鶏炭火焼の真ん中のコース。
一番下のコースは刺身物とデザートが無し、
一番上は刺身物のランクが上がるだけのようで、
真ん中のコースが一番正統派に思います。
ここ山の中ですから中トロだろうと鮑だろうと海産物食べる理由がないですから。
さてその自在焼コースが始まりました。
・わらびとうるいのお浸し


わらびとうるいの上に乗ってるのはおぼろ昆布と山葵ですが、お浸しの出汁も上品で昆布&山葵に合ってるし、何より山菜の繊細な香りや風味を活かしたままで、前菜として上出来です。
・賀茂茄子田楽


上に散らされてるのは田楽に付き物の芥子の実。
味噌はちょっと甘味が強い気もしたけど、箸で切れる程に丁寧に焼き上げた茄子はリンゴのような香りがして美味かったです。
で、味噌で汚れた箸を次の料理の前に替えてくれたのはいい心配りでした。
・うかい地鶏の汁


地鶏を薄く切ったものに葛粉を引いたお吸い物。
大きめの江戸三つ葉が浮いています。
表面に散らばった細かい鶏の脂の玉が肉質の良さを口にする前から感じさせましたが、案の定、かなりいい出来。
このお吸い物でこの「うかい鳥山」がこの地鶏に持ってる自信を感じましたね。
柔らかいし旨味もある。で臭みは皆無。
何でも自前の放し飼い養鶏場を持ち、通常の肉鶏が30日で絞めるところを90日かけてジックリ育ててるのだとか。
・佐久鯉洗い


手前に添えられているのは「ハス芋」と言って蓮根というかスポンジみたいに細かい穴が開いてて味は特に無いですが食感が面白い食材です。
この鯉の洗いは感心しました。
かなりアチコチで鯉の洗いは食ってきたけど、今回のが抜群に美味かったかも。
泥臭さを抜くつもりで洗い過ぎのが多い中で
臭みは皆無で旨味がシッカリ有ったのは感心させられました。
こんなの出されるとね、日本酒じゃないと(笑)。
(それまで瓶ビール〜離れや宴会場では生ビールは出せないらしい〜でしたから)
4合瓶を飲む勢いも無かったので2種類有った1合モノを両方貰って鯉の洗いを楽しみました。
1つは長野の萬歳楽の吟醸酒「菊のしずく」。
もう1つは新潟の純米酒「霧の塔」。
どちらも甘過ぎず香りも強すぎず、それでいて旨味は有って、でも料理の邪魔はしない。
いい酒選んでますな。
残念なのはキリンとドライしかだけしか置いてなくてエビスビールが無かったことですが。
・若鮎塩焼


これも美味かったなぁ。
お品書きには「蓼酢」ってなってるけど既に振られてたのか何も出されませんでした。
小振りの鮎でしたが香りも旨味も有ってアタマから丸ごと頂きました。
・地鶏炭火焼



一人分大きな胸肉の塊が2つずつ刺された串が2本。
オマケがシシトウと白ネギ1本ずつ。
この肉、皮目2分間、裏返して8〜10分という指示でしたが、肉が良くてミディアムレアでも美味かったし、火が通り過ぎた部分でも固くなり過ぎずサックリ噛み切れてジューシー。
流石!の一品。
・麦とろ御飯と味噌汁、香物



最後は鶏雑炊か鶏飯かな、と思っていたら
(で、それは既に地鶏を堪能した腹にはキツイかなと思ってたら)
最後の〆はアッサリと身体に優しい麦とろ御飯でした。
とろろ汁の出汁も穏やかで美味かった。
赤だしはナメコの味噌汁です。
・葛饅頭


甘味は葛饅頭。
餡は上品な甘さの漉し餡で、本葛のネットリとした感触が包み込んでいます。
腹一杯になったし、どれも美味かったなぁ。
---------------------------------------------
蛍狩りの開始まで食後1時間程あったので、民具などの展示館になってる合掌造りの内部を見て回ったり、「うかい村」を散策してました。



いい風情だね、ここ。
そのうち季節を変えて今度は個室に来ようって思いました。
来月になると何もしなくてもホタルが乱舞してるのでしょうかイベントも自由なタイプですが、今のシーズンはそれ程に数が居ないらしく、蛍狩りと言っても、どうやら事前にある程度集めておいたものを定時に相当数放すようです。それが呼び水となって光のシンフォニーとなるって訳です。

まぁ少ないのを目を凝らして探すから「狩り」なのかも知れません(笑)。
時間が来ると路上の篝火も街灯も室内灯も全て消して暗闇にした上でホタルの舞うのを鑑賞するとのことで、食事をした会場の廊下窓際に並んでの鑑賞でした。


時間にして15分程。
最初に童謡「ほたる」が流れ、その後は何かのヒーリング音楽が流れてました。
でも写真はねぇ。。。

一眼レフじゃないからバルブとかタイムとかできないし手持ちだから
「闇」ですね(笑)。
(実は蛍の光も写ってはいるんですけど)
ホタルの光はいわゆる「1/f」なので、ヒーリング音楽にはピッタリ。
ボーッと眺めてると不思議に癒されますな。
9時ちょっと前に料理屋を後にしてバスが新宿に着いたのが10時。
いや美味かったし色々面白い料理屋さんでした。
かなり美味かったよ〜。
ずっと来たかったんだけど遠いし機会が無くて・・・
なんて思ってたところに「ほたる狩り」とセットのバスコースが有ったので参加した訳です。
最近は近所のラーメンやカレーばっかりだからね(笑)。
美味いモノ食うのにA級もB級も無いとは思ってるけど、タマには立派に美味いモノ食いたいと思うもの。
料理自体は6000円ぐらいの地鶏炭火焼きコース。
それに送迎のバスと、先に書いた寄り道付きで1万ちょっと。
まぁコストパフォーマンス、とても満足でした。
うかい鳥山
・うかい鳥山HP
・うかいグループHP
・ぐるなび
・立川onlineグルメ
・アスクユー
・グルメウォーカー
・Yahoo!グルメ
・レッツエンジョイ東京
・Livedoorグルメ
・関心空間
・ホタルウォッチNAVI
・食べログ
高尾の駅を越えた結構山の中にバスは進み、到着したのは夕方5時過ぎくらい。
6500坪の敷地内に越中五筒山より移築した合掌造りや数奇屋造りの宴会場や個室が散在し、日本庭園もあるようでチョットした「村」です。
少々予約時間より早かったようですが、すぐに合掌造りの宴会場の方に案内されました。






宴会場は床こそ畳ですがテーブル席でした。
格好はともかくこの方が楽で良いですね。
4人掛けの椅子席の真ん中に炭火を置く囲炉裏枠の付いたテーブルです。

石段を上がった小高い丘の上に大きな合掌造りの宴会場。
一部渡り廊下もあるらしいけど、炭火を運ぶ若衆はもとより、和服姿の給仕の女性陣も、これを昇り降りして厨房から料理や炭火を運んでくるとのこと。
土日ともなると万歩計が2万数千歩に及ぶそうです。
チョット早く着き過ぎたのもあって、最初の4品程はスムーズに出て来ませんでしたが、こうした事情を聞くと ( こっちから尋ねたので、決して仲居さん達が言い訳をしたのではないです。念のため )、「ノンビリすること自体も贅沢と思わなきゃなぁ」とかなります(笑)。
さてコースはメニューの中で地鶏炭火焼の真ん中のコース。
一番下のコースは刺身物とデザートが無し、
一番上は刺身物のランクが上がるだけのようで、
真ん中のコースが一番正統派に思います。
ここ山の中ですから中トロだろうと鮑だろうと海産物食べる理由がないですから。
さてその自在焼コースが始まりました。
・わらびとうるいのお浸し


わらびとうるいの上に乗ってるのはおぼろ昆布と山葵ですが、お浸しの出汁も上品で昆布&山葵に合ってるし、何より山菜の繊細な香りや風味を活かしたままで、前菜として上出来です。
・賀茂茄子田楽


上に散らされてるのは田楽に付き物の芥子の実。
味噌はちょっと甘味が強い気もしたけど、箸で切れる程に丁寧に焼き上げた茄子はリンゴのような香りがして美味かったです。
で、味噌で汚れた箸を次の料理の前に替えてくれたのはいい心配りでした。
・うかい地鶏の汁


地鶏を薄く切ったものに葛粉を引いたお吸い物。
大きめの江戸三つ葉が浮いています。
表面に散らばった細かい鶏の脂の玉が肉質の良さを口にする前から感じさせましたが、案の定、かなりいい出来。
このお吸い物でこの「うかい鳥山」がこの地鶏に持ってる自信を感じましたね。
柔らかいし旨味もある。で臭みは皆無。
何でも自前の放し飼い養鶏場を持ち、通常の肉鶏が30日で絞めるところを90日かけてジックリ育ててるのだとか。
・佐久鯉洗い


手前に添えられているのは「ハス芋」と言って蓮根というかスポンジみたいに細かい穴が開いてて味は特に無いですが食感が面白い食材です。
この鯉の洗いは感心しました。
かなりアチコチで鯉の洗いは食ってきたけど、今回のが抜群に美味かったかも。
泥臭さを抜くつもりで洗い過ぎのが多い中で
臭みは皆無で旨味がシッカリ有ったのは感心させられました。
こんなの出されるとね、日本酒じゃないと(笑)。
(それまで瓶ビール〜離れや宴会場では生ビールは出せないらしい〜でしたから)
4合瓶を飲む勢いも無かったので2種類有った1合モノを両方貰って鯉の洗いを楽しみました。
1つは長野の萬歳楽の吟醸酒「菊のしずく」。
もう1つは新潟の純米酒「霧の塔」。
どちらも甘過ぎず香りも強すぎず、それでいて旨味は有って、でも料理の邪魔はしない。
いい酒選んでますな。
残念なのはキリンとドライしかだけしか置いてなくてエビスビールが無かったことですが。
・若鮎塩焼


これも美味かったなぁ。
お品書きには「蓼酢」ってなってるけど既に振られてたのか何も出されませんでした。
小振りの鮎でしたが香りも旨味も有ってアタマから丸ごと頂きました。
・地鶏炭火焼



一人分大きな胸肉の塊が2つずつ刺された串が2本。
オマケがシシトウと白ネギ1本ずつ。
この肉、皮目2分間、裏返して8〜10分という指示でしたが、肉が良くてミディアムレアでも美味かったし、火が通り過ぎた部分でも固くなり過ぎずサックリ噛み切れてジューシー。
流石!の一品。
・麦とろ御飯と味噌汁、香物



最後は鶏雑炊か鶏飯かな、と思っていたら
(で、それは既に地鶏を堪能した腹にはキツイかなと思ってたら)
最後の〆はアッサリと身体に優しい麦とろ御飯でした。
とろろ汁の出汁も穏やかで美味かった。
赤だしはナメコの味噌汁です。
・葛饅頭


甘味は葛饅頭。
餡は上品な甘さの漉し餡で、本葛のネットリとした感触が包み込んでいます。
腹一杯になったし、どれも美味かったなぁ。
---------------------------------------------
蛍狩りの開始まで食後1時間程あったので、民具などの展示館になってる合掌造りの内部を見て回ったり、「うかい村」を散策してました。



いい風情だね、ここ。
そのうち季節を変えて今度は個室に来ようって思いました。
来月になると何もしなくてもホタルが乱舞してるのでしょうかイベントも自由なタイプですが、今のシーズンはそれ程に数が居ないらしく、蛍狩りと言っても、どうやら事前にある程度集めておいたものを定時に相当数放すようです。それが呼び水となって光のシンフォニーとなるって訳です。

まぁ少ないのを目を凝らして探すから「狩り」なのかも知れません(笑)。
時間が来ると路上の篝火も街灯も室内灯も全て消して暗闇にした上でホタルの舞うのを鑑賞するとのことで、食事をした会場の廊下窓際に並んでの鑑賞でした。


時間にして15分程。
最初に童謡「ほたる」が流れ、その後は何かのヒーリング音楽が流れてました。
でも写真はねぇ。。。

一眼レフじゃないからバルブとかタイムとかできないし手持ちだから
「闇」ですね(笑)。
(実は蛍の光も写ってはいるんですけど)
ホタルの光はいわゆる「1/f」なので、ヒーリング音楽にはピッタリ。
ボーッと眺めてると不思議に癒されますな。
9時ちょっと前に料理屋を後にしてバスが新宿に着いたのが10時。
いや美味かったし色々面白い料理屋さんでした。
ruminn_master at 2007年06月16日 20:39 【食】うかい鳥山で地鶏料理│コメント(0)│トラックバック(3)
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