2007年07月25日

【食】飛島ごどいも 5

要は「じゃがいも」である。

でもとっても美味いらしい。

飛島を見て回ってるときに島の人からそんなハナシを聞いた。

内地の馬鈴薯を植えたら美味しくなった。
土壌の性質によるらしい。
砂地じゃなくて粘度地だから、とか言ってた。

飛島の特産のごどいも

入手困難で、内地ではまず手に入らないから料亭の人なんかも結構シーズンには買い付けに来るとか。

でも宿の食事にはそんなの出なかったし、飲食店らしきものも見あたらない。

もうすぐ船の時間だった。

港の売店には
「ごどいもまんじゅう」とか
「ごどいも焼酎」しか無い。

(ちなみにジャガイモ焼酎は北海道で飲んだが美味しくないと思う)

ごどいも00a


アチコチ聞いて回ったら
「海水浴場の売店に有ったような」って何人かが教えてくれた。

港から発電所の横手の路地を抜けて入り江を閉ざした人口の砂浜に出た。

広くはない砂浜だが、そこにポツンと一軒、いわゆる「海の家」っぽい売店がひとつ。

ごどいも00b
ごどいも00c


あった!

ふかした「ごどいも」が2個300円。

ところが今日はまだ時間も早いしお客も居ないので準備してないってお答え。。。

ううむ。

次いつ来れるかわからんし是非食べたい!

で、頼み込んで生芋を分けて貰いました(笑)。
(調理代の分、少し安くしてくれました)

ごどいも01


まずは教わった調理法通りに
芽を取り、ぐるっと一筋「はちまき」のように皮を剥いて蒸し器で10分。

といっても道具が他になかったので圧力鍋で5分、
やってみてまだまだ固かったからもう5分。
1個だけで調理したし蒸気が強く当たったのか皮が分離しちゃった。

ごどいも02a
ごどいも02b


なるほどなぁ。

圧力鍋で10分やっても芯の部分はまだ少々固い感じ。
それはとっても密度が濃いから。
歯応えは結構重たい感じ。
味は基本はもちろんジャガイモなんだけど奥の方にミルクのような旨味というか軽い甘味がある。

たしかに美味い!

もう1個、今度は型崩れを避けて電子レンジで6分ほど。

ごどいも03a
ごどいも03b


カッコはいいしこれでも美味しいけど
これだと「美味しい馬鈴薯」の域を超えないね。
蒸し器でジックリ蒸した方が澱粉が糖化するからだろうね、蒸し器でやった方が遥かに美味いと思う。

あと1個残ってるのでこれは蒸しましょう。

ruminn_master at 2007年07月25日 23:42 【食】飛島ごどいもコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


食べ物と料理のハナシ | 旅(東北〜羽越地方)

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