2008年03月12日

【劇】ラヴ・レターズ2008春初日 4

10年前に見て以来の2度目。久々に「ラブ・レターズ」を見たくなった。

今回が第18シーズンとなるらしい。

第349回公演(2008/3/12 PARCO劇場)、「橋本じゅん×秋吉久美子」の舞台。

この2008 SPRING SPECIAL、興味があったのは最終日の「三谷×八木」か初日の「橋本×秋吉」だったので、イープラスのプレオーダー抽選に賭けたら初日が当たった次第です。

10年前に見たのが、第6シーズンの231回公演(1998/5/28 PARCO劇場)の「小堺一機×岡部まり」。

それ以前から気になっていた朗読劇だったところで、岡部まりが好きだったので初チャレンジ。堅物で不器用なアンディと奔放なお嬢様メリッサという感じを好演していた記憶。

この朗読劇、アンディとメリッサ、1組の男女のおよそ一生分の往復書簡がほぼ淡々と読み上げられるだけなのだが、微妙な抑揚、微かな演出、そして演者の自然な感情移入など人によってかなり違うらしい。

今回、最終日の「三谷幸喜×八木亜希子」はある意味前回と似た組み合わせなので対比が面白いかな、というのとあとは「めざまし」フリークとしては初代の八木さん、そして自称準レギュラー(笑)の脚本家三谷さんってのも面白そうだな、とまず食指が動いた。

その反面、全然違う組み合わせも面白そうだな、と。

素晴らしく達者な役者がやるとどうなるのだろう、と。

で、モンスタークラスの秋吉さん狙いで初日と楽日を抽選に賭けたら運命の神様は初日を下さいました。

アンディ役の橋本じゅん氏はよく知らないのだけどwikiなどを見る限り場数を踏んだ俳優さん、まぁ下手くそじゃメリッサ役の相方に振り回されるものね。秋吉久美子嬢の妖怪級の女優力が楽しみ。

loveletters02

ラブ・レターズ公式HP 2004年の古いページが検索で先に出て来たよ。紛らわしい)


「ラヴ・レターズ」

かけがえのないあなたへ贈る、ことばの花束
  LOVE LETTERS


男と女2人だけ
手紙を書き手紙を読む…
今夜あなたもラヴ・レターを書きたくなるでしょう

2008 SPRING SPECIAL

PARCO劇場 (東京都)
08/3/12(水)〜08/3/16(日)
作:A.R.ガーニー
訳・演出:青井陽治
出演:
<3/12>橋本じゅん秋吉久美子
<3/13>金子昇/貴城けい
<3/14>長塚圭史/小島聖
<3/15>星野源/本谷有希子
<3/16>三谷幸喜/八木亜希子

http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002003626P0050001P006001P0030045

loveletters01

舞台上には観客席の方に向かって椅子が2脚、その間に水差しの置かれたテーブル。セットはたったそれだけ。ライティングもラストシーンでフェイドアウトする程度で目に見えるような細かい演出は無し。
 衣装も普段着のよう。それでも今回は途中休憩の前後で替えてキチッと若い頃と年取ってからを演じ分けていたけれど、これは演者によって違うかもしれない。
 演者は、舞台に登場して観客に一礼。PARCO劇場の客席数458席はほぼ満席。チケットは大体早々に売り切れる。
 演者2人が椅子に座って同じ1冊の本を開き、最初は淡々と読み始める。
ラヴ・レターズ (1680円)

1時間程経って15分休憩、また1時間程で終演。
 音楽や音響の一切無い極めて静かな舞台なので途中の入退場は禁止。「携帯・PHSはお切り下さい」が事前に告知されるのは当然だけど、何遍言っても鳴らず馬鹿が多い世の中で、少なくとも今回は鳴らなかった。

ただまぁ途中入退場禁止なのに途中から入ってきた業界臭いオッサン、どうやら関係者か招待客かライターかなんだろうが、遅れて入ってきてゴソゴソと騒々しいは、しばらくしてイビキ掻いて寝始めるは、ってのがちょうど斜め後ろだったのが今回の不幸か。もちろん叩き起こしたけど(笑)。案の定、そのオッサンは休憩後の後半には入って来なかった。5000円は捨てるには惜しい金額だし捨てられる身なりのオッサンでは無かったから(笑)招待客だろうかね。関係者がブチ壊してどうする!? 劇場側・主催者側がチャンと管理しろよ!って言いたいが、実情から言うと何処の芝居でもコンサートでも一般客より招待客を大事にしてるように感じること多いけどさ。

朗読する本の中身は一組の男女の手紙のヤリトリ、幼馴染みの出会いの頃から死ぬまで。付き合ったり離れたり、互いに別の相手と結婚しても手紙のヤリトリは続き、そして。。。

男女の気持ちの「すれ違い」が主題かな。なかなか上手く噛み合わない「もどかしさ」。一方が盛り上がったときには他方の都合が悪くなんてのは実生活上良くあるハナシなんだけど、それが一生分語られる。

ワリと重い。セックスがどうの、ってハナシも多いので子供には不向きだし、物語の進行は手紙の中で語られる断片から推測され徐々に明らかになっていく感じでラジオドラマや落語に近い脳内ドラマだから、恵まれてて苦労の少ない人生の人や単純な刺激や娯楽しか楽しめない人にも不向き。

それでも1990/8/19の「役所広司×大竹しのぶ」の初演から20年近く300回以上も続いてきただけの魅力のある舞台。

この朗読劇、最後は男性役の人が泣いちゃうことが多いそうです。今回は女性役の方が何度も泣いてました。でもそれで声が出なくなったり読めなくなったりしないところがさすがベテラン女優。

今回は秋吉久美子嬢のメリッサが壊れていく感じがリアルに迫ってきて「さすが女優」を見せつけられた感じです。

うん。いい舞台だった。

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ラヴ・レターズ
ラヴ・レターズラヴ・レターズ
ラヴ・レターズ
ラヴ・レターズ (1680円)

ruminn_master at 2008年03月12日 21:08 【劇】ラヴ・レターズ2008春初日コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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