2008年04月25日

【美】ぴろり、展 4

友人の写真展。

ぴろり、展

というか彼のおかげでここ数年アチコチと「社会科見学」に参加するようになった機縁の人物、自分の行動範囲に無かった様々な面白いことを増やしてくれた奴、社会科見学に行こう!見学に行ってきた。などのサイトが脚光を浴び始めてマニアックなテレビ番組なんかにも呼ばれるようになった御仁、そうした彼が3冊目の本となる純粋な写真集を出版した、その記念イベントの一環です。

見学に行ってきた。 小島 健一

見学に行ってきた。―巨大工場、地下世界、廃墟… (マーブルブックス)


場所は高円寺のSalon by marbletron

JR高円寺から南口に出て営団地下鉄の新高円寺に向かって歩き、ほぼ青梅街道に出るか、という辺り。

一階はカフェなんだけど、こっちからは入れず、ぐるっと回り込んだ住宅街サイド、裏道に入り口があるという怪しい場所です(笑)。

どうやら今回の写真集の版元が持ってるビルの多目的アートスペースのようで、あとで聞いたらライブなどにも使えるとのこと。(こりゃイイ場所をまた一つ見つけました。)

通用口のような扉を開けると螺旋階段、その2階。

ぴろり、展02

踊り場に展示されてる作品が唯一イベントを示している風情です。この写真は有名になった筑波の陽子加速器のですね、たしか。随分と前に自分も見学に連れて行って貰いました

A0、A1のパネルが並び、壁面にスライドショー、BGMは様々(笑)。

今回の写真集収蔵の作品群で、南は鹿児島から秋田までだっけな?そうした日本中(カンボジアもあったよな?)の様々な施設、工場、工事現場、廃墟、そして風景。

普通の視点だと見過ごしてるような日常的存在も、着想と視点と視角を得るとなかなか面白い作品や美しい絵画のようになる。

それ自体では殺風景の要素になりかねない素材が構図の中に切り取られ、抜けのいい空間の中に置かれた写真は一昔前の藤原新也を想起させてくれました。

なかなか他に無い面白い写真集になってると思います。


今回は純粋な写真集ということで、見学地のデータなどは少なく、それらは先の2つの著作に委ねられている感じ。

社会科見学に行こう!
ニッポン地下観光ガイド

自分で行きたい、という人にはこれらの方が向いてるのかな。

平日の午後でもあり、今回のイベントは最終日にトークショーが催されると言うことで中日の今日は来客も少なめ。

手土産と主催者用意の茶菓でまったりとした(笑)午後でした。

ぴろり、展03


やっぱデカイ作品っていいねぇ。一眼レフが欲しくなったよ。。。

ruminn_master at 2008年04月25日 16:30 【美】ぴろり、展コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


元・写真部 | いいトシして社会科見学

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