2008年11月28日

【食】やっぱりラーメンの海苔って 4

たかが海草だけど、結構難しい具材だな、と。

先日チャーシューなどを作った勢いで一緒に作った味玉を使って、先日来、取り寄せて喜んでる業務用つけ麺を一工夫してみる。

海老塩つけ麺にアレコレ。

塩つけ麺工夫01

ニンニクバター醤油でソテーした帆立貝の貝柱、自作の味玉、江戸前の荒海苔。

この荒海苔、つまり成形前の海苔だけど、コレを入れるとその香りが強いので、今回取り寄せの「海老塩つけ麺」の強烈な焼海老の香りとは結構イイ勝負をしてる。

塩つけ麺工夫02

たまたまバランスが取れたようなもので、生半可なスープじゃ多分海苔の香りが勝つだろうね。

そこで思い出したけど、ラーメンの具材に見掛ける板海苔の意味ってやっぱり疑問だなぁと。
 前に【食】七福家(早稲田)のチャーシュー麺 の記事でも少し書いてるけど、「食い方」はもとより、香りの優劣、勝負、バランスという意味で、あまり成功してるラーメンって見掛けないようにも思える。

たかがペラペラした一枚程の海草なんだけど、かなり微妙な具材だなぁ、と。

アッサリ系なら一つのアクセントにはなるけど、コッテリ系の方がかえって難しいと思う。少なくとも複雑なスープの方が難しそう。

最近の有名チェーン店じゃどこもかしこも、って感じだけど。

日本蕎麦からの発想、東京ラーメンなのか博多ラーメンなのか無意味に思える元祖争いなど、その由来には諸説あるのは相変わらずのようだけど、要は原材料コストが低いから、まぁ豪華さアップってとこなんでしょう。

ただ、それだからこそ混乱した主張に接した気分で、いつも「この海苔をどうしろって言うんだろう?」って悩む訳です。

ま、大したことじゃないんですが(笑)。

ruminn_master at 2008年11月28日 01:00 【食】やっぱりラーメンの海苔ってコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


ラーメンあれこれ | 食べ物と料理のハナシ

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Archives
記事検索
Recent Comments
QRコード
QRコード
livedoor Profile

るみん