2010年03月03日

【食】カレー屋の閉店 1

昼間のバイキングしか行ったこと無かったけど色々と気に入っていた近所のカレー屋が気付いたら先週閉店していた。

[閉店]インド料理 マラバール 山吹町店

マラバール閉店01
マラバール閉店02

よく行ったんで記事にしたことも多かった。

2005年09月21日 13:30 【食】カレーバイキングはナンで選ぶか?
2009年01月22日 13:13 【食】カレーの日
2009年04月08日 14:07 【雑】花祭りの象御輿


同じ屋号で高田馬場にある奴
はアジアンフードグループ株式会社スパイスロードの傘下に入ってるから別ものだったような気がする。あっちも2〜3回行ったけど雰囲気も違ったしね。

こっちは店主夫婦とインド人シェフ数人が頑張ってる感じのアットホームな店だった。ここのナンが好きでねぇ。。。

惜しい店を亡くしました。


そういえば「大阪の自由軒がつぶれた?!」ってニュースが流れたから悲しんでたら、「あの織田作之助の自由軒」とは別の奴だったらしい。

織田作之助も渋い顔!?カレー「せんば自由軒」哀れな末路 - livedoor ニュース
2010年03月02日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)

織田作之助も渋い顔!?カレー「せんば自由軒」哀れな末路

 カレーの「せんば自由軒」として洋食店を運営していた大阪・船場の「自由軒」が先月末、負債総額4億5000万円で経営破綻した。自由軒といえば、作家のオダサクこと織田作之助も愛した千日前の名店を思い出すが、こちらは今年創業100周年の“本家”で別会社。本家節目の年にミソをつける格好になった。

 自由軒のカレーといえば、ルウとご飯があらかじめ混ぜられ、真ん中に生卵を落として提供される。卵をくずし、好みでソースをかける。長らく大阪名物の1つに君臨している。

 オダサクも千日前の店舗には足しげく通い、小説の構想を練ったといわれる。映画にもなった代表作『夫婦善哉』には、この「名物カレー」のくだりも。

 一方の「せんば」は1970年設立。当時、合名会社だった本家の2代目・吉田四郎氏の弟、憲治氏が手芸店をたたみ、くら替えしたという。

 「その後、憲治氏の息子が跡を継いだが、ファミレス出身のためか、冷凍食品の販売やフランチャイズ方式による店舗展開など、商業主義に走った。東京ではレトルト袋を温めて客に出したという話もあります」(飲食業界関係者)

 その後、“自由軒ブランド”の使用をめぐり、裁判沙汰に。1審は本家の全面勝訴に終わり、「せんば」側が控訴。裁判所の勧告に従い、1審判決に沿って和解となったのだが…。

 本家側の代理人弁護士が説明する。

 「せんば側は名前を使ったらアカンという1審判決を完全に無視しましてね。向こうの代理人とも数年にわたって交渉しましたが、依頼人に手を焼いたのか、『直接交渉してくれ』と言う始末。手を打たなアカンな、と思案していた矢先の倒産でした」

 「せんば」では数年前から従業員への給料支払いも遅滞し、本店を譲渡するハメに。ただ、引き継いだ会社は屋号を変える方針はないという。

 本家の若女将、吉田純子さんは「(創業した)祖父や父(四郎氏)に100周年を喜んでもらえると思って頑張ってきたのに…」と渋い顔。

 破産申し立ての担当弁護士は「(「せんば」の社長は)従業員や債権者らに『申し訳ない』の一心で準備に走り回っている。速やかに手続きして、公平に財産が分配されるよう処理するしかない」と話す。

 “店と屏風は広げすぎたら倒れる”ともいわれるが、有名店にありがちな騒動に、オダサクも草葉の陰で泣いて…いや、こちらも渋い顔!?

織田作之助も渋い顔!?カレー「せんば自由軒」哀れな末路 - livedoor ニュース
織田作之助も渋い顔!?カレー「せんば自由軒」哀れな末路 - 政治・社会 - ZAKZAK

たしかに外食産業は難しい時代なんでしょう。

1コインで牛丼1食食える時代になって、ラーメン屋もカレー屋も1000円ぐらいの客単価が普通の軽食産業は軒並み全体にキツイと思う。

もっとも最近東京でも人気の「餃子の王将」は昔から安くて美味いんだけどね。関西じゃ「安くて美味い」じゃないと店は潰れるもんでしたが、それが東京にも広まっただけって気もします。

東京の店は総じて無駄に高いところが多い。地代が高いし物価自体も高いからしょうがないとはいえ、ね。

床と壁に金を払う気は無いもんなぁ。関西人の野郎としては。


飲食業界全体で見れば、本当にイイモノは残るとはいうけどそれも微妙なライン、境界線が有るしね。人気店が「いい店」とは限らない、どころかマスコミに持て囃される店の多くは「その時期だけ」だったりもする。かえってその反動で正直な商売を継続してる店ほど苦しかったりもするでしょう。

酒抜きのコース勘定で平均的には1万円前後の「名店」が普通だと思うけど、そういう「ちょっとした贅沢」というのは家計で一番「節約しやすい」部分でもありますから。

そういうご時世で名店がランチ始めたり出前始めたりなんてのも増えましたが、それまでエラソウだったお店はそういうときに馬脚を現すというか客商売が下手なのが多いような。。。一言で言うと「頭は下げても腰は下げない」。腰が低くない。妙なプライド。

さすがに言葉にはしないんだけど「これまでだったら貴方みたいなお客さんは受け入れなかったんですけどこんなご時勢ですから渋々ランチタイムを始めました」みたいなのが滲み出てる(笑)。

大阪人から見ると商売は「売って貰う&買って貰う」ですが、関東ではどうも「売って上げる&買って上げる」って感じ。

どうせならプライドは他人様に優しくなれる方向の痩せ我慢に使って欲しいですな。

そんなこんなも含めまして(笑)「いい店」には頑張って欲しいです。


(↓閉店情報を流すために評価をしなきゃいけないってのは矛盾感じますがやむをえず)

インド料理 マラバール 山吹町店 ( 江戸川橋 / インド料理 )
★★★★4.0
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ruminn_master at 2010年03月03日 00:59 【食】カレー屋の閉店コメント(0)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加


カレーあれこれ | 早稲田〜江戸川橋方面

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1. お気に入りのカフェ。閉店ガラガラ!  [ 家出少女と満月の夜 ]   2010年05月27日 13:17
好きなレストランの閉店。それはとても悲しいこと。中には自分がバイトしたところもあったりするんだよね。それだけにちょっぴり悲しくなるわけ。

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