武術のハナシ

2017年11月26日

【武】内発動講習会@BUDOstation

大学の先輩、初代幹事長が新しい道場を先月ぐらいに開いたので「行かなきゃ」で、面白そうな体験講習会を選んで参加してきた。

BUDO-STATION
武道ステーションHP
map02

JR日暮里駅を「馬賊」の方に降りてすぐ。
だけど馬賊の方から回ると遠回りで、上の地図の道の開いてる方向に素直に歩けば近い。
とはいえ、歩いて7分は地味に「ホントにこの道かな?」って程度は歩きます(笑)ので、自信を持って行ってください。

BUDOstation01

階段上がった2階が入り口、道場は2階が畳、1階がコンクリで共に36畳ぐらいでしょうか。

今日は内発動講習会
BUDOstation02

正直、中身は全く知らなくて前日に本を買って読んだだけだったけど、アレコレ気づきもあって面白かった。




空手の人。独自の理論を構築して合理的動きを追究。

そうなるとウチラ中国武術や日本の古武術に近づくから不思議というか、やぱりそんなもん。

でも、古武道・古武術の世界って「わかりやすい」説明は御法度みたいなところもあって、そこを多くの人に再現性の高いトレーニングで埋めていこうという試みは面白いと思った。そういうボキャブラリーは貴重だしね。

そして色々とインスピレーションも貰えたし。

来週もまた別の講座に出てきますです。

ruminn_master at 2017年11月26日 23:01 【武】内発動講習会@BUDOstationコメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年01月10日

【武】徐谷鳴老師の第10回攔手拳講習会(3日目) 4

徐谷鳴老師日本招聘事務局 WACIMA Japan主催の講習会の3日目、今日が今年の最終日です(そのうち年に2回とか開催したいけど)。

(1日目の記事)
(2日目の記事)

3日目は午後を希望者が槍を習う時間に充てて居たので、講習会は午前中だけ、5000円(他日は1日1万)、初日2日目に来ていなかった人も多かったので、基本的なことのチェック、そして第2套路「翻拳」の1/4程度などが講習会の内容となりました。

2011徐谷鳴講習03

翻拳は長いので一日中習っても終わらないというか多分覚えきれないし、套路を覚えることを講習会開催の目的にしてないので、そこらは年間通じての徐谷鳴老師日本招聘事務局 WACIMA Japanでの練習会でフォローしていく予定。

基本的にリアルな現役の伝統中国武術のマトモな老師に触れる機会、体験する機会を持って貰うのが招聘目的なのかな。

どっちみち「身体が変わる」「考え方が変わる」ようでなければ伝統武術など身に付きませんから、それこそ貴重だという考え方です。

午後は攔手拳に伝わる槍、攔門槍。先の万勝双刀は天津攔手門のでしたが、こっちの槍は技の多い天津のではなく、シンプルだけど集約的な上海のもの。
 この槍術は昨年実験的に早稲田大学中国武術研究会+αで半分弱ぐらいを習ってみて練習してみたところ、結構良かったので、今年は希望者が習えるようにしたものでした。
 先に身体が出来ていなければ使えないほど技法が絞り込まれている槍術だと低レベルでは実戦性が低いものですが、欄手拳のは比較的技法が明確でそれでいて高レベルに至る要求を含む感覚。
 これも套路の最後まで習ってしまいました。初めての人には厳しかったかな、と思うので、このフォローも徐谷鳴老師日本招聘事務局 WACIMA Japanの稽古会で、ですね。

残った時間で第2套路「翻拳」の最後まで習ってしまったから、それも。

まぁ套路自体の上手い下手ではなく、徐谷鳴老師の要求に応えられているかどうかが問題なのですけど、套路があると自分でチェックしやすいし訓練のバランスが取りやすいのもたしかですからね。

3日間、盛り沢山で、スタッフとしても習う側としても充実した講習会になったと思います。来年が引き受けて3年目、一区切りとして是非また充実させたいと考えます。

バーミヤン

(これはバーミヤンの担々麺)

とりあえず練習しなきゃ。大事なのはセンターパワー!

ruminn_master at 2011年01月10日 21:28 【武】徐谷鳴老師の第10回攔手拳講習会(3日目)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年01月09日

【武】徐谷鳴老師の第10回攔手拳講習会(2日目) 4

徐谷鳴老師日本招聘事務局 WACIMA Japan主催の講習会の2日目。

(1日目の記事)

今日は攔手拳の基本的な訓練メニューから中級編へ。

第2套路の「翻拳」は両手を密に使って間断なくそして多様な変化で使うのが特徴で、「センターから動け!」という要求を訓練するのにはピッタリです。今日はその前半部ぐらい。

2011徐谷鳴講習02

また、その昔、中国は天津に有った万勝ヒョウ局、ヒョウ局とは陸運業のガードマンを派遣する警備会社で武術家にとっては格好の働き先ですが、そこで用いられた双刀を欄手門が整理したのが欄手拳の万勝双刀、これは昨日2路の途中までやりましたが、2日目は最後の4路まで終わりました。

同じ名前の刀術は八極門にも残っていますが、形は随分と違います。出自を考えると当時そこに居た武術家がそれぞれ持ち帰ったり整理したりしたのでしょう。攔手拳のは流派の特徴を反映していてシンプルで合理的に感じます。

この万勝双刀は数ある中国武術の各派の双刀術の中でも、私見ながら抜群にカッコイイし、飾り気が無くて実用的、今回コレを習えたのは大きな成果でした。


今日の運営会議=晩飯は四川火鍋城にて火鍋食べ放題。

四川火鍋城

あと1日。

ruminn_master at 2011年01月09日 22:21 【武】徐谷鳴老師の第10回攔手拳講習会(2日目)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年01月08日

【武】徐谷鳴老師の第10回攔手拳講習会開催 4

今年で目出度く10年目の開催と成った徐谷鳴先生の欄手拳講習会。

2年ぐらい前から新しく招聘の主催団体を作って手伝うこととなり、今は徐谷鳴老師日本招聘事務局 WACIMA Japanが主催するイベントです。

攔手拳は古い上海の実戦拳法だけど丁寧に内側から作る内家拳カテゴリーの武術。

徐谷鳴老師(英語名George Xu)は、中国時代は数学教師、30代で渡米してコンピューター技師をしながら、以後は世界中を飛び回って太極拳、心意六合拳、そして欄手拳(ランシュ拳。正確には手偏の攔手拳)などを教える先生です。

御年還暦を越えてられますけど、十分に強いだけじゃなくて頭がいいので理論的、例年の如く講習会は基本功や単技練習に講義が挟まります。

2011徐谷鳴講習01

今回の講習会、初日は初めての人でも参加可能なように基本から、そして午後には新しく習う中国の伝統刀術を少し。

初日のメニューは

1.基本功
2.単技練習(移動稽古)
3.伸筋抜骨(パワーストレッチ)
4.攔手拳の第一套路「操拳」第1路、第2路
5.2010年末、徐老師チャイナキャンプのビデオ鑑賞会
6.攔手拳に伝わる「万勝双刀」第1路、第2路

経費の余裕を考えるとあと2〜3人欲しいけどまぁ盛況。

毎回テーマらしきものがあるのが特徴で、それも年々レベルアップしてる様子なんですが、今年のテーマは

センターから動け!

ってトコロかな。要は普通の人は手を挙げようとすると腕や肩が先に動くし、歩くとなると肢や腿から動かしますが、それをまず身体の中、体軸とか背筋とかから起動するようにして動きましょう、って感じ。

まぁ伝統武術では動くときに手脚の力を抜くのは基本中の基本なので要求は至極当然ではありますが、なかなか完全にはできてないし、意識を何処におくか、常に出来てるかは難しいところ。

同じ結果を出すにしてもどのようなアプローチを採るかは様々で、たぶん今年のは少し中上級向け。講習会も初期の頃は「まず全身を緩めて」「肩と腰と股関節を意識して」なんてところからやってましたから。

その要求を、その場で、次に移動しながら、套路(型)として、やっていく訳です。

第一套路「操拳」は攻防は同時ながら明確で、ゆっくりやると姿勢を正す、あるいは気功のように使えますし、速くしていくと威力を乗せていく訓練となります。武術の套路としては標準的な長さかな。

初日から充実していたと言えると思います。


老師をお見送りした帰りは運営会議(という名の晩ご飯(笑))。

今日は餃子楼(池袋)にて。

池袋餃子楼

あと2日あります。

ruminn_master at 2011年01月08日 18:02 【武】徐谷鳴老師の第10回攔手拳講習会開催コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年10月28日

【武】欄手拳のHP作った 5

今年の頭も昨年も参加した毎年1月にアメリカから武術の先生を呼んで習うというイベント、去年の講習会の後ぐらいから主催者サイドに回っちゃったんですが、その関係で、そのためのHPを作りました。

wacima01

徐谷鳴老師日本招聘事務局 WACIMA Japan

本来は後輩達がやるところなんですが、まぁページデザインは仕事でやったりもするので慣れてるし、武術の能書きは一応専門だから(笑)、今の現時点では掲載されてる文章のほぼ全部は自分が書いたものだし、デザインの責任も自分です。

サーバー借りたりアップロードしたりの管理は後輩達に任せたし、ここからコンテンツを足していくのも彼らの仕事、どう発展させていくかは若者任せ、(笑)というつもりですけどね。

wacima02
wacima03

徐谷鳴老師は御年60歳を数え、既にアメリカに移住して30年、その武術も英語で習ってます。

George Xu Home Page

アメリカ名はジョージ・シュー、「シュー」は「徐」の音訳なんでしょうけど、ジョージは何でだろ?今度聞いてみよ(笑)。

今はフランクな印象のマスターですが、若い頃は激しかったそうな。

自分にとっては3人目の先生ってことになるのかな。かなり師匠運には恵まれてる方だと思います。

武術の徒弟制度ってのは本質的に古くさいので厳しいですが、慣れてしまうと気の使い方にも独特の要領があるもので、そこで苦労はしませんが・・・今のところ、英語の語学力が怪しいので(笑)、そっちで苦労します、というか英語力有る奴とか帰国子女の後輩に頼ってます。。。もう少し頑張らんとイカンですな。


教わってるメインの武術は、日本では余り有名でない(笑)ランシュケン

上海出身の師匠なので、中国語発音も普通話ではなくて上海方言のランスーです。

正確な表記は攔手拳ですが、日本の漢字に手偏の「ラン」の文字は無いので、

♪♪♪
「橋の欄干 腰下ろし 遙か向こうを眺むれば この世は辛いことばかり」♪♪♪


(必殺仕事人の口上です(笑))

欄干の「欄」、木偏を流用して、本稿のタイトルも欄手拳としてあります。

木偏でも手偏でも意味は大差無く、「遮る」という意味、敵の攻撃をさえぎって回り込んで攻撃するという風情を表した名前でしょう。

wacima04
wacima05

なかなか面白い流派です。というか面白い師匠です。

現在の印象としては、太極拳の理論、心意六合拳の功夫、攔手拳のカリキュラムと戦略を教わってる感じです。

少々の違いは何でもかんでも「Same!」で済ませちゃう人です。

まぁまっとうな武術の行き着く先は同じようなもんで、流派の違いなんて結局は些細なことだとは常々感じてますけどね。

要は「習いやすさ」とかの相性、あるいは出会い、「縁」ってことかもと思います。


来年初頭の講習会は日本開催10周年、盛大になるといいな、とか思ってます(希望してる場合でも立場でもないんですが(笑))。

徐谷鳴老師日本招聘事務局 WACIMA Japan

ruminn_master at 2010年10月28日 08:41 【武】欄手拳のHP作ったコメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年08月15日

【武】日本古武道振興会創立75周年記念日本古武道大会 4

中野サンプラザにて。朝の10時から夕方の4時まで。

古武道大会01

思えば、50周年記念大会も武道館で見てるんだよなぁ、としみじみ。

あのときはまだ駆け出しもいいとこなのに懇親会に出てたりもして。。。


こうした古武道大会、初心者が見るとみんな一緒に見えて6時間がとっても長い。

で、自分なりに武術を深めて少し判ってきた頃だと、何もかもが珍しく違って見えて、多少ピント外れだったりはするけど一番楽しめるのかもって思う。

その次には武術のパターンが見えたような時期が来て、またみんな一緒に見えて退屈な時代があるかも。

でまたその後では微妙な違いが見えてきて本当に楽しめるかな。

古武道大会02

25年。なんだかそんな変遷があった気もします。

ruminn_master at 2010年08月15日 16:32 【武】日本古武道振興会創立75周年記念日本古武道大会コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年04月30日

【扉】2010年4月のブックマーク(4)

武術動画

YouTube - 梁紀慈師範太極拳演示

武壇 梁紀慈師範の太極拳(二路砲捶)

隅っこの劉雲樵先生の方が強そうだけど(笑)

YouTube - Chen Tai Chi--Du Yu Ze Old Frame

YouTube - Du Yu Za -- Chen Taiji Er Lu

陳延熙の弟子の杜毓澤先生の陳家太極拳の老架式。古い古い型。
 早稲田大学中国武術研究会とか徐紀先生の流れのところで少しやってる人が居る程度なんだろうな、日本だと。

YouTube - Chen Taiji Quan Old Form by Adam Hsu

上の杜毓澤先生の弟子がこの徐紀先生。だいぶ時代は下がって、ワリと近年の市販ビデオからの映像ですな。
 すいぶんと趣が変わってきてますね。

YouTube - Honoring Fukuda Sensei - Gold Mountain Kung Fu Demo
その徐紀先生の処(サンフランシスコ武壇)で太極拳の忽雷架クラスの映像なのかな?
 早稲田大学中国武術研究会では未だにそうですが、初心者のカリキュラムは「昔ながら」だと弾腿からパオチェンと進んでから分岐します。パオチェンの映像は多分珍しい。

YouTube - San Cai Dui Jian (三才對劍) - 3 Powers Sword Matching Set
YouTube - 三才劍 San Cai Jian (Sword)
直刀両刃の「剣」は中国でも三国志の時代には実用兵装の座を曲刀片刃の「刀」に明け渡したそうで、後年では剣は「女のやるモノ」とか「文人の嗜み」なんて扱われたようです。
 でも実用技法もそれなりに伝承されてると思われる、そんなのの一つ。三才剣という型はそのままで対練型になる優れもの。各地の伝承に色々と相違はあるけどね。

YouTube - 瘋魔棍

日本で言う六尺棒を振り回すのが「棍」術。瘋魔棍も各地各流で伝承が様々ですが、コレは早稲田大学中国武術研究会に伝わってるのと同じみたい。ということは古い武壇系ってことかな。

YouTube - 18對棍
「棍」の初心者向け対練みたいだね。いろいろ有るけど、要求されることは変わらないから大体どこでも似たようなモノですな。

YouTube - 霍氏八極拳金剛八式1〜4
YouTube - 霍氏八極拳金剛八式5〜8
YouTube - 強式八極拳八頂八式
YouTube - 謝利民 強式八極拳硬架
YouTube - 八極拳強瑞清傳老小架-樊青雲系
YouTube - 強式八極拳小架式(老小架)
YouTube - 朱宝徳(劇画「拳児」的朱勇徳)強式八極拳大架式

やっぱ強氏八極はコレでしょう。朱宝徳先生カッコイイ。

YouTube - 八極拳 Grand master baji sword
YouTube - Miao Dao - Sabre du Ba Ji Quan
YouTube - 八極拳 Huo's family baji spear
YouTube - Baji 6 harmony spear - Master Zhou jingxuan
YouTube - Baji Spear

六合花槍だね。大槍と違ってこれはこれでイイ。

YouTube - 八極拳協會中區武聚散手表演排練
YouTube - 太極拳散手對練
YouTube - 李恩久老?36把擒拿?小?腕
YouTube - 擒拿基礎八式

色んな取り組みがあるものですな。動きのカタイのは嫌いだけど。


ruminn_master at 2010年04月30日 23:54 【扉】2010年4月のブックマーク(4)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年01月12日

【武】ラン手拳セミナー3日間 5

道家龍門気功協会の主宰する欄手拳研究会(ランは「欄」ではなくて手偏)が毎年この時期に開催する徐谷鳴老師セミナー in Japan(「徐谷鳴老師による第8回ラン手拳講習」)に3日通しで参加した。

3万6千円。。。後輩に借りた(笑)。

セミナー自体は恒例になって今年で8回目、自分はフル参加は初めてだが最終日のオープンセミナーだけ4年前ぐらいから出てる。

今回は土曜の午後3時間、日曜の午前と午後計6時間、月曜(祝日)の午前中の2時間、武術の中でも難しい方の技術体系と思われるけど、やっぱり3日間掛けて丁寧にやると違うね。

それなりの実感を得ることが出来ました。

ランスー01

徐谷鳴老師個人のHP
徐老師の武術団体のHP
拦手拳_百度百科

↑若い頃の徐谷鳴老師。
YouTube - George Xu: Differences between Predators and Humans (part 1)

↑ワリと今の姿に近いです。

↑徐谷鳴老師(George Xu)の欄手拳(Lan Shou System)の第1套路(全部で基幹套路は4つ)の前半の動画。

↑太極拳の用法説明・・・って言うか、結局は徐谷鳴老師の功夫。

↑どこかのセミナー風景(心意六合拳の説明部分みたい)

天津発祥の中国拳法、上海で心意六合と並んでケンカに強いと評判の拳法であることはたしかだけど、荒っぽい技術体系のワリに練習の柱はイメージで身体を導いたり、ド腕力頼りを否定した丁寧な身体づくりなので、中途半端に中国拳法などを囓ってる人よりは、合気などを真剣に悩んでる日本の古武道関係者なんかの方が分かり易い内容かも、と思います。

ホワイトボードを使った理論説明も多く、その理論を身体で実現することがまた難解なためなのか参加者も少し減り気味で、そのせいか少々値段が高くなり、そしてまた、って少々悪循環かな。

武術の講習会の相場としては3時間で5000円〜8000円ぐらいだと思うから、倍ぐらい。

そしてまた日本の武術人口には多い「武術オタク」みたいな人たちの好むような「ああしてこうして」つまり目新しいコンビネーションとかは少ない(多分)し、いわゆる「カッコイイ」型でもないと思うし、套路(型)もあまり進まない(8年間でようやく第1套路が終わった)ので、そういう「ファン層」のニーズには応じてない。

セミナーの大半は「身体の使い方」の検証と修正と言えます。

でもまぁそういう客や時代に媚びてないことこそ「昔ながら」の「本物」が習える機会の証左に思います。

徐谷鳴老師が世界中飛び回って普及に尽力してる訳ですけど、現代日本の現状ではなかなか大変かも知れません。

今回も様々な「気付き」があり、かなり面白い経験もできたので個人的には値打ちがありましたから、来年も楽しみ。

ただまぁ英会話のスキルレベルはもっと上げとかないとな、とやっぱり実感。自分にとってはそっちが難関です(笑)。

ruminn_master at 2009年01月12日 12:08 【武】ラン手拳セミナー3日間コメント(1)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年12月01日

【映】レッドクリフ Part I 4

オモロイ映画じゃん。

AVEXが「女性客も呼べるようにラブストーリーにした」って聞いたから、どんだけ骨抜き活劇になってるかと心配したんだけど、杞憂でした。

レッドクリフ Part I

レッドクリフ02

Yahoo!映画 - レッドクリフ Part I
公式サイト(part2の予告になってる)
レッドクリフ3594 -映画『レッドクリフ』に関するブログクチコミ情報サイト-
レッドクリフ Part I @ 映画生活
レッドクリフ Part I : 映画情報 - 映画のことならeiga.com
レッドクリフ PartI - goo 映画
映画『レッドクリフ Part I』 - 映画の情報を毎日更新 | シネマトゥデイ

軽い道具を無駄に振り回すアクションが多い中国モノが多い中で、史実に忠実な重たい武器を使ったリアルな殺陣が良かったですな。

エキストラが人民解放軍なので体力的にも可能だったのでしょう。

玉井マネが台湾だか香港だかで見て映画自体「良かった」、女優では周瑜の妻で小喬役のリン・チーリン(林志玲)が気に入ったって言ってましたが、清楚な美人って感じ(あっちのファッションモデルらしい)、線が細すぎて壊しそう(笑)。

自分は孫権の妹、もうチョットお転婆なヴィッキー・チャオの方が好み。(「少林サッカー」で太極拳使いのヒロインやってた小娘ね)

赵薇空间-搜狐博客(御本人のタレントブログ)
百度图片搜索_赵薇
赵薇图片|赵薇档案资料 - 赵薇写真照片壁纸下载(中国の壁紙サイト)



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しかし最近は試写会か映画の日しか映画行かないなぁ。

映画の日
レッドクリフ01


ruminn_master at 2008年12月01日 15:27 【映】レッドクリフ Part Iコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年11月03日

【武】明治神宮古武道奉納演武 2

古武道振興会の明治神宮奉納演武会は例年11月3日。

学園祭の出番が3日でない折はほぼ必ず学生を連れて見に来てます。

明治神宮奉納演武01
明治神宮奉納演武02

こっちもかれこれ25年ぐらい見てるけど、世代交代のある流派門派も有れば、後継者が居なくて年々高齢化してるところもあり、また後継者が居るには居ても・・・というのも。

「男らしく」も「女らしく」も瀕死となったこの時代、根拠のない「自分らしさ」に人が翻弄される時代に、こういう「昔ながら」はどこも難しさを抱えているなと感じる次第。

ruminn_master at 2008年11月03日 15:53 【武】明治神宮古武道奉納演武コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年11月02日

【思】早稲田祭2008 1

今年の早稲田祭は11月2日と3日。

早稲田祭2008

今年の出番は2日の午前。

別に何か決め事がある訳じゃないけど、30年続いてきて25年関わってきた演武会を今年を一区切りにしようと思い、まぁそんな学園祭でした。

ずいぶん大学生の気質が変わったなぁ、と思うので、「昔ながら」のことやるのにずいぶんと無理が有るなと。

巷間よく言われるように「甘やかされてる」のか何だか個性重視の風潮なんだか、まぁ「個性」を認めてくれないとすぐにヘコむんですな、今の学生。

武術の世界では「誉める」稽古を「幇間稽古」といってダメの見本みたいなもので、そういうのは要は月謝が欲しいだけ、生徒に居て欲しいだけ、の江戸時代中期の「道場剣術」、つまり「本来の姿」からすると堕落した姿とされていた訳です。

モノを教える、モノを習うということは個性を捨てることから始まる、というのは伝統○○ってものの常。

守破離」というのは
「昔ながら」の方法を「守ろうとして守れない」段階を苦労し、
それを過ぎて型に嵌ってしまう段階に至り、
今度はそれを「破ろうとしても破れない」段階でもがき苦しみ、
「離れたつもりで離れられない」自覚に至り悩み続ける、
そんな風で、永遠に楽にならないものだと。

それだからこそ「修行」じゃないかと。

ダメ出しされてこその稽古なんだけど、今の人間ひ弱すぎるなと思う。

先日の狂言師の方の著作にあった家伝、口伝

「守って滅びよ」

媚びて本質を失うぐらいなら、「昔ながら」の教えを守って、可能ならば細々と。

そうやって600年前の狂言がその姿を21世紀に留めているのだと思うのです。

現代人は我執が強すぎるのでしょう。


他方で企業としての学校は学校で実利の無いことを嫌うのか、計算出来ないことが不安なのか、有象無象にあった学生のサークル活動も管理下に置こうとし過ぎる嫌いがある。

そして学生も「そのままで個性が評価されること」か「実利のあること」しかしなくなって、遠い目標とか、抽象的な理想とか、まぁとりあえず「腹の足しにならない」ことや「楽しくないこと」をやらなくなったような気もします。

飼い慣らされていることが家畜の生きる道ではあり、下手な自覚を持ったところで無力なままでは勝ち目はない、そんな学生を抱えつつ日本の大学は何処へ行こうというのか。

どっちもどっちですな。

下品な学生は男女問わず増えたけど、チカラもないクセに天下国家を論ずるようなスケールのデカイ馬鹿な学生は居なくなったように思う。

まぁそういう時代を身近に感じることが出来ただけでもここ数年の収穫でした。

ruminn_master at 2008年11月02日 13:36 【思】早稲田祭2008コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年11月07日

【武】なにを今さら 3

「少林拳は達磨大師が作った」なんて「伝説」は、中国文化特有の権威付け指向と「白髪三千丈」的センスの結果の「作り話」に過ぎない、だなんてことは常識(少なくとも「やってる人間」には)なんだけどねぇ。

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達磨大師と武術は無関係!少林寺に伝説を覆す研究結果が―河南省

2007年11月5日、安陽師範学院の馬愛民(マー・アイミン)教授が20年に渡って河南、河北の多くの地域で集めた大量の資料、碑文などに基づいて行ってきた研究を発表し、「少林武術のルーツは安陽、達磨大師は無関係」と結論付けた。

少林武術のルーツに関しては様々な説がある。最も有名なのは、インド人僧侶達磨大師と結び付けられているもの。しかし、馬教授によれば、達磨大師は仏教学の高僧で、武術僧ではない。また馬教授の調査で、達磨大師がこの地区を訪れたとき、少林寺はまだ建立されていなかったことがわかった。これらのことから馬教授は、達磨大師と少林武術は無関係であると結論したという。

さらに、馬教授によると、少林寺に武術を伝えたのは稠禅師という河南省安陽市出身の僧侶である。稠禅師は33歳で少林寺に来て、初代方丈から仏法を学び、2代目の方丈となる。もともと武術に優れていた彼は、この時から武術を積極的に新しい弟子たちに伝えていくようになったのだという。河南省少林寺実業有限公司の銭大梁(チエン・ダーリャン)総経理も、「少林寺のルーツを安陽市とする説は数年前からある」と話している。(翻訳・編集/BA)
http://www.recordchina.co.jp/group/g12555.html
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しかしまぁ中国が公式に発表したってことがポイントかな。

それだけ政治的にも精神的にも自由になったってことだし。

ruminn_master at 2007年11月07日 18:17 【武】なにを今さらコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年08月28日

【楽】少林寺伝説(冒険王2日目) 3

野暮用(というかクイズにムキになっただけなんだけど(笑)チャンと成果はGet)で出遅れたので案の定、「これぐらいは見とくか」と思ってた併設遊園地「冒険王ランド」の西遊記3Dシアターは到着時にちょうど整理券配布終了。。。

朝の11時台にネットで見たら既に「めちゃばけ」(番組連動のお笑いお化け屋敷)で4時間待ちが出てたから、まぁ推しなべて無理だろうな、とは思ってたけどね。

さすがに子供だらけで、イイトシした独りモンのオッサンの興味を惹くモノも無い会場だったけど、ちょうど昼の公演終了したばかりの少林寺伝説の出演者達が子供と記念撮影とかしてた。

28a00冒険ランド01

う〜ん、カンペキに表演用の鷹とか豹とか虎とかだね。
 ミッチリ練習した身体なのはたしか。

どうやらフジテレビさん、「西遊記」ヒットをこのイベントの柱にしてる訳だし、その流れに続いて映画の「少林少女」を公開するに向けて(今ちょうどアフレコ中みたい)ブームを起こそうという考えなんでしょう。

(どうも最近のフジテレビは自社企画の宣伝をミエミエに全面展開する風情で、冷静に眺めると少々辟易させられる面も有るけどね(笑))
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柴咲コウ 映画「少林少女」で1年間カンフー修行

 女優の柴咲コウ(25)が、来年公開のカンフー映画「少林少女」(本広克行監督)に主演することが16日、分かった。フジテレビ・亀山千広プロデューサー(50)と、ヒット作「少林サッカー」で監督・主演した香港俳優チャウ・シンチー(44)が共同製作。同シリーズの続編的な作品となる。柴咲は1年間のカンフー修行を積み、近く満を持して撮影に入る。

 「少林少女」は、祖父の道場を継ぐことになったヒロイン凛が、中国の武術学校で修行を積み、日本に戻って少林拳の素晴らしさを広めようと奮闘する物語。「少林サッカー」がフジテレビで放送された時に知り合ったという亀山Pとチャウが約4年前から企画を温めてきた。

 凛役はアクション初挑戦ながら、チャウが「目の力がすごい」と絶賛した柴咲。昨春から柔軟運動や形のけいこに励み、昨秋からは週3回の組み手のけいこに汗を流している。今月中旬のクランクインを前に「自分に限界を定めず、頭で考え過ぎず、没頭して取り組めば、おのずと身についてくるのだな、と思いました」。香港版でおなじみのワイヤアクションやCG合成を使いながらも、物語の核心となる対決シーンや、1人で100人を相手にするようなハードなシーンにも吹き替えなしで挑む。

 凛が日本の体育大学ラクロス部に入部して「少林サッカー」のラクロス版を演じるなど笑いの要素もふんだん。また「少林サッカー」から「水渡り」役のラム・ツィーチョンと「鎧の肌」役のティン・カイ・マンがゲスト出演し、続編的な仕掛けも用意されているが、亀山Pは「拳を闘いに使ってはいけないという葛藤(かっとう)を通じて、武道の精神を伝えられれば」。チャウとは何度も意見を戦わせたそうで「日本でも本格的な武術映画を作れることをアピールしたい」と訴える。

 撮影は7月中旬まで行い、来年2月下旬に完成予定。チャウは「日本だけでなく世界をターゲットにしたい」と話しており、日本と香港の2大ヒットメーカーがタッグを組んだアクション大作は、勢いづくアジア映画界の象徴的な作品となりそうだ。

 ◆01年香港公開興収1位記録 「少林サッカー」は2001年に公開され、当時の香港の歴代1位の興行収入6000万香港ドル(約9億2000万円)を記録した。日本でも興収約30億円をたたきだし、米国でも大ヒットを記録。続く「カンフーハッスル」は全世界でヒットし、05年の米ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされた。
(2007年4月17日06時04分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070417-OHT1T00053.htm
----------------------

一応専門分野、というかフジテレビが河田町に有った自分の学生時代は早稲田に近いこともあってウチの団体よくテレビやら何やらに引っ張り出されてて、その後も「協力会員」とか何とかでアレコレ招待状とかも貰ってた御縁も有るから少しだけ援護説明。

中国武術、大雑把に言うと
・美容と健康派(よく見かける太極拳など)
・表演・演武派(アクロバティックな奴)
・実戦・実用派(空手なんかと同じく地味)
の3つに分けられて、
まぁ重なる部分もあるし
「○○拳」って名前が付く奴について言えば、動作のアラスジは似たり寄ったりなんだけど、姿勢や動作のポイントが変わってくるので「何のためにやってるのか」は「実際にやる側」としては大きい。

でも最終的には健康でなければ敵に勝てる訳もなく、実戦・実用を考える場合でも、「若い頃は動きの大きなものをやれ」と言われるのでアクロバティックな演武用の訓練は必要・有用な面も有る訳です。逆に健康法として考えるにせよ演武で魅了しようとするにせよ、元の形が「武術」で有る以上、「どういう意図でそんな形をするのか」は実戦・実用を意識せずに本当に理解できるものでもない。そういう意味で相互補完の関係にあります。

だから空手とかのイメージの人が、こういうイベントで「演武用」の「派手なの」を見て「あんなもん使えない」というのはある意味正しいけど、一面的なんです。
 あくまでも「練習方法の一種類」あるいは「練習段階の一過程」という意味で捉えられるべきものなんですね、本来。
 ただまぁ、昨今じゃ演武自体が競技種目になったりして「パフォーマンス」に過ぎる演出も増え過ぎてしまってるんだけどね(笑)。
 それでも根っ子にはチャンと「本物」が有ると言って良いと思います。

なんて弁護はしたモノの(笑)、長年にわたり実戦中国武術に携わってきてる自分としては「今さら表演用のなんか見てもなぁ」と思ってたんだけど、、、
 このイベントは整理券配布無しの自由席で最終公演が17時からで、まぁ1時間ぐらい前に来ればクーラーの効いた公演テント内で座って見れるって言うし、せっかく有料エリアに入れるチケット持ってて(映画王のオマケだけど)何も利用しないのも悔しいので(笑)、後で戻ってくることにしました。
 昔から「ダンサーとはケンカするな」と言われるぐらいで、アクロバティックな動きの出来る身体は「高機能・高性能」なのでいろいろ参考にはなるしね。


 時間潰しにフジテレビに戻って最近リニューアルされたという5階の見学エリア「きっかけストリート」など。

28bきっかけst01
28bきっかけst02

相変わらず「めざまし」にしか目が行きませんが(笑)。

スマイルカフェにもまた行ったけど、それは別記事。

開演1時間ぐらい前に会場に戻って涼んでました。

28a01少林寺伝説01


スクリーンには協力関係の河南電視台の人気番組「武林風」の紹介映像やカップヌードルのCMが流れてました。
 「武林風」ってよくYoutubeで見かける奴だね。

開演時間になって40分ぐらいのステージ。

28a01少林寺伝説02

これは「一字功」って言って、大人の男には(股間に障害物があることもあって)難しい代物。子供とは言えこの男の子なかなか見事にできてます。

その後に棍・槍・刀・剣・鞭などなど様々な武器の演武。
 身体で棒を叩き折ったり頭で石を割ったりなんて「硬気功」の演武も少し有りました。

28a01少林寺伝説03

中盤には映画「少林寺」にもなった、後の皇帝を少林僧13人が守ったってハナシの寸劇パフォーマンス。

アンコールでふたたび様々な武器の演武。
28a01少林寺伝説04

最後は「硬気功」の一種、槍の穂先の上で寝そべって持ち上げられて、、、観客をビックリさせて終了(笑)。

28a01少林寺伝説05


まぁそこそこ面白かったね。

武器術ばっかりで体術をやらなかったのは・・・武器術の方が派手だ、ってのはあるけど・・・たぶん「少林少女」が「少林サッカー」のラクロス版で棍(棒)術が見せ場だからだろうね(笑)。

28a00冒険ランド02

関係ないけど会場のアチコチで見たエコ看板。
 フジテレビ地区って有明の輸送管収集システムでのゴミ回収なんだよな、ってずいぶんと前の社会科見学を思い出しました。
 まぁゴミ処理問題はイベントで頭悩ますところだものね。


見終わってメディアージュの「映画王」に行ったハナシは別立て。

★お台場冒険王2007★

01.【楽】お台場の「冒険王」2007へ
02.【食】スマイルカフェ(TV Connection Cafe)
03.【映】オータム・イン・ニューヨーク
04.【楽】高島彩アナが選ぶ!!の巻
05.【楽】少林寺伝説(冒険王2日目)
06.【食】スマイルカフェ再訪
07.【茶】The_W_cafe(東京・台場)
08.【映】トゥルーライズ
09.【楽】中野美奈子アナが選ぶ!!の巻
10.【嬉】戦利品Get!!


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ruminn_master at 2007年08月28日 15:00 【楽】少林寺伝説(冒険王2日目)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年01月08日

【武】久々にぶっ飛ばされるのも楽しく 5

昨年も出させて貰った武術のオープンスクール。

サンフランシスコ在住の武術家徐谷鳴老師を招いての
欄手拳講習会だ。

※正確には「欄手拳」の「欄(ラン)」は手偏

主催は日本のある気功団体が取り組んでいるラン手拳研究会である。

土日にその団体会員クローズドの講習会が有って
3日目にオープンスクールがなされたので
今年もその部分にだけ参加させて貰った。

会場は成人式で賑わう原宿、昼前の代々木公園。

代々木公園

この頁は武術が中心でもないので
その武術の詳細はリンク先のページにお任せしますが、とても楽しかったです。

注意されることは
自分が常々学生に注意することと同じようなもので、
「手だけ足だけで動くな、全身協調で」
「腕を身体から切り離して用いず胴体とリンク」
「重心を沈めて」
「意識は遠くに放って」
「動作・気・意念を強調させて」
などなど、
一つ一つは珍しいとかではないけれど
細かい指導の元でチェックされながら厳密にやる機会は貴重な時間だった。

また「楽しい」という面では
普段は教える側に回ってることが多いので
投げられたり飛ばされたりという立場、
技を食らう側の経験をさせて貰えることが貴重、
だから投げられたりするととても愉快で楽しかった。

で、とてもためになった。

自分が常々やってる武術と
違う流派・門派の技術を体験することは、
自分の経験を検算し、
能力を別の角度から検証し、
そして新しい発見が有る。

徐谷鳴老師は
アメリカ在住だからなのか
理系の工学技術者だからなのか
とっても論理的で説明が丁寧、
そういうことって伝統武術では普通珍しいから
それもとても有り難かった。


しかし・・・英語忘れてるなぁ。。。。

去年も反省したんだけど、結局相変わらず。

説明を聴いて理解するところは大半何とかなるけど、
的確な質問するのが難しいんだよね。

来年は英語力少しは上げときたいな。。。


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ruminn_master at 2007年01月08日 12:48 【武】久々にぶっ飛ばされるのも楽しくコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年09月03日

【武】沼田城趾で昼練 3

午前中の体育館は予約してあったんだけど、最終日だけ参加のOBとの合流の都合で早めに宿を出て外で練習することに。

宿から駅までバスで1時間15分、宿のジィチャンがマイクロバスで送ってくれたので1時間程で沼田駅前に。

合流場所は沼田公園

歩いて行くつもりだったけど、歩き始めると何だか登り坂を大回りする感じ。
諦めてタクシーで行くと小高い丘の上に有りました。
060903沼田城趾景色


炎天下の練習って個人的には好きだけど、最近の若者には厳しいようね。

太陽に逆らうからストレス掛かってツライんだと思うだが。
060903沼田城趾練習


長年教えてて思うけど、
個性重視だとかの教育風潮の影響なんだろうか、
他人の言うことを丁寧に聴いて「そのとおり」にするってこと自体が難しいようですな。
何でもかんでも「自分なり」にやって、
それを他人に「そのまま」に認めて貰おうとする気がする。

何かを習うことは全て模倣から始まると思う。

若者時代なんて未完成品なんだから自分が変わることを怖がってたらマトモに育つ訳無いと思うんだけどねぇ。

(年かさのグチですな(笑))

ruminn_master at 2006年09月03日 13:13 【武】沼田城趾で昼練コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年09月02日

【武】夏合宿で片品温泉郷 4

今年の夏合宿の場所は片品温泉の民宿になった。

毎年場所の選定は学生任せなので代が替わるたびに別の宿となる。
毎年同じ場所でやった方がサービスも良くなると思うのだが、
「苦しい想い出」の場所となるので印象が良くないのだろうか、一向に固定しない。

昼過ぎに群馬県は沼田駅に到着。
06090101沼田駅

学生達は先に団体で行っているので送迎バスも有るが、自分も含めてOBは各自バラバラに遅れて行くので自力で辿り着かなきゃならない。

1日に6本しかない老神温泉経由戸倉行きのバスで1時間15分くらいとのこと。
06090102バステーブル


そろそろ赤蜻蛉も飛び交っている。
ちょっとした観光気分。
(そのワリには武器や着替えで荷物が多いが(笑))

片品温泉郷の中心街を過ぎて細工谷という停留所で降りる。

今回の合宿先は温泉民宿 さいく屋

宿の軒下には最近では珍しい10cmほどの大きなカマキリが居た。
060903カマキリ

そんな感じで人里離れた場所に籠もって浮き世を離れて武術三昧。

自分が習う身分だった学生時代も含めて、夏合宿って結構幸せな時間だ。

もっともそれは大学の1年生で苦しい峠を越えてしまったから楽しめたように思うので、集中的に取り組まない最近の大学生には何年生になっても楽しくないかもね。

今回は槍・棍の基本を通して、学生の基本的な姿勢や動作を矯正するつもりだったのに、道具を忘れた奴らが居て思案していたら、民宿のジィチャンが裏山から竹を伐ってきてアッサリと竹槍を作ってくれた。
060902体育館

何だか大日本帝国の魂でも籠もってそうでした(笑)。

最近じゃ珍しいアナクロな連中だということがジィチャンに気に入られたのか、宿の人にはかなりアレコレよくして頂きました。

食事も美味くてタップリと満足のいく量だったし。
・初日夕食
01夕食01
01夕食02
01夕食03
01夕食04
01夕食05
初日の最初から、お櫃をカラにしてしまいました。
・中日朝食
02朝食01
02朝食02

・中日昼食
02昼食01
02昼食02
このマイタケご飯は今回一番印象的に美味しかった食事でした。
・中日夕食
02夕食01
02夕食02
02夕食03
02夕食04

・最終日朝食
03朝食01
03朝食02


初秋の群馬っていろいろ美味い食べ物が有るね。
合宿で美味いモノ食えるなんてもともと期待していないだけに印象に残りました。

また行ってもいいなぁ、この宿。

ruminn_master at 2006年09月02日 10:29 【武】夏合宿で片品温泉郷コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年11月27日

【書】栃錦の技姿 4

Amazonのネット販売で半額だったので他の注文の「ついで」に買ったもの。
昔本屋で並んでる時に手にとっては見てるけど
定価3500円に手が出なかった気がする。
平成2年の本だから当時の自分の目には値打ちが無かったのかもしれない。



名人栃錦絶妙の技―相撲技七十手
名人栃錦絶妙の技―相撲技七十手


今回買ってみて久々に目にした訳だけど技姿の写真を見ただけでビックリ。
いやぁ美しいねぇ。
昭和32年当時の横綱の栃錦が
鳴門海とスタジオ写真で技姿を残したモノが大判の写真で。
技70手の解説と様々な取り組み写真は秀の山勝一が当時雑誌「相撲」に連載していたもの。
 そういえば相撲の技は知ってるつもりで細かくは気にしてなかった。
競技スポーツは所詮はルールの枠内のことだから深い興味がないのもある。
でも考えてみれば武術から競技スポーツ化した最初かもしれないもの。
その本籍の武術的要素は人を選べば失われていないはずだ。
昔の人が絶賛する栃錦の技姿はさすがに美しい。

解説もなかなか面白い。
たとえば「下手投げ」の一節。

----------------------------
 下手投げは下手だけで投げようとしても効果はない。他の上手を引くか、相手の差し手を抱え込んでヒジをつかむかして、その手を引くのと下手から振るのとが五分五分くらいの力の働きがないと決まらない。また腰の捻りもまた五分の働きにならぬと効果がない。もう一方の手で相手の状態を下の方に導き、重心を前の方に移し、崩すことによって下手投げを効果あらしめるのである。
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これは立派に武術としての相撲の、試行錯誤の経験の蓄積の記録だと思う。

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雷走る―大相撲をつくった男たち
大相撲力士名鑑〈平成17年度〉
はじめての大相撲
平成17年版 大相撲力士名鑑 ~明治・大正・昭和・平成の歴代幕内全力士収録
大相撲大全集~昭和の名力士~


ruminn_master at 2005年11月27日 22:54 【書】栃錦の技姿コメント(4)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【思】綺麗と上手いと強いの違い 3

e6abd4f7.jpg(ロシア杯で2位になった安藤美姫のフリーの演技=鈴木竜三撮影
on下記引用の記事より)

好きでやってるのが一番だね。

「『才能がある』ってのは楽しんで努力できる奴のことだ」
ってのはウチの師匠のセリフ。

努力と思うかどうかはともかくも、
技術の習得や向上ってのはどんなことでも楽じゃない。


よく昔から学生に武術を教える時に
「ウマイのとキレイのと強いのは別だけどな」
「でもって、強い奴とアブナイ奴も別な(笑)」
なんて言ってきた。

目指すモノが違えば結果も違うし、やるべきトレーニングも変わってくる。

武術だと
「技が掛かる」「技が極まる」ってこととか
その術技の理合い(合理性)に則った動作が出来れば「上手い」のだろうか。
見た目がキレイってのは
初心者に教えるのには便利だし演武会では喝采を浴びるだろう。
でも結局のところ
武術は幾ら言い繕ってみても「勝てばいい」って殺人技術が本質。
「強い」のが一番である。
ただ
「アブナイ」奴は捨て身で結構強いので舐めちゃイケナイ。
いくら武術だ何だと言ってみたところで
ヤクザ屋さんやキチガイ、単細胞といった「アブナイ」奴の方が普通は強い。
だから、それ以上に「強くなる」のは簡単なことではない。
武術は冷静な実力として積み上げるべきであって、
熱くなって「アブナイ」奴になれるなら、そうなって勝てるなら
武術なんてやらなくていい。純粋な暴力はかなり強いもんだ。
「バカやキチガイには武術教えるな」とはウチの師匠の弁。

武術は暴力と違ってプロとしての勝負事の世界だと思う。
「勝負事は熱くなった奴が負け、冷静な奴が勝つ」
よく言われることだよね。
 判ってるからって出来る訳じゃないけど(笑)。
・・・

なんてことを久々に考えたのは全然違う分野の記事から。
フィギュア・スケートのミキティ
この娘で気に入らないのは巨人ファンってとこだけだ(笑)。
頑張ってる奴は好き。
楽しそうにやってるしね。
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フィギュア・ロシア杯、安藤2位・恩田3位
 
 【サンクトペテルブルク(ロシア)=竹内誠一郎】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯第2日は26日、サンクトペテルブルクで女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)で2位につけていた安藤美姫(愛知・中京大中京高)は、ほぼミスのない演技でフリーも2位となり、172・30点で最終順位2位とした。

 SP3位の恩田美栄(東海学園大職)は142・40点で3位。昨季の世界女王イリーナ・スルツカヤ(ロシア)が、198・06点で、第3戦中国杯に続く今季GP2連勝とした。

 ◆うまさより強さ増す◆

 大きなミスはなかったが、得点は伸びなかった。安藤は「スピードが足りない。それが気になり、振り付け、表現も足りなくなった」とし、自己採点は「73点」。17歳は驚くほど冷静に演技を自己分析した。

 4回転ジャンプは封印。リスクのある大技よりも、スピンなどの難度向上と滑り込みで確実に得点獲得を狙うという、コーチのキャロル・ヘイス・ジェンキンスの方針だった。

 コーチは、五輪金メダリスト、世界選手権5連覇のほかに肩書はもう一つ、女子で初のダブルアクセル(2回転半)成功者。当時は「先駆者を目指した訳でなく、ほかの選手がやらないことをやれば、金メダルと銀メダルを分けると考えた」。安藤はコーチを「やさしいけど勝負師」と呼ぶ。

 コーチの影響だろうし、五輪シーズンへの決意だろう。安藤は「うまい選手より強い選手になりたい」という。強い選手とは「とにかく自分に自信を持っている人」。その自信を持つために、ビデオで自分の演技を毎日研究するなどして練習を積んできた。

 大差をつけられたスルツカヤについて、「スピードの差。スピードがついて無欲で曲を聞いて滑れば、勝てる」。安藤はこの2か月でたくましく、強くなっていた。(竹内誠一郎)
(読売新聞) - 11月26日23時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000514-yom-spo
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「強さは自信」って等式は賛成ですな。
自信と自尊心で自尊心ばかりが強い奴はいずれ自己崩壊する。
世の中の不幸は
無駄なプライドが意地や見栄となって選択を誤らせることで
始まったり大きくなっていると思う。
信じる相手を間違える、こればかりは救いようがない。

ミキティはいいコーチを見つけた感じだね。

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美姫、SP自己ベストの2位!好発進に笑顔

2005年11月26日(土) 8時2分 サンケイスポーツ

 フィギュアスケートGPシリーズ第5戦・ロシア杯第1日(25日、ロシア・サンクトペテルブルク)来年2月のトリノ冬季五輪代表選考にポイントで大きな影響のあるグランプリ(GP)シリーズ第5戦、女子ショートプログラム(SP)で今季初戦となる全日本女王の安藤美姫(17)=中京大中京高=は自己ベストの60.76点をマークして2位、好発進した。02年ソルトレークシティー五輪代表の恩田美栄(22)=東海学園大職=は3位。世界女王イリーナ・スルツカヤ(26)=ロシア=が67.58点で1位だった。アイスダンス規定で都築奈加子、宮本賢二組(京都アクアリーナ)は最下位の11位と出遅れた。

 開幕から気合がほとばしる。世界の女子でただ1人、4回転ジャンプを跳べる安藤が、いきなり魅せた。

 自らデザインした水色のコスチューム。映画「戦場のメリークリスマス」の楽曲に乗って3種類のジャンプをミスなくこなし、2度のビールマンスピンを積極的に繰り出した。3回転−3回転の連続ジャンプを決めて高得点を叩き出し、今春の世界選手権の59.30点を上回るSP自己ベストに、笑顔が弾けた。

 「楽しく滑れた。自分で得点をつけるなら93点。すごくうれしい」。マイナス5点はステップでつまずきそうになったから。残る2点は最後のスピンでちょっとグラついたと、ハイレベルな内容を振り返った。

 トリノ五輪代表3枠を争うライバルたちが次々に今季GPに出場する中、GPシリーズ第5戦の今大会が、安藤にとって待ちに待った今季初の公式戦。応援に駆けつけた母・明美さん(40)と「楽しく滑ろう」と、リンクへ向かった。フリー(26日)では「マイ・ファニー・バレンタイン」の楽曲で滑る。4回転は封印するものの、「バレンタインの時の女の子の雰囲気を作りたい」。大人の演技で女王スルツカヤを脅かす
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051126&a=20051126-00000014-sanspo-spo
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好きで楽しそうにやってるって言えば一週間ほど前の浅田真央。

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15歳真央が新女王/フィギュア

2005年11月21日(月) 9時52分 日刊スポーツ

<フィギュアスケート:グランプリシリーズ第4戦フランス杯>◇2日目◇19日◇パリ・ベルシー競技場
 今季GPデビューした15歳の浅田真央(グランプリ東海ク)が、2戦目で初優勝を飾った。大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど、難度の高いジャンプで魅了し、ショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位になった。合計182・42点で、日本人女子4人目のGP優勝を飾った。SP3位の荒川静香(23)は3位に終わった。男子はジェフリー・バトル(カナダ)が合計215・48点で優勝した。
 まだあどけない15歳の少女が、表彰台の真ん中に立った。浅田は一番高く掲げられた日の丸をじっと見つめた。フィギュアスケートとしてこの会場で16年ぶりに流れる君が代に聞き入った。「びっくりしました。優勝できるとは思わなかったです」。樋口コーチには「真央ってそんなにすごいのかなぁ」と思わず尋ねた。GP2戦目での優勝。すべてが夢見心地だった。
 世界でも数人しかできないトリプルアクセルを、最初に決めた。くしくも89年世界選手権で、伊藤みどりが女子で初めて成功させ、アジア人初優勝を飾ったのと同じ会場。伊藤と同じ山田満知子コーチに師事する浅田はパリ入り後に知り、胸を躍らせた。お下がりの衣装を何度も着るあこがれの先輩との縁に「運が良いかなと思ってました」。16年の時を越えた。
 幼少時代からジャンプが大好きだった。前所属クラブで一緒だった安藤美姫とはペアで練習し、3歳年上と対等に競った。ジャンプ練習の合間も常に、その場で跳びはねてクルクル回っていた。「一番ジャンプにこだわっている」と言う通り、得点係数が上がる後半には、世界でも例のない3度の連続ジャンプに挑んだ。蓄積された疲労との戦いに、凱旋(がいせん)門272段の階段を軽やかに走り上がった体力で勝った。最後のスピンで手をついたのは愛嬌(あいきょう)。大喝采を浴びた。
 世界を驚かせたこの2週間。上位6人のGPファイナル(12月、東京)出場も決まった。次の目標は「トリプルアクセルを2回入れる。1つは3回転との連続ジャンプ」。伊藤みどりもできなかった偉業を達成し、世界をさらに驚かせてみせる。【今村健人】
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051121&a=20051121-00000040-nks-spo
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年齢制限とか大人の事情で五輪は難しそうだけど
まぁ明るいから腐らずに次に向けて頑張れるでしょう。

スポーツに限らず女の子の方が元気なのは時代だね。

ところでフィギュア・スケートを見てて
何でみんな3回転だ2回転半だ4回転だって判るのか不思議で
常々そんな目を養いたいと思っていた。
そんでもって今回記事を見てウロウロしてて解説してる頁があった。
勉強しよ。
フィギュアスケートのジャンプを見分けよう
---



フィギュアスケートへの招待


フィギュアスケートへの招待
オール・アバウトフィギュアスケート―氷上の美しき戦い、全て見せます!
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ruminn_master at 2005年11月27日 00:49 【思】綺麗と上手いと強いの違いコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年11月20日

【武】至言「やりやすさを求めず、やりにくさを求めよ」 4

杖心会の第15回つくば杖道大会&友好演武会の見学。
筑波エクスプレスが出来て行きやすくなった。
会場は、つくば市洞峰公園体育館で朝から晩まで(夜は直会)。

水鴎流の体験教授では水鴎流小具足(10本)、
主として脇差を使った立ち技の体系の中から最初の4本
・柄打
・鳥兎
・柄返
・後捕
の4本をやっていた。

武術の中身については「やらなきゃだめ」だと思うし
字面だけで勉強したり議論したりするモノではないと考えるので
インターネットの上で何か具体的に書いたりはしない。
あくまでもここは
武術を機縁として考えたことや
精神的インスピレーションのみを記すだけですが。。。

さて特別友好演武会。
杖心会の方から神道夢想流杖術が一通り演じられた後にお客様。
水鴎流は、十五代宗家勝瀬義光景弘先生御一門。
天神明神流柔術は、五十六代 小野寺夢楽斎先生御一門。
鹿島神流は、十九代師範家 關文威先生御一門。

神流は筑波大学の学生だけの演武。
社会人の団体に比べるとさすがに練習量は多そうで
初心者っぽい学生もそこそこ出来てるレベルなんだけど。
やっぱり今の学生ってことかなぁ、
と思ったのは
昔の神流の演武に出てた学生諸君の方が
武術・流派・技術に対するピリッとした真摯さを感じた。
単純に言って動きが正確というか
「何遍同じ動作をしても同じ軌道を身体が描く」ような
そういうギリギリの感覚こそ古武術の命って気がする。
まぁ
「自分を変える(変えられる)ことを怖がる」
のは現代の若者の時代病みたいな面もあるから無理もないが。
創部は1975年で早稲田のウチの団体と一緒だけど
どこも同じく教える方は難しい時代だろうな、
と他人事ながら心配になった。

天神明神流は明治期に纏まった総合武術で
農民の間で柔術のみが残ったのを伝承してるらしい。
飾り気の無い実用的な投げ技、逆技、固め技で面白い。
寝首を掻きに来たのを寝たまま手首を取って崩し
背負い投げのように投げ転がして肩越しに固めてたのが
「いいなぁアレ」だった(笑)。

水鴎流は歴とした実在の古武道だが
一般的には
「子連れ狼」(小池一夫)の主人公「拝一刀」の使う剣術として有名。
たしかに劇画や映画に相応しく明確な実用的理合と鮮やかな鋭さを兼ね備えた名流だと思う。

その現宗家の勝瀬先生が杖心会の稽古生に向かって仰った言葉がタイトル。

「やりやすさを求めるのではなく、やりにくさを求めて下さい」

そう、やりやすいようにやるのはゴマカシであろう。
現代人は身体からして昔日の武術家と異なるし衣食住全てベースが違う。
やりにくくても目の前で習った「そのとおり」に「何とかする」
「やりにくい」ことに取り組んでる時こそ本物に直面してる時。
そんな風に僕も習った覚えがある。
 ここが頑張り処なんだけど、現代の若者には難しいのかな、と自分も未熟ながら20
年間教えてきて、有る意味、若者の定点観測をしてる身として思います。
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「柳生心眼流」は、勇壮活発にして剛胆、猛烈な勢いで相手を打ち倒す実戦武術である。今作では、鋭い気合と共に打ち下ろす拳の当て身を特徴とする破壊的な柳生心眼流の技の数々を、島津兼治師範を始めとする竹翁舎の...(詳細こちら


ruminn_master at 2005年11月20日 21:11 【武】至言「やりやすさを求めず、やりにくさを求めよ」コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年11月03日

【武】日本の古武道見学 3

古武道明治神宮で毎年行われる秋の大祭への奉納演武。
古武道振興会の主催だ。

自分自身ここ10年近く
日本の武術を習う機会にも恵まれているが
自分の本籍はあくまでも中国武術に置いてる心算。
でも
同じ「人間」が
手が2本足が2本の勘定で命がけで作った芸術である。
両者にそれ程の違いはない。
マトモな流派・門派だけを見るならば、だが。

そして
日本人である以上、そして日本人であるのだから
日本の武術を知らずして辿り着けない場所もある。

第一、宗家だとか特殊な立場を別にすれば
「自分のトコが一番」とか軽々に言うことも
考えることすらも不遜だし、言ってしまえば「甘い」気がする。
死ぬ時に振り返って
「やってきたことは正しかった」ってのはカッコイイけどね。

今は情報化時代で
入門する前から「ああだこうだ」と理屈だけ知りすぎてる、
(それも正しいかどうかすら無批判な情報を集めている)
これはいざ習い始める時に白紙になれないから
目の前で師匠が指導員がやって見せてることが吸収できない。
「似たようなもの」を「自分なりに」真似て悦に入っている。
「鏡が歪んでいては正しい像は映らない」
「白紙でなければ絵は描けない」
教える方も苦労だが、習う方も不幸な時代だと思う。

「3年遅れても良師を探せ」はこんな時代の言葉ではない。

僕が真面目に武術に取り組み始めた時代は
まだ何流が何で、どの技がどうでだのは
今ほど流布されて居らず、正直自分自身
「○○がやりたい」とか無しに、縁有って始めたに過ぎない。
「そこに行けばまともなものが習えそうだ」
程度のカンであった。
センスというと面映ゆいけど武術のデータを集めて判断した訳ではない。

生来、運と縁と勘はいい方だ。ヒキも強い方だ。
誰に感謝したものやら不明だが、有り難く人生楽しませて貰ってる。

センスを磨くのは無批判な反復練習でも無ければ狭量な悩みでもなく
漠然とではあるけれど「教養」とか「感性」の範疇なような気がする。
自分自身の感受性と想像力、受容能力の問題だと思う。

さてそれはともかく
それにしても
自分の囓っていない武術に触れる機会を持たなければ不幸だ。

教えてる学生連中を今年も見学に連れて行った。
だいたい
自分たちの演武会日程の障害にならない限り見学に来るようにしている。

学生達は色んな流派を生で見るのは始めてである。
しかしそれなりのことは知っているので
それなりに楽しんでいるし
見ていると下手と上手の区別ぐらいはマトモについているようだ。

同じ流派でも門派が違えば趣が異なる。
そんなことにも学生達は気付いていた。

でも、そのうち学生達も飽き始める。
まぁ知識と認識の距離感もあるし
演武が長いのも有るけれど
(なんといっても朝の10時から夕方まである)
「よく知らない」違う流派といえどもパターンは似たり寄ったり。
マトモな流派同士は7割方共通してもおかしくないもの。
似通ってる同じような技は何度も出てくる。

あまり退屈してテンションが下がるのも後の練習に差し支える。

それでいいんだろうなぁ、とか思って学生を連れて引き上げた。
彼らがその時感じた退屈は
理屈で「同じ技」なのではなく
感覚で「同じように見える動き」な訳である。

センス。
武術の世界では言い訳のマジックワードみたいな面もあって捕らえどころがない。
ただ
これをどうやって磨くかのヒントがここにあるような気がする。

武術は理屈でもなければチカラでも無いと思う。
頭でっかちも筋肉バカも陥りやすい落とし穴だ。
ある種の逃げ道。逃げてちゃ武術はできないよね。

とはいえ難しさが判ってからが面白いのが武術。
面白がってるだけで
同じ処を堂々巡りして満足してる人も少なくないけど
真剣に取り組んでいる限り価値はあると思っている。

まずは
感受性と想像力だとは思うけど
どうしようもなく難しいところが残っている感じだ。
結局
「センス」とは「白紙になれること」なんじゃなかろうか。

ruminn_master at 2005年11月03日 15:30 【武】日本の古武道見学コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年10月30日

【武】上野の森でまた練習 3

先週に続いて上野公園で稽古会。

休日の早稲田大学はロックアウトで練習できないし
中国拳法は靴を履いてやるからスポーツセンターとかの武道場ではできないので
大体公園でやることになる。新宿の戸山公園、ここ上野公園など。
まぁ「地面さえ出来れば練習出来る」のが武術の良いところだ。
貧乏人にもフレンドリー。

印象的な武闘派ジジィも居たし
気になった店も有ったりと
上野の街は雑然としてて個人的に性に合ってる感じだ。

今の学生は「ていねいな練習」が苦手だ。
自分以外のことについて雑な奴が多い。

古武術とは「正しさ」とか「正確さ」が不可欠だ。
戦いの中で相手の体勢が崩れる。
それでも自分は崩れない。
どんな動作の中でも常に力学的バランスが取れている状態。
そういう「正しさ」を身に付けるために
本来は型稽古が中心なのだけど
今の学生はそういう「こだわり」を持てない。

「自分なり」に「カッコイイ」かどうかへの「こだわり」なら
何時間でもやっていそうだが、「正しさ」には意識が向かない感じだ。

武術なんて
下手すると一生「そんなんじゃダメだ」と上から言われ続けて、
それでも頑張ってるようなものだと思う。

人からの賞賛を求めるものじゃない。
こういうところがダンスとかとは本質的に異なる。

楽しさはもう少しヤヤコシイ部分にあるような気がする。

とはいえ武術は所詮は戦闘技術。
相手あってのもの。
対人練習もまた不可欠だ。

試行錯誤は一度だけじゃ意味がない。
何度でも繰り返す、考える、また試す、そういうことの反復。
ここでもやはり「こだわり」が不可欠。

武術は一般に執着を嫌う。
「居着く」と言うのは否定語だ。
しかしそれはここでいう文脈ではない。

守・破・離

最初に大事なのは意識的な「こだわり」であり
それを打ち破れるほどに「こだわり」抜いて
意識せずとも「正しさ」が身に付いたときに
初めて自由になれる境地。

そういう文脈が前提に思う。
習ったワザを頭で考えて使おうとしても使えるものではない。
身に付いたワザしか本当の意味では使えない。

より精神的には
「命への執着の否定」ではあろうが
端的には意識と身体の自由度の問題に過ぎない。

伝統武術を現代に伝えることの難しさは
技術的問題ではなく秘伝がどうのでもなく
あたりまえだった「こだわり」を
現代人が持ちにくくなってるからじゃないかと思う。


ruminn_master at 2005年10月30日 15:30 【武】上野の森でまた練習コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年10月23日

【武】上野の森で 3

上野の森で朝っぱらから夜まで上野恩賜公園の中で練習。

学園祭も近いので学校が使えない休日はどこかですることになるのだけれど、夕方から個人的に「渋さ」のLiveが公園内の水上音楽堂で有るので、ここの森の中にした。

武術はバカじゃ出来ないようになってるので、まぁ森の中でリラックス気分でやる方が良い面もある。「根性だ」「気合いだ」と言ってみたところで、技術面は進まないし、かえって逆効果だ。考えながら練習するものだと思うよ、古武術は。

まぁ武器を使ったりすれば危険を伴うので緊張感が必要な部分も否定はしないけど、目を三角にして強くなるなら簡単だ。

今日は天気も良かったし木漏れ日の木立の中で教えてるこっちも気持ちよかった。

公園内の塚を掃除してるジィサマが話しかけてきて、元軍人で空手のみならず拳闘(古いボクシング)をやってたとかで愉快だったし勉強にもなった。

Jetアッパーで金玉狙ってくるところなど
「アンタ試合用じゃなくてケンカ用だろ!?(笑)」
って感じのジィサマだったけど、
今の連中が「カッコイイ」かどうかばかり気にしたり
少しマシでも「試合の勝ち負け」を越えて考えられないのから比べると
武術が殺人技術・戦闘技術であることから離れないセンスは貴重に思えた。

「人を殺せる」技術だと見据え、思い詰めて怖くなってこそ
「人を殺して良いのか」
「そこまでして生きる価値ある己か」
なんて精神修養的側面・宗教的側面まで至る気がする。

武術自体が精神修養になったりはしない。
礼儀作法なんて江戸時代の公務員の処世術に過ぎない。
武士道なんて儒教と同じで支配者側に都合の良いように出来てる。
支配者に迎合するなら家畜と一緒だ。
武術は野生動物、生命本来の在り方でなければと思う。

中途半端は所詮は娯楽。「今が楽しけりゃいい」は家畜だ。

生き死にを見詰めずして心なんて定まらない。
人間も動物。
野生動物はそれだけで種として生きていられる。
本能の壊れた人間は、自己の利益を追求してて種としての+に働く保証がない。
もはや種として生きられないから生物・動物の流れからズレる。
本能を文化で代替した人間は「共存する意思」についての思索無しには野生動物以下でしかない。

家畜みたいな人間が増えてきた世の中だと思う。
生まれた時からエサと言えども食うには困らず
「いずれは肉にされる」ことに抗う自覚を得ず
安穏とした生活に流されて生きているのが家畜。
生き死にを見詰めない、あるいは逃げて忘れて今を生きるとしたら人間も家畜化するだろう。

「しょうがない」とか「じゃまくさい」とかいうセリフはだから嫌いなのだ。

安穏とした平和しか知らずして対岸の火事に「安心して」怒ってる平和運動なんてのも無意味に思うが、自己中心的に「己の強さ」だけを目を三角にして追求してる連中も不自然だ。

武術は突き詰めれば自然体、とは言われるが自然体って深く考えると凄く難しい。

ruminn_master at 2005年10月23日 17:00 【武】上野の森でコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2005年09月04日

【武】とある流儀の錬成会 3

今日は一日さいたまで武術の稽古をしていた。
今膝と肩を壊して修理中なので袴の付け方を忘れるほどに久々だった。

アレコレやって、久々でもそれなりには出来てそれ以上には出来ない。
まぁそれはいいんだけど、
やはり多人数を同時に教えるって難しいことだなぁと思う。

100人ほど。
ひとつの技を師匠がやってみせる。
何人か居る中間指導者が直して回る。
時間が来る。出来ない人は諦めるか勘違いするかどちらかで終わる。

できるまで付き合うべきなんだよなぁ、本当は。

でもって段階を明確に分けて「できるようにする」べきだと思う。

多くの武術は「居着く」ことを嫌う。それは日本も中国も変わらない。
日本武術は「居着く」ことの否定から指導が始まるように思える。
中国武術は「まずキッチリと居着く」ことができるか、から始めて
それからそれを否定していく。「定・活・変」という。
日本武術には「定」段階が無い、あるいは「活・変」との連続性がない。

これに限らず、全ての技術にはレベル、段階が有ると思う。

今回、ワザの外形は同じでも
師匠のワザは崩しの理合い(レベル3)とすると
師範代のワザは中心取りの理合い(レベル2)、
そして一般会員が出来てる方でも手足の協調(レベル1)、
否定されている動きが腕力と動きの勢い(レベル0)
という感じで、区別して丁寧に指導されないし
習ってる方も吸収する直向きさに欠けていた気がした。

丁寧にやったから伝わるって訳でもなくて
教える方と習う方の意欲や情熱、身体と頭脳、感覚など
いろんなものがシンクロしないと伝わらないものだから余計に難しいのだけど。

20年以上教わったり教えたりという立場に身を置いてきて
この難しさは一生ついて回るのだろうなとは思う。



杖道入門―全日本剣道連盟「杖道」写真解説書


ruminn_master at 2005年09月04日 17:00 【武】とある流儀の錬成会コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2003年12月25日

【水】色んな水 3

(後日の記録。2009/2/2)

この頃、師匠が身体に良い水と塩に凝ってて、面白そうなのを自分で取り寄せた折の書類が後日に出て来たので備忘のためもあり記録。

キーワードは「還元力」

日常生活で酸化した身体を調整するのに還元力のある水とか塩はどうだろうかというハナシ。自然治癒力が大事だからね、どっちみち。

塩はそこそこ有名な高麗竹塩の「黄松竹」とか。

キパワーソルト・ニューキパワーオリジン

で、水。

太古の水
太古の水 フルーツティー オフィシャルサイト
太古の水 (原液)

小さな薬包みたいなパックを好きなミネラルウォーターに入れて飲む商品。

理屈も仕組みも未だに不明だが、何でも太古の時代の水の組成と同じものを開発したのだと。で、それは身体に良くて、自然治癒力が高まるとかが噂。(薬としての商品じゃないから効能はどこにも謳ってないけどね)

う〜ん。結局実感が持てなかったのでこの折の注文だけだったな。

でもワリと根強いファンが居るらしい。

すいそいんぐ
活性酸素を除去する活性水素とマイナスイオンたっぷりのアルカリミネラル還元水に変える整水器【すいそいんぐ】

通勤、通学、散歩などに便利な携帯タイプ!すいそいんぐ(簡易整水器)携帯タイプ 500ml 3,990 円
これは小さなペットボトル容器とそれに入れる小さな金属片らしきものの入ったカプセルが商品。

どうやらマグネシウム金属片を使って水道水などを還元して活性水素水にしようというもの。

還元時に気泡が出て面白いのもあってしばらくは毎日持ち歩いてたけど、ペットボトル型容器って結局手入れが難しいし、そんでもって定期的に「買い換え」しなきゃいけないそうで、でもって目先のこととは言え「少し高い」もんだから、結局最初の1回でやめてしまった。

発想は面白いんだけどね。

どくとる・べるまっちゅ
どくとるべるまっちゅ エバメール販売 トータルヘルスデザイン本店
ぶっとび実験隊が行く! どくとる・べるまっちゅ編 - トータルヘルスデザイン

名前の妖しさはコレが一番でしょうな(笑)。

どうやら天然植物エキス配合の化粧水という感じだが、消臭剤とか酸化防止剤「的」に使えるとかが謳い文句。分類は「清涼飲料水」になってる。

これはワリと単純な実感があって重宝した。外食で悪い油の揚げ物なんかに出会った時に、軽く吹きかけると脂っこさが緩和されたり。

【送料無料】どくとる・べるまっちゅ 200ml 3,045円
【3,000円以上で送料無料】どくとる・べるまっちゅ 携帯用スプレー容器(空容器) 189 円

まぁ・・・いろいろあります。

ruminn_master at 2003年12月25日 10:00 【水】色んな水コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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