アメ横

2006年09月16日

【食】こういうトコの幸せもありで 4

上野公園での練習帰り、
学生が
「今日は餃子が食いたい」
「その前にかき氷」って言うので、
んじゃまぁと、まずは
アメ横入ったところの露店みたいな海鮮丼屋さん。みなとやだったかな。
何度行ってもバタバタしてて店舗外観を写すのを忘れるというか、オープンテラスな店(上品に言えばだけど(笑))なので写しにくいんよね。。。

餃子を食いに出るとなると鮮魚には当たらないなぁ、と自分の腹拵えはネギトロ鉄火丼
060916ネギトロ鉄火丼

美味いし大盛りでご飯の分量もタップリあっていかにも下町のメシって感じ。
で、安い。
かき氷も食ったけど
060916氷メロン
同行の学生が3杯目のかき氷を食ってたので酢橘サワー穴子の酒蒸しを食べつつ時間潰し。

この店、面白いし美味いし安い。イイ店です。

さて

餃子って言っても専門店が有ったような印象が無い。

火鍋だとか焼肉だとかでよく行く店を横目に眺めつつ御徒町の方へ彷徨ってると
路地裏の看板が目についた。
路地裏の大興

そんなに極端に狭い店でも無いのに通りに椅子とテーブル出して客が飲んでる。
写真は野外のお客さん〜写真に撮っても意味無いので〜が帰った頃合いのもの
店前1
店前2


こりゃきっと美味い店だ!って自分のカンを信じて入店。

中華料理 大興

入ってまずは「とりあえず生ビール人数分!」

で、餃子が3種類有ったので「2人前ずつ頂戴」

乾杯してから落ち着いてピータン豆腐とか豚肉の温キャベツ添えとか数品頼む。
餃子

いやなかなか庶民的な味だけどポイントは押さえてて美味い。

中国人が作る中国的な中国料理って感じ。

ネット上で気に入らないって評判も結構出てるみたいだけど、
それは「日本人のための中華料理」とか「日本のラーメン屋」と較べるからだと思う。

いいと思うよ、中国の大衆料理ってこういうので。
(中国慣れしてるウチの学生連中も結構「こういう味」だと気に入ってたよ)

何より気に入ったのは汾酒が有ったこと。
パソコン環境によっては表示されないだろう文字、サンズイヘンに分けると書いてフェンチュー

1400年前から有るという中国八大名酒のひとつ
中国山西省汾陽県の名産品
紅コウリャンが原料の中国白酒(パイチュー、純粋スピリッツ類の総称)の母。
「茅台酒」(マオタイ)なんかの源流。
まぁいわば中国の焼酎・泡盛です。
フェンチュー

ちょっと独特のクセは有るし、
度数も54度とか強烈だけど、
ふんわりと口中に広がる甘みもあって美味しいんよ。

注文した時にお店の人に「大丈夫ですか?」って聞かれたぐらいだから、初めてだと強烈すぎて2口目が飲めないって人も居るんだろうね。

大学の3年の頃に先輩の中国土産で合宿で飲んで(決して「飲まされた」のでは有りません(笑))かなりの人数が二日酔いになった想い出(?)の酒でも有ります。

当時より酒の修行もタップリと積んでるからねぇ、今はとても美味しく飲めます。


散々飲み食いしてそれでも安い、こういう中国大衆酒場って感じイイね。

上野で練習するときの定番になりそうです。

--
壷中天酔歩―中国の飲酒詩を読む
漢詩賞遊 酒を売る家
中華飯菜風味―おかずと酒をめぐる五十の物語
中国酒食春秋―中国文人の愛した酒と食
中国の酒書
中国の名酒100選
リキュールブック
銘酒誕生―白酒と焼酎
酒は諸白―日本酒を生んだ技術と文化
日本中国酒紀行―酒を愛した詩人たち


ruminn_master at 2006年09月16日 22:51 【食】こういうトコの幸せもありでコメント(2)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年07月29日

【食】上野駅前は雑駁でいいね 4

朝から上野公園で武術の練習。
ここは木陰も広いし快適なので夏から秋の休日練習にはよく使う。

世の中じゃ2時間ぐらいの「お稽古」が多いようだけど
若い奴の武術の練習に2時間じゃリハビリ以下な気がする。
少なくとも自分の大学時代は毎日3時間が最低ライン、
休日ともなれば朝から晩まで8時間ぐらい。
武術を身に付けようなんてそんなことだと思う。

さて、肉体労働は腹が減る。

で、昼間は上野で有名な焼肉バイキング。
竹弥本店
しゃぶしゃぶ・すき焼き・焼肉がレギュラー料金で2360円。
これがランチタイムは焼肉のみだが1050円。

熱量と質量以外に味なんか判らない(と思われる)学生連れなので、もちろん焼肉にした。
上野竹弥本店


時節柄、牛肉は少なく〜でも味は悪くない〜、他の肉の方が品数は多かったように思う。
スープも2種類、サラダやデザート、カレーライスも有るし、ソフトやアイスの食べ放題が学生には大好評。

床はスケートが出来そうな程に油っぽいし、無煙ロースターなんていう上品なものではないけど、窓からの景色は一等地だし(なんせ上野駅の真正面のビルの上だもの)名より実を取る者には、なかなかにいい店です。

さて食後は夕方まで稽古の続き。

晩飯はアメ横に入って少し外れ、これも結構有名な「みなとや」。
何軒か有るらしいがその内の1軒。

海鮮の特盛丼かき氷(蜜)
アメ横特盛り丼
アメ横氷蜜


ま、たしかにアチコチの評判通りに清潔とか上品とかとは縁遠い店だけど安いし魚は立派に美味いし問題ないと思うよ。

ドンブリ一杯のかき氷が200円そこらだもん。

上野も池之端とは違って駅前、御徒町方面っていうのは名より実。
買い物にしてもとびきりいいモノは難しくても安くてそれなりは結構ある。
そしてその安さはかなりのモノ。
そういうリーズナブルな街だものね。

俺はこの上品じゃない街の感じが居心地がいいです。
--

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ruminn_master at 2006年07月29日 18:30 【食】上野駅前は雑駁でいいねコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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