京都

2010年05月02日

【酒】SUNTORY 絹の贅沢(発泡酒) 4

コンビニで「京都限定」が目に留まって手にした新発売の発泡酒。

絹の贅沢02

SUNTORY 絹の贅沢

絹の贅沢01

絹の贅沢 サントリー
新ジャンル「絹の贅沢」数量限定新発売 2010.2.9 ニュースリリース サントリー

中味の特長 ― “なめらかな口当たりと上品で豊かな味わい”

(1) 贅沢長期熟成
原材料となる発泡酒の熟成期間を5割※1長くし、じっくりと熟成させることで深みのある味わいを実現しました。
※1 当社主要新ジャンル比
(2) アロマホップ100%使用
華やかな香りが特長のアロマホップを100%使用。特に、ファインアロマホップを50%以上使用することで、上品で良質な香りと穏やかな苦味を実現しました。
(3) 磨き麦※2一部使用
副原料に磨き麦を使用することで、なめらかな口当たりとまろやかなおいしさに仕上げました。
※2 殻を取り除き磨き上げた、精白大麦

新ジャンル「絹の贅沢」数量限定新発売 2010.2.9 ニュースリリース サントリー

絹の贅沢03

ワリとキレが有るのに味もあるんで美味い方だと思います。

まぁ発泡酒独特の「アルコール」を飲んでるって感じ(わかるかな?よく「焼酎臭い」って言われる奴ですが、その系統で臭みの少ないのも含めた感じ)は拭えないけど。

それでも発泡酒も新商品が出るたびにどんどん進化してるなとは思います。

せっかくの「京都限定なので酒肴も京都で。

開晴亭 オニオングラタンスープ

開晴亭オニオンスープ01

創業明治43年 開晴亭のホームページ

先月物産展で仕入れた買い置きです。

開晴亭オニオンスープ03

具材は、タマネギにチーズにフランスパン。

開晴亭オニオンスープ02

玉葱の甘みにニンニクの香りが効いてて、でも下品でなくて美味いと思う。

開晴亭オニオンスープ04

美味くて温かいスープってそれだけでも結構幸せな気分になれますな。

ruminn_master at 2010年05月02日 20:45 【酒】SUNTORY 絹の贅沢(発泡酒)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年03月03日

【食】京都いづうの鯖寿司 4

一昨日の物産展で買った奴。

いずう鯖寿司05

昔の保存食なのでこの時期なら常温で2日は保証の範囲、密封して冷蔵保存ならもう少しって訳で今日の御飯。

世間は雛祭りで雛寿司だったりするのでしょうけど(笑)。

京都料理組合/いづう
ぐるなび - (創業天明元年)いづう

鯖姿寿司

いずう鯖寿司01
いずう鯖寿司02
いずう鯖寿司03

この昆布は食べません(食べれるけど)。

いずう鯖寿司04

〆てから時間が経って身が柔らかくなってるけど、それはそれで美味いです。

いづうといえば夏限定の「はも姿寿司」が絶品でした
 鯖寿司も他店より幾分高いけど、飾り気のない昔ながらの直球勝負。やっぱりいいですね。

ruminn_master at 2010年03月03日 13:29 【食】京都いづうの鯖寿司コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年03月02日

【食】京都開晴亭のビフカツサンドとメンチカツサンド 4

昨日の物産展で買った奴。

東京に出てきてる関西人はビフカツ自体に飢えてますが

開晴亭04

上質のヒレカツが丁寧に下処理されてミディアムで仕上げられてて絶品です。

開晴亭 ヒレビーフカツサンド(1,365円)

開晴亭03

創業明治43年 開晴亭のホームページ

開晴亭01
開晴亭02

大食漢には「だけ」じゃ足りないので(笑)

開晴亭 ビーフミンチカツサンド(735円)

開晴亭05

これはこれで玉葱と挽肉のバランスが上等。

しかもいずれにも共通してパンが旨い。きめ細かくて固すぎず軟らか過ぎず。

京都に行くか物産展でしか買えないところが恨み節かな。

まぁ少し高いし(笑)、たまでいいです。見掛けると買っちゃうからね。

ruminn_master at 2010年03月02日 13:42 【食】京都開晴亭のビフカツサンドとメンチカツサンドコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年03月01日

【食】京の老舗をまとめて味わう 4

船橋の東武百貨店で京都物産展。

物産展04

そこのイートインの話。
第二十四回 京洛老舗の会

■2月25日(木)〜3月3日(水)  ■6階 イベントプラザ
※最終日は午後5時閉場。
[主催]京洛老舗の会 [協賛]社団法人 京都市観光協会

<■京味亭/お食事処のご案内■>
●午前10時30分〜午後6時30分
※最終日は午後4時にて閉店。

会場で、京の美味に舌つづみ。

たん熊北店
とろ〜り熱々湯葉丼(水菜サラダ付・1人前) 1,050円

《限定セットメニュー》
[松葉]にしんそばと[いづう]鯖寿司セット(1人前) 1,260円
※各日限定50セット


京甘味 文の助茶屋
味の散策(1人前) 998円
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阿闍梨餅本舗 満月
丹波大納言の粒餡をしっとりもっちりの皮で包んだ京銘菓です。

阿闍梨餅(10個入) 1,155円

京甘味 文の助茶屋
明治末期に落語家・桂文之助が開業。出来たての柔らかな舌触りとコシのある食感を。

わらびもち(1人前/6切入) 368円

開晴亭
古都の雅とフランスのエスプリを融合した、明治四十三年創業の名門レストランの一品。

ヒレビーフカツサンド(1パック) 1,365円
ビーフミンチカツサンド(1パック) 735円

林万昌堂
最良の栗を特製の釜で香ばしくなるまで、じっくり石焼き。130年の伝統が味に生きています。

袋入甘栗
(1袋150g) 501円
(1袋300g) 1,001円

一保堂茶舗
お濃茶にも使える、京都地区限定の抹茶を特別に。

抹茶「京極の昔」(20g/1缶) 1,260円
抹茶「北野の昔」(20g/1缶) 1,785円

やよい
吟味したちりめんを酒で蒸し、香り豊かな山椒を加えて煮上げた京佃煮舗の代名詞。

ちりめん山椒おじゃこ(100g) 1,050円

いづ萬
弘化元年の創業以来、素材や手作りにこだわり続けている、京の蒲鉾をお召し上がりください。

菊花ヒロウス(1枚) 252円
よもぎ天(1枚) 252円

錦・田中鶏卵
実演
京だし巻(1本) 601円

千丸屋

東寺ゆば(5個入) 1,260円
引上げゆば(5枚入) 788円

とようけ屋

ゆるる寄せ豆腐(おぼろ) 241円
つるりにがり絹ごし豆腐 201円

祇園 いづう
実演
鯖姿寿司(1人前/6カン) 2,205円

野村治郎助商店

小粒丸茄子からし漬(140g) 420円

川勝聰本家

千枚漬(120g) 630円
割大根しそ漬(1枚) 525円

土井志ば漬本舗

志ば漬(120g) 378円

八百廣

水菜・九条葱他 時価

京洛老舗の会/古都の雛揃え

京洛老舗の会/京の雅な伝統の技

東武百貨店 第24回 京洛老舗の会/お食事処「京味亭」と京の美味


どこのデパートでも物産展は大人気、それも京都と北海道は鉄板。だからそれ自体は珍しくないが今回のココはイートインスペースで各店舗の名物が小盛りで組み合わさったセットメニューで出されるというので出掛けて来た次第。

《限定セットメニュー》
[松葉]にしんそばと[いづう]鯖寿司セット(1人前) 1,260円
※各日限定50セット


ってのが既に無く代わりにたしか300円安くて「ばら寿司」とのセット。

とり松
鯖のおぼろや筍など、素材の妙味が堪能できる網野名物をご賞味ください。
網野名物 ばらずし(1折) 840円
京洛老舗の会/古都の雛揃え

丹後食事処 「とり松」 土地の味がございます 網野名物ばらずし 松葉蟹 地魚料理 和食 寿司

物産展02

[松葉]にしんそばと[とり松]ばら寿司セット

物産展01

寿司の酢加減が関西人の口に合いますな。やっぱり。

でもってまぁ京都名物にしんそば。特に何がという訳でも無いけど安心できる味。

物産展03

京都 総本家にしんそば・松葉

これじゃ量が全然足りないので(笑)、

たん熊北店 「とろ〜り熱々湯葉丼」(水菜サラダ付・1人前) 1,050円

物産展04

京料理 たん熊北店グループ

物産展06

奥にチラッと写ってるのは
錦・田中鶏卵の「京だし巻」。

田中鶏卵 - 店舗

店売りは601円らしいけど,イートインは小さめなのか400円ぐらい。

関東の「玉子焼」は甘くてねぇ。もう慣れたけどやっぱり出汁巻の勝ちだと信じます。

それとやっぱり京都は水菜(今は東京でも珍しくないけど立派な京野菜です)とか生麩とか湯葉の使い方が絶妙だなと思います。

物産展05

湯葉のトロトロとカリカリに揚げたチリメンジャコとの食感のバランスが絶品でした。

物産展での出会いじゃ気軽に「また行こう」って言えないところがツライね(笑)。


ruminn_master at 2010年03月01日 15:32 【食】京の老舗をまとめて味わうコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年01月05日

【呑】京都のBar_K家 4

大市のスッポンで濃厚な満足感と満腹感に満たされていたのだけど、仕上げにスコッチかなと。

Dancyuだったか何かの雑誌で見かけて気になっていたバー。

Bar K家(けーや)

K家01

関西どっとコム
日経おとなのOFF
サントリー Bar-NAVI
食べログ
店名の「K家」は京都町屋の雰囲気の外観・内装や看板を見た感じ「京家」に掛けてるみたいね。店内は結構広くて中庭みたいなのもあり、雰囲気はいい。

とりあえずはスッポン食って云々の事情というか世間話の上の「おまかせ」で。

リンク先のグルメ記事とか見るとオリジナルのカクテル2種らしい。

男には「ゲーリックエスプレッソ」って奴かな。

K家03

普段からアイレイが好きだと伝えたので、そのカクテル。

たしかにスモーキーさと絶妙の膨らみが濃厚なスッポンの後味を追いやってくれました。

女には「ジャックローズ」だったのだろうか。

K家05

少し飲んだけど、サッパリと飲みやすく、たしかにスッポンの後にも良さそうね。

お通し。

K家04

クラッカーにクリームチーズと蜂蜜を乗せたもの、それとレーズン。

ちょっと皿が大きくて寂しいかな。

ショット類、サッパリとロックで貰おうと思ったけど品に自信があるようで「まずはストレートで飲んで、途中でロックを試して下さい」とのこと。味の変化をも楽しめと。

という訳でそんな感じで数杯。

K家06a
K家06b
K家06c

たしかにどれもイイ酒でした。あまり他で飲んだ記憶の無い奴だし。

そんでもってロックにすればまた味の変化も楽しめた。

K家07

こんな感じで後はチーズ盛り合わせ、結構美味しく飲めたのに1万円も行かなかったのは上品ですな。

K家02

場所も四条と三条の間というか三嶋亭の近くというか結構便利な場所。

覚えておきましょう。

ruminn_master at 2008年01月05日 22:58 【呑】京都のBar_K家コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【食】すっぽん料理の大市 5

今回の京都旅行のメインがコレだった。

年末年始のツアーはいずれも正月料金で馬鹿高い。

ならば安いプランにした上でその分を美味いもんに回そう、と。

「美味しんぼ」でも登場するコークスで炊き上げる○鍋の店がココである。

ずいぶんと昔、親戚が入院して流動食しか入らなかったときに、魔法瓶にココのスープを詰めて病院に持ち込んで飲ました、と母親が昔から語っていた。

メニューは1種類。1人前が2万3千円

すっぽん料理 大市 (だいいち)

大市01


店舗HP
食べログ

たった1つのコースの内容は

・先付:すっぽんの肉のしぐれ煮
・本料理(1回目):○鍋
・同 上(2回目、但し1人客だと無し)
・雑炊
・香物
・水物:季節の果実

たったこれだけである。他の酒肴も何も無い。
それで23000円。
追加は「本料理」と雑炊のみ、
つまり○鍋を何回でも出すだけ。
それが9450円〜。

とても強気なお店ですな。


予約してあったので部屋に通されると既にセット済み。

大市02a

記念品でもあるという布巾を取ると一式。

大市02b

まぁメニューがシンプルだからね。

正月らしい生け花とか飾られてたけど、部屋の掛け軸やらも全て「すっぽん」、一筋って凄いよね。自信が感じられる。

大市03


さて始まり始まり。

・先付:すっぽんの肉のしぐれ煮

大市04a
大市04b

ホント京都人ってこういう味好きですな。

ビールにも日本酒にも合います。

・本料理(1回目):○鍋

大市05a

コークスで煮え立った土鍋が運ばれてきて、1回目は仲居さんが取り分けてくれます。

まず身、というか具。

大市05b1
大市05b2
大市05b3
大市05b4

爬虫類は鳥類と近いから当然だけど、上等な地鶏に近い風味の肉、そして甲羅の縁側のゼラチン質、ふくらみのある味の肝など各部位一式が1人前らしい。

そして何よりも美味いのがスープ。

大市05c1
大市05c2

たしかにこういうのを「筆舌に尽くし難い」味っていうんだと思います。

イイ色だよねぇ。

取り分け終わって仲居さんが引き上げた後には肉が一切れと少しスープが残った土鍋。

大市05d

「遠慮の固まり」なんかではなくて(笑)、余熱で蒸発するのを見越してスープを残してる訳で、いわば「鍋のため」、一切れの肉は「お愛想」かな。

・本料理(2回目)

今度は持ってくるだけ持ってきて「客におまかせ」です。

大市06

煮上がってから持ってきてるのだし、野菜も何も入ってないから、肉とスープを好みで食すだけです。

そうそう、熱燗が合いそうだな、と1枚目が来た時に頼もうとしたら既に1本持ってきてたので、1本はコースの内なのかも知れませんが、仲居さんに勧められるスッポンのスープを熱燗で割るという味わい方は抜群の美味さです。

美味すぎて何杯でも飲める。イケナイ味です(笑)。

・雑炊

これが食いたくてスッポン料理が有るとも言われる「○雑炊」。これも茶碗1杯ずつは取り分けてくれます。

大市07a
大市07b
大市07c

シンプルに一つ白餅が入った卵とじのスッポン雑炊ですが、たしかにとても美味い。

そして「お気持ちは判りますが、おこげはあまりこそげないでください」と念を押されます(笑)。

大市07d

そう、この店は「鍋が財産」、コークスの熱に耐えられる土鍋、味の染み出るような土鍋に育てるのに「鍋慣らし」から年季が入ってますので鍋を痛めるようなコトは御法度な訳です。

下品な客ならやるだろうな、とか思うと、価格設定が高い(それでも東京のエラソウな店よりは安いみたいだけど)のも「客を選ぶ」ためなのかもと思います。

浜名湖で養殖したスッポンらしいし、素材的にもそこまで高いとは思えないものね。

あと・香の物

大市08

上等の「すぐき」です。

そして・水物:季節の果実

大市09

そのまんまです(笑)。

これ2人前で2個だから、1人前の内訳としてはミカン1個ね。

まるで落語の「千両みかん」の気分かも(笑)。


以上。


たしかに美味かったぁ〜

悔しいけど高いだけのことはあります。

東京の下町で普通の水炊きにしたスッポンを食ったこともあるけど、あれはちっとも美味しいモノではなかった。心臓とか生き血のワイン割りとか面白かったけどね。

ここはそういう変化球みたいなのは一切有りません。

直球勝負だよねぇ。

ただ「高くて美味いのは当たり前」というのが関西の「才覚」の基準線だと考えると、やっぱり少々引っ掛かるけどさ。

たしかに値段以上の満足感は有るけど、食いモンに常々金を使う自分にしても少々もったいないラインだと思う。

そもそもスッポンが高価なのは精力剤として珍重された歴史という根拠薄弱で非科学的な背景によるのだからねぇ、安くしてもいいんじゃないのかなぁ。

味のワカラン金持ちだけのモノとするには料理文化として完成された芸術品なのだから。

でも・・・

(評価自体が揺らぐのは美味さに負けてる訳で(笑))

一度はここのを食った方がいいと思います。

味の判る(という自信のある)人だけだけどね。

--

ふぐの調理技術すっぽんの調理技術

料理屋の鍋もの


ruminn_master at 2008年01月05日 21:28 【食】すっぽん料理の大市コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【観】観光タクシーで比叡山から金地院 5

ツアーの2日目は元々フリータイムで、ツアー会社を通して割安で観光タクシーを手配出来るようになっていたので、午後はそれを利用。

観光タクシーって京都によらず初めて。

ありきたりの観光ぐらいは既に飽き飽きしてる関西人としての注文は「京都にかなり詳しい運転手さん」で、コースとしてはしばらく行ってない「比叡山を入れてくれれば後はおまかせ」の6時間コース。

やってきたのはヤサカタクシーの居相さんって運転手さん。

たしかにとても達者な方で、隅々まで詳しく話しも面白くて楽しかったです。

観光タクシーってのも悪くないですな。徒歩と電車で回ってるとどうしても面倒で行かない場所とか有るからね。

比叡山延暦寺

公式HP

比叡山01
比叡山02

ここは中学生の時に初日の出を山頂まで見に来たとき以来だったかなぁ。

スケールがデカイね。

高野山とはまた違って「まとまり」が有る感じ。

初日に訪れた下鴨神社が破魔矢の発祥の地なら、ここ延暦寺は御神籤の発祥の地だそうです。

そこからタクシーは八瀬遊園の方に向けて貰ったんだけど、様変わりして遊園地も何も無くなってしまい、巨大な会員制レジャーホテルの裏側の辺りはまるで廃村みたいな感じ、見るべき所も無く。。。

そういえば京都も外資系のホテルとか増えたねぇ。何だか違うと思うのだけど。

時間も遅くなって大徳寺も閉門時間に間に合いそうにないし、南禅寺の周辺に狙いを定めました。

アレコレ相談の結果、未だ行ってない場所で素晴らしい庭があるということで

金地院

そうだ京都へ行こうHPガイドより

金地院01
金地院02

家康の知恵袋といわれた金地院崇伝が再興、作庭は小堀遠州という名勝地。

明智光秀が母の菩提を弔うために千両出して作らせたという明智門を潜って奥へ。

金地院03
金地院04

まず出会うのが「こっちが本体」という東照宮

金地院05

そこからさらに細道を抜けていく。

こんな場所にこんなにも奥深い場所があるのかと思わせた先にあるのが小堀遠州作庭の枯山水、鶴亀の庭

金地院06
金地院07

ブログの小さな写真じゃ庭の風雅は伝えようもないけどね。

そろそろいい時間になってきたので「どっかで珈琲をご一緒したいですな」ということで、連れてって貰った永観堂の門前の喫茶店。

岡崎コーヒーショップ

(075-751-1900 京都府京都市左京区永観堂西町48)

岡崎コーヒーショップ01

Yahoo!グルメ
エキテン

何だか穴場っぽい場所でしたが、だいたい地元の旨いモノってのはタクシーの運転手さんに尋ねるのが一番だものね。

同じ屋根の下、軒続きに和食処らしき「岡崎」って看板が上がってたので、昼は喫茶店、夜は板前なのかも知れません。

ヘンコそうな親父(笑)がマスターでしたが、いかにも関西ローカルの喫茶店らしく常連客の珈琲チケットが壁に貼ってあったりして地元に定着したお店みたい。

珈琲みたいな嗜好品はヘンコ・ガンコな親父の方が信用出来るんだよね、だいたい。

頼んだのはブルーマウンテン(550円)

岡崎コーヒーショップ02

ブルマンは酸っぱい店が多いのだけど、シッカリと苦みとコクのバランスの取れたイイ珈琲でした。

さすがヘンコ親父!とか思ってたら「そこの枝にメジロが来てるよ」とか急に教えてくれて(笑)楽しかったです。

覚えとこ。

ruminn_master at 2008年01月05日 16:51 【観】観光タクシーで比叡山から金地院コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【食】権太呂(京都岡崎)の天麩羅うどん 4

二条城の放鷹術が面白かったので昼飯を食い損ねて観光タクシーを頼んであった時間になった。

ので「旨い饂飩か蕎麦の店」って運転手さんに頼んだら連れてってくれた店。

権太呂(岡崎店)

四条にビル建ての本店があって「京風うどんすき」なるものが名物らしいが(世に「京風」ってのはロクなことが無いが(笑))、風情のある岡崎店に。

公式HP
食べログ
権太呂うどん01

うどんすきを除くと基本は蕎麦屋らしいけど、東京から京都に来て蕎麦という気にもなれず、ここはメニュー外だったけど天麩羅蕎麦御膳(1750円)のセットのウドン切り替えで。

天麩羅「うどん」御膳

権太呂うどん02

左隅の一品は木綿っぽい冷や奴です。

左奥のが蓋に香の物が入った器の「かやくごはん」

権太呂うどん03

懐かしい味って感じだなぁ。

で、本体のうどん。

権太呂うどん04

この透明感と、それを裏切るような出汁のコクが大事なんだよね、関西の汁物。

ここの味は十分満足。

ただ、もう2〜300円安くても、、、と思うのは大阪人の感覚かな?ここは京都だものね。

ruminn_master at 2008年01月05日 13:15 【食】権太呂(京都岡崎)の天麩羅うどんコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年01月04日

【食】文明開化の味、三嶋亭のすき焼 5

京都旅行の初日の夜は歴史有る「すき焼」の店にした。

創業明治6年。文明開化の頃からの店。

関西のすき焼の基準線とも言える店。

牛肉すき焼 三嶋亭

三嶋亭01
三嶋亭03

店舗HP
食べログ
繁華街というかアーケード街の角地の風情有る建物で、内装がまた歴史モノ、個室に入ると正月らしい掛け軸がお出迎え。

三嶋亭02

それにしてもメニューがメニューだけにもっと汚れてても不思議無いのに綺麗な店内です。

すき焼の匂いは充満してるけどね(笑)。

メニューはすき焼を基本に、オイル焼やら水炊きやら有るけど、値段は全て肉の質による3ランクのみと言って良さそう。

ヤヤコシイので税抜きで並べると

・三嶋亭コース:9500円
・特特撰コース:8500円
・特 撰コース:7500円

コース内容は調理法に依らず

・付出し
・牛肉(160g)
・野菜
・御飯
・香の物
・果物

ちなみに牛肉・野菜・割下・生卵など個別に追加出来るけど割高なので、2人で3人前とかした方がオトクです。

で、

すき焼「三嶋亭コース」

独特のコンロに独特の鉄鍋が乗せられます。

三嶋亭04a
三嶋亭04b

牛肉が貴重だった頃の大勢で囲めるような配慮なのかね、多角形なのは。どう考えても手入れも面倒だしメリット無さそうだけど(笑)。

付き出しは牛肉のしぐれ煮

三嶋亭05

細粒で、ビールよりは日本酒が良さそう。

という訳で伏見の「松の翠」

三嶋亭06

宮内庁御用達の銘柄なのは、やっぱり明治の気分を今に残してるのかな。

三嶋亭08


さて牛肉が登場。

三嶋亭07a
三嶋亭07b

いかにも美味そうな肉です。

でもって仲居さんが焼いてくれます。

まず最初は肉だけ。

三嶋亭09

鉄板に砂糖を薄く撒き散らし、その上にそっと牛肉を拡げ、頃合いで少量の割り下で絡めるようにして焼き上げます。

ここが関東のように割り下で煮てしまうすき焼と根本から違うところ。

本当に「焼いて」います。

人数分の「最初の1枚」を焼き上げると仲居さんは器用に丸めて配ってくれます。

三嶋亭10a

美味ぁ〜いっ!!

三嶋亭10b

抜群に柔らかい肉が水飴のようになった砂糖と割り下に絡まってる感じ。

カラメル独特の香ばしさなんでしょうな、関西風すき焼の柱は。

最初の1枚を配り終えると続いて仲居さんは野菜を鍋に並べた上に肉を乗せ、そして肉に砂糖を塗し、割り下で仕上げてくれます。

三嶋亭11

いわば「調理法の見本」を示してくれていて、その後は「おまかせ」なのですが、仲居さんの作業はほとんど職人芸、自分ではそこまで厳密には出来ないけど、「醤油と砂糖で炒りつける」感じであることはたしか。

そうそう、割り下の味見をしましたが出汁や味醂が入ってるのではなくて煮きり酒で上等の醤油を割ったものかと思いました。

つまり肉の良さを十二分に活かす料理になってます。

美味かったなぁ。

翌日に食べたスッポンに較べるとずっと手頃だし。

デザートの細工も気が利いてました。

三嶋亭12


今度は「みぞれ鍋」を頼んでみようかな。

でもやっぱ「すき焼の香り」に誘惑されるよね、ここに来ると。

ruminn_master at 2008年01月04日 21:36 【食】文明開化の味、三嶋亭のすき焼コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【観】京都の晴明神社 4

下鴨神社からホテルに入る途中でバスを乗り継いで西陣に立ち寄り、西陣織会館で一休み。

そこから二条城に向かって歩くとすぐにあるのがココ。二条城から歩いて北上して20分ぐらいじゃなかろうか。

晴明神社(京都)

晴明神社01

神社HP

晴明神社04
晴明神社02
晴明神社03
晴明神社05

さすが独特の雰囲気ですな。

マンガやドラマのせいで参拝客はかなりミーハーですけど(笑)。

実は大阪の安倍晴明神社の氏子なんだよね、オレ。

アッチは安倍晴明が生まれた場所(と言われてる。なんてったって狐だものね)、コッチは京都で陰陽師をしていた時代の居宅跡です。

まぁ近くまで来たので氏神様に御挨拶という訳でした。

ruminn_master at 2008年01月04日 17:30 【観】京都の晴明神社コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【観】下鴨神社の蹴鞠初め 4

今年の正月旅行は珍しくもない京都にした。

正月のツアーはどれも正月料金で高いのだけど、フリープランに近いのは手頃、そんでもってその分は食費に回そうと思った次第。

団体旅行を利用しながら適当に「離団届」なるものを提出しての自由行動。

今日1月4日は京都の下鴨神社蹴鞠初めが有るのを嗅ぎつけて訪れた。

テレビやらで知っては居たけど実際に見たことは無いものね。

下鴨神社は京都で一番古い時代の神社、鴨川の下流に在るから下鴨神社で、上賀茂神社の親に当たる賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)がご祭神、古代の京都を開いた神様という由緒の神社です。

下鴨神社01

昼過ぎに着いたら2時くらいから始まる蹴鞠の会場は既にかなりの人垣、何とか人数限定・有料の観覧席に滑り込んで開始を待ちます。

下鴨神社02

「鞠場」あるいは「鞠庭」と呼ばれるいわばコートは15m四方程、四隅を松桜柳楓の式木で区切るのが本来だが冬場でもあり青竹で区画されている。

下鴨神社03

1時半頃になって「鞠足」と呼ばれるいわばプレイヤーが入場、女性も2人程居ます。

そして厳かに開始。

下鴨神社04

蹴鞠はスポーツや娯楽として仏教と一緒に入ってきたものらしいが、この蹴鞠初めは神事でもあるようで、奉納される側の神官の並ぶ前で厳かに手続が進んでいきます。

は鹿皮を毛を内側に裏返して馬の皮で縫い目を合わせ中に大麦を詰めた(場内アナウンスでは空洞だと言ってた)もので、150gぐらいらしい。大きさはハンドボールぐらいだろうか。

この蹴鞠をする人々は蹴鞠保存会という団体だそう。

スポーツにしては年齢層が高い気もしますが、若い人も居るので伝統芸能として考えれば有望かも知れません。

4〜8人程度でやるようで、作法もルールも結構厳しい。

蹴鞠01
蹴鞠02

勝敗を競うのではなく「受けやすいように」蹴るべし
・鞠を蹴って良いのは右足の甲のみ
・右・左・右と3歩目で鞠を蹴るべし
・トラップ、ホールド、パスという3足で次の人に回すのが定法
・鞠を受けるのは地上寸前、姿勢正しく足裏を見せずが基本

などなど結構難しい。

サッカー少年だと色んな事しそうだが、やっちゃイケナイことのようだ。

蹴鞠03
蹴鞠04

若い女の子がやってるのがやっぱり一番注目されてました。

蹴鞠05

まだまだ上手くないけどね(笑)。やっぱり結構難しいみたい。

蹴鞠は1回が20分ぐらいで3回の奉納で終了しました。

いやぁやっぱりモノゴト実際に見てみないとワカランもんですな。面白かった。2度も3度もは飽きそうだけど(笑)。

終わってから宝物蔵を見たりお参りして糺の森(下鴨神社神域の呼称)を後に。

--

遊戯から芸道へ―日本中世における芸能の変容
蹴鞠 (1938年)
蹴鞠の研究―公家鞠の成立
羣書類従〈第19輯〉管弦部・蹴鞠部・鷹部・遊戯部・飲食部 (1951年)
続羣書類従〈第19輯 中〉蹴鞠部,鷹部 (1958年)


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2007年10月07日

【食】和久傳の「秋」弁当 5

京都からの帰りの弁当となれば、と和久傳に予約を入れておいて京都駅の伊勢丹地下にある老舗弁当コーナーで受け取った。

和久傳 鯛ちらし 二段」(4725円)

7h和久傳弁当00

前回食べたのは春だったので今回は秋にどう変わるかが興味津々でした。

7h和久傳弁当01

まず「二の重」はこの弁当の基本で鯛ちらし

7h和久傳弁当03
7h和久傳弁当04

軽い酢飯の上に切り昆布を敷いて木の芽を散らし
鯛の昆布〆を敷き詰めてある。
上には酢橘(スダチ)2枚と茗荷の酢漬け。

7h和久傳弁当05

そしてお楽しみ詰め合わせの「一の重」。

7h和久傳弁当02
7h和久傳弁当07
7h和久傳弁当06

秋色豊か。

さて解体。

    [第1層]
    7h和久傳弁当08

  1. 空豆&菜の花→銀杏

  2. 薩摩芋&筍→栗の甘露煮

  3. 蛸の柔らか煮


  4. 蓮根

  5. 焼豚→鴨ロースト

  6. 焼き魚の大きさなども違うので品数は2品減ってますが、その分紅葉や菊葉などの飾り付けが入ってます。
     何だか前のも鴨ローストって気がしてきたな。。。前回は酔ってたけど今回素面だもん。

    ま、ともかくまだまだ有ります(笑)。

    7h和久傳弁当10
    7h和久傳弁当09

    [第2層]

    7h和久傳弁当11

  7. オクラ

  8. イカの黄金焼

  9. 莢豌豆

  10. 小茄子

  11. 海老

  12. 南瓜


  13. まだまだ。

    7h和久傳弁当12

    [第3層]

    7h和久傳弁当13

  14. 焼き鮭→焼き魚(なんだろ?鰆みたいだけど)

  15. 高野豆腐

  16. 牛蒡の八幡巻

  17. 南蛮漬

  18. 7h和久傳弁当14


    あとチョット。

    7h和久傳弁当15

    [第4層]

    7h和久傳弁当16

  19. 里芋

  20. 生麩の胡麻化粧

  21. 出汁巻

  22. 7h和久傳弁当17

    やっぱり出汁巻き玉子が秀逸。


結局電車の中で開けるのがモッタイナイ、というか食べきる自信がなかったので東京に帰ってからゆっくり頂きました。

秋は秋で秋色で美味かったな。

★京都観月の夕べコンサート遠征1泊2日★

01. 【食】大館曲げわっぱ「黒」鶏めし_and_More
02. 【食】元祖ビフカツサンドの志津屋
03. 【音】京都 観月の夕べコンサート
04. 【食】焼肉新羅(京都三条河原町)
05. 【宿】京都ロイヤルホテル&スパ
06. 【観】ホテルの向かいが本能寺だった
07. 【巡】鞍馬山から貴船へ
08. 【食】貴船「鳥居茶屋」で名物「鮎茶漬」
09. 【巡】修学院の鷺森神社
10. 【茶】いかにもなJazz喫茶_LUSH_LIFE
11. 【湯】京都タワー浴場
12. 【食】和久傳の「秋」弁当
13.【食】上賀茂の葵家やきもち(京都)


ruminn_master at 2007年10月07日 23:21 【食】和久傳の「秋」弁当コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年10月06日

【音】京都 観月の夕べコンサート 4

どこで見つけて応募したのかも忘れたが、面白そうな趣向だと思って軽い気持ちで応募したら当たったクラシックの野外コンサート。

京都 観月の夕べコンサート by JR東海

観月の夕べ00(ポスター)

主催はJR東海、でコンサートは無料ご招待だけど、京都までは自費で行かなきゃならないって、、、まぁ良く出来てます(笑)。

既に4年目、企画自体は17回目だとか。

観月の夕べ01(招待券)

系列のJR東海ツアーズで宿泊込み往復ひかりで3万ぐらいのが有ったのでそれで出掛けました。

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月と戯れ、調べと語らう、上賀茂の夜

京都 観月の夕べコンサート by JR東海

■上賀茂神社公演

2007年10月6日(土)
開場:午後4時30分   開演:午後5時30分



第一部
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 op.29 「ロザムンデ」
モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番 二長調 K.285

第二部
ドヴォルザーク:弦楽三重奏曲 ハ長調 op.74
モーツァルト:フルート四重奏曲 第4番 イ長調 K.298

■出演者
○ 楽団名楽団名 ベルリン・ユーバル・カルテット
(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の華麗な奏者が中心)
○ 奏者
・ゾルタン・アルマジ(ベルリン・フィル第一ヴァイオリン)
・セバスティアン・ヘーシュ(ベルリン・フィル第一ヴァイオリン)
・ヴァルター・キュッスナー(ベルリン・フィル ヴィオラ)
・クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(フライブルグ・バロック・オーケストラ チェロ)
・ソリスト
  上賀茂神社公演・・・・・・・・・・・・・・高木綾子(フルート)

■主催
主催: 賀茂別雷神社(上賀茂神社)、JR東海、京都 観月の夕べコンサート実行委員会
協力: (株)白川書院
後援: 京都府、京都市、京都商工会議所、(社)京都府観光連盟、(社)京都市観光協会、ドイツ大使館、ドイツ連邦共和国総領事館
http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/doc/kangetsu-2007
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会場は世界文化遺産上賀茂神社

観月の夕べ02(上賀茂神社)
観月の夕べ02a(上賀茂神社)


到着して招待券を入場券と引き替えてから軽く上賀茂神社を参詣というか観光。といっても大して時間が無かったので本当にザッと、です。
 結構広い境内だし、最古の部類の神社だからそのうちキッチリ歩きたいですな。


さて


座席割りからして雅やかな名前で、その「おみなえし」ブロックのワリと見易い位置に陣取れました。

観月の夕べ03(座席割り)
観月の夕べ04(リハ中会場)

観月の夕べ05(会場客席から)

基礎教養がないので細かいことは判りませんが、由緒ある神社の境内でのコンサート、シチュエーション自体は上々颱風で慣れっこなんだけど(笑)、クラシックってのはまた独特ですな。

秋の虫がバイオリンやフルートの音色に反応してるような気がしました。

観月の夕べ06(ステージ)

不思議な人と自然の合奏空間、なかなか面白い経験。

★京都観月の夕べコンサート遠征1泊2日★

01. 【食】大館曲げわっぱ「黒」鶏めし_and_More
02. 【食】元祖ビフカツサンドの志津屋
03. 【音】京都 観月の夕べコンサート
04. 【食】焼肉新羅(京都三条河原町)
05. 【宿】京都ロイヤルホテル&スパ
06. 【観】ホテルの向かいが本能寺だった
07. 【巡】鞍馬山から貴船へ
08. 【食】貴船「鳥居茶屋」で名物「鮎茶漬」
09. 【巡】修学院の鷺森神社
10. 【茶】いかにもなJazz喫茶_LUSH_LIFE
11. 【湯】京都タワー浴場
12. 【食】和久傳の「秋」弁当
13.【食】上賀茂の葵家やきもち(京都)


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【食】元祖ビフカツサンドの志津屋 4

「肉」と言えば牛肉なのだから「カツ」サンドといえば関西では豚カツよりもビフカツの方が基本だと思う。

この「思う」のはどうやらこの店の影響なのだろうか。

志津屋の元祖ビーフカツサンド
会社HP

本店は右京区山ノ内だそうだが、京都駅を八条口に出たところに店が有るので、そこで夜のコンサート前の虫押さえにビフカツを仕入れに立ち寄った。

6cビフカツ00
6cビフカツ01

昭和40年から味を変えず、さらに値段も変えてないというのだから畏れいる。

上賀茂神社に着いてダンドリ終わって開演直前に芝生の広場に座って腹拵え。

6cビフカツ02
6cビフカツ03

豚カツのカツサンドとの違いのひとつはパンが軽くトーストしてあることだろう。これは味のバランスの問題だけど、おそらくビフカツサンドとなると定番レシピではある。

6cビフカツ04
6cビフカツ05


豚カツのもアレはアレで美味いのもあるし好きだけど、東京に居るとビフカツ自体めったに出会わないので、やっぱりビフカツの方が落ち着くというか懐かしい気がします。

★京都観月の夕べコンサート遠征1泊2日★

01. 【食】大館曲げわっぱ「黒」鶏めし_and_More
02. 【食】元祖ビフカツサンドの志津屋
03. 【音】京都 観月の夕べコンサート
04. 【食】焼肉新羅(京都三条河原町)
05. 【宿】京都ロイヤルホテル&スパ
06. 【観】ホテルの向かいが本能寺だった
07. 【巡】鞍馬山から貴船へ
08. 【食】貴船「鳥居茶屋」で名物「鮎茶漬」
09. 【巡】修学院の鷺森神社
10. 【茶】いかにもなJazz喫茶_LUSH_LIFE
11. 【湯】京都タワー浴場
12. 【食】和久傳の「秋」弁当
13.【食】上賀茂の葵家やきもち(京都)


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2007年08月09日

【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗) 3

帰路のツアーバス、最後の立ち寄り地は京都御所と二条通の間に有る堀野記念館

今では伏見の酒蔵と言っていいキンシ正宗の発祥の地で、酒蔵跡が展示施設と、新たに手がけた地ビールのビアスタンドになったものです。

キンシ正宗発祥の地
堀野記念館入り口
酒蔵跡展示1
酒蔵跡展示2
酒蔵跡展示3
酒蔵跡展示4
酒蔵跡展示5


日本酒は吟醸と大吟醸、地ビールはボック系とケルシュ系を試飲させてくれました。

ただまぁ・・・「せきどめ」だってもうちょっと飲むぞ、みたいな。

日本中で試飲はおそらく数万回してますけどおそらく一番少ない分量でした(笑)。

ツアーで客が多かったからかな?

まぁ自分はツアーの添乗員のダンドリの悪さも手伝って接客が不愉快で申し出ませんでしたが「おかわり」は出来たようですから、要は団体ツアーだと飲まない人も居るので「モッタイナイ」ってことだって思います。
 ここらへんが「いかにも京都のオンナ」(女将さんらしい人が仕切ってたのですが)ですな(笑)。

ここでまとめるのも何ですが、京都の老舗の「女将」というのはどこに行ってもかなり「キツイ」印象を受けます。アチラの言う通り、アチラのペースに乗らないとなるといきなり噛みつかれます(笑)。その分を埋め合わせるように男の「旦那さん」はとても柔和な印象。今回「いずう」「瓢亭」「亀廣永」「イノダコーヒー」そして「キンシ正宗」と結構な老舗を回ってきた旅行でしたが、あらためて実感。

(ちなみにウチは本家のバアチャン、親戚アチコチ、そして母親も京都の「女」という家ですので外様の負け惜しみと言うより内部告発ですが(笑))

さて

桃の井1
桃の井2

創業当時の仕込水らしい湧水は柔らかくていい水でした。

中途半端な試飲じゃ評価できないので館内のビアスタンドに。
堺町ほっこり1
堺町ほっこり2
堺町ほっこり3

3種類有るクラフトビールで試飲させてくれなかった最後の1つ、普通は一番好まれるアルト系を630円にて。

堺町ほっこり4

京都は味がどれも洗練されていると思います。料理はもちろんのことですが、今回昨日の納涼床で飲んだキリンの地ビールもそうでしたが、ここのクラフトビールも料理の邪魔をしない飲みやすさを持っています。一般に外国産ビールや日本の地ビールは日本料理と合わせにくいレベルの「旨さ」が障ります。
 日本人にとって地ビールは「この方向」でいいんじゃないかな。

京都1泊2日バス旅
クラブツーリズム『優雅な夏の京都を食す!鱧づくし川床会席&老舗「瓢亭」の朝がゆと「花折」の京鯖寿司』たびともバスツアー利用+α

01.【旅】立秋の京都へ大原三千院から
02.【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
03.【宿】三井ガーデンホテル京都四条
04.【食】瓢亭の朝がゆ(京都)
05.【観】南禅寺(京都)
06.【食】鍵善の「くづきり」(京都)
07.【観】祇園花見小路(京都)
08.【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)
09.【食】花折の鯖寿司弁当(京都)
10.【食】カレーラムネ
11.【食】いずう「はも姿寿司」(京都)


--

ニッポンの地ビール
ビア・コンパニオン 日本語版
地ビール讃歌―生きているビール酵母を飲む
あなたの口にあう うまい地ビールのみつけ方
おいしい地ビール全国ガイド


ruminn_master at 2007年08月09日 13:18 【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【観】祇園花見小路(京都) 4

ツアーバスは知恩院前の駐車場に移動して1時間程の自由時間。
 清水寺まで行って帰って来るには短い中途半端な感じで、まぁ散策というか買い物時間です。

知恩院

自分らは円山公園から八坂神社の境内を抜けて祇園の方へ。

八坂神社

八坂神社はここ数年ずっとどこかが改修中ですが、今回は正面の西楼門でした。

さてここから真っ直ぐ鍵善くづきりを食いに行ったハナシは別記事にて。

その後古い街並みの残る花見小路をブラブラ歩いて時間を潰しました。

花見小路看板
花見小路風景1
花見小路風景2

板塀に犬やらい、ガス灯の名残などかなりタイムスリップ。
元芸者さんの出してる知らなきゃ入れないだろう店が多い中にもフレンチやイタリアンの新しい店がアチコチに出来てます。

そしてこの辺りで一番有名な店と言えば、四条通から甲部歌舞練場に向かって花見小路を入って直ぐの黒板塀のお店。

一力茶屋1
一力茶屋2
一力茶屋3

かの大石内蔵助が長居した万屋、歌舞伎での偽名が有名になって結局屋号の方が変わったという一力亭〜「万」の字を分解すると「一」と「力」という訳で〜、通称一力茶屋です。

今でも高級料亭らしく、いかにも「敷居が高そう」でした。

京都1泊2日バス旅
クラブツーリズム『優雅な夏の京都を食す!鱧づくし川床会席&老舗「瓢亭」の朝がゆと「花折」の京鯖寿司』たびともバスツアー利用+α

01.【旅】立秋の京都へ大原三千院から
02.【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
03.【宿】三井ガーデンホテル京都四条
04.【食】瓢亭の朝がゆ(京都)
05.【観】南禅寺(京都)
06.【食】鍵善の「くづきり」(京都)
07.【観】祇園花見小路(京都)
08.【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)
09.【食】花折の鯖寿司弁当(京都)
10.【食】カレーラムネ
11.【食】いずう「はも姿寿司」(京都)


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仮名手本忠臣蔵
橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻〈1〉仮名手本忠臣蔵
京都花街―祇園甲部・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東 (Suiko books (114))
関西 大人のウォーカー 2007年 09月号 [雑誌]
京の花街 祇園 (新撰・京の魅力)
祇園のうら道、おもて道―女の舞台、一流の事情
「祇園」うちあけ話―お茶屋のこと、お客様のこと、しきたりのこと (PHP文庫)
嵐野英彦/京ことばによる歌曲集 祇園ばやし


ruminn_master at 2007年08月09日 12:33 【観】祇園花見小路(京都)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【食】鍵善の「くづきり」(京都) 5

八坂神社から四条通を少し西へ。
有名な甘味屋の老舗がそこにある。

「目当ての品」は夕方に行くと品切れで、昼間に行くと行列、ということが多いので開店早々のこの時間に立ち寄れたのは好都合でした。

京・ぎをん 鍵善良房
店舗HP

鍵善暖簾

京都の商店らしく細長い店の奥に50人ぐらいは座れる落ち着いた喫茶スペースがある。別室もあるので結構広いのだけれどこれが満員になるのだから老舗ながら健在な超人気店でしょう。
 店内には敷地内に有るそうな水琴窟の生録音が流れている。

(※参考※日本水琴窟フォーラム

鍵善メニュー

メニューはこれだけ。
次のページには水上勉の推薦文が載せられている。

その結びは「くずきりは京の味の王者だと思う」

もちろん頼むのはその名物、登録商標の

くづきり

オーソドックスに黒蜜で。

くづきり重箱

こんな大層な重箱に入ってくる。

重箱展開

展開するとこんな感じ。

くづきり器
くづきり部分

大きな器の中にタップリの水と氷。
その中に包丁切りした本葛の「くづきり」が浮かんでいる。

見てるだけで涼しげです。

黒蜜で
黒蜜で(アップ)

黒蜜も下品でない程度に力強い甘さで疲れが飛びます。

そしてタップリとある「くづきり」は火照った身体を芯から冷やしてくれます。

これも夏の京都の風物詩。

京都1泊2日バス旅
クラブツーリズム『優雅な夏の京都を食す!鱧づくし川床会席&老舗「瓢亭」の朝がゆと「花折」の京鯖寿司』たびともバスツアー利用+α

01.【旅】立秋の京都へ大原三千院から
02.【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
03.【宿】三井ガーデンホテル京都四条
04.【食】瓢亭の朝がゆ(京都)
05.【観】南禅寺(京都)
06.【食】鍵善の「くづきり」(京都)
07.【観】祇園花見小路(京都)
08.【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)
09.【食】花折の鯖寿司弁当(京都)
10.【食】カレーラムネ
11.【食】いずう「はも姿寿司」(京都)


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水琴窟が奏でる四季のやすらぎ~春
水琴窟が奏でる四季のやすらぎ~夏
水琴窟が奏でる四季のやすらぎ~秋
水琴窟が奏でる四季のやすらぎ~冬


ruminn_master at 2007年08月09日 11:42 【食】鍵善の「くづきり」(京都)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

【観】南禅寺(京都) 4

瓢亭朝がゆを食った後は、歩いて南禅寺へ。

南禅寺外門
南禅寺説明


この南禅寺は高校の頃、写真部でまぁ月1回ぐらいは来てましたね。

南禅寺三門

かなり広くて様々な建造物が無料で撮影可能な場所に広がってるので構図の練習に都合が良かったのだと思います(自分が部長する以前からの何となくの伝統でしたので、当時あまり理由は気にしてませんでしたが)。

もちろん南禅寺全体は古い日本の仏教建築なんでしょうが、その領域の中に明治中期の西欧風近代建築物、琵琶湖疎水の導水路、水道橋たる水路閣が見事な景観を成しています。

水路閣1
水路閣2
水路閣3
水路閣4
水路閣5

この景色を見ると自分がン十年前の高校時代に撮った構図まで思い出せたりします。

 妙な懐かしさ。

水路閣を潜り抜け石段を登ったところが南禅寺発祥の地で立派な襖絵や庭を持つ南禅院

南禅院1
南禅院2(モリアオガエル)

入り口の縁台隅には天然記念物のモリアオガエルが迷い出て来ていました。

南禅院3
南禅院4


一番奥まった処に有るのが駒ヶ瀧 最勝院
最勝院1
最勝院2
最勝院3


ツアーの集合時間の都合で少し足早に戻る感じで南禅寺の本坊のお庭拝見。

南禅寺本坊1
南禅寺本坊2
南禅寺本坊3


ここは丸一日潰せる場所ですな。

京都1泊2日バス旅
クラブツーリズム『優雅な夏の京都を食す!鱧づくし川床会席&老舗「瓢亭」の朝がゆと「花折」の京鯖寿司』たびともバスツアー利用+α

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02.【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
03.【宿】三井ガーデンホテル京都四条
04.【食】瓢亭の朝がゆ(京都)
05.【観】南禅寺(京都)
06.【食】鍵善の「くづきり」(京都)
07.【観】祇園花見小路(京都)
08.【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)
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10.【食】カレーラムネ
11.【食】いずう「はも姿寿司」(京都)


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南禅寺の四季―水野克比古写真集 (京・古社寺巡礼)


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【食】瓢亭の朝がゆ(京都) 5

このツアーの目玉は昨夜の納涼床と今朝の朝がゆの組み合わせにある。
 旅館に泊まると朝食が付いてるし、ビジネスホテルから食べに出てくるには少々時間が早いから組み合わせ難い有名店だから。

「たかがおかゆ」ではありません。

さて

懐石料理 京・南禅寺畔 瓢亭 本店
ぐるなび

瓢亭外観
瓢亭吊

団体ツアーのスケールメリットも手伝って立派な本店の方です。

 コースとしてみても本店の朝がゆは5500円(別館は4100円)ですが、それにしては立派で、冬の鶉がゆ(本店12100円、別館4100円)並みに品数も多いので団体仕様のオプション付きかもしれません。

さて

瓢亭庭

300年前の旅茶屋から始まり、1837年からの料亭、懐石料理のお店らしく狭い空間ながらも見事な庭が造られています。
 入り口から奥の広間に案内されるまでの左右には少人数用の御茶室が幾つか有って、それはそれで趣有りそう。
 自分たちは50名の団体なので大きな広間です。

瓢亭のもてなし

それでも掛け軸や襖障子など趣があって和服の女性がもてなしてくれました。

席には意匠の瓢箪を思わせる焼き物のお重、茶碗、香の物が予め準備されていました。
瓢亭お席


最初に梅昆布茶。
梅昆布茶1
梅昆布茶2

「まずお上がり下さい」ってことで強く勧められます。

祇園で遊んだ翌朝、二日酔い明けの朝食を想定されているようで、まずは「口直し」って訳です。
 少し柔らかめの小梅の強い酸味と上等の色紙昆布の旨味が味覚を醒ましてくれます。

瓢亭名物、一子相伝の「瓢亭玉子」が運ばれてきて朝食の始まり。
瓢亭お膳

三段重を並べてみるとかなり立派な品数。
こんなにいっぱい二日酔いの朝に食えるかぃ!(笑)

三段重、上から。
胡麻和え

胡麻和えは優しい味、粉山椒がアクセント。

甘鯛のみぞれ酢和え

甘鯛、関西で言うところの「グジ」とモズクのみぞれ酢和え。
 鶏肉かと思う程に歯応えもシッカリしてるし酢はキツくなく、やっぱり優しさを感じます。

季節の焚合

生麩・揚麩・絹鞘・魚卵蒸・茄子の焚き合わせ。
どれも甘過ぎず朝食らしい絶妙のバランス。

運ばれてきた瓢亭玉子の皿。
瓢亭名物の盛合

瓢亭玉子、笹寿司、小魚の甘露煮、栗の甘露煮のお皿。

笹寿司

笹寿司の中身は鯛ですね。この味も穏やか。

ゴリの甘露煮

小魚はゴリです。琵琶湖名物。
久々だなぁ。
ここは南禅寺、南禅寺は琵琶湖の水が京都に入ってくる入り口ですから縁のある食べ物という訳ですな。

瓢亭玉子

これが一子相伝の名物「瓢亭玉子」。
 要は半熟玉子ですけど特に調味をしてる訳でも無さそうで上等の鶏卵の甘味を見事に引き出してると言えそう。特に黄身が半熟なのはもちろん、白身も固すぎず、これはおそらく丁寧に温度調整、時間調整をしてるのかと思われます。
 さすが名物、面白いね。

続いて運ばれてきた替え椀。
替え椀

替え椀は南禅寺名物というべき湯豆腐です。
 分厚つ目の板海苔が豆腐の柔らかさを引き立てると共に磯の香りを楽しませてくれてます。
 やっぱり出汁がいいですね。

続いて運ばれてきたのは焼き魚。
鮎の塩焼き1
鮎の塩焼き2

稚鮎の塩焼き。蓼酢。
 ヒレを綺麗に広げて炭火でじっくり丁寧に焼き上げてますね。小振りですが頭から尻尾まで余すところ無く美味しく頂きました。

ここで冷たいお茶。
冷茶

コースの切り替わりサインでしょうか。

何と言っても「朝がゆ」を食べに来てるのにここまで気配もありませんからこれは立派にある種のコース料理に組み立てられてるようです。

漬け物

いよいよ「お粥」と言うことで伏せられた茶碗を取り上げると下から丁寧に刻んだ大根と瓜の漬け物、京都名物の縮緬山椒が登場。

瓢亭のお粥の特徴である「餡」が先に運ばれてきました。
餡入れ
餡

銀餡じゃなくて金餡ですね。

お粥が運ばれてきました。
お粥セット

ちなみに目の前の塗りのお盆ではなく横手の木のお盆に用意されるのは重みのある粥椀の糸尻で塗りのお盆が傷付かないようにです。

(写真撮影の都合で以下の写真ではその時のみ手前に持って来てます)

粥椀
お粥

綺麗な炊きあがり。

餡を入れる
餡入り

茶碗にお粥をよそって金餡をかけて頂きます。

 判りやすく言えば甘味を抑えて旨味を強めた「みたらし」って感じでしょうか。

御馳走様でした。


平らげたところで思うに
これは「二日酔い明け」の料理と言っても
正確には「迎え酒のため」の料理かと。

迎え酒に熱燗を相手に食べる料理。

味付けはいずれも抑え目で優しく、食べる程に食欲を掻き立てる感じ。

新たに面白い文化を体験した気分です。

京都1泊2日バス旅
クラブツーリズム『優雅な夏の京都を食す!鱧づくし川床会席&老舗「瓢亭」の朝がゆと「花折」の京鯖寿司』たびともバスツアー利用+α

01.【旅】立秋の京都へ大原三千院から
02.【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
03.【宿】三井ガーデンホテル京都四条
04.【食】瓢亭の朝がゆ(京都)
05.【観】南禅寺(京都)
06.【食】鍵善の「くづきり」(京都)
07.【観】祇園花見小路(京都)
08.【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)
09.【食】花折の鯖寿司弁当(京都)
10.【食】カレーラムネ
11.【食】いずう「はも姿寿司」(京都)


ruminn_master at 2007年08月09日 09:39 【食】瓢亭の朝がゆ(京都)コメント(0)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年08月08日

【宿】三井ガーデンホテル京都四条 4

今夜の宿。

明日の朝は瓢亭の朝がゆ、
なので素泊まり、
でも大浴場付きという訳でのチョイスでしょう。

三井ガーデンホテル京都四条
ホテルHP

三井ガーデンホテル四条00


内装も接客もイイ感じ。
大浴場もかなり広いし休憩室もゆったり目。

ただルームキーを壁面のスロットに差し込まないと室内の全ての電源が機能しないタイプの節電機能兼用のオートロック。
 これってツインの場合に一方が外出して他方が寝込んだり入浴したりなんて場合にかなり不便。。。
 高いリゾートホテルなんかだと呼び鈴やインターホンが有る処もあるけど、ここには何も無し。

不満はそれぐらいかな。

結構快適なホテルでした。

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01.【旅】立秋の京都へ大原三千院から
02.【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
03.【宿】三井ガーデンホテル京都四条
04.【食】瓢亭の朝がゆ(京都)
05.【観】南禅寺(京都)
06.【食】鍵善の「くづきり」(京都)
07.【観】祇園花見小路(京都)
08.【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)
09.【食】花折の鯖寿司弁当(京都)
10.【食】カレーラムネ
11.【食】いずう「はも姿寿司」(京都)


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【食】鴨川納涼床「富美家」(京都) 4

夕方になってから入ったとは言え、夏の京都はかなり暑い。

バスが四条に到着すると、他のツアー客は千枚漬けで有名な漬物屋の村上重本店に買い出しに回ったが、自分は慣れた町なのもあってツアーを一時離れて明日の土産や弁当のダンドリに走った。
 その件は別に書くとして夕食どきに再びツアーに合流。

四条大橋から鴨川上手

夕暮れとなってぼちぼち鴨川の納涼床に火が入る。
 京都の夏の風物詩です。

その中の一軒。

京料理 先斗町富美家
ぐるなび京都版

富美家入り口

先斗町歌舞練場の3軒隣ぐらい。
 建物は古そうだが内装などは一新されている様子。1950年創業にしては小綺麗で真新しい。

富美家の床より鴨川下手

お店の一階を突き抜けると「床」に出る。
 初夏から初秋のこの時期にだけ鴨川の分流の上に仮設される舞台のような飲食スペース。
 今日は風がそこそこ有るので日の暮れた鴨川縁は結構涼しくて助かった。

富美家コースター

と言っても蒸し暑い炎天下を歩き回った後なので何よりも先に欲しいモノは、当然「生ビール」。

最初のビール

1杯目は一瞬で飲み干して直ちに2杯目。
(バイト君ばかりなので少々遅い)

1988年にキリンの京都ミニブルワリーで誕生した「商品開発番号1497番」が由来の京都限定地ビール「No.1497」が街中で大々的に宣伝されていたしここにも有ったので注文。

京都地ビールと比較

さすが大メーカーが作っただけあって地ビールにありがちなクドさは無く、スッキリと飲みやすい。軽い酸味はスーパードライみたい。
 でも普通の方がいいや(笑)。

 ちなみに地ビールの注ぎが中途半端に少ないのは飲んだ後では有りません。バイト君がたまたま自分のグラスだけ少ないままに持ってきたんだけど直させるのも可哀想になったので引き取ったからです。もっと頑張れよ〜バイト君。

コースはツアーなので明確ではないけど
内容からおそらく

鱧づくし会席 (6090円)

です。
その上に
先付1品が増える妙法(7350)、
さらに揚げ物が増える大文字(10500)、
妙法の炊合を鱧しゃぶに替えた同価格のコースなんかも有りますが、まぁポイントは押さえられてたと思います。

 一昔前より随分と安くなって敷居が低くなったのは有りがたいですな。
まぁ気取ってちゃ商売にならない時代ですからね。

1.八寸
八寸

鱧煎餅と鯖寿司(八寸)

鱧は甘辛煮と鱧煎餅、練り物もそうかも。
 鱧の骨の唐揚げはビールのアテにいいですな。

2.御椀
御椀(鱧豆腐)

鱧豆腐。
 昆布と椎茸の出汁が利いてて京料理だなぁ、としみじみします。

3.造里
造里1(鱧の落とし、焼き鱧)

造里2(部分)

鱧を骨切りして、熱湯を潜らせたのと焼いたのと2種類のお造り。
 関東だと骨切りが下手な店が多いけど、ここはさすが。
 焼き締めた方が自分は好みかな。

ハモってのは独特の香り、捉え方によっては薬臭いのですが、その風味が舌の上で涼やかで夏にはピッタリ、不可欠って気がします。

4.焚合
焚合1(里芋、南京、茄子、獅子唐、鱧八幡巻)

焚合2(部分)

茄子の炊き方が抜群に上手でしたね。
 崩れそうに柔らかいのに形を保ってて味のバランスも良好。

5.中皿
中皿1(鮎の塩焼)

中皿2(部分)

これも焼き加減が上手で頭から中骨まで余すところ無く囓れました。

6.御飯・香の物・汁物
御飯・香の物・汁物1

御飯(生姜御飯)

御飯は生姜御飯、汁物は赤だしです。

7.デザート
デザート

抹茶風味。
寒天にしては柔らかいので葛粉入りかな。


やっぱり関西の味の方が自分には合うなぁ。

工夫と手間。味は出汁。

京都1泊2日バス旅
クラブツーリズム『優雅な夏の京都を食す!鱧づくし川床会席&老舗「瓢亭」の朝がゆと「花折」の京鯖寿司』たびともバスツアー利用+α

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2006年04月12日

【食】京の老舗「和久傳」の技 5

京都の美山山荘に花見に行く知人があったので、
京都の老舗料亭、和久傳の「おもたせ」(御弁当)を頼んだ。

「お早めに」じゃなくて「すぐにお召し上がり下さい」とのことなので豪勢な夜食となった次第。

和久傳(弁当Top)


明治3年創業の京都高台寺の懐石料理のお店。
弁当は予約注文だし第一少なくとも京都まで行かないと買えない。

(御菓子や和煮などは東京でも買える場所がある

ちょうど一年前にも貰って食べたのだが
あまりにも値段以上に贅沢な内容だったので
今回も是非に、となったもの。

鯛ちらし 二段」(4725円)

あまりの贅沢なので夜中の道楽にふさわしく写真に撮ったりしてタップリ楽しんだのでその記録であります。

和久傳(紙袋)

さていよいよ御対面。

和久傳(弁当包)

この通り4725円の弁当は包装紙の上からでも威圧感有ります(笑)。

包みを開いて広げると

和久傳(二段重を開く)

二の重は鯛ちらし、一の重は盛り沢山な季節の盛り合わせ。
一の重の深さがポイントで、
この弁当の凄いところは
この中に20種類ぐらい料理が盛り合わされてるところにある。

まず二の重。

和久傳(二の重全景)
軽い酢飯の上に切り昆布を敷いて木の芽を散らし
鯛の昆布〆を敷き詰めてある。
上には酢橘(スダチ)2枚と茗荷の酢漬け。
和久傳(二の重部分)


さてお楽しみは一の重。

何と21品も美しく詰め込まれてる。
味の干渉も無い。無駄な仕切りも無い。
盛り合わせの妙技。
和久傳(一の重全景1)
和久傳(一の重全景2)
和久傳(一の重全景3)
和久傳(一の重全景4)


思わず頂上に乗っていた空豆を食べてから
「そうだ!全部写真に撮って何品有るか数えてやろう!」
って思いついた。

だって食べるだけじゃ勿体ない凝った御弁当なんだもの。

酔狂な夜中の道楽ということで少しずつ掘り起こしながら味わっていった。

    第1層
    和久傳(一の重第1層)
  1. 空豆

  2. 菜の花

  3. 海老


  4. 莢豌豆


  5. 第2層
    和久傳(一の重第2層)
  6. 蓮根

  7. 小茄子

  8. 蛸の柔らか煮


  9. 里芋


  10. 第3層
    和久傳(一の重第3層)
  11. 焼き鮭

  12. オクラ

  13. イカの黄金焼

  14. 鯛?の南蛮漬

  15. 南蛮漬は鯵にしては淡泊で身もシッカリしてる気がするので鯛じゃ無かろうか。

    第4層
    和久傳(一の重第4層)
  16. 高野豆腐

  17. 生麩の胡麻化粧

  18. 焼豚?

  19. 牛蒡の八幡巻


  20. 第5層
    和久傳(一の重第5層)
  21. 出汁巻

  22.  やはり玉子焼は「こうでなくっちゃ」と思う。
    無駄な甘みが無くふぅわりと柔らかい。
  23. 薩摩芋

  24. 南瓜



美味かった〜けど夜中にアホですな(笑)。
和久傳(完食)

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京の料理〈1〉老舗歳時記
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京の味―老舗の味の文化史
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ruminn_master at 2006年04月12日 01:20 【食】京の老舗「和久傳」の技コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2004年10月02日

【楽】上々颱風 平安神宮幻夜コンサート 4

(後日の記録。2009/02/02)

京都平安神宮での野外コンサート。

「京miyakoの華舞台」 
 平安神宮幻夜コンサート 京の夢「風と響」
   〜風の宴〜 「上々颱風」〜


少し早めに着いて宿は平安神宮近くの京都トラベラーズ・イン KYOTO TRAVELERS INN

ここで遠征組が集合して飯食ったな。

で、夜の野外コンサート。

飲み会ドコだっけ?

で、翌日のホテルサンルート京都の領収書が手元にあるから、どうやら翌日もライブがあったんだな。

多分図書館ってライブも出来るバーでの紅龍&サトチャンか。

(この店、名前が名前だけに検索に掛かりにくいです(笑))

ruminn_master at 2004年10月02日 17:30 【楽】上々颱風 平安神宮幻夜コンサートコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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