和久傳

2007年10月07日

【食】和久傳の「秋」弁当 5

京都からの帰りの弁当となれば、と和久傳に予約を入れておいて京都駅の伊勢丹地下にある老舗弁当コーナーで受け取った。

和久傳 鯛ちらし 二段」(4725円)

7h和久傳弁当00

前回食べたのは春だったので今回は秋にどう変わるかが興味津々でした。

7h和久傳弁当01

まず「二の重」はこの弁当の基本で鯛ちらし

7h和久傳弁当03
7h和久傳弁当04

軽い酢飯の上に切り昆布を敷いて木の芽を散らし
鯛の昆布〆を敷き詰めてある。
上には酢橘(スダチ)2枚と茗荷の酢漬け。

7h和久傳弁当05

そしてお楽しみ詰め合わせの「一の重」。

7h和久傳弁当02
7h和久傳弁当07
7h和久傳弁当06

秋色豊か。

さて解体。

    [第1層]
    7h和久傳弁当08

  1. 空豆&菜の花→銀杏

  2. 薩摩芋&筍→栗の甘露煮

  3. 蛸の柔らか煮


  4. 蓮根

  5. 焼豚→鴨ロースト

  6. 焼き魚の大きさなども違うので品数は2品減ってますが、その分紅葉や菊葉などの飾り付けが入ってます。
     何だか前のも鴨ローストって気がしてきたな。。。前回は酔ってたけど今回素面だもん。

    ま、ともかくまだまだ有ります(笑)。

    7h和久傳弁当10
    7h和久傳弁当09

    [第2層]

    7h和久傳弁当11

  7. オクラ

  8. イカの黄金焼

  9. 莢豌豆

  10. 小茄子

  11. 海老

  12. 南瓜


  13. まだまだ。

    7h和久傳弁当12

    [第3層]

    7h和久傳弁当13

  14. 焼き鮭→焼き魚(なんだろ?鰆みたいだけど)

  15. 高野豆腐

  16. 牛蒡の八幡巻

  17. 南蛮漬

  18. 7h和久傳弁当14


    あとチョット。

    7h和久傳弁当15

    [第4層]

    7h和久傳弁当16

  19. 里芋

  20. 生麩の胡麻化粧

  21. 出汁巻

  22. 7h和久傳弁当17

    やっぱり出汁巻き玉子が秀逸。


結局電車の中で開けるのがモッタイナイ、というか食べきる自信がなかったので東京に帰ってからゆっくり頂きました。

秋は秋で秋色で美味かったな。

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2006年04月12日

【食】京の老舗「和久傳」の技 5

京都の美山山荘に花見に行く知人があったので、
京都の老舗料亭、和久傳の「おもたせ」(御弁当)を頼んだ。

「お早めに」じゃなくて「すぐにお召し上がり下さい」とのことなので豪勢な夜食となった次第。

和久傳(弁当Top)


明治3年創業の京都高台寺の懐石料理のお店。
弁当は予約注文だし第一少なくとも京都まで行かないと買えない。

(御菓子や和煮などは東京でも買える場所がある

ちょうど一年前にも貰って食べたのだが
あまりにも値段以上に贅沢な内容だったので
今回も是非に、となったもの。

鯛ちらし 二段」(4725円)

あまりの贅沢なので夜中の道楽にふさわしく写真に撮ったりしてタップリ楽しんだのでその記録であります。

和久傳(紙袋)

さていよいよ御対面。

和久傳(弁当包)

この通り4725円の弁当は包装紙の上からでも威圧感有ります(笑)。

包みを開いて広げると

和久傳(二段重を開く)

二の重は鯛ちらし、一の重は盛り沢山な季節の盛り合わせ。
一の重の深さがポイントで、
この弁当の凄いところは
この中に20種類ぐらい料理が盛り合わされてるところにある。

まず二の重。

和久傳(二の重全景)
軽い酢飯の上に切り昆布を敷いて木の芽を散らし
鯛の昆布〆を敷き詰めてある。
上には酢橘(スダチ)2枚と茗荷の酢漬け。
和久傳(二の重部分)


さてお楽しみは一の重。

何と21品も美しく詰め込まれてる。
味の干渉も無い。無駄な仕切りも無い。
盛り合わせの妙技。
和久傳(一の重全景1)
和久傳(一の重全景2)
和久傳(一の重全景3)
和久傳(一の重全景4)


思わず頂上に乗っていた空豆を食べてから
「そうだ!全部写真に撮って何品有るか数えてやろう!」
って思いついた。

だって食べるだけじゃ勿体ない凝った御弁当なんだもの。

酔狂な夜中の道楽ということで少しずつ掘り起こしながら味わっていった。

    第1層
    和久傳(一の重第1層)
  1. 空豆

  2. 菜の花

  3. 海老


  4. 莢豌豆


  5. 第2層
    和久傳(一の重第2層)
  6. 蓮根

  7. 小茄子

  8. 蛸の柔らか煮


  9. 里芋


  10. 第3層
    和久傳(一の重第3層)
  11. 焼き鮭

  12. オクラ

  13. イカの黄金焼

  14. 鯛?の南蛮漬

  15. 南蛮漬は鯵にしては淡泊で身もシッカリしてる気がするので鯛じゃ無かろうか。

    第4層
    和久傳(一の重第4層)
  16. 高野豆腐

  17. 生麩の胡麻化粧

  18. 焼豚?

  19. 牛蒡の八幡巻


  20. 第5層
    和久傳(一の重第5層)
  21. 出汁巻

  22.  やはり玉子焼は「こうでなくっちゃ」と思う。
    無駄な甘みが無くふぅわりと柔らかい。
  23. 薩摩芋

  24. 南瓜



美味かった〜けど夜中にアホですな(笑)。
和久傳(完食)

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