日本酒

2017年05月04日

【酒】酒蔵の春(兵庫県 龍力)

売ってるとき、買ったときには味見してるんだけど、昔過ぎてもはや生酒時代の味なんて覚えてない。

平成12年、かれこれ17年前に買って、冷蔵庫で生酒を寝かして、という酒飲みならではの道楽酒です(笑)。

がんばって少し贅沢した肉料理の山と勝負させるのに中途半端では無理だと思ったので、秘蔵酒を開封しました。

酒蔵の春(兵庫県 龍力)
酒蔵の春01
酒蔵の春02
酒蔵の春03
酒蔵の春04

龍力(蔵元HP)

これを瓶詰めして売っていたのは、今は池袋で居酒屋してるくばらさんです(笑)。

日本酒を熟成させると、大雑把に言えば紹興酒に近づくのですが、いい酒であれば透明感が残ります。クリアなのに熟してる。

そんなお酒でありました。美味かった。

ruminn_master at 2017年05月04日 17:01 【酒】酒蔵の春(兵庫県 龍力)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年03月24日

【食】楽酔くばら、本日開店♪

姫路の蔵元「龍力」(本田商店)の東京営業、久原さんが、早期定年退職の上、満を持して池袋にお店を出しました。

1週間ほどプレオープンイベントしてたらしいけど、招待状来なかったので(笑)、開店初日に伺いました。

くばら01


カウンター8席、小上がりが2卓で10人ほど、全部で20人弱までか。

開店祝いの蘭などで狭くなった店内に人も山盛り、初日から大盛況です。

くばら02


もちろん、初日の客は、池袋西武で久原さんと馴染みになった酒飲みばかり(笑)。

日本酒好きのマニアックなレベルの客層ってのは共通する特徴が有って、男の場合はハナシがくどい(笑)、頑固で人の話に適当に合わしたりしないので酒飲みとしては上品とは言えないかな?でも酒には基本的に強いので潰れたりはしませんけどね。

一人体育会系のうるさい人居たなぁ。

(自分も体育会系ではあるけど、下品なの苦手。酒はキチガイ水だからこそ綺麗に飲みたい)

女の場合は、たいてい人にハナシ合わせるのがうまい、、、けど、男よりたいてい酒が強い(笑)

久原さんと奥さん、そしてバイト君1人の3人で回してましたが、初日だものね、パニック状態で何も注文せずに30分ぐらい小上がりの隅っこで相席して世間を眺めて待ってました。

そういう日だものね、初日。それはそれで楽しい。

良い酒揃えてます。

くばら03
くばら04

厳選だね。

新潟も山形も山口も無いのがなかなかマニアック(笑)。そこらで飲めない酒が多いです。しかも安い。だいたい1合500円ぐらい(開店したてだし酒の顔ぶれも変わるので値段はそのうち変動するらしい)。

しばらくしてお通しに「いかなごの釘煮」、酒は山田錦「米のささやき」(一番高いんだけど、それでも800円)を頼んだら久原さんが「これでいい?」って荒走り持って現れたのでもちろんそれで(笑)。

くばら05

小一時間で帰るつもりが、パニックな店内、なかなか料理に辿り着きませんw

姫路おでんを9種食べたかな。

くばら06

たいてい120円。一番高い牛すじで300円。

他にも干物や唐揚げもある。ただまぁ混んでるときにワガママ言う気も無いので次回ね。

でも美味しかった。関西の味です。さすが日本酒の味にうるさい人のお店、料理も美味いです。

閉店まで居たので、日本酒5種類飲んで、おでん9種、おひたし一品、お通しで締めて5000円弱。

良い酒に美味い肴、十分安いでしょう。

開店祝いの記念品は塗り升と伊勢神宮の落雁。ありがたく頂きましたm(_ _)m

くばら07

もちろん、また行きます♪

いい店よ♪



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ruminn_master at 2016年03月24日 23:30 【食】楽酔くばら、本日開店♪コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年02月15日

【酒】「千葉の地酒と世界のワインの展示試飲会」 4

最近「千葉の日本酒」を研究中だったところで格好のイベントを見つけたので参加しました。

千葉酒販イベント00

主催は千葉県酒類販売株式会社、卸さんですな。会場はJR千葉駅前の京葉銀行文化プラザの6階ホール、

千葉酒販イベント01

会費1000円でした。

千葉酒販イベント03

2011年 春 「千葉の地酒と世界のワインの展示試飲会」開催のご案内
千葉県酒類販売株式会社 : トピックス


2011年2月15日(火)に「千葉の地酒と世界のワインの展示試飲会」を開催いたします

千葉県の清酒100種類以上、世界のワイン300種類以上を用意して、皆様のご来場をお待ちしております。

業界の方から一般の消費者の方まで、ワインや地元千葉のお酒に興味のある方は是非お気軽にご来場下さい。(2011年1月19日)
トピックス日時:2011年2月15日(火)
  12:00-16:30(小売店様&飲食店様)
  17:00-19:30(一般のお客様)  (16:45より受付開始)
    19:30で展示試飲会を終了致します。入場は19:00までにお願い致します。

入場料:1,000円 (入場料は当日受付にてお支払下さい)

場所:京葉銀行文化プラザ6階
   千葉市中央区富士見1丁目3-2 JR千葉駅東口より徒歩3分
*当日試飲される方の、お車でのご来場はご遠慮ください。
*駐車場に限りがございますので、公共交通機関をご利用ください。
*未成年者のご来場はご遠慮下さい。(場合により年齢確認をさせていただく事があります。)
*他のお客様 のご迷惑となる場合は、主催者の判断により、当催事へのご入場をお断りする場合があります。

千葉県酒類販売株式会社 : トピックス

ワインが300で日本酒が100種類ってことで、会場の右壁面沿い一列がだいたい日本酒の蔵元さんです。

千葉酒販イベント02

現在千葉県の蔵元は40軒だそうですが

(cf)千葉の房総地酒(日本酒)のことなら千葉県酒造組合

この日に出品してたのは10蔵です。

入り口手前から

「甲子正宗」(飯沼本家)

千葉酒販イベント04a甲子正宗(飯沼本家)

甲子正宗・千葉の銘酒 | 日本酒・梅酒 | 株式会社 飯沼本家

「善次郎」「聖泉」(和蔵酒造)

千葉酒販イベント04b「聖泉」和蔵酒造

和蔵酒造(株)貞元蔵
和蔵酒造 竹岡蔵|上総の蔵元|千葉の房総地酒(日本酒)のことなら千葉県酒造組合

「東薫」酒造

千葉酒販イベント04c東薫酒造

東薫トップ

「寒菊」銘醸

千葉酒販イベント04d寒菊銘醸

(あ、ボケた。すんませんm(_ _)m)
清酒「総乃寒菊」/九十九里オーシャンビール/寒菊ライブ/ 寒菊銘醸 Web

「木戸泉」酒造

千葉酒販イベント04e木戸泉酒造

木戸泉酒造株式会社

「岩の井」(岩瀬酒造)

千葉酒販イベント04f岩の井(岩瀬酒造)

山廃仕込 岩の井 岩瀬酒造株式会社

「東灘」醸造

千葉酒販イベント04g東灘醸造

東灘醸造株式会社|南房総勝浦の造り酒屋「東灘」

「仁勇」(鍋店)
「仁勇・不動」醸造元 鍋店株式会社
「旭鶴」
○ようこそ酒蔵旭鶴へ○
「稲花」酒造
新酒 搾りたて  稲花 【迎春】  本醸造 無濾過生原酒 稲花酒造

千葉酒販イベント04h「稲花」「旭鶴」「仁勇」

この3つの蔵元さんは来られなかったのか主催会社の方々が1テーブルでまとめて紹介されてました。

10の蔵元さんでそれぞれ2種類ずつぐらい、気になったのとか面白そうなのがあればもう少し、という感じで試飲してたので全ての出品酒を試した訳では有りませんが、感想を一言で言えば

「千葉の酒も面白いやん!」

です。

これまで総じて千葉の酒は「酒飲みの酒」っぽい感じで、辛いのが多い印象、あるいは濃い感じだったのですが、今回イメージが新しくなったのも結構ありましたね。

みなさんいろいろ試して取り組んでるんだなぁという印象。

自分が直接に蔵見学に行ったことのあるのは「岩の井」の岩瀬酒造さんぐらいですが(このブログを始める前なので記事にはなってないですけど)、今回、同じく「アフス」「古今」など長期熟成酒で有名な木戸泉さんではそこに辿り着くまでの長年月をいろいろ味わわせて貰えて、ワインみたいな生酒の「純米アフス」から紹興酒みたいな「ニューアフス」までの変化も面白かった。

千葉の酒でスッキリしすぎず、でも甘過ぎずに華のあるってのは難しいのかな、と思ってきたのですが、今回、「東灘」さんで試させてもらったのは「へぇ〜千葉にもこんな酒があるんだ」って感じでした。

あと「甲子正宗」の飯沼本家さんで試させて貰った夏ぐらいに出す予定の発泡清酒が面白かったです。甘くなくて軽いので夏向きだし。

千葉酒販イベント04a2発泡酒

発売時にどうなってくるか楽しみです。


千葉の酒もなかなか面白いです。

ruminn_master at 2011年02月15日 18:56 【酒】「千葉の地酒と世界のワインの展示試飲会」コメント(3)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年10月09日

【酒】龍力試飲販売at新宿高島屋 4

朝から小雨の中の練習帰り。

馴染みの蔵元さん「龍力」の試飲販売、普段は通り道の池袋西武で買うことが多いんだけど、新宿に居たので新宿タカシマヤの方へ久々に。

龍力販売00

神力のひやおろしが美味いのにキレがあって値段も手頃だったので自分用に買って帰ってきましたが、クリアなのが好きな人なら同じ「ひやおろし」の山田錦がオススメ。

今回の試飲販売では常温で飲むのにいい酒も数種あって面白かった。

あと、5代目となる次期当主が仕込みに入ってる
龍仕込episode1
今回持参のは華やかなのに甘くなく、旨味もあるのに切れがいいのでとっても好みでした(手持ちが少なかったので安い方にしましたが(笑))。


今夏の猛暑で今年のお米は大丈夫だった?って聞いたら、山田錦は猛暑の前に大事な時期を過ごしたし最近はまた寒くなったのでいいのができそうとのこと。でも五百万石はスッキリ系になるかな、ってことでした。

酒と成る来年再来年までにはそんなこと多分忘れてるでしょうから(笑)、一応ここに書き留めておこうと。

まぁたいてい「飲んでから決める」んだからいいんだけどね(笑)。


ruminn_master at 2010年10月09日 15:58 【酒】龍力試飲販売at新宿高島屋コメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年09月13日

【呑】居酒屋 番屋(船橋) 4

JR船橋を東武側に出て裏道に入った突き当たり。

テントに地酒の店とあるので前々から気になってたお店。

番屋01

居酒屋 番屋

番屋02

美味しい日本酒とお料理が楽しめます「番屋」船橋 - Lococom
番屋 - 船橋/レストラン(その他) [食べログ]
居酒屋 番屋?-?居酒屋(船橋)?|?Yahoo!グルメ
船橋 割烹 番屋: アンバランシュー

番屋03

古民家のような造りと匂い、壁一面に日本酒の能書き短冊が貼ってある(値段は書いてないみたい)。

上の写真の囲炉裏みたいになってる席以外は小上がりになったお座敷席。厨房の能力はともかくとして、店のキャパとしては30〜40人は入れそう。

番屋06

メニューの品数は多くて、黒板・ホワイトボードがアチコチに4枚、内容が微妙に違ってて面白い(笑)。

番屋04
番屋05
番屋07

酒肴はいずれも居酒屋相場よりは高め。

でも出てくるとそれが納得いくレベルにキチンと仕事がしてあって美味しかった。頼んだのは
・イカ刺し
・鶏肉と里芋の煮物
・枝豆
・北海シシャモ

番屋09

イカ刺しは透明感有るし、枝豆も茹で立て、煮物の塩気が少し強いのも「酒の店」らしいかなという感じ。シシャモも頃合いで旨かった。

飲み物は最初に生ビール(スーパードライ)を飲んで、あとは日本酒に。

45種類は置いてあって、「8度以上は酸化するから」とか大将の台詞もあって、どうやら保管にも気を遣ってる様子。

番屋08

・開運(純米ひやおろし)
・梅錦(吟醸)


それからオススメに乗っかって
・伯楽星(特別純米)
・山桜桃


だったかな。

昨今多い「冷やし過ぎ」とは違って、まぁ適温。

それぞれ1合ずつ。2人で徳利2本にグラス4つ貰えて、後は入れ替えって感じで提供された。

値段は最初の開運だけ確認して700円とか言われたけど他は聞かなかったね。

酒肴合わせてトータル2人で9000円弱。

厨房とフロアにそれぞれオジサン1人ずつで取り回してるので、料理が出てくるのは注文によっては少々遅くなります。
 でも枝豆は注文を受けてから茹で上げて出されたし、煮物もレンジでチンではなくてチャンとした羹でした。

やっぱ日本酒をウリにする店となると大衆居酒屋よりは少し高めになるけど、料理はチャンとしてるし、なかなかいい店だと思います。


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ruminn_master at 2010年09月13日 20:19 【呑】居酒屋 番屋(船橋)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年10月31日

【宴】久々の龍馬で久々に大黒屋さんと 5

もう7〜8年、いや10数年ぶりぐらいになりそうな訪問。

今昔庵 龍馬

龍馬01

ぐるなび - 多種多彩な料理と銘酒・焼酎 龍馬
龍馬 りゅうま - 居酒屋、魚介料理・海鮮料理、そば、魚介料理、蕎麦(市ヶ谷) [食べログ]
今昔庵 龍馬 市ケ谷(飯田橋、市ヶ谷、四ツ谷) - Yahoo!グルメ
龍馬/FooMoo by ホットペッパー(HotPepper)

少し早めに着いたので近所の喫茶店で読書などして予約の時間に。

龍馬02

石造りの立派な入り口は夜になると荘厳な感じまで醸します。

龍馬03

久々に入った店内は、新宿の雑居ビルの3階に有った頃しか知らない自分には素晴らしく綺麗になってたけど、古い写真などの数点の調度とメニュー、酒のラインナップは「あの龍馬」でした。

今日は、昔の記事、この道中道楽の機縁となったハナシ

道中道楽:【酒】道中道楽(水鳥版)第1回原稿より

が更なる御縁を呼んで、久々にお会いすることになった大黒屋さん、山形県天童市の大っきなお酒屋さんで、件の旅行でとってもお世話になったご夫婦と娘さんとの会食でした。

大黒屋さんとお会いするのも10年ほど前に銀座でお昼に飲ませて貰って(笑)以来、長男に仕事譲って隠居するって噂だったのに、いやぁ元気の塊でまだまだ現役(笑)。

ご夫妻ともお元気で、いやぁ懐かしい以前に楽しかったです。

文字通りの愉快です。

旅先で様々な出会いはありますが、たいていはその場で消えてしまう儚い出会い、それはそれで貴重だし、どの出会いも大事な一期一会とは思っておりますが、そうした中で、10年以上も経ってまた元気でお会いできる程の出会いは本当に珍しく、とても有りがたいことだと思います。

こうしてブログなんて臆面もなくやっては居りますが、こういうときには「やってて本当に良かった」と。

偶然の出会いが必然へと転じたりする。

眠っていた御縁が蘇ってくる。

縁起が良いとか悪いとか言いますが、文字通り「縁」は「起こすもの」であり、そして「続けるべきもの」「大事にすべきもの」だと思います。

そのときの自分の気持ちを綴っただけの文章が、時間が経ってまた命を持つんですね。

正直が取り柄だったかな(笑)。

面白いもんです。

でもってこの龍馬のオヤジさんもずいぶん白髪こそ増えたけどまだまだ元気の塊でまだまだ現役(笑)。

このお二方の会話を聞いてると、次々と未来の話が広がっていく、核融合と言いますか(笑)、もう

「自分ももっと頑張らんとなぁ(←なにくそが大事!!)」

とホントに思います。

好きなことして生きてるだけじゃもったいないわね(笑)。

がんばろう。何とかします(笑)。


さて久々の龍馬では、昔毎月通っていた頃、最初に天童に伺うことになった時代に食していた肴と、貧乏学生が4人で1合頼んで舐めるように回し飲みしていたお酒を頂きました。

・きのこ卸
・牛たたき
・イワシ鍋
・皿うどん

今日の会食、当時天童に伺った4人が顔を揃えることはできませんでしたが、彼らもこのメニューの並びを見れば懐かしく、味のみならず当時過ごした時間さえも思い出せるはず。

そう、味はまったく変わっていませんでした。

お酒は、

出羽桜(山形県天童市)
四季桜 花宝「聖」(栃木県宇都宮市)
・歓の泉(岡山県倉敷市 中田酒造)

「聖」以外は大雑把な銘柄しか指定しませんでしたが、たぶんお店で一番良いお酒が出ました(笑)。

御馳走様です>大黒屋さんm(_ _)m

御隠居祝いと思って、自分なりにできる程度のお祝いの品を持参したのですが、お土産に頂いた酒の方がやっぱり凄かったです(笑)。

龍馬04
大黒屋さん02
大黒屋さん03
大黒屋さん04
大黒屋さん05

高いとか安いとかってより、「手に入らない」よね。。。

最初にお会いした時から思ってますけど、

人間「勢い」が一番大事です(笑)。ホント凄い。

普段自分の生きてる範囲では「勢い」で人に後れを取る方では無いつもりですけど、上には上が居るというか、昔のオヤジは強かったというべきか(笑)。

人生日々是修行です(笑)。

人との出会いが男を育てますな。


帰り際に男子小用に掲げてある額の文字を見て来なさいって言われて、見落として見返して、正確には忘れたけど、「自分が人にしたことは忘れるべし、人が自分にしてくれたことは覚えていなさい」という風の人生訓でした。

はい。常々そんな風に思ってますです。m(_ _)m

かなり人様のおかげで生きてるもんなぁ。

(子供の頃からなぜか人様に良くして貰える不思議な性分だと感じて育ってます。。。明るいぐらいしか取り柄無いけど(笑))

いや、恐縮至極でしたが、今日はホントに楽しかったです。

ruminn_master at 2009年10月31日 21:39 【宴】久々の龍馬で久々に大黒屋さんとコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年08月12日

【酒】名杜氏 波瀬正吉さんを偲んで晩酌 3

静岡の酒造組合のページにようやく訃報(お別れ会の案内)が載りましたね。
「波瀬正吉杜氏 お別れ会」のご案内

謹啓

皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
過ぐる7月16日に逝去された、開運(土井酒造場)の波瀬正吉杜氏を偲ぶお別れの会を、下記ご案内の通り執り行う運びとなりました。謹んで皆様にご案内申し上げます。
 波瀬さんとの懐かしい思い出話や、人となりを、ご来臨頂きました皆様とお酒を酌み交わしながら、じっくりと語り合えればと考えております。

謹白

平成21年8月9日
「波瀬杜氏お別れの会」実行委員会


日時 平成21年9月13日(日) 13:00〜16:00
会場 ヤマハリゾートつま恋 掛川市満水2000
電話 0537-24-1111(代)
会費 3,000円(税込)
お問い合わせ先 株式会社土井酒造場内 「波瀬杜氏お別れの会」実行委員会
静岡県掛川市小貫633
TEL.0537-74-2006(受付時間 10:00〜17:00/土日祝は休業)

※ご香典、ご供花、ご供物などは固くご辞退申し上げます。
※式典などは御座いませんので、上記ご案内のご都合のよろしい時間にご献花いただきますようお願い申し上げます。また、平服でお越しくださいますようお願い申し上げます。
※掛川駅からつま恋までシャトルバスをご用意しております。掛川駅南口(新幹線口)からご乗車下さいますようお願いいたします。
※お車を運転してご来場された方の飲酒は、固くお断りさせていただきます。当日は、公共の交通機関などをご利用くださいますようお願い申し上げます。
「波瀬正吉杜氏 お別れ会」のご案内 - 静岡県酒造組合

自分は友人からのメールで知ったんだけど、先月の7月16日に静岡の名酒「開運」の誇る名杜氏、波瀬正吉さんが亡くなった。

何故か属する蔵元さんも含めて公式にはどこにも発表されなかったので、酒の世界のブログにチラホラ見られた程度だったけどね。

『杯が乾くまで』: 名杜氏逝く
ありがとう波瀬正吉杜氏: わがまま店主のブログ
訃報 波瀬正吉杜氏ご逝去の報に接し | 食って呑んで読んで寝る。
訃報/開運杜氏、波瀬正吉さん死去

で、とりあえず「最後にもう一杯だけ飲みたいな」と思い、その折に1本買いに走って置いてました。

って言ってもワインと違って長年保管するようなモノじゃなくて日本酒は基本的に出荷されたその年に飲むようなもの。

なので、稚鮎の一夜干しを貰ったので今日開けちゃいました。

稚鮎一夜干し

一夜干しの方は鮎の香りは有りながらも程々に身が締まって日本酒にぴったり。

で、お酒。

波瀬正吉01
波瀬正吉02
波瀬正吉03

やっぱ名杜氏でした。

蔵見学で波瀬正吉さんに案内して貰ったのは2年半ほど前のこと、決して人と接することに慣れて無くて恥ずかしそうに、でもプライド有る職人らしくコダワリの仕事について説明するときは目の輝きすら違って、とても楽しく貴重な体験でした。

ご冥福をお祈りいたします。美味しいお酒を長年ありがとうございました。

合掌。

ruminn_master at 2009年08月12日 20:44 【酒】名杜氏 波瀬正吉さんを偲んで晩酌コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年06月11日

【酒】鰻の稲毛屋で而今の会 4

今日は誘われて一蔵元さんを味わう利き酒会というか「楽しむ会」。

場所は千駄木の鰻と地酒の店 稲毛屋

ずいぶんと前に「静岡酒の会」で伺った店。(その会のは思うところあって記事にしてないんだけど、)久々に行ったら2階のお座敷が無くなってフローリングの小部屋、中部屋、大部屋と分かれた小粋なお店になっておりました。

而今を味わう会(第1部)

「而今」というのは三重県は伊賀の酒、たぶんこの蔵元の銘柄としては「高砂」の方が有名でしょうか。

090611而今の会01
090611而今の会02

乾杯は今年の特別純米(濁り酒)ですが、本日の出品酒は13種類。酒肴&料理は10品となかなか豪勢です。
本日の料理

・そら豆 (塩茹で)
・鰻の肝の佃煮
・「伊賀牛」で牛しゃぶサラダ
・湯葉のオクラ和え
・紅ふじ鶏の焼き鳥(黒こしょう焼)
・おしんこ
・おさり酒蒸し
・鰻の白焼(山葵醤油仕立)
・鰻ひつまぶし
・つくね(たれ焼)

会費は6000円。

まぁこのお店は定期的に日本酒の会をやってるんだけど、HPを見る限りじゃだいたい全て「満員御礼」、長年の飲み仲間、「水鳥会のアイドル(笑)」ことEri様がほとんど年間予約だから参加できたような次第です。

(「アイドル」様は明日の「第2部」も参加なさるそうで(笑))

俺は「たまに」でいいけどね(笑)。

さて

酒の方は乾杯酒は会費と引替え(笑)、あとは自分で一升瓶を取りに行く手酌システム。

(13本並んでる写真は撮るの忘れた。。。というか新しい方のデジカメ壊れたんでここ最近のは10年ぐらい昔のを使ってる関係でどうもマトモに写真が撮れない、というか、起動やらなにやら遅いのでイライラするんで写すの減るし撮っても絵が納得いかないんよね。。。)

という訳で酒の方は飲んだ順で書きますと

・(03)特別純米おりがらみ9号酵母 H20BY
・(04)特別純米おりがらみ三重酵母 H20BY
・(10)純米吟醸おりがらみ 千本錦 H19BY

090611而今の会03

大宴会場の方にリスト(1)番の金賞酒を取られていたんで、んじゃとばかりにこちらはおりがらみシリーズで。

(3)特別純米おりがらみ9号酵母 H20BYは澱絡みとしてはスッキリとした印象、(4)特別純米おりがらみ三重酵母 H20BYの方はちょっと酒のカドを感じたけど、(10)純米吟醸おりがらみ 千本錦 H19BYはカドというよりコテッと旨味が乗ってて面白かったんで、この3本だと(10)が気に入った。
・(2)全国出品酒 H19BY(火入れ)
・(1)金賞酒 H20BY(火入れ)

続いて去年と今年の鑑評会出品酒。どっちも酒のカドがある酒飲み用って感じで、去年の方が若干落ち着いてるかな、って程度。
 でもこういうタイプが金賞酒になるってまた傾向変わったのかな、って気もしました。肉や鰻には合うけどね。
・(13)特別純米 9号酵母 H19BY(火入れ)
・(14)特別純米 三重酵母 H19BY(火入れ)

090611而今の会04

(写真の色が悪いね、気にしないでくださいな。酒のせいではありませんm(__)m Sorry!)

次に昨年醸造の火入れで特別純米の酵母違い。
 (13)特別純米 9号酵母 H19BY(火入れ)の方は燗酒向きかな。(14)特別純米 三重酵母 H19BY(火入れ)の方は既にしっとり落ち着いてますが。
 先の(3)と(4)の比較でもそうだけど、三重酵母ってどうも酒飲み向きに勝負してくる面白い酵母な気がします。
・(11)純米吟醸 山田錦 H19BY(火入れ)
・(06)純米吟醸 山田錦 H20BY(生)
・(09)純米吟醸 雄 町 H20BY(生)
・(05)純米吟醸 千本錦 H20BY(生)
・(07)純米吟醸 八反錦 H20BY(生)
・(08)純米吟醸 五百万石H20BY(生)

最後に残したのは純米吟醸の米違いシリーズ、最初の(11)だけ火入れで、後は生酒という趣向の比較です。

090611而今の会07

(11)純米吟醸 山田錦 H19BY(火入れ)は全体としてクリアなのに甘く膨らんで一番美味かったと思います、本日の中で一番。

(06)純米吟醸 山田錦 H20BY(生)は丸いけど甘さが立ってしまってる印象、他方で(09)純米吟醸 雄 町 H20BY(生)はクリアに出来過ぎて平板な印象、でも酒らしさはある。

(05)純米吟醸 千本錦 H20BY(生)は辛口に仕上がってて酒飲み向きか。(10)のおりがらみにもこの米を使ってるところを見ると得意技なんでしょうか。

(07)純米吟醸 八反錦 H20BY(生)はちょっと捉え処なくて逃げた印象かな。もっとも(05)の次に飲んだ影響もあるでしょうけど。

ラインナップとしては最後の(08)純米吟醸 五百万石H20BY(生)もキレイに過ぎてちょっと仕込み水を感じるレベルに感じました・・・ってことはたぶんここら辺で既に味覚が落ちてきてるってことでしょうね(笑)。

どこでどの料理が出てきたかは記憶にありません(笑)。

090611而今の会05

でも「伊賀の酒」の利き酒会に伊賀牛を合わせてきたりして料理にも気合いの入ってるお店ですな。

090611而今の会06

平均的にどれも美味かった。

鰻の白焼きは昔は塩焼きだったそう(やっぱり日本酒の会なので覚えてません(笑))ですが、今回は山葵醤油仕立て、蒲焼きご飯の方は、やっぱり酒に合わせて中部地方の「ひつまぶし」でした。

090611而今の会08

(あ〜ピントが甘いねぇ。やっぱデジカメ買い直すかねぇ。修理するより今は安いものね)

今回一番気に入った酒は・・・

(11)純米吟醸 山田錦 H19BY(火入れ)

090611而今の会07

でした。

この銘柄、生酒はあまり得意でないのかな、って印象を受けました。

まぁ正式な利き酒会と違って「飲んじゃう」から(笑)、どうしても最初に飲んだ酒、中盤に飲んだ酒、最後に飲んだ酒じゃ、こっちの感受性というか能力が変わってますからな。

またどこかで美味い而今の生酒に出会うでしょう。


とはいえ飲み過ぎってほどでも無かったので、この会が終わってから西日暮里の駅まで行く途中の飲み屋さん、やきとり たまりば 西日暮里店に酒飲み仲間3人で立ち寄ってビールだの揚げ物だの結構飲み食いして仕上げました。

まぁ「而今」の経験値は上がったし、酒肴いずれもおいしかった日です。

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2009年06月10日

【酒】三春駒(池袋) 4

小石川の方の居酒屋で飲んでたのだけど、一緒の奴が九平次を飲みたいとか蓬莱泉飲みたいとか言い出したので池袋まで。

舎人庵のつもりだったのだけど、まぁよく消える店ではあるんだけど(笑)、2年半ぶりぐらいに行ったら、無くなっていた。。。

HP自体が無くなってるので、決定的かな。。。

となると信頼できる品揃えということで

三春駒

三春駒01

三春駒 みはるごま - 居酒屋(池袋) [食べログ]
酒処三春駒 - Yahoo!グルメ
「三春駒」 - 橋本健二の居酒屋考現学
酒処 三春駒 (池袋駅/居酒屋) - グルメウォーカー東京

三春駒02

ここも久々だったけど、2人で1000円ぐらいの酒を5種類飲んで、肴はバッテラとか出汁巻き卵とかやっぱり5種類ぐらいで、1万弱。

出汁巻き卵が関東には珍しく甘くないのが気に入ったです。

ruminn_master at 2009年06月10日 23:00 【酒】三春駒(池袋)コメント(5)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年03月17日

【酒】明利酒類の百年梅酒を別春館にて(茨城県水戸市) 3

昼食後すぐの立ち寄り地は日本酒「副将軍」の蔵元、それもそうだが今は梅酒が有名な蔵元らしい。その工場併設の資料館

別春館(明利酒類(株)資料館)

梅酒の副将軍01

明利酒類株式会社 WEBサイト

梅酒の副将軍02

軒先に無造作に置かれているのは昔の醸造用精米器だったりする歴史有る蔵元さん。

梅酒の副将軍03
梅酒の副将軍04

この会社のHPの「会社概要」に書かれているが、酒飲みにとって有名なところでは何と言っても

「昭和52年 日本醸造協会の要請により、「明利小川酵母」を「協会10号酵母」として登録。」

ということで、小川酵母で有名な蔵。

(まぁ、「元祖」「本家」争いの例に漏れず、やっぱり発祥の地かどうかはモメてますけど(笑))

商品として一般的に10号酵母で有名なところでは出羽桜十四代でしょうか。

今回は日本酒の蔵見学は上等酒の仕込の真っ最中とのことで無し、試飲も無し、蔵見学も試飲も梅酒でした。

梅酒の副将軍05

芋焼酎の臭いがプンプンしてたのでおかしいなと思ったら焼酎蔵の一角だそう。商品の幅が広いですな。

昨年、日本酒も金賞取ったらしいけど、どうやら大阪で開かれた「天満天神宮梅酒大会」で「梅酒日本一」となったのがイチオシみたいです。

だから試飲もソレ。

梅酒の副将軍06

甘ダレしてなくて飲みやすいワリに旨いので1本買った。

けどまぁ梅酒なら食前酒にして欲しかったかな?(笑)

2009年03月07日

【酒】久々の水鳥会で久々の樽一 4

かれこれ20年近いつきあいとなる日本酒の会「水鳥会」の幹事会というか生き残りというか仲間内。

個別に飲むのは珍しくないけど、揃うのは久々。

場所は新宿 居酒屋 樽一

この樽一に来るのも自分は久々かな。鯨会席大満足コースの記事を書いたのも随分と前になる。

この店となると「鯨」に限らず「海の幸」様々です。

樽一02
樽一03

仲間内に「白い魚しか食べられない」ってのが居て、白身中心の贅沢な刺し盛りになってます。レアの鮟肝は山葵醤油で食ってちょうどいいくらいパンチがあるけど美味かった。

樽一04

で、この店と言えばやっぱ「イイ酒」。

定番の浦霞生原酒を口開けに

樽一01

馴染みの龍力から「山田穂」、そして昨年末にその昔「磯自慢」で有名な杜氏さんだった名匠、瀬川博忠杜氏が辞めた、その辞める前の天法酒造「純米吟醸 天法」、この店でも最後の2本から。

樽一05
樽一06

龍力も負けてないけど、さすがに美味い酒でした。

チャンと昼間には鰻重の大盛りを食って下拵えしてから行ったんだけど、ハリハリ鍋も結構オカワリしたし、イイ酒も飲んだし、で、4人で3万越えた。。。

昼飯チャンと食ったんだけどなぁ。

昼の鰻00

飲んだ帰りは帰りで近所で「辛味噌つけ麺 大盛」がアッサリ入ったし。

帰りのつけ麺00


よく人に「お前は美味いモンを大量に食うから始末が悪い」と言われます(笑)。

ruminn_master at 2009年03月07日 23:09 【酒】久々の水鳥会で久々の樽一コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年04月01日

【酒】龍力の龍仕込み(Epi1)の銀ラベル 4

新宿タカシマヤ龍力の試飲販売をやってるというので行ってきた。

080401龍力01

あまり見たことのないラベルが多いな、と思ったら、普段は池袋西武ばっかり、たまに日本橋三越程度で、ここの試飲販売に来るのは初めてかもしれない。

一通り飲ませて貰って、さて何を買って帰ろうか。。。

次代当主(若旦那?(笑))が3年前から杜氏修行の蔵人として「造りたい酒」を試行錯誤してるのが

「米のささやき 龍仕込み Episode1」

真っ直ぐなお酒で飲みやすいワリに味の乗ってる通常版が「黒ラベル」、タカシマヤ限定の荒走り系で香りの華やかなのが「白ラベル」、この辺りで悩んでたら若旦那が冷蔵庫からマニアックなのを出してきてくれた。

その昨年醸造モノの1年寝かせ銀ラベル

限定150本。

ので、結局それに。

080401龍力02
080401龍力03

トロミを感じる程に「味が濃い」。

抜群に濃い(笑)。

若旦那と「ロックがいいかも!?(笑)」とか笑いつつ買ってきましたが、まぁ中華や洋食にも負けない地力の有る酒です。

しかし1年寝かせただけでここまで化けるとは面白いね。

ruminn_master at 2008年04月01日 18:14 【酒】龍力の龍仕込み(Epi1)の銀ラベルコメント(2)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2008年03月29日

【呑】古酒バー酒茶論(品川) 4

何も酒肴を取らずに利き酒セット4種類を2人で飲み比べ、追加で2種類。なかなか面白かったね。


名古屋から遠征してきた友人に誘われて噂では気になっていた古酒バーへ。

品川駅西口を出て横断歩道を渡った向かいのウィング高輪の2階奥。隠れ家みたいな感じだが外装も小綺麗で日本酒の店という風情じゃない。

080401古酒バー01


長期熟成日本酒Bar 酒茶論

080401古酒バー02

店舗HP(通販サイト兼用)
ぐるなび
ALL about Japan
大人のOFF
店舗スタッフblog
「酒茶論」のお酒コミュニティ
食べログ

カウンターの特等席に座ると目の前にイルミネーション、どうやら品川水族館へのエントリーらしい。

080401古酒バー03

自分は初来店だし、値段的にも手頃なので利き酒セットで。

お試しセット”A” (1500円)

080401古酒バー04



「更に熟成年数の深い」
セット”B” (2400円)

080401古酒バー05


どれも面白いね。日本酒の古酒って紹興酒的になること多いのだけど、こうして較べてみると甘味の強いの、旨味の強いの、酸味の強いの、「化け方」も色々です。

山程並んでて、既存の清酒についての先入観がアテにならなそうだったので、カウンターの中の店主らしき人に

「年数を経てるクセに甘くなってない、辛口の面白い古酒」

ってソムリエやバーテンダーに頼むみたいに頼んだら出してくれたのが

080401古酒バー06

佐賀県は「芙蓉」の蔵元さん田中酒造合資会社の糯米(餅米)で作った原酒の27年古酒。

餅米のイメージを裏切ってスッキリ綺麗に切れ上がったイイ古酒でした。

その次は横軸じゃなくて縦軸で較べる感じのオリジナルセットへ。

セット”AFS” (1800円)

080401古酒バー07

千葉県の木戸泉酒造の「AFS」をベースにしたオリジナルブレンドらしい。1975年モノと2007年モノ。

セット”栞” (1600円)

080401古酒バー08

福井県の南部酒造場、「花垣」貴醸酒の2000年モノと2007年モノ。

何も酒肴を取らなかったけど、評判では美味いらしいので次回。

なかなか面白い経験でした。

--

古酒入門―時を経れば旨くなる「日本酒の本道」
日本の酒づくり―吟醸古酒の登場 (1981年) (中公新書)
吟醸・純米・古酒情報事典


ruminn_master at 2008年03月29日 19:49 【呑】古酒バー酒茶論(品川)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2007年09月14日

【酒】酒飲みの悪戯で生詰7年寝かせ 4

府中誉さんのBlogを見たら、また稲刈りのシーズンだった。

ずいぶん前だなぁ、行ったの。。。

府中誉さんは一時期、仲間の日本酒の会「水鳥会」でバスを仕立てて田植え、稲刈り、草むしりと行ったんだよね。

今年の初めぐらいにも見学に行こうかとダンドリし掛けたんだけど、なんとなく立ち消えになっちゃった。

お蔵さんは駅から近いけど、田圃は車じゃないとチョットって場所なんだよね。。。

なんてことが懐かしくなったので開けた酒(ここんとこイベントがずっと無いからねぇ。冷蔵庫のジャマ(笑))。

純米吟醸 ふなしぼり 渡舟 生詰(7年寝かせ)

渡舟悪戯01
渡舟悪戯02
渡舟悪戯03

(ラベルがヨレヨレなのはクーラーバケツに直に突っ込んだからです。悪しからず)

日本酒マニアの場合、現地で散々飲んで、土産に何本か買って帰ってきて、結局飲まずに置いてしまう酒があります。

本当はワインと違って日本酒は素人が「寝かせる」ようなモンじゃないんだけど、まぁ何だかんだで年中アチコチに飲みに出るようになった日本酒マニアの場合、自宅の冷蔵庫で何年か寝かせて、ある意味「酒の根性を見る」みたいなイタズラをすることが有る訳です。

こういうのって自分で飲む、あるいは同じようなマニアで飲むにはいいんだけど、普通に「美味しいお酒を飲みたい」って人の集まりには持って行けません(笑)。自分が不評を買うばかりか、お蔵さんの印象も下げちゃうから。

ここ数年マニアックな「水鳥会」のイベントが無かったので、あまりにも寝かせ過ぎだし、冷蔵庫のジャマ(笑)、ってんで、懐かしついでに開けてみた次第。

渡舟悪戯04
渡舟悪戯05

イイ色でしょ。でもって

綺麗な酒はこんだけ寝かせても綺麗だわ。。。

切れ味の良さはオリジナルの風合いを保ちながら、旨味は複雑に積み上がって来ていました。

さすが米から根性入れて造った酒ですな。


ruminn_master at 2007年09月14日 23:15 【酒】酒飲みの悪戯で生詰7年寝かせコメント(3)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年10月28日

【旅】夜はマイルドに更けゆき 4

今夜の宿泊場所は芦ノ湖キャンプ村の中のコテージです。
コテージ外観

独立棟のと三連棟のが有って
三連棟のは各棟6人定員で行き来が出来るので
合計18人までまとめて収容できる立派な宿。

テント村近くに共同浴場は有りますが夕方早くに店仕舞。
でもコテージは各棟にシャワー付きの綺麗な風呂が付いてるし
3人部屋のベッドルームが2つ。
快適なダイニングキッチンも付いているし
テラスではガスコンロでBBQも可能。
(テントを張って寝ることも可能(笑))

で、夕食はテラスでBBQとなりました。
テラスパーティ

と言っても小さなガスコンロ一つなので
10人以上も居たら焼くのが追いつかないところですが
中のキッチンでも料理を作ってくれる人が仲間に居たので
欠食児童が出ることもなく(笑)
有り難く酔っぱらうことができました。

酒は各自の持ち寄りだったので様々。

缶ビールは1ケース買ってきてくれてたのですが
ワリと早々に売り切れましたね。
その反面で焼酎はかなりの数が売れ残ったかな。

まぁみんな持って来過ぎの感もありますが(笑)、
足りないよりはずっといいものね。

ビールの変わり処ではクラフトビール系。
常陸野ネストビールで有名な木内酒造
自ら仕込んだオリジナルビールが2本。
ジンジャー風味とコーン風味だったかな。
それと先日自分も見学に行った石川酒造の多摩の恵

個人的にはクラフトビールでは
バーレーワインなんかの濃厚な奴が好きですが、
飲みやすいタイプのクラフトビールは料理を邪魔しない良さが有っていいですね。

ワインは何だっけ?
大きな紙パックで赤白揃ってましたね。

韓国焼酎に韓国ウィスキーも有りました。

そんでもって日本酒が結構レアもの揃いで豪華。
昼間っから飲んで楽しんでました。

まず昼間に最初に開けたのがドブロク。
といっても有名で入手しにくい
長野県武重本家酒造の「どぶろく 十二六」。
酒1どぶろく十二六

広がりのある甘みは上品で軽やか、舌触りも優しく入手しにくいのも納得の品。

竹筒酒に使ったのが自分が持って行った奴で
岐阜県山内酒造場の「裏木曽山麓
自称”日本一小さい造り酒屋”でまず現地以外で入手できることは少ないでしょう。
酒2裏木曽山麓

味のシッカリ乗った酒飲み好みのイイ酒です。

うってかわって華やか系の貴重品。
高知県亀泉酒造が高知酵母の中でも華やかさTopと言われるCEL24を使った
亀泉 純米吟醸 無濾過生原酒CEL-24
酒3亀泉CEL24

酒らしさも有るのに切れ味の綺麗なのが高知酒の特徴ですが、
そこに見事に華やかさを乗せるのに成功しています。

次も華やかな感じですが
先の亀泉が女性的な華(鬼龍院花子?(笑))だとすると
それに較べると男性的な華を感じるのが
佐賀県富久千代酒造
蔵元兼杜氏がほとんど一人で仕込むと言われる限定銘柄
鍋島」の「中汲み無ろ過 純米吟醸」、
それもラベルからすると酒販店がタンク指定した奴ですね。
酒4鍋島

この華は独特のコダワリの成せるワザですな。


他にもたしか有ったよな。。。
それにしても見事に日本酒はタイプの違うレアモノが揃ってた訳です。

ホント酒だらけ(笑)。

ただまぁみんな
「酒飲み」というより
「酒好き」って感じで、
濃い酒強い酒は残った感じだし、
分量的にもまだまだ上品でした。
(昼間疲れたのも有るけどね)

それでもそれなりに結構な分量だよなぁ。

こんなに飲んでてワイルドなんて無茶です(笑)。

夜更けには結構強い雨も降ってきたので飲み会は室内に移動。
寝る人も起きて飲む人も様々でしたが
まぁとってもマイルド(笑)。
ラウンジ01
ラウンジ02


いい夜です。

★ワイルドで行こう!★200人突破記念BBQキャンプ!
1. 【遊】ワイルド、アバウト、そしてマイルド
2. 【遊】まずはEボート体験
3. 【食】竹筒御飯ってどうよ?
4. 【遊】初めてのシーサイクル体験
5. 【旅】夜はマイルドに更けゆき
6. 【遊】やっぱり朝からシーサイクル
7. 【食】芦ノ湖名物?の公魚、そして


ruminn_master at 2006年10月28日 23:42 【旅】夜はマイルドに更けゆきコメント(0)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年09月29日

【食】酒菜家 池袋店 4

急な飲み会の算段で
3人での待ち合わせを舎人庵の現地集合にした。

つい4ヶ月ほど前に行った店だし場所を間違う訳はない。

でも行ったら舎人庵が無かった。。。

ビル自体が建て替え中のようでビル自体が無かった。

自分の勘違いと言うことも
全く有り得ないということもないので、
待ち合わせの相方にも独自に足を運んで貰ったが
やっぱり「ビルがない!」とのメール。
(帰ってきて調べてみると、HPは何事もなく有る。
 そこに記載されている住所をGoogleMapで表示させると、記憶している角地ではなくてもう少し繁華街の中にズレた場所を表示していた。
 いずれ調べてきます。)


昔(大昔?)と違って今は携帯メールでリアルタイムに待ち合わせ出来るのがこういうときにとても有り難い。

程なく落ち合って店探し。

日本酒の会のメンバーの飲み会なので店構えが日本酒専門っぽいところ。
でもって酒飲み揃いなので無茶に高くないところ。

少し歩いて見つけた店。

御馳走仕様 酒菜家(さかなや)

ぐるなび(但し上野店)
食べログ
ホットペッパーjp
Livedoorグルメ
(※てしごとやグループに属していたらしいが貰った店カードではマジックで消してあったし独立したのだろうか)

酒菜家店舗外観

1階にある居酒屋と間違えそうになりつつ
看板の右奥に有る細い階段を上がった2階。
勝手口みたいな潜り戸を入り込んだ中に有る。

魚は刺身などが結構揃っていたので盛り合わせを。
揚げ物は
鶏の唐揚げ、軟骨の唐揚げといったところしかなく
コロッケだとか洋食崩れのものは置かずに飲み屋仕様だ。
焼き物は
卓上に七輪を運ばれてそれで自分で焼いて食べるスタイル。

たしかに酒の肴はとても美味かったです。

日本酒もかなりいろいろ揃っていた。
ピンからキリまで有って
高いのだと市販価格の3倍程度で出してたりする。

こりゃ要注意、なんていいながらも酒飲みだから
3人で2合入りをアレコレ頼む。
酒菜家酒

醸し人九平次
南部美人
出羽桜 雪漫々
琵琶の長寿
どれも純米吟醸クラスで特に高いのは頼まなかったんだけど・・・

3人で2万3000円だから結構シッカリ払ったねぇ。

美味かったけど・・・チト高い(笑)。

酒飲み揃いで日本酒の店に行くのは要注意だねぇ、ホント。



ruminn_master at 2006年09月29日 23:33 【食】酒菜家 池袋店コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年09月24日

【酒】ここじゃ般若湯という 3

夕食の精進料理がインパクト不足だったので
金剛峯寺の向かいにある宿坊から少し歩いて買い出しに出た。

幸いにもすぐ近く、
金剛峯寺の斜め左向かい辺りの場所に
デイリーヤマザキ系だったかのコンビニと
古そうな酒屋さんが並んで営業していた。

その酒屋さんで見つけたカップ酒。

般若湯
般若湯01


般若心経がラベルに印刷してあって
「いかにも」高野山。

缶ビールを買いに入ったのだけど
思わず嬉しくて
普段は買わないワンカップも購入した次第。

ラベルを見ると初桜酒造
帰ってきてからHPを見たら
純米吟醸酒 高野山般若湯 『聖』HIJIRI
(720ml詰 1680円)
なんてのまで有るのね。

どこかで見つけたら買ってみよっと。
ワンカップの普通酒が甘ったるくなくて性質が良かったから。

ちなみにビールのことは『麦般若』っていうそうです。

高野山の冬は昼間でも氷点下15度なんて時期もある。
そんな場所で修行をする身を酒のチカラで温めて頑張れるときも有る。

だから禁止じゃなくて『般若湯』って言い訳(笑)。

自分も武術家の身、修行とは日々限界を試して超えることと思います。

要はどうやったら頑張ることができるか、それが大事なんだと思います。

言い訳で済むなら軽いモンです(笑)。


ruminn_master at 2006年09月24日 22:12 【酒】ここじゃ般若湯というコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年09月12日

【見】東京の酒蔵探訪その1「嘉泉」 4

Mixi経由の社会科見学

今回は東京の蔵元さん2軒にお邪魔した。

東京には現在日本酒の蔵元が13軒有る
(数え方に依るのか12軒、11軒なんて意見も有る。同族会社とか有るかもね)

01.「国府鶴」/(名)野口酒造店
02.「桑乃都」/訃澤酒造場
03.「日出山」/(有)中島酒造場
04.「多満自慢」/石川酒造(株)
05.「大多摩」「酔悦」/大多摩酒造(株)
06.「澤乃井」/小澤酒造(株)
07.「丸眞正宗」/小山酒造(株)
08.「嘉泉」/田村酒造場
09.「鳳桜」/土屋酒造(株)
10.「金婚」/豊島屋酒造(株)
11.「千代鶴」/中村酒造場
12.「喜正」/野崎酒造(株)
13.「吟雪」/渡邊酒造(名)

13軒有るとはいえ、「見学不可」を表明されているところも有る。
今まで見学可能だったのに急に「見学不可」になるところもある。

単に企業秘密の問題や人手不足という理由もあるだろうけど
誰か迷惑をかけたりしたんだろうなぁ、とか思われることも有る。


酒蔵に限らず他の見学会についても言えることだけど、
参加者にもいろいろ居るので
写真撮影禁止でも目の届かないところで盗撮する者が居たり
本来公開する予定の無いところに無断で踏み込む者が居たり
非常識な迷惑を掛ける者が出てしまうことも有る。

「わざわざ見に来てやってるんだから、もっとサービスしろ」と言わんばかりの態度の者や、言葉の端々にそういう気持ちが見て取れる者も少なくないように思う。

案内・説明して下さってる方に、わざと「嫌がりそうな」質問をして喜んでる風情の人も居る。そんな人は「どうだ鋭いだろう」と言わんばかりの自己満足が滲み出ていて周囲から見ていれば滑稽なのだが本人に気付く様子は無い。

見学会を受け入れてくれる企業や施設は、たしかに広報活動や宣伝の側面も少なくないだろうが、何も「そんな奴ら」に見せる義理や責任がある訳ではない。

大人として人間として、縁もゆかりも利害関係も無い奴にわざわざ「見せて貰える」ことに感謝しなきゃね。


ただでさえそんな風に最近流行の「大人の社会科見学」一般についても難しさが有るのに加えて、酒蔵見学は「酒」ゆえの難しさも加わる。

過去に個人的にも別の団体でも酒蔵見学は何度も行ってるのだけれど、泥酔者が出たり、そこまでいかなくても「自分が旨い酒さえ飲めりゃいい」ってな者も結構居たりして、酒蔵見学は「酒」ゆえに相手や周囲に迷惑を掛けやすい面がある。

蔵見学を原則「不可」とする蔵元さんの気持ちは十分に想像が付く。

だからこそ、受け入れて、ちゃんと案内して下さる蔵元さんはとても貴重だ。


今回は先の一覧表で太字になってる2軒、
嘉泉」の田村酒造場さんと
多満自慢」の石川酒造(株)さんに伺った。


まず午前中は「嘉泉」。

JR青梅線の福生駅に降りて小雨の中徒歩10分弱。
駅前通から少々鬱蒼とした木々の有る細道に少し入る。

そこに古い煉瓦造りの煙突が目立つ立派なお屋敷があった。

「まぼろしの酒 嘉泉」の醸造元田村酒造場さんのお屋敷と工場だ。

かなり広々としたお屋敷の中に酒蔵が有るという風情で、
少なくともここが「東京都」とは思えない程の贅沢な空間。

歴史有る空間に最新の酒造設備を内包する蔵元、それが嘉泉だ。

1.現代的酒造空間


見学者が揃ったところで蔵の中に案内して頂く。
01蔵入り口へ

何と言っても9月の上旬、蔵元にもよるけれど仕込には少々早い時期。
ここもまだ最初の洗米・蒸米などが始まったばかりとのこと。

以下、実際の見学順とは異なり日本酒醸造の工程順に整理します。
(プロセスの詳細などは共通しますので別の蔵の見学記【酒】酒蔵「龍力」蔵見学をご参照下さい)

1-1.精米

この蔵元では山田錦、五百万石、吟ぎんがを酒造に用いるとのこと。
そして精米段階は自社で行わず、千葉県にある共同精米所で磨かれた米を使用するそうだ。
03精米

1-2.洗米

お釜の向こうに見えているのが洗米マシン。
04洗米

1-3.蒸米

洗米機とベルトコンベアで繋がれた隣に蒸米機。
05蒸米

結構な割合で機械化されているが、ここで蒸し上がった米を冷まして次の工程に進めるのは手作業。

1-4.麹室

温度管理されたサウナのような空間で蒸したお米に麹が育つのを待つ。
06麹室

1-5.酒母

ここから先の行程はまだ開始されていないので空っぽです。
麹となった最初のお米に水と新たな蒸し米(掛け米という)を足してお酒の元を造る行程。
お米からいきなり大量のお酒に変えさせようとするのは微生物の能力限界を超えるので何段階かに分けてお酒を育てていくことになる。
その最初のタンク。
07酒母

スタートの温度は摂氏7度程度だそうだが、そういう温度管理を徹底すべく、タンクの周囲には冷水あるいは温水を巡らせて温度をコンピューター制御で一定に保つ仕組みが設けられているとのこと。

1-6.仕込

前述の酒母タンクの隣に一群の少し大きなタンク。
お酒が育ってきて大きくなったらこちらに移して育てるらしい。
08仕込

1-7.絞り

この機械ももちろんまだ稼働段階にないので準備中の状況。
先ほどの仕込タンクとはパイプで結ばれてるらしい。
いわばフィルター群の中に注ぎ込んで酒粕と清酒に分離する行程。
09絞り

1-8.熟成

絞ったお酒を貯蔵するタンク。
10熟成タンク

この後、お酒は火入れ(殺菌)や瓶詰め、ラベル貼りなどを経て市場に出荷される訳です。

2.歴史有る酒造業として


この田村家は西関東の酒造業の起点のような位置づけです。
福生村の名主を代々つとめていた私ども田村家は、文政5(1822)年九代目勘次郎の手により造り酒屋という家業を興し、ここに蔵元としての歩みを開始しました。
私どもは明治中期まで総本店として、武州一帯(多摩地区、神奈川県、埼玉 県の一部)に24の店蔵をもち、経営面、技術面において各蔵を指導する役割も担っていました。
http://www.seishu-kasen.com/yurai/yur2.html#1

先ほどのタンク群にしても古い蔵の中に有ります。
蔵の天井を見ると、戦時中の物資不足の時代も耐え抜いてきた風雪を感じさせるような趣です。
11蔵の天井

そもそも行程も始まっていないでしょうから已むを得ないですが、
今回見せて頂いたエリアの奥に、
昔ながらの手作業で日本酒を仕込むための作業場が別途有るそうです。
そこで造った特別なお酒が鑑評会などに出品されるとのこと。

そういえば見学エリアの突き当たりに小型の洗米機が有りました。
12古い洗米機


見学会は蔵の建物を出て側面に回ります。
13蔵外壁

そこに『嘉泉』の名の由来となった古い井戸が囲われ祀られていました。
14酒造用井戸

今でもこの水を仕込水としているそうです。
酒は水が命、
この井戸は蔵の歴史そのものと言えるでしょう。

この井戸を挟むように蔵と田村家の家屋敷が並んでいます。
その庭に回ると欅の古い大木が佇んでいました。
15欅の古木

天然記念物指定も受けそうになった推定樹齢700年の古木で、
数年前に樹医によって治療されて今なお生きながらえています。
この巨樹が醸造蔵を直射日光から守る役割をしてきたのだと。
16欅の木陰
当然、蔵元の歴史より古いのですからこの木の在ることを前提に蔵を建てている訳で、上手く自然を利用しています。

自然と言えばこの蔵元の広い敷地のアチコチに流水が引き込まれています。
17蔵の周囲の引き込み水

玉川上水には分水が3本有るそうで、その内の1本。
それが
玉川上水田村分水。
「田村」の名前が使われているところ縁も深そうで、
屋敷の裏手には水車小屋(跡)、
19水車小屋へ

潜り戸を抜けると運河のような水路に通じています。
20玉川上水田村分水

一時は水運にも利用したそうですが
広域にわたり利用される分水、汚す訳にもいかず水力や日常水として利用したようです。

分水縁には取水口を示す標柱が建てられています。
21上水取水口

ここから取り込んだ水が水車小屋で動力に生まれ変わる時代もあったとのこと。
24水車小屋

今ではその建物と水路と軸受、石臼などが飄然と置かれているだけです。
22水車のあった部分
23軸受けと石臼

3.利き酒


見学会の最後は試飲させて頂きました。
25利き酒会

3種類、それぞれ特徴的なお酒です。

この『嘉泉』、
名前の由来は先の欅の脇の井戸ですが、
「まぼろしの酒」との異名は現当主のコダワリが故。
時は昭和50年前後。嘉泉は、前代未聞の試みに着手しました。
「抜群の高精白を誇る、本醸造を造る。それを二級酒として販売する」、
それは現当主15代田村半十郎の大英断でした。酒の名は『まぼろしの酒 嘉泉』。
醸しだされた酒は、これまでに例を見ない優れた酒質から、酒通の間で大評判。
以降、嘉泉といえば「まぼろし」がその代名詞となって今日に至っています。

思えば私ども嘉泉には先代・半十郎のこんなエピソードも残っています。
時は戦中・戦後。
甘い酒がもてはやされ、嘉泉の特長である辛い酒は売りにくい時代でした。
杜氏は思い余って進言したという。しかし、前当主はきっぱりと突っぱねたそうです。曰く、
「ばか、言うんじゃねえ。昔から酒呑みは、辛党と言うじゃねえか。甘党には、羊羹をやればいいや」と。
http://www.seishu-kasen.com/yurai/yur2.html#3


なかなか歯応えのある蔵元さんのようです。

さて味見。

まずは特別本醸造
先のコダワリからすると、これこそが『嘉泉』の看板とも言えるお酒でしょう。
28特別本醸造

特別本醸造  幻の酒
酒造好適米を60%まで精米し、吟醸酵母を使用した特別本醸造酒。旨口にして、味のふくらみがあり、しっかりとした飲み口、いつまでも飲み飽きしない後口の良さがその魅力。まさに訪ね歩き探し求める幻の酒。晩酌用、宴会用に最適。

精米歩合 60%
日本酒度 +1度
酸度 1.4度
アルコール度数 15度以上16度未満
飲み方 冷酒、常温、ぬる燗で
720ml詰 \1,003
http://www.seishu-kasen.com/omot/omo_hon.html

・・・これ酒飲み向きの酒です(笑)。
最初はコレと言って惹かれないのですが常温でも飲み飽きしない程よい旨さ。

次は季節限定品の純米吟醸生酒
27純米吟醸生酒

純米吟醸 生酒
酒造好適米を高精米し、大寒の折、杜氏達が醸し出した純米吟醸の生酒。香りよく、味淡麗、なめからな喉ごし。とくに含み香が素晴らしく、清涼感あふれる生酒。

精米歩合 55%
日本酒度 +1度
酸度 1.6度
アルコール度数 15度以上16度未満
飲み方 冷酒、常温で
保存方法 要冷蔵

720ml詰 \1,612
http://www.seishu-kasen.com/omot/omo_nam.html

・・・女性陣には特に大人気でしたね。
サッパリとした飲み口に、ほどほどの香り良さです。

最後は小瓶で特別限定品の「田むら」。
先述の古典的な酒造りを行って、いわゆる袋絞りで集めたお酒です。
29田むら純米吟醸

田むら
岩手県産の酒造好適米「吟ぎんが」を55%まで高精米し、低温長期醪で醸造。手間のかかる袋取りと瓶燗火入れを採用した純米吟醸酒。味と香りが絶妙な蔵元一押しの自信作。穏やかにしてフルーティー、かつ余韻が深いお酒。

精米歩合 55%(吟ぎんが)
日本酒度 +1度
酸度 1.7度
アルコール度数 16度以上17度未満
飲み方 冷や、常温

720ml詰 \1,400
http://www.seishu-kasen.com/omot/omo_to

・・・お米の性質なんでしょうか、この手の造り方の他の酒に較べて淡泊に感じます。
蔵元の好みが「辛口」だからこその方向性かも知れません。
袋絞りとかいうと甘い酒が多い中でサッパリと飲みやすい。
手間ヒマのワリに安めの価格設定なのも蔵元の意気を感じますな。


12人程参加した見学会としての一番人気は2番目の純米吟醸生酒だったと思います。
私一人がきっと大酒飲みなので(笑)試飲でも最後まで特別本醸造を愛飲しておりました。

この蔵元さん、コダワリを知れば知る程に興味深いですね。
また伺いたいと思っています。

ruminn_master at 2006年09月12日 11:30 【見】東京の酒蔵探訪その1「嘉泉」コメント(0)トラックバック(1)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年06月12日

【酒】単一蔵で100人集まるとは立派です 4

世間ではW杯初戦で
テレビの前に陣取ってる人々が多い中で
荻窪の日本酒で有名な居酒屋の利き酒会に参加しました。

銘柄は龍力
この春には蔵見学にも行った、いつもの馴染みの蔵元さんです。
龍力ハッピ

会場は荻窪の駅前の
いちべえ
ぐるなび
レッツエンジョイ東京
グルメぴあ
askU 東京レストランガイド
Yahoo!グルメ

いちべえ行灯

ここは気になってた店なので
今回のイベントは願ったり叶ったりという感じ。
中に入ると壁の貼り紙、冷蔵庫の酒瓶、
どれをとっても酒飲みの天国の景色です。

この店では定期的に
この手の利き酒会を催しているそうで
龍力も5回目とのことだけど
今回は最高人数となったらしい。

100人。貸し切り。ご立派。

会費5000円で酒肴セットに刺身がめいめいに。
そしてちゃんこ鍋?みたいなお鍋が数人に一台。
お酒飲み放題なんだから安いものです。
龍力酒肴

12種類出た龍力のお酒は
さすがにどれも飲んだこと有るものでしたが
乾杯が秋津で、次が荒走り
特別純米無濾過生シリーズで
山田錦」「山田穂」「雄町」「神力
「山田錦」では他に生貯蔵純米吟醸
その生モト造りから精米歩合で65%と92%(祇園)、
全麹の千里馬
でもって今年の目玉、龍仕込episode1
なかなか選ばれたラインナップで面白かったです。
龍力酒

100人というのは大盛会でしょう。
挨拶に出た会長の恵比寿顔もキラキラしてました(笑)。
龍力会長


(「いちべえ」の大将は「マトリックス」のキーメーカーに似てるなぁと思ったんだけど、みんな判ってくれなかった(笑))

途中から
何だかんだで
みんなサッカーの結果が気になりだし(笑)
PDAやらワンセグやらでワイワイ
それが終了間際まで酒の肴となりました。
(試合結果が結果だけに盛り上がりの材料としては少々足りなかったけど)

面白かったね。

この店もいいなぁ。また行こ。
---
日本酒がうまい大人の居酒屋 東京編
呑みませ、日本酒―銘酒と絶品料理の妙なる出会い、旬な地酒と居酒屋の酒肴ガイド
日本酒ソムリエが通う東京のizakaya(居酒屋)


ruminn_master at 2006年06月12日 23:26 【酒】単一蔵で100人集まるとは立派ですコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2006年06月02日

【酒】復活した池袋の舎人庵 4

出張で出てきた友人に御馳走になった。

最初に
池袋東武の上に支店の出た「銀座 天龍」のジャンボ餃子で腹拵え。
ここの餃子は大きいだけでなくて
日本酒を混ぜて寝かせたそうな餡がとっても旨い。

2人で3人前頼んだら
「ウチのは大きいですけど大丈夫ですか?」
と心配された。
(モチロン大丈夫(笑))

それなりに飲んで食って
そして2軒目
「落ち着いて酒でも」、となってここへ。

四方酒肴処 舎人庵
060602舎人庵


昔は現在地の裏側ぐらいのビルで
1、2階を占めてやってたが
地上げだかなんだかで一度は消えた店。

角地に復活して
何だかエキゾチックな外観になったが
多少狭くなったけど品揃えの豊富さはそのまんま。
品揃えでは池袋で一番だった店。

多少日本酒が減って焼酎が増えたのは時代の流れだね。

最初に芋焼酎の「大魔王」、
次に麦焼酎(黒麹)で「高千穂」。

ここで日本酒の利き酒セット(純米吟醸)
開運」「麓」「北雪」を挟んで

最後は馴染んだ「黒霧島」。

肴も豊富でオススメを数品。

日本酒&焼酎専門店にしては安い方だけど居酒屋感覚だと高い店。

けどイイ店。

狭くなった分いっそう混みやすくて入れないことも多いけどね。

帰りにはお好み焼きで仕上げて帰りました。
(酔っぱらってて店はよく覚えてません(笑))
---
大魔王  いも   720ml
大魔王 1,8L 芋焼酎 濱田酒造
長期貯蔵 特上 大魔王36度 600ml



ruminn_master at 2006年06月02日 21:56 【酒】復活した池袋の舎人庵コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加

2003年02月06日

【酒】道中道楽(水鳥版)第1回原稿より 5

道中道楽
第1回:酒の道にハマった日

今回の道友:『出羽桜』澱酒


(2003年2月6日に書いた原稿を2005年8月23日に少々手直ししました)


※注意※
 下に紹介したお店『龍馬』は現在は市ヶ谷に移転しております。


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1、もう十数年前。忘年会だか新年会だかの後。
 新宿の安居酒屋で散々飲んだ後でした。
大学の体育会系サークルの飲み会の流れ。
帰るのにはまだ少し早い。
 安い「ポン酒」に少しウンザリしてて、
何か旨い酒飲みたいなぁ、なんて何となくみんな思ってた気がする。
 でも、自分も含めて基本的には毎日酔えりゃいいなんて頃だし、金も無いし。
 歌舞伎町を抜けて新宿駅へ向かう細い道。
そう熊本ラーメン『桂花』の有る通りにその店は有る。

 「いわし料理と銘酒の店『龍馬』」 

 後輩の一人がその看板にしがみついて「飲みたい!」

 まぁ人数居たからまぁ財布かき集めれば何とか少しは飲めるかな、
ってんでみんな笑いながらエレベーターで3階へ。
 格子戸を開け暖簾をくぐる。BGMはJazz。
オヤジさんは酒蔵の前掛けしてるしオカァチャンもエプロンしてる。
店の作りは畳敷の大きな座敷も有るし、テーブル席3つにカウンター席。
ちょっと凝った程度でまぁ居酒屋なんだけど・・・
何となく美味そうな雰囲気。壁際の冷蔵庫には酒瓶が並ぶ。
3つ程の業務用冷蔵庫に並ぶ酒瓶。一つとして同じ酒が無さそうである。
 知ってる酒より見たことも聞いたこともない酒が一杯。
聞いたことはあるけど「高い」ってことも知ってる酒がたくさん。

 壁に貼ってある「今月の酒」はたしか1合700円。3種類。
それぐらいなら何とかなるだろう、ってんで席に着いた。
 今月の酒は3つとも試したんだよなぁ、たしか。
でもって肴は、
キノコおろし、カボチャのサラダ、イワシの刺身ぐらいだったかな?

で、
アレコレ店主ご夫妻と喋ってたら気に入って貰えて
「美味い酒がちょうど有るよ。高いけど」
それが出羽桜の澱酒だった。「春の淡雪」のことではない。
あんまり世間に出てないので知られてないが限定品の薄濁りが有るのである。
1合5000円とかだったと思う。貧乏学生の身には天上の酒。
でも飲みたかった。どうしてもね。

で、
1合だけ貰って4人で舐めるように確かめるように飲んだ。
美味い!気持ちいい!
 学生居酒屋の安酒に慣れた舌と鼻と喉とには正に甘露。
今思えば、この瞬間が入り口だったような気がする。酒の道のね。


2、「1年間、毎月飲みに来たら出羽桜の蔵元紹介してやる」
 たしかそんな風に言われた。貧乏学生と知っての上である。
 金があるから飲むんじゃなくて、
 酔っぱらいたいから飲むんじゃなくて、
 本当に酒が好きかどうか、旨い酒が飲みたいのかどうか、
 そんな気持ちが試されてたような気がする。

 それから本当に毎月通ったよ。貧乏学生。金貯めてね。
大体決まった4人で。金の無い時は6人とか8人とかで。
 今月の酒を各自頼んで、肴は色々。僕の定番は「キノコおろし」。
天然キノコと大根おろしの和え物。吟醸系にはこんなのが一番好き。
安いしね。
 各自の酒は互いに味見。銘柄を手帳に書き留めたりもしてた。
で、
仕上げには山形天童直送の限定手打蕎麦を出して貰ってたな。
この蕎麦がマジで美味い。

で、
最後にね、1合だけ旨い酒を、高い酒を頼むの。
それをワリカンにして少しだけを舐めるようにして味わった酒たち。
あの旨さ、ありがたみ。
「自腹で飲まなきゃ酒の味なんて覚えない」
なんて昔から言われることだけど、
本当に大事に大事に1合にも満たない酒の味を舌に身体に刻みつけてた。

 あの頃があるから酒の味覚が鍛えられた気もする。
あれから十数年、数千銘柄を口にしたけど、
今じゃ色んな酒を美味い不味いなんて気楽に口にしてしまうけど、
あの頃の感性は忘れたくないと思う。
 イイ酒にも色んな味がある。好みに合うのも合わないのも。
どれも造ってる人は真剣でしょう。イイ酒ならマトモな酒ならね
 だから大事に飲みたいね。楽しく飲みたいね。

 ともかく、1年間続けたんです。
金の無い時も有ったよ。借金して飲んだことはないけど、
何日間か何食か抜いて済ませて飲み代作って真剣に酒の味を覚えてた。


3、でね、本当に絞りの時期に出羽桜に行かせて貰ったの。
 『龍馬』(りゅうま、って読むんだよね)の店主ご夫妻の、
大将の方は元役者さん、それで全国で美味い味を覚えたんだって。
オカァチャンの方は天童の有名なオウチの人だって。
 そう、だから天童の出羽桜に本当に行かせて貰えたの。
今じゃインターネットでワリと気軽に酒蔵見学なんてやってるけど、
(でもってアチコチで酒蔵に迷惑掛けてるみたいだけどね)
当時じゃ料飲店でも酒販店でも無い一般人がなかなか行けない、
というか行けると思ってないレベルの時代。

 行きましたよ。空から雪がちらつき、足元には雪の積もった天童に。
山形県天童市。将棋の駒。人間将棋。駅前には将棋の駒のオブジェ。
そう『出羽桜』はこの町の蔵元さん。

 着くなりまずは昼飯兼ねて「水車生そば」で手打ち蕎麦体験。
「チカラじゃないって!」
そう全ての繊細な職人芸は「リキミ」が有ってはダメなんですよね。
蕎麦を捏ねるのも切るのも初心者にはどうにも上手くいかない。
 自分たちで作った不揃いな蕎麦と
本職の作った美味い蕎麦で満腹になったあと、紹介された宿へ。

 宿は「桧風呂の宿つるや」旅館。
夕食は米沢牛のスキヤキと出羽桜、
もう満腹で満足で死にそうなくらい極楽気分。
なのにさらに、
新宿『龍馬』の身内の方が差し入れて下さった酒を手に、仲間4人で檜風呂。
たかが学生がする贅沢としてこれ以上のことは無いんじゃないかって。
出羽桜大吟醸のみならずいろんなことに酔えました。

 翌朝は河北町へ。
日本で数少なくなってしまった本物の飴細工職人、槙登さんのところへ。
飴細工の体験学習です。
餅米と麦芽から作った本物の飴での細工、
下拵えして棒に付けて貰ってから手元へ。
飴をハサミで切って、色付けて、ウサギとか鳥とか作ったなぁ。
 戦中戦後に飴が無くなった時は針金細工をしてたそうです。
「結局は頭の中のものを形にするだけだから」
アートってイメージのチカラとそれを支える技術ですね。
 今では夏になると東京のコンビニでも見かけますが
冷やしラーメンなるものはここで初めて食べさせて貰いました。
元々は盆地で夏の厳しいこの地域の思いつきだったようです。
ストーブの効いた部屋で冷たいラーメンもまた美味。

 午後にいよいよ出羽桜見学。
今でこそ行程を人に講釈できる程に憶えてますが当時は初めて見るようなもの。
興味津々。蔵の中はいい香り。おっきなタンク。
麹室だけは大吟醸の作業中で見学できなかったけど、
隙間から中で霧吹きしてるのが見えました。
 タンクから流れ出てくる酒を飲ませて貰ったときの快感。
日本酒って素晴らしいものだと体感しましたね。

「お土産に何本か買いたいんですけど」
「ウチでは小売りはできないからこの並びの酒屋で・・・」

 ここで紹介されたことが、さらなる出会いに繋がるなんて、
このときは思っても見ませんでした。


4、「すいません。出羽桜さんに教えて頂いたんですが・・・」
 行った先は出羽桜の並びに有った酒屋さんで『大黒屋』さん。
 実は東北で最大級の卸問屋さんでもあるとは後で判るハナシ。

 土産に何本か買ったんだよね、出羽桜を。各自。
で、夜の9時頃の列車まで時間があるからって
「すいません。この辺りで出羽桜飲める居酒屋とか無いですか?」
「だったらウチで飲んで行きなさい」

 いや、あのですね・・・藁しべ長者か!俺たち(笑)。
ってぐらい次から次へと幸せな出会いが続きます。
 最初に家に上げて下さったのは大黒屋の女将さんだったんだけど、
そのうち大将も帰ってきて、まぁ歓待されること。
「お〜飲み切れるんなら『雪漫々』開けてやるぞ!」
 いや、あの、もう十分に頂いてます。。。
抜群に豪快な大将でした。やさしい女将さんでした。

 本当に死ぬ程に腹一杯に飲み食いさせて頂きました。
そう本当に死んでました、帰りの電車のトイレの中で。。。
(JR東北さんゴメンナサイ)

 その後もお世話になってますが、
新宿の『龍馬』さん、有り難う御座いました。
天童の大黒屋さん、有り難う御座いました。

 そして旅先で一度だけの出会いでしたが
心地よい時間を下さった皆様、本当に有り難う御座いました。
十数年を経て何ですけども、お世話になりました。


5、如何でしょうか?他人の幸せなハナシは読んでて面白くない?
 自慢話してるんじゃないんですよ。伝えたいことはそうじゃないんです。

 今回のハナシは『出羽桜』に辿り着くまでの、
で、そこから戻ってくるまでの『道中』に過ぎないようにも見えます。
 けれど、それは単に目的地までの経路ではなく、
そこに出会いがあり、楽しみがあり、歓びがあり、
それは、
僕が何かと楽しもうと思ってる『道楽者』だからこそだと思ってます。

 よく「引きの強い奴」って言われます。
運と縁と勘はイイ方だって感じてます。
いろんな人のおかげで楽しく生きさせて貰ってるんだと思ってます。

 積極的に、前向きに、
「道中を楽しむ」
そんな奴だからこそ、楽しいこともやってくるんじゃないかと僕は思います。

 いやもっと言えば、その『道中』こそが面白い。
だから「食い道楽」「飲み道楽」「旅道楽」、
そんなもの全て含んで越えて『道中道楽』。
そう考えてタイトルを付けました。

 この1本目は自己紹介も兼ねてます。
そうこんな奴です。長文駄文ですがお付き合い下さいませ。
よろしく。

------------------------------------------
<<追記>>

この龍馬さん、今はまた日暮里に移転しております。

行かなきゃ。

・ぐるなび - 長崎と山形のうまか料理 今昔庵 龍馬 http://r.gnavi.co.jp/gaju600/

・長崎と山形のうまか料理 今昔庵 龍馬 /レッツエンジョイ東京 http://www.enjoytokyo.jp/gourmet/spot/g_gaju600/

(おまけ)
東京龍馬会・第41回史跡探訪

ruminn_master at 2003年02月06日 23:00 【酒】道中道楽(水鳥版)第1回原稿よりコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加
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