映画
2018年12月16日
【映】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
ハリポタの続編。というか前日譚の「ファンタスティック・ビースト」の第2作(全5作予定)。
いつものとしまえんの映画館。4DX。
そういえば1作目も3D映像の記憶だけど、IMAXだったのかな。
でもスピード感抜群で、これぞ4DX向きの映画だと思ったよ。
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
・映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』オフィシャルサイト
・【レポート】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ファンナイトに熱狂 ─ ジュード・ロウ、幸運な観客にがっしりハグ(写真52枚) - THE RIVER
・ヴォルデモートとの関係は? 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の最新映像が公開!(ELLEgirl) - Yahoo!ニュース
・ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 - Wikipedia
・ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 - 映画-Movie Walker
・ファンタビ『黒い魔法使いの誕生』は大人向け? 覚えておきたい『ハリー・ポッター』との繋がり|Real Sound|リアルサウンド 映画部
・切ない…『ファンタビ』ジェイコブがホグワーツの前でただ一人違う方向を見ている理由 - シネマトゥデイ
ハリポタとの大きな違いはラブストーリーが軸なこと。
ハリポタは言っても子供同士の青春物語だものね。
それとスピード感が段違い。ほぼテレポート並みに移動できるキャラなので、まぁ4DXの出番の多いこと。
本作、オールスターズのポスターの両端が善と悪の象徴というべきか、ダンブルドアとグリンデルバルト。
その真ん中にラブストーリーのカップルが4組。
上段中央が主役のペア、それ以外の3つはそれぞれ哀しい。
ネタバレ避ける意味でこれ以上書けないけど、ここから残り3作でどう絡み合っていくのか楽しみ。
ヒロイン。
魅力的だよねぇ。カタブツだけど憎めない可愛さがある。
で、哀しい役を演じる韓国女優さんが個人的には魅力的だった。
この女性の名前は「ナギニ」。ハリポタに繋がる伏線になっている訳だけど、どうなっていくのかはさっぱり不明。
楽しみな作品だね。
いつものとしまえんの映画館。4DX。
そういえば1作目も3D映像の記憶だけど、IMAXだったのかな。
でもスピード感抜群で、これぞ4DX向きの映画だと思ったよ。
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
・映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』オフィシャルサイト
・【レポート】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ファンナイトに熱狂 ─ ジュード・ロウ、幸運な観客にがっしりハグ(写真52枚) - THE RIVER
・ヴォルデモートとの関係は? 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の最新映像が公開!(ELLEgirl) - Yahoo!ニュース
・ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 - Wikipedia
・ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 - 映画-Movie Walker
・ファンタビ『黒い魔法使いの誕生』は大人向け? 覚えておきたい『ハリー・ポッター』との繋がり|Real Sound|リアルサウンド 映画部
・切ない…『ファンタビ』ジェイコブがホグワーツの前でただ一人違う方向を見ている理由 - シネマトゥデイ
ハリポタとの大きな違いはラブストーリーが軸なこと。
ハリポタは言っても子供同士の青春物語だものね。
それとスピード感が段違い。ほぼテレポート並みに移動できるキャラなので、まぁ4DXの出番の多いこと。
本作、オールスターズのポスターの両端が善と悪の象徴というべきか、ダンブルドアとグリンデルバルト。
その真ん中にラブストーリーのカップルが4組。
上段中央が主役のペア、それ以外の3つはそれぞれ哀しい。
ネタバレ避ける意味でこれ以上書けないけど、ここから残り3作でどう絡み合っていくのか楽しみ。
ヒロイン。
魅力的だよねぇ。カタブツだけど憎めない可愛さがある。
で、哀しい役を演じる韓国女優さんが個人的には魅力的だった。
この女性の名前は「ナギニ」。ハリポタに繋がる伏線になっている訳だけど、どうなっていくのかはさっぱり不明。
楽しみな作品だね。
イアン ネイサン
ハーパーコリンズ・ ジャパン
2018-11-22
壽屋(KOTOBUKIYA)
2019-05-31
壽屋(KOTOBUKIYA)
2019-06-30
2016年12月23日
【映】ローグ・ワン/Rogue One: A Star Wars Story
賛否が分かれてるみたいだけど、俺は好き。泣ける。泣けた。
「スターウォーズのファンなら」ってレベルじゃ無くて、映画が好き、時代劇OK、西部劇OK、戦争映画OK、SF映画OK、ってなら、今これ見なきゃ、ってレベルです。
日本の配給会社のタイトルには「A」が抜けてるの気に入らないなぁ。
「ひとつの」スターウォーズの物語、ってことなのに。
単数冠詞に意味のあるとき、って中学校で習ったでしょ?(笑)
ので、タイトルに原題名入れました。
「あの」スターウォーズの中では爆発の閃光や轟音の一つに過ぎないかも知れない人々の物語。
「あの」スターウォーズの一つの鍵になるピースを埋める物語。
そして、それ抜きにカッコイイ戦争映画です。
・ローグ・ワン日本公式HP
・ローグ・ワン本国公式サイト
・ローグ・ワンwikipedia
う〜む。トレイラー見てるだけで泣けてくる。。
ネタバレ抜きに感想書きにくいが、ネット上ではネタバレだらけねw
・オリコンスタイルでモデル達の感想(まぁ宣伝w)
・モンキー的映画のススメ
・BLOGOSの中で【映画感想】の人の
ネタバレしないように頑張ってる人の感想など。
・machinakaの日記(はてぶ)
・『ローグワン スターウォーズ・ストーリー』の知っておくべき43のこと!
まぁ、大きなところではみんな結末は知ってる訳です。
デススターの設計図の入手には成功するし、ぞの後の本編に「今のところ」その奪取作戦に関わった人が出たことは無い(ということは・・・)ぐらいは知ってるはずなんです。ネタバレが気になる人にとってはね。
でも、この映画、見てる内に設計図の入手に成功するかどうかにドキドキしてる自分が居ます。
つまりそれだけよく出来てる。
文句なし!
あ、これね、4DXで見たのだけど、正直あんまし要らないかも。。。
要は、ディズニーランドのスターツアーズの簡易版(だってシートベルトも無いし、映画自体が客観視線なので主観視線のアトラクションになりきれるものではないよね)なんですが、戦闘機の操縦席のシーンなんかは迫力有るけど、銃撃戦で空気玉撃たれてもなぁ。。。とか思いました。
まぁそこらは好みですが。。。3DのIMAXでもう一回見るかなぁ。。。
・ユナイテッドシネマの4DXの案内
・4DXとMX4Dの違いは?次世代シアター4Dの特徴まとめ
・バスは10分で乗り物酔いする筆者が4DXR映画を実際に体験してきた話
まぁ最初のスターウォーズは9回映画館で見たガキだった訳で、スターウォーズファンです。もちろん。
「スターウォーズのファンなら」ってレベルじゃ無くて、映画が好き、時代劇OK、西部劇OK、戦争映画OK、SF映画OK、ってなら、今これ見なきゃ、ってレベルです。
日本の配給会社のタイトルには「A」が抜けてるの気に入らないなぁ。
「ひとつの」スターウォーズの物語、ってことなのに。
単数冠詞に意味のあるとき、って中学校で習ったでしょ?(笑)
ので、タイトルに原題名入れました。
「あの」スターウォーズの中では爆発の閃光や轟音の一つに過ぎないかも知れない人々の物語。
「あの」スターウォーズの一つの鍵になるピースを埋める物語。
そして、それ抜きにカッコイイ戦争映画です。
・ローグ・ワン日本公式HP
・ローグ・ワン本国公式サイト
・ローグ・ワンwikipedia
う〜む。トレイラー見てるだけで泣けてくる。。
ネタバレ抜きに感想書きにくいが、ネット上ではネタバレだらけねw
・オリコンスタイルでモデル達の感想(まぁ宣伝w)
・モンキー的映画のススメ
・BLOGOSの中で【映画感想】の人の
ネタバレしないように頑張ってる人の感想など。
・machinakaの日記(はてぶ)
・『ローグワン スターウォーズ・ストーリー』の知っておくべき43のこと!
まぁ、大きなところではみんな結末は知ってる訳です。
デススターの設計図の入手には成功するし、ぞの後の本編に「今のところ」その奪取作戦に関わった人が出たことは無い(ということは・・・)ぐらいは知ってるはずなんです。ネタバレが気になる人にとってはね。
でも、この映画、見てる内に設計図の入手に成功するかどうかにドキドキしてる自分が居ます。
つまりそれだけよく出来てる。
文句なし!
あ、これね、4DXで見たのだけど、正直あんまし要らないかも。。。
要は、ディズニーランドのスターツアーズの簡易版(だってシートベルトも無いし、映画自体が客観視線なので主観視線のアトラクションになりきれるものではないよね)なんですが、戦闘機の操縦席のシーンなんかは迫力有るけど、銃撃戦で空気玉撃たれてもなぁ。。。とか思いました。
まぁそこらは好みですが。。。3DのIMAXでもう一回見るかなぁ。。。
・ユナイテッドシネマの4DXの案内
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・バスは10分で乗り物酔いする筆者が4DXR映画を実際に体験してきた話
まぁ最初のスターウォーズは9回映画館で見たガキだった訳で、スターウォーズファンです。もちろん。
ハリソン・フォード
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2016-12-16
リーアム・ニーソン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2015-11-13
ジョン・ノール(ILM VFXスーパーバイザー)
玄光社
2016-12-12
2011年09月12日
【映】ライフ〜いのちをつなぐ物語〜
牛久からだと柏か水戸か、じゃ少し遠い、となって映画館を探すと土浦になるみたいね。
・シネマサンシャイン土浦
で、
ライフ〜いのちをつなぐ物語〜
・映画「ライフ ―いのちをつなぐ物語―」公式サイト
映像美、だし、大迫力、だけど。
う〜ん。。。こういうのは万博のパビリオンとか、もっと極端な大画面で見ると「世界に包まれる」感じがして楽しいだろうなぁ。3Dとかも。
ドキュメンタリーを結構見てる慣れなんだろうけど、何となく、説教じゃなくて(笑)、もう少しドラマが欲しい(笑)かな?
・シネマサンシャイン土浦
で、
ライフ〜いのちをつなぐ物語〜
・映画「ライフ ―いのちをつなぐ物語―」公式サイト
映像美、だし、大迫力、だけど。
う〜ん。。。こういうのは万博のパビリオンとか、もっと極端な大画面で見ると「世界に包まれる」感じがして楽しいだろうなぁ。3Dとかも。
ドキュメンタリーを結構見てる慣れなんだろうけど、何となく、説教じゃなくて(笑)、もう少しドラマが欲しい(笑)かな?
2011年04月01日
【映】英国王のスピーチ
映画1000円の日、今月はコレに。
・英国王のスピーチ - goo 映画
・公式HP
アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞の最多4部門を戴冠した作品を今さら褒めてもしょうがないんだけど、イイ映画でした。
とってもイギリス映画「らしい」作品で派手さは無いけど芝居が細かくて、クスリと笑える場面を挟みながら淡々とクライマックスに押し進めていくパワーは立派。
(パイソニアンの妄想を掻き立てる場面も随所に(笑))
ラジオ放送の黎明期だからこそ、世界中の支配領域にメッセージを伝えることが重要な政治的権限無き権威者である英国王のスピーチの重み。
当時のラジオ放送の大がかりさもなかなか興味深い。
舞台芝居のように人と人の関わりで進んでいく物語で、敬語の使い方が人間関係の機微を表していてシナリオが深いのもたしかね。
今の時代のイギリス映画だから当然なのかも知れんけど、ハリーポッターの役者さん達が結構大役で出てるのが少し笑えるけどね。
主人公ジョージ6世のお父さん、厳格なジョージ5世がハリポタのダンブルドア校長先生、主人公の奥方、エリザベス1世はハリポタの悪役、狂気の魔女ベラトリクス、かのウィンストン・チャーチルがハリポタの鼠男ワームテイル。。。
上手く笑える上質な芝居を見てるような映画でした。
英国王のスピーチ (コリン・ファース 主演) [DVD]
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The King's Speech
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The King's Speech: The Shooting Script (Newmarket Shooting Script)
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王室の秘密は女王陛下のハンドバッグにあり
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ボクは吃音ドクターです。
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・英国王のスピーチ - goo 映画
・公式HP
アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、オリジナル脚本賞の最多4部門を戴冠した作品を今さら褒めてもしょうがないんだけど、イイ映画でした。
とってもイギリス映画「らしい」作品で派手さは無いけど芝居が細かくて、クスリと笑える場面を挟みながら淡々とクライマックスに押し進めていくパワーは立派。
(パイソニアンの妄想を掻き立てる場面も随所に(笑))
ラジオ放送の黎明期だからこそ、世界中の支配領域にメッセージを伝えることが重要な政治的権限無き権威者である英国王のスピーチの重み。
当時のラジオ放送の大がかりさもなかなか興味深い。
舞台芝居のように人と人の関わりで進んでいく物語で、敬語の使い方が人間関係の機微を表していてシナリオが深いのもたしかね。
今の時代のイギリス映画だから当然なのかも知れんけど、ハリーポッターの役者さん達が結構大役で出てるのが少し笑えるけどね。
主人公ジョージ6世のお父さん、厳格なジョージ5世がハリポタのダンブルドア校長先生、主人公の奥方、エリザベス1世はハリポタの悪役、狂気の魔女ベラトリクス、かのウィンストン・チャーチルがハリポタの鼠男ワームテイル。。。
上手く笑える上質な芝居を見てるような映画でした。
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2011年03月01日
【映】太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−
今月の映画の日はコレにしました。
太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−
・太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−公式HP
場所は最近増えた毎度の錦糸町にて。
字幕も混ざるし群衆モノの戦争映画みたいな部分も一部有るけど、最終的には泣けるというか、イイ映画。
井上真央は人を睨むの上手いなぁ、とか思う(笑)けど、若手では安定感ある女優さんだものね。
唐沢寿明がカッコイイ。
竹野内豊の直線的な感じが役柄に似合ってて説得力有ったし。
でも、こういうハナシが日本発じゃなくて、映画の中での敵国から凱旋帰国してくる感じの状況が問題だなぁ、とかも思いますな。
タッポーチョ 太平洋の奇跡 「敵ながら天晴」玉砕の島サイパンで本当にあった感動の物語 (祥伝社黄金文庫)
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太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男 (小学館文庫)
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詳説図解 サイパンの戦い―「大場栄大尉」を読み解く
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大場栄と峯子の戦火のラブレター
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タッポーチョ―「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日 長編記録小説 (1982年)
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太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−
・太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−公式HP
場所は最近増えた毎度の錦糸町にて。
字幕も混ざるし群衆モノの戦争映画みたいな部分も一部有るけど、最終的には泣けるというか、イイ映画。
井上真央は人を睨むの上手いなぁ、とか思う(笑)けど、若手では安定感ある女優さんだものね。
唐沢寿明がカッコイイ。
竹野内豊の直線的な感じが役柄に似合ってて説得力有ったし。
でも、こういうハナシが日本発じゃなくて、映画の中での敵国から凱旋帰国してくる感じの状況が問題だなぁ、とかも思いますな。
タッポーチョ 太平洋の奇跡 「敵ながら天晴」玉砕の島サイパンで本当にあった感動の物語 (祥伝社黄金文庫)
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詳説図解 サイパンの戦い―「大場栄大尉」を読み解く
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大場栄と峯子の戦火のラブレター
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タッポーチョ―「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日 長編記録小説 (1982年)
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2010年12月01日
【映】ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
ハーマイオニー(エマ・ワトソン)はイイ女になってきたねぇ。
「イイ女」ってのは強いのに可愛くて結構カッコイイのに無理がないってもんだと思ってるんだけど、そんな感じの一歩手前ぐらいの役どころ。
子供達の未熟さにハラハラさせられるのがこのシリーズの基本線だから未熟に映って当然だしね。
完結編でどうなるかは知らないけど、最終章の前半となる本作の主役はハリポタじゃなくてハーマイオニーかも知れません。
・Emma Watson official
「映画ファン感謝デー」=1000円の日で錦糸町の映画館まで。
今日の選択はずっと見て来た「ハリポタ」シリーズの最新作。
親と一緒だったので目の負担の少ない吹替版にしました。それに吹替版の方にしか朝イチ枠が無かったし。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
・日本公式サイト
・米国WB公式サイト
・Warner Bros. : HOME Harry Potter and The Deathly Hallows - Part 1 - In Theaters NOW
・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 映画/ 作品情報 - Yahoo!映画
・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1|TOPページ|無料動画 GyaO![ギャオ]
・「ハリー・ポッター」 | マグルハブ
日本公式ページより本国公式の方がコンテンツが充実してます(貼り付けたポスター画像も大半は米国サイトから)。ゲームなんてのもあるし。
日本公式サイトに置いてあるポスター画像はコレだけだもんね。
しかも、既に中止が発表された3D版の宣伝が入ったままだし。
(このアドレスにアクセスすると日本版公式ページに飛ばされます)
来年の夏に公開の完結編は3Dの予定なんだね、今のところ。
過去6作の構成要素がパズルのように組み合わさっていって完結編に雪崩れ込む作り。でもまぁ基本設定さえ判ってれば初めて見ても楽しめるようになってるのはさすが児童文学が下地の娯楽作品。
で、完結編が待ち遠しくなるよくできた作り(笑)。
とりあえず今夜は過去作のDVD見るでしょうな(笑)。
ハリー・ポッターと賢者の石 [DVD]
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ハリー・ポッターと秘密の部屋 [DVD]
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [DVD]
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [DVD]
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ハリー・ポッターと謎のプリンス [DVD]
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ハリー・ポッターと謎のプリンス (2枚組) [Blu-ray]
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ハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(2枚組) [DVD]
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ハリー・ポッター 第1章~第5章 プレミアム・ボックス(12枚組)(初回限定生産)
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「イイ女」ってのは強いのに可愛くて結構カッコイイのに無理がないってもんだと思ってるんだけど、そんな感じの一歩手前ぐらいの役どころ。
子供達の未熟さにハラハラさせられるのがこのシリーズの基本線だから未熟に映って当然だしね。
完結編でどうなるかは知らないけど、最終章の前半となる本作の主役はハリポタじゃなくてハーマイオニーかも知れません。
・Emma Watson official
「映画ファン感謝デー」=1000円の日で錦糸町の映画館まで。
今日の選択はずっと見て来た「ハリポタ」シリーズの最新作。
親と一緒だったので目の負担の少ない吹替版にしました。それに吹替版の方にしか朝イチ枠が無かったし。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
・日本公式サイト
・米国WB公式サイト
・Warner Bros. : HOME Harry Potter and The Deathly Hallows - Part 1 - In Theaters NOW
・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 映画/ 作品情報 - Yahoo!映画
・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1|TOPページ|無料動画 GyaO![ギャオ]
・「ハリー・ポッター」 | マグルハブ
日本公式ページより本国公式の方がコンテンツが充実してます(貼り付けたポスター画像も大半は米国サイトから)。ゲームなんてのもあるし。
日本公式サイトに置いてあるポスター画像はコレだけだもんね。
しかも、既に中止が発表された3D版の宣伝が入ったままだし。
(このアドレスにアクセスすると日本版公式ページに飛ばされます)
「ハリー・ポッター」3Dでの公開を断念!最終章PART1は完成間に合わず
2010年10月9日 16時09分 [シネマトゥデイ映画ニュース]
映画スタジオのワーナー・ブラザーズは、シリーズ最終章の前半となる映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』を3D公開することを断念し、通常の2D公開とすることを決めた。
ファンが待ち望んでいる最終章は、昨今の3D大作映画の波に乗り前後半ともに3Dバージョンで公開される予定だったが、ワーナーは11月19日にアメリカとイギリスで公開を予定しているパート1の3Dバージョンが間に合わないことを理由に、2Dのみでの公開を決定。「みんなの努力にもかかわらず、この作品を最高の3D品質で完成させることができなかった。ファンはこの物語の素晴らしい旅の終わりを長く待ちわびており、がっかりさせたくない。製作者たちと調整した結果、観客にハリー・ポッター体験を最後まで楽しんでもらうためには、これが最善の方法だと考えた」と発表した。
これにより、「ハリー・ポッター」シリーズでは最終章の後半、パート2『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のみが3D公開となる予定。パート2は2011年7月15日に2Dと3Dで公開となる予定だ。
・「ハリー・ポッター」3Dでの公開を断念!最終章PART1は完成間に合わず - シネマトゥデイ
来年の夏に公開の完結編は3Dの予定なんだね、今のところ。
過去6作の構成要素がパズルのように組み合わさっていって完結編に雪崩れ込む作り。でもまぁ基本設定さえ判ってれば初めて見ても楽しめるようになってるのはさすが児童文学が下地の娯楽作品。
で、完結編が待ち遠しくなるよくできた作り(笑)。
とりあえず今夜は過去作のDVD見るでしょうな(笑)。
ハリー・ポッターと賢者の石 [DVD]
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ハリー・ポッター 第1章~第5章 プレミアム・ボックス(12枚組)(初回限定生産)
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2010年10月01日
【映】オカンの嫁入り
舞台を見てるかのように登場人物が絞られて場面も限られてるのに、気付いたら作品世界に包まれてしまっているのは役者が芝居達者だからでしょう。
いい映画でした。温かくなる優しくなれる映画。
オカンの嫁入り
・公式HP
・YouTube - 『オカンの嫁入り』 予告編
最初は登場人物のほとんど誰にも共感しにくい
「なんちゅうワガママなオカンや。。」
「なんでこの娘こんなにイライラ、ツンケンしとんねん。。」
「なんちゅうチャラい男や。。。」
「世話焼きなオバハンやなぁ。。」
「ハッキリせんオッサンやで。。」
のに、いつのまにかその誰をも愛おしく思えてしまうような丁寧な描き方。
でも決して饒舌ではなく、少ない台詞と場面描写で必要十分に語られる家族の日常。
普通のようで居て普通でなく、でも誰でもにありうるかも知れないハナシ。
非関西人の大阪弁って気色悪いのが普通ですが、監督が徹底的に拘ったというハナシを漏れ聞くとおりに全く違和感無く、素晴らしい芝居でした。
さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫)
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オカンの嫁入り
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ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後 (宝島社文庫)
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一分間だけ (宝島社文庫)
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宮崎あおい&宮崎将 たりないピース
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LOVE GUN
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宮崎あおい写真集 20TH ANNIVERSARY 「光」
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祈り
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いい映画でした。温かくなる優しくなれる映画。
オカンの嫁入り
・公式HP
・YouTube - 『オカンの嫁入り』 予告編
最初は登場人物のほとんど誰にも共感しにくい
「なんちゅうワガママなオカンや。。」
「なんでこの娘こんなにイライラ、ツンケンしとんねん。。」
「なんちゅうチャラい男や。。。」
「世話焼きなオバハンやなぁ。。」
「ハッキリせんオッサンやで。。」
のに、いつのまにかその誰をも愛おしく思えてしまうような丁寧な描き方。
でも決して饒舌ではなく、少ない台詞と場面描写で必要十分に語られる家族の日常。
普通のようで居て普通でなく、でも誰でもにありうるかも知れないハナシ。
非関西人の大阪弁って気色悪いのが普通ですが、監督が徹底的に拘ったというハナシを漏れ聞くとおりに全く違和感無く、素晴らしい芝居でした。
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宮崎あおい写真集 20TH ANNIVERSARY 「光」
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2010年09月01日
【映】インセプション
映像も良かったけど、芝居もシナリオも良く出来てて「2」を期待したくなる映画でした。
しかし映画がDVDに成るのが最近は早いねぇ。
(書くタイミングを外しちゃってたんだけど、12月にDVDが出るというので書くことに)
9月1日の「映画ファン感謝デー」、1000円の日にT・ジョイ 大泉で見た映画。
石神井公園の方の部屋からだと自転車で10分掛からないからこれからここが増えるかも。
さて
インセプション
・公式サイト
別に未来のハナシでも別世界のハナシでも無いのだけど、「夢の中」って設定とシナリオが上手くて時間軸を右往左往させられてる感じがイリュージョン、何が起きてるか頭で理解しようとしてる間にハナシはドンドン進んでなんとなく納得しつつ先に進んで、興奮しつつも最後に「何か引っ掛かる」。
「マトリックス」は人間の見てる「現実」が実は機械に見せられている「夢の中」という枠組みだけど、これはその正反対で「現実」は存在してるものとしても「夢の中」では何でも起きうる、それが作為的に起こせるとしたら、、、
人は幾つかの夢の世界の一つを選んでるだけなのかも知れない、、、
という感じの場面設定。
人間ドラマの基本は産業スパイの物語、犯罪チームの活躍を描くという意味ではピカレスク・ロマンもの、でもまぁもっと悪い奴とかアブナイ奴とか出てくるしキャラが立ってるのばっかりでかなり肩入れできます(笑)。
エレン・ページって結構好きでね(笑)。
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微妙に嫌な小娘がお似合い(笑)。
ポスターとか全て公式サイトでのダウンロードものですが、この公式サイトでは何よりスクリーンセーバーがオススメ。
映画の中のキーアイテムである「コマ」がただ回ってるだけですが
(これは同じくダウンロードできるgifアイコン)
画面をボーッと見てると集中出来てとてもイイ感じ。作品世界に入ってる気分になれます。
「2」が見たい映画。
・
しかし映画がDVDに成るのが最近は早いねぇ。
(書くタイミングを外しちゃってたんだけど、12月にDVDが出るというので書くことに)
9月1日の「映画ファン感謝デー」、1000円の日にT・ジョイ 大泉で見た映画。
石神井公園の方の部屋からだと自転車で10分掛からないからこれからここが増えるかも。
さて
インセプション
・公式サイト
別に未来のハナシでも別世界のハナシでも無いのだけど、「夢の中」って設定とシナリオが上手くて時間軸を右往左往させられてる感じがイリュージョン、何が起きてるか頭で理解しようとしてる間にハナシはドンドン進んでなんとなく納得しつつ先に進んで、興奮しつつも最後に「何か引っ掛かる」。
「マトリックス」は人間の見てる「現実」が実は機械に見せられている「夢の中」という枠組みだけど、これはその正反対で「現実」は存在してるものとしても「夢の中」では何でも起きうる、それが作為的に起こせるとしたら、、、
人は幾つかの夢の世界の一つを選んでるだけなのかも知れない、、、
という感じの場面設定。
人間ドラマの基本は産業スパイの物語、犯罪チームの活躍を描くという意味ではピカレスク・ロマンもの、でもまぁもっと悪い奴とかアブナイ奴とか出てくるしキャラが立ってるのばっかりでかなり肩入れできます(笑)。
エレン・ページって結構好きでね(笑)。
・Ellen Page Online - your best source for everything ellen page - www.ellen-page.net - www.ellenpage.org - www.ellenpageonline.com
微妙に嫌な小娘がお似合い(笑)。
ポスターとか全て公式サイトでのダウンロードものですが、この公式サイトでは何よりスクリーンセーバーがオススメ。
映画の中のキーアイテムである「コマ」がただ回ってるだけですが
(これは同じくダウンロードできるgifアイコン)
画面をボーッと見てると集中出来てとてもイイ感じ。作品世界に入ってる気分になれます。
「2」が見たい映画。
インセプション ブルーレイ&DVDセット プレミアムBOX(3枚組) 【初回限定生産】【Blu-ray Dis... 価格:3,684円(税込、送料別) |
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2010年05月31日
【映】書道ガールズ
親が書道をやってるツキアイで見た映画だけど、期待以上に良かった。
というか結構気に入った。青臭いハナシって好き(笑)。
・書道ガールズ公式HP
・映画『書道ガールズ!!-わたしたちの甲子園-』 - シネマトゥデイ
「フラガール」などと同じく、実話ベースで街興しという目的に向かって「頑張る」姿に感動しよう、させようという映画だけど、それを青春映画に仕立ててあるのがポイントその1、スポ根だと男主人公の話がどうしても多いけどそれを女の子達を主人公にして描いてるのがポイントその2。
「書道」はマイナー趣味の代表ではあるけど(笑)、書道の世界でも高校生が元気なんだそうだ、実際。
・「書道パフォーマンス甲子園」公式ホームページ ::
もともとは日テレの「ズームイン●●」の企画らしい。そりゃ知らない訳だね、「めざまし」の裏じゃ見ないもん(笑)。まぁそもそも読売系の日テレはジャイアンツ報道がメインで不愉快になるから敵性報道として極力見ないんだけどさ。
テレビ局バックアップ作品らしく他局ではあんまし告知されないから詳しく知らなかったけど、成海璃子は上手いわね。嫌なキャラが多いけど(笑)。
メインの5人の女子高生(成海璃子、山下リオ、桜庭ななみ、高畑充希、小島藤子)はそれぞれそれなりに人気者らしいし、今時の「イケメン」を配置して脇役を渋めの名優で固めてるのも今時ですな。
成海璃子写真集 Natural Pure
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成海璃子は言わずもがな。
山下リオは「リハウスガール」だね。眼差しが印象的。
桜庭ななみ写真集 N・P
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アイドル的人気は桜庭ななみなんだろうな。
高畑充希は山口百恵ドラマで有名だったね。どっかで見たこと有るなと思ったからアチコチのドラマに出てるのでしょう。
小島藤子の儚げで華奢な感じは好み(笑)。役だけどww。
小島藤子写真集『fuwa fuwa』
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人気者を揃えたとはいえ、題材がマイナー過ぎるらしく映画館の外観にはポスターすら貼ってなかった(笑)。
映写室の受付デスクにぶら下げてあるだけ。
62人キャパの小さな映写室に20人程の客だったけど、ちょうどいい感じだったかな。
何の技術でも芸術でも真剣にやればやるほど「煮詰まる」状態になって当人も楽しくなくなるし、周囲にとっても嫌な奴になっちゃったりするよな。
でも、そうすると才能も個性も生きないんだよね。
やっぱり楽しくないと。勢いが出ないもん。
シナリオ的には大雑把で甘い(笑)けど、そこはまぁ高校生が主人公ということで「若さ故」の理不尽さ、ちょっと泣けそうな青春映画として「何かを真剣にやってる人」にはオススメ。続きを読む
というか結構気に入った。青臭いハナシって好き(笑)。
・書道ガールズ公式HP
・映画『書道ガールズ!!-わたしたちの甲子園-』 - シネマトゥデイ
「フラガール」などと同じく、実話ベースで街興しという目的に向かって「頑張る」姿に感動しよう、させようという映画だけど、それを青春映画に仕立ててあるのがポイントその1、スポ根だと男主人公の話がどうしても多いけどそれを女の子達を主人公にして描いてるのがポイントその2。
「書道」はマイナー趣味の代表ではあるけど(笑)、書道の世界でも高校生が元気なんだそうだ、実際。
・「書道パフォーマンス甲子園」公式ホームページ ::
もともとは日テレの「ズームイン●●」の企画らしい。そりゃ知らない訳だね、「めざまし」の裏じゃ見ないもん(笑)。まぁそもそも読売系の日テレはジャイアンツ報道がメインで不愉快になるから敵性報道として極力見ないんだけどさ。
テレビ局バックアップ作品らしく他局ではあんまし告知されないから詳しく知らなかったけど、成海璃子は上手いわね。嫌なキャラが多いけど(笑)。
メインの5人の女子高生(成海璃子、山下リオ、桜庭ななみ、高畑充希、小島藤子)はそれぞれそれなりに人気者らしいし、今時の「イケメン」を配置して脇役を渋めの名優で固めてるのも今時ですな。
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成海璃子は言わずもがな。
山下リオは「リハウスガール」だね。眼差しが印象的。
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アイドル的人気は桜庭ななみなんだろうな。
高畑充希は山口百恵ドラマで有名だったね。どっかで見たこと有るなと思ったからアチコチのドラマに出てるのでしょう。
小島藤子の儚げで華奢な感じは好み(笑)。役だけどww。
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人気者を揃えたとはいえ、題材がマイナー過ぎるらしく映画館の外観にはポスターすら貼ってなかった(笑)。
映写室の受付デスクにぶら下げてあるだけ。
62人キャパの小さな映写室に20人程の客だったけど、ちょうどいい感じだったかな。
何の技術でも芸術でも真剣にやればやるほど「煮詰まる」状態になって当人も楽しくなくなるし、周囲にとっても嫌な奴になっちゃったりするよな。
でも、そうすると才能も個性も生きないんだよね。
やっぱり楽しくないと。勢いが出ないもん。
シナリオ的には大雑把で甘い(笑)けど、そこはまぁ高校生が主人公ということで「若さ故」の理不尽さ、ちょっと泣けそうな青春映画として「何かを真剣にやってる人」にはオススメ。続きを読む
2010年05月14日
【映】プレシャス
説教臭い社会派映画でも、何だかんだでハッピーエンドになる娯楽作品でも無いけど、「何か」は残る、そんな映画ね。
プレシャス
主人公の「やむにやまれぬ前向きさ」が救いなのかな?
最初からずっと「救いが無いなぁ」とか思って観ていたけど、作り事のハッピーエンドではないけれど、現実を踏まえた上でのラストシーンの「落とし処」は、一つの「救い」の形「なんだろうな」とは一応納得。
ラストメッセージが「すべての女の子たちへ」だし、男性はほとんど出てこない。女性映画とも言えるだろうし、ハナシからしても男性は「加害者」とも言えるけどそれを糺弾する訳でもなく、むしろ女の子達が男性を求めるそういう性(さが)とか業(ごう)といったものをも描いていて、「誰が悪い」というような単純な構図にはなっていません。
それがいいんだろうな。
アフリカの現実を描くとかアジアの貧困を描くという類の淡々と現実を切り取るような映画がありますが、そういう描き方に近い。
「いい映画」という言葉じゃないね。
変な言い方だけど「強い映画」かな?
・映画「プレシャス」日本公式サイト
悪役のように映っていた母親も単純な加害者でないというラストへの運びは映画としての巧さ。
友情出演らしいマライア・キャリーも画面上でほぼ唯一の救いのような、「目を背けたくなる」ことの無い場面にして、彼岸の火事ではないということを判らせる巧さ。
普通の日本人の普通の日常にあっては目を背けているような「現実」、でも間違いなく其処彼処に厳然と存在する差別とか暴力とか怨嗟とか貧困とか、「直視したくない」と思えるものを「映画に仕上げる」ことによって直視させて、それでも観客に最後に嫌な気分ででない「何か」を残せる、そういう「強さ」を持つ映画ね。
人って嫌なことから逃げたがるけど、逃げられない人々を描く、そしてそこから目を背けさせないのが「強い」って思う次第です。
アカデミー賞で6部門ノミネートの内、助演女優賞(母親役)と脚色賞を取ったのも納得。
見て「楽しい」とかじゃないけど、見といた方がいい、とは言える映画かな。
プレシャス
主人公の「やむにやまれぬ前向きさ」が救いなのかな?
最初からずっと「救いが無いなぁ」とか思って観ていたけど、作り事のハッピーエンドではないけれど、現実を踏まえた上でのラストシーンの「落とし処」は、一つの「救い」の形「なんだろうな」とは一応納得。
ラストメッセージが「すべての女の子たちへ」だし、男性はほとんど出てこない。女性映画とも言えるだろうし、ハナシからしても男性は「加害者」とも言えるけどそれを糺弾する訳でもなく、むしろ女の子達が男性を求めるそういう性(さが)とか業(ごう)といったものをも描いていて、「誰が悪い」というような単純な構図にはなっていません。
それがいいんだろうな。
アフリカの現実を描くとかアジアの貧困を描くという類の淡々と現実を切り取るような映画がありますが、そういう描き方に近い。
「いい映画」という言葉じゃないね。
変な言い方だけど「強い映画」かな?
・映画「プレシャス」日本公式サイト
悪役のように映っていた母親も単純な加害者でないというラストへの運びは映画としての巧さ。
友情出演らしいマライア・キャリーも画面上でほぼ唯一の救いのような、「目を背けたくなる」ことの無い場面にして、彼岸の火事ではないということを判らせる巧さ。
普通の日本人の普通の日常にあっては目を背けているような「現実」、でも間違いなく其処彼処に厳然と存在する差別とか暴力とか怨嗟とか貧困とか、「直視したくない」と思えるものを「映画に仕上げる」ことによって直視させて、それでも観客に最後に嫌な気分ででない「何か」を残せる、そういう「強さ」を持つ映画ね。
人って嫌なことから逃げたがるけど、逃げられない人々を描く、そしてそこから目を背けさせないのが「強い」って思う次第です。
アカデミー賞で6部門ノミネートの内、助演女優賞(母親役)と脚色賞を取ったのも納得。
見て「楽しい」とかじゃないけど、見といた方がいい、とは言える映画かな。
2010年02月23日
【映】インビクタス 負けざる者たち
こういう映画好き。
mixiのプロフィール欄の「好きな映画」の項目にはタイトルではなくて
「みんなで力を合わせて何とかする」系って書いてる私。
まさに「そんな映画」でした。
インビクタス 負けざる者たち
もっと硬い映画かと思ってたら心が温かくなる「いい映画」カテゴリー。
この映画の日本版キャッチコピー
ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語
は、まさにその通りなのですが、普通なら
「そんなにうまいこといく訳ないじゃん」って思うような、子供騙しのご都合主義に見えるような物語が、他ならぬ「史実」だと判っているからこその「重み」。そして「心地良さ」。
これはなかなか他に無い映画だと思います。
ラグビーのワールドカップの1995 第3回大会が物語の舞台で、上映時間の大半はラグビーの場面ながら、ゲームの推移を追うような描写はほとんど無く、肉弾戦の迫力と選手の気合い、そして人々の心の動き。
だからラグビーのルールさえ知らない人でも十分に楽しめます。
反面、ラストの30分間はラグビーの試合そのもの、観客や視聴者を含めた決勝戦の描写だけなので、大雑把にでもラグビーを知っていれば、スクラムから「どっちにボールが出るんだ?」とか「ドロップゴール(3点)は決まるのか」って類のスポーツ的な緊張感も一緒に味わえて更に楽しめるはず。
史実に沿った映画なのは宣伝されているので、ネルソン・マンデラは今現在も死んでないし、1995年のラグビー・ワールドカップでは南アフリカ共和国が優勝したことは誰もが判っていながら見てるのですが、大統領が暗殺されるんじゃないかってシーンや、ナショナルチームが負けそうなシーンではやっぱりドキドキハラハラさせられる。
それだけ映画としての造りが上手いんだと思います。
2時間14分の映画ながら全く無駄な描写は無く、ほぼ一本道。それでいて全く飽きさせない。
ネルソン・マンデラが南アフリカ共和国の大統領に就任してアパルトヘイトの完全撤廃が「制度としては」達成された、、、その後に残る黒人と白人の間の「心の壁」を1995年ラグビー・ワールドカップに開催国として出場できるナショナルチームの奮戦で融和させていったというストーリー。そこに一切のブレは有りません。
ハリウッド映画にありがちな余分なラブシーンも無ければ、アカデミー賞狙いの映画に多い理屈っぽい社会派メッセージも有りません。
極めて骨太で、でも温かく微笑ませてくれる楽しい映画。
そして見終わってから感動と感銘が残ります。
最近は洋画も邦画も「文句のないハッピーエンド」って作品は少ないからねぇ。
見て良かった映画。
・日本公式HP(上掲壁紙はここでDL可)
・本国公式HP(英語)
・インビクタス 負けざる者たち | Movie Walker
・インビクタス/負けざる者たち - Wikipedia
・映画 インビクタス/負けざる者たち - allcinema
・YouTube - [Trailer 1] Invictus [HD]
「インビクタス/負けざる者たち」オリジナル・サウンドトラック
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音楽も全編通して良かったです。
とくに最後に流れる「World in Union 」は既存の曲でありながら歌詞が映画の主題にマッチして最高でした。
この曲、ホルストのジュピターを原曲にしたラグビー・ワールドカップのテーマ曲(第2回大会〜)で、各大会毎にアレンジが変わるだけのもの。
本作の1995年ラグビー・ワールドカップではアフリカンミュージックっぽく土臭くてカッコイイ。
・YouTube - World in union 95
平原綾香のジュピターもいいけど、また違う魅力ね。
Jupiter~平原綾香ベスト
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・ぴあ映画生活presents『インビクタス/負けざる者ものたち』特集
しかしまぁ、音楽で勇気づけられる、ってのはたしかなれど、なかなかネルソン・マンデラみたいに強くて大きい心は持てないね。。。
ネルソン・マンデラ―南アフリカの革命児“黒ハコベ” (愛と勇気をあたえた人びと)
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インビクタス〜負けざる者たち
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私怨と公憤は分かつべき、怨嗟の悪循環を断つのは強者となった者が復讐を放棄するしかない、そしてそれが簡単じゃないことはたしか。
なかなか人間そんなに強くはなれないから。
mixiのプロフィール欄の「好きな映画」の項目にはタイトルではなくて
「みんなで力を合わせて何とかする」系って書いてる私。
まさに「そんな映画」でした。
インビクタス 負けざる者たち
もっと硬い映画かと思ってたら心が温かくなる「いい映画」カテゴリー。
この映画の日本版キャッチコピー
ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語
は、まさにその通りなのですが、普通なら
「そんなにうまいこといく訳ないじゃん」って思うような、子供騙しのご都合主義に見えるような物語が、他ならぬ「史実」だと判っているからこその「重み」。そして「心地良さ」。
これはなかなか他に無い映画だと思います。
ラグビーのワールドカップの1995 第3回大会が物語の舞台で、上映時間の大半はラグビーの場面ながら、ゲームの推移を追うような描写はほとんど無く、肉弾戦の迫力と選手の気合い、そして人々の心の動き。
だからラグビーのルールさえ知らない人でも十分に楽しめます。
反面、ラストの30分間はラグビーの試合そのもの、観客や視聴者を含めた決勝戦の描写だけなので、大雑把にでもラグビーを知っていれば、スクラムから「どっちにボールが出るんだ?」とか「ドロップゴール(3点)は決まるのか」って類のスポーツ的な緊張感も一緒に味わえて更に楽しめるはず。
史実に沿った映画なのは宣伝されているので、ネルソン・マンデラは今現在も死んでないし、1995年のラグビー・ワールドカップでは南アフリカ共和国が優勝したことは誰もが判っていながら見てるのですが、大統領が暗殺されるんじゃないかってシーンや、ナショナルチームが負けそうなシーンではやっぱりドキドキハラハラさせられる。
それだけ映画としての造りが上手いんだと思います。
2時間14分の映画ながら全く無駄な描写は無く、ほぼ一本道。それでいて全く飽きさせない。
ネルソン・マンデラが南アフリカ共和国の大統領に就任してアパルトヘイトの完全撤廃が「制度としては」達成された、、、その後に残る黒人と白人の間の「心の壁」を1995年ラグビー・ワールドカップに開催国として出場できるナショナルチームの奮戦で融和させていったというストーリー。そこに一切のブレは有りません。
ハリウッド映画にありがちな余分なラブシーンも無ければ、アカデミー賞狙いの映画に多い理屈っぽい社会派メッセージも有りません。
極めて骨太で、でも温かく微笑ませてくれる楽しい映画。
そして見終わってから感動と感銘が残ります。
最近は洋画も邦画も「文句のないハッピーエンド」って作品は少ないからねぇ。
見て良かった映画。
・日本公式HP(上掲壁紙はここでDL可)
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・インビクタス/負けざる者たち - Wikipedia
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・YouTube - [Trailer 1] Invictus [HD]
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音楽も全編通して良かったです。
とくに最後に流れる「World in Union 」は既存の曲でありながら歌詞が映画の主題にマッチして最高でした。
There's a dream I feel
So rare, so real
All the world in union
The world as one
Gathering together
One mind, one heart
Every creed, every colour
Once joined, never apart
Searching for the best in me
I will find what I can be
If I win, lose or draw
There’s a winner in us all
It's the world in union
The world as one
As we climb to reach our destiny
A new age has begun
We face high mountains
Must cross rough seas
We must take our place in history
And live with dignity
Just to be the best I can
Sets the goal for every man
If I win lose or draw
It’s victory for all.
It's the world in union
The world as one
As we climb to reach our destiny
A new age has begun
It’s the world
The world in union
A new age has begun
・World in Union (song) - Wikipedia, the free encyclopedia
この曲、ホルストのジュピターを原曲にしたラグビー・ワールドカップのテーマ曲(第2回大会〜)で、各大会毎にアレンジが変わるだけのもの。
本作の1995年ラグビー・ワールドカップではアフリカンミュージックっぽく土臭くてカッコイイ。
・YouTube - World in union 95
平原綾香のジュピターもいいけど、また違う魅力ね。
Jupiter~平原綾香ベスト
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・ぴあ映画生活presents『インビクタス/負けざる者ものたち』特集
しかしまぁ、音楽で勇気づけられる、ってのはたしかなれど、なかなかネルソン・マンデラみたいに強くて大きい心は持てないね。。。
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私怨と公憤は分かつべき、怨嗟の悪循環を断つのは強者となった者が復讐を放棄するしかない、そしてそれが簡単じゃないことはたしか。
なかなか人間そんなに強くはなれないから。
2010年02月01日
【映】アバターIMAX3D吹替版
いやぁ面白い映像体験でした。話題のアバター。
・映画「アバター」オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
映画としてはSF映画×戦争映画ぐらいの中身なのでその手の映画が苦手な人には勧められないかな。
だけど、シナリオの隠れた柱は恋愛モノ、それも最近のハリウッド映画で好まれる「愛は勝つ」パターンでもあるから女性客も惹き込めてるんでしょう。
男目線としても、異形の異星人の女性が、初めは違和感あるんだけどだんだん可愛く見えてくるから不思議(笑)。
個人的に言えば「無邪気・素直・健気」が理想像と嘯いて●十年(笑)、自然と共に生きる異星人というキャラでたしかにピュアだし、ああいうスパルタンな体型の女性も、目の離れてるのもたしかに好みですが(笑)、、、青くて尻尾有るんだもん。。
まぁ異形の登場キャラの多さはハリポタやスターウォーズに負けてませんが、それはだんだん慣れてきますし、映像が派手なだけの映画では有りません。
映像自体は3Dを活かす構図ばかりなので2Dで見ると結構前景がウルサかったりするんだろうなぁ。
もちろん3D版を選びましたが、字幕も3Dになるから字幕版は見にくいと聞いていたので朝イチ興業1回しか無い吹き替え版を選択。
昨年6月のIMAXオープニング試写会イベントに招かれた映画館、109シネマズ川崎の7番館での3D吹替版。
あの試写会では色んな予告編だけ集めて少し3D体験させてもらっただけで試写会そのものは2次元、IMAXの迫力体験だけだったけれど、それでも壁面一杯の大画面に2台の映写機から投影して高輝度、しかもデジタルマスターで高画質、それに見合った高音質、あのクオリティを知っていたから、「新しい映像体験」がウリのアバターはあの映画館以外は考えられないと思って少し遠出した次第。
もっとも普通の映画なら1000円で見れる日ににあえて2200円。
万が一ハズレでも「映画の日(映画ファン感謝デー)」だから抑えが1000円になるかとか(笑)、あと1000円の方に流れて少しは空いてるかなとか(笑)そんな考えです。
一昨日に109シネマズ川崎のオンライン予約をやったのですが、センターブロックは売り切れ。両脇か最前部あるいは最後部のブロックのみ。
どんな映画でもサイドよりセンターの方が見やすいのは当然ですが、昨夏の試写会の経験から3Dでは奥行きの感じ方が変わるのでできればセンター、スクリーンとの距離感は記憶していたので前の方でも大丈夫だろうと。
つまりこの範囲を狙って何とか最前部ブロックの後ろの方に。
最前部ブロックは視界を全てスクリーンが埋めてくれるので予想以上に3D画面に没入できて良かったと思います。
ただ「吹き替え版」でも異星人同士の会話は字幕が入るのですが、それはやっぱり右端の方に浮き上がってるので読み取り難いのは否定しがたい。字幕版だと最前部ブロックはツライでしょうね。
(写真はどうやら3Dゴーグルを掛けて置けるためのフックだと想像。そんな説明無いのでカバン掛けてもいいんですけど(笑))
でも遠出した甲斐はあった気がします。
ここから映画の内容に深入り(ネタバレ注意)。
シナリオを深読みすると、日本人に馴染みの「風の谷のナウシカ」臭い(笑)(←だって「ガンシップ」とか出てくるし、機械の国の男と自然の申し子の女の子の恋愛とか、その他、触手みたいなのも鍵で虫と樹木を置き換えただけに思えるし、とかモロに影響を感じる)、そんでもって「気」=「フォース」みたいなものでみんな繋がってるんだみたいな世界観はスターウォーズのおかげで西洋人のみならず現代人には馴染みになってる、という感じで、大ヒットの素地を忠実になぞってるように思います。
ハリウッド黄金パターンの「やっぱり愛は勝つ」は愛のチカラで戦いに勝利する、不幸も乗り越えるんですが、それはメインのカップルだけハッピーで恋敵はほぼ全滅する(笑)んで「ハッピーエンド」ってのには「おぃ!」って気分も残ります(笑)。これは本作に限らずいつもだけどね(笑)。
身体障碍者が異星で新たな身体を得るというハナシは1960年代の大ヒットTV映画「宇宙大作戦」(スタートレックの1st)のパイロットフィルム「タロス星の幻怪人」を思わせます。
ホント「3D」映像の凄さばかりが喧伝されてる感じですが、シナリオも美術も音楽も全てが緻密に構成されてツボを突いてきます。よくできた娯楽大作だと思う。
今回、映画の日だから他の映画のハシゴも考えたけど、この「アバター」の後だと見劣りするのは明らかなのでパスしました。
一昨日「おとうと」を見たので、もうあまり見たい映画も無かったしね。
同じように疑似ボディでの仮想現実との往来で「サロゲート」も抑えに考えたけど、まぁサイバーパンクも飽きてきたかな。「アバター」が気に入らなかったら見に行ってかもね。
「オーシャンズ」は予告編を見た限りじゃ興味が有ったんだけど、よくよく調べると海の生き物の生態をダイナミックに写した映像美は前半だけで、後半は「反捕鯨」系統のメッセージ色の強い映画だとかいうのが判明して一気に見る気が失せました。アンチ「反捕鯨」の私。
「ゴールデンスランバー」は興味有ったんだけど、最近親と邦画を見に行くことが増えたのでしばらく邦画はいいかなという気分も有り、ビデオでいいかなというのもあり。
結局、「アバター」が十分に満足できる映画だったので、ハシゴはしませんでした。
「アバター」は初めて見るのにビデオじゃ面白くないしね。見て良かったです。
アバター 公式完全ガイド
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Avatar(輸入版:北米)
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・映画「アバター」オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
映画としてはSF映画×戦争映画ぐらいの中身なのでその手の映画が苦手な人には勧められないかな。
だけど、シナリオの隠れた柱は恋愛モノ、それも最近のハリウッド映画で好まれる「愛は勝つ」パターンでもあるから女性客も惹き込めてるんでしょう。
男目線としても、異形の異星人の女性が、初めは違和感あるんだけどだんだん可愛く見えてくるから不思議(笑)。
個人的に言えば「無邪気・素直・健気」が理想像と嘯いて●十年(笑)、自然と共に生きる異星人というキャラでたしかにピュアだし、ああいうスパルタンな体型の女性も、目の離れてるのもたしかに好みですが(笑)、、、青くて尻尾有るんだもん。。
まぁ異形の登場キャラの多さはハリポタやスターウォーズに負けてませんが、それはだんだん慣れてきますし、映像が派手なだけの映画では有りません。
映像自体は3Dを活かす構図ばかりなので2Dで見ると結構前景がウルサかったりするんだろうなぁ。
もちろん3D版を選びましたが、字幕も3Dになるから字幕版は見にくいと聞いていたので朝イチ興業1回しか無い吹き替え版を選択。
昨年6月のIMAXオープニング試写会イベントに招かれた映画館、109シネマズ川崎の7番館での3D吹替版。
あの試写会では色んな予告編だけ集めて少し3D体験させてもらっただけで試写会そのものは2次元、IMAXの迫力体験だけだったけれど、それでも壁面一杯の大画面に2台の映写機から投影して高輝度、しかもデジタルマスターで高画質、それに見合った高音質、あのクオリティを知っていたから、「新しい映像体験」がウリのアバターはあの映画館以外は考えられないと思って少し遠出した次第。
もっとも普通の映画なら1000円で見れる日ににあえて2200円。
万が一ハズレでも「映画の日(映画ファン感謝デー)」だから抑えが1000円になるかとか(笑)、あと1000円の方に流れて少しは空いてるかなとか(笑)そんな考えです。
一昨日に109シネマズ川崎のオンライン予約をやったのですが、センターブロックは売り切れ。両脇か最前部あるいは最後部のブロックのみ。
どんな映画でもサイドよりセンターの方が見やすいのは当然ですが、昨夏の試写会の経験から3Dでは奥行きの感じ方が変わるのでできればセンター、スクリーンとの距離感は記憶していたので前の方でも大丈夫だろうと。
つまりこの範囲を狙って何とか最前部ブロックの後ろの方に。
最前部ブロックは視界を全てスクリーンが埋めてくれるので予想以上に3D画面に没入できて良かったと思います。
ただ「吹き替え版」でも異星人同士の会話は字幕が入るのですが、それはやっぱり右端の方に浮き上がってるので読み取り難いのは否定しがたい。字幕版だと最前部ブロックはツライでしょうね。
(写真はどうやら3Dゴーグルを掛けて置けるためのフックだと想像。そんな説明無いのでカバン掛けてもいいんですけど(笑))
でも遠出した甲斐はあった気がします。
ここから映画の内容に深入り(ネタバレ注意)。
シナリオを深読みすると、日本人に馴染みの「風の谷のナウシカ」臭い(笑)(←だって「ガンシップ」とか出てくるし、機械の国の男と自然の申し子の女の子の恋愛とか、その他、触手みたいなのも鍵で虫と樹木を置き換えただけに思えるし、とかモロに影響を感じる)、そんでもって「気」=「フォース」みたいなものでみんな繋がってるんだみたいな世界観はスターウォーズのおかげで西洋人のみならず現代人には馴染みになってる、という感じで、大ヒットの素地を忠実になぞってるように思います。
ハリウッド黄金パターンの「やっぱり愛は勝つ」は愛のチカラで戦いに勝利する、不幸も乗り越えるんですが、それはメインのカップルだけハッピーで恋敵はほぼ全滅する(笑)んで「ハッピーエンド」ってのには「おぃ!」って気分も残ります(笑)。これは本作に限らずいつもだけどね(笑)。
身体障碍者が異星で新たな身体を得るというハナシは1960年代の大ヒットTV映画「宇宙大作戦」(スタートレックの1st)のパイロットフィルム「タロス星の幻怪人」を思わせます。
ホント「3D」映像の凄さばかりが喧伝されてる感じですが、シナリオも美術も音楽も全てが緻密に構成されてツボを突いてきます。よくできた娯楽大作だと思う。
今回、映画の日だから他の映画のハシゴも考えたけど、この「アバター」の後だと見劣りするのは明らかなのでパスしました。
一昨日「おとうと」を見たので、もうあまり見たい映画も無かったしね。
同じように疑似ボディでの仮想現実との往来で「サロゲート」も抑えに考えたけど、まぁサイバーパンクも飽きてきたかな。「アバター」が気に入らなかったら見に行ってかもね。
「オーシャンズ」は予告編を見た限りじゃ興味が有ったんだけど、よくよく調べると海の生き物の生態をダイナミックに写した映像美は前半だけで、後半は「反捕鯨」系統のメッセージ色の強い映画だとかいうのが判明して一気に見る気が失せました。アンチ「反捕鯨」の私。
「ゴールデンスランバー」は興味有ったんだけど、最近親と邦画を見に行くことが増えたのでしばらく邦画はいいかなという気分も有り、ビデオでいいかなというのもあり。
結局、「アバター」が十分に満足できる映画だったので、ハシゴはしませんでした。
「アバター」は初めて見るのにビデオじゃ面白くないしね。見て良かったです。
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2010年01月30日
【映】おとうと初回上映と初日舞台挨拶
「ディアドクター」でも「演技っちゅうよりキャラやん」とか思ったけど(笑)、「あのキャラ」が自然に活きるシナリオや演出もやっぱり凄いんだし、素直に出せる鶴瓶師匠も立派、というかやっぱりだんだん上手くなってきてますな(笑)。
思えば鶴瓶さんの師匠、六代目松鶴師匠がテレビ「どてらい男」に出てたのを子供の頃見てたけど、今思い出しても、というか思い出せるほどに「あのキャラ」が活きていた、「あのキャラ」が愛される、それが「笑福亭」のある意味「お家芸」なんじゃないかと思います。
舞台挨拶には吉永小百合さん、蒼井優ちゃん、石田ゆり子さん〜この「さん」と「ちゃん」の使い分けは何ででしょうね(笑)、なんとなく雰囲気で。〜といった女優さんが並ばれてましたが、何を置いても吉永小百合さんはお美しい。ずいぶん昔に早稲田での平和集会で詩の朗読に出てこられたのをお見かけして以来ですが、オーラだけでなく可愛さもある不思議な大女優さん。
石田ゆり子さんは背が高くてすらりと美しい華。蒼井優ちゃんは旬の命の可愛さですな。
上方落語の「らくだ」を思わせるような大阪で言う「ごんたくれ」、腹立たしいほどの行状の数々、それでいてどこか憎めない部分の残る「おとうと」鶴瓶を懸命に庇い赦す小百合姉を通して描かれる社会と家族と人の心。
これ以上の映画の中身はネタバレになるので最後の方にチョコッとだけ。
でもある意味「家族」の日常を描いただけとも言える2時間程の上映時間が長く感じないほどに丁寧な情感描写はさすがの山田洋次監督作品、「面白い映画」というよりやっぱり山田洋次監督作品ならではで「笑わせておいて最後に泣かせる」ような日本的な「いい映画」だと思います。
「映画の日」(映画ファン感謝デー)に見ようかと思っていた笑福亭鶴瓶と吉永小百合主演の映画「おとうと」、初日初回の舞台挨拶のチケットが入手できたので朝イチに丸の内ピカデリー1へ。
・映画「おとうと」公式サイト
・『おとうと』初日舞台挨拶が行われました! | インフォメーション | 映画『おとうと』オフィシャルチャンネル - オフィシャルチャンネル
映画賞自体の価値は門外漢には判らないけれど、受賞を聞いた監督の横で小百合さん嬉しそうでした。
『母べえ』では鶴瓶さんは叔父さん、今回は弟、で、次回作が夫婦なら三部作になりますな。実現したら面白いね。
さて映画の中身(少々ネタバレ注意)。
既に宣伝段階で「最後は癌で死ぬ」ぐらいのことは告知されてる訳ですが、
・15kg壮絶減量の鶴瓶に、吉永小百合が「もうやめて」 - MovieWalker
その描かれ方は「幸か不幸か」それはまるでリドルストーリー。
本日の舞台挨拶でご本人も仰ってましたが、「左に吉永小百合、右に石田ゆり子、足元に蒼井優、こんな幸せな死に方おまへん」ってことですし、加藤治子さんの演じた小百合さんの少し痴呆気味の姑さんの台詞がけっこう鍵で、あえてここでも中身は書きませんが、映画の冒頭からラストシーンまで見終わるとこっちまで気持ちが温かくなる。
小百合さん演じるお姉ちゃんだって単純に優しい人というのではない。一人一人の心は当たり前のように単純じゃない訳ですが、それが丁寧に描き出されてる作品だと思います。
そして本日の舞台挨拶の〆として監督が仰ってたこと。
鉄郎の最後を看取る舞台と成った介護ホスピス、劇中では大阪新世界の愛隣地区にある「みどりの家」でしたが、そのモデルと成ったのは東京の「特定非営利活動法人(NPO) きぼうのいえ」。そこにはそういう現実も厳然と横たわる訳です。
自分も独り身でそうならないとも限らないわね。
山田洋次監督作品は昔から「排除された側」への優しい視点があるように思います。
綺麗な服を着ていたら酔っぱらいを助けることに躊躇する心も生じるでしょうし、それは人の性ですが、疑問は持っていたいですね。
セキュリティの整ったビルで働きオートロックのマンションで安穏と暮らす人々の暮らしは「自分の価値基準に合わない人」を排除することでなりたっています。そしてそこでは「排除される側の痛み」に鈍感にならなきゃ生きてはいけないでしょう。
でもこういうのは「排除される側」からすれば殴りかかられるのと同じ。そうした原始的暴力に対して社会的暴力と言いますが、その暴力にさらされたが故にさらに屈折した悪辣な人間を生み出すことがあるのも否定できません。そういう悪辣な人間から我が身を守るためにまたセキュリティを強化しなければならずさらに強度の排除が生まれるという悪循環もまた不可避。
単純に優しいだけでは我が身を危険にさらすだけで何の解決でも無いけれど、少なくともそういう社会が健全では無いことは忘れちゃいけないんだろうなと。社会が単純多数決で無自覚にそういう方向に流れていこうとする時には疑問を持てる、できれば歯止めを掛けうるような人で居たい。
そんなこともあらためて思います。
いい映画でした。
思えば鶴瓶さんの師匠、六代目松鶴師匠がテレビ「どてらい男」に出てたのを子供の頃見てたけど、今思い出しても、というか思い出せるほどに「あのキャラ」が活きていた、「あのキャラ」が愛される、それが「笑福亭」のある意味「お家芸」なんじゃないかと思います。
舞台挨拶には吉永小百合さん、蒼井優ちゃん、石田ゆり子さん〜この「さん」と「ちゃん」の使い分けは何ででしょうね(笑)、なんとなく雰囲気で。〜といった女優さんが並ばれてましたが、何を置いても吉永小百合さんはお美しい。ずいぶん昔に早稲田での平和集会で詩の朗読に出てこられたのをお見かけして以来ですが、オーラだけでなく可愛さもある不思議な大女優さん。
石田ゆり子さんは背が高くてすらりと美しい華。蒼井優ちゃんは旬の命の可愛さですな。
上方落語の「らくだ」を思わせるような大阪で言う「ごんたくれ」、腹立たしいほどの行状の数々、それでいてどこか憎めない部分の残る「おとうと」鶴瓶を懸命に庇い赦す小百合姉を通して描かれる社会と家族と人の心。
これ以上の映画の中身はネタバレになるので最後の方にチョコッとだけ。
でもある意味「家族」の日常を描いただけとも言える2時間程の上映時間が長く感じないほどに丁寧な情感描写はさすがの山田洋次監督作品、「面白い映画」というよりやっぱり山田洋次監督作品ならではで「笑わせておいて最後に泣かせる」ような日本的な「いい映画」だと思います。
「映画の日」(映画ファン感謝デー)に見ようかと思っていた笑福亭鶴瓶と吉永小百合主演の映画「おとうと」、初日初回の舞台挨拶のチケットが入手できたので朝イチに丸の内ピカデリー1へ。
・映画「おとうと」公式サイト
・『おとうと』初日舞台挨拶が行われました! | インフォメーション | 映画『おとうと』オフィシャルチャンネル - オフィシャルチャンネル
吉永小百合「監督を胴上げしたい」 山田洋次監督、日本人3人目のベルリン映画祭特別功労賞受賞
1月30日12時50分配信 オリコン
『男はつらいよ』シリーズの山田洋次監督が10年ぶりに手がけた現代劇、映画『おとうと』が30日、公開初日を迎え、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで主演の女優・吉永小百合、落語家・笑福亭鶴瓶ら主要キャストが登壇して舞台あいさつを行った。そこで、山田監督がドイツのベルリン国際映画祭で特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ)を受賞したことが発表され、山田監督に花束を渡した吉永は「監督を胴上げしたい」と興奮。鶴瓶は「できないって。いや、意外と吉永さん握力強いのでいけるかも」と笑いのツッコミで、山田監督を祝福した。
同映画祭は、ドイツ・ベルリンで毎年2月に開催されるFLAPF(国際映画製作者連盟)公認の国際映画祭で、カンヌ、ベネチアと並ぶ世界三大映画祭のひとつに数えられるビッグイベント。今年は2月11日から21日まで開催され、映画『おとうと』は映画祭の大トリを飾る、クロージング作品として現地時間2 月20日に上映される。特別功労賞は映画界に多大な貢献をした個人、団体に授与されるもので、これまでに2007年にクリント・イーストウッド、日本人では2000年に市川崑監督、2001年に熊井啓監督が同賞を受賞しており、山田監督は日本人で3人目。
山田監督は受賞の喜びを「この映画は市川崑監督の『おとうと』という作品がなければできなかった。感謝と尊敬の念を持っている市川さんと同じ賞を受賞できて、生きていらっしゃったら報告しに行って、喜んでもらえるのになと思っています。長年支持してくださったみなさん、スタッフ・キャストの代表として受け取りたい」とコメントした。
映画『おとうと』は、東京で堅実に生きてきた姉と、大阪で何かと問題ばかりを起こしてきた弟を中心に、家族の絆を描く。ターミナルケアなどの現代的な問題にも触れた山田監督の真骨頂といえる作品。
舞台あいさつには、ほかに蒼井優、加瀬亮、石田ゆり子、小林稔侍が登壇した。
<山田洋次監督作品 ベルリン映画祭出品歴>
●1989年 『ダウンタウンヒーローズ』 コンペティション部門出品
●1994年 『学校』 パノラマ部門出品
●2003年 『たそがれ清兵衛』 コンペティション部門出品
●2005年 『隠し剣 鬼の爪』 コンペティション部門出品
●2007年 『武士の一分』 パノラマ部門 オープニング作品、特別部門出品
●2008年 『母べえ』 コンペティション部門出品
●2010年 『おとうと』非・コンペ部門出品
【関連】
吉永小百合、鶴瓶のお面を被って浅草寺で映画『おとうと』ヒット祈願 (10年01月25日)
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【動画】“みんな、どうしようもないあなたが、好きでした──” 映画『おとうと』予告編
最終更新:1月30日13時58分
・吉永小百合「監督を胴上げしたい」 山田洋次監督、日本人3人目のベルリン映画祭特別功労賞受賞(オリコン) - Yahoo!ニュース
映画賞自体の価値は門外漢には判らないけれど、受賞を聞いた監督の横で小百合さん嬉しそうでした。
吉永小百合と笑福亭鶴瓶が夫婦役で再共演!?山田洋次監督は前向き!『おとうと』初日舞台あいさつ
2010年1月30日 14時00分
[シネマトゥデイ映画ニュース] 30日、東京・有楽町マリオン9階の丸の内ピカデリーにて、映画『おとうと』の初日舞台あいさつが行われ、吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮、石田ゆり子、小林稔侍、山田洋次監督が登壇した。「今、日本で一番有名な姉と弟です」との紹介で二人一緒に登場した吉永小百合と笑福亭鶴瓶。「長いこと映画に出ていますが、初日の前の日は、胸が躍って、不安で、眠れません。昨日もそうでした」と語る吉永に対し、「僕は昨日遅くまで飲んでましたので、帰ったらすぐに眠れました」と対照的なエピソードを披露したが、二人で「次は夫婦役で」と山田監督にお願いし、吉永ファンのタモリや西田敏行が怒りそうな仲にあることがわかった。山田監督は「とてもいろんなイメージが膨らみますね、この夫婦は」と実現に前向きだった。
また、山田監督が2月11日から21日まで開催される第60回ベルリン国際映画祭にて特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ)を受賞することが発表された。この受賞に「ベルリンにお供して監督の喜びをそばで受け止めたい。監督を胴上げしたい」と喜びを表現した吉永に対し、「けっこう握力であるのでできるのでは」と鶴瓶はベルリンでの挑戦をうながしていた。この賞は、映画界に多大な貢献をした個人、団体に授与されるもので、日本人では過去に市川崑監督(2000年)、熊井啓監督(2001年)の2名が同賞を受賞している。
映画『おとうと』は、東京の郊外で生きてきた姉と、大阪で芸人に憧れいつしか年を重ねてしまった弟との再会と別れを優しく切々と謳いあげる、笑いと涙の物語。日本映画界の巨匠・山田洋次監督10年ぶりの現代劇で、市川崑監督の映画『おとうと』をヒントに作った作品。
映画『おとうと』は1月30日より全国公開
・吉永小百合と笑福亭鶴瓶が夫婦役で再共演!?山田洋次監督は前向き!『おとうと』初日舞台あいさつ - シネマトゥデイ
『母べえ』では鶴瓶さんは叔父さん、今回は弟、で、次回作が夫婦なら三部作になりますな。実現したら面白いね。
さて映画の中身(少々ネタバレ注意)。
既に宣伝段階で「最後は癌で死ぬ」ぐらいのことは告知されてる訳ですが、
・15kg壮絶減量の鶴瓶に、吉永小百合が「もうやめて」 - MovieWalker
その描かれ方は「幸か不幸か」それはまるでリドルストーリー。
本日の舞台挨拶でご本人も仰ってましたが、「左に吉永小百合、右に石田ゆり子、足元に蒼井優、こんな幸せな死に方おまへん」ってことですし、加藤治子さんの演じた小百合さんの少し痴呆気味の姑さんの台詞がけっこう鍵で、あえてここでも中身は書きませんが、映画の冒頭からラストシーンまで見終わるとこっちまで気持ちが温かくなる。
小百合さん演じるお姉ちゃんだって単純に優しい人というのではない。一人一人の心は当たり前のように単純じゃない訳ですが、それが丁寧に描き出されてる作品だと思います。
そして本日の舞台挨拶の〆として監督が仰ってたこと。
鉄郎はとても不幸な男でしたが、最期は幸せでした。でも、あれは映画だからなんですよね。
現実には、独りで寂しく死んでいく方もいますし、毎年、3万人以上の方々がこの国では自殺しているそうです。「そういった問題を私たちはどうすればいいのだろう?」と、家路に着く皆さんの頭の中でそういう思いが浮かんだとしたら、作者として嬉しいです。
・『おとうと』初日舞台挨拶が行われました! | インフォメーション | 映画『おとうと』オフィシャルチャンネル - オフィシャルチャンネル
鉄郎の最後を看取る舞台と成った介護ホスピス、劇中では大阪新世界の愛隣地区にある「みどりの家」でしたが、そのモデルと成ったのは東京の「特定非営利活動法人(NPO) きぼうのいえ」。そこにはそういう現実も厳然と横たわる訳です。
自分も独り身でそうならないとも限らないわね。
山田洋次監督作品は昔から「排除された側」への優しい視点があるように思います。
綺麗な服を着ていたら酔っぱらいを助けることに躊躇する心も生じるでしょうし、それは人の性ですが、疑問は持っていたいですね。
セキュリティの整ったビルで働きオートロックのマンションで安穏と暮らす人々の暮らしは「自分の価値基準に合わない人」を排除することでなりたっています。そしてそこでは「排除される側の痛み」に鈍感にならなきゃ生きてはいけないでしょう。
でもこういうのは「排除される側」からすれば殴りかかられるのと同じ。そうした原始的暴力に対して社会的暴力と言いますが、その暴力にさらされたが故にさらに屈折した悪辣な人間を生み出すことがあるのも否定できません。そういう悪辣な人間から我が身を守るためにまたセキュリティを強化しなければならずさらに強度の排除が生まれるという悪循環もまた不可避。
単純に優しいだけでは我が身を危険にさらすだけで何の解決でも無いけれど、少なくともそういう社会が健全では無いことは忘れちゃいけないんだろうなと。社会が単純多数決で無自覚にそういう方向に流れていこうとする時には疑問を持てる、できれば歯止めを掛けうるような人で居たい。
そんなこともあらためて思います。
いい映画でした。
2010年01月01日
【映】正月映画に「釣りバカ日誌20ファイナル」
毎月1日は映画ファン感謝デー、いわゆる「映画の日」で1000円なので、元旦から銀座に出て映画鑑賞。
釣りバカ日誌20 ファイナル
・12月26日(土)ロードショー!『釣りバカ日誌20 ファイナル』公式サイト
「壮大なフィナーレ」って感じですが、取り立てて大きな物語は無い、やっぱり「ひたすら」娯楽作品。
肩の凝らない映画です。
個人的には西田敏行も三國連太郎も好きだし、登場人物の大半は芝居の達者なのでオモロかった。
何よりも西田敏行の芸の幅が凄いよね。歌って踊って笑わせて、でもって泣かせる。
でもまぁ・・・釣り好きにはどういう位置付けなのか知らんけど、キャラクターに思い入れが無いと本作は何も残らない。
だからこそ広く愛される「大衆映画」たり得たとも言えます。
この釣りバカシリーズが終わることで、日本の映画界から「シリーズ物」が消えることになります。
(バスツアーが渋滞に引っ掛かったときに気分転換に流したりしてたのを何度か見たんだけど、だんだん世の中で「著作権」が無駄に五月蠅くなったせいで近年はそういうのも無くなりましたが)
こういう「肩の凝らない映画」ってのも貴重なんだけどね。
アメリカの興業ベスト10とかには、ほとんど必ずと言っていいほどコメディ映画が入ってますけど、日本じゃタレント頼りの映画かアニメかデートムービーばかり。
文化の厚みってそんなことだと思うのですけどね。
さて
昼の上映に入ったので、出てくるともう夕方。
元旦の銀座って不思議な光景です。
東京駅の回転寿司で、おせち料理には欠けてる生魚を楽しんで帰宅しました。
だって夜にはかくし芸大会を見なきゃね。
アヤパン司会だし(笑)。
そのかくし芸大会も今年で終わるそうな。
ギャラに保険にかなり制作費掛かってる番組だものね。
時代ですなぁ。。。
釣りバカ日誌20 ファイナル
・12月26日(土)ロードショー!『釣りバカ日誌20 ファイナル』公式サイト
「壮大なフィナーレ」って感じですが、取り立てて大きな物語は無い、やっぱり「ひたすら」娯楽作品。
肩の凝らない映画です。
個人的には西田敏行も三國連太郎も好きだし、登場人物の大半は芝居の達者なのでオモロかった。
何よりも西田敏行の芸の幅が凄いよね。歌って踊って笑わせて、でもって泣かせる。
でもまぁ・・・釣り好きにはどういう位置付けなのか知らんけど、キャラクターに思い入れが無いと本作は何も残らない。
だからこそ広く愛される「大衆映画」たり得たとも言えます。
この釣りバカシリーズが終わることで、日本の映画界から「シリーズ物」が消えることになります。
(バスツアーが渋滞に引っ掛かったときに気分転換に流したりしてたのを何度か見たんだけど、だんだん世の中で「著作権」が無駄に五月蠅くなったせいで近年はそういうのも無くなりましたが)
こういう「肩の凝らない映画」ってのも貴重なんだけどね。
アメリカの興業ベスト10とかには、ほとんど必ずと言っていいほどコメディ映画が入ってますけど、日本じゃタレント頼りの映画かアニメかデートムービーばかり。
文化の厚みってそんなことだと思うのですけどね。
さて
昼の上映に入ったので、出てくるともう夕方。
元旦の銀座って不思議な光景です。
東京駅の回転寿司で、おせち料理には欠けてる生魚を楽しんで帰宅しました。
だって夜にはかくし芸大会を見なきゃね。
アヤパン司会だし(笑)。
そのかくし芸大会も今年で終わるそうな。
ギャラに保険にかなり制作費掛かってる番組だものね。
時代ですなぁ。。。
2009年12月01日
【映】2012
この映画こそDVDじゃなくて映画館、
それも包み込まれそうな大スクリーンで見なきゃね。
2012
・公式サイト
・2012年人類滅亡説 - Wikipedia
よくよく考えると選民思想というかヒドイ話だと思うけど、シナリオ上でもその点についての疑問は呈示し保留した上での物語だから一応スジは通ってるので、「迫力だけ」って訳では有りません。
(数々見て来た映画で、本当に「迫力だけ」って印象なのは高校生ぐらいだったかで見たレイズ・ザ・タイタニックぐらいだけど)
でもなぁ。ハリウッド映画の大好きな「やっぱり愛は勝つ」だし、ラブストーリーに余計な奴はどんどん不幸になるし(笑)。冷静に考えると・・・というか考えちゃイケナイ映画。
純粋に迫力を楽しむ、愛と平和に喜ぶ、そういう素直な人に向いてます(笑)。
大迫力のアトラクションって感じ。パニック映画の王道というか、ハリウッドじゃなきゃ出来ないレベルのディザスター映画って奴で、タワーリング・インフェルノとポセイドン・アドベンチャーとアルマゲドンを足して・・・3で割・・・らずに(笑)、一つの映画に圧縮したような感じ。
地震に噴火に津波にとパニック映画数本分を纏めて見たような感じです。
最近邦画が続いたので、独りで見ることになった今日の「映画の日」は「映画館じゃなきゃ」ってのを選びました。
でもって内容が内容だけに、大スクリーンを探して、丸の内ルーブルにしました。
たぶんココが一番豪華だし、色々調べたけど都内の上映館(日によって異なる昨今だからこの日のハナシ)では、一番スクリーンが大きかったので。
期待に違わず、大迫力に何度も椅子から落ちそうに、あるいは飛び出しそうになりました。
何だかんだ言ってこういうシンプルになれる映画好きです(笑)。
それも包み込まれそうな大スクリーンで見なきゃね。
2012
・公式サイト
・2012年人類滅亡説 - Wikipedia
よくよく考えると選民思想というかヒドイ話だと思うけど、シナリオ上でもその点についての疑問は呈示し保留した上での物語だから一応スジは通ってるので、「迫力だけ」って訳では有りません。
(数々見て来た映画で、本当に「迫力だけ」って印象なのは高校生ぐらいだったかで見たレイズ・ザ・タイタニックぐらいだけど)
でもなぁ。ハリウッド映画の大好きな「やっぱり愛は勝つ」だし、ラブストーリーに余計な奴はどんどん不幸になるし(笑)。冷静に考えると・・・というか考えちゃイケナイ映画。
純粋に迫力を楽しむ、愛と平和に喜ぶ、そういう素直な人に向いてます(笑)。
大迫力のアトラクションって感じ。パニック映画の王道というか、ハリウッドじゃなきゃ出来ないレベルのディザスター映画って奴で、タワーリング・インフェルノとポセイドン・アドベンチャーとアルマゲドンを足して・・・3で割・・・らずに(笑)、一つの映画に圧縮したような感じ。
地震に噴火に津波にとパニック映画数本分を纏めて見たような感じです。
最近邦画が続いたので、独りで見ることになった今日の「映画の日」は「映画館じゃなきゃ」ってのを選びました。
でもって内容が内容だけに、大スクリーンを探して、丸の内ルーブルにしました。
たぶんココが一番豪華だし、色々調べたけど都内の上映館(日によって異なる昨今だからこの日のハナシ)では、一番スクリーンが大きかったので。
期待に違わず、大迫力に何度も椅子から落ちそうに、あるいは飛び出しそうになりました。
何だかんだ言ってこういうシンプルになれる映画好きです(笑)。
2009年11月30日
【映】ゼロの焦点
う〜む・・・木村多江はますますイイ女優っぷり。
中谷美紀の役柄は女優として腕の見せ処っていうか面白いだろうねぇ。
広末涼子は・・・この役にしてはキャラが強すぎるんじゃないかな。。。
ゼロの焦点
・ゼロの焦点 - 映画|東宝WEB SITE
・公式サイトhttp://zero-focus.jp/
原作なんて、たしか中学生時代に読んだような、、、ってレベルなので、「こんなエグい哀しいハナシだっけ?」って印象でしたが、
ゼロの焦点 (新潮文庫)
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ゼロの焦点 カッパ・ノベルス創刊50周年特別版
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監督の犬童一心さんはコワくて美しい演出をする人だからなのかもね。
とにかく女性陣がいろんな意味でコワイ映画です。
広末の役が「魂を洗われるような」女性、「清楚」という役どころなんですけど、実際の過去はともかくとしても(笑)、表情が強すぎて、何か違うよなぁ、って違和感が最後まで残ってました。
まぁある意味一つの強さのカタチとも言えるのでそれを表そうとしたのかも知れませんけど。
それにまぁ「清楚」って役どころは、プライバシーが有ること無いこと記事にされやすい今の女優さんとて現代の若い女性である以上、なかなか誰がやっても難しいでしょうが。
蒼井優みたいな「無垢」ウリで、あまり荒れた話の出てない(笑)女優さんの方がいいんじゃないかと思ったり。
でもたぶんホラー好きの監督の狙いとしては、自分の感じた「怖さ」は当たってるんでしょうね。
結構ディープでシリアスな物語ですが、結局「女はコワイ」(笑)。
中島みゆき様のテーマ曲もコワイものねぇ(笑)。
「ゼロの焦点」オリジナル・サウンドトラック
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---
<追記 091203>
まぁそうだろうね。海外市場見越しての広末起用だとは思った。
(少し御用記事っぽいけどな、コレ(笑))
中谷美紀の役柄は女優として腕の見せ処っていうか面白いだろうねぇ。
広末涼子は・・・この役にしてはキャラが強すぎるんじゃないかな。。。
ゼロの焦点
・ゼロの焦点 - 映画|東宝WEB SITE
・公式サイトhttp://zero-focus.jp/
原作なんて、たしか中学生時代に読んだような、、、ってレベルなので、「こんなエグい哀しいハナシだっけ?」って印象でしたが、
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監督の犬童一心さんはコワくて美しい演出をする人だからなのかもね。
とにかく女性陣がいろんな意味でコワイ映画です。
広末の役が「魂を洗われるような」女性、「清楚」という役どころなんですけど、実際の過去はともかくとしても(笑)、表情が強すぎて、何か違うよなぁ、って違和感が最後まで残ってました。
まぁある意味一つの強さのカタチとも言えるのでそれを表そうとしたのかも知れませんけど。
それにまぁ「清楚」って役どころは、プライバシーが有ること無いこと記事にされやすい今の女優さんとて現代の若い女性である以上、なかなか誰がやっても難しいでしょうが。
蒼井優みたいな「無垢」ウリで、あまり荒れた話の出てない(笑)女優さんの方がいいんじゃないかと思ったり。
でもたぶんホラー好きの監督の狙いとしては、自分の感じた「怖さ」は当たってるんでしょうね。
結構ディープでシリアスな物語ですが、結局「女はコワイ」(笑)。
中島みゆき様のテーマ曲もコワイものねぇ(笑)。
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<追記 091203>
まぁそうだろうね。海外市場見越しての広末起用だとは思った。
広末効果抜群!?海外メディアが『ゼロの焦点』に注目 - livedoor ニュース
2009年12月03日11時50分 / 提供:東京ウォーカー
広末効果抜群!?海外メディアが『ゼロの焦点』に注目
現在公開中の『ゼロの焦点』(09)に、海外からの配給オファーが殺到している。その理由は、2009年のアカデミー賞外国語映画賞に輝いた『おくりびと』(08)で主人公の妻を演じた広末涼子が出演しているからだという。
劇中で魅せる“昭和の女”ぶりで、再び旋風を巻き起こすか!?
『おくりびと』は前述のアカデミー賞だけでなく、モントリオール世界映画祭やアジア・フィルム・アワードなど、世界各国の映画祭でも絶賛された作品。納棺師の夫と時にぶつかりながらも、互いに理解し合い支え合っていく広末の姿は、作品同様に高い評価を得ていただけに、彼女の最新作に対する世界の関心の高さには納得がいく。
かつて、リュック・ベッソン製作の『WASABI』(02)でジャン・レノと共演し、国際派女優として期待されながら、それ以降は特に海外との接点はなかった広末。だが、松本清張のミステリー小説を映画化した『ゼロの焦点』で、夫の失踪から不可解な事件に巻き込まれるヒロインを演じ、女優として成長を見せているのは誰の目にも明らかだ。
まずは韓国で、日本映画としては史上最大規模での上映が行われる予定だ。韓国は『ゼロの焦点』の撮影初日のロケ地だったということもあり、そこで上映されるということは彼女にとっても感慨深いものだろう。韓国での撮影当時、広末はアカデミー賞授賞式の直後だったということもあり、周囲からの期待を痛いほど感じながら現場に挑んだそう。当時の心境を「演技がちゃんとできなかったらどうしようって考え込んでしまって。賞をもらったことで余計プレッシャーを感じてしまい、すごく憂鬱でした」と振り返っている。
2010年には、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼なじみを演じることも決まっている広末。周囲からの期待はもちろん、プレッシャーさえも力に変えて、さらなる飛躍を見せてくれることに期待したい。【トライワークス】
【関連記事】
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関連ワード:
ゼロの焦点 メディア 映画 韓国 アカデミー賞
関連ニュース:ゼロの焦点
* 広末史上最も濃艶? 『ゼロの焦点』は泥沼スキャンダルを脱却したからこそ!画像メンズサイゾー 11月17日08時10分(8)
* 注目の清張作品 見どころは広末涼子の“初夜”の濡れ場ゲンダイネット 11月16日10時00分(7)
* 中谷美紀ヒヤヒヤ? 渡部篤郎が狙う未来の大物女優"O"画像メンズサイゾー 11月19日08時00分(3)
* 広末涼子 初対面での入浴シーンに苦笑い画像デイリースポーツ 11月15日09時20分(1)
* 広末涼子「ゼロの焦点」初日挨拶で西島との混浴秘話に赤面画像eiga.com 11月14日15時23分(1)
広末効果抜群!?海外メディアが『ゼロの焦点』に注目 - livedoor ニュース
(少し御用記事っぽいけどな、コレ(笑))
2009年11月16日
【映】笑う警官
予想していたよりも面白かった、というのが正直なところ。
でもって松田優作から薬師丸ひろ子・渡辺典子・原田知世なんてところの角川映画にガキの頃にドップリ染まってた身には、久々の「角川春樹の映画」でした。
壮大なスペクタクルシーンもなく、広大な情景を映すでもなく、ただひたすらに人間の内面を掘り下げるような物語、テレビの2時間ドラマでも作品になり得るシナリオだけど、音楽が効果的に使われていてスケール感を生み出していたように思います。
そこもいかにも角川春樹なんだよね。
本作ではホイットニー・ヒューストンの主題歌と全編の鍵になるサックスの音色が効いていました。
アイ・ルック・トゥ・ユー
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エンタメ路線の当時の角川映画の中でも、とりわけ中身らしい中身の無いPVやイメージビデオみたいな映画の代表作、「汚れた英雄」はローズマリー・バトラーのテーマソングの響きが全てだったものなぁ。
でも本作はそれよりははるかに中身の濃いドラマチックな作品だったと思います。
先月の「映画の日」の放映事故で貰った年内一杯の丸の内TOEI鑑賞券。
その後、年内一杯の上映スケジュールを見るに、趣味に合わない宗教映画や妙にヘビーな映画などが多かったので、特に見たい映画というわけではなかったのだけど、これにしました。
笑う警官
・公式サイト
佐々木譲のベストセラーミステリーの映画化です。
笑う警官 (ハルキ文庫)
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「ハルキ文庫」ってのは角川春樹が角川書店本体から抜けてから作った出版社ですな。
笑う警官 (マンサンQコミックス)
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小学生の頃からクイーンだとかクリスティだとかの海外ミステリーを愛読してた自分からすると、このタイトルで有名なミステリーは、むしろこっちの方。
笑う警官 (角川文庫 赤 520-2)
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この海外ミステリーは海外ミステリーで、その昔に ウォルター・マッソー主演の「マシンガン・パニック」として映画化もされています。
(この映画も、たしか中学生の頃に見たけど、本作とは全然違うハナシ、どっちかというとサイコ犯人系のミステリーだったはず。)
佐々木譲の「笑う警官」は、なんでも、この海外ミステリーに対するオマージュと言うことで書かれたものだそう。
この映画の原作は読んでいませんでしたし、特に好きな女優も俳優も出ていなかったのだけど、シナリオが深く、キチンと伏線を示す演出は丁寧で、知らず知らずに画面に惹き込まれて、ほぼ24時間程度の出来事をリアルタイムに錯覚体感させるかのような近年流行の手法も活きて、かなり楽しめました。
若いのでクサイ芝居は数人居たけど(笑)、脇を固める俳優が見事に芸達者だしね。
今月の映画の日に見た「沈まぬ太陽」といい「組織の中の弾圧vs.青臭い個人」の構図が最近は受けるのかな?
自分は「青臭く生きる」のがモットーの自由人だから構図としては趣味に合うけど、世間の大半の人はサラリーマンで、本作の中の台詞で言えば「朱に交われば赤くなる」で「染まってしまう人」のハズ。
企業に「染まる」ことが幸せを保証できた景気の良い時代には浮かび上がってこなかった疑念や不満に光を当てて、でも時代劇のような単純な勧善懲悪でも、若き日の少年漫画のような「正義が勝つ」でもないエンディングは、そういう人々に「まぁ現実はしょうがないんだよね」と赦しのカタルシスを与えているのかも、なんてことも思います。
個人的にはスッキリしないんだよね(笑)、最近のこの手の映画。
でも芝居としては上質な映画でした。
でもって松田優作から薬師丸ひろ子・渡辺典子・原田知世なんてところの角川映画にガキの頃にドップリ染まってた身には、久々の「角川春樹の映画」でした。
壮大なスペクタクルシーンもなく、広大な情景を映すでもなく、ただひたすらに人間の内面を掘り下げるような物語、テレビの2時間ドラマでも作品になり得るシナリオだけど、音楽が効果的に使われていてスケール感を生み出していたように思います。
そこもいかにも角川春樹なんだよね。
本作ではホイットニー・ヒューストンの主題歌と全編の鍵になるサックスの音色が効いていました。
アイ・ルック・トゥ・ユー
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エンタメ路線の当時の角川映画の中でも、とりわけ中身らしい中身の無いPVやイメージビデオみたいな映画の代表作、「汚れた英雄」はローズマリー・バトラーのテーマソングの響きが全てだったものなぁ。
でも本作はそれよりははるかに中身の濃いドラマチックな作品だったと思います。
先月の「映画の日」の放映事故で貰った年内一杯の丸の内TOEI鑑賞券。
その後、年内一杯の上映スケジュールを見るに、趣味に合わない宗教映画や妙にヘビーな映画などが多かったので、特に見たい映画というわけではなかったのだけど、これにしました。
笑う警官
・公式サイト
佐々木譲のベストセラーミステリーの映画化です。
笑う警官 (ハルキ文庫)
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「ハルキ文庫」ってのは角川春樹が角川書店本体から抜けてから作った出版社ですな。
笑う警官 (マンサンQコミックス)
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小学生の頃からクイーンだとかクリスティだとかの海外ミステリーを愛読してた自分からすると、このタイトルで有名なミステリーは、むしろこっちの方。
笑う警官 (角川文庫 赤 520-2)
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この海外ミステリーは海外ミステリーで、その昔に ウォルター・マッソー主演の「マシンガン・パニック」として映画化もされています。
(この映画も、たしか中学生の頃に見たけど、本作とは全然違うハナシ、どっちかというとサイコ犯人系のミステリーだったはず。)
佐々木譲の「笑う警官」は、なんでも、この海外ミステリーに対するオマージュと言うことで書かれたものだそう。
この映画の原作は読んでいませんでしたし、特に好きな女優も俳優も出ていなかったのだけど、シナリオが深く、キチンと伏線を示す演出は丁寧で、知らず知らずに画面に惹き込まれて、ほぼ24時間程度の出来事をリアルタイムに錯覚体感させるかのような近年流行の手法も活きて、かなり楽しめました。
若いのでクサイ芝居は数人居たけど(笑)、脇を固める俳優が見事に芸達者だしね。
今月の映画の日に見た「沈まぬ太陽」といい「組織の中の弾圧vs.青臭い個人」の構図が最近は受けるのかな?
自分は「青臭く生きる」のがモットーの自由人だから構図としては趣味に合うけど、世間の大半の人はサラリーマンで、本作の中の台詞で言えば「朱に交われば赤くなる」で「染まってしまう人」のハズ。
企業に「染まる」ことが幸せを保証できた景気の良い時代には浮かび上がってこなかった疑念や不満に光を当てて、でも時代劇のような単純な勧善懲悪でも、若き日の少年漫画のような「正義が勝つ」でもないエンディングは、そういう人々に「まぁ現実はしょうがないんだよね」と赦しのカタルシスを与えているのかも、なんてことも思います。
個人的にはスッキリしないんだよね(笑)、最近のこの手の映画。
でも芝居としては上質な映画でした。
2009年11月01日
【映】沈まぬ太陽
映画の日(1000円の日)も映画館によっては座席指定予約して見れるようになったから楽なもんです。
・TOHOシネマズ スカラ座/レッツエンジョイ東京
沈まぬ太陽
・沈まぬ太陽 - 映画|東宝WEB SITE
・公式サイト
今日は3時間22分の大作にしました。1日3枠しかなく、午前中は座席指定予約できないので昼の回に。
御巣鷹山での日航機墜落事故を題材に、親方日の丸の特殊法人、日本航空の企業暗部を抉り出したドキュメント・・・などではなくて(笑)、「そんなことあるだろうな」と思わせる抜群に良くできた山崎豊子原作の小説の映画化。渡辺謙主演。
渡辺謙主演 映画『沈まぬ太陽』ドキュメントブック
クチコミを見る
小説自体が大長編だしテーマも重いので、よく3時間22分に収まった方だと思います。
で、役者が映画3本ぐらい作れそうなほどに粒揃いで達者な人ばかりだったから、ダレることなく最後まで時間を感じさせませんでした。
社会背景や現実に似たような事件をたくさん知ってれば知ってるほど楽しめるというか重たくなるし、このエンディングについてはハッピーエンドではないようにも思うし、でもまぁご本人はいいのか、とか微妙な気持ちにもなるけど、「まっすぐ生きる」勇気というか性根というかそういうものを大事にしてた時代の話として、俺は好き。
今はますますこういう骨太な男は共感得られないだろうし、付いていく女房が珍しいんじゃないのかな(笑)。
その女房役の鈴木京香が良かった。
石坂浩二や三浦友和って二枚目独特の大根なイメージだったんだけど、虚実の皮膜、善悪の境界を渡る微妙な芝居はとても力強かった。
色々と考えさせられて映画館から出てきた頃には、世間はすっかり真っ暗だったけどね(笑)。
「面白かった」じゃないんだけど、「いい作品を見せて貰った」という気はしました。
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
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沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)
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沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)
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沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)
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沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)
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---
笑止!
報復人事なんて労働問題じゃ散見されて、「報復人事だ」「いや正当な理由のある人事だ」なんてことが訴訟で争われたりする訳ですが、「ありえない」なんて言える無神経さ自体が「上から目線」だと言うことに気付かないのかな?
そういう「上から目線」が時代錯誤で企業イメージが悪化してるときは一層のマイナス要因だと気付かないのでしょうか?
「疑われるケースがあったかも知れませんが、当時の経営判断は正しかったと当時の経営者は考えていたとのことです」ぐらいでしょう、もし「公平」な言説が可能とすれば。
無神経に「上から目線」を振りかざせる企業姿勢は、自ら「体質改善は難しい」と自白しているようなもの。
経営危機なら虚心坦懐、「悪いところはご指摘下さい」がスジだと思うけど。
エライ人は違うのでしょうか?
市井の大衆にはどうせワカランとか。
やっぱり笑止(笑)。
・TOHOシネマズ スカラ座/レッツエンジョイ東京
沈まぬ太陽
・沈まぬ太陽 - 映画|東宝WEB SITE
・公式サイト
今日は3時間22分の大作にしました。1日3枠しかなく、午前中は座席指定予約できないので昼の回に。
御巣鷹山での日航機墜落事故を題材に、親方日の丸の特殊法人、日本航空の企業暗部を抉り出したドキュメント・・・などではなくて(笑)、「そんなことあるだろうな」と思わせる抜群に良くできた山崎豊子原作の小説の映画化。渡辺謙主演。
渡辺謙主演 映画『沈まぬ太陽』ドキュメントブック
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小説自体が大長編だしテーマも重いので、よく3時間22分に収まった方だと思います。
で、役者が映画3本ぐらい作れそうなほどに粒揃いで達者な人ばかりだったから、ダレることなく最後まで時間を感じさせませんでした。
社会背景や現実に似たような事件をたくさん知ってれば知ってるほど楽しめるというか重たくなるし、このエンディングについてはハッピーエンドではないようにも思うし、でもまぁご本人はいいのか、とか微妙な気持ちにもなるけど、「まっすぐ生きる」勇気というか性根というかそういうものを大事にしてた時代の話として、俺は好き。
今はますますこういう骨太な男は共感得られないだろうし、付いていく女房が珍しいんじゃないのかな(笑)。
その女房役の鈴木京香が良かった。
石坂浩二や三浦友和って二枚目独特の大根なイメージだったんだけど、虚実の皮膜、善悪の境界を渡る微妙な芝居はとても力強かった。
色々と考えさせられて映画館から出てきた頃には、世間はすっかり真っ暗だったけどね(笑)。
「面白かった」じゃないんだけど、「いい作品を見せて貰った」という気はしました。
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
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沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)
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「沈まぬ太陽」、社内報で批判=客離れ誘発に危機感−日航(時事通信) - Yahoo!ニュース
11月3日3時0分配信 時事ドットコム(時事通信)
経営再建中の日本航空が、同社をモデルにした公開中の映画「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作、若松節朗監督)を社内報で取り上げ、「当社を取り巻く厳しい経営状況は世間の注目を浴びている」との認識を示した上で、「企業として信頼を損なうばかりか、お客様離れを誘発しかねない」と批判していることが2日、分かった。混迷する再建をめぐる社内の危機感が浮き彫りになった形だ。
社内報は映画公開直前の10月21日付。「心をひとつに立ち向かおう 風評・批判に惑わず」と大見出しが躍る。
映画で描かれている社内の報復人事や役員の不正経理、政治家・旧運輸省幹部らへの利益供与や贈賄について「こんな不正があるわけがない」と一刀両断。「国民航空」の名称やジャンボ機墜落事故の克明な描写から「『フィクション』と断っているが、日航や役員・社員を連想させ、日航と個人のイメージを傷つける」と反発している。
また、事故をめぐって「作り話を加えて映像化し、商業的利益を得ようとする行為は遺族への配慮に欠ける」と非難。さらに「しかるべき措置を講じることも検討している」と法的手段も辞さない姿勢を見せている。
最終更新:11月3日3時26分
「沈まぬ太陽」、社内報で批判=客離れ誘発に危機感−日航(時事通信) - Yahoo!ニュース
笑止!
報復人事なんて労働問題じゃ散見されて、「報復人事だ」「いや正当な理由のある人事だ」なんてことが訴訟で争われたりする訳ですが、「ありえない」なんて言える無神経さ自体が「上から目線」だと言うことに気付かないのかな?
そういう「上から目線」が時代錯誤で企業イメージが悪化してるときは一層のマイナス要因だと気付かないのでしょうか?
「疑われるケースがあったかも知れませんが、当時の経営判断は正しかったと当時の経営者は考えていたとのことです」ぐらいでしょう、もし「公平」な言説が可能とすれば。
無神経に「上から目線」を振りかざせる企業姿勢は、自ら「体質改善は難しい」と自白しているようなもの。
経営危機なら虚心坦懐、「悪いところはご指摘下さい」がスジだと思うけど。
エライ人は違うのでしょうか?
市井の大衆にはどうせワカランとか。
やっぱり笑止(笑)。
2009年10月01日
【映】火天の城(途中まで)
何で「途中まで」なのかはおいおい。
今月の「映画ファン感謝デー」は火天の城にしました。
・映画「火天の城」公式HP
先日の記事でブログパーツのゲームを貼り付けた奴。
芸達者な役者揃いの日本映画は大好きなのです。
時は戦国、信長の時代、信長が巨大な城郭を建てると言い出すところから物語が始まります。
前例の無い5層の天守閣を建てると。
その建築を請け負うのが西田敏行扮するところの棟梁。
どうやら身分の低い彼が如何にして仕事を頼まれるに至るのか、という序章が終わり、天守閣の大黒柱となるべき檜の柱を得るために奔走するという中盤の山場が過ぎ、どうやら目処が立っ、、
たところで、画面がだんだん暗くなって・・・映画が中断してしまいました。
点る非常灯、館内照明。
地震は感じませんでしたので火事でも起こったのかと思いましたが
「映写機の故障です。しばらくお待ち下さい」
とのアナウンス。
珍しいこともあるもんですな。大昔の映画ならいざしらず。
などと思いつつトイレなど済ませて待ってたら
「復旧の目処が立ちませんので上映中止とさせて頂きます」
っておいおい。。。
怒るより笑っちゃいました(笑)。
ココで「つづく」ってされてもなぁ。。。って感じの「いいところ」で切れましたから。
他のお客さんも特に怒ってる人もなく、何となく気の抜けた感じ。
「返金いたします。別途入場券も・・・」
とかとのアナウンス。
なるほど、入場料(映画の日価格なので1000円)が返金されただけでなく、「この度はご鑑賞中の不測の事態により大変ご迷惑を・・」とか印刷された「劇場入場証」なるものを頂きました。
この日行った丸の内TOEIの1番館2番館で3ヶ月使える入場券です。
数百本映画見てると思うけどこんなの貰ったの初めて。
こんな珍しい事件にはなかなか出会えないので、それはそれで面白いけど・・・
「火天の城」どうするよ。。。
だって、この映画館「完全入れ替え制の座席指定」。
ということは、途中から見ようにも不自由です。とりあえず上映開始時間より以前に座席指定を受けなきゃならんのだから時間の潰し方とか困ったことに。。。
いっそ名画館に来るのを待つかなぁ。
この「劇場入場証」は何か違う映画を見るとして。。。
という訳で、映画「火天の城」は(途中まで)しか見ていませんし、当分見ないと思います・・・が、見た範囲では(笑)演技派の俳優揃いで達者な芝居が続いて飽きさせない良質の映画でした。
たぶんあの後、何かしらのトラブルはあっても乗り越えて城は建ったのでしょう(笑)。
う〜ん・・・見たいんだけどモッタイナイ(笑)。
火天の城 (文春文庫)
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復元安土城 (講談社学術文庫)
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1/540 火天の城 映画公開記念版
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武将スティックメモ「織田信長」
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武将ブロックメモ【織田信長】
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1/360 スタンダード城 安土城
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1/150 木製建築模型 安土城
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世界最小マイクロピース 1000ピース 安土城 M81-816
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ちなみに・・・
「復旧の見込みが立たない」みたいな言い訳で上映中止となったのですが、次の回の上映には間に合ったようで、買い物などして後で映画館の前を通ったら昼イチの回からはつつがなく行われていたように思われます。
思うに、上映と上映の間の休み時間は10分、この10分以上の中断が有ると次回上映に響きます。時間を合わせてくる人も居ますから文句も出るでしょう。
それに対して朝イチの上映回は客も少ない。
だから朝イチの回でのトラブルは10分以上掛かるようならその回だけ返金処理してしまえばコストは少なくて済む。
なるほど、危機管理としては合理的です。
でもなぁ(笑)、なんか悔しいww
今月の「映画ファン感謝デー」は火天の城にしました。
・映画「火天の城」公式HP
先日の記事でブログパーツのゲームを貼り付けた奴。
芸達者な役者揃いの日本映画は大好きなのです。
時は戦国、信長の時代、信長が巨大な城郭を建てると言い出すところから物語が始まります。
前例の無い5層の天守閣を建てると。
その建築を請け負うのが西田敏行扮するところの棟梁。
どうやら身分の低い彼が如何にして仕事を頼まれるに至るのか、という序章が終わり、天守閣の大黒柱となるべき檜の柱を得るために奔走するという中盤の山場が過ぎ、どうやら目処が立っ、、
たところで、画面がだんだん暗くなって・・・映画が中断してしまいました。
点る非常灯、館内照明。
地震は感じませんでしたので火事でも起こったのかと思いましたが
「映写機の故障です。しばらくお待ち下さい」
とのアナウンス。
珍しいこともあるもんですな。大昔の映画ならいざしらず。
などと思いつつトイレなど済ませて待ってたら
「復旧の目処が立ちませんので上映中止とさせて頂きます」
っておいおい。。。
怒るより笑っちゃいました(笑)。
ココで「つづく」ってされてもなぁ。。。って感じの「いいところ」で切れましたから。
他のお客さんも特に怒ってる人もなく、何となく気の抜けた感じ。
「返金いたします。別途入場券も・・・」
とかとのアナウンス。
なるほど、入場料(映画の日価格なので1000円)が返金されただけでなく、「この度はご鑑賞中の不測の事態により大変ご迷惑を・・」とか印刷された「劇場入場証」なるものを頂きました。
この日行った丸の内TOEIの1番館2番館で3ヶ月使える入場券です。
数百本映画見てると思うけどこんなの貰ったの初めて。
こんな珍しい事件にはなかなか出会えないので、それはそれで面白いけど・・・
「火天の城」どうするよ。。。
だって、この映画館「完全入れ替え制の座席指定」。
ということは、途中から見ようにも不自由です。とりあえず上映開始時間より以前に座席指定を受けなきゃならんのだから時間の潰し方とか困ったことに。。。
いっそ名画館に来るのを待つかなぁ。
この「劇場入場証」は何か違う映画を見るとして。。。
という訳で、映画「火天の城」は(途中まで)しか見ていませんし、当分見ないと思います・・・が、見た範囲では(笑)演技派の俳優揃いで達者な芝居が続いて飽きさせない良質の映画でした。
たぶんあの後、何かしらのトラブルはあっても乗り越えて城は建ったのでしょう(笑)。
う〜ん・・・見たいんだけどモッタイナイ(笑)。
火天の城 (文春文庫)
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世界最小マイクロピース 1000ピース 安土城 M81-816
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ちなみに・・・
「復旧の見込みが立たない」みたいな言い訳で上映中止となったのですが、次の回の上映には間に合ったようで、買い物などして後で映画館の前を通ったら昼イチの回からはつつがなく行われていたように思われます。
思うに、上映と上映の間の休み時間は10分、この10分以上の中断が有ると次回上映に響きます。時間を合わせてくる人も居ますから文句も出るでしょう。
それに対して朝イチの上映回は客も少ない。
だから朝イチの回でのトラブルは10分以上掛かるようならその回だけ返金処理してしまえばコストは少なくて済む。
なるほど、危機管理としては合理的です。
でもなぁ(笑)、なんか悔しいww
2009年09月30日
【映】東宝特撮映画DVDコレクション 「ゴジラ」
つい買っちゃった。
・東宝特撮映画 DVDコレクション| DeAGOSTINI デアゴスティーニ・ジャパン
・東宝特撮映画 DVDコレクション<特設ページ>| DeAGOSTINI デアゴスティーニ・ジャパン
このシリーズ刊行のCMがテレビで流れた折に、「こりゃ俺買いそうだな」と自分で自分に嫌な予感がしておりました(笑)。
昨日の古澤さんのライブの帰り、ライブの帰りですから当然酔ってる訳で、酔った勢いでタメライが飛んでまして、買ってきてた(笑)のを今日見た次第です。
昨夏の「お台場冒険王」での「ゴジラ復活祭」で久々に見ることになった1st「ゴジラ」に感動したからねぇ。
それはハイビジョン対応でデジタルリマスターしたクリアな映像で、ゴジラに壊される銀座の街並みの看板まで読めるクリアさ、つまりどうせ壊れるセットにまで拘ってる作り込みの凄さに感動させられた体験でした。
その日はその1作目の「ゴジラ」を2回、1回は普通に見て、2回目は樋口真嗣氏(映画監督)と富山省吾氏(東宝映画社長)が生でコメントするコメンタリー上映で見ました。
それがあまりにも面白かったので、その後の上映は切符を獲ってませんでしたが、1stゴジラから10年後の昭和39年、東京オリンピックの年に作られた「総天然色」つまりカラー作品、最強と言われるキングギドラの初登場作品、『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年)もコメンタリー上映だけ観賞しました。
ゴジラ作品全28本のリストはこのゴジラ復活祭 「三大怪獣 地球最大の決戦」の記事に書きましたが、今回のシリーズ刊行は、それ以外にも懐かしの作品群を含めて55回配本予定とのこと。
「東宝特撮作品」は59本なので、何が欠けているのかと配本予定リストと作品リストを照合するとこんな感じ。
まぁ、、、何となく判るような。。。
「さよならジュピター」は公開当時学校で笑ってたもんなぁ(笑)。
昨年の1st「ゴジラ」と10年後の作品を較べての会場総意の結論は
「1作目だけ別物」
でした。つまり後の作品はどんどん娯楽大作と化していって、制作者のメッセージやらコダワリやらは消えていってしまうと。
でも、その後もレンタルDVDでモスラ(昭和版)見て、モスラ対ゴジラ(昭和39年作品)を見て、最初のゴジラほどではなくても「今の映画に無い何か」、あるいは「今の自分が失ってしまった何か」を見るようで結構楽しめたのでした。
だからまぁ見たこと無い作品とか見るのもいいかなと思ってます。
つまり定期購読(笑)。
・東宝特撮映画 DVDコレクション| DeAGOSTINI デアゴスティーニ・ジャパン
・東宝特撮映画 DVDコレクション<特設ページ>| DeAGOSTINI デアゴスティーニ・ジャパン
このシリーズ刊行のCMがテレビで流れた折に、「こりゃ俺買いそうだな」と自分で自分に嫌な予感がしておりました(笑)。
昨日の古澤さんのライブの帰り、ライブの帰りですから当然酔ってる訳で、酔った勢いでタメライが飛んでまして、買ってきてた(笑)のを今日見た次第です。
昨夏の「お台場冒険王」での「ゴジラ復活祭」で久々に見ることになった1st「ゴジラ」に感動したからねぇ。
それはハイビジョン対応でデジタルリマスターしたクリアな映像で、ゴジラに壊される銀座の街並みの看板まで読めるクリアさ、つまりどうせ壊れるセットにまで拘ってる作り込みの凄さに感動させられた体験でした。
その日はその1作目の「ゴジラ」を2回、1回は普通に見て、2回目は樋口真嗣氏(映画監督)と富山省吾氏(東宝映画社長)が生でコメントするコメンタリー上映で見ました。
それがあまりにも面白かったので、その後の上映は切符を獲ってませんでしたが、1stゴジラから10年後の昭和39年、東京オリンピックの年に作られた「総天然色」つまりカラー作品、最強と言われるキングギドラの初登場作品、『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年)もコメンタリー上映だけ観賞しました。
ゴジラ作品全28本のリストはこのゴジラ復活祭 「三大怪獣 地球最大の決戦」の記事に書きましたが、今回のシリーズ刊行は、それ以外にも懐かしの作品群を含めて55回配本予定とのこと。
「東宝特撮作品」は59本なので、何が欠けているのかと配本予定リストと作品リストを照合するとこんな感じ。
昭和29年11月3日 1954 ゴジラ
昭和29年12月29日 1954 透明人間
昭和30年4月24日 1955 ゴジラの逆襲
昭和31年12月26日 1956 空の大怪獣ラドン
昭和32年12月28日 1957 地球防衛軍
昭和33年6月24日 1958 美女と液体人間
昭和33年10月14日 1958 大怪獣バラン
昭和34年11月1日 1959 日本誕生
昭和34年12月26日 1959 宇宙大戦争
昭和35年4月10日 1960 電送人間
昭和35年12月11日 1960 ガス人間第1号
昭和36年7月30日 1961 モスラ
昭和36年10月8日 1961 世界大戦争
昭和37年3月21日 1962 妖星ゴラス
昭和37年8月11日 1962 キングコング対ゴジラ
昭和38年8月11日 1963 マタンゴ
昭和38年12月22日 1963 海底軍艦
昭和39年4月29日 1964 モスラ対ゴジラ
昭和39年8月11日 1964 宇宙大怪獣ドゴラ
昭和39年12月20日 1964 三大怪獣 地球最大の決戦
昭和40年8月8日 1965 フランケンシュタイン対地底怪獣
昭和40年12月19日 1965 怪獣大戦争
昭和41年7月31日 1966 フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
昭和41年12月17日 1966 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
昭和42年7月22日 1967 キングコングの逆襲
昭和42年12月16日 1967 怪獣島の決戦 ゴジラの息子
昭和43年8月1日 1968 怪獣総進撃
昭和44年7月26日 1969 緯度0大作戦
昭和44年12月20日 1969 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
昭和45年8月1日 1970 決戦! 南海の大怪獣
昭和46年7月24日 1971 ゴジラ対ヘドラ
昭和47年3月12日 1972 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
昭和48年3月17日 1973 ゴジラ対メガロ
昭和48年12月29日 1973 日本沈没
昭和49年3月21日 1974 ゴジラ対メカゴジラ
昭和49年12月28日 1974 エスパイ
昭和50年3月15日 1975 メカゴジラの逆襲
<今回配刊無し 「東京湾炎上」>
昭和52年12月17日 1977 惑星大戦争
<今回配刊無し 「地震列島」>
<今回配刊無し 「さよならジュピター」>
昭和59年12月15日 1984 ゴジラ
<今回配刊無し 「ガンヘッド」>
平成元年12月16日 1989 ゴジラVSビオランテ
平成3年12月14日 1991 ゴジラVSキングギドラ
平成4年12月12日 1992 ゴジラVSモスラ
平成5年12月11日 1993 ゴジラVSメカゴジラ
平成6年7月9日 1994 ヤマトタケル
平成6年12月10日 1994 ゴジラVSスペースアゴジラ
平成7年12月9日 1995 ゴジラVSテストロイア
平成8年12月14日 1996 モスラ
平成9年12月13日 1997 モスラ2 海底の大決戦
平成10年12月12日 1998 モスラ3 キングギドラ来襲
平成11年12月11日 1999 ゴジラ2000
平成12年12月16日 2000 ゴジラ×メカギラス G消滅作戦
平成13年12月15日 2001 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
平成14年12月14日 2002 ゴジラ×メカゴジラ
平成15年12月13日 2003 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
平成16年12月4日 2004 ゴジラ FINAL WARS
・東宝特撮映画 DVDコレクション| DeAGOSTINI デアゴスティーニ・ジャパン
まぁ、、、何となく判るような。。。
「さよならジュピター」は公開当時学校で笑ってたもんなぁ(笑)。
昨年の1st「ゴジラ」と10年後の作品を較べての会場総意の結論は
「1作目だけ別物」
でした。つまり後の作品はどんどん娯楽大作と化していって、制作者のメッセージやらコダワリやらは消えていってしまうと。
でも、その後もレンタルDVDでモスラ(昭和版)見て、モスラ対ゴジラ(昭和39年作品)を見て、最初のゴジラほどではなくても「今の映画に無い何か」、あるいは「今の自分が失ってしまった何か」を見るようで結構楽しめたのでした。
だからまぁ見たこと無い作品とか見るのもいいかなと思ってます。
つまり定期購読(笑)。
2009年09月28日
【遊】見に行く予定の映画だけど
配布のブログパーツがオモロイので
ってよりクリアできなかったので(笑)掲載。
クリアしても削除しませんが、こういうのって映画が公開終了したら機能しなくなるのかな?
映画「火天の城」公式HP
ってよりクリアできなかったので(笑)掲載。
木曾ひのき流し
熱田の宮番匠 岡部又右衛門が、ひのきの丸太にまたがって、川下りに挑戦!行く手を阻む岩をよけるために木を組んで、安土城の築城現場を目指してください。
遊び方
(1)左の「組」を押すと、木材設置モードになります。木の置き方で丸太の進む方向が変わります。
(2)真ん中のボタンの「動」を押してから、画面をドラッグすると表示位置を変更することができます。丁寧にゴールまで組木をしていきましょう。
(3)あとは、右の「出発」を押すだけ。果たして無事に川を下ることができるか?!
・『火天の城』公式サイト
クリアしても削除しませんが、こういうのって映画が公開終了したら機能しなくなるのかな?
映画「火天の城」公式HP
2009年09月14日
【映】私の中のあなた
あれこれ感想を綴る前に、まずは自分の健康に感謝だな。。。
(ネタバレしない程度に書きますが、見る気になった人はそこまでにしてくださいね。やっぱりだんだんディープになりますので(笑))
「泣かされる映画」かと覚悟して見に行ったんだけど、どっちかというと「考えさせられる映画」でしょうか。
まぁそこらは立場にも依るのでしょうが、イイトシして親になった経験の無い独りモンの男が見た感想としては涙は出ないです。
だけど「悩み」は残る。
むしろ「答えの描いてない社会派映画」とでもいうか。
見方は色々あるだろうけど、カップルで見る映画と言うよりは、「人の親」である人、あるいは今からなろうとする人、いずれはなるんだろうなと思う人、でまぁ少なくとも少しはモノを考える人に向いてる映画。
モノを考える人なら「(誰かが)可哀想」で済むハナシじゃないとは思うはず。
でもだからこそそれは「同情の涙」というカタルシスを提供する娯楽としての「泣ける映画」ではなくなってるように思う。
しかしそれでいて少しも押しつけがましいメッセージなど感じられないのは制作者のウデなんでしょう。
本作の監督は「きみに読む物語」のニック・カサヴェテス、ちょうど1年ほど前にアヤパンチョイスで見たあの作品も同じような感じで、淡々と綴られていましたから。
きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD]
クチコミを見る
前作が「夫婦の愛」や「男女の愛」だとすると、本作は「親子の愛」や「家族の愛」でしょうか。
前作も「幸か不幸か」を考えると難しいリドル・ストーリー(結論を受け手に委ねるミステリー)だったけど、本作も一筋縄では収まってません。
思春期の子供を連れた親子で行くには結構生々しいかもしれない。
病人を抱えた家族にも生々し過ぎるかも。
劇中の音楽も良いし、前作同様に時間軸をシームレスに往復する映像手法で映画の中のドラマに魅き込むやり口は見事で、映画としての完成度は高いと思います。
だから「悩みを共有したい」という意味で万人に見せたい映画ではあるけど、映画として誰にでもオススメできるかというとディープ過ぎるかも・・・
それは観客に何かを伝える映画としての出来がいいからこそなんですけどね。
私の中のあなた
・公式サイト
・映画/私の中のあなた 映画作品情報 - cinemacafe.net
・私の中のあなた - goo 映画
・映画瓦版|私の中のあなた
・わたしのなかのあなた - Wikipedia
・映画「私の中のあなた」試写会の感想をお書きください。 - 共通テーマ - ブログパーク
10月に一般公開の映画のLivedoorブロガー枠の試写会。
場所は前にスラムドッグ$ミリオネアの試写会で訪れた配給会社の試写室、六本木ミッドタウンの高層階です。
試写会は続編でもない限りあまり予備知識を入れずに見に行くことにしてるんで、最低限の評判だけの頭。
つまり大雑把なところで
ってな把握。
(見終わった後でもこの把握は間違っては居ないのだけど、、、)
一昔前なら近未来小説のSFのような設定。
思い出したのは若き日のオビワン役の俳優が臓器ドナー牧場のような場所で生きる若者を熱演していた「アイランド」
アイランド 特別版 [DVD]
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そんなSFのようなハナシが先端医療として日常生活の隣にまで見え隠れしているというのが現代の難しいところ。
「医療倫理」なんて巷間叫ばれていますが、実際問題、当事者にとっては助かるのならば悪魔にだって魂を売るというのが親心かも知れません。
だからこそ法律で禁止したりそれこそ「倫理」で縛る必要が有るとも言える訳ですが、それで片付くのかというとまた疑問ですね。
さて
1.あなたの幼い子供が重度の白血病で骨髄移植や臓器移植なくしては余命幾ばくも無い。
2.あなたがた夫婦は健康だが、臓器提供者としての適合性は持って居らず、他にドナーを見つけるのは困難な状況だ。
3.そこに医者が「一つだけ方法が有ります」として「完璧なドナーたり得る子供を今から作ることは人工授精なら可能だ(ただし倫理には反する)」と言われた。
そこで
[Q1] あなたはこの人工授精に踏み切りますか?
[Q2] あなたはこの「妹」をどのように育てますか?あるいは育てるべきだとと考えますか?
そして10年が経ちます。いよいよ危険な臓器提供まで「妹」に課さなければいけない状況です。
[Q3] あなたはこの臓器移植手術に踏み切りますか?
そしてここまで真剣に考えたところで親心としては積極策を選んできた、「妹」にも納得させてきたつもりだったとしても、視点を変えてみれば難しいことに気付きます。
まず
[Q4] あなたは臓器提供者としてこの世に生を受けた「妹」だとします。10歳になりました。いままでいろいろやってきました。「姉」のことは大好きです。「家族」も大切です。で・・・どうしますか?どう感じていますか?
そしてさらに
[Q5] あなたは病弱で瀕死の「姉」だとします。状況は全て分かっています。さて・・・あなたはどう感じていますか?そして・・・
とても難しいですね。。。。
この映画の中では誰も「悪意」を持っている人は居ないように思われます。
でも「善意」が万人の幸せを意味するとは限らない。
人の生き死にを神様ではない人間如きがどうこうしようとすることは・・・・どうなんでしょう。
当事者になったら「どうこうしよう」とするんじゃないかと思います。
でも傍目から見れば「医療倫理」だとか理屈で考えて「正しい」ような答えを出せるかも知れません。
けどそれで当事者を納得させられるのかどうか。
簡単じゃないでしょうね。
映画のチラシ集と一緒に臓器提供意思表示カードが配られました。
・(社)日本臓器移植ネットワーク
何だか悪い冗談のような気もしてしまいます。
個人的には社会的地位が有ろうと無かろうと、金持ちでも貧乏人でも平等に、「臓器提供を受ける側」になれるほどに、手術費用などが健康保険の枠内だったり・・・なんてことは無いと思うので、臓器移植というのは結局のところ一部のお金持ちのための臓器売買の合法化システムのような気がしています。
たしかに提供者が増えれば1億円クラスの金持ちしか不可能だったのが3000万円クラスにはなるのかもしれない。けれど年収400万円貯金無しというレベルにはならないんじゃないかと。
そしてこういうのが傍目からの「ただの理屈」でしか無いことは先の映画の感想で述べたことと同じで、当事者の立場になると必死になるしかないのですから、当事者に対して何ら意味のある言論では無いとは分かっていますし、誰かが目の前に居ればそういうタワゴトは引っ込めて素直に「可哀想」と感じ、可能ならば何らかのお手伝いもするかも知れません。
でも「悩み」は残ります。
「善意」の人からは責められるのかもとは思います。
でもこの映画で感じたことの一つでもありますが、「善意」が万人の幸せを意味するわけでは有りませんし、「善意」が人を殺すことも有るほどに難しい。
ある意味、そういう「難しさ」に直面させてくれるという意義があるのかも知れません。
この映画自体は何らかの結論を押しつけようとはしていませんから。
考えるキッカケになりましたね。いい映画でした。
わたしのなかのあなた (Hayakawa Novels)
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私の中のあなた 上 (ハヤカワ文庫NV)
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私の中のあなた 下 (ハヤカワ文庫NV)
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(ネタバレしない程度に書きますが、見る気になった人はそこまでにしてくださいね。やっぱりだんだんディープになりますので(笑))
「泣かされる映画」かと覚悟して見に行ったんだけど、どっちかというと「考えさせられる映画」でしょうか。
まぁそこらは立場にも依るのでしょうが、イイトシして親になった経験の無い独りモンの男が見た感想としては涙は出ないです。
だけど「悩み」は残る。
むしろ「答えの描いてない社会派映画」とでもいうか。
見方は色々あるだろうけど、カップルで見る映画と言うよりは、「人の親」である人、あるいは今からなろうとする人、いずれはなるんだろうなと思う人、でまぁ少なくとも少しはモノを考える人に向いてる映画。
モノを考える人なら「(誰かが)可哀想」で済むハナシじゃないとは思うはず。
でもだからこそそれは「同情の涙」というカタルシスを提供する娯楽としての「泣ける映画」ではなくなってるように思う。
しかしそれでいて少しも押しつけがましいメッセージなど感じられないのは制作者のウデなんでしょう。
本作の監督は「きみに読む物語」のニック・カサヴェテス、ちょうど1年ほど前にアヤパンチョイスで見たあの作品も同じような感じで、淡々と綴られていましたから。
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前作が「夫婦の愛」や「男女の愛」だとすると、本作は「親子の愛」や「家族の愛」でしょうか。
前作も「幸か不幸か」を考えると難しいリドル・ストーリー(結論を受け手に委ねるミステリー)だったけど、本作も一筋縄では収まってません。
思春期の子供を連れた親子で行くには結構生々しいかもしれない。
病人を抱えた家族にも生々し過ぎるかも。
劇中の音楽も良いし、前作同様に時間軸をシームレスに往復する映像手法で映画の中のドラマに魅き込むやり口は見事で、映画としての完成度は高いと思います。
だから「悩みを共有したい」という意味で万人に見せたい映画ではあるけど、映画として誰にでもオススメできるかというとディープ過ぎるかも・・・
それは観客に何かを伝える映画としての出来がいいからこそなんですけどね。
私の中のあなた
・公式サイト
・映画/私の中のあなた 映画作品情報 - cinemacafe.net
・私の中のあなた - goo 映画
・映画瓦版|私の中のあなた
・わたしのなかのあなた - Wikipedia
・映画「私の中のあなた」試写会の感想をお書きください。 - 共通テーマ - ブログパーク
10月に一般公開の映画のLivedoorブロガー枠の試写会。
場所は前にスラムドッグ$ミリオネアの試写会で訪れた配給会社の試写室、六本木ミッドタウンの高層階です。
試写会は続編でもない限りあまり予備知識を入れずに見に行くことにしてるんで、最低限の評判だけの頭。
つまり大雑把なところで
重度の白血病の娘を抱えた夫婦が、その娘を助けるために人工授精で遺伝子的に完全な臓器提供者たりうる「妹」を造り育て、10年ほど「計画通りに」進み、「幸せな家族」のはずだったのに、ある日突然その「妹」が「姉のためにもう臓器提供はしない」と自我を主張し、自分の身体を守るために母親を訴えた、で、その結末は・・・
ってな把握。
(見終わった後でもこの把握は間違っては居ないのだけど、、、)
一昔前なら近未来小説のSFのような設定。
思い出したのは若き日のオビワン役の俳優が臓器ドナー牧場のような場所で生きる若者を熱演していた「アイランド」
アイランド 特別版 [DVD]
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そんなSFのようなハナシが先端医療として日常生活の隣にまで見え隠れしているというのが現代の難しいところ。
「医療倫理」なんて巷間叫ばれていますが、実際問題、当事者にとっては助かるのならば悪魔にだって魂を売るというのが親心かも知れません。
だからこそ法律で禁止したりそれこそ「倫理」で縛る必要が有るとも言える訳ですが、それで片付くのかというとまた疑問ですね。
さて
1.あなたの幼い子供が重度の白血病で骨髄移植や臓器移植なくしては余命幾ばくも無い。
2.あなたがた夫婦は健康だが、臓器提供者としての適合性は持って居らず、他にドナーを見つけるのは困難な状況だ。
3.そこに医者が「一つだけ方法が有ります」として「完璧なドナーたり得る子供を今から作ることは人工授精なら可能だ(ただし倫理には反する)」と言われた。
そこで
[Q1] あなたはこの人工授精に踏み切りますか?
[Q2] あなたはこの「妹」をどのように育てますか?あるいは育てるべきだとと考えますか?
そして10年が経ちます。いよいよ危険な臓器提供まで「妹」に課さなければいけない状況です。
[Q3] あなたはこの臓器移植手術に踏み切りますか?
そしてここまで真剣に考えたところで親心としては積極策を選んできた、「妹」にも納得させてきたつもりだったとしても、視点を変えてみれば難しいことに気付きます。
まず
[Q4] あなたは臓器提供者としてこの世に生を受けた「妹」だとします。10歳になりました。いままでいろいろやってきました。「姉」のことは大好きです。「家族」も大切です。で・・・どうしますか?どう感じていますか?
そしてさらに
[Q5] あなたは病弱で瀕死の「姉」だとします。状況は全て分かっています。さて・・・あなたはどう感じていますか?そして・・・
とても難しいですね。。。。
この映画の中では誰も「悪意」を持っている人は居ないように思われます。
でも「善意」が万人の幸せを意味するとは限らない。
人の生き死にを神様ではない人間如きがどうこうしようとすることは・・・・どうなんでしょう。
当事者になったら「どうこうしよう」とするんじゃないかと思います。
でも傍目から見れば「医療倫理」だとか理屈で考えて「正しい」ような答えを出せるかも知れません。
けどそれで当事者を納得させられるのかどうか。
簡単じゃないでしょうね。
映画のチラシ集と一緒に臓器提供意思表示カードが配られました。
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何だか悪い冗談のような気もしてしまいます。
個人的には社会的地位が有ろうと無かろうと、金持ちでも貧乏人でも平等に、「臓器提供を受ける側」になれるほどに、手術費用などが健康保険の枠内だったり・・・なんてことは無いと思うので、臓器移植というのは結局のところ一部のお金持ちのための臓器売買の合法化システムのような気がしています。
たしかに提供者が増えれば1億円クラスの金持ちしか不可能だったのが3000万円クラスにはなるのかもしれない。けれど年収400万円貯金無しというレベルにはならないんじゃないかと。
そしてこういうのが傍目からの「ただの理屈」でしか無いことは先の映画の感想で述べたことと同じで、当事者の立場になると必死になるしかないのですから、当事者に対して何ら意味のある言論では無いとは分かっていますし、誰かが目の前に居ればそういうタワゴトは引っ込めて素直に「可哀想」と感じ、可能ならば何らかのお手伝いもするかも知れません。
でも「悩み」は残ります。
「善意」の人からは責められるのかもとは思います。
でもこの映画で感じたことの一つでもありますが、「善意」が万人の幸せを意味するわけでは有りませんし、「善意」が人を殺すことも有るほどに難しい。
ある意味、そういう「難しさ」に直面させてくれるという意義があるのかも知れません。
この映画自体は何らかの結論を押しつけようとはしていませんから。
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2009年07月24日
【映】HACHI 約束の犬
多くの犬猫と育ってきた身としては「泣ける映画」なんだろうな、と予想はして行ってたんだけど、90分ほどの作品の大半は犬が可愛くて笑っちゃってます。
もちろん「泣けます」。動物好きなら確実に。
でなくても人の心があれば(笑)泣けるはず、ってくらい分かりやすい映画のはずです。
大雑把なアラスジぐらいまともな日本人なら誰でも知ってるような物語なのに、結末辺りで「やっぱり」ウルッと来て会場中で啜り泣く音が聞こえるのはハチの表情が良かったからでしょうか。それとも「心の琴線」とかいう奴に普遍的に触れてくるのでしょうか。
ハチ公物語 -待ちつづけた犬- (講談社青い鳥文庫)
クチコミを見る
ハチ公物語 新装版
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そして映像が綺麗ですね。
ところどころハチ目線の折にモノクロになるのは、犬を知らない人からすると演出に思えるようですが、犬は一般的に人間で言うところの色盲なので要はリアルなだけ、でもそれも効果的でした。
秋田犬は流行の洋犬と違って目も細くて小さく(寒冷地仕様です)表情に乏しいようにも思えますが、それがかえって凛々しくカッコイイ。
映像詩のような作品です。
悪人どころか嫌な奴すらほとんど登場しない。小市民的な保身主義程度の頑なさはたまに見えるけど、それが飼い主とハチ公の愛情に触れて溶かされていく、そんな美しいお話。
まぎれもない実話なのにファンタジーのよう。
それはある意味で現代人の目からすると「あのハチ公の物語」が現実味を失い、まるで夢物語であるかのように映るという悲しい現実の裏返しなのかも知れませんけど。
HACHI 約束の犬
オフィシャルサイト配布壁紙より
Livedoor枠の試写会にまた参加させて貰えたので新宿明治安田生命ホールまで。
・「HACHI 約束の犬」オフィシャルサイト。2009年8月8日全国ロードショー
・HACHI 約束の犬 - Wikipedia
・映画『HACHI 約束の犬』 - シネマトゥデイ
・Yahoo!映画 - HACHI 約束の犬
・HACHI/約束の犬 : 映画情報 - 映画のことならeiga.com
・HACHI 約束の犬 - goo 映画
・HACHI 約束の犬 - 共通テーマ - ブログパーク
現代に置き換え、アメリカの片田舎に置き換えたハリウッド版のストーリーだけど、むしろこれを今の日本を舞台でやるのは難しいでしょう。
斜に構えることがカッコイイと勘違いしてるようなのが多い現代日本人の中ではあのハチの一途さは浮いてしまう。
そして他方で自分さえよければ、って物見高い野次馬と数字稼ぎのマスコミが殺到して、ってのは「ゴマちゃん」騒動なんかを見ると予想され、結局あのイヌは静かに天寿を全うできない気がします。
だけど「アメリカの片田舎」、本質的に陽気で人の良さそうな市井の人々の中ではそれなりにリアリティがある。
いい映画でした。
ハナシが飛ぶようですが高校生の頃からずっと「理想の女性は?」と聞かれると
無邪気・素直・健気
って答えてました(笑)。で、文字で書くときはその後に
(そんな奴はおらん!ヾ(^^ヘ)。。。(笑))
とね。あくまでも「理想」、そこらに居て貰っては困ります(笑)。
まぁどちらかというと「オンナの」というより「人として」の理想ですが、現代でそんな3要素持ってたら20才まで無事に生きられません(笑)。
(3つの内の1つを「馬鹿」に置き換えると簡単に見つかりそうですが(笑))
無邪気とは陽気さとかプラス思考も大事ですが、ポイントは損得勘定で動いてないってことです。
よく子供の形容詞に使われますが、子供の場合はむしろ「純粋な邪気」ですね。自己中心的で当然ですから。意外なようですがむしろ任侠映画の高倉健の役どころみたいな感じ、無償の自己犠牲みたいなもので、男と女の「泣ける映画」は違うというハナシがありますが、男の涙腺はココらにあります。特攻隊みたいなのに弱い。
素直とは人の話を聞くとか健全なコミュニケーション能力があることを前提にして、ポイントは内面的に無理をしていないってことです。
健気(けなげ)とは特定人への優しさや献身を含みますが、大きくは卑屈にならずに他人様に「気を遣える」ってことです。おそらくこれが一番難しくてそして大事に思います。
生きたいように生きてるのに、人に迷惑も掛けず、内面的にも卑屈でも尊大でもない自然体。
そんな風に生きれたらいいなぁ、ってずっと思ってます。
本作の主役、「ハチ」は主人の帰宅を信じて毎日毎日待ち続けます。それはまぎれもなく無邪気。
転居したりしても無理矢理に駅前に戻ってきて待ち続ける行為は「素直」の対極の「頑固」なようにも見えますが、ハチは連れ帰ろうとする人などに吠えるでもなく噛みつくこともない。ただ諾々と従いながら、誰を傷つけるでもなく隙を見てあるいは許されて駅前に佇む訳です。コミュニケーションを尊重しながらも内面に従う道を選ぶ彼はまさしく「素直」。
そしてハチは周囲の優しさにも応えながら主人を思い続けるのですから疑いもなく「健気」。
哀しいほどに理想的な人(?)格者であるがゆえにその結末も哀しいけど、なんだか温かいものが残る。
あのハチの示した人間との関係を人間の言葉でなんと言えばいいのか、自分にとっては「あの3要素」を満たすものでした。
ある人は一途と呼ぶだろうし、ある人は献身と呼び、愛と呼ぶのでしょう。
ただハチにしてみれば「好きな人への全力投球」だけにすぎないのかも知れません。
他方で、泣けない人は「馬鹿な犬だ」とか「だからイヌは馬鹿なんだ」で片付けるのかも知れません。( そういう輩は私に言わせると無邪気さを欠くのでもちろん「ハチ以下」ですが(笑))。
HACHI 約束の犬 公式ストーリーブック
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HACHI 約束の犬 公式小説
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コミック版 HACHI 約束の犬 (KCデラックス)
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今日見たのは字幕版でしたが、本作はフジテレビの協賛でもあり、日本語吹き替え版ではリチャード・ギアの娘役を高島 彩嬢が吹き替えているとのこと。
チョイ役かなと思ったら結構重要な役どころで台詞も多い(といっても本作は人間の出番は限られてますけど(笑))。
吹き替え版も見に行くか・・・どうせDVD買うと思うから(笑)いいか。
それはそれとして・・・
たのむからマスコミが秋田犬の可愛さとか賢さばかりを持ち上げて、動物を商売道具ぐらいにしか考えてない低俗ブリーダーが秋田犬を乱売したりして、でもって飼い切れなくなって、大きくなってから捨てられて、保健所での殺処分が増えたり・・・なんて悲劇の起きないことを切に願います。
「南極物語」でシベリアン・ハスキーが流行った折に、そんな状況でしたから。
シベリアン・ハスキーってオオカミに近いので馬鹿だから飼いにくいってのもあるのですが、そもそも秋田犬も含めて大型犬は広い庭と寝床があってこそだし、エサ代だって馬鹿になりません。
ウチにコリーが2頭居た頃にはトイレを一つ潰して犬小屋に改造したから2畳ぐらいの寝床と内庭は犬の日常生活の場所に提供だし、まぁ1日数百グラムの馬肉とか今考えると凄い費用です。
そして日本犬は気性が荒いから訓練士を付けるとかキッチリ人間とのコミュニケーションを教えないと大変です。その反面で純血種は胃腸が弱いから現代的なジャンクフードばかり食わしてると消化器不全起こして死にます。
ちゃんとそういうネガティブ情報も合わせて流さないと馬鹿な「にわか愛犬家」が増えるばかり。。。
さて人間は犬より利口になっているのでしょうか。
秋田犬 (愛犬の上手な育て方12カ月)
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秋田犬の父 沢田石守衛
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秋田犬物語 (戸川幸夫動物物語)
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ニッポンの犬 (新潮文庫)
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もちろん「泣けます」。動物好きなら確実に。
でなくても人の心があれば(笑)泣けるはず、ってくらい分かりやすい映画のはずです。
大雑把なアラスジぐらいまともな日本人なら誰でも知ってるような物語なのに、結末辺りで「やっぱり」ウルッと来て会場中で啜り泣く音が聞こえるのはハチの表情が良かったからでしょうか。それとも「心の琴線」とかいう奴に普遍的に触れてくるのでしょうか。
ハチ公物語 -待ちつづけた犬- (講談社青い鳥文庫)
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そして映像が綺麗ですね。
ところどころハチ目線の折にモノクロになるのは、犬を知らない人からすると演出に思えるようですが、犬は一般的に人間で言うところの色盲なので要はリアルなだけ、でもそれも効果的でした。
秋田犬は流行の洋犬と違って目も細くて小さく(寒冷地仕様です)表情に乏しいようにも思えますが、それがかえって凛々しくカッコイイ。
映像詩のような作品です。
悪人どころか嫌な奴すらほとんど登場しない。小市民的な保身主義程度の頑なさはたまに見えるけど、それが飼い主とハチ公の愛情に触れて溶かされていく、そんな美しいお話。
まぎれもない実話なのにファンタジーのよう。
それはある意味で現代人の目からすると「あのハチ公の物語」が現実味を失い、まるで夢物語であるかのように映るという悲しい現実の裏返しなのかも知れませんけど。
HACHI 約束の犬
オフィシャルサイト配布壁紙より
Livedoor枠の試写会にまた参加させて貰えたので新宿明治安田生命ホールまで。
・「HACHI 約束の犬」オフィシャルサイト。2009年8月8日全国ロードショー
・HACHI 約束の犬 - Wikipedia
・映画『HACHI 約束の犬』 - シネマトゥデイ
・Yahoo!映画 - HACHI 約束の犬
・HACHI/約束の犬 : 映画情報 - 映画のことならeiga.com
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現代に置き換え、アメリカの片田舎に置き換えたハリウッド版のストーリーだけど、むしろこれを今の日本を舞台でやるのは難しいでしょう。
斜に構えることがカッコイイと勘違いしてるようなのが多い現代日本人の中ではあのハチの一途さは浮いてしまう。
そして他方で自分さえよければ、って物見高い野次馬と数字稼ぎのマスコミが殺到して、ってのは「ゴマちゃん」騒動なんかを見ると予想され、結局あのイヌは静かに天寿を全うできない気がします。
だけど「アメリカの片田舎」、本質的に陽気で人の良さそうな市井の人々の中ではそれなりにリアリティがある。
いい映画でした。
ハナシが飛ぶようですが高校生の頃からずっと「理想の女性は?」と聞かれると
無邪気・素直・健気
って答えてました(笑)。で、文字で書くときはその後に
(そんな奴はおらん!ヾ(^^ヘ)。。。(笑))
とね。あくまでも「理想」、そこらに居て貰っては困ります(笑)。
まぁどちらかというと「オンナの」というより「人として」の理想ですが、現代でそんな3要素持ってたら20才まで無事に生きられません(笑)。
(3つの内の1つを「馬鹿」に置き換えると簡単に見つかりそうですが(笑))
無邪気とは陽気さとかプラス思考も大事ですが、ポイントは損得勘定で動いてないってことです。
よく子供の形容詞に使われますが、子供の場合はむしろ「純粋な邪気」ですね。自己中心的で当然ですから。意外なようですがむしろ任侠映画の高倉健の役どころみたいな感じ、無償の自己犠牲みたいなもので、男と女の「泣ける映画」は違うというハナシがありますが、男の涙腺はココらにあります。特攻隊みたいなのに弱い。
素直とは人の話を聞くとか健全なコミュニケーション能力があることを前提にして、ポイントは内面的に無理をしていないってことです。
健気(けなげ)とは特定人への優しさや献身を含みますが、大きくは卑屈にならずに他人様に「気を遣える」ってことです。おそらくこれが一番難しくてそして大事に思います。
生きたいように生きてるのに、人に迷惑も掛けず、内面的にも卑屈でも尊大でもない自然体。
そんな風に生きれたらいいなぁ、ってずっと思ってます。
本作の主役、「ハチ」は主人の帰宅を信じて毎日毎日待ち続けます。それはまぎれもなく無邪気。
転居したりしても無理矢理に駅前に戻ってきて待ち続ける行為は「素直」の対極の「頑固」なようにも見えますが、ハチは連れ帰ろうとする人などに吠えるでもなく噛みつくこともない。ただ諾々と従いながら、誰を傷つけるでもなく隙を見てあるいは許されて駅前に佇む訳です。コミュニケーションを尊重しながらも内面に従う道を選ぶ彼はまさしく「素直」。
そしてハチは周囲の優しさにも応えながら主人を思い続けるのですから疑いもなく「健気」。
哀しいほどに理想的な人(?)格者であるがゆえにその結末も哀しいけど、なんだか温かいものが残る。
あのハチの示した人間との関係を人間の言葉でなんと言えばいいのか、自分にとっては「あの3要素」を満たすものでした。
ある人は一途と呼ぶだろうし、ある人は献身と呼び、愛と呼ぶのでしょう。
ただハチにしてみれば「好きな人への全力投球」だけにすぎないのかも知れません。
他方で、泣けない人は「馬鹿な犬だ」とか「だからイヌは馬鹿なんだ」で片付けるのかも知れません。( そういう輩は私に言わせると無邪気さを欠くのでもちろん「ハチ以下」ですが(笑))。
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今日見たのは字幕版でしたが、本作はフジテレビの協賛でもあり、日本語吹き替え版ではリチャード・ギアの娘役を高島 彩嬢が吹き替えているとのこと。
チョイ役かなと思ったら結構重要な役どころで台詞も多い(といっても本作は人間の出番は限られてますけど(笑))。
吹き替え版も見に行くか・・・どうせDVD買うと思うから(笑)いいか。
それはそれとして・・・
たのむからマスコミが秋田犬の可愛さとか賢さばかりを持ち上げて、動物を商売道具ぐらいにしか考えてない低俗ブリーダーが秋田犬を乱売したりして、でもって飼い切れなくなって、大きくなってから捨てられて、保健所での殺処分が増えたり・・・なんて悲劇の起きないことを切に願います。
「南極物語」でシベリアン・ハスキーが流行った折に、そんな状況でしたから。
シベリアン・ハスキーってオオカミに近いので馬鹿だから飼いにくいってのもあるのですが、そもそも秋田犬も含めて大型犬は広い庭と寝床があってこそだし、エサ代だって馬鹿になりません。
ウチにコリーが2頭居た頃にはトイレを一つ潰して犬小屋に改造したから2畳ぐらいの寝床と内庭は犬の日常生活の場所に提供だし、まぁ1日数百グラムの馬肉とか今考えると凄い費用です。
そして日本犬は気性が荒いから訓練士を付けるとかキッチリ人間とのコミュニケーションを教えないと大変です。その反面で純血種は胃腸が弱いから現代的なジャンクフードばかり食わしてると消化器不全起こして死にます。
ちゃんとそういうネガティブ情報も合わせて流さないと馬鹿な「にわか愛犬家」が増えるばかり。。。
さて人間は犬より利口になっているのでしょうか。
秋田犬 (愛犬の上手な育て方12カ月)
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秋田犬の父 沢田石守衛
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秋田犬物語 (戸川幸夫動物物語)
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ニッポンの犬 (新潮文庫)
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2009年07月15日
【映】ハリーポッターと謎のプリンス
外出する用事ができたついでだったので、IMAX アイマックス:109シネマズの3Dで見るのは諦めて、ネット予約できる有楽町マリオンの映画館にて。
ハリーポッターと謎のプリンス
・ハリーポッターと謎のプリンス
(ポスター画像などは上記公式サイトからDL)
ハリー・ポッターシリーズの映画も6作目、ですが公開初日に見たのは初めて。
面白い、とかっていうよりはもう大きなストーリーが結末に向かって雪崩れ込んでいく節目、つなぎ、起承転結の「転」ってとこでしょうか。
どっちかって言えば切ないハナシだったので、下手に迫力有るIMAX 3Dで見なくて良かった気がします。
余計に悲しくなるモノね。
小説は全7巻、
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』
第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』
映画では最終章を2部構成にするそうなので、来年と再来年に一本ずつで終わるって先行き長いね。。。
どうも「つづく」って苦手なんだけどねぇ。。。あと2年も掛かるのかぁ結末まで。
かといって小説読みたいとは思ってないし(3巻の途中まで読んで飽きたの)。
それにしても最初は小生意気な少女だったハーマイオニーが綺麗になったもんですな。アメリカの名門大学に優秀な成績で進学するそうですが。
・女優エマ・ワトソンの英国のオフィシャルサイト
ほとんど「いきがかり」って奴と、ハーマイオニーが好きなだけ(笑)ですから。
ハリー・ポッターと謎のプリンス [DVD]
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まぁ物語の重要な部分なので、見とかなきゃね、ってとこです。今回は。
ハリー・ポッター 第1章~第5章 プレミアム・ボックス(12枚組)(初回限定生産)
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ハリー・ポッター 第1章~第4章 お買い得パック(4枚組)(初回限定生産)
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(3枚組)
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(1枚組) + ハリー・ポッター 第1章~第4章 お買い得パック(4枚組) スペシャルセット(Amazon.co.jp仕様)(初回限定生産)
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ハリーポッターと謎のプリンス
・ハリーポッターと謎のプリンス
(ポスター画像などは上記公式サイトからDL)
ハリー・ポッターシリーズの映画も6作目、ですが公開初日に見たのは初めて。
面白い、とかっていうよりはもう大きなストーリーが結末に向かって雪崩れ込んでいく節目、つなぎ、起承転結の「転」ってとこでしょうか。
どっちかって言えば切ないハナシだったので、下手に迫力有るIMAX 3Dで見なくて良かった気がします。
余計に悲しくなるモノね。
小説は全7巻、
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』
第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』
映画では最終章を2部構成にするそうなので、来年と再来年に一本ずつで終わるって先行き長いね。。。
どうも「つづく」って苦手なんだけどねぇ。。。あと2年も掛かるのかぁ結末まで。
かといって小説読みたいとは思ってないし(3巻の途中まで読んで飽きたの)。
それにしても最初は小生意気な少女だったハーマイオニーが綺麗になったもんですな。アメリカの名門大学に優秀な成績で進学するそうですが。
・女優エマ・ワトソンの英国のオフィシャルサイト
ほとんど「いきがかり」って奴と、ハーマイオニーが好きなだけ(笑)ですから。
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まぁ物語の重要な部分なので、見とかなきゃね、ってとこです。今回は。
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2009年07月01日
【映】ディアドクター
鶴瓶師匠の「素」といえば「素」、だけどその「素」を「素材」として活かした監督の手腕、ワキを固める名優達のまなざし一つすら雄弁だけど無駄のない芝居、まとまってイイ作品になってますな。
映画の日改め「映画ファン感謝デー」で映画1000円の日。
で、
ディアドクター
・西川美和監督最新作『ディア・ドクター』公式サイト
・映画『ディア・ドクター』 - シネマトゥデイ
・ディア・ドクター - goo 映画
・ディア・ドクター:NIKKEI NET VARIETY JAPAN + PLUS
和製ブルース気味の主題歌やBGMもよく効いてた。
ネタバレも無粋だなという作品なので多くは書けませんが、予告編などで想像の付く範囲の「やっぱり」は「やっぱり」なんだけど(笑)、それを上回るだけの緻密な造りで登場人物一人一人のエッジが立ってキラキラだったりギラギラだったりしてて、、、
瑛太って今の若手俳優の中では深い芝居できるよね。
余貴美子と笹野高史は「おくりびと」でも芝居をキリッと締めてた感じだったけど、本作でも流石。
井川遥ってあんなに達者な女優さんだっけ?見直しました。
刑事役の岩松了と松重豊は見事な憎まれ役だけどドラマにリアリティを与える要でした。
中村勘三郎・・・・存在自体が明るい「陽」の人ですな。表示はなかったけど鶴瓶との友情出演でしょうか、ちょい役だけどイイ味出してた。
香川照之は相変わらずの演技派といいますか深い。
八千草薫さんは流石です。
でも結局は鶴瓶さんの笑顔にヤラレル、っていうか持って行かれる(笑)
鶴瓶さん使うのでもっとコテコテと「村人とのふれあい」を描くのかと思ったら一切の無駄が無くて、無駄がないのに村人に「無条件に好かれてしまう」という普通ならなかなかリアリティの無い役どころを、あのキャラで納得させられてしまいました。
でもって鶴瓶さんって目の奥に怖い光を宿した芝居とかもできるので(だから必殺シリーズで3役も殺し屋やってるぐらいで)、それも生きてました。
でもそれも「好かれてしまう」ことに説得力が有ってこそ。
さぁカンヌで受賞できるでしょうか(笑)。
鶴瓶師匠の笑顔が国際標準かどうかだなww
でもイイ映画です。
映画の日改め「映画ファン感謝デー」で映画1000円の日。
で、
ディアドクター
・西川美和監督最新作『ディア・ドクター』公式サイト
・映画『ディア・ドクター』 - シネマトゥデイ
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和製ブルース気味の主題歌やBGMもよく効いてた。
ネタバレも無粋だなという作品なので多くは書けませんが、予告編などで想像の付く範囲の「やっぱり」は「やっぱり」なんだけど(笑)、それを上回るだけの緻密な造りで登場人物一人一人のエッジが立ってキラキラだったりギラギラだったりしてて、、、
瑛太って今の若手俳優の中では深い芝居できるよね。
余貴美子と笹野高史は「おくりびと」でも芝居をキリッと締めてた感じだったけど、本作でも流石。
井川遥ってあんなに達者な女優さんだっけ?見直しました。
刑事役の岩松了と松重豊は見事な憎まれ役だけどドラマにリアリティを与える要でした。
中村勘三郎・・・・存在自体が明るい「陽」の人ですな。表示はなかったけど鶴瓶との友情出演でしょうか、ちょい役だけどイイ味出してた。
香川照之は相変わらずの演技派といいますか深い。
八千草薫さんは流石です。
でも結局は鶴瓶さんの笑顔にヤラレル、っていうか持って行かれる(笑)
鶴瓶さん使うのでもっとコテコテと「村人とのふれあい」を描くのかと思ったら一切の無駄が無くて、無駄がないのに村人に「無条件に好かれてしまう」という普通ならなかなかリアリティの無い役どころを、あのキャラで納得させられてしまいました。
でもって鶴瓶さんって目の奥に怖い光を宿した芝居とかもできるので(だから必殺シリーズで3役も殺し屋やってるぐらいで)、それも生きてました。
でもそれも「好かれてしまう」ことに説得力が有ってこそ。
さぁカンヌで受賞できるでしょうか(笑)。
鶴瓶師匠の笑顔が国際標準かどうかだなww
でもイイ映画です。
ruminn_master at 2009年07月01日 13:26 【映】ディアドクター
2009年06月18日
【映】トランスフォーマー/リベンジ(iMAX版)
面白い、というより男が熱くなれるタイプの映画でしたね。
超大画面と最先端サウンドで見れたので更に大満足。
デジタルiMAXシアターで見る映画ってのは「視聴」というより「体験」って感じ。
映画と言うより「アトラクション」。
映像の中の虚構の世界なのに「臨場感」ってのが文字通りに体感できる新しいアトラクション。
トランスフォーマー/リベンジ
・公式サイト
トランスフォーマー/リベンジ (マイケル・ベイ 監督) [DVD]
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戦いの中で、勇気とか友情とか自己犠牲とか。
めっちゃ浪花節(笑)。
「みんなでチカラを合わせて何とかする」系。
実はこういうの大好き!(笑)
トランスフォーマー/リベンジ (ハヤカワ文庫 SF フ 15-3) (ハヤカワ文庫SF)
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実は主演のシャイア・ラブーフのアホ学生っぽいところとかキレやすい若者キャラとかってあまり好きじゃないんだけどね。
でもって見てると恥ずかしくなるので苦手なラブストーリーも結構しっかり入ってるんだけどね。
日本の子供のオモチャがアメリカでTVアニメの素材にされ(アニメは何度かテレビで見たことがあった)、その映画版という意識だったので、先入観は「子供だまし」だと思ってたんだけどね。
だから一作目は見てなかったんですが。。。
実は今回の試写会、映画館及び上映システムの方が目玉で、「何を見せてくれるか」は招待状にも書かれていなかったのです。
ですが、今週末からその映画館で公開するのが本作で、夏からはハリポタの最新版、そんな状況でわざわざ他の作品持ってくることもなかろうと。
ハリポタだったら既に全作見てるしDVDも全作持ってるので予習は今さら不要。
他方のトランスフォーマー第1作だったら見てないからどうしよう・・・
と思ってWikiなどで下調べ。
・トランスフォーマー - Wikipedia
・トランスフォーマー (2007年の映画) - Wikipedia
・トランスフォーマー - goo 映画
・『トランスフォーマー』 特集 - goo 映画
なかなか複雑そうなシナリオなので、こりゃ予習してないと楽しめないかな?と昨夜急いでレンタルビデオ(笑)。
トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
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その感想は別項に書くとして、、、
会場を訪れたらBINGO!いやぁ、予習しててよかった!
ってとこですな。
まぁ登場人物の間の「友情」とか「愛情」とかをデフォルトのものとして受け入れてしまえば映画は娯楽作品としても上等なんだけど、シナリオの柱が「友情」とか「愛情」なので、その説得力がね、、、全部が全部といっていいぐらい前作に詰まってるから、予習してないと結構浅い感動しかできないかもって思ったよ。
トランスフォーマー (ハヤカワ文庫SF)
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でもって今回はiMAXバージョン。
通常のロードショー版より数十秒長く、またiMAX用の高画質カメラを使ってる部分ではスクリーンの上映面積が縦に拡大したんだとか。
(上映中は画面に没入してしまっててまったく気付きませんでした(笑))
なんと言っても日本にまだ3館しか無いこのデジタルiMAX専用映画館ですが、それはフィルムではなくデジタルデータなのでノイズが皆無、音響も立体的に構成されて映画館の空間のアチコチから聞こえてくるし、そしてなんと言ってもスクリーンが日本最大規模(現在)、左右も天地も巨大なので、座席にもよるだろうけどそこそこいい席なら完全に映画のスクリーンの中に取り込まれるような錯覚を起こします。
これネットの噂で見る限り3部作なんだよね。。。。
トランスフォーマー ムービーガイド
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こんなの見ちゃうと最後の3作目とか他で見れない(笑)。
デジタルiMAXって圧倒的な迫力、描写力でした。
本作の前の予告編で「スタートレック」の予告編を流してたけど、レイトショーでいいからもう一度ココで見たいね。
いやぁ、本作「トランスフォーマー/リベンジ」自体もイイ映画なんだけど、どうせ見るならココか埼玉か大阪の箕面か、いずれかのiMAXで見ないと損です。
ちなみに、この映画館、JR川崎駅から雨に濡れずに行ける109シネマズ川崎、イマドキのシネコンですが、このデジタルiMAXになってるのは「7番館だけ」なので、行かれる方はお間違えの無いように。
オススメです。
夏のハリポタ最新作は3D映画で見せてくれるんだって。
チケット取り難そうだけど、是非に、って思ったな。
超大画面と最先端サウンドで見れたので更に大満足。
デジタルiMAXシアターで見る映画ってのは「視聴」というより「体験」って感じ。
映画と言うより「アトラクション」。
映像の中の虚構の世界なのに「臨場感」ってのが文字通りに体感できる新しいアトラクション。
トランスフォーマー/リベンジ
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戦いの中で、勇気とか友情とか自己犠牲とか。
めっちゃ浪花節(笑)。
「みんなでチカラを合わせて何とかする」系。
実はこういうの大好き!(笑)
トランスフォーマー/リベンジ (ハヤカワ文庫 SF フ 15-3) (ハヤカワ文庫SF)
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実は主演のシャイア・ラブーフのアホ学生っぽいところとかキレやすい若者キャラとかってあまり好きじゃないんだけどね。
でもって見てると恥ずかしくなるので苦手なラブストーリーも結構しっかり入ってるんだけどね。
日本の子供のオモチャがアメリカでTVアニメの素材にされ(アニメは何度かテレビで見たことがあった)、その映画版という意識だったので、先入観は「子供だまし」だと思ってたんだけどね。
だから一作目は見てなかったんですが。。。
実は今回の試写会、映画館及び上映システムの方が目玉で、「何を見せてくれるか」は招待状にも書かれていなかったのです。
ですが、今週末からその映画館で公開するのが本作で、夏からはハリポタの最新版、そんな状況でわざわざ他の作品持ってくることもなかろうと。
ハリポタだったら既に全作見てるしDVDも全作持ってるので予習は今さら不要。
他方のトランスフォーマー第1作だったら見てないからどうしよう・・・
と思ってWikiなどで下調べ。
・トランスフォーマー - Wikipedia
・トランスフォーマー (2007年の映画) - Wikipedia
・トランスフォーマー - goo 映画
・『トランスフォーマー』 特集 - goo 映画
なかなか複雑そうなシナリオなので、こりゃ予習してないと楽しめないかな?と昨夜急いでレンタルビデオ(笑)。
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その感想は別項に書くとして、、、
会場を訪れたらBINGO!いやぁ、予習しててよかった!
ってとこですな。
まぁ登場人物の間の「友情」とか「愛情」とかをデフォルトのものとして受け入れてしまえば映画は娯楽作品としても上等なんだけど、シナリオの柱が「友情」とか「愛情」なので、その説得力がね、、、全部が全部といっていいぐらい前作に詰まってるから、予習してないと結構浅い感動しかできないかもって思ったよ。
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でもって今回はiMAXバージョン。
通常のロードショー版より数十秒長く、またiMAX用の高画質カメラを使ってる部分ではスクリーンの上映面積が縦に拡大したんだとか。
(上映中は画面に没入してしまっててまったく気付きませんでした(笑))
なんと言っても日本にまだ3館しか無いこのデジタルiMAX専用映画館ですが、それはフィルムではなくデジタルデータなのでノイズが皆無、音響も立体的に構成されて映画館の空間のアチコチから聞こえてくるし、そしてなんと言ってもスクリーンが日本最大規模(現在)、左右も天地も巨大なので、座席にもよるだろうけどそこそこいい席なら完全に映画のスクリーンの中に取り込まれるような錯覚を起こします。
これネットの噂で見る限り3部作なんだよね。。。。
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こんなの見ちゃうと最後の3作目とか他で見れない(笑)。
デジタルiMAXって圧倒的な迫力、描写力でした。
本作の前の予告編で「スタートレック」の予告編を流してたけど、レイトショーでいいからもう一度ココで見たいね。
いやぁ、本作「トランスフォーマー/リベンジ」自体もイイ映画なんだけど、どうせ見るならココか埼玉か大阪の箕面か、いずれかのiMAXで見ないと損です。
ちなみに、この映画館、JR川崎駅から雨に濡れずに行ける109シネマズ川崎、イマドキのシネコンですが、このデジタルiMAXになってるのは「7番館だけ」なので、行かれる方はお間違えの無いように。
オススメです。
夏のハリポタ最新作は3D映画で見せてくれるんだって。
チケット取り難そうだけど、是非に、って思ったな。
2009年05月14日
【映】レッドクリフ Part.2 未来への最終決戦
毎月14日は“TOHOシネマズデイ”! (TOHO CINEMAS 10TH ANNIVERSARY)ってことで、その系列の映画館は1000円で映画が見れる。
なので、朝から有楽町マリオンまで。朝イチだけは指定席じゃないから早い者勝ちで気楽だものね。
レッドクリフ Part.2 未来への最終決戦
・日本公式サイト
おかげで結構最高の席で見れました。
まぁもう公開からずいぶんと経って、そろそろ終わりそうな頃合いだものね。まぁまぁ空いてたかな。
一昨日のスター・トレックが抜群に良かったからなぁ、ってのもあるので迫力とかエンターティメント性は少し落ちるように感じたけど、違う角度というか、「女は強いな」って(笑)、さすがエイベックス出資だけのことはあるというか(笑)、今の時代の映画ですな。
乱戦場面になるとどっちがどっちだか分からなくなるけど、まぁ大規模で大迫力の先頭シーンは今回も健在。
前回は槍の扱いが巧かったけど、今回は屋内戦闘が多いというのもあって剣捌きがなかなか良かったね。
DVDになってから詳細に見直したいです。
で、トータルな感想・・・やっぱ女は強いな、いざとなると(笑)
なので、朝から有楽町マリオンまで。朝イチだけは指定席じゃないから早い者勝ちで気楽だものね。
レッドクリフ Part.2 未来への最終決戦
・日本公式サイト
おかげで結構最高の席で見れました。
まぁもう公開からずいぶんと経って、そろそろ終わりそうな頃合いだものね。まぁまぁ空いてたかな。
一昨日のスター・トレックが抜群に良かったからなぁ、ってのもあるので迫力とかエンターティメント性は少し落ちるように感じたけど、違う角度というか、「女は強いな」って(笑)、さすがエイベックス出資だけのことはあるというか(笑)、今の時代の映画ですな。
乱戦場面になるとどっちがどっちだか分からなくなるけど、まぁ大規模で大迫力の先頭シーンは今回も健在。
前回は槍の扱いが巧かったけど、今回は屋内戦闘が多いというのもあって剣捌きがなかなか良かったね。
DVDになってから詳細に見直したいです。
で、トータルな感想・・・やっぱ女は強いな、いざとなると(笑)
2009年05月12日
【映】JJエイブラムスの新釈「スター・トレック」
たぶん今年見た映画の中で一番楽しめた。もしかしたらここ5年、10年の内でも。
圧倒的なスピード感、飽きさせない物語、ディープなファンを喜ばせる趣向を散りばめながら、初めて見る客でも絶対に惹き込めるだけの展開。
本編終了で思わず拍手したのは久々でしたが、結構会場の半分ぐらいがそんな感じで、多くの人に魅力的だったのだと思います。
(まぁ自分はかなりディープなトレッキーではありますが)
スター・トレック
・映画オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
ネタバレしない程度に感想を書きますと、、、って結構難しい(笑)。
その始まりは1966年のアメリカテレビ映画の「宇宙大作戦」。SF作品。未来世界。地球人と宇宙人の関わり、宇宙船USSエンタープライズ号 NCC1701が宇宙を探査飛行するオハナシ。冒険活劇。愛。友情。
このオリジナル第1作は全79話。「主人公」は1人に絞れない。
・カーク船長(ウィリアム・シャトナー)
・スポック副長&科学主任(レナード・ニモイ)
・船医マッコイ(デ・フォレスト・ケリー)
・機関長チャーリー(ジェームズ・ドゥーハン)
・操舵士「Mr.加藤」=スールー(ジョージ・タケイ)
・航海士チェコフ(ウォルター・コーニッグ)
・通信士ウラ(ニシエル・ニコルズ)
などなど。
その後の続編もあるし映画版も何本も有って総話数は500を超えるとか。
で、今回の映画はその第1作の始まる前のオハナシ(と言っても多少の含みは有りますが、そこは見てのお楽しみで)。
上に列挙した登場人物は役者こそ違え(ここにも含みが有るのが、この映画の面白いところ)、キャラクターは同じ。
いわば第1作の登場人物の「若い頃」ってことになるのですが、何が見事ってオリジナルのファンをして「若い頃」だなって判るぐらい特徴が微妙に共通してる役者さんを使っていること。
ドクター・マッコイの目を剥く表情や、機関長チャーリーの飄々とした風情なんてもう笑ってしまうぐらい嬉しい。
だからスターウォーズなんかより遥か昔に世界中を巻き込んだスペースオペラゆえのディープなファン層 (それをトレッキーとかトレッキアンとか言います) をして拒絶反応が起きない、どころかファンであればある程に登場人物に肩入れしてしまう、何ともニクイですね。
大雑把に言えば、「あの」クルー達がいかにして仲間になったかを描く。でも・・・アナザーストーリー。
そこが何とも言えず凄いところで、単なる続編やオマージュじゃなくて独立した作品。なのに既存のファンも楽しませてしまう。
公式サイトに載ってるからバレてますが、オリジナルのミスター・スポック (レナード・ニモイ)が出てくるというだけでもファンには感涙モノ。
今回は試写会でタダで見れたんだけど、たぶん金払ってあと何回か見に行くと思います。
(今までロードショーの最多は「スターウォーズ」第1作を9回見たことですが)
「友情」とか「仲間」とかが好きで、SFに拒絶反応が無いならば、これは確実にオススメできる面白い作品です。
でもって、スター・トレックとかStar Trekじゃなくて、「宇宙大作戦」のファンならば身悶えする程に(笑)楽しい作品です。
いや、抜群。
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宇宙大作戦シーズン2 デジタル・リマスター版 [DVD]
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宇宙大作戦シーズン3<デジタル・リマスター版> [DVD]
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宇宙大作戦 GALAXY BOX [DVD]
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宇宙大作戦 DVDコンプリート・シーズン 1 コレクターズ・ボックス
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宇宙大作戦 DVD コンプリート・シーズン2<コレクターズ・ボックス>
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宇宙大作戦 DVDコンプリート・シーズン3 コレクターズ・ボックス
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圧倒的なスピード感、飽きさせない物語、ディープなファンを喜ばせる趣向を散りばめながら、初めて見る客でも絶対に惹き込めるだけの展開。
本編終了で思わず拍手したのは久々でしたが、結構会場の半分ぐらいがそんな感じで、多くの人に魅力的だったのだと思います。
(まぁ自分はかなりディープなトレッキーではありますが)
スター・トレック
・映画オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
ネタバレしない程度に感想を書きますと、、、って結構難しい(笑)。
その始まりは1966年のアメリカテレビ映画の「宇宙大作戦」。SF作品。未来世界。地球人と宇宙人の関わり、宇宙船USSエンタープライズ号 NCC1701が宇宙を探査飛行するオハナシ。冒険活劇。愛。友情。
このオリジナル第1作は全79話。「主人公」は1人に絞れない。
・カーク船長(ウィリアム・シャトナー)
・スポック副長&科学主任(レナード・ニモイ)
・船医マッコイ(デ・フォレスト・ケリー)
・機関長チャーリー(ジェームズ・ドゥーハン)
・操舵士「Mr.加藤」=スールー(ジョージ・タケイ)
・航海士チェコフ(ウォルター・コーニッグ)
・通信士ウラ(ニシエル・ニコルズ)
などなど。
その後の続編もあるし映画版も何本も有って総話数は500を超えるとか。
で、今回の映画はその第1作の始まる前のオハナシ(と言っても多少の含みは有りますが、そこは見てのお楽しみで)。
上に列挙した登場人物は役者こそ違え(ここにも含みが有るのが、この映画の面白いところ)、キャラクターは同じ。
いわば第1作の登場人物の「若い頃」ってことになるのですが、何が見事ってオリジナルのファンをして「若い頃」だなって判るぐらい特徴が微妙に共通してる役者さんを使っていること。
ドクター・マッコイの目を剥く表情や、機関長チャーリーの飄々とした風情なんてもう笑ってしまうぐらい嬉しい。
だからスターウォーズなんかより遥か昔に世界中を巻き込んだスペースオペラゆえのディープなファン層 (それをトレッキーとかトレッキアンとか言います) をして拒絶反応が起きない、どころかファンであればある程に登場人物に肩入れしてしまう、何ともニクイですね。
大雑把に言えば、「あの」クルー達がいかにして仲間になったかを描く。でも・・・アナザーストーリー。
そこが何とも言えず凄いところで、単なる続編やオマージュじゃなくて独立した作品。なのに既存のファンも楽しませてしまう。
公式サイトに載ってるからバレてますが、オリジナルのミスター・スポック (レナード・ニモイ)が出てくるというだけでもファンには感涙モノ。
今回は試写会でタダで見れたんだけど、たぶん金払ってあと何回か見に行くと思います。
(今までロードショーの最多は「スターウォーズ」第1作を9回見たことですが)
「友情」とか「仲間」とかが好きで、SFに拒絶反応が無いならば、これは確実にオススメできる面白い作品です。
でもって、スター・トレックとかStar Trekじゃなくて、「宇宙大作戦」のファンならば身悶えする程に(笑)楽しい作品です。
いや、抜群。
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【雑】ジャパンプレミアの傍観は疲れた
映画は抜群に面白かったけど、イベントとしてトータルで見ると拷問だったなぁ、って思う。
チョット「待たせ」過ぎ。
観客の大半も映画の始まる頃には「待ち疲れ」で口数も少なくなって疲れ切っていました。
ま、映画は良かったし、USSエンタープライズ号の模型〜映画が終わって出て来てようやく見れた〜もカッコ良かったから、後味は悪くなかったんだけど、コレ書いてる翌日になって冷静に思い返すと待ってる時間はヒドい気分だったのもたしか。
そういうイベントへの覚悟、警鐘という意味で、そういう気分の記録もしておこうと一筆。
映画は抜群に良かったです!コレだけはハッキリしておきますが・・・
大きな洋画ではよくある「ジャパンプレミア」への参加、、、というか見に行ったのは今回が初めて。
う〜〜〜〜ん。。。
チャンと参加させてくれるんならいいんだけど、試写会「だけ」みたいなもんだったので、そうなると無闇に待たされる「だけ」だってことを初めて知りました。
まぁ映画会社にすると観客、しかも試写会のなんて「いくらでも代わりはいる」ってもんなんでしょうけど、幾らなんでも2時間半(正直者の場合)も特に何も面白い余興も無い暗闇の映画館で待たすってのはヒドイと思ったよ。
朝の11時から試写会の招待状と座席指定券の引換、その折にどうやら最初の方に並んだ人 (朝の5時から並んでたとかの噂だったので、まぁそういう努力が報われること自体に不満は無いです。並んでる場所に出て来て説明していた人が気が利かなくて行列の一部でしか聞こえない音量でしか喋ってないので、何だか無意味な不公平感が漂ってたのが気に入らないだけ) は、マスコミや別枠の招待客だけの予定だった特設テントの中に入れたそうですが、その人々は夕方5時に再集合とか。
5時に集まってセレモニーが始まったのが7時過ぎだから、その人たちも結構疲れたと思うけど、その様子を映画館のスクリーンで延々1時間以上も傍観させられた大多数の観客はもう難行苦行、拷問に遭ったようなものでした。
「一度入場したら出るな」って言われた試写開場の映画館は6時開場、「7時には入場していて下さい」、って言うからギリギリまで外で眺めてたが何も起きません。
内部が見えなくした特設テントの周囲に出演者や招待された芸能人が歩くレッドカーペットが敷かれ、サインを獲得しようと待つファンが人垣を作っていました。
でも「7時には入場していて下さい」ってその7時(19時)まで何の動きも有りません。
(予想通り、テントで隠された中にはUSSエンタープライズ号の巨大模型が有った訳で、その登場を生で見たいとは思ったんよね。出演者にも無意味に呼ばれてる気のする芸能人にも全く興味は無いんですけど。)
特設テントの脇には暗幕テントの中の様子、といっても何も起きてる訳でも無くてただレーザー光線で神秘的な演出が為されてるだけですが(開始の19時過ぎまでは中に入った人々もただ待ってるだけだったでしょう)、内部の様子が数台のモニターに映し出されてました。
そんなの眺めていてもしょうがないので19時少し前に入場しましたが。。。
実際のところ、映画の始まる直前まで屋外でイベントを見ててそれから入場しても良かったようで (そういう人もかなり居た) 主催者に「言われたとおり」にしてて損した次第。
もちろん大半の試写会招待客は正直者で「言われたとおり」に19時には入場して着席していました。
正直者が馬鹿を見るっての良くないと思うヨ。
マスコミのイベントでもコンサートでも実際多いんですが、あの人々、ダンドリさえスムーズに進めばウソだろうとゴマカシだろうと平気なようで、そりゃまぁ虚構で稼ぐ人々だから、やっぱ信用しちゃイケナイんだろうなと(笑)。
まぁそれは置いといてww
予定時間の19時もけっこう過ぎた頃、スクリーンにChris Pepplerが登場して期待を煽ろうってしますけど、、、何でも起きうる映画館のスクリーンを通して見ても何の興奮も起きようも無いと思うんだけどねぇ。。。
でまたしばらく、ホントに何も起きなくてウンザリした頃にようやく屋外の特設テントの中ではスモークの中からUSSエンタープライズ号と共に監督と出演キャストが登場。
そんなもんスクリーンで見せられても、自分がその場に居ないという悲哀を感じるだけじゃん(笑)。
だいたいスクリーンの上ではいきなり出てこようが消えようが一緒です。写っていないモノは無いのと一緒だもん。
そこからが拷問だったなぁ。。。
何か知らない女の子の下手な、というと可哀想だけど(独りじゃ間が持たないからね)、間繋ぎの悪い紹介で「セレブ」とか言って招待客の芸能人が順番に映し出されていきます。
誰だっけ?真鍋かおり、吉川ひなの、エグザイルの誰かさん、お笑いのデンジャラス、マジシャンのセロとか。
だから・・・そんなもん肉眼で見てこそ多少の実感は持てるだろうけど、大スクリーンで見せられるようなコトじゃないと思うんですけど。
その後1時間近くは出演者がファンにサインしたり記念撮影したりが延々とスクリーンに大写しに映し出されていくばかり。。。
よく芸能ニュースでこういう時にサインや記念撮影に気軽に応じるハリウッドスターの姿を流して
「ファンサービスに熱心ないい役者さんですね」
って言ってて、今までは額面通りに受け取ってましたが、、、
そうか。きっとあの影ではこうやって延々と待たされてる哀しい立場の客が一杯居るんだろうな。。。
今後に向けモノの見方が変わりましたww
そんでまぁ、役者さん自体は美男美女が相場だから「スクリーンの大写し」での観賞に耐えられるんですけど・・・
誰の、に限らず、どころか自分だって人のこと言えた義理じゃないけど、盛り上がってるファンを冷静に傍観すると「変な人」でしか無いんで(笑)、ムカつくというか(笑)文字通りの闇雲に待たされてることのイライラの上塗りでドンドン不快感が蓄積されていきます。。。
映画館では10年ぶりぐらいに「ポップコーンとコーラ」を買って時間潰したよ。。。
その後でようやく会場の中でのイベント開始。司会はChris Pepplerさん。
だったら、入場はこの時間でいいじゃん!(笑)
8時半で間に合ったなww
まぁ監督・プロデューサー、主要キャストがステージ上に並んで挨拶するのは愉快だったし、珍しい経験では有りました。
今回は出演女優さんが一人も来てなかったので男目線としては魅力不足は否めません(笑)でしたが、結構皆さん愉快な人々でアメリカンジョークが行ったり来たり彷徨ったり(笑)、まぁ「楽しかった」って言えます。
配給元のパラマウントの会長さんが会場に来てたのはそれだけチカラが入ってるってことでしょう。
いや、間違いなくいい映画です>会長さん。
不満は日本側のイベントの組み立てだけ。試写会の招待客全部に分け隔て無く屋外イベントを見せるような考え方はできなかったのかなと。
混雑・混乱を避けるため、スムーズに進行するため。大義名分・・・
って30分以上押してるじゃん、既に(笑)
---------------------------------
映画が終わって表に出ると既に23時。小雨模様。
ようやくUSSエンタープライズ号が見れた。
けど近くまでは入らせてくれない。安全柵の外からだけ。
試写会の客の抑圧された思いが解放されたようで、大勢が思い思いにUSSエンタープライズ号を何とか不自由ながらもカメラに納めようと群がっておりました。
もちろん自分も(笑)。
昔から思うけど、この機体って抜群のデザインに感じます。
オリジナル第1作から少し変えてあるけど違和感が出る程じゃなくて滑らかな感じになっただけに思えます。
当時の記憶頼りですが、円盤部分はそれだけでも「インパルスパワー」で航行出来る宇宙戦艦の中心部、今回の映画では砲門が増えてましたが、テレビシリーズ時代は円盤下部の最下部1箇所からフェーザー砲(レーザーのような熱線という設定ではなく物質を収縮させて圧縮崩壊させる武器)も光子魚雷も発射されていました。
その斜め後方、下にある葉巻みたいなのが機関室と下士官の居住スペースだったはず。その頭部に付いてる光るパラボラアンテナみたいなのはレーダーではなくデフレクターとか言って航路上の障害物を重力波で排除する装置だって設定。
後方に2本伸びているパイロンがワープ航法を可能にするメインエンジン。
機関室のある下部船体の最後部は今回の映画でも使われた小形スペースクラフトの発着デッキとなります。
こうやって見ると、あのシワの寄り方はバルーンですな。空気で膨らませてあるような。
だから「いきなり登場」みたいな演出が可能だったんだろうね。
それにしても結構表面の処理も良く(写真に写ってるマダラ模様はそういう照明が意図的に演出されてるだけです。たぶん星の光が当たってるとでもイメージしてるのでしょう)、質感もそれなりに感じられて、いい模型。
やっぱりこの登場シーンを見せて貰えなかったのは不満。
それだけはハッキリと残しておきたいので記事にしました。
でもね、この映画は抜群に面白い!からご安心下さい。
次の「映画の日」はコレだな、オレ。
チョット「待たせ」過ぎ。
観客の大半も映画の始まる頃には「待ち疲れ」で口数も少なくなって疲れ切っていました。
明後日に主催者サイドから遅延についての陳謝を頂きました。
こちらは、株式会社ライブドア内「livedoor Blog キャンペーン事務局」でございます。
このたびは、「スター・トレック ジャパンプレミア」にご参加を頂き、まことにありがとうございました。
運営スタッフ一同、深く御礼申し上げます。
なお、当イベントにおいて、開始時刻が大幅に遅れてしまった件につきまして、主催者から陳謝のお言葉をいただいております。
livedoor ブロガーの皆様には主催者に代わりまして、深くお詫びいたします。
まことに申し訳ありませんでした。
(中略)
今後とも、livedoor Blog キャンペーンを宜しくお願いいたします。
とのことです。ご丁寧に有り難う御座います。
ただまぁ「遅れた」こと自体がどうのっていうより---それ自体は役者さんのファンサービスもあるでしょうから非難する筋でも無い気もします---、「一般客をイベントから隔離して無為に待たせた」考え方、「参加資格についての不公平やチャンと説明しなかった」こと、イベントの組み方って「そんなもん」なのかな、なんてことなのですけど。
ま、映画は良かったし、USSエンタープライズ号の模型〜映画が終わって出て来てようやく見れた〜もカッコ良かったから、後味は悪くなかったんだけど、コレ書いてる翌日になって冷静に思い返すと待ってる時間はヒドい気分だったのもたしか。
そういうイベントへの覚悟、警鐘という意味で、そういう気分の記録もしておこうと一筆。
映画は抜群に良かったです!コレだけはハッキリしておきますが・・・
大きな洋画ではよくある「ジャパンプレミア」への参加、、、というか見に行ったのは今回が初めて。
う〜〜〜〜ん。。。
チャンと参加させてくれるんならいいんだけど、試写会「だけ」みたいなもんだったので、そうなると無闇に待たされる「だけ」だってことを初めて知りました。
まぁ映画会社にすると観客、しかも試写会のなんて「いくらでも代わりはいる」ってもんなんでしょうけど、幾らなんでも2時間半(正直者の場合)も特に何も面白い余興も無い暗闇の映画館で待たすってのはヒドイと思ったよ。
朝の11時から試写会の招待状と座席指定券の引換、その折にどうやら最初の方に並んだ人 (朝の5時から並んでたとかの噂だったので、まぁそういう努力が報われること自体に不満は無いです。並んでる場所に出て来て説明していた人が気が利かなくて行列の一部でしか聞こえない音量でしか喋ってないので、何だか無意味な不公平感が漂ってたのが気に入らないだけ) は、マスコミや別枠の招待客だけの予定だった特設テントの中に入れたそうですが、その人々は夕方5時に再集合とか。
5時に集まってセレモニーが始まったのが7時過ぎだから、その人たちも結構疲れたと思うけど、その様子を映画館のスクリーンで延々1時間以上も傍観させられた大多数の観客はもう難行苦行、拷問に遭ったようなものでした。
「一度入場したら出るな」って言われた試写開場の映画館は6時開場、「7時には入場していて下さい」、って言うからギリギリまで外で眺めてたが何も起きません。
内部が見えなくした特設テントの周囲に出演者や招待された芸能人が歩くレッドカーペットが敷かれ、サインを獲得しようと待つファンが人垣を作っていました。
でも「7時には入場していて下さい」ってその7時(19時)まで何の動きも有りません。
(予想通り、テントで隠された中にはUSSエンタープライズ号の巨大模型が有った訳で、その登場を生で見たいとは思ったんよね。出演者にも無意味に呼ばれてる気のする芸能人にも全く興味は無いんですけど。)
特設テントの脇には暗幕テントの中の様子、といっても何も起きてる訳でも無くてただレーザー光線で神秘的な演出が為されてるだけですが(開始の19時過ぎまでは中に入った人々もただ待ってるだけだったでしょう)、内部の様子が数台のモニターに映し出されてました。
そんなの眺めていてもしょうがないので19時少し前に入場しましたが。。。
実際のところ、映画の始まる直前まで屋外でイベントを見ててそれから入場しても良かったようで (そういう人もかなり居た) 主催者に「言われたとおり」にしてて損した次第。
もちろん大半の試写会招待客は正直者で「言われたとおり」に19時には入場して着席していました。
正直者が馬鹿を見るっての良くないと思うヨ。
マスコミのイベントでもコンサートでも実際多いんですが、あの人々、ダンドリさえスムーズに進めばウソだろうとゴマカシだろうと平気なようで、そりゃまぁ虚構で稼ぐ人々だから、やっぱ信用しちゃイケナイんだろうなと(笑)。
まぁそれは置いといてww
予定時間の19時もけっこう過ぎた頃、スクリーンにChris Pepplerが登場して期待を煽ろうってしますけど、、、何でも起きうる映画館のスクリーンを通して見ても何の興奮も起きようも無いと思うんだけどねぇ。。。
でまたしばらく、ホントに何も起きなくてウンザリした頃にようやく屋外の特設テントの中ではスモークの中からUSSエンタープライズ号と共に監督と出演キャストが登場。
そんなもんスクリーンで見せられても、自分がその場に居ないという悲哀を感じるだけじゃん(笑)。
だいたいスクリーンの上ではいきなり出てこようが消えようが一緒です。写っていないモノは無いのと一緒だもん。
そこからが拷問だったなぁ。。。
何か知らない女の子の下手な、というと可哀想だけど(独りじゃ間が持たないからね)、間繋ぎの悪い紹介で「セレブ」とか言って招待客の芸能人が順番に映し出されていきます。
誰だっけ?真鍋かおり、吉川ひなの、エグザイルの誰かさん、お笑いのデンジャラス、マジシャンのセロとか。
だから・・・そんなもん肉眼で見てこそ多少の実感は持てるだろうけど、大スクリーンで見せられるようなコトじゃないと思うんですけど。
その後1時間近くは出演者がファンにサインしたり記念撮影したりが延々とスクリーンに大写しに映し出されていくばかり。。。
よく芸能ニュースでこういう時にサインや記念撮影に気軽に応じるハリウッドスターの姿を流して
「ファンサービスに熱心ないい役者さんですね」
って言ってて、今までは額面通りに受け取ってましたが、、、
そうか。きっとあの影ではこうやって延々と待たされてる哀しい立場の客が一杯居るんだろうな。。。
今後に向けモノの見方が変わりましたww
そんでまぁ、役者さん自体は美男美女が相場だから「スクリーンの大写し」での観賞に耐えられるんですけど・・・
誰の、に限らず、どころか自分だって人のこと言えた義理じゃないけど、盛り上がってるファンを冷静に傍観すると「変な人」でしか無いんで(笑)、ムカつくというか(笑)文字通りの闇雲に待たされてることのイライラの上塗りでドンドン不快感が蓄積されていきます。。。
映画館では10年ぶりぐらいに「ポップコーンとコーラ」を買って時間潰したよ。。。
その後でようやく会場の中でのイベント開始。司会はChris Pepplerさん。
だったら、入場はこの時間でいいじゃん!(笑)
8時半で間に合ったなww
まぁ監督・プロデューサー、主要キャストがステージ上に並んで挨拶するのは愉快だったし、珍しい経験では有りました。
今回は出演女優さんが一人も来てなかったので男目線としては魅力不足は否めません(笑)でしたが、結構皆さん愉快な人々でアメリカンジョークが行ったり来たり彷徨ったり(笑)、まぁ「楽しかった」って言えます。
配給元のパラマウントの会長さんが会場に来てたのはそれだけチカラが入ってるってことでしょう。
いや、間違いなくいい映画です>会長さん。
不満は日本側のイベントの組み立てだけ。試写会の招待客全部に分け隔て無く屋外イベントを見せるような考え方はできなかったのかなと。
混雑・混乱を避けるため、スムーズに進行するため。大義名分・・・
って30分以上押してるじゃん、既に(笑)
---------------------------------
映画が終わって表に出ると既に23時。小雨模様。
ようやくUSSエンタープライズ号が見れた。
けど近くまでは入らせてくれない。安全柵の外からだけ。
試写会の客の抑圧された思いが解放されたようで、大勢が思い思いにUSSエンタープライズ号を何とか不自由ながらもカメラに納めようと群がっておりました。
もちろん自分も(笑)。
昔から思うけど、この機体って抜群のデザインに感じます。
オリジナル第1作から少し変えてあるけど違和感が出る程じゃなくて滑らかな感じになっただけに思えます。
当時の記憶頼りですが、円盤部分はそれだけでも「インパルスパワー」で航行出来る宇宙戦艦の中心部、今回の映画では砲門が増えてましたが、テレビシリーズ時代は円盤下部の最下部1箇所からフェーザー砲(レーザーのような熱線という設定ではなく物質を収縮させて圧縮崩壊させる武器)も光子魚雷も発射されていました。
その斜め後方、下にある葉巻みたいなのが機関室と下士官の居住スペースだったはず。その頭部に付いてる光るパラボラアンテナみたいなのはレーダーではなくデフレクターとか言って航路上の障害物を重力波で排除する装置だって設定。
後方に2本伸びているパイロンがワープ航法を可能にするメインエンジン。
機関室のある下部船体の最後部は今回の映画でも使われた小形スペースクラフトの発着デッキとなります。
こうやって見ると、あのシワの寄り方はバルーンですな。空気で膨らませてあるような。
だから「いきなり登場」みたいな演出が可能だったんだろうね。
それにしても結構表面の処理も良く(写真に写ってるマダラ模様はそういう照明が意図的に演出されてるだけです。たぶん星の光が当たってるとでもイメージしてるのでしょう)、質感もそれなりに感じられて、いい模型。
やっぱりこの登場シーンを見せて貰えなかったのは不満。
それだけはハッキリと残しておきたいので記事にしました。
でもね、この映画は抜群に面白い!からご安心下さい。
次の「映画の日」はコレだな、オレ。
【雑】スタトレ2009試写会の朝
今日は「スタートレック」の試写会。
何でも、かの「宇宙大作戦」、後のスタートレックの原点である作品の、黎明期を題材にした新解釈のアナザーストーリーらしい。
小学生の頃、全79話の「宇宙大作戦」を当時は家庭用ビデオなんて無いから、カセットテープに音声だけ録音して、全話を飽きるほど聞いてたガキでした、私。
という訳で、たぶんかなりディープなトレッキー(スタートレックのファンのことを昔からそう呼ぶ)な自分にとってはかなり楽しみな映画であります。
試写会の招待状もトレッキーの秘孔を突くような(笑)粋なデザインの凝り方してて微妙に嬉しかったりね。
朝の11時から試写状と座席指定券の引き換えだということで、まぁ少し早めにと10時半に到着したら既に結構な行列だった。
係の人が行列の前の方で説明してたのがよく聞こえなかったんだけど、どうやら最初の方に並んだ人は、本来別の招待状を持ってないと出れないレッドカーペットも見れたそうな。
もうちょっと早く出てくりゃよかったのかな?
(でもまぁフジテレビ主催じゃ無いからいいか(笑)。)
イベントは夕方から、試写会は夜。
楽しみです。
※「スター・トレック」ジャパンプレミアの感想を教えてください。 - 共通テーマ - ブログパーク
何でも、かの「宇宙大作戦」、後のスタートレックの原点である作品の、黎明期を題材にした新解釈のアナザーストーリーらしい。
小学生の頃、全79話の「宇宙大作戦」を当時は家庭用ビデオなんて無いから、カセットテープに音声だけ録音して、全話を飽きるほど聞いてたガキでした、私。
という訳で、たぶんかなりディープなトレッキー(スタートレックのファンのことを昔からそう呼ぶ)な自分にとってはかなり楽しみな映画であります。
試写会の招待状もトレッキーの秘孔を突くような(笑)粋なデザインの凝り方してて微妙に嬉しかったりね。
朝の11時から試写状と座席指定券の引き換えだということで、まぁ少し早めにと10時半に到着したら既に結構な行列だった。
係の人が行列の前の方で説明してたのがよく聞こえなかったんだけど、どうやら最初の方に並んだ人は、本来別の招待状を持ってないと出れないレッドカーペットも見れたそうな。
もうちょっと早く出てくりゃよかったのかな?
(でもまぁフジテレビ主催じゃ無いからいいか(笑)。)
スター・トレック ジャパンプレミア 参加ブロガー募集キャンペーン
【イベント内容】
■日時:2009年5月12日(火)開場18:00 開演20:20(予定)
※19時より会場内スクリーンにて、特設広場で行われるスペシャル・イベントの模様をご覧いただけます。
■場所:新宿ミラノ1
東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 TOKYU MILANOビル
TEL:03-3202-1189
■注意事項
・イベント中の動画、静止画の撮影は禁止とさせていただきます。
・その他、係員の指示にしたがってくださいますようお願いいたします。
・応募時に入力されましたご住所に招待状をお送りします。そちらを当日必ず持参お願いします。
招待状をお持ちでない方の入場はお断りする場合がございます。ご了承くだ さい。
・招待状の注意事項を必ずお読みになってください。
ご参加いただいた皆様には、専用投稿URLより
2009年5月15日(金)までに1回以上の記事更新をお願いいたします。
それでは、当日お待ちしております!
株式会社ライブドア内「livedoor Blog キャンペーン事務局
イベントは夕方から、試写会は夜。
楽しみです。
※「スター・トレック」ジャパンプレミアの感想を教えてください。 - 共通テーマ - ブログパーク
(先日からモニターしてるノートパソコンにて、新宿のとあるルノワールから無線LANで投稿してみました)