2005年11月15日
【思】スポーツのショーアップ
単調な仕事が終わって、深夜になってから、
酒飲みながらビデオに録ってた今日の女子バレーを見てた。
グラチャン。大陸対抗?なのかな?
リアルタイムで見れる時でもビデオに録って見る方だ。
どうも男の身としては、
古い体育会系的センスとしては
「じゃにーず」の応援がどうにも肌に合わない。
フジテレビでも日本テレビでも
なんで同じような演出をするのだろう。
なんで国対抗の勝負事を
こんな
「ホストクラブでドンペリ開けてるようなお祭り騒ぎ」
にしなきゃならんのか、理解し難い。
別に「じゃにーず」君に罪がある訳じゃない。
彼らは仕事でしてるんだし、
個々の応援する気持ちに嘘がある訳もないと思う。
でもって
マネしてるのは、もちろんホストクラブの方だ(笑)。
昨夜、大会前夜の特集ということで
テレビでこの女子バレーの特集をやってた。
ワザとなのか、図らずもなのか知らないけど
「新宿ホストクラブ戦争」との2本立てだった。
まぁなぁ、
女子バレーって主たるファン層は女子中高生だそうだから
「じゃにーず」系とファン層は重なるだろうし
「じゃにーず」系美男子のファン層は女性には幅広いから
ホストクラブ特集とも視聴者層は重なるだろうけど。
だけどね・・・
スポーツマンっていうのは
チヤホヤされた方がチカラが出せるタイプ
たとえば新庄とかゴン中山とかだと思うけど
そういうのだけじゃなくて、古い体育会系的奴も居るはずだ。
キャーキャー言われるとか華やかな雰囲気とかだと
集中力の邪魔になる奴もいる。
でもってバレーボールって野球やサッカーよりもっと団体競技だ。
集中できない選手のことも考えた方が「勝てる」んじゃないか。
少なくとも「考えてやれよ」とか思う。
プロスポーツがショーでもあるのは
ビジネス・チームなのだから「そんなもん」だと思うけど・・・
とか考えてみると
今やオリンピックだってビッグ・ビジネス、
テレビの都合でルールも変わるし「そんなもん」か。
でも選手にとっては人生掛けて勝ち負け必死でやってる。
「フロントがアホやから」ってのは阪神タイガースのハナシ。
(一昔前のことだと思いたいが)
あと一歩のところで精神的に崩れてる気がする日本の国際試合。
そういう頑張りって「気分」が大事。
それを導くのがフロントの仕事だとしたら
今のスポーツの「フロント」の多くはビジネスをしてるばかりで
あまり「勝つため」には仕事をしてないように思う。
その中で頭角を現さなければ
そういう環境でこそチカラを出せて
「客を呼べる」奴でなければ不要だというのが
結局はスポーツもショービジネスな先進国スポーツのホンネかもしれない
ただ、
そうだとすると夜店の蛇屋、蝦蟇の油売りが気を持たせるのと同様で
「勝てそうで勝てない」のはビジネスとしては成功だろうけど
一生懸命見てる方が「いい面の皮」だ。
選手も可哀想な気がするが
そこで勝ち抜ける奴が「プロ」と言われれば、そんな気もする。
まぁ甲子園の声援に阪神の選手が慣れるように
どんなスポーツでも慣れてしまえばいいだろうし。
でも何か納得いかない。。。
サッカーで川渕チェアマンが
ビジネス・スポーツを越えて「全日本」を形成していったように
(未だ戦いの途中だけど)
そういう立場でサポートする奴は他のスポーツじゃ居ないのだろうか。
プロ野球だって
何だかジジィ達の利権争い、既得権益の囲い込みみたいで
どうにも情けない現状に思う。
今日の女子バレー、ポーランド戦。
専門でないから身体能力としてだけの視点だが
個々の選手の能力が見劣りする気もしない。
でも負ける。いいところまで行って決定力が無い。
ギリギリで負ける。
下らないことかも知れないけど、
あと一歩で勝てるのだから、
そのためには、わずかの精神的パワーでも大事な気がするんだけど。
まぁ
フロントがどうであれ
阪神も結構勝てるようにまで育ったんだから期待してみてましょうか。
今日の酒。
芋焼酎「黒霧島」。
肴はカマンベールチーズのスライスを
ふかしジャガイモに乗せて軽くトロけたところを味わう。
これも結構合うんだよね。

全日本女子バレードキュメントブック―FOR THE GLORY〜栄光のために〜

NEGAI―バレーボール全日本女子PHOTO BOOK

甦る全日本女子バレー―新たな闘い

天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)

バレーボールおもしろ「通」の手引書 (第4弾)

100パーセントの闘争心―全日本女子バレーの栄光、挫折、そして再生
酒飲みながらビデオに録ってた今日の女子バレーを見てた。
グラチャン。大陸対抗?なのかな?
リアルタイムで見れる時でもビデオに録って見る方だ。
どうも男の身としては、
古い体育会系的センスとしては
「じゃにーず」の応援がどうにも肌に合わない。
フジテレビでも日本テレビでも
なんで同じような演出をするのだろう。
なんで国対抗の勝負事を
こんな
「ホストクラブでドンペリ開けてるようなお祭り騒ぎ」
にしなきゃならんのか、理解し難い。
別に「じゃにーず」君に罪がある訳じゃない。
彼らは仕事でしてるんだし、
個々の応援する気持ちに嘘がある訳もないと思う。
でもって
マネしてるのは、もちろんホストクラブの方だ(笑)。
昨夜、大会前夜の特集ということで
テレビでこの女子バレーの特集をやってた。
ワザとなのか、図らずもなのか知らないけど
「新宿ホストクラブ戦争」との2本立てだった。
まぁなぁ、
女子バレーって主たるファン層は女子中高生だそうだから
「じゃにーず」系とファン層は重なるだろうし
「じゃにーず」系美男子のファン層は女性には幅広いから
ホストクラブ特集とも視聴者層は重なるだろうけど。
だけどね・・・
スポーツマンっていうのは
チヤホヤされた方がチカラが出せるタイプ
たとえば新庄とかゴン中山とかだと思うけど
そういうのだけじゃなくて、古い体育会系的奴も居るはずだ。
キャーキャー言われるとか華やかな雰囲気とかだと
集中力の邪魔になる奴もいる。
でもってバレーボールって野球やサッカーよりもっと団体競技だ。
集中できない選手のことも考えた方が「勝てる」んじゃないか。
少なくとも「考えてやれよ」とか思う。
プロスポーツがショーでもあるのは
ビジネス・チームなのだから「そんなもん」だと思うけど・・・
とか考えてみると
今やオリンピックだってビッグ・ビジネス、
テレビの都合でルールも変わるし「そんなもん」か。
でも選手にとっては人生掛けて勝ち負け必死でやってる。
「フロントがアホやから」ってのは阪神タイガースのハナシ。
(一昔前のことだと思いたいが)
あと一歩のところで精神的に崩れてる気がする日本の国際試合。
そういう頑張りって「気分」が大事。
それを導くのがフロントの仕事だとしたら
今のスポーツの「フロント」の多くはビジネスをしてるばかりで
あまり「勝つため」には仕事をしてないように思う。
その中で頭角を現さなければ
そういう環境でこそチカラを出せて
「客を呼べる」奴でなければ不要だというのが
結局はスポーツもショービジネスな先進国スポーツのホンネかもしれない
ただ、
そうだとすると夜店の蛇屋、蝦蟇の油売りが気を持たせるのと同様で
「勝てそうで勝てない」のはビジネスとしては成功だろうけど
一生懸命見てる方が「いい面の皮」だ。
選手も可哀想な気がするが
そこで勝ち抜ける奴が「プロ」と言われれば、そんな気もする。
まぁ甲子園の声援に阪神の選手が慣れるように
どんなスポーツでも慣れてしまえばいいだろうし。
でも何か納得いかない。。。
サッカーで川渕チェアマンが
ビジネス・スポーツを越えて「全日本」を形成していったように
(未だ戦いの途中だけど)
そういう立場でサポートする奴は他のスポーツじゃ居ないのだろうか。
プロ野球だって
何だかジジィ達の利権争い、既得権益の囲い込みみたいで
どうにも情けない現状に思う。
今日の女子バレー、ポーランド戦。
専門でないから身体能力としてだけの視点だが
個々の選手の能力が見劣りする気もしない。
でも負ける。いいところまで行って決定力が無い。
ギリギリで負ける。
下らないことかも知れないけど、
あと一歩で勝てるのだから、
そのためには、わずかの精神的パワーでも大事な気がするんだけど。
まぁ
フロントがどうであれ
阪神も結構勝てるようにまで育ったんだから期待してみてましょうか。
今日の酒。
芋焼酎「黒霧島」。
肴はカマンベールチーズのスライスを
ふかしジャガイモに乗せて軽くトロけたところを味わう。
これも結構合うんだよね。

全日本女子バレードキュメントブック―FOR THE GLORY〜栄光のために〜

NEGAI―バレーボール全日本女子PHOTO BOOK

甦る全日本女子バレー―新たな闘い

天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)

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100パーセントの闘争心―全日本女子バレーの栄光、挫折、そして再生
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コメント一覧
1. Posted by ひーさん 2005年11月16日 18:19
お互い武道経験者の立場としては、ワーワーキャーキャー騒ぎやがって何がスポーツじゃって感じはよお分りますよ。
何大会か前のオリンピックで、日本の女子バスケットチームがけっこう健闘したことがあったでしょ。あの時はメンタル面でのコーチがついたんやと。体格や技量面では、はっきり言ってやれることはやりつくしてる、あとは前向きに試合に臨んで、自分らならやれる、という気持ちになるだけで結果が大きく変わるんやそうな。
武道やってると、「気」という形で精神が肉体に与える働きを実感すること多いよね。あまりに周りがギャーギャー言ってると、まさに「気をそがれる」ことになるのも事実。もちろん、自国の選手ばかりをやいのやいのと応援し、相手選手の好プレーにも声援を送らないような観戦態度もいただけん。
それはマスコミが作っているのか、それとも観戦する側の尻馬にメディアが乗っかってるのか、微妙なところやね。
何大会か前のオリンピックで、日本の女子バスケットチームがけっこう健闘したことがあったでしょ。あの時はメンタル面でのコーチがついたんやと。体格や技量面では、はっきり言ってやれることはやりつくしてる、あとは前向きに試合に臨んで、自分らならやれる、という気持ちになるだけで結果が大きく変わるんやそうな。
武道やってると、「気」という形で精神が肉体に与える働きを実感すること多いよね。あまりに周りがギャーギャー言ってると、まさに「気をそがれる」ことになるのも事実。もちろん、自国の選手ばかりをやいのやいのと応援し、相手選手の好プレーにも声援を送らないような観戦態度もいただけん。
それはマスコミが作っているのか、それとも観戦する側の尻馬にメディアが乗っかってるのか、微妙なところやね。
2. Posted by るみん 2005年11月16日 23:27
せやろ。ギリギリのとこはメンタル面やと思うねん。
「あと一歩踏み込める」ってのは気持ちの問題やもん。
メンタルって怖いところも凄いところもあって
一昔前に体格や基礎運動能力が劣ってる時代に
(つまりバレーでも背の高さの足りないような時代に)
勝てたりしてたのもメンタル面の働きなら
体格やらが追いついてきた昨今で
「あと一歩」で終わるのもメンタルやと思うねんな。
つまりソフトウェアやからなぁ。
周囲の雑音に「拍子が狂う」ってことも有るやろし。
「あと一歩踏み込める」ってのは気持ちの問題やもん。
メンタルって怖いところも凄いところもあって
一昔前に体格や基礎運動能力が劣ってる時代に
(つまりバレーでも背の高さの足りないような時代に)
勝てたりしてたのもメンタル面の働きなら
体格やらが追いついてきた昨今で
「あと一歩」で終わるのもメンタルやと思うねんな。
つまりソフトウェアやからなぁ。
周囲の雑音に「拍子が狂う」ってことも有るやろし。
3. Posted by るみん 2005年11月16日 23:28
(字数が多すぎて一回で書き込めなかった(笑))
マスコミの情報操作とまでは言わんけどね。
女子バレー人気なんてテレビ中継無しで地道に根強いもんやし。
ただまぁ
マスコミの方も
「テレビでやるとなると」
(スポンサーの手前)
「視聴率稼げるように」みたいな方向で考えたら
競技とはかけ離れるのも無理無いやろね。
そういえば
今日のテレビ中継は
少し「ホストクラブ」っぽい雰囲気が減ってたから
苦情が多かったのかも。
だとしたら、観戦する側とマスコミがズレてるってことだね。
やっぱり
「真剣勝負」とか「ナイス・プレー」を見たいという
マトモな人も少なくないんだと思いたい。
マスコミの情報操作とまでは言わんけどね。
女子バレー人気なんてテレビ中継無しで地道に根強いもんやし。
ただまぁ
マスコミの方も
「テレビでやるとなると」
(スポンサーの手前)
「視聴率稼げるように」みたいな方向で考えたら
競技とはかけ離れるのも無理無いやろね。
そういえば
今日のテレビ中継は
少し「ホストクラブ」っぽい雰囲気が減ってたから
苦情が多かったのかも。
だとしたら、観戦する側とマスコミがズレてるってことだね。
やっぱり
「真剣勝負」とか「ナイス・プレー」を見たいという
マトモな人も少なくないんだと思いたい。