2006年01月20日

【食】あわよくば・・・じゃ無理だね 4

用事があって池袋に行くのに遠回り&少し早出して新宿へ。

麺屋武蔵の限定20人メニューに「あわよくば」。。。
ラーメンデータベース
東京グルメLivedoor

麺屋武蔵の行列
って開店1時間前じゃさすがに無理だね。
先頭あたりはどうも徹夜っぽい風情。

昨日のどっちの料理ショーでのラーメン屋対決。
麺屋武蔵の勝利。
そのメニューが限定100食(1日20食の5日間)、
980円で提供されるとのイベント。

戦って破れたのは新進気鋭のラーメン屋だそうな。
中村屋
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若き天才の驚異のセンスで業界に多大な影響を与えた「中村屋」の主人。7年前、鶏の旨味を極限まで凝縮したスープをあみ出し、ラーメン界を騒然とさせる。中村屋の名前はたちまち全国に知れ渡り、時代の寵児に。麺の水気を切る技法「天空落とし」としても有名になる。炭火の炙りチャーシューを発案したのも彼である。某人気情報誌が決めるラーメン大賞では、しょうゆラーメン部門で4連覇を達成。さらに、ラーメンの無限の可能性に挑戦。あらたなコンセプトでオープンさせた「中村や essence」では、ラーメンをコーススタイルで提供。番組での新ラーメンのコンセプトは三重奏。スープ、麺、具が一体となった味を実現した。
http://www.ytv.co.jp/docchi/this_week/index_this.html
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作ったのは三重奏ラーメン
チキンと茹で玉子500個の出汁に鶏油を合わせエスプレッサーで白湯に。
麺扱いの京野菜、
トリュフ香を移した温泉玉子、
ソフトシェルの伊勢エビの唐揚げ、
海老味噌をポイントにした肉味噌。
番組を見ていて「自分ならこっちを食べたい」と思った。
作られたラーメンが「食べたこと無い」「味が想像付かない」から。
味のハーモニーを目指すもの。
珍しい手法、複雑そうな味の構成。
いわば味覚の掛け算をしようとした。

でも麺屋武蔵の勝利。
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魚介系スープのさきがけ的存在の名店。1996年、スープのだしにサンマの煮干しを使い、ラーメン業界を驚かせた。それはラーメン界の新たな歴史ともなる。このスープを考え出したのは、ラーメン界を牽引する「麺屋武蔵」の主人・山田 雄。前例なしの亜流なし。これが彼のコンセプト。ダブルスープでも話題となり、師匠をもたずに独自のセンスでラーメン界のトップまで上り詰め、いまも季節限定のメニューなど、新たな可能性を切り開いている。番組で登場した新ラーメンのコンセプトは“三変化”のラーメン。食べているうちに味が3回変わるというラーメンを提案。どんぶりの中で塩、しょうゆ、味噌と味が変わっていく新ラーメンを作った。
http://www.ytv.co.jp/docchi/this_week/index_this.html
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こちらは三変化ラーメン
軍鶏と真鯛、風乾しとローストで4つのスープを取って調合。
自家製の醤油ダレを混ぜ込んだ創作麺。
味噌をゼラチンに閉じこめた隠し味。
スープを飲めば塩ラーメン、麺を食べれば醤油ラーメン、時間が経てば味噌ラーメン。
番組を見ている最中から味の想像はもちろん、進行方向すら想像が付いた。
鯛の潮汁など古典的な和食だし、
ゼラチンは最近のフレンチやイタリアンなどで多用されているからだ。
オーソドックスな味の、いわば足し算

味の想像が付いたとは言え、
もちろん、料理は塩梅一つで変わる。
塩加減のみならずスープの配合は一流の調理人にしかできない技もある。
食べてみないとその真価は分からない。

だから食べてみたいと思って「あわよくば」だったんだけどね。。。
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もとより
その道でそれだけをひたすらに一生懸命に取り組んでるプロの仕事。
単純に味で優劣がある訳はないと思う。

勝敗を決した投票は5対4。
僅差というより
ラーメン評論家や専門家4人中3人が中村屋に入れて破れ
芸能人5人中4人が麺屋武蔵に入れて御馳走にありつけたのは
偶然ではなく、老舗格のオヤジの老練な戦略ではなかったか。

番組中で政治家の鳩山邦夫もそのような意味の感慨を漏らしていた気がする。

たしかに料理評論家などプロばかり集めると
自分のように「食べたことがない」方向に傾きやすい。
しかし単に「美味しいものが好き」なだけならば
何よりも「分かりやすさ」が大事だろう。

味の想像が付いて、それの「最上級」「最高級」なら
多数決で多数が「食べたいと思う」に違いない。

中村屋は「芸術」を目指して破れ、
麺屋武蔵は「職人技」を尽くして勝利した。

マニアックではない方が「伝わりやすい」。

料理とて作り手から食べ手へのメッセージである。
だから伝わりやすさが勝敗を分けたのでは無かろうか。

何事につけ「わかりやすさ」はコミュニケーションの基本だね。

それはさておき・・・

ちぇっ!食べたかったよ(笑)。

負け惜しみを付け加えると(笑)
イベントとして限定100食なら
宣伝料分を覚悟で赤字で出せるだろうけど
営業ベースで作ったとして1000円で出せるものじゃなかろう。
1杯3000円のラーメンは実際のところマニアック以外の何ものでも無い。
この手の料理番組を見ていつも思うことだが
「で、それを幾らで『一般人に』食べさせてくれるねん!?」
(゚o゚ヾ(^^ヘ)。。。(笑)

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諦めて新宿駅前に戻ったら
元めざましテレビのお天気キャスター、
今や引っ張りだこのチカちゃん(高樹千佳子)が街頭インタビューしてた。

ラーメン屋は空振りだったけど、朝から可愛いの見たからヨシとしよう(笑)。

しかし
思ったより小柄なんだ。。。
ハッキリした丸顔だなぁ、とか、性格キツそうだなぁ、とか(笑)。

ウチの学生で高樹千佳子の熱烈なファンが居るけど
今の皆藤愛子の方が「わかりやすく」可愛いいねぇ。
この娘たちの所属事務所の今のトップランナーは小林麻央だろうけど。

まぁ眼福、眼福。
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池袋に出て用事を済ませると丁度ランチタイムの始まる頃合い。

朝から旨いモノ食おうと出掛けたのだから
ちょっと遅れると入れないレベルの店に行くことにした。

母屋ランチタイム焼き鳥 母屋(おもや)
グルメウォーカー
東京グルメLivedoor

焼き鳥丼、ミニ豚汁付の大盛り。
1154円だったかな?
普通盛だと1050円だったと思う。



ランチの御飯も炭火で炊いたふっくらした銀舎利。
その上に炭火で焼いた焼き鳥(胸とか腿とか)がタレで乗る。
ワカメの酢の物、モヤシの和え物、香の物。
それに具だくさんの豚汁。

さすがに旨かった。今日はコレで満足
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この母屋、営業時間は長いけど、
焼き鳥で「旨いネタ」を食おうと思うと
夕方4時くらいの開店早々に入った方が無難。
夜8時くらいだと一番いいのは無くなってることも多い。

一番有名なのはレバーで
ほとんどレアなのだけど
抜群の火加減・温もり加減で臭みは皆無で旨味のみ。

個人的には焼鳥屋でベストかも。

難点を言えば
狭くて混むので1〜2人で行くと相席になる。
3〜4人で早い時間に行かないと
ノンビリ食べたいものにありつくという訳にいかない。

そして何より少々高め。
レバー1本220円なのは味からすると良心的とも思えるが
それでも相場からして世間相場の倍程する訳で
その他「煮込み」や「たたき」や仕上げの「鶏雑炊」と
旨いモノを食べ続けて油断してると一人当たり7000〜10000円は行く。

日本酒も、
淡泊だが旨味の強い焼き鳥に合う感じで厳選された
刈穂・出羽鶴(650〜1500円)を10種程置いてあって
これもまた財布に響くから。。。

でもまぁ5000円〜7000円で納める使い方をする限り、リーズナブルなお店です。

ruminn_master at 2006年01月20日 12:30 【食】あわよくば・・・じゃ無理だねコメント(3)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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コメント一覧

1. Posted by こ   2006年01月23日 23:49
なぬ?
生ちかちゃんとは羨ましい。

って、どこに反応してるんだか・・・>おれ
2. Posted by BlogPetのサンダー   2006年01月27日 13:12
サンダーは、さきがけは新宿で勝利した。
3. Posted by るみん   2006年01月27日 14:10
写真撮ると「負け」って気もするので(笑)やめたけどね。

コンパクトデジカメなのに超望遠レンズ付きとかって無いだろうか。。。。
400ミリとか(笑)。

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