2006年10月29日

【遊】やっぱり朝からシーサイクル 4

コテージのチェックアウトは10時。

朝起きてみると既に雨上がり。

作ってもらった朝食をホントに腹一杯食べて
(一方的に食べてばっかりでスイマセンでした。。。)
部屋の片付けや掃除、ゴミ出しなんかも定刻までに終了。

さて駐車場でこれからどうするか相談。

この時点では
「舟は片付けちゃったしな〜」
って頭だったんですよ、大半の人は(笑)。

でも結構いい日差しでね。。。

「温泉行こうか?」
「何か食べに行く?」
「美術館は?」
なんて意見もアレコレ出るんだけど纏まらない。

どれも積極的賛成まではいかない訳です。

その内に
日差しに負けたのか
みんな内心では
「もうチョットやりたいな」
だったのか(笑)、、、

キャプテン
「やっぱりどうせならもう一回乗ろうよ」
の一声で、
「え〜〜〜〜〜!!!」
とかの消極的賛成も出たけど(笑)
何だかんだで午前中は「シーサイクル再び」となりました。

個人的にはアホな性分で(笑)体力の限界まで遊びたい方なので嬉しかったです。

でもまぁ昨日の夕方に結構キッチリ分解して積み込んでたので
誰の心にも「ちょっと面倒だなぁ」は有ったかも知れません。

しかしまぁ人間の慣れというのは恐ろしいもので、
この朝の組み立てはとってもスムーズ。

シーサイクルは2人乗りと4人乗りの2台。

何人か先に帰ってしまったので9人。
4人と5人ってな感じで
先発組・後発組が1時間ずつぐらい遊ぶことになりました。

まだ腹一杯だったので一応この時点では後発組のつもり。

テキパキと組み上げて、さて先発組出航。
01シーサイクル出航01
01シーサイクル出航02
なんですが・・・

上の写真で判るようにまだ乗れそうです。

で、何となく雰囲気で
「行けば?」
「行ける?」
「行けそうだよ」
「じゃあ行くわ!」
ってなって4人乗りの後部座席に乗り込んだのですが・・・

え〜・・・・

4人乗りのシーサイクルのスペックでは
(帰ってきてから調べたところ)
耐荷重は250kgだそうです。

で、、、

僕一人で100kg有りますので
それ以外に大人が3人、
しかももう一人の後部座席の人も
僕ほどではないにしても重量級で、、、
たぶん後部座席だけで耐荷重の7割以上(笑)。

見事に波打ち際を離れた途端に後部から沈没し始めました(笑)。

本来なら水上に大きく出ているハズの、
フロートの上面に有るネジ止めのハッチ、
おそらく清掃用だと思われますが
その部分が重みで水没したため
フロート内に浸水したためでした。

「こりゃマズイっ」となったのですが
操船して岸に戻れるかどうか
悩んでる内にもドンドン沈む(笑)。

決断して主原因の僕が最初に飛び降りました。
ちょうど足の長さギリギリの深さでした。
(なのでポケットの中の物とかはセーフ)
少し岸に引き戻したところで後席のもう一人も飛び降り。

いったん岸に上げて舟を傾けてフロートから排水。

あらためて「重くない3人組」で出航していきました。
01シーサイクル出航03


芦ノ湖だったからいいようなものの、です。
でもまぁ「いい経験」だったかな(笑)。
つまり少なくとも
シーサイクルで重い人は後ろに乗らない方が安全」
という教訓を得た訳です。

沈没なんて滅多に味わえないものだしね(笑)。

て、結局、
後席の重量級2人は後発組に回り
その後1時間ほどした頃に再出発。

買い出ししてきてくれた缶ビール片手に出航しました。
04シーサイクルペダル足

このスクリュー・ユニット、
とっても良くできているのですが
その一つが水流を掻き分けるクビレの部分。
上手いこと水しぶきが操縦者の方に跳ね上がらないようにできているという優れモノです。

さてこの朝のシーサイクル
皆が「やろう!」となった動機の一つに
朝の駐車場で皆で廻し読みしてた地図、
別の観光地を探そうと思って眺めていた地図、
その芦ノ湖の中、
それも遊んでたエリアから岬一つ回った近い処に

∴ 逆さ杉

ってな名所旧跡マークが一つ。

「『逆さ杉』って何だ!?」

となったのでした。

誰もそれが何なのか知らない状態です。

先発隊も「多分あれだと思う」とか。

なので「僕の逆さ杉」を探す旅です。

少し頑張って岬の向こうまで遠出。
05シーサイクル遠出

岬を回った入り江はとても静かで
かなり深く透明度の高い場所でした。
岸辺の木々が水面に落ち込んでいる感じです。
06シーサイクル入り江に

「アレのことかなぁ?」
などと二人で相談しながら行ったり来たり。

でもどうにも岸辺に「逆さ杉」らしき確信の持てるものが感じられません。

「まぁ、アレだということにして帰ろうか」

となってバックさせたら
シーサイクルの通り過ぎた真下の水中に
細いけどかなり長くて大きそうな木の幹が1本。
07僕の逆さ杉01

その時は
「お〜危ない危ない。引っ掛からなくて良かったなぁ」
なんて単なる障害物扱いだったのですが
07僕の逆さ杉02

よくよく見てるウチに、ふと

「もしかしてコレじゃないの?!」

なんて思えて、
隣の同乗者には
あんまり賛同して貰えなかったのですが(笑)
自分としては
コレを「僕の逆さ杉」と決心しました(笑)。
07僕の逆さ杉03


その後は皆の待つ浜辺への帰路ですが
天気は「快晴時々曇り」という心地よさ。
水陸少し違うけど(笑)
ホントにサイクリング日和
10シーサイクリング01
10シーサイクリング02
10シーサイクリング03
10シーサイクリング04

水の上を滑るように走るシーサイクルの心地よさを味わいながら、皆の待つ渚へ。
14シーサイクル浜へ


慣れてきた顔ぶれの分解・収納の手際も抜群で
テキパキと積み込んで昼飯に向かいました。

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帰ってきてから調べたところ、

逆さ杉とは
未だに謎は多いものの
大昔の火山活動で
水際の杉林が
地面に生えた状態のままに地滑りして芦ノ湖に沈降。
それが腐りもせずに生き長らえ、
江戸時代にその杉の木が湖面に映る様を見て
富士山が湖面に映る「逆さ富士」に倣って
「逆さ杉」と命名したという説。
その後、
戦時の材木徴用および観光船の航行の邪魔になるのでと
水面下3m程度のところで切断され
今では湖面上には見えていないと。
一説にはその状態で水中で繁る枝を根に見立て
まるで逆さに生えているようだから「逆さ杉」という説もあり。
透明度が高い時は水中に見えることもあると。
長さは30mぐらいあると。

(参考)
『箱根全山』
箱根の歴史・自然・文化・工芸
?spot-003(No37・38)
炎の蜃気楼,Mirage of Blaze
神奈川県,温泉地学研究所
捏造問題論争の部屋([1011] 歴史科学としての考古学を)
Yahoo!ブックス『箱根の逆さ杉』


う〜ん、、、

たしかに水の中に在った杉っぽい木なんだけど、30mは無いと思うなぁ。。。

違うのかなぁ。

未だに謎です。

今度行く機会があったら上記研究所とか訪ねようかな。

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ruminn_master at 2006年10月29日 12:35 【遊】やっぱり朝からシーサイクルコメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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