2007年01月31日
【芸】第21回 東西落語研鑽会
およそ2ヶ月に1回の東西落語研鑽会。
今日のは全体に軽かったね。
大ネタも長講も無かったし。
でもまぁ軽いけどそこそこ面白いレベルで揃ってました。
(21回有って未だに大失敗は笑瓶だけだと思う)
[第二十一回番組]------------
桂 かい枝 堪忍袋
春風亭 昇 太 お見立て(*)
笑福亭 鶴 光 袈裟御前
仲入り
春風亭 小 朝 七段目(*)
桂 三 枝 誕生日
下座 太田その社中
----------------------------
最初の桂 かい枝って文枝さんの弟子なんだね。
次回の東西落語は文枝さんの追善だから
その露払いってところでしょうか。
自分が大阪を離れて長いから
上方落語の勢力図は知らないけど
期待してなかったのだけど結構運びも良くて面白かった。
ネタとしてサゲ自体に工夫が必要には思うけど。
(何で嫁の悪口を聞いた姑が元気になるのか、感情移入させて貰いたい)
次は六人の会から春風亭 昇 太。
この人、上手いのも上手いと思うけどマクラが面白いんよね。
最初のかい枝と続けて客を騙して喜んでました(笑)。
仲入り前は笑福亭 鶴 光。
ネタは講談みたいな噺なんだけど
細かいクスグリがリズム良くハナシを運んで
鶴光イメージとしては下品すぎることもなく
面白かった。
カタイ話はこんな変容も有るんだよね。
こぶ平(正蔵)も
講談ネタみたいな人情話多いけど
講釈師じゃなくて落語家らしく
ちゃんと笑わせて欲しい。。。
ってのは関西人のセンスかな?
仲入り後が春風亭 小 朝。
マクラで
「今日みたいな軽い日もいいでしょう」
ってな言い訳が入りました(笑)。
まぁたまにはいいですけど。。。
ネタは歌舞伎ネタ。
ある程度知ってる人なら笑えるけど
東西落語研鑽会は客層が広いので
客席のウケも中途半端だった気もします。
昔は娯楽が少ないから歌舞伎は共通の教養、
それだからこそパロディみたいなこういうネタが活きたのでしょう。
演者とは関係ないけど
最後のサゲ、
小朝がクチにする一瞬前に
後ろの年寄りが
「あぁだから『七段目』」
って口走りやがって(笑)
もう!!!
年寄りになるとアチコチ締まりが無くなるから(笑)。
トリは紫綬褒章、上方落語協会会長の桂 三 枝。
ネタはやっぱり新作落語。
大阪天満にできたばかりの繁盛亭の正月席に掛けてるぐらいだから練ったハナシなのでしょう。
でもなぁ。。。
考えオチでもないのだけど
登場人物が多いワリには
イマイチ描き分けが曖昧で
何だか最後は一拍置いて
「あ、そういうオチね」ってな感じ。
この人はどこまでも新作しかやらない気がしますが、
どうにも新作落語って軽いからねぇ。
でもって
今まで聞いたハナシでしか判断出来ないけど、
関西人の自分にとっても
志の輔の新作の方が笑いやすい。
何でだろう?
イマイチ個人的には面白みが大きくないです。
今日は上方落語から3席、江戸落語が2席。
寄席で慣れているせいなのか
江戸落語の人々の方が
マクラ、導入部の運びがスムーズで面白い気がしました。
上方落語も繁盛亭ができて変わっていくと面白いなぁ。
今日のは全体に軽かったね。
大ネタも長講も無かったし。
でもまぁ軽いけどそこそこ面白いレベルで揃ってました。
(21回有って未だに大失敗は笑瓶だけだと思う)
[第二十一回番組]------------
桂 かい枝 堪忍袋
春風亭 昇 太 お見立て(*)
笑福亭 鶴 光 袈裟御前
仲入り
春風亭 小 朝 七段目(*)
桂 三 枝 誕生日
下座 太田その社中
----------------------------
[参考]
・上方落語メモ【世紀末亭】
・落語検索エンジン「ご隠居」
・*落語のあらすじ 千字寄席
最初の桂 かい枝って文枝さんの弟子なんだね。
次回の東西落語は文枝さんの追善だから
その露払いってところでしょうか。
自分が大阪を離れて長いから
上方落語の勢力図は知らないけど
期待してなかったのだけど結構運びも良くて面白かった。
ネタとしてサゲ自体に工夫が必要には思うけど。
(何で嫁の悪口を聞いた姑が元気になるのか、感情移入させて貰いたい)
次は六人の会から春風亭 昇 太。
この人、上手いのも上手いと思うけどマクラが面白いんよね。
最初のかい枝と続けて客を騙して喜んでました(笑)。
仲入り前は笑福亭 鶴 光。
ネタは講談みたいな噺なんだけど
細かいクスグリがリズム良くハナシを運んで
鶴光イメージとしては下品すぎることもなく
面白かった。
カタイ話はこんな変容も有るんだよね。
こぶ平(正蔵)も
講談ネタみたいな人情話多いけど
講釈師じゃなくて落語家らしく
ちゃんと笑わせて欲しい。。。
ってのは関西人のセンスかな?
仲入り後が春風亭 小 朝。
マクラで
「今日みたいな軽い日もいいでしょう」
ってな言い訳が入りました(笑)。
まぁたまにはいいですけど。。。
ネタは歌舞伎ネタ。
ある程度知ってる人なら笑えるけど
東西落語研鑽会は客層が広いので
客席のウケも中途半端だった気もします。
昔は娯楽が少ないから歌舞伎は共通の教養、
それだからこそパロディみたいなこういうネタが活きたのでしょう。
演者とは関係ないけど
最後のサゲ、
小朝がクチにする一瞬前に
後ろの年寄りが
「あぁだから『七段目』」
って口走りやがって(笑)
もう!!!
年寄りになるとアチコチ締まりが無くなるから(笑)。
トリは紫綬褒章、上方落語協会会長の桂 三 枝。
ネタはやっぱり新作落語。
大阪天満にできたばかりの繁盛亭の正月席に掛けてるぐらいだから練ったハナシなのでしょう。
でもなぁ。。。
考えオチでもないのだけど
登場人物が多いワリには
イマイチ描き分けが曖昧で
何だか最後は一拍置いて
「あ、そういうオチね」ってな感じ。
この人はどこまでも新作しかやらない気がしますが、
どうにも新作落語って軽いからねぇ。
でもって
今まで聞いたハナシでしか判断出来ないけど、
関西人の自分にとっても
志の輔の新作の方が笑いやすい。
何でだろう?
イマイチ個人的には面白みが大きくないです。
今日は上方落語から3席、江戸落語が2席。
寄席で慣れているせいなのか
江戸落語の人々の方が
マクラ、導入部の運びがスムーズで面白い気がしました。
上方落語も繁盛亭ができて変わっていくと面白いなぁ。