2007年08月08日
【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
夕方になってから入ったとは言え、夏の京都はかなり暑い。
バスが四条に到着すると、他のツアー客は千枚漬けで有名な漬物屋の村上重本店に買い出しに回ったが、自分は慣れた町なのもあってツアーを一時離れて明日の土産や弁当のダンドリに走った。
その件は別に書くとして夕食どきに再びツアーに合流。

夕暮れとなってぼちぼち鴨川の納涼床に火が入る。
京都の夏の風物詩です。
その中の一軒。
京料理 先斗町富美家
・ぐるなび京都版

先斗町歌舞練場の3軒隣ぐらい。
建物は古そうだが内装などは一新されている様子。1950年創業にしては小綺麗で真新しい。

お店の一階を突き抜けると「床」に出る。
初夏から初秋のこの時期にだけ鴨川の分流の上に仮設される舞台のような飲食スペース。
今日は風がそこそこ有るので日の暮れた鴨川縁は結構涼しくて助かった。

と言っても蒸し暑い炎天下を歩き回った後なので何よりも先に欲しいモノは、当然「生ビール」。

1杯目は一瞬で飲み干して直ちに2杯目。
(バイト君ばかりなので少々遅い)
1988年にキリンの京都ミニブルワリーで誕生した「商品開発番号1497番」が由来の京都限定地ビール「No.1497」が街中で大々的に宣伝されていたしここにも有ったので注文。

さすが大メーカーが作っただけあって地ビールにありがちなクドさは無く、スッキリと飲みやすい。軽い酸味はスーパードライみたい。
でも普通の方がいいや(笑)。
ちなみに地ビールの注ぎが中途半端に少ないのは飲んだ後では有りません。バイト君がたまたま自分のグラスだけ少ないままに持ってきたんだけど直させるのも可哀想になったので引き取ったからです。もっと頑張れよ〜バイト君。
コースはツアーなので明確ではないけど
内容からおそらく
鱧づくし会席 船(6090円)
です。
その上に
先付1品が増える妙法(7350)、
さらに揚げ物が増える大文字(10500)、
妙法の炊合を鱧しゃぶに替えた同価格のコースなんかも有りますが、まぁポイントは押さえられてたと思います。
一昔前より随分と安くなって敷居が低くなったのは有りがたいですな。
まぁ気取ってちゃ商売にならない時代ですからね。
1.八寸


鱧は甘辛煮と鱧煎餅、練り物もそうかも。
鱧の骨の唐揚げはビールのアテにいいですな。
2.御椀

鱧豆腐。
昆布と椎茸の出汁が利いてて京料理だなぁ、としみじみします。
3.造里


鱧を骨切りして、熱湯を潜らせたのと焼いたのと2種類のお造り。
関東だと骨切りが下手な店が多いけど、ここはさすが。
焼き締めた方が自分は好みかな。
ハモってのは独特の香り、捉え方によっては薬臭いのですが、その風味が舌の上で涼やかで夏にはピッタリ、不可欠って気がします。
4.焚合


茄子の炊き方が抜群に上手でしたね。
崩れそうに柔らかいのに形を保ってて味のバランスも良好。
5.中皿


これも焼き加減が上手で頭から中骨まで余すところ無く囓れました。
6.御飯・香の物・汁物


御飯は生姜御飯、汁物は赤だしです。
7.デザート

抹茶風味。
寒天にしては柔らかいので葛粉入りかな。
やっぱり関西の味の方が自分には合うなぁ。
工夫と手間。味は出汁。
バスが四条に到着すると、他のツアー客は千枚漬けで有名な漬物屋の村上重本店に買い出しに回ったが、自分は慣れた町なのもあってツアーを一時離れて明日の土産や弁当のダンドリに走った。
その件は別に書くとして夕食どきに再びツアーに合流。

夕暮れとなってぼちぼち鴨川の納涼床に火が入る。
京都の夏の風物詩です。
その中の一軒。
京料理 先斗町富美家
・ぐるなび京都版

先斗町歌舞練場の3軒隣ぐらい。
建物は古そうだが内装などは一新されている様子。1950年創業にしては小綺麗で真新しい。

お店の一階を突き抜けると「床」に出る。
初夏から初秋のこの時期にだけ鴨川の分流の上に仮設される舞台のような飲食スペース。
今日は風がそこそこ有るので日の暮れた鴨川縁は結構涼しくて助かった。

と言っても蒸し暑い炎天下を歩き回った後なので何よりも先に欲しいモノは、当然「生ビール」。

1杯目は一瞬で飲み干して直ちに2杯目。
(バイト君ばかりなので少々遅い)
1988年にキリンの京都ミニブルワリーで誕生した「商品開発番号1497番」が由来の京都限定地ビール「No.1497」が街中で大々的に宣伝されていたしここにも有ったので注文。

さすが大メーカーが作っただけあって地ビールにありがちなクドさは無く、スッキリと飲みやすい。軽い酸味はスーパードライみたい。
でも普通の方がいいや(笑)。
ちなみに地ビールの注ぎが中途半端に少ないのは飲んだ後では有りません。バイト君がたまたま自分のグラスだけ少ないままに持ってきたんだけど直させるのも可哀想になったので引き取ったからです。もっと頑張れよ〜バイト君。
コースはツアーなので明確ではないけど
内容からおそらく
鱧づくし会席 船(6090円)
です。
その上に
先付1品が増える妙法(7350)、
さらに揚げ物が増える大文字(10500)、
妙法の炊合を鱧しゃぶに替えた同価格のコースなんかも有りますが、まぁポイントは押さえられてたと思います。
一昔前より随分と安くなって敷居が低くなったのは有りがたいですな。
まぁ気取ってちゃ商売にならない時代ですからね。
1.八寸


鱧は甘辛煮と鱧煎餅、練り物もそうかも。
鱧の骨の唐揚げはビールのアテにいいですな。
2.御椀

鱧豆腐。
昆布と椎茸の出汁が利いてて京料理だなぁ、としみじみします。
3.造里


鱧を骨切りして、熱湯を潜らせたのと焼いたのと2種類のお造り。
関東だと骨切りが下手な店が多いけど、ここはさすが。
焼き締めた方が自分は好みかな。
ハモってのは独特の香り、捉え方によっては薬臭いのですが、その風味が舌の上で涼やかで夏にはピッタリ、不可欠って気がします。
4.焚合


茄子の炊き方が抜群に上手でしたね。
崩れそうに柔らかいのに形を保ってて味のバランスも良好。
5.中皿


これも焼き加減が上手で頭から中骨まで余すところ無く囓れました。
6.御飯・香の物・汁物


御飯は生姜御飯、汁物は赤だしです。
7.デザート

抹茶風味。
寒天にしては柔らかいので葛粉入りかな。
やっぱり関西の味の方が自分には合うなぁ。
工夫と手間。味は出汁。
★京都1泊2日バス旅★
・クラブツーリズム『優雅な夏の京都を食す!鱧づくし川床会席&老舗「瓢亭」の朝がゆと「花折」の京鯖寿司』たびともバスツアー利用+α
01.【旅】立秋の京都へ大原三千院から
02.【食】鴨川納涼床「富美家」(京都)
03.【宿】三井ガーデンホテル京都四条
04.【食】瓢亭の朝がゆ(京都)
05.【観】南禅寺(京都)
06.【食】鍵善の「くづきり」(京都)
07.【観】祇園花見小路(京都)
08.【酒】京都町家麦酒醸造所(キンシ正宗)
09.【食】花折の鯖寿司弁当(京都)
10.【食】カレーラムネ
11.【食】いずう「はも姿寿司」(京都)