2007年08月28日
【楽】少林寺伝説(冒険王2日目)
野暮用(というかクイズにムキになっただけなんだけど(笑)チャンと成果はGet)で出遅れたので案の定、「これぐらいは見とくか」と思ってた併設遊園地「冒険王ランド」の西遊記3Dシアターは到着時にちょうど整理券配布終了。。。
朝の11時台にネットで見たら既に「めちゃばけ」(番組連動のお笑いお化け屋敷)で4時間待ちが出てたから、まぁ推しなべて無理だろうな、とは思ってたけどね。
さすがに子供だらけで、イイトシした独りモンのオッサンの興味を惹くモノも無い会場だったけど、ちょうど昼の公演終了したばかりの少林寺伝説の出演者達が子供と記念撮影とかしてた。

う〜ん、カンペキに表演用の鷹とか豹とか虎とかだね。
ミッチリ練習した身体なのはたしか。
どうやらフジテレビさん、「西遊記」ヒットをこのイベントの柱にしてる訳だし、その流れに続いて映画の「少林少女」を公開するに向けて(今ちょうどアフレコ中みたい)ブームを起こそうという考えなんでしょう。
(どうも最近のフジテレビは自社企画の宣伝をミエミエに全面展開する風情で、冷静に眺めると少々辟易させられる面も有るけどね(笑))
一応専門分野、というかフジテレビが河田町に有った自分の学生時代は早稲田に近いこともあってウチの団体よくテレビやら何やらに引っ張り出されてて、その後も「協力会員」とか何とかでアレコレ招待状とかも貰ってた御縁も有るから少しだけ援護説明。
中国武術、大雑把に言うと
・美容と健康派(よく見かける太極拳など)
・表演・演武派(アクロバティックな奴)
・実戦・実用派(空手なんかと同じく地味)
の3つに分けられて、
まぁ重なる部分もあるし
「○○拳」って名前が付く奴について言えば、動作のアラスジは似たり寄ったりなんだけど、姿勢や動作のポイントが変わってくるので「何のためにやってるのか」は「実際にやる側」としては大きい。
でも最終的には健康でなければ敵に勝てる訳もなく、実戦・実用を考える場合でも、「若い頃は動きの大きなものをやれ」と言われるのでアクロバティックな演武用の訓練は必要・有用な面も有る訳です。逆に健康法として考えるにせよ演武で魅了しようとするにせよ、元の形が「武術」で有る以上、「どういう意図でそんな形をするのか」は実戦・実用を意識せずに本当に理解できるものでもない。そういう意味で相互補完の関係にあります。
だから空手とかのイメージの人が、こういうイベントで「演武用」の「派手なの」を見て「あんなもん使えない」というのはある意味正しいけど、一面的なんです。
あくまでも「練習方法の一種類」あるいは「練習段階の一過程」という意味で捉えられるべきものなんですね、本来。
ただまぁ、昨今じゃ演武自体が競技種目になったりして「パフォーマンス」に過ぎる演出も増え過ぎてしまってるんだけどね(笑)。
それでも根っ子にはチャンと「本物」が有ると言って良いと思います。
なんて弁護はしたモノの(笑)、長年にわたり実戦中国武術に携わってきてる自分としては「今さら表演用のなんか見てもなぁ」と思ってたんだけど、、、
このイベントは整理券配布無しの自由席で最終公演が17時からで、まぁ1時間ぐらい前に来ればクーラーの効いた公演テント内で座って見れるって言うし、せっかく有料エリアに入れるチケット持ってて(映画王のオマケだけど)何も利用しないのも悔しいので(笑)、後で戻ってくることにしました。
昔から「ダンサーとはケンカするな」と言われるぐらいで、アクロバティックな動きの出来る身体は「高機能・高性能」なのでいろいろ参考にはなるしね。
時間潰しにフジテレビに戻って最近リニューアルされたという5階の見学エリア「きっかけストリート」など。


相変わらず「めざまし」にしか目が行きませんが(笑)。
スマイルカフェにもまた行ったけど、それは別記事。
開演1時間ぐらい前に会場に戻って涼んでました。

スクリーンには協力関係の河南電視台の人気番組「武林風」の紹介映像やカップヌードルのCMが流れてました。
「武林風」ってよくYoutubeで見かける奴だね。
開演時間になって40分ぐらいのステージ。

これは「一字功」って言って、大人の男には(股間に障害物があることもあって)難しい代物。子供とは言えこの男の子なかなか見事にできてます。
その後に棍・槍・刀・剣・鞭などなど様々な武器の演武。
身体で棒を叩き折ったり頭で石を割ったりなんて「硬気功」の演武も少し有りました。

中盤には映画「少林寺」にもなった、後の皇帝を少林僧13人が守ったってハナシの寸劇パフォーマンス。
アンコールでふたたび様々な武器の演武。

最後は「硬気功」の一種、槍の穂先の上で寝そべって持ち上げられて、、、観客をビックリさせて終了(笑)。

まぁそこそこ面白かったね。
武器術ばっかりで体術をやらなかったのは・・・武器術の方が派手だ、ってのはあるけど・・・たぶん「少林少女」が「少林サッカー」のラクロス版で棍(棒)術が見せ場だからだろうね(笑)。

関係ないけど会場のアチコチで見たエコ看板。
フジテレビ地区って有明の輸送管収集システムでのゴミ回収なんだよな、ってずいぶんと前の社会科見学を思い出しました。
まぁゴミ処理問題はイベントで頭悩ますところだものね。
見終わってメディアージュの「映画王」に行ったハナシは別立て。
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少林寺
少林寺2
「少林寺」 アルティメット・エディション
「少林寺 2」 アルティメット・エディション
少林寺三十六房
少林寺三十六房スペシャル・コレクターズ・エディション
レジェンド・オブ・カンフー・ヒーロー/ジェット・リー DVD-BOX 2
朝の11時台にネットで見たら既に「めちゃばけ」(番組連動のお笑いお化け屋敷)で4時間待ちが出てたから、まぁ推しなべて無理だろうな、とは思ってたけどね。
さすがに子供だらけで、イイトシした独りモンのオッサンの興味を惹くモノも無い会場だったけど、ちょうど昼の公演終了したばかりの少林寺伝説の出演者達が子供と記念撮影とかしてた。

う〜ん、カンペキに表演用の鷹とか豹とか虎とかだね。
ミッチリ練習した身体なのはたしか。
どうやらフジテレビさん、「西遊記」ヒットをこのイベントの柱にしてる訳だし、その流れに続いて映画の「少林少女」を公開するに向けて(今ちょうどアフレコ中みたい)ブームを起こそうという考えなんでしょう。
(どうも最近のフジテレビは自社企画の宣伝をミエミエに全面展開する風情で、冷静に眺めると少々辟易させられる面も有るけどね(笑))
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柴咲コウ 映画「少林少女」で1年間カンフー修行
女優の柴咲コウ(25)が、来年公開のカンフー映画「少林少女」(本広克行監督)に主演することが16日、分かった。フジテレビ・亀山千広プロデューサー(50)と、ヒット作「少林サッカー」で監督・主演した香港俳優チャウ・シンチー(44)が共同製作。同シリーズの続編的な作品となる。柴咲は1年間のカンフー修行を積み、近く満を持して撮影に入る。
「少林少女」は、祖父の道場を継ぐことになったヒロイン凛が、中国の武術学校で修行を積み、日本に戻って少林拳の素晴らしさを広めようと奮闘する物語。「少林サッカー」がフジテレビで放送された時に知り合ったという亀山Pとチャウが約4年前から企画を温めてきた。
凛役はアクション初挑戦ながら、チャウが「目の力がすごい」と絶賛した柴咲。昨春から柔軟運動や形のけいこに励み、昨秋からは週3回の組み手のけいこに汗を流している。今月中旬のクランクインを前に「自分に限界を定めず、頭で考え過ぎず、没頭して取り組めば、おのずと身についてくるのだな、と思いました」。香港版でおなじみのワイヤアクションやCG合成を使いながらも、物語の核心となる対決シーンや、1人で100人を相手にするようなハードなシーンにも吹き替えなしで挑む。
凛が日本の体育大学ラクロス部に入部して「少林サッカー」のラクロス版を演じるなど笑いの要素もふんだん。また「少林サッカー」から「水渡り」役のラム・ツィーチョンと「鎧の肌」役のティン・カイ・マンがゲスト出演し、続編的な仕掛けも用意されているが、亀山Pは「拳を闘いに使ってはいけないという葛藤(かっとう)を通じて、武道の精神を伝えられれば」。チャウとは何度も意見を戦わせたそうで「日本でも本格的な武術映画を作れることをアピールしたい」と訴える。
撮影は7月中旬まで行い、来年2月下旬に完成予定。チャウは「日本だけでなく世界をターゲットにしたい」と話しており、日本と香港の2大ヒットメーカーがタッグを組んだアクション大作は、勢いづくアジア映画界の象徴的な作品となりそうだ。
◆01年香港公開興収1位記録 「少林サッカー」は2001年に公開され、当時の香港の歴代1位の興行収入6000万香港ドル(約9億2000万円)を記録した。日本でも興収約30億円をたたきだし、米国でも大ヒットを記録。続く「カンフーハッスル」は全世界でヒットし、05年の米ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされた。
(2007年4月17日06時04分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070417-OHT1T00053.htm
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一応専門分野、というかフジテレビが河田町に有った自分の学生時代は早稲田に近いこともあってウチの団体よくテレビやら何やらに引っ張り出されてて、その後も「協力会員」とか何とかでアレコレ招待状とかも貰ってた御縁も有るから少しだけ援護説明。
中国武術、大雑把に言うと
・美容と健康派(よく見かける太極拳など)
・表演・演武派(アクロバティックな奴)
・実戦・実用派(空手なんかと同じく地味)
の3つに分けられて、
まぁ重なる部分もあるし
「○○拳」って名前が付く奴について言えば、動作のアラスジは似たり寄ったりなんだけど、姿勢や動作のポイントが変わってくるので「何のためにやってるのか」は「実際にやる側」としては大きい。
でも最終的には健康でなければ敵に勝てる訳もなく、実戦・実用を考える場合でも、「若い頃は動きの大きなものをやれ」と言われるのでアクロバティックな演武用の訓練は必要・有用な面も有る訳です。逆に健康法として考えるにせよ演武で魅了しようとするにせよ、元の形が「武術」で有る以上、「どういう意図でそんな形をするのか」は実戦・実用を意識せずに本当に理解できるものでもない。そういう意味で相互補完の関係にあります。
だから空手とかのイメージの人が、こういうイベントで「演武用」の「派手なの」を見て「あんなもん使えない」というのはある意味正しいけど、一面的なんです。
あくまでも「練習方法の一種類」あるいは「練習段階の一過程」という意味で捉えられるべきものなんですね、本来。
ただまぁ、昨今じゃ演武自体が競技種目になったりして「パフォーマンス」に過ぎる演出も増え過ぎてしまってるんだけどね(笑)。
それでも根っ子にはチャンと「本物」が有ると言って良いと思います。
なんて弁護はしたモノの(笑)、長年にわたり実戦中国武術に携わってきてる自分としては「今さら表演用のなんか見てもなぁ」と思ってたんだけど、、、
このイベントは整理券配布無しの自由席で最終公演が17時からで、まぁ1時間ぐらい前に来ればクーラーの効いた公演テント内で座って見れるって言うし、せっかく有料エリアに入れるチケット持ってて(映画王のオマケだけど)何も利用しないのも悔しいので(笑)、後で戻ってくることにしました。
昔から「ダンサーとはケンカするな」と言われるぐらいで、アクロバティックな動きの出来る身体は「高機能・高性能」なのでいろいろ参考にはなるしね。
時間潰しにフジテレビに戻って最近リニューアルされたという5階の見学エリア「きっかけストリート」など。


相変わらず「めざまし」にしか目が行きませんが(笑)。
スマイルカフェにもまた行ったけど、それは別記事。
開演1時間ぐらい前に会場に戻って涼んでました。

スクリーンには協力関係の河南電視台の人気番組「武林風」の紹介映像やカップヌードルのCMが流れてました。
「武林風」ってよくYoutubeで見かける奴だね。
開演時間になって40分ぐらいのステージ。

これは「一字功」って言って、大人の男には(股間に障害物があることもあって)難しい代物。子供とは言えこの男の子なかなか見事にできてます。
その後に棍・槍・刀・剣・鞭などなど様々な武器の演武。
身体で棒を叩き折ったり頭で石を割ったりなんて「硬気功」の演武も少し有りました。

中盤には映画「少林寺」にもなった、後の皇帝を少林僧13人が守ったってハナシの寸劇パフォーマンス。
アンコールでふたたび様々な武器の演武。

最後は「硬気功」の一種、槍の穂先の上で寝そべって持ち上げられて、、、観客をビックリさせて終了(笑)。

まぁそこそこ面白かったね。
武器術ばっかりで体術をやらなかったのは・・・武器術の方が派手だ、ってのはあるけど・・・たぶん「少林少女」が「少林サッカー」のラクロス版で棍(棒)術が見せ場だからだろうね(笑)。

関係ないけど会場のアチコチで見たエコ看板。
フジテレビ地区って有明の輸送管収集システムでのゴミ回収なんだよな、ってずいぶんと前の社会科見学を思い出しました。
まぁゴミ処理問題はイベントで頭悩ますところだものね。
見終わってメディアージュの「映画王」に行ったハナシは別立て。
★お台場冒険王2007★
01.【楽】お台場の「冒険王」2007へ
02.【食】スマイルカフェ(TV Connection Cafe)
03.【映】オータム・イン・ニューヨーク
04.【楽】高島彩アナが選ぶ!!の巻
05.【楽】少林寺伝説(冒険王2日目)
06.【食】スマイルカフェ再訪
07.【茶】The_W_cafe(東京・台場)
08.【映】トゥルーライズ
09.【楽】中野美奈子アナが選ぶ!!の巻
10.【嬉】戦利品Get!!
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