2007年10月04日
【書】女はなぜ突然怒り出すのか?
そんなこと判れば苦労はしない!(笑)っていうか、経験上、判ってたって対処できると思えない。。。
んだけど、心療内科医の著者(女性)が「医学的」に男女の性差を解説した新書。
出て1年以上経つらしいが、先日買って読んで面白かった。
女はなぜ突然怒り出すのか? (角川oneテーマ21)
この著者の文章の調子は「男が女性の『なぜ』を『わかる』ことができたら」、「世の中丸く収まる」とか「男も女も幸せに」ってハナシ。
こりゃ女に「男は女と違うのだから『わかる』努力を」って求めてもどうせ無駄、って悟りなのかと思ったけど、著者は医者で、なおかつ女性、もう少し冷静。
要は論理的に『わかる』ことでどうにか対処できるのは男の特質で、それじゃどうにもできないのが女の特質で、みたいなハナシに思う。
そうなんだろうな、という理解はできるけど、何か面白くないけどね(笑)。
でもまぁそういうことだろうなと。
この本以前に自分が思ってることだけど
「男は理由を求め、女は証拠を求める」
なんてこと。
昨今の沢尻エリカ騒動(舞台挨拶での傍若無人からHPでの謝罪、テレ朝での涙のインタビューまで)を見てると、男女の反応差がかなり如実に出てたので、この本のことを思い出した次第。
件の「謝罪」&「涙のインタビュー」が出た時点で、女子アナ、女性キャスターとかの論調は基本的に「あれだけ真摯に反省してるって言ってるんだし、そういう姿なんだから、それを見たら『もういい』じゃない」ってことだし、本人も『なぜ』については言わない、言いたくない、言うべきでない、と思っている様子。
それに対して男性の場合、それはアナウンサーもキャスターもコメンテーターも、どころか番組制作者も、雑誌編集者も、おそらく比率で言えば大半が男性なのだろうからと考えるとマスコミの論調全体は「なぜあんなことをしたのか説明しないと納得しない」ってパターンな気がする。
この見事な平行線を見てて「なるほどなぁ」と。
おそらく女性にとって理由は大きな意味を持たず、あるいはどういう理由にせよそういう感情を抱いたことこそが大事なんだという認識であるのに対して、男性にとっては理由が納得のいくものかどうかが大事なんであって、その結果どういう感情を抱こうとそれは取るに足らない問題なんだという認識。
共感できる女性の立場からすれば、「理由を言いたくない」という「女の意地」こそ尊重に値するのだけど、男性の立場からすればそういう「意地」を張ってること自体が「反省していない」証と受け止めている。
そういう女性陣から見ると、いつまでも「理由」を求めてる男は、何故か「男らしくない」とか言われたりする(笑)。(論理的にはそういう脳味噌の構造こそ「男らしい」のだけど、女性の求めてる男性像とは異なるというハナシ)
この勘違いの平行線って交わるのだろうか?
という問いに対して、この本は「無理!」って言ってる(笑)。
ただまぁ、それはあくまでも「丸く収める」という決着方法の場合であって、社会的な解決方法、というかビジネスとしての納め処は、どちらかがどちらかに合わせる、妥協する、あるいはウヤムヤの内に忘れる、なんてことでしょうから、女性が意地を曲げて理由を語るかも知れないし、男性が諦める(呆れる?)かも知れないけどね、実際は。
まぁ「女の涙」ってことで解決されちゃうのは男から見るととっても卑怯なんだけど、それはまぁ「許されたジョーカー」って感じで、こうなると「男の視点」の方が折れる方が「円く納まる」んだろうな、とは思います。
何と言ってもまだまだ存在価値の有る女優さんだと思うし。少なくとも最初の「正直さ」は今の世の中ではむしろ貴重に思うしね。ウソツキの方が簡単な訳だから。
ここは「理由は言いたくない」っていう「女の意地」が「女の涙」ってジョーカーが切られたことで、「男としては」心情的には「通さざるを得なくなった」みたい。そのせいで「涙」以降は結構アチコチで苦笑気味の論調が目立ち始めた気がします。
それでもまだまだ当分マスコミは「理由」を求めるんだろうなぁ。
毀誉褒貶が飯の種の人々としては「下げっぱなし」も「上げっぱなし」も商売にならないのだろうから、各メディアがどういう論調になっていくのかはちょっとした見物。
んだけど、心療内科医の著者(女性)が「医学的」に男女の性差を解説した新書。
出て1年以上経つらしいが、先日買って読んで面白かった。

この著者の文章の調子は「男が女性の『なぜ』を『わかる』ことができたら」、「世の中丸く収まる」とか「男も女も幸せに」ってハナシ。
こりゃ女に「男は女と違うのだから『わかる』努力を」って求めてもどうせ無駄、って悟りなのかと思ったけど、著者は医者で、なおかつ女性、もう少し冷静。
要は論理的に『わかる』ことでどうにか対処できるのは男の特質で、それじゃどうにもできないのが女の特質で、みたいなハナシに思う。
そうなんだろうな、という理解はできるけど、何か面白くないけどね(笑)。
でもまぁそういうことだろうなと。
この本以前に自分が思ってることだけど
「男は理由を求め、女は証拠を求める」
なんてこと。
昨今の沢尻エリカ騒動(舞台挨拶での傍若無人からHPでの謝罪、テレ朝での涙のインタビューまで)を見てると、男女の反応差がかなり如実に出てたので、この本のことを思い出した次第。
件の「謝罪」&「涙のインタビュー」が出た時点で、女子アナ、女性キャスターとかの論調は基本的に「あれだけ真摯に反省してるって言ってるんだし、そういう姿なんだから、それを見たら『もういい』じゃない」ってことだし、本人も『なぜ』については言わない、言いたくない、言うべきでない、と思っている様子。
それに対して男性の場合、それはアナウンサーもキャスターもコメンテーターも、どころか番組制作者も、雑誌編集者も、おそらく比率で言えば大半が男性なのだろうからと考えるとマスコミの論調全体は「なぜあんなことをしたのか説明しないと納得しない」ってパターンな気がする。
この見事な平行線を見てて「なるほどなぁ」と。
おそらく女性にとって理由は大きな意味を持たず、あるいはどういう理由にせよそういう感情を抱いたことこそが大事なんだという認識であるのに対して、男性にとっては理由が納得のいくものかどうかが大事なんであって、その結果どういう感情を抱こうとそれは取るに足らない問題なんだという認識。
共感できる女性の立場からすれば、「理由を言いたくない」という「女の意地」こそ尊重に値するのだけど、男性の立場からすればそういう「意地」を張ってること自体が「反省していない」証と受け止めている。
そういう女性陣から見ると、いつまでも「理由」を求めてる男は、何故か「男らしくない」とか言われたりする(笑)。(論理的にはそういう脳味噌の構造こそ「男らしい」のだけど、女性の求めてる男性像とは異なるというハナシ)
この勘違いの平行線って交わるのだろうか?
という問いに対して、この本は「無理!」って言ってる(笑)。
ただまぁ、それはあくまでも「丸く収める」という決着方法の場合であって、社会的な解決方法、というかビジネスとしての納め処は、どちらかがどちらかに合わせる、妥協する、あるいはウヤムヤの内に忘れる、なんてことでしょうから、女性が意地を曲げて理由を語るかも知れないし、男性が諦める(呆れる?)かも知れないけどね、実際は。
-----
ブッス〜!エリカ様超不機嫌モード
9月30日10時41分配信 デイリースポーツ
女優・沢尻エリカ(21)の主演映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)が29日、全国で公開され、東京・有楽町の日劇2に登場した沢尻は“超不機嫌モード”の舞台あいさつを行った。司会者は困惑し、製作・配給した東宝関係者も“凍り付く”異例の光景だった。
異変は、ステージに登場した時から始まっていた。行定監督や共演の竹内結子(27)らがにこやかにほほえんでいるのに対し、沢尻だけはこわばった表情。最初こそ「みなさん、きょうはお越しいただきありがとうございました」とあいさつしたが、あまりの短さに司会者が撮影中のエピソードを聞いたが「特にないです」とピシャリ。
さらに、沢尻がクッキーを焼いて撮影現場に持参したエピソードも明かされ、行定監督が「現場の空気を柔らかくしてくれて助かります。こういう女優さんは初めてでしょう」と話したことにも「別に」と、とりつく島もなし。困惑した司会者はこれ以上の質問をやめ、事務所の先輩の竹内も苦笑するだけだった。
また、主題歌のYUIが登場した際には全員が拍手で迎えた中で沢尻だけは腕を組んだまま。最後の写真撮影でも通常の目線の注文を無視し、明らかに不機嫌な様子。この日の沢尻については東宝関係者も「入る時は普通に見えたけど、こちらが知りたいぐらい」と困惑。早々と会場を後にしたが、満員の観客もただただあ然としていた。
最終更新:9月30日10時41分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070929-00000028-dal-ent
---
エリカ様、釜山映画祭舞台あいさつ白紙…不機嫌腕組み“悪態”余波
10月2日8時0分配信 スポーツ報知
主演映画「クローズド・ノート」(9月29日公開、行定勲監督)の初日舞台あいさつが波紋を呼んでいる女優の沢尻エリカ(21)の「第12回釜山国際映画祭」への参加が白紙になっていることが1日、分かった。沢尻は当初、行定監督とともに6日の上映で舞台に立つ予定だった。配給元の東宝では「体調面も含め、マネジメント(所属事務所)の判断待ちです」と説明している。
沢尻は当初、今月4日に開幕する釜山国際映画祭に行定監督とともに出席。4日にレッドカーペットを踏み、公式上映される6日には舞台あいさつも行う予定だった。
しかし、司会者が話を振っても「別に…」「特にないです」としか話さず、最後まで不機嫌さを隠そうともしなかった9月29日の初日舞台あいさつで微妙な状況になってきた。当日は体調が悪かったのではとする声もあるが、エリカ様不機嫌の理由は不明で、関係者も首をひねるばかり。
東宝では「体調面も含めて大丈夫なのかという声があがっている。マネジメントサイドの判断を待ちたい」と説明。釜山出席はギリギリまで様子を見て最終判断することになった。
週が明けても沢尻の姿には、批判と失望の声が相次いでいる。所属事務所のHPはこの日もアクセスが殺到し、つながりにくい状態。「クローズド・ノート」の公式ブログは混乱を避けるためにコメント欄が削除された。大手ポータルサイト「Yahoo」の映画レビューコーナーには、「どんなに美しく切ないストーリーで素晴らしい演技だとしても、あの舞台挨拶を見てしまってはかえって空々しいだけだと思い興味を失いました」などの書き込みが集中。出演しているCM企業のイメージダウンを心配する声も出るなど、余波は各方面に広がっている。
この事態を所属事務所のスターダストプロモーションでは重く受け止め、本人を交えて話し合いを行っているという。事務所関係者は、近日中に何らかの形でコメントを発表するとしている。
◆富永美樹アナ「いい印象で終われるように」 映画舞台あいさつで司会を務めた元フジテレビアナウンサー富永美樹(36)は1日、自らのブログで心情を吐露。「ただ、同じ事務所に所属するモノとして、少しでもいい印象で終われるようにしてあげたかった…」とつづっていたが、この文はなぜか削除された。
最終更新:10月2日8時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000065-sph-ent
---
エリカ様 謝罪“諸悪の根源は私”
10月3日10時13分配信 デイリースポーツ
主演映画「クローズド・ノート」の公開初日舞台あいさつで「別に」などと話すだけの不機嫌な態度が波紋を呼んでいた女優・沢尻エリカ(21)が2日、自身の公式HPで謝罪コメントを発表した。また、出席予定だった4日開幕の釜山国際映画祭を欠席することも発表された。
「別に」。撮影中のエピソードを問う質問に腕を組んだまま答え、司会者をキッとにらみつけた衝撃の舞台あいさつからわずか3日。怖いもの知らずのエリカ様が急転、土下座状態で全面謝罪した。
早朝4時にアップされたコメントの冒頭で沢尻は「私の言動で、関係各位の皆様に多大な迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます」と陳謝。さらに「諸悪の根源は全て私にあるもので、それを踏まえた上で責任を取る考えです」「人として未熟だった」などとつづった。
所属事務所によれば、沢尻本人が全文を考えたという。「責任を取る」と書いたことについては「何らかの形でけじめをつけないと、考えているが具体的な方法は検討中」としている。
9月29日の舞台あいさつに対してはインターネットを中心に「何さまだ!」などと批判が殺到。事態を重く見た担当マネジャーらが沢尻に厳重注意をし、沢尻も舞台あいさつ後の打ち上げでは号泣するなど、しでかしたことの重大性に気付き、深く反省した様子。コメントでも「これから皆様にすこしでも何かを返せていけたら」と殊勝に語っており、この日も仕事をこなしたという。
また、「クローズド-」が招待出品された韓国・釜山国際映画祭(4日開幕)にも出席予定だったが欠席することを決めた。「混乱を招き関係者、映画祭主催者に迷惑をかけないため」(所属事務所)としている。
最終更新:10月3日10時13分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000026-dal-ent
---
エリカ様が謝罪、不機嫌理由は明かさず
10月3日9時50分配信 日刊スポーツ
不機嫌なエリカ様が謝罪した。主演映画「クローズド・ノート」の公開初日舞台あいさつでの態度が波紋を広げた女優沢尻エリカ(21)が2日、公式ホームページ上で謝罪した。「諸悪の根源はすべて私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです」と、反省の言葉を連ねた。騒動余波で、6日に予定していた釜山映画祭への参加を取りやめを決定したが、なぜ不機嫌だったかは不明のままだ。
沢尻の謝罪が公式HP上にアップされたのは2日午前4時ごろ。「多くのファンの皆さまを失望させてしまったことは、明らかに私のファンへの裏切り」「女優として、表に出て表現する人間として、プロとして、あってはならないこと」などと、反省の言葉が並んだ。しかし、何がそうさせたかは、明かされなかった。
主演映画の晴れ舞台で、腕を組み、質問にも仏頂面で「特にないです」「別に」としか答えない9月29日の不機嫌モード全開の言動は、各所に影響を及ぼした。舞台あいさつ以降、沢尻のHPはアクセスが殺到。つながりにくい状態はこの日の謝罪文で拍車が掛かった。
芸能界のご意見番、和田アキ子(57)が「今度しめるからさ」と制裁を予告。ほかの会見で「別に…」と沢尻発言をパロディーする俳優まで現れた。ネット上では「話題づくりの演技では」とまで推測されたが、悪印象は避けられない。このままでは、映画の興行にも悪影響を及ぼし、5社と契約、4本が放送されるCM企業のイメージダウンにもつながるだけに、所属事務所は謝罪という形で、収拾に乗り出した。
波紋は海を越えた。6日に釜山映画祭に出品された「クローズド・ノート」の特別上映で舞台あいさつする予定だったが、製作・配給の東宝と所属事務所が話し合い、欠席を決めた。所属事務所は欠席理由を「騒動が大きくなり、関係者や映画祭サイドに迷惑を掛けられない」と説明。一時は「過労による体調不良で欠席するようだ」との情報もあり、関係者内部の混乱ぶりも伝わってくる。
主演ドラマ「1リットルの涙」が放送されるなど、韓国でも沢尻の人気は高い。中には「沢尻と会えるめったにないチャンスだけに、がっかりした韓国のファンも多いはず。連日PR活動に頑張ってきたのに、あの舞台あいさつですべてが狂ってしまった」と、肩を落とす関係者もいる。
約2カ月間、100媒体以上の取材をこなすなど、作品への思い入れは強かった。ところが、トーク番組などでみせる奔放な言動と奇抜なファッションの“女王様キャラ”は、時には場違いな印象も残した。それが暴発するように、初日舞台あいさつでの失態。映画関係者には映画館に足を運んだファンの前だったことが、許されない行為だとされている。
最終更新:10月3日9時50分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071003-00000043-nks-ent
---
シメられた?「何様のつもり」エリカ様、一転謝罪のワケ
10月2日17時1分配信 夕刊フジ
主演映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)の初日舞台あいさつで、仏頂面の横柄な態度を取ったことが波紋を呼んでいた人気女優の沢尻エリカ(21)が2日早朝、自身の公式ホームページで全面謝罪した。映画の公式ブログに、ファンのブーイングが殺到して閉鎖される騒ぎになっていた。
謝罪文は、この日午前4時すぎ、ホームページに緊急掲示された。
それによると、沢尻は舞台あいさつでの悪態について「関係各位の皆様には、多大な迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます」と全面的に謝罪。
その上で、「諸悪の根源は全て私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです」「人として、まだまだ未熟だったゆえの事だと思います」「これから改めて自分と向き合って考えていきます」などと、謹慎や休業を示唆するような記述もあった。
所属事務所スターダストプロモーションの広報担当者は「沢尻と担当マネジャーが話し合った上で、謝罪文については沢尻本人が考えた。事務所では一切、手を加えていません」としている。
また、本人が責任を取る、としていることについては「現時点では、仕事が入っており休むことで関係各所に迷惑をかけるわけにはいかない。今日も都内で仕事をしている。今後については状況しだいです」と説明した。
沢尻は9月29日、東京・有楽町の日劇2で主演映画の舞台あいさつに登場。金髪のカツラに右肩を露出した豹柄ドレスという奇妙な衣装で、「きょうはありがとうございました」と投げやりに一言だけ話すと、あとはうつむいて腕を組んだままだった。
司会を務めた同じ事務所の元フジテレビアナ、富永美樹(36)が「印象に残ったシーンは?」と問いかけてもブスッとしたまま「特に…ないです」など、PRコメントはわずかに三言だけ。監督や同じ事務所の先輩、竹内結子(27)ら共演者が懸命にフォローしたが、集合写真の撮影でも腕を組んだままで『大ヒット!!』と書かれた映画の看板も竹内らに持たせるなど“女王様”ぶりを発揮していた。
この異様な舞台あいさつを知ったファンからは、東宝による映画の公式ブログに「楽しみだったが、見る気が失せた」「何様のつもりか」といった書き込みが殺到して、映画の公開早々から閉鎖される騒ぎに。興行成績にも影響しかねない事態に発展していた。
また、司会を務めた富永は1日のブログで「同じ事務所に所属するモノとして、少しでもいい印象で終われるようにしてあげたかった…」と心情を綴ったものの、この文が後に削除されるなど、周囲にも動揺が広がっている。
「クローズド・ノート」は、4日に韓国で開幕する第12回釜山国際映画祭での公式上映(6日)を控えている。沢尻は、行定監督とともにスケジュール調整中だったが、出席は危ぶまれている。
【さわじり・えりか】 1986年4月8日生まれ。東京都出身。「ヤングジャンプ」制服コレクション準グランプリを機に2001年デビュー。05年在日コリアンの青春を描いた映画「パッチギ!」(井筒和幸監督)のヒロインに抜擢され注目を浴びる。
その後、「1リットルの涙」(フジテレビ系)、「タイヨウのうた」(TBS系)などテレビドラマの薄幸少女役を好演。長澤まさみ(20)とライバル視され、若手の人気女優の座を確立した。歌手、ERIKAとしてもヒットチャートをにぎわす存在。
最終更新:10月2日17時8分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000002-ykf-ent
---
沢尻エリカさんが謝罪 「諸悪の根源は私」「人間として未熟だった」
10/02 06:31 iza
映画の舞台あいさつで不機嫌な態度を見せたとして話題になった女優の沢尻エリカさん(21)が2日、自身のオフィシャルサイトで謝罪文を発表した。沢尻さんは謝罪文で、「女優として、表に出て表現する人間として、プロとして、 あってはならない事で、そして人として、まだまだ未熟だったゆえの事だと思います」と当時を振り返り、「これから改めて自分と向き合って考えていきます。 本当に申し訳ございませんでした」と綴っている。
沢尻さんの態度を巡っては、当日司会を務めた同じ事務所の元フジテレビアナウンサー、富永美樹さん(36)が自身のブログで「少しでもいい印象で終われるようにしてあげたかった…」などと、沢尻さんに対して精一杯の配慮をしたことを告白したものの、数時間後に削除された。
謝罪文全文は以下の通り:
先日の舞台挨拶での私の言動で、関係各位の皆様には、
多大な迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます。
諸悪の根源は全て私にあるもので、それを踏まえた上で、
責任を取る考えです。
そして何より今回の一件で、多くのファンの皆様を失望させて
しまった事は、明らかに私のファンへの裏切りです。
女優として、表に出て表現する人間として、プロとして、
あってはならない事で、そして人として、まだまだ未熟だった
ゆえの事だと思います。
今回の事は、自分なりに受け止めています、失った物もあり
ますが、この経験を通して学べた事もあります。
謝罪して終わりになる事ではないですが、これから皆様に
すこしでも何かを返せていけたらと思っています。
これから改めて自分と向き合って考えていきます。
本当に申し訳ございませんでした。
沢尻エリカ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/87783/
---
冨樫森監督 エリカ様にあきれる
10月3日10時13分配信 デイリースポーツ
昨年、沢尻エリカ(21)の出演作「天使の卵」を監督した冨樫森監督(47)が2日、沢尻の起こした“問題行動”について「あんなこと、初日に言われたら監督としたらたまらない。フランクで、いい印象があったのに…」とあきれ返った。同日、冨樫監督は、俳優の竹野内豊(36)の主演で、最新作「あの空をおぼえてる」(2008年4月26日公開)をクランクイン。家族愛をテーマにした作品で、ロッジ風民家を借りてのロケに、竹野内は「こういう環境で家族と一緒に生活し、子供を育てられたら理想。(結婚は)僕はまだまだですが、疑似体験してます」と語った。
最終更新:10月3日10時13分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000025-dal-ent
---
沢尻エリカが謝罪…長期謹慎の可能性
10月3日7時3分配信 スポーツニッポン
映画舞台あいさつでの不機嫌対応で波紋を広げている沢尻エリカ(21)が2日、公式ホームページで全面謝罪のコメントを発表した。「諸悪の根源は全(すべ)て私にある。それを踏まえた上で責任を取る」と言明、女優活動の謹慎を示唆した。年内は既に決まっている仕事があるため、長ければ来年の1年間を謹慎する可能性も。厳しい処分を自らに科すとみられる。
自らの言動で共演者をはじめ、映画関係者、スポンサーなど周囲に多大な迷惑をかけてしまった“エリカ様”。この日の声明にはいつもの奔放発言は一切なく、真摯(しんし)に自らを戒めた。
まず「多大な迷惑をお掛けしました」とわびた上で「諸悪の根源は全て私にある」と一切の言い訳がないことを強調。「それを踏まえた上で責任を取る考えです」と、厳しい処分を自らに課す意向を明らかにした。
その大きな理由を「何より今回の一件で多くのファンの皆様を失望させてしまった事は、明らかに私のファンへの裏切り」と説明。「女優として、表に出て表現する人間として、プロとして、あってはならない事で、そして人として、まだまだ未熟だったゆえのことだと思います」と反省した。
「責任の取り方」について、所属事務所では「本人が現在の率直な思いを書いたものなので、具体的にどうするかは分からない」と説明。ただ、この日になって6日に予定された韓国・釜山国際映画祭への欠席を決めるなど、女優活動の謹慎に大きく動き始めている。
実際、映画、スポンサー関係者などによると、来年の沢尻のスケジュールは白紙状態になっており、長ければ1年間休業する可能性まである。奔放な言動が度を過ぎてしまった騒動とはいえ、かなりの厳しい姿勢で事態の沈静化を図ることになりそうだ。
とはいえ、今年を代表する売れっ子の1人。年内のスケジュールをすべて動かすのは難しく「謝罪して終わりになる事ではないですが、これから皆様にすこしでも何かを返させていけたらと思っています」と“エリカ様”を封印し、真摯に取り組んでいくことを誓っている。
最終更新:10月3日7時3分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071003-00000045-spn-ent
---
エリカ涙で謝罪「すべてぶち壊してしまった」
10月4日8時58分配信 産経新聞
主演映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)の初日舞台挨拶で、腕組み仏頂面の態度に批判が集中し、自身の公式ブログで謝罪した人気女優、沢尻エリカ(21)が4日、テレビ朝日の「スーパーモーニング」に出演し、「あの日の行動ですべてをぶち壊してしまった」と涙ながらに語った。
3日に行われたというインタビューで、挨拶当日の金髪のカツラにヒョウ柄ドレス姿とは打って変わった黒髪と黒いスーツ姿で現れた沢尻は当初、笑顔も見せながら「まだ芝居ができるわけじゃない」と、周囲の評価と自己評価とのギャップに悩む内面を吐露。「あまりに(周囲の環境の変化の)スピードが速かった。いま、評価されている点で嬉しいとは思わない」と答え、女性キャスターの「あまり嬉しくない?」の問いに、舞台挨拶で使い、流行語にもなりつつある「別に」のセリフで応じる場面も。
さらに、ぶちきれ挨拶の原因を尋ねられると、「原因はある。私情を(公の場に)持ち込んでしまったことについて謝罪します。プロとして、あってはならないこと」と直接の原因については語らず、映画の出来栄えについてかとの質問には「(それは)ないです」と笑顔で答えた。さらに沢尻は原因については「重要ではない」とし「ファンの前であの姿を見せてしまったことを後悔している。プロとして失格なことをしたということは受け止めている」と繰り返した。
ブログに「責任を取る」と書き込んだことについて「責任の取り方は(今後の)演技で?」と尋ねられると、「そうしたいですね」と答えた。しかし、ファンに伝えたいことを問われると、しばらく言葉を詰まらせ、涙を流し「自分のあの日の行動で、すべてをぶち壊してしまった。スタッフの方に迷惑をかけてしまいましたし、人として未熟だった。いろんな期待にこたえなければいけない立場で裏切ったことは本当に申し訳ないと思っているんですけれど・・」と搾り出すように謝罪の言葉を口にした。
最終更新:10月4日9時10分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071004-00000902-san-ent
---
エリカ様沈黙10分、大泣き「今後の演技で責任取る」だって
2007年10月04日19時48分 J-CASTニュース
「エリカ様」、涙を流して謝罪(テレビ朝日「スーパーモーニング」より) 主演映画「クローズド・ノート」初日舞台挨拶で、仏頂面で3言しか話さなかったなどの傲慢な態度が批判を浴びている「エリカ様」こと女優の沢尻エリカさん(21)が、騒動後初めてメディアの取材に応じ、涙ながらに謝罪した。その中で、騒動の「原因はある」としながらも、その具体的な内容については明らかにしなかった。インタビュー中は謝罪の言葉を繰り返しつつも、インタビュアーが沢尻さんに同情的だったからか、公式ウェブサイトにすでに公表されている謝罪文以上の内容が説明されることはなかった。
「原因はもちろんあるんですよ」
沢尻さんのインタビューは、テレビ朝日系の情報番組「スーパーモーニング」で、2007年10月4日の朝8時半から約30分にわたって放送された。実はこのインタビュー、07年9月29日に行われた、問題の舞台挨拶の直後に予定されていたが、体調不良を理由に直前にキャンセルされていた。10月1日の放送で赤江珠緒キャスターが「お待ちしてますよ!貸し1つということで」と呼びかけたところ、沢尻さんサイドが「借りを返す」形でインタビューが実現。放送前日の10月3日14時半頃から、テレビ朝日社内で収録が行われた。
黒いスーツに身を包んだ沢尻さんは冒頭、自らの女優観を披露。「この5年間で、沢尻さんの評価が大きく評価が高まったのでは」との赤江キャスターの問いに対しては、
「今評価されている部分で、私はうれしいとも思わないんですよ。たとえば芝居の内容だったりとかで評価されるのは、まだ芝居ができるわけでもないのに、それは本質の部分ではない」
と、「まだ自分は未熟」との殊勝な受け答えをした。
また、舞台挨拶での態度について「自分のパフォーマンスに不満があったのか」と問われると、
「うーん、『原因』はもちろんあるんですよ」
としながらも、その「原因」の内容については
「でもそこは重要ではないと思って、本当に。重要ではなくって、その私情って部分を、ファンの前で、カメラがいたりする前で、私がそれを出してしまったこと、そのことが女優としても表現者としても表に出る人間としてそれは本当にあってはならないことっていうか、今回、私がすごく感じたことなんですけど…」
と話した。沢尻さんはインタビュー中、繰り返して「プロの女優であるにもかかわらず、公の場で私情を表してしまったこと」に対する謝罪の言葉を口にしたが、その「原因」については、半ばはぐらかして説明を避けた形だ。
また、「映画に特に気に入らない部分があったのでは」という問いには、
「もちろんないですよ、それは」
と、完全否定した。
赤江キャスターは完全にもらい泣き
謝罪文で「責任を取る」と表明し、責任の取り方として「長期休養説」「引退説」がささやかれていることについては、赤江キャスターが
「沢尻さんのファンへの責任の取り方っていうのは、やっぱり演技で、パフォーマンスで返していくってことなのかな?」
と、半ば答えを誘導する形で質問。それに対して沢尻さんは
「そうしたいですよね。もちろん。この場を借りてっていうのも変なんですけど、それはお詫びしたい気持ちがありますね。すみませんでした」
と、政治家にありがちな「職責を果たすことで責任を取りたい」という答弁に近い答えで、憶測を一蹴してみせた。
インタビュアーの赤江キャスターが番組内で明らかにしたところによると、沢尻さんは1時間ほど、自分は自然が好きだということや、自身の恋愛観、働く女性に対する思いなどを話し、赤江キャスターは「(取材に)出てきてくれただけで十分だと思った。沢尻さんの仕事に対する真摯な部分は出た」として、インタビューを終了しようとしたという。ところが、事務所側の関係者から
「ファンの側にもっと伝わるようにコメントを」
との声が挙がり、休憩を挟んでインタビューは続行。明らかに沢尻さんに感情移入している赤江キャスターの様子が、このあたりから変わってくる。
赤江キャスターが
「悩んだときは沢尻エリカは困難な方をとる?」
と聞くと、沢尻さんは
「行きますね!」
と答え、それに対して赤江キャスターは、涙声にも聞こえる声で
「男前だ、本当に」
と応じ、その直後に沢尻さんも涙を流したのだ。
赤江キャスターは、最後の質問として
「ファンの方とか関係者の方に、今一番伝えたいことがあれば、言っていただけますか?」
と聞くと、沢尻さんは沈黙。赤江キャスターは、間を持たせるために、時々
「本当に思っていることでいいんですよ、それがあれば」
「今はまだ難しいかな?」
「ないんならないでもいいんですよ、うん」
といった声をかけたが、沈黙は10分以上続いたという。その上で、赤江キャスターが
「応援していきますからね。今日のお話の中で、俳優業っていう仕事に対するいつも真摯な思いみたいなものをね、生半可な気持ちでやってるんじゃないんだな、っていうのを十分分かりましたし」
と声をかけると、沢尻さんは、絞り出すような声で、涙を流しながら改めて謝罪の言葉を口にした。
「あの日の、自分のあの行動ですべてを本当にぶち壊してしまったって感じ。スタッフの方とか、ほんとに迷惑をかけているし…。それは本当に自分が未熟だって故のこと。今回感じたことは、常に(表に)出る側の人間としていろんな期待があったりだとか、それに応えていかないといけない立場なんですけど、それを裏切ってしまった形であるのは、本当に申し訳ないなって思っているんですけど…」
これを受けて、赤江キャスターは完全にもらい泣き。
「今日は本当に来てくれてありがとうね、うん。俳優さんとしても女優さんとしてもそうだけど、ひとりの女性、人間、沢尻エリカさん。もっともっと大きくなっていくんじゃないかなー、って思うし」
とエールを送り、握手してインタビューは締めくくられた。
赤江キャスターのスタジオでのコメントによると、沢尻さんの不機嫌の「原因は1つだけじゃない」とのことで、「(本当は存在し)ないですけど沢尻会に入りたい」そうだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3332571/
---
エリカ様が騒動後初TVで涙の謝罪
2007年10月05日10時43分 デイリースポーツ
主演映画の舞台あいさつでの不機嫌な態度が波紋を呼んだ女優の沢尻エリカ(21)が、4日放送のテレビ朝日・ABC系「スーパーモーニング」の単独インタビューに応じ騒動以来、初めてテレビ出演した。2時間以上、質問に答えたが、不機嫌な態度を取った真相については語らずじまいだった。
沢尻は黒ジャケット姿と服装から反省モード。聞き手の赤江珠緒アナの質問に、柔和な笑顔交じりにすべて敬語で答えた。だが「不機嫌な原因は?」と切り込まれると「原因はある。でも私情を持ち込んだことが問題で、原因は重要ではない」とはぐらかした。
最後に「伝えたいことがあれば」と尋ねられると視線を上下に泳がせ10分以上沈黙した後、大粒の涙をポロポロ。「自分の行動ですべてをぶち壊した。人として本当に未熟だった。出る側の人間として期待に応えなければいけないのに裏切った。申し訳ない」と謝罪。なぜか一緒に泣き出した赤江アナと手を取り合い号泣する姿は、“エリカ様”とは思えなかった。
http://news.livedoor.com/article/detail/3333304/
--------
まぁ「女の涙」ってことで解決されちゃうのは男から見るととっても卑怯なんだけど、それはまぁ「許されたジョーカー」って感じで、こうなると「男の視点」の方が折れる方が「円く納まる」んだろうな、とは思います。
何と言ってもまだまだ存在価値の有る女優さんだと思うし。少なくとも最初の「正直さ」は今の世の中ではむしろ貴重に思うしね。ウソツキの方が簡単な訳だから。
ここは「理由は言いたくない」っていう「女の意地」が「女の涙」ってジョーカーが切られたことで、「男としては」心情的には「通さざるを得なくなった」みたい。そのせいで「涙」以降は結構アチコチで苦笑気味の論調が目立ち始めた気がします。
それでもまだまだ当分マスコミは「理由」を求めるんだろうなぁ。
毀誉褒貶が飯の種の人々としては「下げっぱなし」も「上げっぱなし」も商売にならないのだろうから、各メディアがどういう論調になっていくのかはちょっとした見物。