2007年12月26日
【劇】それぞれの忠臣蔵(東京国立劇場12月歌舞伎)
年末の歌舞伎観劇も毎年のようになってるが、今年は(も?)忠臣蔵。
12月歌舞伎公演
「堀部彌兵衛」「清水一角」「松浦の太鼓」

1本目の「堀部彌兵衛」は、安兵衛の「高田馬場の決闘」(の助太刀)を目撃した彌兵衛が、後日に別の席で偶然に安兵衛と出会い、口説き落として養子に迎え、そして赤穂浪士の討ち入りに出陣するまで。
2本目の「清水一角」は反対側、吉良側の武術指南であった清水一角が、同じく武術指南役の牧山丈左衛門の宴席に乱入して弟に連れ戻され、泥酔して寝ていたところに陣太鼓、すわ一大事というところに内通者と疑った牧山丈左衛門と一悶着、立ち回りしながらの身支度が見せ所で、最後は和解して出陣するまで。
3本目の「松浦の太鼓」は赤穂浪士の大高源吾をめぐるハナシ。同じ俳諧仲間で旧知の間柄だった松浦の殿様、その妹を腰元に迎えるぐらい気に入っていたのが赤穂藩お取り潰しの後は疎遠になり、またいつまでも討ち入りする気配が無いと知って不機嫌、妹を解雇すると俳諧の師匠の宝井其角の居る会で言い出す始末、そんなところへ陣太鼓、大喜びの松浦の殿様の下へ「見事本懐」という報告を携えた大高源吾が登場するというハナシ。
詳しいハナシはネット上のあちらやこちらなど詳しい方々の記述が散見されるので自分も勉強中。
ともかく
テレビの鬼平イメージの中村吉右衛門(堀部彌兵衛、松浦の殿様)と、市川染五郎(清水一角)でしたがハナシも快活な部類だったので面白かったね。この3本の組み合わせも絶妙だと思うし、最後が「松浦の太鼓」ってのがカタルシス感じられていいですな。
つい先日に「忠臣蔵ツアー」(浅野内匠頭、縁の地、大石内蔵助、縁の地)を回ったばかりだったのもあって、とても「わかったつもり」になれました(笑)。
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12月歌舞伎公演
「堀部彌兵衛」「清水一角」「松浦の太鼓」

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劇場 国立劇場大劇場
ジャンル 歌舞伎
公演名 12月歌舞伎公演「堀部彌兵衛」「清水一角」「松浦の太鼓」
公演期間 2007年12月3日(月) 〜 2007年12月26日(水)
休演日 2007年12月20日(木)
開演時間 12時(4時20分終演予定)
みどころ −それぞれの忠臣蔵−
討つ者・討たれる者・見守る者、吉良邸討入の陰には、さまざまな人間ドラマがあった!
演目・主な出演者
宇野信夫=作
松 貫四=監修
堀部彌兵衛 四幕
第一幕 高田馬場
第二幕 芝愛宕下青松寺の客間
第三幕 同(十日経過)
第四幕 米沢町弥兵衛宅(十五年経過)
河竹黙阿弥=作
清水一角 一幕二場
吉良家牧山丈左衛門宅の場
同 清水一角宅の場
秀山十種の内 松浦の太鼓 二幕三場
序 幕 両国橋の場
二幕目 松浦邸の場
同 玄関先の場
(出演)
中 村 吉右衛門
中 村 芝 雀
市 川 染五郎
中 村 歌 昇
中 村 歌 六
ほか
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/1507.html
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1本目の「堀部彌兵衛」は、安兵衛の「高田馬場の決闘」(の助太刀)を目撃した彌兵衛が、後日に別の席で偶然に安兵衛と出会い、口説き落として養子に迎え、そして赤穂浪士の討ち入りに出陣するまで。
2本目の「清水一角」は反対側、吉良側の武術指南であった清水一角が、同じく武術指南役の牧山丈左衛門の宴席に乱入して弟に連れ戻され、泥酔して寝ていたところに陣太鼓、すわ一大事というところに内通者と疑った牧山丈左衛門と一悶着、立ち回りしながらの身支度が見せ所で、最後は和解して出陣するまで。
3本目の「松浦の太鼓」は赤穂浪士の大高源吾をめぐるハナシ。同じ俳諧仲間で旧知の間柄だった松浦の殿様、その妹を腰元に迎えるぐらい気に入っていたのが赤穂藩お取り潰しの後は疎遠になり、またいつまでも討ち入りする気配が無いと知って不機嫌、妹を解雇すると俳諧の師匠の宝井其角の居る会で言い出す始末、そんなところへ陣太鼓、大喜びの松浦の殿様の下へ「見事本懐」という報告を携えた大高源吾が登場するというハナシ。
詳しいハナシはネット上のあちらやこちらなど詳しい方々の記述が散見されるので自分も勉強中。
ともかく
テレビの鬼平イメージの中村吉右衛門(堀部彌兵衛、松浦の殿様)と、市川染五郎(清水一角)でしたがハナシも快活な部類だったので面白かったね。この3本の組み合わせも絶妙だと思うし、最後が「松浦の太鼓」ってのがカタルシス感じられていいですな。
つい先日に「忠臣蔵ツアー」(浅野内匠頭、縁の地、大石内蔵助、縁の地)を回ったばかりだったのもあって、とても「わかったつもり」になれました(笑)。
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