2008年03月27日
【映】スパイダーウィックの謎(試写会にて)
goo映画の試写会に応募したら当たった。
ハリポタを最近続けて見てるし、まぁ毛色の変わったファンタジーもいいかな、程度で応募、正直あまり期待していなかったんだけど、実際は予想以上に面白かった。
原作は結構評判のファンタジー小説らしいけど、映画の仕上がりはアメリカ人の好きそうなキッズ・アドベンチャーモノのファンタジー版、導入部では主人公の男の子のイラツキ感がどうにも馴染めないのだけど、「謎」の蓋が開いてからは物語の運びが良くて全くダレさせない。
現時点では連作モノじゃないので無駄な伏線が無いし、登場人物もほぼ家族だけなので色恋沙汰に寄り道することもない。
ドキドキ・ハラハラさせられて居る間に結末まで運ばれていたし、意外性のある落とし処も心得ていて、それでもって少しだけ「ホロッ」ともさせてくれる。
結構上質の娯楽作品だと思います。
タダだから誉める訳じゃないよ(笑)。
スパイダーウィックの謎

・スパイダーウィックの謎 - goo 映画
・公式サイト(当記事の作品画像はココでDLできる壁紙です)
・シネマカフェ
・オールシネマ
試写会の会場は日本教育会館の一ツ橋ホール。

開場30分ぐらい前から結構並んでたけど広いホールなので開場時間ギリギリに行ってもそれなりに良い席で見れました。まぁ結局は満席だったので上映開始時間頃だと隅っこ後方とかになったんでしょう。
さて上映開始。
最初にクローバーフィールドの予告編が流れて、噂通りに「3D酔い」しそうになりました。テレビで見てる分にはどうってことなかったけど暗い劇場内の大画面で見るとTDLのアトラクションと同じことで身体がグラグラしてるような錯覚に陥るね。弱い人は注意ですな、あの映画はやっぱり。
で本編。
前述したように最初は「イラつくガキ」が気に障って映画の中の世界に入り込めなかった。アメリカに限らず昨今の青少年モノってのはこういう入り方が多いけどね、時代の気分なんだろうけど。
それはほんの10分ぐらいのことで、すぐにファンタジーの世界の幕が開く。そこからはグイグイと運んでいく小気味良い展開でした。
要はキッズ・アドベンチャーで、親が不在に近いところの姉弟の3人。「チカラを合わせて何とかする」系の映画が好きな自分としては悪くない構成で、悪い「妖精」と戦う訳です。
でまたこういうストーリーだと無駄にドロドロ気味の悪い敵役が多いのがファンタジーだけど、この映画の悪役はどこかコミカル。
ボスキャラこそ人間サイズ以上でたしかに怖そうだけど、主たる「戦う相手」は子犬サイズのゴブリンの大群で、こんな感じの奴。

怖いと言うより「うっとうしい」(笑)。
もちろん最後は勝つ訳ですが、その筋運びも無理は無く、伏線も説明臭くなくて結構納得出来る感じ。
で、それだけかと思ったら最後はホロッとさせられるし、クスッともさせられる。
いや、予想以上に面白かった。
こういうのに出会えるのが試写会の魅力ですな。
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スパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからず
スパイダーウィック家の謎 2 魔法の石をさがせ
スパイダーウィック家の謎〈3〉エルフとの約束
スパイダーウィック家の謎〈4〉ドワーフと鉄の森
スパイダーウィック家の謎〈5〉オーガーの宮殿へ
スパイダーウィツク家の謎 全5巻
スパイダーウィツク家の謎 全5巻
スパイダーウィックの謎 映画版
スパイダーウィックの謎 映画版
ハリポタを最近続けて見てるし、まぁ毛色の変わったファンタジーもいいかな、程度で応募、正直あまり期待していなかったんだけど、実際は予想以上に面白かった。
原作は結構評判のファンタジー小説らしいけど、映画の仕上がりはアメリカ人の好きそうなキッズ・アドベンチャーモノのファンタジー版、導入部では主人公の男の子のイラツキ感がどうにも馴染めないのだけど、「謎」の蓋が開いてからは物語の運びが良くて全くダレさせない。
現時点では連作モノじゃないので無駄な伏線が無いし、登場人物もほぼ家族だけなので色恋沙汰に寄り道することもない。
ドキドキ・ハラハラさせられて居る間に結末まで運ばれていたし、意外性のある落とし処も心得ていて、それでもって少しだけ「ホロッ」ともさせてくれる。
結構上質の娯楽作品だと思います。
タダだから誉める訳じゃないよ(笑)。
スパイダーウィックの謎

・スパイダーウィックの謎 - goo 映画
・公式サイト(当記事の作品画像はココでDLできる壁紙です)
・シネマカフェ
・オールシネマ
試写会の会場は日本教育会館の一ツ橋ホール。

開場30分ぐらい前から結構並んでたけど広いホールなので開場時間ギリギリに行ってもそれなりに良い席で見れました。まぁ結局は満席だったので上映開始時間頃だと隅っこ後方とかになったんでしょう。
さて上映開始。
最初にクローバーフィールドの予告編が流れて、噂通りに「3D酔い」しそうになりました。テレビで見てる分にはどうってことなかったけど暗い劇場内の大画面で見るとTDLのアトラクションと同じことで身体がグラグラしてるような錯覚に陥るね。弱い人は注意ですな、あの映画はやっぱり。
で本編。
前述したように最初は「イラつくガキ」が気に障って映画の中の世界に入り込めなかった。アメリカに限らず昨今の青少年モノってのはこういう入り方が多いけどね、時代の気分なんだろうけど。
それはほんの10分ぐらいのことで、すぐにファンタジーの世界の幕が開く。そこからはグイグイと運んでいく小気味良い展開でした。
要はキッズ・アドベンチャーで、親が不在に近いところの姉弟の3人。「チカラを合わせて何とかする」系の映画が好きな自分としては悪くない構成で、悪い「妖精」と戦う訳です。
でまたこういうストーリーだと無駄にドロドロ気味の悪い敵役が多いのがファンタジーだけど、この映画の悪役はどこかコミカル。
ボスキャラこそ人間サイズ以上でたしかに怖そうだけど、主たる「戦う相手」は子犬サイズのゴブリンの大群で、こんな感じの奴。

怖いと言うより「うっとうしい」(笑)。
もちろん最後は勝つ訳ですが、その筋運びも無理は無く、伏線も説明臭くなくて結構納得出来る感じ。
で、それだけかと思ったら最後はホロッとさせられるし、クスッともさせられる。
いや、予想以上に面白かった。
こういうのに出会えるのが試写会の魅力ですな。
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スパイダーウィツク家の謎 全5巻
スパイダーウィツク家の謎 全5巻
スパイダーウィックの謎 映画版
スパイダーウィックの謎 映画版