2008年06月17日

【食】ハンマリ家の韓国鶏鍋(浜松町) 4

そこそこ安くて美味かったし、客対応にも「やる気」が感じられるのでイイ店だと思います。

週刊誌の記事(たしか文春かな)で見掛けて行く気になった店。

ハンマリ家
店舗HP
食べログハンマリ家

ハンマリ家01
ハンマリ家02

店名は店のメイン料理である鶏鍋の「タッハンマリ」から来ていて
鶏=タック、丸ごと1羽=ハンマリってことで、要は「丸ごと1羽」がウリって訳です。
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(店舗HPより)

タッハンマリ鍋は、韓国ではポピュラーに食べられている、韓国水炊きです。
タック(鶏)、ハンマリ(一羽・丸ごと)の意の如く、一羽丸ごと澄んだスープの中に浮かんでいます。
この鍋の命ともいえるこのスープは、見た目にはほのかに色付いている程度ながら、驚くほどに鶏の旨味がしっかりと溶け込んでいます。
その理由は、専門店として厳選した鶏。妥協の無い下ごしらえと、仕込みの量にあります。

元来韓国で鶏鍋は、古くから庶民の間で最上級のおもてなしの心を表わす御馳走でした。
その為、今も鶏を非常に大切に、また幅広く扱う習慣があり、多種多様な種類や規格の鶏が流通し、誰もが市場に出れば簡単に手に入れることが出来ます。
しかし、日本では合理化により規格は統一され、この鶏鍋の生命線である、肉質が柔らかく癖の無い、生後30日以内(1キロ以下)の若鶏がなかなか手に入らず何軒もの養鶏主さんを廻り、求める大きさの鶏を分けてもらう事から始めました。

この鍋の大きな特徴として、作り手(食べる人)が、どう味付けするかによって、全く違う鍋に行き着くという点にあります。
調味料「タテギ(唐辛子ダレ)」を最初に鍋に投入するもよし、最後まで澄んだスープのまま食べるもよし…どんな食べ方をしても、こだわりの鶏から採ったスープで炊く事により必ず濃厚で美味しい鶏スープに行き着くしかないのです。

鶏を付けて食べる、この鍋の秘かな立役者は、ハンマリ家特製の「タテギ」。この中に入る唐辛子は辛味が上品で甘味の強い韓国産なのはもちろん、醤油、酢に至るまで、韓国産・韓国製を使用することにより、辛いだけではない本場の味を忠実に再現しました。

この店のテーマは「タッハンマリ」なのは言うまでもありませんが、もう一つの私達の中でどうしても伝えたいもの、というより私達が受けた衝撃にも近い感動。韓国の人達が日常的に食べているものは「こんなに美味しいんだ!!」という事を知ってもらう事もあります。韓国料理=焼肉・キムチ・・・というイメージの払拭。

私達が体験した韓国料理は、海と山、田畑から届けられたエネルギッシュでシンプルな素材料理でした。この食文化に慣れ親しんだ人達だからこそ、今の韓国パワーがあり、それに触れた私達が元気になり、活力をもらいハンマリ家プロジェクトが誕生しました。

このお店を通して韓国の知られざる素晴らしい食文化と鶏文化に触れて頂き、日本の皆様に元気と活力と美味しい韓国料理を提供していく事がハンマリ家の願いです。
http://www.hanmariya.com/01_what.html
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新しくできたらしいビジネスビルの1階レストランフロアの一角、店内はかなり広く、小綺麗な学食(笑)というか、清潔感有る金属製のテーブル、最近珍しくなったと思うけど、一昔前のインテリアデザイナーがよくやったコンクリ打ち込みのダクト剥き出しのという感じ。大画面でスポーツ観戦しながらという風情がようやく最近の店だなと。
 客層が近隣の若いOL、サラリーマン中心という感じがいかにも出てます。

コースじゃなくて単品のタッハンマリ(3,600円)を頼んで、追加具材や一品料理を頼むことに。

早めに酒の肴ということで、たとえば塩ユッケ

ハンマリ家03

肉も良いし塩加減も良好。味のバランスが良いのはメインも期待させてくれます。



タッハンマリ

最初は

ハンマリ家04

こんな感じで、沸騰したら具材を入れてくれて、出来上がったら鶏を切り分けてくれて出来上がり。

ハンマリ家05

スープはアッサリ目だけど、味は淡泊なりにシッカリしてます。

食べ方は、皿に取ってからタレを付けて食べるスタイル。

タレはタテギ(コチュジャンベースの味噌ペースト)を醤油で溶いたもの、好みでマスタードと合わせるなど。

この食べ方、アッサリ目の鶏料理として美味いですね。

というか他にないタイプの味なので選択肢としてアリです。

自家製トッポギも団子っぽくないし、レタス(しゃぶしゃぶ風食べ方)もスープに合ってる。

結構ジャガイモで腹が膨れます。

最後に麺か御飯(雑炊)で仕上げるのでかなりの満足度。

数人で行けば結構安上がりに仕上がるし、いい店ですね。

ただ鍋自体は「クセになる」って程の強烈さは無いから(それがこの料理のイイトコロでもあるんですが)遠方からのリピーターとなると厳しいかな。

この方面に来た時にまた行くと思います。

ruminn_master at 2008年06月17日 21:11 【食】ハンマリ家の韓国鶏鍋(浜松町)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


食べ歩き(東京都内) | 中華・韓国・エスニックあれこれ

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