2008年08月23日
【考】泣ける映画
男と女じゃ「泣ける映画」は違うからねぇ。。。
(まぁ動物好きなので動物モノには泣けますけど)
「きみに読む物語」で少し泣きそうになったのはジェイムズ・ガーナー演じる老いた男に共感できたからですが、女の子の場合は逆に女性の登場人物に共感した上で、「自分もそこまで一途に思われたい」だったらしい。
となるとやっぱり共感のベクトルって少しズレてると思うのね。
だからこそ性別に意味があってドラマもあるし人生面白いんだけど難しいトコでもあるわな。
「この映画で泣けない人とは私は付き合えない」とは「きみに読む物語」についてのアヤパンの発言。
彼女の名前で集まったイベントだから媚びるのは簡単だけど、男の矜持ってモノが(笑)。
「きみに読む物語」は立派に「泣けるハナシ」なんだけど、「泣ける映画」かと言われると多少疑問か。
たぶん何度か見ると戯画化された「ノートの中の物語」が見慣れちゃって無駄な抵抗が無くなるから、そうなってからがむしろシンプルに「泣ける映画」となるかもね。
ところで、昨今の若い男は知らんけど、「男らしい」とか「女らしい」とかが生きてた時代は、男の泣ける映画の代表は高倉健でしょう(笑)。
何というか、耐えに耐えてそれでも許せなくなるような状況に一人背負って死にに行く、みたいなアナクロな自己犠牲というか。
この映画の池辺良なんか最高で、
鯉口を封印していた匕首の封印を切って
「あっしも、お供致しやす」
って、渋いぜ。。。
古い男の涙腺はこの辺りに弱点が有ります。
「宇宙戦艦ヤマト」でも何回か泣いたな(笑)。
要は「心意気」とか「侠気(おとこぎ)」って奴ね。
ただし「おとこぎ」と言っても昨今ありがちなカンチガイ、「馬鹿の自己中心的乱暴さ」(不良のツッパリみたいな奴)なんてのじゃなくて、「弱きを助け強きを挫く」的な自己犠牲という古典的な意味合いでのハナシ。
こんなとこに弱点があるから勝手なロマンを植え付けられて特攻隊とかできるんだろうけど。まぁ善し悪しだね。。。
そういえば「めざましランキングシアター」ってイベントも開催中で、そこでも「泣ける映画」が話題に。
要は「めざまし」の企画でWeb投票で選ばれた映画をららぽーと豊洲 ユナイテッド・シネマで数作品上映するというモノ。
中間発表とかで若者ウケの軽い作品がどのカテゴリーでも上位だったため、投票する気が失せて参加はしなかったけど、逆に言えば今の世相が見える気もします。
でも昨今はあまり昔の名作を見ても人は感動しないのかね。ほとんど古い「大作」とか「名作」が顔を出してない気がします。アカデミー賞クラスだって皆無ではないけど少ない。
(思いっきり)【人生を変えた映画】投票集計結果
(太字が上映決定作品。引用元めざましランキングシアター)
「人生を変えた映画」って意味も違うようですね。映画に感化されて考え方や生き方が変わったとかいうよりも、大事な人と見たとかじゃないのかな?
少なくとも言っちゃ悪いが「踊る大捜査線」で「人生が変わった」りしないと思うぞ、普通(笑)。
名画館を探して昔の名画を見て回ったような時代と異なり、レンタルビデオで安易になった分もあり、軽薄短小の時代風潮もあって、重たいハナシは嫌われているのかなとも思います。
(思いっきり)【スカッとする映画】投票集計結果
(太字が上映決定作品。引用元めざましランキングシアター)
そして「スカッとする映画」「人生を変えた映画」と並んで「泣ける映画」というカテゴリーが有りました。
(思いっきり)【泣ける映画】投票集計結果
(太字が上映決定作品。引用元めざましランキングシアター)
ランキングには入ってないけど、アヤパンの選んだ「泣ける映画」は「レナードの朝」だそうです。
まぁこれだけはそのうち見てみましょう(笑)。
(まぁ動物好きなので動物モノには泣けますけど)
「きみに読む物語」で少し泣きそうになったのはジェイムズ・ガーナー演じる老いた男に共感できたからですが、女の子の場合は逆に女性の登場人物に共感した上で、「自分もそこまで一途に思われたい」だったらしい。
となるとやっぱり共感のベクトルって少しズレてると思うのね。
だからこそ性別に意味があってドラマもあるし人生面白いんだけど難しいトコでもあるわな。
「この映画で泣けない人とは私は付き合えない」とは「きみに読む物語」についてのアヤパンの発言。
彼女の名前で集まったイベントだから媚びるのは簡単だけど、男の矜持ってモノが(笑)。
「きみに読む物語」は立派に「泣けるハナシ」なんだけど、「泣ける映画」かと言われると多少疑問か。
たぶん何度か見ると戯画化された「ノートの中の物語」が見慣れちゃって無駄な抵抗が無くなるから、そうなってからがむしろシンプルに「泣ける映画」となるかもね。
ところで、昨今の若い男は知らんけど、「男らしい」とか「女らしい」とかが生きてた時代は、男の泣ける映画の代表は高倉健でしょう(笑)。
何というか、耐えに耐えてそれでも許せなくなるような状況に一人背負って死にに行く、みたいなアナクロな自己犠牲というか。
監督:マキノ雅弘
収録時間:92分
レンタル開始日:2004-10-08
Story
東映任侠路線「昭和残侠伝」シリーズ第7弾。秀次郎は、かつて博打で無一文になり、雪の中で凍えていたところを助けられた駆け出しの芸者・幾江に7年ぶりの再会を果たす。だが、幸せな日々も束の間、新興博徒の駒井が武志に黒い罠を仕掛けようとしていた。(詳細こちら)
この映画の池辺良なんか最高で、
鯉口を封印していた匕首の封印を切って
「あっしも、お供致しやす」
って、渋いぜ。。。
古い男の涙腺はこの辺りに弱点が有ります。
「宇宙戦艦ヤマト」でも何回か泣いたな(笑)。
要は「心意気」とか「侠気(おとこぎ)」って奴ね。
ただし「おとこぎ」と言っても昨今ありがちなカンチガイ、「馬鹿の自己中心的乱暴さ」(不良のツッパリみたいな奴)なんてのじゃなくて、「弱きを助け強きを挫く」的な自己犠牲という古典的な意味合いでのハナシ。
こんなとこに弱点があるから勝手なロマンを植え付けられて特攻隊とかできるんだろうけど。まぁ善し悪しだね。。。
そういえば「めざましランキングシアター」ってイベントも開催中で、そこでも「泣ける映画」が話題に。
要は「めざまし」の企画でWeb投票で選ばれた映画をららぽーと豊洲 ユナイテッド・シネマで数作品上映するというモノ。
中間発表とかで若者ウケの軽い作品がどのカテゴリーでも上位だったため、投票する気が失せて参加はしなかったけど、逆に言えば今の世相が見える気もします。
でも昨今はあまり昔の名作を見ても人は感動しないのかね。ほとんど古い「大作」とか「名作」が顔を出してない気がします。アカデミー賞クラスだって皆無ではないけど少ない。
(思いっきり)【人生を変えた映画】投票集計結果
- ウォーターボーイズ
- 踊る大捜査線
- オペラ座の怪人
- 海猿
- パイレーツ・オブ・カリビアン
- サウンド・オブ・ミュージック
- 風と共に去りぬ
- 恋空
- ロード・オブ・サ・リング
- プリティ・ウーマン
(太字が上映決定作品。引用元めざましランキングシアター)
「人生を変えた映画」って意味も違うようですね。映画に感化されて考え方や生き方が変わったとかいうよりも、大事な人と見たとかじゃないのかな?
少なくとも言っちゃ悪いが「踊る大捜査線」で「人生が変わった」りしないと思うぞ、普通(笑)。
名画館を探して昔の名画を見て回ったような時代と異なり、レンタルビデオで安易になった分もあり、軽薄短小の時代風潮もあって、重たいハナシは嫌われているのかなとも思います。
(思いっきり)【スカッとする映画】投票集計結果
- 踊る大捜査線
- クローズZERO
- ウォーターボーイズ
- ダイ・ハード
- ショーシャンクの空に
- トップガン
- パイレーツ・オブ・カリビアン
- インディ・ジョーンズ
- バック・トゥ・ザ・フューチャー
(太字が上映決定作品。引用元めざましランキングシアター)
そして「スカッとする映画」「人生を変えた映画」と並んで「泣ける映画」というカテゴリーが有りました。
(思いっきり)【泣ける映画】投票集計結果
- ただ、きみを愛してる
- タイタニック
- ニュー・シネマ・パラダイス
- タイヨウのうた
- 恋空
- 海猿
- アルマゲドン
- ライフ・イズ・ビューティフル
- 世界の中心で、愛をさけぶ
- レオン
(太字が上映決定作品。引用元めざましランキングシアター)
ランキングには入ってないけど、アヤパンの選んだ「泣ける映画」は「レナードの朝」だそうです。
〜レナードの朝(1991年)〜
「泣ける映画」は世の中にいくつも存在すると思います。その人の置かれている環境や、その時々の心情によって「泣く」というポイント が変わってくるから…。今の私が「泣ける映画」と聞いて思い浮かぶ作品は「レナードの朝」です。
心の奥のほうから複雑な感情が込みあげてくる、悲しいだけではない、「生きること」を考えさせられる作品です。
本当の意味での思いやり、生きることの輝き、恋するときめき、明日への希望、人の持つ優しさ、自由の意味を考えずにはいられません。 最後のダンスシーンでは、抑えていたあらゆる感情が涙とともに溢れ出して、涙を流さないと心が潰れそうなほど、切ない気持ちで いっぱいになります。そして、今ある全てに感謝して、「もっとがむしゃらに必死に生きていこう」と思える作品です。 また、実話に基づいていることによる、訴えるメッセージの強さ、そしてデニーロの演技に衝撃を受けました。
「めざましランキングシアター」より高島彩コメント
監督:ペニー・マーシャル
出演:ロバート・デ・ニーロ , ロビン・ウィリアムズ
収録時間:120分
レンタル開始日:1990-01-01
Story
嗜眠性脳炎のため半昏睡状態のレナードが、勇気ある新任医師セイヤーの試みで30年ぶりに眠りから目覚める感動のドラマ。監督のペニー・マーシャルは友情と愛情、人間の尊厳をじっくり描き上げて、世界中から絶賛を浴びた。主演はハリウッドを代表する大スター、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズ。(詳細こちら)
まぁこれだけはそのうち見てみましょう(笑)。
☆お台場冒険王2008ファイナル☆