2008年09月27日
【楽】岩田農場_秋の収穫祭
タイトルだけ見ると食べ物のハナシみたいだけど、Liveのハナシ。

先月の錦糸町河内音頭で舞台監督してた玉井さんから貰ったA6サイズの小さなチラシが縁の起こり。

岩田Farmってのはメンバー各々が野菜名、「じゃがいも」が当の玉井さんです。
このイラストも玉井さんの筆だそうで、イカツイ人相に似合わず(笑)、アレコレ器用な人ですな。( 人のこと言えた義理じゃないけどww )
ともかくも何かとオモロイこと仕掛けて見せてくれそうな人なんで、今度は何事かと(笑)、西荻CLOP CLOP(クラップクラップ)まで。

今日は前にココでやったのとは違う顔ぶれ。
前回は芸歴ン十年のヤッサン始めそれぞれに固定客のシッカリ付いてそうな顔ぶれでしたが、今回は結構「新鮮」な様子。
憂歌団に上々颱風と名「猛獣使い」の玉井さんですが、今回は猛獣と言うよりは・・・野生動物か、まぁ「野良」(笑)?
芸としては荒いけどオモロかったね。
ドラムの「かぼちゃ」氏がトイレに行っちゃったら行っちゃったで、店のマスターのタカさんが代打(笑)に1曲入っちゃうし。( タカさんは「キャベツ」に任命ww )


ノンストップで1時間半程のライブは、その勢いも心地良い。
下手すると手探り感ってのは観客にも伝わって微妙な緊張感を生むんですが、それなりにオチに持ち込んでるし、演者の独り善がりにはギリギリ陥ってないから、演者が楽しそうな分だけこっちも楽しめました。
予定調和って面白くないからねぇ。 (好きな人も多いんでしょうけど。「水戸黄門」的なのを)
本隊に先立つオープニングアクトは大阪から来た作久良うぃ嬢。
これもなかなか東京では見れない・聴けない感じでしたね。

玉井さんのチラシにあった売り文句は
「ふんわり渋いブルースを歌う可愛い女の子」。
ブルースといえばMississippi River、というトコロが大阪十三は神崎川になったり、押し付けがましくはなく自然体ながら大阪色が全開の女の子。大阪の町工場で時給800円で働いてたらしい。
キャラは・・・人懐っこい「野良」犬(笑)かなぁ。子供の頃に近所の空き地に居たような。自分も大阪は西成の出だから妙に懐かしい。
玉井さんも大阪出身だけど、どこから拾ってきたんだか(笑)。
開演前に緊張して外で少々アルコールを引っ掛けて2〜3曲唄って来たとのことで、イイ感じに「エエカッコ」は取っ払われ、醸し出す空気はベタベタの大阪人でオモロイし、大阪下町の貧乏臭ささ(笑)がブルースに合う感じ、独特の味が出てて、それなりに良かったと思います。
表面上の人当たりが柔らかいだけの京女と違って(おぃ)、大阪娘は本質的に根っ子の部分が人懐っこいから場の空気がゆっくり丸くなる感じ。
東京に出てくるのは3回目、前にマンダラでスベったそうですが(笑)、東京の気取ってる部分というのは、京都の「エエカッコ」は受け入れられるけど「大阪はチョット。。。」みたいなトコロがあるからねぇ。
かなり「大阪」臭い(笑)娘だから東京でウケるには一仕事必要かも。彼女の波長というかテンポがツボにハマれば、あるいは東京人を巻き込めるコツを掴めば、なのかな。
映美チャンみたいなチカラワザってタイプ(笑)でも無さそうだしね。
西荻ってかなりディープ大阪に近い空気を持ってる街だから、でもってクラップはその中でも抜群に場末の酒場(笑)な空気の有る店だし、今回は似合ってたと思う。
大阪人らしい女のキャラクターって大別して2種類、上沼恵美子系のガチャ子タイプと、「なるトモ!」のなるみとかのマッタリと押してくるタイプ、この娘は後者ですな。

ま、東京の風にメゲずに面白がってアレコレやってってね、って思います。
しかしまぁ玉井さんは積極的にオモロイこと見つけるね。
終演後に古澤さんも飲みに来てたけど、古澤さんとも共通するそういう「センス」というか「楽しむチカラ」みたいなのが、ずっと楽しく生きるには大事だと思う訳です。

先月の錦糸町河内音頭で舞台監督してた玉井さんから貰ったA6サイズの小さなチラシが縁の起こり。

岩田Farmってのはメンバー各々が野菜名、「じゃがいも」が当の玉井さんです。
このイラストも玉井さんの筆だそうで、イカツイ人相に似合わず(笑)、アレコレ器用な人ですな。( 人のこと言えた義理じゃないけどww )
ともかくも何かとオモロイこと仕掛けて見せてくれそうな人なんで、今度は何事かと(笑)、西荻CLOP CLOP(クラップクラップ)まで。
『岩田農場、秋の収穫祭』
出演:岩田Farm
岩田農場長(Vo,AG)ハクサイ秋山(EB)じゃがいも玉井
(Acc,Harp&Cho)かぼちゃの遠田(Dr,Cho)トマト矢島(Mandlin,AG,EG)
ゲスト:作久良うぃ(Vo&AG)From大阪
¥1,500+オーダー
Clop Clop _ Live Program

今日は前にココでやったのとは違う顔ぶれ。
前回は芸歴ン十年のヤッサン始めそれぞれに固定客のシッカリ付いてそうな顔ぶれでしたが、今回は結構「新鮮」な様子。
憂歌団に上々颱風と名「猛獣使い」の玉井さんですが、今回は猛獣と言うよりは・・・野生動物か、まぁ「野良」(笑)?
芸としては荒いけどオモロかったね。
ドラムの「かぼちゃ」氏がトイレに行っちゃったら行っちゃったで、店のマスターのタカさんが代打(笑)に1曲入っちゃうし。( タカさんは「キャベツ」に任命ww )


ノンストップで1時間半程のライブは、その勢いも心地良い。
下手すると手探り感ってのは観客にも伝わって微妙な緊張感を生むんですが、それなりにオチに持ち込んでるし、演者の独り善がりにはギリギリ陥ってないから、演者が楽しそうな分だけこっちも楽しめました。
予定調和って面白くないからねぇ。 (好きな人も多いんでしょうけど。「水戸黄門」的なのを)
本隊に先立つオープニングアクトは大阪から来た作久良うぃ嬢。
これもなかなか東京では見れない・聴けない感じでしたね。

玉井さんのチラシにあった売り文句は
「ふんわり渋いブルースを歌う可愛い女の子」。
ブルースといえばMississippi River、というトコロが大阪十三は神崎川になったり、押し付けがましくはなく自然体ながら大阪色が全開の女の子。大阪の町工場で時給800円で働いてたらしい。
キャラは・・・人懐っこい「野良」犬(笑)かなぁ。子供の頃に近所の空き地に居たような。自分も大阪は西成の出だから妙に懐かしい。
玉井さんも大阪出身だけど、どこから拾ってきたんだか(笑)。
開演前に緊張して外で少々アルコールを引っ掛けて2〜3曲唄って来たとのことで、イイ感じに「エエカッコ」は取っ払われ、醸し出す空気はベタベタの大阪人でオモロイし、大阪下町の貧乏臭ささ(笑)がブルースに合う感じ、独特の味が出てて、それなりに良かったと思います。
表面上の人当たりが柔らかいだけの京女と違って(おぃ)、大阪娘は本質的に根っ子の部分が人懐っこいから場の空気がゆっくり丸くなる感じ。
東京に出てくるのは3回目、前にマンダラでスベったそうですが(笑)、東京の気取ってる部分というのは、京都の「エエカッコ」は受け入れられるけど「大阪はチョット。。。」みたいなトコロがあるからねぇ。
かなり「大阪」臭い(笑)娘だから東京でウケるには一仕事必要かも。彼女の波長というかテンポがツボにハマれば、あるいは東京人を巻き込めるコツを掴めば、なのかな。
映美チャンみたいなチカラワザってタイプ(笑)でも無さそうだしね。
西荻ってかなりディープ大阪に近い空気を持ってる街だから、でもってクラップはその中でも抜群に場末の酒場(笑)な空気の有る店だし、今回は似合ってたと思う。
大阪人らしい女のキャラクターって大別して2種類、上沼恵美子系のガチャ子タイプと、「なるトモ!」のなるみとかのマッタリと押してくるタイプ、この娘は後者ですな。

ま、東京の風にメゲずに面白がってアレコレやってってね、って思います。
しかしまぁ玉井さんは積極的にオモロイこと見つけるね。
終演後に古澤さんも飲みに来てたけど、古澤さんとも共通するそういう「センス」というか「楽しむチカラ」みたいなのが、ずっと楽しく生きるには大事だと思う訳です。