2008年09月26日

【食】おやこ丼_とりそば_旬(早稲田) 3

これも最近できた店。前に八幡そば 五郎八の有った場所に入った蕎麦屋?

名物 どんぶり五人衆 佐藤修の店 薩摩地鶏炭火焼
 おやこ丼 とりそば 旬

店の名前からすると蕎麦屋なんだろうけど、焼鳥屋の系列だしメインは親子丼のハズ。

というか食べた感想として、蕎麦屋として評価する気にはどうにも。。。

店頭にも「行列の出来る」おやこ丼などと書いてあります。

とりそば旬01

細長い店舗の1階は牛丼チェーンのようなカウンタースペース。3階では宴会も出来るようになってるらしい。

注文したのはおやこ丼(大盛)と蕎麦セット(880円+大盛り100円)

とりそば旬02

揚げ底の高台のような浅めの丼に親子丼。
蕎麦はいわゆる「ぶっかけ」蕎麦。

とりそば旬03

店内に山形は酒田のポスターが貼ってあったから山形系の蕎麦なんだろうか(酒田に「蕎麦」というイメージは無いけど他の理由が見あたらない)。
 自分が最初に蕎麦打ち習ったのは天童だし、山形の「蕎麦五人衆」の一人の蕎麦は大学を出た頃から当時は新宿にあった「龍馬」でよく食ってたから、山形の蕎麦にはそれなりの思い入れもある。
 それにしては香りも薄いし白っぽい。ツユも特に個性は感じられない。独特なのは讃岐うどんのようなコシがあること。
 まぁそれなりに美味くて面白いし、こういうのが好きな人も居そうだけど、一般的な蕎麦とは違うからねぇ。

看板に掲げてる「とりそば」というのは別にあるので、蕎麦についてはそれを食ってから評価したいと思います。

さて、多分メインなおやこ丼

とりそば旬04

まぁそれなりには美味いけど、う〜〜〜〜ん。。。。微妙。

地鶏だし、普通の親子丼と違って一度炭火焼にしてから卵綴じにするという独自の調理法だということで、固いのは「そういうもの」だとしましょう。地鶏全てが固い訳では無いけど、そういうのを選ぶのも店の考え方の一つだし。

御飯の炊き加減はまぁ普通の出来。出汁ツユも上品で悪くない。

綴じ玉子は「半熟」をウリとするお店の多い昨今では、まぁ少々固まりすぎの嫌いはあるけど、まぁ、まぁいいでしょう。

ただ気になったのは炭火焼の香りが強すぎることかな。「香ばしい」を通り越して少々「焦げ臭い」に近い。スモーキー過ぎるように思います。

要は鶏肉から出た脂が炭に落ちて燃えて燻される香りが炭火焼きの「香ばしさ」な訳ですが、適度に動かしたり扇いだりしないと薫製のような状態になる理屈。

考え方は色々だと思うけど、自分はもう少し抑え目に、噛みしめた奥から薫る程度がいいですね。

まだ新しい店なのでグルメサイトの掲載は今現在無いようですが、見つけたブログの評判ではやはり酷評されてますね。

中野にある黒豚・地鶏屋 炭火焼 SHUNというのが本店のようで、たしかにこっちの店は地鶏の親子丼の評価は高い様子

業態が違うので同列には評価出来ない、それは同時に、本店が行列が出来る程旨いとして系列店も同じレベルとは言い切れないことを意味します。

板場でも焼き方というのはかなり職人芸の要求される場所なので、大衆店にスピンアウトした場合にレベルを維持するのは難しいでしょう。

【参照させて貰ったブログ】
とりそば 旬 (馬場下町) - 牛込生活
中野 地鶏屋 炭火焼 旬(SHUN):おいしい店・うまい店・安い店


ところで、看板に掲げられてる「どんぶり五人衆」って何事かと調べたら、品川駅高輪口に「ラーメン・どんぶりの品達」としてラーメン7軒、丼5軒を揃えたアーケードを作ったようで、そこの5軒の一つだというアピールのようです。

しかし「すた丼」「ゴーゴーカレー」「ハゲ天」と並んで自慢されても、リーズナブルに腹が膨れることしか保証出来ないと思うんですけど。。。

一応その品川の店は居酒屋看板なので、本店の業態に近いみたい。

まぁ一度本店に行ってこようと思います。

ruminn_master at 2008年09月26日 13:54 【食】おやこ丼_とりそば_旬(早稲田)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


早稲田〜馬場界隈 | 丼モノあれこれ

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