2008年10月01日
【映】石内尋常高等小学校 花は散れども
「映画の日」ということで、今日はチョットイイ映画に。
石内尋常高等小学校 花は散れども
・石内尋常高等小学校 花は散れども [公式サイト]
・石内尋常高等小学校 花は散れども - goo 映画
・映画『石内尋常高等小学校 花は散れども』 - 映画の情報を毎日更新 | シネマトゥデイ
・新藤兼人監督「石内尋常高等小学校花は散れども」 : 話題 : 映画 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)2007/12/08
・バラエティ・ジャパン | 新藤兼人監督最新作『石内尋常高等小学校 花は散れども』 衰えを知らぬ創作意欲に圧倒 2008/01/01
・96歳・新藤監督の新作「石内尋常高等小学校 花は散れども」完成 : 映画ニュース - 映画のことならeiga.com 2008/05/22
・魂で指導した生徒の30年後は 映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」 (1/2ページ) - MSN産経ニュース 2008/09/26
・日本最高齢監督・新藤兼人の最新作が満足度ランキング首位を獲得 2008/10/02
石内尋常高等小学校花は散れども (岩波現代文庫 文芸 138)
訪れた映画館は制作に名を連ねてるシネカノン有楽町。
いつも東西落語研鑽会を聴きに来てるよみうりホールの1階上、チケットや売店はよみうりホールと同フロアで、上映スペースは8階、昨今流行のシネコンみたいなゆったり目のシート。
さて、映画。
「95歳の新藤兼人監督の新作で話題のイイ映画らしい」ぐらいの予備知識で見たのもあって、上映開始しばらくは芝居がかった映像に何となく馴染めない気がしていたのだけれど、、、
気が付いたら1時間ぐらい経ってて、いつのまにか映画の中の世界に惹き込まれていました。
まるで舞台上のお芝居を観てるような作りの映画。
戦中から戦後に懸けての広島の小村が主な舞台。
戦前の学校、田舎道、東京のアパート、同窓会の会場、恩師の家、砂浜、駅、そんな感じで実際に舞台の生芝居でもできそう。
オハナシは、ある意味、「何と言うこともない普通の日常」のようでいて、何だか忘れてきたような「何か」がそこにあって・・・
見事なまでに丁寧な画面の作り込み、映像も豪華でも派手でもないけど清楚に美しい。
シナリオのセリフ回しも無駄が無く、最小限で時間を進め人を動かす。
何より、大竹しのぶの演技が凄い。。。
小皺1本1本に至るまで計算されてるような表情から伝わる心の動き。真面目な少女が大人になったという面影を見せたかと思えば、情熱的な愛とエロスを垣間見せたりもする。ところがさらに裏切って強い女を見せたりも。
感動、というより感心、かなぁ。しみじみと心に残る何かのある映画です。
道徳・正義・友愛なんて昨今の映画じゃ薄っぺらくなってしまっているのに本作では衒い無く真っ正面に捉えていて、なのに嘘が無い。
「愛とエロス」「戦争と平和」「教師と生徒」、パンフによると監督の表現しようとしたものは大きいのだけど、押しつけがましさは微塵も無い。
足し算じゃなくて引き算の芸術かな。
たしかに「ぴあ」のアンケートで満足度ランキング首位を獲得しただけのことはあって、「見て良かったな」と思える映画でした。
映画の舞台は広島で、大竹しのぶのセリフの中に、男に向かって
「鯛飯食べにまたおいでよ」
みたいなのがありました。
ので
映画を見終わって鯛飯が食べたくなって(笑)
そういえばランチでやってたな、と
隣の新橋にある香川・愛媛のアンテナショップ併設の「瀬戸内料理レストラン」、というか讃岐うどんの店、郷土・せとうち料理 かおりひめに。
鯛飯の単品は無くてミニ讃岐うどんとのセットだけど、リーズナブルに美味い店です。
(大盛りにして貰って、かきあげとジャコ天も付けたけど)
まぁしみじみと満足した日でした。
石内尋常高等小学校 花は散れども
・石内尋常高等小学校 花は散れども [公式サイト]
・石内尋常高等小学校 花は散れども - goo 映画
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石内尋常高等小学校花は散れども (岩波現代文庫 文芸 138)
訪れた映画館は制作に名を連ねてるシネカノン有楽町。
いつも東西落語研鑽会を聴きに来てるよみうりホールの1階上、チケットや売店はよみうりホールと同フロアで、上映スペースは8階、昨今流行のシネコンみたいなゆったり目のシート。
さて、映画。
「95歳の新藤兼人監督の新作で話題のイイ映画らしい」ぐらいの予備知識で見たのもあって、上映開始しばらくは芝居がかった映像に何となく馴染めない気がしていたのだけれど、、、
気が付いたら1時間ぐらい経ってて、いつのまにか映画の中の世界に惹き込まれていました。
まるで舞台上のお芝居を観てるような作りの映画。
戦中から戦後に懸けての広島の小村が主な舞台。
戦前の学校、田舎道、東京のアパート、同窓会の会場、恩師の家、砂浜、駅、そんな感じで実際に舞台の生芝居でもできそう。
オハナシは、ある意味、「何と言うこともない普通の日常」のようでいて、何だか忘れてきたような「何か」がそこにあって・・・
見事なまでに丁寧な画面の作り込み、映像も豪華でも派手でもないけど清楚に美しい。
シナリオのセリフ回しも無駄が無く、最小限で時間を進め人を動かす。
何より、大竹しのぶの演技が凄い。。。
小皺1本1本に至るまで計算されてるような表情から伝わる心の動き。真面目な少女が大人になったという面影を見せたかと思えば、情熱的な愛とエロスを垣間見せたりもする。ところがさらに裏切って強い女を見せたりも。
感動、というより感心、かなぁ。しみじみと心に残る何かのある映画です。
道徳・正義・友愛なんて昨今の映画じゃ薄っぺらくなってしまっているのに本作では衒い無く真っ正面に捉えていて、なのに嘘が無い。
「愛とエロス」「戦争と平和」「教師と生徒」、パンフによると監督の表現しようとしたものは大きいのだけど、押しつけがましさは微塵も無い。
足し算じゃなくて引き算の芸術かな。
たしかに「ぴあ」のアンケートで満足度ランキング首位を獲得しただけのことはあって、「見て良かったな」と思える映画でした。
映画の舞台は広島で、大竹しのぶのセリフの中に、男に向かって
「鯛飯食べにまたおいでよ」
みたいなのがありました。
ので
映画を見終わって鯛飯が食べたくなって(笑)
そういえばランチでやってたな、と
隣の新橋にある香川・愛媛のアンテナショップ併設の「瀬戸内料理レストラン」、というか讃岐うどんの店、郷土・せとうち料理 かおりひめに。
鯛飯の単品は無くてミニ讃岐うどんとのセットだけど、リーズナブルに美味い店です。
(大盛りにして貰って、かきあげとジャコ天も付けたけど)
まぁしみじみと満足した日でした。
ruminn_master at 2008年10月01日 14:33 【映】石内尋常高等小学校 花は散れども│コメント(0)│トラックバック(0)
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