【観】うだつと和紙の美濃古街散策

午後の観光は北上して岐阜に入って美濃の古い街並みを散策するという趣向。

幸い天気も良くなったので快適なお散歩です。




・+++　美濃市観光協会　+++

美濃は和紙で有名だけど、どうやら基本的には実用品としての丈夫さがウリのようで、和紙で作ったウェディングドレスだとか様々な和紙工芸は目立つけれど、特に上等の和紙が有るとかでは無かった（数件見て回って伺った範囲だけど）。

あとここは「うだつ」がウリだそう。

そう「うだつが上がらぬ」などというアレです。

「うだつ」ってのは１階の屋根、軒先の庇の上、２階部分を隣家と仕切る壁のことですが、形態には各地色々あるように思います。

要は２階を作ったと。でもって隣家を見下ろさないように高い壁を作ったんだと。気遣いも出来るし財力もあるんだと。それが「うだつ」の象徴するモノなんでしょうけど、用途的には防火壁であり泥棒除けであり、でまたそれが装飾の意味を持つようになり、ということのようです。



ここのもまた独特ですな。神棚らしきのが突出してる家もアチコチにあってこれも珍しい・




街並み以外にも見るべきモノがあって、ちょうど各家が雛飾りを展示してるイベントの最中でした。



それほど観光客ウェルカムって雰囲気じゃなくて、あくまでも街並み保存をしているものの、まぁ実生活が営まれている街という感じ。

でもまぁ古い街並みってそれなりに美しく感じますな。





清酒「百春」の蔵元、小坂酒店も見つけました。かなりの歴史ある感じで「いかにも」ですな。



眺めるにはいい街だね。