2009年05月12日
【映】JJエイブラムスの新釈「スター・トレック」
たぶん今年見た映画の中で一番楽しめた。もしかしたらここ5年、10年の内でも。
圧倒的なスピード感、飽きさせない物語、ディープなファンを喜ばせる趣向を散りばめながら、初めて見る客でも絶対に惹き込めるだけの展開。
本編終了で思わず拍手したのは久々でしたが、結構会場の半分ぐらいがそんな感じで、多くの人に魅力的だったのだと思います。
(まぁ自分はかなりディープなトレッキーではありますが)
スター・トレック
・映画オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
ネタバレしない程度に感想を書きますと、、、って結構難しい(笑)。
その始まりは1966年のアメリカテレビ映画の「宇宙大作戦」。SF作品。未来世界。地球人と宇宙人の関わり、宇宙船USSエンタープライズ号 NCC1701が宇宙を探査飛行するオハナシ。冒険活劇。愛。友情。
このオリジナル第1作は全79話。「主人公」は1人に絞れない。
・カーク船長(ウィリアム・シャトナー)
・スポック副長&科学主任(レナード・ニモイ)
・船医マッコイ(デ・フォレスト・ケリー)
・機関長チャーリー(ジェームズ・ドゥーハン)
・操舵士「Mr.加藤」=スールー(ジョージ・タケイ)
・航海士チェコフ(ウォルター・コーニッグ)
・通信士ウラ(ニシエル・ニコルズ)
などなど。
その後の続編もあるし映画版も何本も有って総話数は500を超えるとか。
で、今回の映画はその第1作の始まる前のオハナシ(と言っても多少の含みは有りますが、そこは見てのお楽しみで)。
上に列挙した登場人物は役者こそ違え(ここにも含みが有るのが、この映画の面白いところ)、キャラクターは同じ。
いわば第1作の登場人物の「若い頃」ってことになるのですが、何が見事ってオリジナルのファンをして「若い頃」だなって判るぐらい特徴が微妙に共通してる役者さんを使っていること。
ドクター・マッコイの目を剥く表情や、機関長チャーリーの飄々とした風情なんてもう笑ってしまうぐらい嬉しい。
だからスターウォーズなんかより遥か昔に世界中を巻き込んだスペースオペラゆえのディープなファン層 (それをトレッキーとかトレッキアンとか言います) をして拒絶反応が起きない、どころかファンであればある程に登場人物に肩入れしてしまう、何ともニクイですね。
大雑把に言えば、「あの」クルー達がいかにして仲間になったかを描く。でも・・・アナザーストーリー。
そこが何とも言えず凄いところで、単なる続編やオマージュじゃなくて独立した作品。なのに既存のファンも楽しませてしまう。
公式サイトに載ってるからバレてますが、オリジナルのミスター・スポック (レナード・ニモイ)が出てくるというだけでもファンには感涙モノ。
今回は試写会でタダで見れたんだけど、たぶん金払ってあと何回か見に行くと思います。
(今までロードショーの最多は「スターウォーズ」第1作を9回見たことですが)
「友情」とか「仲間」とかが好きで、SFに拒絶反応が無いならば、これは確実にオススメできる面白い作品です。
でもって、スター・トレックとかStar Trekじゃなくて、「宇宙大作戦」のファンならば身悶えする程に(笑)楽しい作品です。
いや、抜群。
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圧倒的なスピード感、飽きさせない物語、ディープなファンを喜ばせる趣向を散りばめながら、初めて見る客でも絶対に惹き込めるだけの展開。
本編終了で思わず拍手したのは久々でしたが、結構会場の半分ぐらいがそんな感じで、多くの人に魅力的だったのだと思います。
(まぁ自分はかなりディープなトレッキーではありますが)
スター・トレック
・映画オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
ネタバレしない程度に感想を書きますと、、、って結構難しい(笑)。
その始まりは1966年のアメリカテレビ映画の「宇宙大作戦」。SF作品。未来世界。地球人と宇宙人の関わり、宇宙船USSエンタープライズ号 NCC1701が宇宙を探査飛行するオハナシ。冒険活劇。愛。友情。
このオリジナル第1作は全79話。「主人公」は1人に絞れない。
・カーク船長(ウィリアム・シャトナー)
・スポック副長&科学主任(レナード・ニモイ)
・船医マッコイ(デ・フォレスト・ケリー)
・機関長チャーリー(ジェームズ・ドゥーハン)
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などなど。
その後の続編もあるし映画版も何本も有って総話数は500を超えるとか。
で、今回の映画はその第1作の始まる前のオハナシ(と言っても多少の含みは有りますが、そこは見てのお楽しみで)。
上に列挙した登場人物は役者こそ違え(ここにも含みが有るのが、この映画の面白いところ)、キャラクターは同じ。
いわば第1作の登場人物の「若い頃」ってことになるのですが、何が見事ってオリジナルのファンをして「若い頃」だなって判るぐらい特徴が微妙に共通してる役者さんを使っていること。
ドクター・マッコイの目を剥く表情や、機関長チャーリーの飄々とした風情なんてもう笑ってしまうぐらい嬉しい。
だからスターウォーズなんかより遥か昔に世界中を巻き込んだスペースオペラゆえのディープなファン層 (それをトレッキーとかトレッキアンとか言います) をして拒絶反応が起きない、どころかファンであればある程に登場人物に肩入れしてしまう、何ともニクイですね。
大雑把に言えば、「あの」クルー達がいかにして仲間になったかを描く。でも・・・アナザーストーリー。
そこが何とも言えず凄いところで、単なる続編やオマージュじゃなくて独立した作品。なのに既存のファンも楽しませてしまう。
公式サイトに載ってるからバレてますが、オリジナルのミスター・スポック (レナード・ニモイ)が出てくるというだけでもファンには感涙モノ。
今回は試写会でタダで見れたんだけど、たぶん金払ってあと何回か見に行くと思います。
(今までロードショーの最多は「スターウォーズ」第1作を9回見たことですが)
「友情」とか「仲間」とかが好きで、SFに拒絶反応が無いならば、これは確実にオススメできる面白い作品です。
でもって、スター・トレックとかStar Trekじゃなくて、「宇宙大作戦」のファンならば身悶えする程に(笑)楽しい作品です。
いや、抜群。
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ruminn_master at 2009年05月12日 23:09 【映】JJエイブラムスの新釈「スター・トレック」│コメント(0)│トラックバック(0)
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