2009年05月29日
【楽】J亭 立川談笑落語会 四季 春part 3
3月に初回に行って面白かった談笑の落語会、2回目は所用でパスしましたが、3回目に行ってきました。
J亭 談笑落語会 四季 春part 3

・立川談笑web
・JTアートホールアフィニス
最初の「薄型TV算」は談笑落語の代表作とも言えるそうで、例の本にも昔の型が載ってましたが、今回はさらに洗練されて「笑い易く」なっていたように思います。

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次に出て来たゲストの白鳥さんって初めて聴いたけど、派手な着物で登場してこれまた大胆なブラックジョークみたいな改作での「長屋の花見」、主人公は売れない落語家で、舞台は現代の貧乏アパートで、隣人は近隣アジア諸国の人々と趣向は談笑落語に通じるところの「異文化交流の陥穽」ってトコもあるのですけど、、、まぁ北●鮮ネタです(笑)。かなり単純に笑えたけど、楽屋落ちの部分は半分ぐらいかなぁ。。。御本人も自身のHP(ブログじゃなくて手動更新の日記だ。懐かしいね昔は自分もやってた)に書かれてますが。
三平ネタは笑えたけどね。「みんな考えることは一緒だな」って(笑)。
最後のトリは上方落語で馴染んだ「愛宕山」、江戸落語の型で聴くのは初めて・・・が談笑落語ってのは問題があるかもと思いますが(笑)・・・参考リンクを取らせて貰ってる落語のあらすじ 千字寄席 : 愛宕山(あたごやま)で読む限りでは、オーソドックスな型では上方落語も江戸落語も大差は無いね。噺の運びが違うだけでサゲは一緒。
で、この談笑版「愛宕山」、噺の運びはスピーディになり談笑らしさもあり、そしてサゲはさらに一捻り。上手さを十分に感じさせる出来。
でもなぁ。。。サゲは古典の「あっ、忘れてきた」の方がインパクト強いような気がします。笑って終われる。
談笑版は「あ、やっぱりね」って感じだもの。思うに旦那のキャラ付けがあまり洒落者に映ってないからなんだけど、まぁ関西人の自分から見ると江戸っ子の粋って少々嫌味や気障に見える部分も有るからそのせいかもね。
でもまぁ古典の型を大きく崩すのではない改作への試み、なかなか面白い噺でした。
(このJ亭 立川談笑落語会 四季、1席ごとに落語の蔵どっとこむでDL販売されてるって配られたチラシには書いてあったけど、検索掛けても出てこないね、「立川談笑」自体が検索0件(笑))
今回で「春の会」は終わって来月からは「夏の会」、既に売り切れですが、1回目と3回目は行きます。エログロに走らないで頑張って欲しいです。エログロは生理的に訴えかけるパワーもあるけど、ある意味「それだけ」だと思うからあんまり見たくないので。
そして夏席の3回目、8月は談志師匠登場。どうなるか、というか「どう出るか」(笑)今から楽しみ。

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J亭 談笑落語会 四季 春part 3

・立川談笑web
・JTアートホールアフィニス
<番組>
・「薄型TV算」(壷算 改)
・「長屋の花見」(ゲスト:三遊亭白鳥
・「愛宕山」
最初の「薄型TV算」は談笑落語の代表作とも言えるそうで、例の本にも昔の型が載ってましたが、今回はさらに洗練されて「笑い易く」なっていたように思います。

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次に出て来たゲストの白鳥さんって初めて聴いたけど、派手な着物で登場してこれまた大胆なブラックジョークみたいな改作での「長屋の花見」、主人公は売れない落語家で、舞台は現代の貧乏アパートで、隣人は近隣アジア諸国の人々と趣向は談笑落語に通じるところの「異文化交流の陥穽」ってトコもあるのですけど、、、まぁ北●鮮ネタです(笑)。かなり単純に笑えたけど、楽屋落ちの部分は半分ぐらいかなぁ。。。御本人も自身のHP(ブログじゃなくて手動更新の日記だ。懐かしいね昔は自分もやってた)に書かれてますが。
昨日は談笑の会のゲストに虎ノ門のJTホールへ。「まあ、談笑の会だからマニアな客だろう。企画はかみさんかな?」と甘く考え半ズボンで行くと、なんとリッチな会場に企画はサンケイリビング。そしてJTの大変偉い方が「このホールで落語会をやりたい」と企画されたそうです。そして白羽の矢がたったのが談笑・・・・只者ではないですね、このお方は。だから打ち上げはタクシーで新橋の高そうなお店へ。なんと日本酒が有名なお店で地元の俺でさえ見た事も無い「雪中梅ビンテージ」なる古酒や鶴齢大吟醸珍しい酒がずらり。恐れ入りました。しくじらないように終電間際に帰りましたとさ。談笑の会のお客は確かにマニアも多かったけど、普通の人も多くて、俺の「長屋の花見」は不思議な雰囲気で終わりました。うーん、ダライラマ3世に似ている川柳川柳は顔知らなきゃ笑えないよね。考えます。
三遊亭白鳥公式ホームページ 第334回(09/5/30更新)部分より
三平ネタは笑えたけどね。「みんな考えることは一緒だな」って(笑)。
最後のトリは上方落語で馴染んだ「愛宕山」、江戸落語の型で聴くのは初めて・・・が談笑落語ってのは問題があるかもと思いますが(笑)・・・参考リンクを取らせて貰ってる落語のあらすじ 千字寄席 : 愛宕山(あたごやま)で読む限りでは、オーソドックスな型では上方落語も江戸落語も大差は無いね。噺の運びが違うだけでサゲは一緒。
で、この談笑版「愛宕山」、噺の運びはスピーディになり談笑らしさもあり、そしてサゲはさらに一捻り。上手さを十分に感じさせる出来。
でもなぁ。。。サゲは古典の「あっ、忘れてきた」の方がインパクト強いような気がします。笑って終われる。
談笑版は「あ、やっぱりね」って感じだもの。思うに旦那のキャラ付けがあまり洒落者に映ってないからなんだけど、まぁ関西人の自分から見ると江戸っ子の粋って少々嫌味や気障に見える部分も有るからそのせいかもね。
でもまぁ古典の型を大きく崩すのではない改作への試み、なかなか面白い噺でした。
(このJ亭 立川談笑落語会 四季、1席ごとに落語の蔵どっとこむでDL販売されてるって配られたチラシには書いてあったけど、検索掛けても出てこないね、「立川談笑」自体が検索0件(笑))
今回で「春の会」は終わって来月からは「夏の会」、既に売り切れですが、1回目と3回目は行きます。エログロに走らないで頑張って欲しいです。エログロは生理的に訴えかけるパワーもあるけど、ある意味「それだけ」だと思うからあんまり見たくないので。
そして夏席の3回目、8月は談志師匠登場。どうなるか、というか「どう出るか」(笑)今から楽しみ。

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ruminn_master at 2009年05月29日 21:39 【楽】J亭 立川談笑落語会 四季 春part 3│コメント(0)│トラックバック(0)
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