2009年09月18日
【観】田舎の原風景と那珂川の鮎三昧(エピナール那須OPネイチャーツアー)
ホテル エピナール那須の数あるオプショナルツアーの中には「ネイチャーツアー」というカテゴリーのものがあります。
爽やかな秋の晴天で、稲穂もすっかり実る時期。
このネイチャーツアーはホテルからバスで出かけて戻ってくるミニツアー、チェックアウトから送迎バスの発時間までの隙間を有意義に埋めてくれる格安でちょっと他では味わえない、那須高原の地の利を活かしたイベントといったところ。
ホテル名の「エピナール那須」の「エピナール」=ホウレン草(仏)→ポパイとの連想ゲームから、このネイチャーツアーの企画・運営は「オリーブ」と銘打たれたプロジェクトチームがホテルの各部署から集められて任されているそう。
ユニークなこと考えるには知恵を集めないとね。
牧場散策して乳搾りをしてその牛乳でバターを作るとかなかなか面白いものも多く、また例えば紅葉鑑賞ツアーなどは1年も前から予約の入るような人気のものらしい。
またハイキングなどは各所でプロのネイチャーガイドを勤めてきた「すーさん」っていう方が付いてくれるそうで、この人はフジテレビが昔やってた旅番組「晴れたらイイネ」にも何度も登場していた有名人だそうですが、今は普段このホテルの陶芸体験教室で指導をされたりしているとのことで人材が集まっているのはホテルに活気のある証拠ですな。
今のこの時期は皇室映像などでもよく見掛ける景色の【沼原湿原散策ツアー】と、落ち鮎ランチが目玉の【田舎の原風景と那珂川の鮎三昧】などが催行。
自分は色気より食い気なので(笑)、鮎三昧に参加しました。
【田舎の原風景と那珂川の鮎三昧】
タイトルの「田舎の原風景」ってのは昔ながらの農村風景程度の意味合いのようで、この界隈の史跡の周囲は比較的「昔ながら」という感じだということかな。
たしかに稲穂も実るこの時期の田園風景は独特の郷愁を誘う感じです。
稲穂に蜻蛉に彼岸花に秋桜。
季節はすっかり秋めいてます。
遊行柳
芭蕉が「奥の細道」で
♪♪♪「田一枚植て立去る柳かな」
と詠んだあの柳ですが、歴史はもっと遡るそうな。
(参考:遊行柳について)
田圃の中にポツンと、でもそこそこ立派に柳の木立。
芭蕉の句碑が有りますし、西行の、謡曲の、と、解説の立て看板も一杯あるけど、こりゃ基礎教養の必要な史跡ですな。
樹木として、景観として見る限りでは、背後の森を形成する神社にある大銀杏の巨木が立派でした。
「上の宮の銀杏」として町指定の天然記念物だそうな。
巨樹、古木って好きです。
白河関跡
・白河の関 - Wikipedia
入り口のボランティアガイドのオジサンに説明を受けて中に入りましたが、「関」と言っても江戸時代の通行手形の世界ではなくて、もっと古い遠く5世紀とかのもの。
要は門番が居て不審者を見張る場所、蝦夷から大和への進入を防ぐ目的の監視塔みたいなものか。
昔の街道沿いにあったらしい古い社と、土塁・空堀跡が公園を形作っているばかりですが、古木で鬱蒼とした森は何となく厳かで、華やかさこそ無いけど理屈抜きの歴史の重みとでも言うのか、何となくですが気持ちは不思議と落ち着きますな。
道の駅 東山道伊王野
トイレ休憩とお土産購入場所という感じで道の駅への立ち寄り。
道の駅というのも最近では各地の特色が強く出ていて、ここはデカイ粉挽き水車が備え付けられていることが示すように蕎麦の名店らしい。
昼食前なのでさすがに蕎麦は食えないけど、自分で蕎麦は打つので蕎麦粉を少々仕入れたのと、あと「蕎麦ソフトクリーム」が有ったので食べてみました。
なかなか蕎麦の香りが華やかに感じられて、甘さも控えめで美味しい方かと。
(今までで抜群にハズレだったのは北海道で食った「ナマコアイス」だったな。。。)
この後、余一やなで鮎尽くし昼食ですが、それは別記事にて。
ちなみにこの「余一」ってのは当地出身で有名な那須与一が本当は「与一」ではなくて11番目の子だからこその「余一」というネーミングだそうです。
あっちでも書いたけど、この鮎尽くし昼食はかなりの満足感でした。
朝の9時にホテルを出発したこのツアー、昼の1時過ぎにホテルに戻りましたから、たった4時間ほどではありましたが結構充実していました。
これがたった500円(+食事代1050円)ってのは完全にホテルのサービスですな。
季節ごとに色々面白そうです。
爽やかな秋の晴天で、稲穂もすっかり実る時期。
このネイチャーツアーはホテルからバスで出かけて戻ってくるミニツアー、チェックアウトから送迎バスの発時間までの隙間を有意義に埋めてくれる格安でちょっと他では味わえない、那須高原の地の利を活かしたイベントといったところ。
ホテル名の「エピナール那須」の「エピナール」=ホウレン草(仏)→ポパイとの連想ゲームから、このネイチャーツアーの企画・運営は「オリーブ」と銘打たれたプロジェクトチームがホテルの各部署から集められて任されているそう。
ユニークなこと考えるには知恵を集めないとね。
牧場散策して乳搾りをしてその牛乳でバターを作るとかなかなか面白いものも多く、また例えば紅葉鑑賞ツアーなどは1年も前から予約の入るような人気のものらしい。
またハイキングなどは各所でプロのネイチャーガイドを勤めてきた「すーさん」っていう方が付いてくれるそうで、この人はフジテレビが昔やってた旅番組「晴れたらイイネ」にも何度も登場していた有名人だそうですが、今は普段このホテルの陶芸体験教室で指導をされたりしているとのことで人材が集まっているのはホテルに活気のある証拠ですな。
今のこの時期は皇室映像などでもよく見掛ける景色の【沼原湿原散策ツアー】と、落ち鮎ランチが目玉の【田舎の原風景と那珂川の鮎三昧】などが催行。
自分は色気より食い気なので(笑)、鮎三昧に参加しました。
【田舎の原風景と那珂川の鮎三昧】
那須町芦野の「遊行柳」、福島県「白河の関」と俳人松尾芭蕉の足取りを辿りながら奥の細道と那須の歴史に触れる。「余一やな」では鮎づくしの定食をお召し上がりいただきます。
◆開催日:09年9月1日〜10月9日◆定員:30名◆参加費:500円/別途昼食代1,050円(昼食付)(昼食付)
タイトルの「田舎の原風景」ってのは昔ながらの農村風景程度の意味合いのようで、この界隈の史跡の周囲は比較的「昔ながら」という感じだということかな。
たしかに稲穂も実るこの時期の田園風景は独特の郷愁を誘う感じです。
稲穂に蜻蛉に彼岸花に秋桜。
季節はすっかり秋めいてます。
遊行柳
芭蕉が「奥の細道」で
♪♪♪「田一枚植て立去る柳かな」
と詠んだあの柳ですが、歴史はもっと遡るそうな。
(参考:遊行柳について)
田圃の中にポツンと、でもそこそこ立派に柳の木立。
芭蕉の句碑が有りますし、西行の、謡曲の、と、解説の立て看板も一杯あるけど、こりゃ基礎教養の必要な史跡ですな。
樹木として、景観として見る限りでは、背後の森を形成する神社にある大銀杏の巨木が立派でした。
「上の宮の銀杏」として町指定の天然記念物だそうな。
巨樹、古木って好きです。
白河関跡
・白河の関 - Wikipedia
入り口のボランティアガイドのオジサンに説明を受けて中に入りましたが、「関」と言っても江戸時代の通行手形の世界ではなくて、もっと古い遠く5世紀とかのもの。
要は門番が居て不審者を見張る場所、蝦夷から大和への進入を防ぐ目的の監視塔みたいなものか。
昔の街道沿いにあったらしい古い社と、土塁・空堀跡が公園を形作っているばかりですが、古木で鬱蒼とした森は何となく厳かで、華やかさこそ無いけど理屈抜きの歴史の重みとでも言うのか、何となくですが気持ちは不思議と落ち着きますな。
道の駅 東山道伊王野
トイレ休憩とお土産購入場所という感じで道の駅への立ち寄り。
道の駅というのも最近では各地の特色が強く出ていて、ここはデカイ粉挽き水車が備え付けられていることが示すように蕎麦の名店らしい。
昼食前なのでさすがに蕎麦は食えないけど、自分で蕎麦は打つので蕎麦粉を少々仕入れたのと、あと「蕎麦ソフトクリーム」が有ったので食べてみました。
なかなか蕎麦の香りが華やかに感じられて、甘さも控えめで美味しい方かと。
(今までで抜群にハズレだったのは北海道で食った「ナマコアイス」だったな。。。)
この後、余一やなで鮎尽くし昼食ですが、それは別記事にて。
ちなみにこの「余一」ってのは当地出身で有名な那須与一が本当は「与一」ではなくて11番目の子だからこその「余一」というネーミングだそうです。
あっちでも書いたけど、この鮎尽くし昼食はかなりの満足感でした。
朝の9時にホテルを出発したこのツアー、昼の1時過ぎにホテルに戻りましたから、たった4時間ほどではありましたが結構充実していました。
これがたった500円(+食事代1050円)ってのは完全にホテルのサービスですな。
季節ごとに色々面白そうです。
☆ホテル エピナール那須 体験モニター☆
ruminn_master at 2009年09月18日 09:00 【観】田舎の原風景と那珂川の鮎三昧(エピナール那須OPネイチャーツアー)│コメント(0)│トラックバック(0)
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