2009年10月24日

【食】奥尻の夕食その1(アワビとウニと) 4

ツアーの宿、奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館の1泊目の夕食はアワビがウリ。
取れたての新鮮なアワビを豪快に地獄焼きで!

アワビ本来の甘みやうまみ、かすかに感じる肝のほろ苦さをご堪能下さい!

がツアーパンフの売り文句でした。

さて

奥尻緑館夕食1日目01

固形燃料コンロが各自に2台、そのうちの1つが「アワビの地獄焼き」、まぁ日本のアチコチでよく見る「目の前で生きたまま焼く」奴です。

一般的には残酷焼って呼称の方が多いかな?

アワビを〆てから焼いたりする人は居ませんので(笑)、普通の焼アワビだって「見てないだけ」ではありますけど(笑)。

奥尻緑館夕食1日目02

焼け過ぎると硬くなって美味しくないので、仲居さんが頃合いで火から下ろしてくれます。

奥尻緑館夕食1日目07

蝦夷アワビはあまり大きくないけど(出荷限界は6.5cm以上)、肉厚で柔らか目、何の文句もなく美味しいですな。

夕食は他にも色々。

奥尻緑館夕食1日目03a

揚げ物はメバルの仲間らしい。
 団体旅行の難点として、こういうのはどうしても冷めてるのでまぁまぁかな。

刺身は真イカ刺し、サーモン刺し、甘エビ刺し、水タコ刺し、でもってやっぱり

奥尻緑館夕食1日目03b

蝦夷アワビ

焼いた方が味は良いけど、刺身は透明感のある香りと、外側のコリッとした硬さの奥の、プリッとした弾力のある歯応えが魅力です。

奥尻緑館夕食1日目05a

奥が南瓜とボタンエビの炊き合わせ、手前が先付みたいなもので、
緋イカに井貝の甘露煮、ツブ貝の醤油煮ってトコロ。

奥尻緑館夕食1日目04a

手前の漬け物(小茄子と大根)と奥のデザートを除くと、写ってるのはウニ料理。
 ウニ豆腐と塩ウニ。

奥尻島のウニ(北ムラサキウニ)漁期は旧盆前の1ヶ月程度なので、素材は塩漬けの冷凍となりますが、形を維持するために皮膜を固めるミョウバンや保存性を上げるアルコールを潜らせてないので、甘みも旨味も自然なままに残っています。

奥尻の一番のウリはこの北ムラサキウニだそうで、島のシンボルも「うにまる」である。

年間1ヶ月ぐらいしか取れたてを食えないモノを名物にするというのも難しいだろうね。。。

とりあえずウニとアワビは潤沢に使われています。

もう1つの卓上コンロはウニ鍋でした。

奥尻緑館夕食1日目06a
奥尻緑館夕食1日目06b

ウニって火を入れると風味だけで味は軽くなっちゃうけどね。

あ、それと、この島で嫌と言うほど食わされる(笑)のが、奥尻島が元祖、発祥と言われる三平汁です。

奥尻緑館夕食1日目08a

この時期はホッケだそうだけど、ニシンでも鱈でも何でもコダワリはないらしい。

塩漬けかと思ったけど、「糠ぼっけ」だそう。島内アチコチで売ってました。

要は発酵保存にした魚の旨味と塩分で野菜を炊いた澄まし汁ですな。

それなりに美味いけど、この2泊3日で飽きました(笑)。

少しずつ違うけどさ。

ruminn_master at 2009年10月24日 21:11 【食】奥尻の夕食その1(アワビとウニと)コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


旅(北海道) | お寿司・お魚・和食あれこれ

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