2010年02月01日
【映】アバターIMAX3D吹替版
いやぁ面白い映像体験でした。話題のアバター。
・映画「アバター」オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
映画としてはSF映画×戦争映画ぐらいの中身なのでその手の映画が苦手な人には勧められないかな。
だけど、シナリオの隠れた柱は恋愛モノ、それも最近のハリウッド映画で好まれる「愛は勝つ」パターンでもあるから女性客も惹き込めてるんでしょう。
男目線としても、異形の異星人の女性が、初めは違和感あるんだけどだんだん可愛く見えてくるから不思議(笑)。
個人的に言えば「無邪気・素直・健気」が理想像と嘯いて●十年(笑)、自然と共に生きる異星人というキャラでたしかにピュアだし、ああいうスパルタンな体型の女性も、目の離れてるのもたしかに好みですが(笑)、、、青くて尻尾有るんだもん。。
まぁ異形の登場キャラの多さはハリポタやスターウォーズに負けてませんが、それはだんだん慣れてきますし、映像が派手なだけの映画では有りません。
映像自体は3Dを活かす構図ばかりなので2Dで見ると結構前景がウルサかったりするんだろうなぁ。
もちろん3D版を選びましたが、字幕も3Dになるから字幕版は見にくいと聞いていたので朝イチ興業1回しか無い吹き替え版を選択。
昨年6月のIMAXオープニング試写会イベントに招かれた映画館、109シネマズ川崎の7番館での3D吹替版。
あの試写会では色んな予告編だけ集めて少し3D体験させてもらっただけで試写会そのものは2次元、IMAXの迫力体験だけだったけれど、それでも壁面一杯の大画面に2台の映写機から投影して高輝度、しかもデジタルマスターで高画質、それに見合った高音質、あのクオリティを知っていたから、「新しい映像体験」がウリのアバターはあの映画館以外は考えられないと思って少し遠出した次第。
もっとも普通の映画なら1000円で見れる日ににあえて2200円。
万が一ハズレでも「映画の日(映画ファン感謝デー)」だから抑えが1000円になるかとか(笑)、あと1000円の方に流れて少しは空いてるかなとか(笑)そんな考えです。
一昨日に109シネマズ川崎のオンライン予約をやったのですが、センターブロックは売り切れ。両脇か最前部あるいは最後部のブロックのみ。
どんな映画でもサイドよりセンターの方が見やすいのは当然ですが、昨夏の試写会の経験から3Dでは奥行きの感じ方が変わるのでできればセンター、スクリーンとの距離感は記憶していたので前の方でも大丈夫だろうと。
つまりこの範囲を狙って何とか最前部ブロックの後ろの方に。
最前部ブロックは視界を全てスクリーンが埋めてくれるので予想以上に3D画面に没入できて良かったと思います。
ただ「吹き替え版」でも異星人同士の会話は字幕が入るのですが、それはやっぱり右端の方に浮き上がってるので読み取り難いのは否定しがたい。字幕版だと最前部ブロックはツライでしょうね。
(写真はどうやら3Dゴーグルを掛けて置けるためのフックだと想像。そんな説明無いのでカバン掛けてもいいんですけど(笑))
でも遠出した甲斐はあった気がします。
ここから映画の内容に深入り(ネタバレ注意)。
シナリオを深読みすると、日本人に馴染みの「風の谷のナウシカ」臭い(笑)(←だって「ガンシップ」とか出てくるし、機械の国の男と自然の申し子の女の子の恋愛とか、その他、触手みたいなのも鍵で虫と樹木を置き換えただけに思えるし、とかモロに影響を感じる)、そんでもって「気」=「フォース」みたいなものでみんな繋がってるんだみたいな世界観はスターウォーズのおかげで西洋人のみならず現代人には馴染みになってる、という感じで、大ヒットの素地を忠実になぞってるように思います。
ハリウッド黄金パターンの「やっぱり愛は勝つ」は愛のチカラで戦いに勝利する、不幸も乗り越えるんですが、それはメインのカップルだけハッピーで恋敵はほぼ全滅する(笑)んで「ハッピーエンド」ってのには「おぃ!」って気分も残ります(笑)。これは本作に限らずいつもだけどね(笑)。
身体障碍者が異星で新たな身体を得るというハナシは1960年代の大ヒットTV映画「宇宙大作戦」(スタートレックの1st)のパイロットフィルム「タロス星の幻怪人」を思わせます。
ホント「3D」映像の凄さばかりが喧伝されてる感じですが、シナリオも美術も音楽も全てが緻密に構成されてツボを突いてきます。よくできた娯楽大作だと思う。
今回、映画の日だから他の映画のハシゴも考えたけど、この「アバター」の後だと見劣りするのは明らかなのでパスしました。
一昨日「おとうと」を見たので、もうあまり見たい映画も無かったしね。
同じように疑似ボディでの仮想現実との往来で「サロゲート」も抑えに考えたけど、まぁサイバーパンクも飽きてきたかな。「アバター」が気に入らなかったら見に行ってかもね。
「オーシャンズ」は予告編を見た限りじゃ興味が有ったんだけど、よくよく調べると海の生き物の生態をダイナミックに写した映像美は前半だけで、後半は「反捕鯨」系統のメッセージ色の強い映画だとかいうのが判明して一気に見る気が失せました。アンチ「反捕鯨」の私。
「ゴールデンスランバー」は興味有ったんだけど、最近親と邦画を見に行くことが増えたのでしばらく邦画はいいかなという気分も有り、ビデオでいいかなというのもあり。
結局、「アバター」が十分に満足できる映画だったので、ハシゴはしませんでした。
「アバター」は初めて見るのにビデオじゃ面白くないしね。見て良かったです。
アバター 公式完全ガイド
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・映画「アバター」オフィシャルサイト(日本)
・アメリカのオフィシャルサイト
映画としてはSF映画×戦争映画ぐらいの中身なのでその手の映画が苦手な人には勧められないかな。
だけど、シナリオの隠れた柱は恋愛モノ、それも最近のハリウッド映画で好まれる「愛は勝つ」パターンでもあるから女性客も惹き込めてるんでしょう。
男目線としても、異形の異星人の女性が、初めは違和感あるんだけどだんだん可愛く見えてくるから不思議(笑)。
個人的に言えば「無邪気・素直・健気」が理想像と嘯いて●十年(笑)、自然と共に生きる異星人というキャラでたしかにピュアだし、ああいうスパルタンな体型の女性も、目の離れてるのもたしかに好みですが(笑)、、、青くて尻尾有るんだもん。。
まぁ異形の登場キャラの多さはハリポタやスターウォーズに負けてませんが、それはだんだん慣れてきますし、映像が派手なだけの映画では有りません。
映像自体は3Dを活かす構図ばかりなので2Dで見ると結構前景がウルサかったりするんだろうなぁ。
もちろん3D版を選びましたが、字幕も3Dになるから字幕版は見にくいと聞いていたので朝イチ興業1回しか無い吹き替え版を選択。
昨年6月のIMAXオープニング試写会イベントに招かれた映画館、109シネマズ川崎の7番館での3D吹替版。
あの試写会では色んな予告編だけ集めて少し3D体験させてもらっただけで試写会そのものは2次元、IMAXの迫力体験だけだったけれど、それでも壁面一杯の大画面に2台の映写機から投影して高輝度、しかもデジタルマスターで高画質、それに見合った高音質、あのクオリティを知っていたから、「新しい映像体験」がウリのアバターはあの映画館以外は考えられないと思って少し遠出した次第。
もっとも普通の映画なら1000円で見れる日ににあえて2200円。
万が一ハズレでも「映画の日(映画ファン感謝デー)」だから抑えが1000円になるかとか(笑)、あと1000円の方に流れて少しは空いてるかなとか(笑)そんな考えです。
一昨日に109シネマズ川崎のオンライン予約をやったのですが、センターブロックは売り切れ。両脇か最前部あるいは最後部のブロックのみ。
どんな映画でもサイドよりセンターの方が見やすいのは当然ですが、昨夏の試写会の経験から3Dでは奥行きの感じ方が変わるのでできればセンター、スクリーンとの距離感は記憶していたので前の方でも大丈夫だろうと。
つまりこの範囲を狙って何とか最前部ブロックの後ろの方に。
最前部ブロックは視界を全てスクリーンが埋めてくれるので予想以上に3D画面に没入できて良かったと思います。
ただ「吹き替え版」でも異星人同士の会話は字幕が入るのですが、それはやっぱり右端の方に浮き上がってるので読み取り難いのは否定しがたい。字幕版だと最前部ブロックはツライでしょうね。
(写真はどうやら3Dゴーグルを掛けて置けるためのフックだと想像。そんな説明無いのでカバン掛けてもいいんですけど(笑))
でも遠出した甲斐はあった気がします。
ここから映画の内容に深入り(ネタバレ注意)。
シナリオを深読みすると、日本人に馴染みの「風の谷のナウシカ」臭い(笑)(←だって「ガンシップ」とか出てくるし、機械の国の男と自然の申し子の女の子の恋愛とか、その他、触手みたいなのも鍵で虫と樹木を置き換えただけに思えるし、とかモロに影響を感じる)、そんでもって「気」=「フォース」みたいなものでみんな繋がってるんだみたいな世界観はスターウォーズのおかげで西洋人のみならず現代人には馴染みになってる、という感じで、大ヒットの素地を忠実になぞってるように思います。
ハリウッド黄金パターンの「やっぱり愛は勝つ」は愛のチカラで戦いに勝利する、不幸も乗り越えるんですが、それはメインのカップルだけハッピーで恋敵はほぼ全滅する(笑)んで「ハッピーエンド」ってのには「おぃ!」って気分も残ります(笑)。これは本作に限らずいつもだけどね(笑)。
身体障碍者が異星で新たな身体を得るというハナシは1960年代の大ヒットTV映画「宇宙大作戦」(スタートレックの1st)のパイロットフィルム「タロス星の幻怪人」を思わせます。
ホント「3D」映像の凄さばかりが喧伝されてる感じですが、シナリオも美術も音楽も全てが緻密に構成されてツボを突いてきます。よくできた娯楽大作だと思う。
今回、映画の日だから他の映画のハシゴも考えたけど、この「アバター」の後だと見劣りするのは明らかなのでパスしました。
一昨日「おとうと」を見たので、もうあまり見たい映画も無かったしね。
同じように疑似ボディでの仮想現実との往来で「サロゲート」も抑えに考えたけど、まぁサイバーパンクも飽きてきたかな。「アバター」が気に入らなかったら見に行ってかもね。
「オーシャンズ」は予告編を見た限りじゃ興味が有ったんだけど、よくよく調べると海の生き物の生態をダイナミックに写した映像美は前半だけで、後半は「反捕鯨」系統のメッセージ色の強い映画だとかいうのが判明して一気に見る気が失せました。アンチ「反捕鯨」の私。
「ゴールデンスランバー」は興味有ったんだけど、最近親と邦画を見に行くことが増えたのでしばらく邦画はいいかなという気分も有り、ビデオでいいかなというのもあり。
結局、「アバター」が十分に満足できる映画だったので、ハシゴはしませんでした。
「アバター」は初めて見るのにビデオじゃ面白くないしね。見て良かったです。
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