2017年08月04日

【本】かけ算には順序があるのか(高橋誠/岩波科学ライブラリー)

練馬区の図書館より。面白かったよ。




<目次>
第1章 4×6と6×4は違うのか
第2章 九九の来た道
第3章 なぜ2時から5時までは3時間で、2日から5日までは4日間なのか
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最近「掛け算で答えが合ってるのに、式に×が付いた」みたいな話題があったので、図書館で目に留まった本。

かけ算の順序問題-wikipedia-
掛け算の順序は強制されるべきかもしれない
個別指導学習塾 早英ゼミナール「かけ算の式の順序」
StatsBeginner: 初学者の統計学習ノート
『掛け算順序問題』って高校でもあるよね。この問題について思うこと。

結構古くからあるハナシなんだねぇ。

九九が乗法口訣とか言うのも面白かったけど、平安時代から教養扱いになってたり、秘伝扱いだったのが世の中の商業中心主義に乗って「覚えやすい」型になっていったり。

この本のタイトル自体は、要はリアルな世界と縁があるままの算数なのか、抽象的な数学なのか、どっちが本質か、みたいなもので、「わかってしまえばどうでもいいハナシ」。

でも知的好奇心の冒険としては満足のいく一冊。

ruminn_master at 2017年08月04日 10:20 【本】かけ算には順序があるのか(高橋誠/岩波科学ライブラリー)コメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


知的好奇心 | 本のハナシ

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