2018年12月05日

【映】ボヘミアン・ラプソディ

こりゃ見なきゃイカンでしょう!って世代で育ちなので、クイーンの歴史が土台の本作。

ボヘミアン・ラプソディ





見たのはいつもの豊島園のユナイテッドシネマのIMAX。

ボヘミアンラプソディ00


敬意も憧憬も無いディスプレイだなぁ(笑)。

日本公式HP
本社公式HP(アメリカ)

いい映画。熱い奴好きね。友情物語とか大好きね。

この映画2時間半の長丁場なんだけど、ほぼ長さを感じず、どんどん盛り上がっていくような音楽クリップのようなつくり。

ストーリーの重要な要素である異性同性含めたラブストーリー部分も無駄な描写は無く、ひたすらにテンポ良く、ライブエイドの盛り上がりに運んでいく。

男同士の揉め事もあれば、パートナーの取り合いもあって、修羅場でもおかしくないのに暴力シーンなど皆無。

実は、ドヤ顔ゲイ系のフレディ(本物)のパフォーマンスは昔から苦手な反面、楽曲の完成度は好き。
そのギャップがどこから来るのか、ある意味それを解き明かしてくれたような気持ちいい作品。

泣けるというより、気づいたら熱い涙が滲むような。

もともと斜に構える奴とか嫌いな性分なんだけど、思えば、この映画、悪気のある奴はほとんど居ない。愛ゆえのワガママや独占欲程度がときどき、親父の頑固とかその程度。なんだかんだで登場人物がみんな結構それぞれにテンション高い。

クイーンの曲はなんだかんだで中学高校の頃の記憶に染みこんでるから、馴染めるのもあるけど、たぶん数曲しか知らなくても曲自体いいので、シナリオとあいまって楽しめるんじゃないかな。

脚色を最低限にした実話ベースなので「物語」としては、波風が少ないのかも知れない。そこを結局、クイーンの曲、歌詞、でもってフレディ・マーキュリーの生き様みたいなものが埋めるというか昇華させてる。

主役よりバンドメンバーの表情とかそんなところにジンと来ましたな。

何度も見たくなる気持ちも分かる。

是非オススメです。

映画としての造りがとにもかくにも上出来。








ruminn_master at 2018年12月05日 21:00 【映】ボヘミアン・ラプソディコメント(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加


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